チャドルバギ(薄切り牛バラ肉の焼肉/차돌박이)

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チャドルバギ차돌박이)は、薄切り牛バラ肉の焼肉。チャドルバギは牛の第1~7肋骨あたりの肉を指し、日本での部位分けとしては肩バラ肉に相当する。牛肉の部位名であり、それを焼いた料理名でもある。チャドルバギの、チャドル(차돌)は石英、バギ(=パギ、박이)はパクタ(差し込む、박다)という動詞の名詞形を表す。肉に脂肪が差し込んだ様子が、鉱物の石英のように見えることから名付けられた。肉質の固い部分であるため極薄切りにした肉を、鉄板、または網などで焼き、塩やタレにつけて、あるいはサンチュ(상추)やエゴマの葉などで包んで食べる。ゴマ油と粗塩を混ぜたキルムジャン(기름장)というタレにつけてもよい。牛焼肉の部位としては定番のひとつであり、カルビグイ(牛カルビ焼き/갈비구이)カルビサル(骨なしの牛カルビ焼き/갈비살)トゥンシム(牛ロースの焼肉/등심)アンチャンサル(牛ハラミの焼肉/안창살)などともに、牛焼肉店のメニューに並ぶことが多い。また、チャドルバギの専門店もある。チャドルバギを具として作るテンジャンチゲ(味噌鍋/된장찌개)は、チャドルテンジャンチゲ(牛バラ肉入りの味噌鍋、차돌된장찌개)と呼ばれる。

脚注


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関連項目