「仁川市の料理」の版間の差分

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[[ファイル:19050315.JPG|thumb|300px|ケランパンの元祖店「元祖トンケラン栄養パン(원조통계란영양빵)」]]
 
[[ファイル:19050315.JPG|thumb|300px|ケランパンの元祖店「元祖トンケラン栄養パン(원조통계란영양빵)」]]
 
;ケランパン
 
;ケランパン
:ケランパン(계란빵)は、目玉焼き入り今川焼き。ケラン([[계란]])は漢字で「鶏卵」と書いて卵のこと。パン([[빵]])はパンや焼き菓子などの総称(「[[ケランパン(目玉焼き入り今川焼き/계란빵)]]」の項目も参照)。全国的に親しまれる屋台料理であるが、彌鄒忽区龍峴洞(ミチュホルグ ヨンヒョンドン、미추홀구 용현동)の「元祖トンケラン栄養パン(원조통계란영양빵)」が1982年に開発したとされる。同店の夫婦はもともとオバントク(今川焼き、[[오방떡]])を販売していたが、あんこの味がもうひとつで自分たちが食べても美味しいと思えなかった。そこで当時はまだ贅沢品であった卵をかわりに加えてみると、近隣にある仁荷大学の学生らに受けてヒットをした<ref>八田靖史, 2016, 『食の日韓論 ボクらは同じものを食べている』, 三五館, P126-129</ref>。発売当初の販売価格は100ウォンであり、おおよそ市販のラーメン1袋と同じぐらいの値段であった。学生のおやつとしてはやや高級な部類ではあったが、多いときで1日に1000個売れる日もあったという。
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:ケランパン([[계란빵]])は、目玉焼き入り今川焼き。ケラン([[계란]])は漢字で「鶏卵」と書いて卵のこと。パン([[빵]])はパンや焼き菓子などの総称(「[[ケランパン(目玉焼き入り今川焼き/계란빵)]]」の項目も参照)。全国的に親しまれる屋台料理であるが、彌鄒忽区龍峴洞(ミチュホルグ ヨンヒョンドン、미추홀구 용현동)の「元祖トンケラン栄養パン(원조통계란영양빵)」が1982年に開発したとされる。同店の夫婦はもともとオバントク(今川焼き、[[오방떡]])を販売していたが、あんこの味がもうひとつで自分たちが食べても美味しいと思えなかった。そこで当時はまだ贅沢品であった卵をかわりに加えてみると、近隣にある仁荷大学の学生らに受けてヒットをした<ref>八田靖史, 2016, 『食の日韓論 ボクらは同じものを食べている』, 三五館, P126-129</ref>。発売当初の販売価格は100ウォンであり、おおよそ市販のラーメン1袋と同じぐらいの値段であった。学生のおやつとしてはやや高級な部類ではあったが、多いときで1日に1000個売れる日もあったという。
 
;センベイグァジャ
 
;センベイグァジャ
 
:センベイグァジャ([[센베이과자]])は、煎餅。センベイ([[센베이]])は、日本語の「煎餅」に由来し、グァジャ(=クァジャ、[[과자]])は「菓子」を意味する。日本でいう瓦せんべいのような甘味煎餅の一種であり、日本統治時代に日本から伝わって定着した。仁川にはセンベイグァジャを販売する老舗が多く、昔ながらの型を使用して1枚ずつ手焼きをしているところもある。
 
:センベイグァジャ([[센베이과자]])は、煎餅。センベイ([[센베이]])は、日本語の「煎餅」に由来し、グァジャ(=クァジャ、[[과자]])は「菓子」を意味する。日本でいう瓦せんべいのような甘味煎餅の一種であり、日本統治時代に日本から伝わって定着した。仁川にはセンベイグァジャを販売する老舗が多く、昔ながらの型を使用して1枚ずつ手焼きをしているところもある。
 
;ホンドゥビョン
 
;ホンドゥビョン
 
[[ファイル:19050316.JPG|thumb|300px|ホンドゥビョンの屋台]]
 
[[ファイル:19050316.JPG|thumb|300px|ホンドゥビョンの屋台]]
:ホンドゥビョン(홍두병)、は今川焼き。漢字で「紅豆餅」と書き、台湾における今川焼きの名称を韓国語読みしている。チャイナタウンで屋台料理として販売されており、あんこだけでなく、クリームチーズ、ダークチョコ、マンゴーといった味のバリエーションがある。2014年10月に販売を始めたところ、短期間で人気を集めてチャイナタウンの新名物となった。だが同店の社長によると、もともとは単に日本の今川焼きを韓国に持ち込む計画であったが、たまたまチャイナタウンで希望通りの物件があったため中国風の名前にしたという<ref>八田靖史, 2016, 『食の日韓論 ボクらは同じものを食べている』, 三五館, P129-132</ref>。
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:ホンドゥビョン([[홍두병]])、は今川焼き。漢字で「紅豆餅」と書き、台湾における今川焼きの名称を韓国語読みしている。チャイナタウンで屋台料理として販売されており、あんこだけでなく、クリームチーズ、ダークチョコ、マンゴーといった味のバリエーションがある。2014年10月に販売を始めたところ、短期間で人気を集めてチャイナタウンの新名物となった。だが同店の社長によると、もともとは単に日本の今川焼きを韓国に持ち込む計画であったが、たまたまチャイナタウンで希望通りの物件があったため中国風の名前にしたという<ref>八田靖史, 2016, 『食の日韓論 ボクらは同じものを食べている』, 三五館, P129-132</ref>。
  
 
=== 仁川市の市場グルメ ===
 
=== 仁川市の市場グルメ ===
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