チョングッチャン(韓国式の納豆汁/청국장)
2017年1月11日 (水) 12:10時点におけるHatta (トーク | 投稿記録)による版 (Hatta がページ「チョングッチャンチゲ(韓国式の納豆汁/청국장찌개)」を「チョングッチャン(韓国式の納豆汁/청국장)」に移動しました)
この記事はウィキペディアではありません。「韓食ペディア」はコリアン・フード・コラムニストの八田靖史が作る、韓国料理をより深く味わうためのWEB百科事典です。以下の内容は八田靖史の独自研究を含んでいます。掲載されている情報によって被った損害、損失に対して一切の責任を負いません。また、内容は随時修正されます。 |
チョングッチャン(청국장)は、韓国式の納豆汁。チョングッチャンは漢字で「清麹醤」と書いて、促成味噌のこと。その味噌を味付けに使ったチゲ(鍋、찌개)もチョングッチャンと称する。チョングッチャンチゲ(청국장찌개)とも呼ぶ。一説には清の国より製法が伝わったため清麹醤と呼ぶようになったといわれる。ただし古い文献には戦国醤と書いた記述もあり、語源、由来ともに明確ではない。タムブクチャン(담북장)とも呼ぶ。チョングッチャンは茹でた大豆をわらで包み、暖かいところで3日間ほど寝かせて作る。テンジャン(味噌、된장)に比べて、日本の納豆によく似た独特の臭いを持つ。チゲを作る場合は、米にとぎ汁に牛肉、白菜キムチ、豆腐、長ネギ、青唐辛子などの具を加えて煮込み、チョングッチャンで味付けをする。家庭料理として作られるほか、食堂、または専門店で食べるメニューである。
脚注