「大邱市の料理」の版間の差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
1,084 バイト追加 、 2017年8月9日 (水) 09:54
35行目: 35行目:
 
*その他の希少部位
 
*その他の希少部位
 
:ムンティギの専門店では、ほかに希少部位の網焼きをメニューに載せることが多い。ヤンジモリ(肩バラ肉、[[양지머리]])、オドゥレギ(血管、心臓のつけ根にある大動脈、[[오드레기]])、ヒョッパダク(タン、[[혓바닥]])、テチャン(大腸、[[대창]])などが代表的であり、これらを複合させたヤンジオドゥレギ(肩バラ肉と血管の炭火焼き、[[양지오드레기]])といったメニューもある。
 
:ムンティギの専門店では、ほかに希少部位の網焼きをメニューに載せることが多い。ヤンジモリ(肩バラ肉、[[양지머리]])、オドゥレギ(血管、心臓のつけ根にある大動脈、[[오드레기]])、ヒョッパダク(タン、[[혓바닥]])、テチャン(大腸、[[대창]])などが代表的であり、これらを複合させたヤンジオドゥレギ(肩バラ肉と血管の炭火焼き、[[양지오드레기]])といったメニューもある。
 +
 +
=== チムカルビ(찜갈비) ===
 +
:チムカルビは辛い牛カルビの蒸し煮。ぶつ切りにした牛カルビを甘辛く煮込んだもので、調理法としては[[カルビチム(牛カルビの煮物/갈비찜)]]ともほぼ共通するが、みじん切りのニンニクや粉唐辛子のたくさん入る刺激的な味付けが特徴的である。1972年創業の元祖店「鳳山チムカルビ(봉산찜갈비)」によれば、1970年代の初めに地下鉄工事が行われた際、近隣で働いていた労働者のリクエストに応える形で、辛く濃厚な味付けに仕上がっていったという(八田靖史の取材記録より、2011年12月11日)。アルマイトのチゲ用鍋([[양은냄비]])で調理、提供され、残ったタレにはごはんを入れて混ぜて食べるのも定番である。
 +
 +
*東仁洞チムカルビ通り
 +
:大邱市中区東仁洞の東仁洞チムカルビ通り(동인동 찜갈비골목)には2017年6月現在、12軒のチムカルビ専門店が営業する。
  
 
== 大邱市(대구시) ==
 
== 大邱市(대구시) ==
30,747

回編集

案内メニュー