コダリチム(生干しスケトウダラの蒸し煮/ 코다리찜)

提供: 韓食ペディア
2024年7月16日 (火) 12:17時点におけるHatta (トーク | 投稿記録)による版
ナビゲーションに移動 検索に移動
この記事はウィキペディアではありません。「韓食ペディア」はコリアン・フード・コラムニストの八田靖史が作る、韓国料理をより深く味わうためのWEB百科事典です。以下の内容は八田靖史の独自研究を含んでいます。掲載されている情報によって被った損害、損失に対して一切の責任を負いません。また、内容は随時修正されます。
コダリチム

コダリチム코다리찜)は、生干しスケトウダラの蒸し煮。

概要

コダリチムのコダリ(코다리)は生干しにしたスケトウダラ(명태)、チム()は蒸し煮を意味する。ぶつ切りにしたコダリを、醤油、砂糖、酒、粉唐辛子、コチュジャン、みじん切りニンニクなどで味付けをし、少なめの煮汁で蒸し煮にして作る。大根、ジャガイモ、タマネギ、長ネギなどの野菜を加えることもある。家庭料理として作られるほか、居酒屋や海鮮料理店、センテチゲ(生スケトウダラの鍋/생태찌개)などのスケトウダラ料理専門店でメニューに載ることが多い。コダリチムを専門とする店もある。店によっては副菜として少量を提供するところもある。

コダリを用いた料理としては、煮付けにしたコダリジョリム(生干しスケトウダラの煮付け、코다리조림)があるが、その仕上がりはコダリチムとよく似る。コダリを薬味ダレと和えてネンミョン(冷麺/냉면)の具としたものは、コダリネンミョン(生干しスケトウダラの冷麺、코다리냉면)と呼ぶ。

  • 語源
コダリは鼻先の部分にヒモなどを通し、吊るして生干しにすることから、「코달이(コダリ、鼻を吊るしたもの)」が変化して「코다리(コダリ)」になったとされる。
  • スケトウダラの主な呼び名

脚注


外部リンク

制作者関連サイト

関連項目