チュモッパプ(おにぎり/주먹밥)

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チュモッパプ

チュモッパプ주먹밥)は、おにぎり。

概要

チュモッパプのチュモッ(=チュモク、주먹)はげんこつ、パプ()はごはん。げんこつのように丸くまるめたごはんを意味する。日本語では「チュモッパ」と表記されることもある。ごはんに、ふりかけ、刻み海苔、細く千切りにしたたくあん、ゴマなどを混ぜ込み丸くまるめて作る。近年は居酒屋、ラミョン(ラーメン/라면)などを扱う軽食店において、客が自ら使い捨ての手袋をしてチュモッパプを作るスタイルのメニューもある。三角形に作ったおにぎりはサムガッキムパプ(おにぎり/삼각김밥)と呼ばれる。

地域

  • 光州市
5.18民主化運動記録館
光州市では、1980年の「5.18民主化運動(5.18민두화운동)」において、多くの市民らが戒厳軍の弾圧に対して蜂起し民主化を求めた。このときこのとき立ち上がった市民らに、各地でチュモッパプや飲み物が差し入れられたことから、光州市の共同体精神を象徴する料理として地域の代表的な料理として掲げる動きがある。[1]

脚注

  1. 공동체 정신 상징 ‘5·18 주먹밥’ 광주 대표음식으로 만든다 、京郷新聞(2019年2月21日付記事)、2024年7月8日閲覧

外部リンク

制作者関連サイト

関連項目