「コドゥルペギキムチ(イヌヤクシソウのキムチ/고들빼기김치)」の版間の差分

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2024年7月13日 (土) 23:09時点における版

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コドゥルペギキムチ

コドゥルペギキムチ고들빼기김치)は、イヌヤクシソウのキムチ。

概要

コドゥルペギ(고들빼기)はイヌヤクシソウ、キムチ(김치)は野菜の漬け物を指す。根がついた状態の葉を漬け込むのが特徴で、葉の部分には特有のほろ苦さがあり、根の部分には高麗人参(인삼)に似た風味がある。南部地方の郷土料理として知られ、飲食店では副菜として提供される。全羅南道順天市を発祥地とする逸話がある。

  • 名前に関する逸話
全羅南道順天市のケレンイ村は帝釈山(チェソクサン、제석산)のふもとにあり、この山にはイヌヤクシソウの命名に関する逸話が残っている[1]。ある日、観賞用の自然石を採取するために、高氏兄弟、白氏、李氏の4人が帝釈山まで出かけたところ、山の神の怒りに触れたのか道に迷ってしまった。そのまま数日間、自生する野草を食べながら命をつなぎ、ようやく救助されたので、苦味がありながらも味のよい野草を下山の際に持ち帰って植えた。村人たちも好んで食べるようになったが、名前がなかったため、高(고)氏がふたり(둘)、白(백)氏、李(이)氏とつなげて「고둘백이」と呼び、これが変化して現在の「고들빼기」になった。

脚注

  1. 고들빼기김치 、デジタル順天文化大典、2024年5月7日閲覧

外部リンク

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関連項目