「チャンポン(激辛スープの海鮮麺/짬뽕)」の版間の差分

提供: 韓食ペディア
ナビゲーションに移動 検索に移動
 
4行目: 4行目:
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
料理名は日本語のちゃんぽんが定着したとみられるが、料理自体は日本から伝わったという説と、中国から伝わった炒碼麺([[초마면]])をルーツとするとの説がある。鶏ガラや豚骨などでスープを作り、豚肉、魚介、野菜、キノコなどの具を加えて中華麺とともに味わう。味付けは塩、醤油のほか、粉唐辛子や唐辛子油を加えて辛く仕上げるのが特徴である。[[チャジャンミョン(韓国式ジャージャー麺/짜장면)]]と並んで韓国における中華料理の代表格であり、中華料理店で味わえるほか、チャンポンに特化した専門店も多い。インスタント麺としてもチャンポンは多くの商品が販売されている。チャンポンのバリエーションとしては、サムソンチャンポン(3種の海鮮チャンポン、[[삼선짬뽕]])、ヘムルチャンポン(海鮮チャンポン、[[해물짬뽕]])、クルチャンポン(牡蠣チャンポン、[[굴짬뽕]])、コチュチャンポン(唐辛子チャンポン、[[고추짬뽕]])などがある。また、スープに麺ではなくごはんを入れたものは[[チャンポンパプ(激辛海鮮スープごはん/짬뽕밥)]]と呼ぶ。
+
料理名は日本語のちゃんぽんが定着したとみられるが、料理自体は日本から伝わったという説と、中国から伝わった炒碼麺([[초마면]])をルーツとするとの説がある。鶏ガラや豚骨などでスープを作り、豚肉、魚介、野菜、キノコなどの具を加えて中華麺とともに味わう。味付けは塩、醤油のほか、粉唐辛子や唐辛子油を加えて辛く仕上げるのが特徴である。[[チャジャンミョン(韓国式ジャージャー麺/짜장면)]]と並んで韓国における中華料理の代表格であり、中華料理店で味わえるほか、チャンポンに特化した専門店も多い。インスタント麺としてもチャンポンは多くの商品が販売されている。チャンポンのバリエーションとしては、サムソンチャンポン(3種の海鮮チャンポン、[[삼선짬뽕]])、ヘムルチャンポン(海鮮チャンポン、[[해물짬뽕]])、クルチャンポン(牡蠣チャンポン、[[굴짬뽕]])、コチュチャンポン(唐辛子チャンポン、[[고추짬뽕]])、チャドルチャンポン(牛バラ肉チャンポン、[[차돌짬뽕]])などがある。また、スープに麺ではなくごはんを入れたものは[[チャンポンパプ(激辛海鮮スープごはん/짬뽕밥)]]と呼ぶ。粉唐辛子を入れずに作る白いスープのものは、ハヤンチャンポン([[하얀짬뽕]])、ペクチャンポン([[백짬뽕]])と呼ぶ。
  
 
*全国5大チャンポン(전국 5대 짬뽕)
 
*全国5大チャンポン(전국 5대 짬뽕)

2024年7月8日 (月) 07:57時点における最新版

この記事はウィキペディアではありません。「韓食ペディア」はコリアン・フード・コラムニストの八田靖史が作る、韓国料理をより深く味わうためのWEB百科事典です。以下の内容は八田靖史の独自研究を含んでいます。掲載されている情報によって被った損害、損失に対して一切の責任を負いません。また、内容は随時修正されます。
チャンポン

チャンポン짬뽕)は、激辛スープの海鮮麺。

概要

料理名は日本語のちゃんぽんが定着したとみられるが、料理自体は日本から伝わったという説と、中国から伝わった炒碼麺(초마면)をルーツとするとの説がある。鶏ガラや豚骨などでスープを作り、豚肉、魚介、野菜、キノコなどの具を加えて中華麺とともに味わう。味付けは塩、醤油のほか、粉唐辛子や唐辛子油を加えて辛く仕上げるのが特徴である。チャジャンミョン(韓国式ジャージャー麺/짜장면)と並んで韓国における中華料理の代表格であり、中華料理店で味わえるほか、チャンポンに特化した専門店も多い。インスタント麺としてもチャンポンは多くの商品が販売されている。チャンポンのバリエーションとしては、サムソンチャンポン(3種の海鮮チャンポン、삼선짬뽕)、ヘムルチャンポン(海鮮チャンポン、해물짬뽕)、クルチャンポン(牡蠣チャンポン、굴짬뽕)、コチュチャンポン(唐辛子チャンポン、고추짬뽕)、チャドルチャンポン(牛バラ肉チャンポン、차돌짬뽕)などがある。また、スープに麺ではなくごはんを入れたものはチャンポンパプ(激辛海鮮スープごはん/짬뽕밥)と呼ぶ。粉唐辛子を入れずに作る白いスープのものは、ハヤンチャンポン(하얀짬뽕)、ペクチャンポン(백짬뽕)と呼ぶ。

  • 全国5大チャンポン(전국 5대 짬뽕)
チャンポンを自慢とする5軒の有名店を指したフレーズ。2010年6月30日に有名グルメブロガーの緑豆将軍(녹두장군)氏が、自身のブログに投稿した記事に由来する(現在はブログサービス自体が終了)[1]。このフレーズは大きな反響を生み、大手メディアでも取り上げられたり、選定された飲食店が自身のPRに利用するなど、全国的な用語として広まった。選定された5軒の店は以下の通りである。

脚注

  1. 짬뽕열전 (전국 5대 짬뽕 + @) 、ブログ「녹두장군의 식도락(緑豆将軍の食道楽)」(Internet Archive)、2023年10月11日閲覧

外部リンク

制作者関連サイト

関連項目