スクチュナムルムチム(緑豆モヤシのナムル/숙주나물무침)

提供: 韓食ペディア
2024年7月18日 (木) 22:04時点におけるHatta (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動
この記事はウィキペディアではありません。「韓食ペディア」はコリアン・フード・コラムニストの八田靖史が作る、韓国料理をより深く味わうためのWEB百科事典です。以下の内容は八田靖史の独自研究を含んでいます。掲載されている情報によって被った損害、損失に対して一切の責任を負いません。また、内容は随時修正されます。
ナムルの盛り合わせ。写真右がスクチュナムルムチム

スクチュナムルムチム숙주나물무침)は、緑豆モヤシのナムル。

概要

スクチュナムル(숙주나물)は緑豆モヤシ、ムチム(무침)は和え物を指す(「ナムル(ナムル/나물)」の項目も参照)。韓国では野菜の和え物をナムル(나물)とも呼ぶが、ナムルとは本来、山菜、野草、植物の新芽を表す単語であり、緑豆の芽であるスクチュナムルは単語が重複するため、スクチュナムルナムルとは呼ばない。緑豆モヤシをゆがいて、ゴマ油、塩、みじん切りニンニクなどで味付けをして作る。主に家庭の常備菜、副菜として作られるほか、飲食店でも副菜のひとつとして提供される。ピビムパプ(ビビンバ/비빔밥)の具として使われることも多い。

  • 大豆モヤシとの区別
韓国では大豆モヤシをコンナムル(콩나물)と呼び、日本ではモヤシとして総称されやすい両者を明確に区別する。例えば飲食店でナムルの盛り合わせを頼んだ際、大豆モヤシと緑豆モヤシのナムルが両方盛られて出てきたとしても、それはモヤシが重複している訳ではなく、韓国人の感覚としては別個の野菜として出されている。大豆モヤシのナムルはコンナムルムチム(大豆モヤシのナムル/콩나물무침)と呼ぶ。

脚注


外部リンク

制作者関連サイト

関連項目