「丹陽郡の料理」の版間の差分
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'''丹陽郡'''(タニャングン、단양군)は[[忠清北道の料理|忠清北道]]に位置する地域。本ページでは丹陽郡の料理、特産品について解説する。 | '''丹陽郡'''(タニャングン、단양군)は[[忠清北道の料理|忠清北道]]に位置する地域。本ページでは丹陽郡の料理、特産品について解説する。 | ||
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[[ファイル:18073106.JPG|thumb|400px|名産のニンニクであふれる丹陽郡の丹陽九景市場]] | [[ファイル:18073106.JPG|thumb|400px|名産のニンニクであふれる丹陽郡の丹陽九景市場]] | ||
2018年11月29日 (木) 23:02時点における版
この記事はウィキペディアではありません。「韓食ペディア」はコリアン・フード・コラムニストの八田靖史が作る、韓国料理をより深く味わうためのWEB百科事典です。以下の内容は八田靖史の独自研究を含んでいます。掲載されている情報によって被った損害、損失に対して一切の責任を負いません。また、内容は随時修正されます。 |
丹陽郡(タニャングン、단양군)は忠清北道に位置する地域。本ページでは丹陽郡の料理、特産品について解説する。
地域概要
丹陽郡は忠清北道の北東部に位置し、北部は江原道の寧越郡、東部は慶尚北道の栄州市、南部は慶尚北道の醴泉郡、聞慶市、西部は忠清北道の堤川市と接する。人口は3万0282人(2018年6月)[1]。郡の東部から南部にかけて小白山脈が伸びており、1000m前後の山々が連なって、これが慶尚北道との境界をなしている。郡の中央部には南漢江(ナマンガン、남한강)が流れる。代表的な観光地としては、丹陽八景(タニャンパルギョン、단양팔경)と呼ばれる美しい景勝地や、鍾乳洞の古薮洞窟(コスドングル、고수동굴)、丹陽九景市場(タニャンクギョンシジャン、단양구경시장)などがある。ダイナミックな自然を活かしたパラグライダー体験、ラフティング体験なども盛んである。ソウルから丹陽郡までは、東ソウル総合ターミナルから丹陽市外バス共用ターミナルまで高速バスで約2時間30分の距離。
食文化の背景
代表的な料理
- マヌルマンドゥ(ニンニク餃子/마늘만두)丹陽邑道田里
- マヌルソッパプ(ニンニク釜飯/마늘솥밥)
- マヌルスンデ(ニンニク入りの腸詰/마늘순대)丹陽邑道田里
- マヌルトンダク(ニンニクフライドチキン/마늘통닭)丹陽邑道田里
- ソガリメウンタン(コウライケツギョの辛い鍋/쏘가리매운탕)
- フンマヌルパン(黒ニンニク饅頭/흑마늘빵)丹陽邑道田里
代表的な特産品
丹陽郡の特産品である丹陽ニンニク(단양마늘)は、農林畜産食品部が地域の名産品を認証する地理的表示農産物の第29号として登録されている[2]。
- マヌル(ニンニク/마늘)
- アロニア(アロニア/아로니아)
代表的な酒類・飲料
飲食店情報
以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。
- タンゴウルマヌルマンドゥ(단고을마늘만두)
- 住所:忠清北道丹陽郡丹陽邑道田5キル37(道田里614)
- 住所:충청북도 단양군 단양읍 도전5길 37(도전리 614)
- 電話:043-421-3339
- 料理:マンドゥ(餃子)
- 丹陽トジョンマヌルスンデ(단양토종마늘순대)
- 住所:忠清北道丹陽郡丹陽邑道田6キル29(道田里539)
- 住所:충청북도 단양군 단양읍 도전6길 29(도전리 539)
- 電話:043-421-4292
- 料理:ニンニク入りのスンデ(韓国式の腸詰)
- 丹陽フンマヌルパン(단양흑마늘빵)
- 住所:忠清北道丹陽郡丹陽邑道田5キル28(道田里540)
- 住所:충청북도 단양군 단양읍 도전5길 28(도전리 540)
- 電話:043-423-3867
- 料理:黒ニンニク饅頭
- ソンウォンマヌル薬膳料理(성원마늘약선요리)
- 住所:忠清北道丹陽郡丹陽邑三峰路59(上津里402)
- 住所:충청북도 단양군 단양읍 삼봉로 59(상진리 402)
- 電話:043-421-8777
- 料理:ニンニク定食
- チャンダリ食堂(장다리식당)
- 住所:忠清北道丹陽郡丹陽邑三峰路370(別谷里28-1)
- 住所:충청북도 단양군 단양읍 삼봉로 370(별곡리 28-1)
- 電話:043-423-3960
- 料理:ニンニク定食
- オソントンダク(오성통닭)
- 住所:忠清北道丹陽郡丹陽邑道田5キル31(道田里615)
- 住所:충청북도 단양군 단양읍 도전5길 31(도전리 615)
- 電話:043-421-8400
- 料理:ニンニク入りのフライドチキン
エピソード
韓食ペディアの執筆者である八田靖史は2003年1月に初めて丹陽郡を訪れた。名物であるマヌルソッパプ(ニンニク釜飯、마늘솥밥)が目当てであり、ニンニクがゴロゴロしているのを想像していたのに、実際には2かけしか入っておらず期待が外れた[3]。2014年5月に再訪した際は、それが3かけに増えており、そのささやかなグレードアップにひとりほくそ笑んだ[4]。
脚注
- ↑ 주민등록 인구 및 세대현황 、行政安全部ウェブサイト、2018年7月10日閲覧
- ↑ 단양마늘 、国立農産物品質管理院ウェブサイト、2018年7月19日閲覧
- ↑ コリアうめーや!!第53号 激臭の予感、恐怖のニンニク釜飯見参!! 、韓食生活、2018年7月10日閲覧
- ↑ [hhttp://www.kansyoku-life.com/2014/05/4783.html 出張報告~堤川、丹陽、栄州、安東、機張、大田での美食三昧。] 、韓食生活、2018年7月10日閲覧
外部リンク
- 関連サイト
- 制作者関連サイト
- 韓食生活(韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト)
- 八田靖史プロフィール(八田靖史のプロフィール)
- 韓国語食の大辞典アプリ版(八田靖史制作の韓国料理専門辞典)