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麟蹄郡（インジェグン、인제군）は江原道の北部に位置する地域。本ページでは麟蹄郡の料理、特産品について解説する。
地域概要
麟蹄郡は江原道の北部に位置する地域。郡の北部は北朝鮮との軍事分界線に面し、東部は江原道の高城郡、束草市、襄陽郡、南部は江原道の洪川郡、西部は江原道の春川市、楊口郡と接する。人口は3万2206人（2022年12月）[1]。郡の面積は1646.1平方キロ（2021年）で、全国の基礎自治団体（市郡）としては江原道の洪川郡に次いで2番目に大きい[2]。郡のほぼ全体が太白山脈に含まれる山あいの地域で、山林率は96.6%で全国1位である[3]。
食文化の背景
麟蹄郡は、ファンテ（野外で自然乾燥させたスケトウダラ、황태）の名産地として知られる。郡のほぼ全域が山間部ではあるが、東海岸から距離的に近く、絶えず強い風が吹くことから乾燥に向いているとされる。郡内でも龍垈里（ヨンデリ、용대리）地区が主産地として有名で、乾燥場や飲食店の集まる一帯は「龍垈里ファンテ村（ヨンデリファンテマウル、용대리황태마을）とも呼ばれる。ファンテ料理の専門店では、ファンテヘジャンクッ（干しダラのスープ／황태해장국）や、ファンテグイ（干しダラの薬味ダレ焼き／황태구이）などの料理を味わえる。
代表的な料理
- ファンテグイ（干しダラの薬味ダレ焼き／황태구이）
- ファンテヘジャンクッ（干しダラのスープ／황태해장국）
代表的な特産品
- ファンテ（干しダラ／황태）北面龍垈里
代表的な酒類・飲料
飲食店情報
エピソード
脚注
- ↑ 주민등록 인구 및 세대현황 、行政安全部ウェブサイト、2023年1月10日閲覧
- ↑ 행정구역별・지목별 국토이용현황_시군구 、KOSIS（国家統計ポータル）、2023年1月26日閲覧
- ↑ 2020 산림기본통계(개정판) 、山林庁 山林林業統計プラットホーム、2023年6月3日閲覧
外部リンク
- 関連サイト
- 制作者関連サイト
- 韓食生活（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）
- 八田靖史プロフィール（八田靖史のプロフィール）