ソンオフェ(マスの刺身/송어회)
2024年7月15日 (月) 12:38時点におけるHatta (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「{{Notice}} thumb|400px|ソンオフェ '''ソンオフェ'''(송어회)は、マスの刺身。 == 概要 == ソンオフェのソ…」)
この記事はウィキペディアではありません。「韓食ペディア」はコリアン・フード・コラムニストの八田靖史が作る、韓国料理をより深く味わうためのWEB百科事典です。以下の内容は八田靖史の独自研究を含んでいます。掲載されている情報によって被った損害、損失に対して一切の責任を負いません。また、内容は随時修正されます。 |
ソンオフェ(송어회)は、マスの刺身。
概要
ソンオフェのソンオ(송어)は漢字で「松魚」と書いてマスのこと。フェ(회)は刺身(「センソンフェ(刺身/생선회)」の項目も参照)。正確には養殖されたニジマス(サーモントラウト、무지개송어)を刺身にしている。ワサビ醤油や、チョゴチュジャン(唐辛子酢味噌、초고추장)につけて食べるほか、葉野菜に包んだり、生野菜のサラダに和えたりしても味わう。主に内陸部の川魚料理専門店で提供される。ソンオを用いた料理としては、ほかにソンオティギム(マスの唐揚げ、송어튀김)、ソンオメウンタン(マスの辛口鍋、송어매운탕)、ソンオフェドッパプ(マスの刺身丼、송어회덮밥)などがある。江原道平昌郡が産地として有名である。
- ニジマス養殖の歴史
- 韓国におけるニジマス養殖の歴史は1965年にさかのぼる。この年、1月3日にアメリカのカリフォルニア州から運ばれたニジマスの種卵、約1万個を江原道華川郡の養殖場に放流したのが始まりである。当初は技術や知識の不足もあってうまくゆかなかったが、1967年に平昌郡平昌邑上里の施設に移したところ、この地域は湧泉水が豊富で、適当な水温を維持できたため、立派に成長させることに成功した[1]。
- 全羅南道のソンオ
脚注
- ↑ “송어양식에 오롯이 반백년의 세월을 바쳤습니다” 、水産人新聞、2017年3月26日閲覧
外部リンク
- 制作者関連サイト
- 韓食生活(韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト)
- 八田靖史プロフィール(八田靖史のプロフィール)