ナッコプセ(テナガダコと牛ホルモンとエビの炒め鍋/낙곱새)

この記事はウィキペディアではありません。「韓食ペディア」はコリアン・フード・コラムニストの八田靖史が作る、韓国料理をより深く味わうためのWEB百科事典です。以下の内容は八田靖史の独自研究を含んでいます。掲載されている情報によって被った損害、損失に対して一切の責任を負いません。また、内容は随時修正されます。

ナッコプセ낙곱새)は、テナガダコと牛ホルモンとエビの炒め鍋。

ナッコプセ

概要

ナッコプセのナッ(낙)はナクチ(テナガダコ、낙지)、コプ(곱)はコプチャン(牛の小腸、곱창)、セ(새)はセウ(エビ、새우)のいずれも頭文字で、釜山市の郷土料理として知られるチョバンナクチ(釜山式テナガダコ炒め/조방낙지)のバリエーションメニューである(「ナクチボックム(テナガダコ炒め/낙지볶음)」の項目も参照)。1990年代頃から本格的に普及したと見られ、ほかにもさまざまな具の選択肢がある中で、ナッコプセが飛び抜けて有名になった。近年はチョバンナクチよりも、ナッコプセの名称がより優位になっている。チョバンナクチにトッピングをした類似のメニューとしては以下がある。また、ナッコプセから派生して、テナガダコ以外の主材料に牛の小腸とエビをトッピングするアレンジも見られる。

  • ナッコプ(낙곱):テナガダコと牛の小腸の炒め鍋。
  • ナクセ(낙새):テナガダコとエビの炒め鍋。
  • ナクサム(낙삼):テナガダコと豚バラ肉(삼겹살)の炒め鍋。
  • ナクサムセ(낙삼새):テナガダコと豚バラ肉とエビの炒め鍋。
  • チュコプセ(쭈곱새):イイダコと牛の小腸とエビの炒め鍋。
  • タッコプセ(닭곱새):鶏と牛の小腸とエビの炒め鍋。

脚注


外部リンク

制作者関連サイト

関連項目