「ケソンムチム(開城式の大根煮/개성무찜)」の版間の差分
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2024年7月13日 (土) 23:06時点における版
この記事はウィキペディアではありません。「韓食ペディア」はコリアン・フード・コラムニストの八田靖史が作る、韓国料理をより深く味わうためのWEB百科事典です。以下の内容は八田靖史の独自研究を含んでいます。掲載されている情報によって被った損害、損失に対して一切の責任を負いません。また、内容は随時修正されます。 |
ケソンムチム(개성무찜)は、開城(ケソン、개성)式の大根煮。
概要
ケソン(개성)は黄海南道の開城市(ケソンシ、개성시)を指す地名、ム(무)は大根、チム(찜)は蒸し煮を意味する。牛肉、豚肉、鶏肉の3種類をすべて用い、大根と一緒に煮込んだ料理を指す。栗、ナツメ、銀杏などの具材も加え、醤油、砂糖、ニンニクなどを用いてカルビチム(牛カルビの煮物/갈비찜)に似た甘辛い味付けに仕立てる。韓国では北部地域の郷土料理店(以北料理店)で希に見かける。
朝鮮民主主義人民共和国で発刊された書籍『私たちの民族料理(우리 민족료리)』では、開城地方の特選料理として掲載されており、「大根に肉、栗、ナツメ、銀杏などを加えて蒸し煮にして作る料理だが、いろいろな食材が互いに調和して特色のある味を生み出す」[1]と紹介されている。
脚注
- ↑ 지명희, 김익천 , 2008, 『우리 민족료리』, 근로단체출판사, P118-119
外部リンク
- 制作者関連サイト
- 韓食生活(韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト)
- 八田靖史プロフィール(八田靖史のプロフィール)