「チョッパル（豚足の煮物／족발）」の版間の差分

'''チョッパル'''（[[족발]]）は、豚足の煮物。チョッ（족）は漢字で「足」と書いて足のこと。パル（발）は固有語で足を意味するので、「チョッ」、「パル」ともに足を意味する。下茹でした豚足を、醤油、砂糖、酒、香辛野菜、韓方材などとともに長時間煮込んで作り、食べやすい大きさにスライスしたものを、アミの塩辛、味噌などにつけて食べる。焼肉のように、サンチュ（[[상추]]）などの葉野菜に包んで食べてもよい。骨まわりの部位はかぶりついても味わう。主に専門店で食べるメニューであり、また市場で販売されることも多い。[[ソウル市の料理|ソウル市]]中区の奨忠洞（チャンチュンドン、창충동）地区にはチョッパルの専門店が10数軒立ち並び、専門店通りを構成している。また、[[釜山市の料理|釜山市]]中区の富平洞（プピョンドン、부평동）地区にもチョッパルの専門店が多く、チョッパルを生野菜と和えてマスタードソースで味付けをしたものはネンチェチョッパル（冷製豚足、[[냉채족발]]）の発祥地としても有名である。足を食べる料理としては、ほかに鶏の足を焼いた[[タッパル（鶏足焼き／닭발）]]や、牛の足をスープに仕立てた[[ウジョクタン（牛の足のスープ／우족탕）]]がある。