ミドドクチム(エボヤの蒸し煮/미더덕찜)
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ミドドクチム(미더덕찜)は、エボヤの蒸し煮。ミドドク(미더덕)はエボヤ。チム(찜)は少量の煮汁で蒸し煮にする調理法のこと。エボヤ、セリ、豆モヤシ、長ネギなどを、粉唐辛子、醤油、ニンニク、ショウガなどを混ぜ合わせた薬味ダレで蒸し煮にして作る。エボヤはホヤの仲間であり、ひと口大の小さなものをたくさん用いる。エボヤの食感はガリガリと固いため、小さいものは丸ごとよく噛んで食べてもよいが、噛みつぶして中の汁だけ味わうのでもよい。ただし中の汁はたいへん熱いことが多く注意が必要である。主に魚介料理の専門店や、アグチム(アンコウの蒸し煮/아구찜)などを提供するアンコウ料理の専門店などで提供される料理である。慶尚南道昌原市の馬山(マサン、마산)地区の郷土料理としても知られる。
脚注
外部リンク
- 制作者関連サイト
- 韓食生活(韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト)
- 八田靖史プロフィール(八田靖史のプロフィール)
- 韓国語食の大辞典アプリ版(八田靖史制作の韓国料理専門辞典)