「トンテジョン(スケトウダラのチヂミ/동태전)」の版間の差分

提供: 韓食ペディア
ナビゲーションに移動 検索に移動
8行目: 8行目:
 
*ミョンテテガリジョン
 
*ミョンテテガリジョン
 
:[[釜山市の料理|釜山市]]釜山鎮区の釜田市場では、スケトウダラの頭だけを用いたミョンテテガリジョン([[명태대가리전]])が名物となっている。ミョンテ([[명태]])はスケトウダラ、テガリ([[대가리]])は頭を意味する。頭部を真ん中から割り、平たくならしてから衣をつけて鉄板で焼いて作る。
 
:[[釜山市の料理|釜山市]]釜山鎮区の釜田市場では、スケトウダラの頭だけを用いたミョンテテガリジョン([[명태대가리전]])が名物となっている。ミョンテ([[명태]])はスケトウダラ、テガリ([[대가리]])は頭を意味する。頭部を真ん中から割り、平たくならしてから衣をつけて鉄板で焼いて作る。
 +
 +
*スケトウダラの主な呼び名
 +
:*ミョンテ(明太、スケトウダラの標準名、[[명태]])
 +
:*センテ(生太、生のスケトウダラ、[[생태]])
 +
:*トンテ(凍太、冷凍スケトウダラ、[[동태]])
 +
:*トンミョンテ(凍明太、冷凍スケトウダラ、[[동명태]])
 +
:*コンテ(乾太、乾燥させたスケトウダラ、[[건태]])
 +
:*プゴ(北魚、乾燥させたスケトウダラ、[[북어]])
 +
:*ファンテ(黄太、野外で乾燥させたスケトウダラ、[[황어]])
 +
:*モクテ(墨太、乾燥中に黒ずんだスケトウダラ、[[먹태]])
 +
:*フクテ(黒太、乾燥中に黒ずんだスケトウダラ、[[흑태]])
 +
:*チャクテ(スケトウダラの塩干し、[[짝태]])
 +
:*コダリ(生干しのスケトウダラ、[[코다리]])
 +
:*ノガリ(スケトウダラの幼魚、[[노가리]])
 +
:*エンチ(スケトウダラの幼魚、[[앵치]])
 +
:*ミョンナン(明卵、スケトウダラの卵、[[명란]])
 +
:*[[ミョンナンジョッ(明太子/명란젓)]]
 +
:*チャンナン(スケトウダラの内臓、[[창난]])
 +
:*[[チャンナンジョッ(スケトウダラの内臓の塩辛/창난젓)]]
 +
:*コジ(スケトウダラの白子、[[고지]])
 +
:*ミョンテゴジ(スケトウダラの白子、[[명태고지]])
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

2024年7月10日 (水) 08:59時点における版

この記事はウィキペディアではありません。「韓食ペディア」はコリアン・フード・コラムニストの八田靖史が作る、韓国料理をより深く味わうためのWEB百科事典です。以下の内容は八田靖史の独自研究を含んでいます。掲載されている情報によって被った損害、損失に対して一切の責任を負いません。また、内容は随時修正されます。
トンテジョン(左)

トンテジョン동태전)は、スケトウダラのチヂミ。

概要

トンテ(동태)は冷凍させたスケトウダラ、ジョン(チョン、)は漢字では「煎」と書いて、野菜、魚介、肉などに、小麦粉や溶き卵の衣をつけて鉄板で焼いたものを表す(「チョン(チヂミ/전)」の項目も参照)。一般に冷凍のスケトウダラを使うことが多いものの、スケトウダラは保存状態によって細かく名前のかわる魚であり、生のスケトウダラを使用する場合はセンテジョン(생태전)と呼ぶ。また、スケトウダラの標準名を用いてミョンテジョン(명태전)と総称することもある。ひと口大にそぎ切りにしたスケトウダラに、小麦粉、溶き卵の衣をつけてピカタ状に焼いて作る。家庭料理として作られるほか、居酒屋、民俗酒場などでも提供される。

  • ミョンテテガリジョン
釜山市釜山鎮区の釜田市場では、スケトウダラの頭だけを用いたミョンテテガリジョン(명태대가리전)が名物となっている。ミョンテ(명태)はスケトウダラ、テガリ(대가리)は頭を意味する。頭部を真ん中から割り、平たくならしてから衣をつけて鉄板で焼いて作る。
  • スケトウダラの主な呼び名

脚注


外部リンク

制作者関連サイト

関連項目