ミドドクチム(エボヤの蒸し煮/미더덕찜)

2024年7月30日 (火) 01:55時点におけるHatta (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
この記事はウィキペディアではありません。「韓食ペディア」はコリアン・フード・コラムニストの八田靖史が作る、韓国料理をより深く味わうためのWEB百科事典です。以下の内容は八田靖史の独自研究を含んでいます。掲載されている情報によって被った損害、損失に対して一切の責任を負いません。また、内容は随時修正されます。

ミドドクチム미더덕찜)は、エボヤの蒸し煮。

ミドドクチム

概要

ミドドク(미더덕)はエボヤ。チム()は少量の煮汁で蒸し煮にする調理法のこと。エボヤ、セリ、豆モヤシ、長ネギなどを、粉唐辛子、醤油、ニンニク、ショウガなどを混ぜ合わせた薬味ダレで蒸し煮にして作る。エボヤはホヤの仲間であり、ひと口大の小さなものをたくさん用いる。エボヤの食感はガリガリと固いため、小さいものは丸ごとよく噛んで食べてもよいが、噛みつぶして中の汁だけ味わうのでもよい。ただし中の汁はたいへん熱いことが多く注意が必要である。主に魚介料理の専門店や、アグチム(アンコウの蒸し煮/아구찜)などを提供するアンコウ料理の専門店などで提供される料理である。慶尚南道昌原市の馬山(マサン、마산)地区の郷土料理としても知られる。

脚注


外部リンク

制作者関連サイト

関連項目