トリベンベンイ(川魚の薬味ダレ焼き/도리뱅뱅이)

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トリベンベンイ

トリベンベンイ도리뱅뱅이)は、川魚の薬味ダレ焼き。

概要

トリベンベン(도리뱅뱅)とも呼ぶ。以前はオイカワ(피라미)を使うことが多かったが、近年はワカサギ(빙어)で作ることが多い。フライパンの中央から放射状に魚をぐるっと敷き詰め、薬味ダレをかけて多めの油でカリッと焼き上げる。忠清北道沃川郡の郷土料理として知られ、京釜高速道路(경부고속도로)の錦江休憩所(クムガンヒュゲソ、금강휴계소)付近に専門店が集まっている。

  • 語源
トリベンベンイの語源は諸説ある。トリ(도리)は、トゥルレ(縁、둘레)の古語でフライパンの縁を指すとの説や、トルリダ(回す、돌리다)を指すとの説などがある。ベンベンイは、ベンベン(뱅뱅)が「ぐるぐる」を意味し、イ(이)は名詞化させる接尾辞であることから、「フライパンの縁に向けてぐるぐると並べたもの」「ぐるぐると回すように並べたもの」のように、魚の並べ方を指した料理名として解釈される場合が多い。また、建築用語として「垂木を支えるために柱の上に渡す木材」を「도리」と呼ぶため、魚を並べる姿を木材を丁寧に組む様子に見立てたなどの説がある。

脚注


外部リンク

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関連項目