トンチミ(大根の水キムチ/동치미)
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トンチミ(동치미)は、大根の水キムチ)。ムルキムチ(水キムチ/물김치)の一種である。トン(동)は冬、チミはキムチ(김치)の旧称である「沈菜(チムチェ、침채)」の「沈(チム)」に由来する。冬に漬ける代表的なキムチのひとつであり、「冬沈」と書いてトンチミと読ませることもある。軽く塩漬けにした大根を塩水に浸し、果物、野菜、ショウガ、青唐辛子などとともに漬け込んで作る。大根そのものも食べるが、むしろ汁を味わうキムチであり、その爽快な味わいを楽しむ。トンチミの汁はネンミョン(冷麺/냉면)のスープとして利用されることも多く、あるいは素麺を入れてトンチミグクス(水キムチ素麺、동치미국수)という料理にもする。主に家庭の常備菜、副菜として作られるほか、飲食店でも副菜のひとつとして提供される。