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ピビムパプ(비빔밥)は、韓国式の混ぜごはん。
概要
ピビム(비빔)は混ぜるという単語の名詞形。パプ(밥)はごはんの意。日本ではビビンバと呼ばれることが多い。かつてはコルトンバン(骨董飯、골동반)とも呼ばれた。ごはんの上に牛肉や野菜などの具を載せ、コチュジャンをベースにした薬味ダレを全体に混ぜて食べる。具は店によって5~20種類ほどが盛り付けられ、炒めた牛肉、またはユッケ(牛刺身/육회)のほか、ワラビ、大豆モヤシ、ホウレンソウ、ニンジン、キキョウの根(도라지)などの野菜類、卵(目玉焼き、生の卵黄、薄焼き卵など)、シイタケなどのキノコ類、緑豆のでんぷんを寒天状に固めたチョンポムク(청포묵)など、よく用いられる材料だけでも多岐に渡る。家庭料理としても作られるほか、専門店も多く存在し、食堂や、フードコートなど幅広い飲食店でメニューに載る。アレンジの幅も広く、トルソッピビムパプ(石焼きビビンバ/돌솥비빔밥)、ユッケピビムパプ(牛刺身載せビビンバ/육회비빔밥)、サンチェピビムパプ(山菜ビビンバ/산채비빔밥)、テンジャンピビムパプ(味噌ビビンバ/된장비빔밥)、ケアルピビムパプ(カニ卵ビビンバ/게알비빔밥)などがある。
名称
ピビムパプは混ぜごはんのこと。ピビムは混ぜるという動詞の名詞形で、パプはごはんを意味する。かつてはコルドンバン(骨董飯、골동반)とも呼ばれた。日本語においては「ビビンバ」「ピビンバ」「ビビンパ」「ピビンパ」「ピビンパッ」「ビビンパッ」「ピビムパッ」「ビビムパッ」など多様な表記が混在している。本辞典ではピビムパプを用いる。
歴史
種類
ピビムパプには次のような種類がある。
- ケアルピビムパプ(게알비빔밥):カニの卵とご飯を混ぜた料理。
- トルソッピビムパプ(돌솥비빔밥):石焼きビビンバ。
- テンジャンピビムパプ(된장비빔밥):テンジャンチゲ(된장찌개)を麦飯にかけて食べるピビムパプ。
- サンチェピビムパプ(산채비빔밥):山菜を具にしたピビムパプ。
- ヤンプンピビムパプ(양푼비빔밥):調理器具のボール、またはそれに類する大きな器に盛り付けたピビムパプ。
- ユッケピビムパプ(육회비빔밥):ユッケ(牛刺身/육회)を載せたピビムパプ。
調理
地域
外部リンク
- 制作者関連サイト
- 韓食生活(韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト)
- 八田靖史プロフィール(八田靖史のプロフィール)