「ピビムパプ(ビビンバ/비빔밥)」の版間の差分

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[[ファイル:23010609.JPG|400px|thumb|チョンジュピビムパプ]]
 
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'''ピビムパプ'''([[비빔밥]])は、韓国式の混ぜごはん。
 
'''ピビムパプ'''([[비빔밥]])は、韓国式の混ぜごはん。
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== 名称 ==
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ピビムパプは混ぜごはんのこと。ピビムは混ぜるという動詞の名詞形で、パプはごはんを意味する。かつてはコルドンバン(骨董飯、[[골동반]])とも呼ばれた。日本語においては「ビビンバ」「ピビンバ」「ビビンパ」「ピビンパ」「ピビンパッ」「ビビンパッ」「ピビムパッ」「ビビムパッ」など多様な表記が混在している。本辞典ではピビムパプを用いる。
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
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*朝鮮3大ビビンバ(韓国3大ビビンバ)
 
*朝鮮3大ビビンバ(韓国3大ビビンバ)
:[[全羅北道の料理|全羅北道]][[全州市の料理|全州市]]のチョンジュピビムパプ(全州式のビビンバ、[[전주비빔밥]]=20種類前後の具材を用いたビビンバ)と、[[慶尚南道の料理|慶尚南道]][[晋州市の料理|晋州市]]のチンジュピビムパプ(晋州式のビビンバ、[[진주비빔밥]]=[[ユッケピビムパプ(牛刺身載せビビンバ/육회비빔밥)]])はほぼ確定で入り、朝鮮3大ビビンバとした場合は残りのひとつに[[北朝鮮の料理|黄海南道海州市]]のヘジュピビムパプ(海州式のビビンバ、[[해주비빔밥]]=鶏肉とワラビ、海苔などを具材としたビビンバ)が入ることが多い。韓国だけに限定する場合は、語り手によって[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[安東市の料理|安東市]]のアンドンピビムパプ(安東式のビビンバ、[[안동비빔밥]]=[[ホッチェサバプ(祭祀風定食/헛제사밥)]])や、[[慶尚南道の料理|慶尚南道]][[統営市の料理|統営市]]のトンヨンピビムパプ(統営式のビビンバ、[[통영비빔밥]]=モンゲピビムパプ(ホヤビビンバ、[[멍게비빔밥]]))、[[全羅北道の料理|全羅北道]][[益山市の料理|益山市]]のファンドゥンピビムパプ(黄登市場式のビビンバ、[[황등비빔밥]]=コチュジャン味のごはんを使用)などのいずれかが選ばれる。
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[[ファイル:23010828.JPG|thumb|300px|ユッケピビムパプ]]
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:[[全羅北道の料理|全羅北道]][[全州市の料理|全州市]]のチョンジュピビムパプ(全州式のビビンバ、[[전주비빔밥]]=20種類前後の具材を用いたビビンバ)と、[[慶尚南道の料理|慶尚南道]][[晋州市の料理|晋州市]]のチンジュピビムパプ(晋州式のビビンバ、[[진주비빔밥]]=[[ユッケピビムパプ(牛刺身載せビビンバ/육회비빔밥)]])はほぼ確定で入り、朝鮮3大ビビンバとした場合は残りのひとつに[[北朝鮮の料理|黄海南道海州市]]のヘジュピビムパプ(海州式のビビンバ、[[해주비빔밥]]=鶏肉とワラビ、海苔などを具材としたビビンバ)が入ることが多い。韓国だけに限定する場合は、語り手によって[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[安東市の料理|安東市]]のアンドンピビムパプ(安東式のビビンバ、[[안동비빔밥]]=[[ホッチェサバプ(祭祀風定食/헛제사밥)]])や、[[慶尚南道の料理|慶尚南道]][[統営市の料理|統営市]]のトンヨンピビムパプ(統営式のビビンバ、[[통영비빔밥]]=野菜や海藻、貝と豆腐のスープなどを具材としたビビンバ)、[[全羅北道の料理|全羅北道]][[益山市の料理|益山市]]のファンドゥンピビムパプ(黄登市場式のビビンバ、[[황등비빔밥]]=コチュジャン味のごはんを使用)などのいずれかが選ばれる。
  
 
*朝鮮3大料理
 
*朝鮮3大料理
 
:20世紀初頭の新聞記者で歴史家、独立運動家の文一平(ムン・イルピョン、문일평)は、1936年8月27日の『朝鮮日報(조선일보)』紙面で「朝鮮人と飲食物」<ref>[https://newslibrary.naver.com/viewer/index.naver?articleId=1936082700239105001 朝鮮人과飲食物] 、NAVERニュースライブラリー(朝鮮日報1936年8月27日記事)、2023年10月5日閲覧</ref>というコラムを書き、地方の代表的な名物料理として「ケソンタンバン(開城湯飯=開城式のクッパ、[[개성탕반]])」「ピョンヤンネンミョン(平壌式の冷麺、[[평양냉면]])」「チョンジュコルトンバン(全州骨董飯=全州式のビビンバ、[[전주골동반]])」の3種をあげた。この評価は現代まで継承されており、今日では「朝鮮3大料理(조선3대음식)」と称される。
 
:20世紀初頭の新聞記者で歴史家、独立運動家の文一平(ムン・イルピョン、문일평)は、1936年8月27日の『朝鮮日報(조선일보)』紙面で「朝鮮人と飲食物」<ref>[https://newslibrary.naver.com/viewer/index.naver?articleId=1936082700239105001 朝鮮人과飲食物] 、NAVERニュースライブラリー(朝鮮日報1936年8月27日記事)、2023年10月5日閲覧</ref>というコラムを書き、地方の代表的な名物料理として「ケソンタンバン(開城湯飯=開城式のクッパ、[[개성탕반]])」「ピョンヤンネンミョン(平壌式の冷麺、[[평양냉면]])」「チョンジュコルトンバン(全州骨董飯=全州式のビビンバ、[[전주골동반]])」の3種をあげた。この評価は現代まで継承されており、今日では「朝鮮3大料理(조선3대음식)」と称される。
 
== 名称 ==
 
ピビムパプは混ぜごはんのこと。ピビムは混ぜるという動詞の名詞形で、パプはごはんを意味する。かつてはコルドンバン(骨董飯、[[골동반]])とも呼ばれた。日本語においては「ビビンバ」「ピビンバ」「ビビンパ」「ピビンパ」「ピビンパッ」「ビビンパッ」「ピビムパッ」「ビビムパッ」など多様な表記が混在している。本辞典ではピビムパプを用いる。
 
  
 
== 歴史 ==
 
== 歴史 ==
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*ユッケピビムパプ(육회비빔밥):[[ユッケ(牛刺身/육회)]]を載せたピビムパプ。
 
*ユッケピビムパプ(육회비빔밥):[[ユッケ(牛刺身/육회)]]を載せたピビムパプ。
  
== 調理 ==
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== 脚注 ==
 
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<references />
== 地域 ==
 
 
 
  
 
== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
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回編集

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