「平昌郡の料理」の版間の差分

252 バイト追加 、 2017年3月26日 (日) 05:46
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=== ファンテ(乾燥スケトウダラ/황태) ===
 
=== ファンテ(乾燥スケトウダラ/황태) ===
 
[[ファイル:16122604.JPG|thumb|300px|干し柿の生産風景]]
 
[[ファイル:16122604.JPG|thumb|300px|干し柿の生産風景]]
:ファンテ([[황태]])は漢字で「黄太」と書いて野外で自然乾燥させたスケトウダラのこと。一般的なスケトウダラの名称はミョンテ([[명태]])であるが、乾燥過程で黄色みを帯びることから名付けられた。また、その見た目がトドク(ツルニンジン、[[더덕북어]])に似ていることからトドクプゴ([[더덕북어]])とも呼ぶ。プゴ([[북어]])は漢字で「北魚」と書いて乾燥スケトウダラの総称。郡内の大関嶺(テグァルリョン、대관령)地区で生産が盛ん。ただし、近年は国産のスケトウダラが激減していることから、ファンテの原料もロシア産のスケトウダラが主流を占めている。
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:ファンテ([[황태]])は漢字で「黄太」と書いて野外で自然乾燥させたスケトウダラのこと。一般的なスケトウダラの名称はミョンテ([[명태]])であるが、乾燥過程で黄色みを帯びることから名付けられた。また、その見た目がトドク(ツルニンジン、[[더덕북어]])に似ていることからトドクプゴ([[더덕북어]])とも呼ぶ。プゴ([[북어]])は漢字で「北魚」と書いて乾燥スケトウダラの総称。郡内の大関嶺(テグァルリョン、대관령)地区で生産が盛んで、トクチャン(덕장)と呼ばれる丸太を櫓のように組んだ干し場をあちこちに見かける。近年は国産のスケトウダラが激減していることから、ファンテの原料もロシア産のスケトウダラが主流を占めている。
  
 
*ファンテを使った料理
 
*ファンテを使った料理
:ファンテは煮込むといいダシが出るため、スープ料理に用いることが多い。また、ファンテに薬味ダレを塗った焼き魚や、セリ、大豆モヤシなどの蒸し煮にした
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:ファンテを煮込んだスープ料理の[[プゴクッ(干しダラのスープ/북어국)|ファンテヘジャンクッ(干しダラのスープ/황태해장국)]]や、薬味ダレを塗って焼いた[[ファンテグイ(干しダラの薬味ダレ焼き/황태구이)]]、セリや、大豆モヤシなどの野菜と蒸し煮にした[[ファンテチム(干しダラの蒸し煮/황태찜)]]の3種がもっとも代表的である。店によってはファンテ入りの[[プルコギ(牛焼肉/불고기)]]や、[[ミヨックッ(ワカメスープ/미역국)]]を提供するところもある。
 
 
麺棒などでよく叩いて柔らかくしたスケトウダラをじっくり煮込み、豆腐、大根、溶き卵などと煮込んだスープを[[プゴクッ(干しダラのスープ/북어국)|ファンテ(干しダラのスープ/황태해장국)]]と呼ぶ。
 
 
 
 
 
 
 
  
 
*ファンテ生産の歴史
 
*ファンテ生産の歴史
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