ユッケピビムパプ(牛刺身載せビビンバ/육회비빔밥)
ナビゲーションに移動
検索に移動
この記事はウィキペディアではありません。「韓食ペディア」はコリアン・フード・コラムニストの八田靖史が作る、韓国料理をより深く味わうためのWEB百科事典です。以下の内容は八田靖史の独自研究を含んでいます。掲載されている情報によって被った損害、損失に対して一切の責任を負いません。また、内容は随時修正されます。 |
ユッケピビムパプ(육회비빔밥)は、牛刺身載せビビンバ(ユッケビビンバ)。
概要
ユッケ(육회)は漢字で「肉膾」と書いて牛刺身のこと(「ユッケ(牛刺身/육회)」の項目も参照)。ピビム(비빔)は混ぜるという単語の名詞形。パプ(밥)はごはんの意(「ピビムパプ(ビビンバ/비빔밥)」の項目も参照)。ユッケ」を載せたピビムパプであり、日本では「ユッケビビンバ」と呼ばれることも多い。ピビムパプの専門店で提供されるほか、焼肉店のメニューにも並ぶ。慶尚南道晋州市の郷土料理として有名であるほか、慶尚北道永川市や、全羅南道咸平郡などでも地域の名物となっている。
地域
- チェレギ(サンチュサラダ、재래기)を混ぜて食べるのを特徴とする。
- 1927年創業のピビムパプ(ビビンバ/비빔밥)専門店「咸陽チプ(함양집)」が有名。ユッケ(牛刺身/육회)のほか、アワビ、ワカメといった魚介も具として加わる。
- 見た目の美しさから、ファバン(花飯、화반)、または7つの宝物のような具材を盛り合わせたとしてチルボファバン(七宝花飯、칠보화반)とも呼ばれる。牛肉のほかは、野菜のナムル(ナムル/나물)や、ソクテギ(岩海苔、속대기)と呼ばれる海藻を加える。付け合わせには、ソンジクッ(牛の血入りスープ/선지국)を添えるのが定番である。
- 下茹でした豚の脂身(비계)を混ぜて食べるのを特徴とする。市中心部の咸平天地伝統市場(ハムピョンチョンジ チョントンシジャン、함평천지 전통시장)周辺に専門店が集まっている。
脚注
外部リンク
- 制作者関連サイト
- 韓食生活(韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト)
- 八田靖史プロフィール(八田靖史のプロフィール)