「トンテジョン(スケトウダラのチヂミ/동태전)」の版間の差分
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2018年1月1日 (月) 12:43時点における版
この記事はウィキペディアではありません。「韓食ペディア」はコリアン・フード・コラムニストの八田靖史が作る、韓国料理をより深く味わうためのWEB百科事典です。以下の内容は八田靖史の独自研究を含んでいます。掲載されている情報によって被った損害、損失に対して一切の責任を負いません。また、内容は随時修正されます。 |
トンテジョン(동태전)は、スケトウダラのチヂミ。トンテ(동태)は冷凍させたスケトウダラ、ジョン(チョン、전)は漢字では「煎」と書いて、野菜、魚介、肉などに、小麦粉や溶き卵の衣をつけて鉄板で焼いたものを表す(「チョン(チヂミ/전)」の項目も参照)。一般に冷凍のスケトウダラを使うことが多いものの、スケトウダラは保存状態によって細かく名前のかわる魚であり、生のスケトウダラを使用する場合はセンテジョン(생태전)と呼ぶ。また、スケトウダラの標準名を用いてミョンテジョン(명태전)と総称することもある。ひと口大にそぎ切りにしたスケトウダラに、小麦粉、溶き卵の衣をつけてピカタ状に焼いて作る。家庭料理として作られるほか、居酒屋、民俗酒場などでも提供される。
- ミョンテテガリジョン
- 釜山市釜山鎮区の釜田市場では、スケトウダラの頭だけを用いたミョンテテガリジョン(명태대가리전)が名物となっている。ミョンテ(명태)はスケトウダラ、テガリ(대가리)は頭を意味する。頭部を真ん中から割り、平たくならしてから衣をつけて鉄板で焼いて作る。
脚注
外部リンク
- 制作者関連サイト
- 韓食生活(韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト)
- 八田靖史プロフィール(八田靖史のプロフィール)
- 韓国語食の大辞典アプリ版(八田靖史制作の韓国料理専門辞典)