「唐津市の料理」の版間の差分

2,728 バイト追加 、 2023年5月10日 (水) 00:24
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== 代表的な料理 ==
 
== 代表的な料理 ==
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=== シルチフェ(生シラスの刺身和え/실치회) ===
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:シルチフェ([[실치회]])は、生シラスの刺身和え。シルチ(シラス、[[실치]])は「糸のような魚」という意味で、正確にはシラウオ([[뱅어]])やギンポ([[베도라치]])などの稚魚を意味する。生シラスをセリやキャベツなどの生野菜とともに、甘辛酸っぱいタレで和えて食べる。市北西部の長古項(チャンゴハン、장고항)港が名産地で、地元の漁業関係者によれば「港からすぐのところに漁場があるため、鮮度を維持したまま水揚げできる」のが自慢であるという(八田靖史の取材記録より、2017年4月18日)。港近くの水産物流通センターや、近隣の飲食店ではシルチフェのほか、シルチクッ(生シラスとホウレンソウの味噌鍋、[[실치국]])や、シルチジョン(生シラスのチヂミ、[[실치전]])、シルチバプ(生シラスのビビンバ、[[실치밥]])などの料理を味わえる。最盛期は4月から5月初め頃で、この時期には「長古項シラス祭り(장고항 실치축제)」が開催される。
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:*唐津のシルチ
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::韓食ペディアの執筆者である八田靖史が、地元の漁業関係者に聞いたところ、唐津市でとれるシルチはシラウオ([[뱅어]])の稚魚ではないかとのことであった(八田靖史の取材記録より、2017年4月18日)。資料によっては、ギンポ([[베도라치]])や、ギンポの一種である「[[흰베드라치]](和名未詳)」の稚魚としている場合もある。シルチを干したものは、ペンオポ(たたみ干し、[[뱅어포]])と呼ばれる。
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:*ペンオポ(뱅어포)
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::ペンオポ([[뱅어포]])は、たたみ干し。唐津市ではシルチを板状に干したものを指す(たたみいわしと同様の製法)。そのまま炙って食べるほか、コチュジャンや水飴を混ぜたタレを表面に塗ってから焼くこともある。かつてはペンオポを「ニブシ(니부시)」とも呼び、日本語の「煮干し」がなまったものと推測される。
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=== コッケジャン(ワタリガニの醤油漬け/꽃게장) ===
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:コッケジャン([[꽃게장]])は、ワタリガニの醤油漬け。カンジャンケジャン([[간장게장]])とも呼ぶ(「[[カンジャンケジャン(ワタリガニの醤油漬け/간장게장)]]」の項目も参照)。唐津市ではワタリガニ([[꽃게]])が名産品であり、専門店ではコッケジャンのほか、[[コッケタン(ワタリガニ鍋/꽃게탕)]]、[[コッケチム(ワタリガニ蒸し/꽃게찜)]]などの料理も提供する。
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=== その他の郷土料理 ===
 
*ケンムクテンジャンチゲ(エゴマ入り味噌チゲ/깻묵된장찌개)
 
*ケンムクテンジャンチゲ(エゴマ入り味噌チゲ/깻묵된장찌개)
 
*コモクチジョンシク(塩漬け大根の葉の定食/꺼먹지정식)新平面道城里
 
*コモクチジョンシク(塩漬け大根の葉の定食/꺼먹지정식)新平面道城里
*コッケジャン(ワタリガニの醤油漬け/꽃게장)
 
*パジラク(アサリ/바지락)松岳邑
 
*シルチフェ(シラスの刺身/실치회)石門面長古項里
 
 
*ウロンサムパプ(タニシの包みごはん/우렁쌈밥)新平面道城里
 
*ウロンサムパプ(タニシの包みごはん/우렁쌈밥)新平面道城里
 
*チョゲグイ(貝焼き/조개구이)新平面
 
*チョゲグイ(貝焼き/조개구이)新平面
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