「チョン(チヂミ/전)」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
1行目: | 1行目: | ||
{{Notice}} | {{Notice}} | ||
[[ファイル:22122503.JPG|thumb|400px|モドゥムジョン]] | [[ファイル:22122503.JPG|thumb|400px|モドゥムジョン]] | ||
− | '''チョン'''([[전]])は、チヂミ。チョン([[전]])は、漢字で「煎」と書いて、野菜、魚介、肉などに、小麦粉や溶き卵の衣をつけて鉄板で焼いたものを表す。プチムゲ([[부침개]])、チョニュオ(煎油魚、[[전유어]])、チョニャ([[저냐]])とも呼ばれる。日本ではチヂミ([[지짐이]])と呼ばれることが多いが、韓国ではチョン、またはプチムゲのほうを使うことが多い。前につく食材名によってはジョンと発音されることも多い。お好み焼き状に平たく焼く場合と、食材をひと口大に切ってピカタ風に焼く場合に分かれる。代表的な食材としては、葉ネギ、ジャガイモ、カボチャの未熟果(ズッキーニの品種違い、[[애호박]])、青唐辛子、エゴマの葉、緑豆、シイタケ、白身魚、牡蠣、海藻、ひき肉、牛肉、豆腐、キムチなどがあげられる。中でも[[パジョン(ネギのチヂミ/파전)]]や、[[カムジャジョン(ジャガイモのチヂミ/감자전)]]、[[キムチジョン(キムチ入りのチヂミ/김치전)]]などは定番である。家庭料理として作られるほか、居酒屋、民俗酒場では定番のメニューであり、特にマッコリ([[막걸리]])との相性がよいとされる。いくつかのチョンを盛り合わせた、[[モドゥムジョン(チヂミ盛り合わせ/모듬전)]]がメニューに並ぶことも多い。 | + | '''チョン'''([[전]])は、チヂミ。チョン([[전]])は、漢字で「煎」と書いて、野菜、魚介、肉などに、小麦粉や溶き卵の衣をつけて鉄板で焼いたものを表す。プチムゲ([[부침개]])、チョニュオ(煎油魚、[[전유어]])、チョニャ([[저냐]])とも呼ばれる。日本ではチヂミ([[지짐이]])と呼ばれることが多いが、韓国ではチョン、またはプチムゲのほうを使うことが多い。前につく食材名によってはジョンと発音されることも多い。お好み焼き状に平たく焼く場合と、食材をひと口大に切ってピカタ風に焼く場合に分かれる。代表的な食材としては、葉ネギ、ジャガイモ、カボチャの未熟果(ズッキーニの品種違い、[[애호박]])、青唐辛子、エゴマの葉、緑豆、シイタケ、白身魚、牡蠣、海藻、ひき肉、牛肉、豆腐、キムチなどがあげられる。中でも[[パジョン(ネギのチヂミ/파전)]]や、[[カムジャジョン(ジャガイモのチヂミ/감자전)]]、[[キムチジョン(キムチ入りのチヂミ/김치전)]]などは定番である。家庭料理として作られるほか、居酒屋、民俗酒場では定番のメニューであり、特にマッコリ([[막걸리]])との相性がよいとされる。いくつかのチョンを盛り合わせた、[[モドゥムジョン(チヂミ盛り合わせ/모듬전)|モドゥムジョン]]がメニューに並ぶことも多い。 |
== 脚注 == | == 脚注 == |
2022年12月26日 (月) 04:47時点における版
この記事はウィキペディアではありません。「韓食ペディア」はコリアン・フード・コラムニストの八田靖史が作る、韓国料理をより深く味わうためのWEB百科事典です。以下の内容は八田靖史の独自研究を含んでいます。掲載されている情報によって被った損害、損失に対して一切の責任を負いません。また、内容は随時修正されます。 |
チョン(전)は、チヂミ。チョン(전)は、漢字で「煎」と書いて、野菜、魚介、肉などに、小麦粉や溶き卵の衣をつけて鉄板で焼いたものを表す。プチムゲ(부침개)、チョニュオ(煎油魚、전유어)、チョニャ(저냐)とも呼ばれる。日本ではチヂミ(지짐이)と呼ばれることが多いが、韓国ではチョン、またはプチムゲのほうを使うことが多い。前につく食材名によってはジョンと発音されることも多い。お好み焼き状に平たく焼く場合と、食材をひと口大に切ってピカタ風に焼く場合に分かれる。代表的な食材としては、葉ネギ、ジャガイモ、カボチャの未熟果(ズッキーニの品種違い、애호박)、青唐辛子、エゴマの葉、緑豆、シイタケ、白身魚、牡蠣、海藻、ひき肉、牛肉、豆腐、キムチなどがあげられる。中でもパジョン(ネギのチヂミ/파전)や、カムジャジョン(ジャガイモのチヂミ/감자전)、キムチジョン(キムチ入りのチヂミ/김치전)などは定番である。家庭料理として作られるほか、居酒屋、民俗酒場では定番のメニューであり、特にマッコリ(막걸리)との相性がよいとされる。いくつかのチョンを盛り合わせた、モドゥムジョンがメニューに並ぶことも多い。
脚注
外部リンク
- 制作者関連サイト
- 韓食生活(韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト)
- 八田靖史プロフィール(八田靖史のプロフィール)