シグムチナムル(ホウレンソウのナムル/시금치나물)

提供: 韓食ペディア
2023年10月9日 (月) 06:05時点におけるHatta (トーク | 投稿記録)による版 (→‎関連項目)
ナビゲーションに移動 検索に移動
この記事はウィキペディアではありません。「韓食ペディア」はコリアン・フード・コラムニストの八田靖史が作る、韓国料理をより深く味わうためのWEB百科事典です。以下の内容は八田靖史の独自研究を含んでいます。掲載されている情報によって被った損害、損失に対して一切の責任を負いません。また、内容は随時修正されます。
シグムチナムル(写真右)

シグムチナムル시금치나물)は、ホウレンソウのナムル。

概要

シグムチ(시금치)はホウレンソウ、ナムル(나물)は和え物を指す。ホウレンソウをゆがいて水をよく絞ったのち、ゴマ油、塩、みじん切りニンニクなどで味付けをして作る。主に家庭の常備菜、副菜として作られるほか、飲食店でも副菜のひとつとして提供される。ピビムパプ(ビビンバ/비빔밥)の具として使われることも多い。ホウレンソウを使った料理には、ほかにシグムチクッ(ホウレンソウのスープ、시금치국)などがある。

  • 在来種と改良種
ホウレンソウ(시금치)は在来種と改良種に大別され、一般に広く流通するのは改良種だが、地域によっては在来種のホウレンソウを地域のブランド品として活用している。在来種のホウレンソウには、農林畜産食品部が地域の名産品を認証する地理的表示農産物の第96号に指定される慶尚北道浦項市のポハンチョ(浦項草、포항초)や、慶尚南道南海郡で栽培されるナメチョ(南海草、남해초)、全羅南道新安郡の飛禽島(ピグムド、비금도)で栽培されるソムチョ(直訳は島草、섬초)が有名である。

脚注


外部リンク

制作者関連サイト

関連項目