「清州市の料理」の版間の差分

36行目: 36行目:
 
:清州市には[[サムギョプサル(豚バラ肉の焼肉/삼겹살)]]などの豚焼肉を醤油ダレに浸してから焼く習慣がある。これを現地ではシオヤキ([[시오야끼]])と称しており、サムギョプサル以外の部位も含めて、醤油ダレに浸して食べる豚焼肉を総称する。日本語の「塩焼き」に由来する言葉であり、清州市には日本統治時代に多くの日本人が住んでいた。いわゆるソグムグイ(豚肉の塩焼き、소금구이)をシオヤキと呼んだのが、醤油ダレのつけ焼きにも転用されたと見られる。若い世代ではシオヤキという言葉を知らないことも多く、現地ではこの食べ方を「醤油サムギョプサル」という意味で、カンジャンサムギョプサル([[간장삼겹살]])とも称する。醤油ダレにはタマネギ、ショウガなどが入り、豚肉の雑味を取る意味合いがあるが、近年は店によって韓方材を加えるところも増えている。醤油ダレはカンジャンムル([[간장물]])、またはチランムル([[지랑물]])と称する。清州市の西門洞(ソムンドン、서문동)地区にはサムギョプサルの専門店が集まっており、一帯をサムギョプサル通り(삼겹살골목)と呼ぶ。清州市ではサムギョプサルデーの3月3日を前後して、毎年「清州サムギョプサル祭り(청주삼겹살축제)」を開催している。
 
:清州市には[[サムギョプサル(豚バラ肉の焼肉/삼겹살)]]などの豚焼肉を醤油ダレに浸してから焼く習慣がある。これを現地ではシオヤキ([[시오야끼]])と称しており、サムギョプサル以外の部位も含めて、醤油ダレに浸して食べる豚焼肉を総称する。日本語の「塩焼き」に由来する言葉であり、清州市には日本統治時代に多くの日本人が住んでいた。いわゆるソグムグイ(豚肉の塩焼き、소금구이)をシオヤキと呼んだのが、醤油ダレのつけ焼きにも転用されたと見られる。若い世代ではシオヤキという言葉を知らないことも多く、現地ではこの食べ方を「醤油サムギョプサル」という意味で、カンジャンサムギョプサル([[간장삼겹살]])とも称する。醤油ダレにはタマネギ、ショウガなどが入り、豚肉の雑味を取る意味合いがあるが、近年は店によって韓方材を加えるところも増えている。醤油ダレはカンジャンムル([[간장물]])、またはチランムル([[지랑물]])と称する。清州市の西門洞(ソムンドン、서문동)地区にはサムギョプサルの専門店が集まっており、一帯をサムギョプサル通り(삼겹살골목)と呼ぶ。清州市ではサムギョプサルデーの3月3日を前後して、毎年「清州サムギョプサル祭り(청주삼겹살축제)」を開催している。
  
 +
=== その他の郷土料理 ===
 
*コチュマンドゥクッ(唐辛子餃子のスープ/고추만두국)
 
*コチュマンドゥクッ(唐辛子餃子のスープ/고추만두국)
 
*キムタックポリパン(キムタック麦パン/김탁구보리빵)上党区寿洞
 
*キムタックポリパン(キムタック麦パン/김탁구보리빵)上党区寿洞
30,747

回編集