「慶尚北道の料理」の版間の差分

5行目: 5行目:
 
== 地域概要 ==
 
== 地域概要 ==
 
[[ファイル:18112904.JPG|thumb|300px|[[安東市の料理|安東市]]の慶尚北道庁]]
 
[[ファイル:18112904.JPG|thumb|300px|[[安東市の料理|安東市]]の慶尚北道庁]]
慶尚北道(キョンサンブクト、경상북도)は韓国の中東部に位置する地域。北部は[[江原道の料理|江原道]]、東部は東海岸、南部は[[慶尚南道の料理|慶尚南道]]と[[大邱市の料理|大邱市]]、[[蔚山市の料理|蔚山市]]、西部は[[全羅北道の料理|全羅北道]]、[[忠清北道の料理|忠清北道]]と接する。人口は260万0492人(2022年12月)<ref>[https://jumin.mois.go.kr/ 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2023年1月26日閲覧</ref>。10市12郡で構成されており、道庁所在地は長らく[[大邱市の料理|大邱市]]にあったが、2016年2月に[[安東市の料理|安東市]]へと移転した。道の面積は1万9034.8平方キロ(全国の19.0%、2021年)で地方自治体としては最大<ref>[https://kosis.kr/statHtml/statHtml.do?orgId=116&tblId=DT_MLTM_2300&conn_path=I2 행정구역별・지목별 국토이용현황_시군구] 、KOSIS(国家統計ポータル)、2023年1月26日閲覧</ref>。東部は東海岸に面しているものの、東海岸に沿って太白山脈(テベクサンメク、태백산맥)が南北に走っており、北東部から北西部、南西部にかけては小白山脈(ソベクサンメク、소백산맥)が連なる山の多い地形である。山林の占める割合は70.3%で、[[江原道の料理|江原道]]に次いで2番目に高い。太白山脈、小白山脈に挟まれた地域は平野部となっており、北東部から北西部、南西部にかけては主要河川の洛東江(ナクトンガン、낙동강)が流れる。主要な観光地としては三国時代に新羅の都として栄えた[[慶州市の料理|慶州市]]が世界的に有名であり、当時の古墳や仏教遺跡などたくさんの文化財が残る。また、[[安東市の料理|安東市]]には朝鮮時代の伝統集落である河回村(ハフェマウル、하회마을)があり、当時の支配階級である両班や庶民らの暮らしを現代に伝えている。ソウルから慶尚北道の中心都市までのアクセスは、[[安東市の料理|安東市]]までの場合、東ソウル総合ターミナル、ソウル高速バスターミナルから高速バスで約2時間50分。高速鉄道のKTXでは、金泉亀尾駅まで1時間20~30分程度、新慶州駅まで2時間~2時間10分程度、浦項駅まで2時間20~30分程度となっている。近年は隣接する[[大邱市の料理|大邱市]]の大邱国際空港を基点として訪れる観光客も増えている。
+
慶尚北道(キョンサンブクト、경상북도)は韓国の中東部に位置する地域。北部は[[江原道の料理|江原道]]、東部は東海岸、南部は[[慶尚南道の料理|慶尚南道]]と[[大邱市の料理|大邱市]]、[[蔚山市の料理|蔚山市]]、西部は[[全羅北道の料理|全羅北道]]、[[忠清北道の料理|忠清北道]]と接する。人口は254万4174人(2024年6月)<ref>[https://jumin.mois.go.kr/ 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2024年7月4日閲覧</ref>。10市12郡で構成されており、道庁所在地は長らく[[大邱市の料理|大邱市]]にあったが、2016年2月に[[安東市の料理|安東市]]へと移転した。道の面積は1万9034.8平方キロ(全国の19.0%、2021年)で地方自治体としては最大<ref>[https://kosis.kr/statHtml/statHtml.do?orgId=116&tblId=DT_MLTM_2300&conn_path=I2 행정구역별・지목별 국토이용현황_시군구] 、KOSIS(国家統計ポータル)、2023年1月26日閲覧</ref>。東部は東海岸に面しているものの、東海岸に沿って太白山脈(テベクサンメク、태백산맥)が南北に走っており、北東部から北西部、南西部にかけては小白山脈(ソベクサンメク、소백산맥)が連なる山の多い地形である。山林の占める割合は70.3%で、[[江原道の料理|江原道]]に次いで2番目に高い。太白山脈、小白山脈に挟まれた地域は平野部となっており、北東部から北西部、南西部にかけては主要河川の洛東江(ナクトンガン、낙동강)が流れる。主要な観光地としては三国時代に新羅の都として栄えた[[慶州市の料理|慶州市]]が世界的に有名であり、当時の古墳や仏教遺跡などたくさんの文化財が残る。また、[[安東市の料理|安東市]]には朝鮮時代の伝統集落である河回村(ハフェマウル、하회마을)があり、当時の支配階級である両班や庶民らの暮らしを現代に伝えている。ソウルから慶尚北道の中心都市までのアクセスは、[[安東市の料理|安東市]]までの場合、東ソウル総合ターミナル、ソウル高速バスターミナルから高速バスで約2時間50分。高速鉄道のKTXでは、金泉亀尾駅まで1時間20~30分程度、新慶州駅まで2時間~2時間10分程度、浦項駅まで2時間20~30分程度となっている。近年は隣接する[[大邱市の料理|大邱市]]の大邱国際空港を基点として訪れる観光客も増えている。
  
 
*軍威郡の大邱市編入
 
*軍威郡の大邱市編入
30,747

回編集