ヤンニョムコマク(ハイガイの薬味ダレ載せ/양념꼬막)

提供: 韓食ペディア
2024年7月16日 (火) 00:06時点におけるHatta (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「{{Notice}} thumb|400px|ヤンニョムコマク '''ヤンニョムコマク'''(양념꼬막)は、ハイガイの薬味ダレ載せ…」)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動
この記事はウィキペディアではありません。「韓食ペディア」はコリアン・フード・コラムニストの八田靖史が作る、韓国料理をより深く味わうためのWEB百科事典です。以下の内容は八田靖史の独自研究を含んでいます。掲載されている情報によって被った損害、損失に対して一切の責任を負いません。また、内容は随時修正されます。
ヤンニョムコマク

ヤンニョムコマク양념꼬막)は、ハイガイの薬味ダレ載せ。

概要

ヤンニョムコマクのヤンニョム(양념)はさまざまな調味料、香辛料、香味野菜などを混ぜ合わせた辛味ダレ。コマク(꼬막)はハイガイを意味する。ハイガイは全羅南道宝城郡の筏橋邑(ポルギョウプ、벌교읍)が主産地であり、ハイガイ料理の専門店が集まるほか、シーズンが始まる10月末頃から11月にかけては「筏橋コマク祭り(벌교꼬막축제)」が開催される。11月から翌3月頃までを旬とする。産地を中心に専門店があるほか、全羅南道の飲食店では副菜として提供されることも多い。家庭料理として作られることもあり、居酒屋でも酒肴として提供される。

  • ハイガイとサルボウガイ
近年はハイガイ(꼬막)の漁獲量が減少しており、養殖のサルボウガイ(새꼬막)で代用されることが多い。ハイガイの標準名は「コマク(꼬막)」であるが、サルボウガイ=「セコマク(새꼬막)」との比較において「チャムコマク(참꼬막)」と呼び分けられる。ハイガイは産地でも稀少であり、サルボウガイに対して3倍ほどの値段がつく。

脚注


外部リンク

制作者関連サイト

関連項目