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軍威郡(クヌィグン、군위군)は慶尚北道の中央部に位置する地域。本ページでは軍威郡の料理、特産品について解説する。
地域概要
軍威郡は慶尚北道の中央部に位置し、北部は慶尚北道の義城郡、北東部は慶尚北道の青松郡、南東部は慶尚北道の永川市、南部は広域市の大邱市、西部は慶尚北道の漆谷郡、亀尾市と接する。人口は2万4247人(2018年7月)[1]。南部に標高1193mの八公山(パルゴンサン、팔공산)がそびえるのをはじめ全体的に山がちな地形である。郡の東部から北西部にかけて洛東江(ナクトンガン、낙동강)の支流である渭川(ウィチョン、위천)が流れており、これに南部から合流する双渓川(サンゲチョン、쌍계천)、南川(ナムチョン、남천)を含め、川沿いの地域が平野部となっている。新羅時代の642年に創建された麟角寺(インガクサ、인각사)跡が残り、ここで高麗時代の13世紀に歴史書の『三国遺事(サムグクユサ、삼국유사)』が執筆されたことから、軍威郡は「三国遺事の故郷」を掲げて地域をPRしている。缶渓面南山里(プゲミョン ナムサンニ、부계면 남산리)地区には統一新羅時代の700年前後に作られたとされる国宝第109号の「軍威阿弥陀如来三尊石窟(クヌィ アミタヨレサムジョン ソックル、군위 아미타여래삼존 석굴)があり、石窟仏としては774年頃に完成した慶州市の石窟庵よりも時代がさらにさかのぼる。缶渓面大栗里(プゲミョン テユルリ、부계면 대율리)地区には朝鮮時代の民俗村であるハンバム村(ハンバムマウル、한밤마을)があり、昔ながらの石垣を残した小道や、19世紀に建てられた伝統家屋の南川古宅(ナムチョンゴテク、남천고택)などが残る。ソウル市から軍威郡までは、東ソウル総合ターミナルから軍威市外バス共用ターミナルまで高速バスで約3時間30分。あるいは大邱市の大邱北部停留所から軍威市外バス共用ターミナルまで市外バスで約1時間の距離である。
食文化の背景
代表的な料理
- プゴムルチム(干しダラの辛い鍋/북어물찜)
- インオチム(コイの蒸し煮/잉어찜)
- ハンバンペクスク(丸鶏の漢方煮/한방백숙)
代表的な特産品
- オイ(キュウリ/오이)
代表的な酒類・飲料
飲食店情報
エピソード
脚注
- ↑ 주민등록 인구 및 세대현황 、行政安全部ウェブサイト、2018年8月10日閲覧
外部リンク
- 関連サイト
- 制作者関連サイト
- 韓食生活(韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト)
- 八田靖史プロフィール(八田靖史のプロフィール)
- 韓国語食の大辞典アプリ版(八田靖史制作の韓国料理専門辞典)