「コロケ(揚げパン/고로케)」の版間の差分
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*オムクコロケ | *オムクコロケ |
2024年7月14日 (日) 04:47時点における最新版
この記事はウィキペディアではありません。「韓食ペディア」はコリアン・フード・コラムニストの八田靖史が作る、韓国料理をより深く味わうためのWEB百科事典です。以下の内容は八田靖史の独自研究を含んでいます。掲載されている情報によって被った損害、損失に対して一切の責任を負いません。また、内容は随時修正されます。 |
コロケ(コロッケ)(고로케)は、揚げパン。
概要
コロケは、日本語の「コロッケ」を語源とするが、韓国ではカレーパンやピロシキに似た揚げパンを指すことが多く、ジャガイモをマッシュして作るポテトコロッケとは異なるので注意が必要である。ただし、ポテトコロッケのこともコロケ(고로케)と称する。パン生地に炒めた野菜やひき肉、春雨などの具を詰め、パン粉をまぶして揚げて作る。専門店では具のバリエーションとして、ジャガイモ、マスタード、クリームチーズ、あんこなどを詰めたものも販売する。ベーカリーでは定番商品のひとつであり、市場の揚げ物専門店でも販売される。2012年10月にソウル市の明洞(ミョンドン、명동)でオープンした「明洞コロッケ(명동고로케)」が火付け役となり、翌2013年にかけて大きなブームとなって専門店が急増した[1]。
- オムクコロケ
- オムクコロケ(어묵고로케)は、練り物に具を詰めて揚げたもの。オデンコロケ(어뎅고로케)とも呼ぶ。日本語訳を「おでんコロッケ」とする例もある。釜山市影島区蓬莱洞に本社を置く「サムジンオムク(삼진어묵)」が2013年12月に発売して広まった。韓国では2012年末からコロケ(コロッケ)のブームがあり、それがオムクコロケ開発の背景にもなっている。現在は釜山駅などのターミナル駅にも売店が出ている。
- ビビンバコロッケ
- 全羅北道全州市の全州韓屋村(チョンジュ ハノンマウル、전주한옥마을)では、郷土料理のピビムパプ(ビビンバ/비빔밥)を具としたピビムパプコロッケ(ビビンバコロッケ、비빔밥고로케)を販売している。
脚注
- ↑ 韓国のコロッケはなぜカレーパン風なのか? 、韓食生活、2024年6月20日閲覧
外部リンク
- 制作者関連サイト
- 韓食生活(韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト)
- 八田靖史プロフィール(八田靖史のプロフィール)