スンデボックム(腸詰炒め/순대볶음)
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この記事はウィキペディアではありません。「韓食ペディア」はコリアン・フード・コラムニストの八田靖史が作る、韓国料理をより深く味わうためのWEB百科事典です。以下の内容は八田靖史の独自研究を含んでいます。掲載されている情報によって被った損害、損失に対して一切の責任を負いません。また、内容は随時修正されます。 |
スンデボックム(순대볶음)は、腸詰炒め。スンデ(순대)は腸詰(「スンデ(韓国式の腸詰/순대)」の項目も参照)。ボックム(볶음)は炒め物の意。熱した鉄板に油をひき、一口大に切ったスンデ、キャベツ、ニンジン、長ネギ、エゴマの葉、青唐辛子、餅、チョルミョン(でんぷん麺、쫄면)などを入れ、辛い薬味ダレで炒めて作る。最後にはごはんを一緒に炒めて食べてもよい。市場などの屋台で提供する場合もあるが、専門店も多く存在する。類似の料理としては、辛いソースを用いずに炒めるペクスンデ(辛くない腸詰炒め、백순대)がある。
- 新林洞スンデタウン
- 新林洞スンデタウン(シルリムドンスンデタウン、신림동 순대타운)は、ソウルの冠岳区新林洞(クァナック シルリムドン、관악구 신림동)に位置するスンデ料理の専門店街。「元祖民俗スンデタウン(원조민속순대타운)」、「ヤンジスンデタウン(양지순대타운)」というふたつのビル内に小規模なスンデ専門店が多数集まっている。この地域にスンデの専門店が増えたのは1970年代後半頃からで、それが再開発によって移転を余儀なくされ、1992年に「元祖民俗スンデタウン」として建物の中に入った。各店舗ではスンデボックムを主として提供とするが、辛い薬味ダレを用いずに、塩、コショウ、エゴマの粉などで味付けをするペクスンデ(辛くない腸詰炒め、백순대)が名物として有名である。
脚注
外部リンク
- 制作者関連サイト
- 韓食生活(韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト)
- 八田靖史プロフィール(八田靖史のプロフィール)