「大邱市の料理」の版間の差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
1,322 バイト追加 、 2017年8月8日 (火) 10:29
29行目: 29行目:
 
*アンジランコプチャン通り
 
*アンジランコプチャン通り
 
:地下鉄1号線のアンジラン(안지랑)駅近くに、アンジランコプチャン通り(안지랑 곱창골목)と呼ばれる一角があり、長さ500mほどの通りに、2017年6月時点で52軒ものホルモン焼き専門店が並んでいる(八田靖史の取材記録より、2017年6月23日)。通りの名称としてはコプチャン(小腸、[[곱창]])となっているが、ほとんどの店で豚のマクチャンも提供している。また、串に刺した鶏のヨムトン(ハツ、[[염통]])も通りの名物とされる。
 
:地下鉄1号線のアンジラン(안지랑)駅近くに、アンジランコプチャン通り(안지랑 곱창골목)と呼ばれる一角があり、長さ500mほどの通りに、2017年6月時点で52軒ものホルモン焼き専門店が並んでいる(八田靖史の取材記録より、2017年6月23日)。通りの名称としてはコプチャン(小腸、[[곱창]])となっているが、ほとんどの店で豚のマクチャンも提供している。また、串に刺した鶏のヨムトン(ハツ、[[염통]])も通りの名物とされる。
 +
 +
=== ムンティギ(뭉티기) ===
 +
:ムンティギは牛肉の刺身。[[ユッケ(牛刺身/육회)]]のように味付けはせず、鮮度のよい赤身肉をひと口大に切り、コチュジャン([[고추장]])や、タデギ(唐辛子ペースト、[[다데기]])などの辛味ダレにつけて味わう。地方によってはセンゴギ([[생고기]])、ユクサシミ([[육사시미]])とも呼ばれるが、ムンティギははざくざくと切ることを表す擬音語のムントンムントン([[뭉텅뭉텅]])から来ている。もともとはチョジゲサル([[처지개살]])と呼ばれるモモ肉の内側にある希少部位を用いたが、現在はモモの赤身部位全般を扱う。
 +
 +
*その他の希少部位
 +
:ムンティギの専門店では、ほかに希少部位の網焼きをメニューに載せることが多い。ヤンジモリ(肩バラ肉、[[양지머리]])、オドゥレギ(血管、心臓のつけ根にある大動脈、[[오드레기]])、ヒョッパダク(タン、[[혓바닥]])、テチャン(大腸、[[대창]])などが代表的であり、これらを複合させたヤンジオドゥレギ(肩バラ肉と血管の炭火焼き、[[양지오드레기]])といったメニューもある。
  
 
== 大邱市(대구시) ==
 
== 大邱市(대구시) ==
30,747

回編集

案内メニュー