メクチョク(豚肉の香草焼き/맥적)

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メクチョク맥적)は、豚肉の香草焼き。メクチョクは漢字で「貊炙」と書き、貊(はく)族の炙り焼きという意味である。貊族は古代の中国東北部から朝鮮半島北部に勢力を誇り、高句麗のルーツになったと考えられている。メクチョクという料理名は、中国の東晋時代(4世紀)に書かれた『捜神記』に見られ[1]、韓国ではプルコギ(牛焼肉/불고기)や、カルビグイ(牛カルビ焼き/갈비구이)テジカルビ(豚カルビ焼き/돼지갈비)といったのルーツととらえることが多い。豚肉を薄切りにし、ニンニク、ノビル、ニラなどを加えた味噌ダレで揉み込み、網などで直火焼きにして作る。宮中料理のひとつであり、宮中料理店や韓定食店において提供される。

脚注

  1. 搜神記/第07卷 、維基文庫、2018年5月8日閲覧

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関連項目