南海郡の料理
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この記事はウィキペディアではありません。「韓食ペディア」はコリアン・フード・コラムニストの八田靖史が作る、韓国料理をより深く味わうためのWEB百科事典です。以下の内容は八田靖史の独自研究を含んでいます。掲載されている情報によって被った損害、損失に対して一切の責任を負いません。また、内容は随時修正されます。 |
南海郡(ナメグン、남해군)は慶尚南道の南東部に位置する地域。本ページでは南海郡の料理、特産品について解説する。
地域概要
南海郡は慶尚南道の南東部に位置する地域。主要島である南海島(ナメド、남해도)を中心とする島嶼地域で、郡の北東部は慶尚南道の泗川市と、北西部は慶尚南道の河東郡と橋で結ばれている。人口は4万1579人(2022年12月)[1]。
食文化の背景
代表的な料理
- カルチフェ(タチウオの刺身/갈치회)
- チョンボッチュク(アワビ粥/전복죽)
代表的な特産品
チュッパンミョルチ(竹防簾煮干し/죽방멸치)
- チュッパンミョルチ(죽방멸치)は、チュッパン(竹防、죽방)、またはチュッパンニョム(竹防簾、죽방렴)と呼ばれる竹のすだれを用い、追い込み漁でとったミョルチ(カタクチイワシ、멸치)で作った煮干し。チュッパンニョムミョルチ(죽방렴멸치)とも呼ぶ。網を用いた漁法に比べて、魚を弱らせたり、傷つけることが少なく、竹防簾を設置できる環境は浜辺から近いことを意味するため、とれてすぐの新鮮な状態で煮干しにできることから高く評価されている。市場ではうやうやしく木箱に入れられたものが、ひと箱数十万ウォンで売られている。主に贈答用などで利用される。
ナメチョ(南海草/남해초)
- ナメチョ(南海草、남해초)は、南海郡で栽培される在来種のホウレンソウ(시금치)。南海郡で生産される農畜水産物の統合ブランド「ポムルソム(宝物島、보물섬)」から、「ポムルチョ(宝物草、보물초)」とも呼ぶ。南海郡の公式ウェブサイトでは、その特徴を「葉の数が多く(中略)、一般的な改良種のホウレンソウより保存性に優れて商品性が高い。栄養的にもビタミン、カルシウム、鉄分、ミネラルが多い」[2]と説明する。在来種のホウレンソウは、慶尚北道浦項市で栽培されるポハンチョ(浦項草、포항초)や、全羅南道新安郡の飛禽島(ピグムド、비금도)で栽培されるソムチョ(直訳は島草、섬초)も有名である。
代表的な酒類・飲料
飲食店情報
以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。
- チョンハルメマッコルリ(촌할매막걸리)
- 住所:慶尚南道南海郡南面南面路679番キル17-33(虹峴里914)
- 住所:경상남도 남해군 남면 남면로679번길 17-33(홍현리 914)
- 電話:055-864-8888
- 料理:マッコリ
エピソード
脚注
- ↑ 주민등록 인구 및 세대현황 、行政安全部ウェブサイト、2023年1月11日閲覧
- ↑ 특산물/보물초(시금치) 、南海郡ウェブサイト、2024年8月4日閲覧
外部リンク
- 関連サイト
- 制作者関連サイト
- 韓食生活(韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト)
- 八田靖史プロフィール(八田靖史のプロフィール)