「トゥンシム(牛ロースの焼肉/등심)」の版間の差分

提供: 韓食ペディア
ナビゲーションに移動 検索に移動
20行目: 20行目:
 
*[[カルビグイ(牛カルビ焼き/갈비구이)]]
 
*[[カルビグイ(牛カルビ焼き/갈비구이)]]
 
*[[カルビサル(骨なしの牛カルビ焼き/갈비살)]]
 
*[[カルビサル(骨なしの牛カルビ焼き/갈비살)]]
 +
*[[サルチサル(霜降りロースの焼肉/살치살)]]
 
*[[アンチャンサル(牛ハラミの焼肉/안창살)]]
 
*[[アンチャンサル(牛ハラミの焼肉/안창살)]]
 
*[[チャドルバギ(薄切り牛バラ肉の焼肉/차돌박이)]]
 
*[[チャドルバギ(薄切り牛バラ肉の焼肉/차돌박이)]]

2019年1月17日 (木) 11:59時点における版

この記事はウィキペディアではありません。「韓食ペディア」はコリアン・フード・コラムニストの八田靖史が作る、韓国料理をより深く味わうためのWEB百科事典です。以下の内容は八田靖史の独自研究を含んでいます。掲載されている情報によって被った損害、損失に対して一切の責任を負いません。また、内容は随時修正されます。

トゥンシム등심)は、牛ロースの焼肉。トゥンシムは牛の肩から背中にかけての肉を指し、日本での部位分けとしては肩ロース、リブロースに相当する。牛肉の部位名であり、それを焼いた料理名でもある。トゥンシムの、トゥン(등)は背中、シム(심)は筋を表す。2~3センチほどにの厚さに切った肉を、鉄板、または網などで焼き、塩につけて、あるいはサンチュ(상추)やエゴマの葉などで包んで食べる。ゴマ油と粗塩を混ぜたキルムジャン(기름장)というタレにつけてもよい。牛焼肉の部位としては定番のひとつであり、カルビグイ(牛カルビ焼き/갈비구이)カルビサル(骨なしの牛カルビ焼き/갈비살)アンチャンサル(牛ハラミの焼肉/안창살)チャドルバギ(薄切り牛バラ肉の焼肉/차돌박이)サルチサル(霜降りロースの焼肉/살치살)などともに、牛焼肉店のメニューに並ぶことが多い。

  • 細かな部位分け
トゥンシムは肩から背中にかけての広い部位を指す用語であり、そこからさらに細分化されることも多い。首に近い部分はモクシム(ネック、肩ロース、목심)、肩から背中にかけてはオッケトゥンシム(肩ロース、어깨등심)、脂の乗った背中部分はコットゥンシム(霜降りロース、リブロース、꽃등심)と呼ばれる。脂の乗ったコットゥンシムは特に人気が高く、これを見分ける簡単な方法のひとつとして、肉に差し込んだトクシム(떡심)と呼ばれるスジを残して提供する店も多い。スジだけに食感はかなり固いものの、珍味として好む人も少なくない。

脚注


外部リンク

制作者関連サイト

関連項目