「ネンミョン(冷麺/냉면)」の版間の差分

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*南北における認識の違い
 
*南北における認識の違い
 
:韓国においては麺の原材料だけでなく、平壌冷麺はムルネンミョンを主体とし、咸興冷麺はピビムネンミョンを主体とするとの認識が一般的である。ただし、本場である[[北朝鮮の料理|北朝鮮]]では事情が異なり、韓食ペディアの執筆者である八田靖史の調査によれば、平壌在住のガイド、咸興在住の旅行社スタッフ、咸興でもっとも有名な冷麺店の「新興館」店員にそれぞれ確認したところ、咸興冷麺もスープのあるムルネンミョンが主流であるとの回答を得た<ref>[http://www.kansyoku-life.com/2015/04/6295.html 北朝鮮報告(1)~平壌、開城、元山、咸興の各地域を食べ歩いてきました。] 、韓食生活、2015年5月7日閲覧</ref>。もちろんピビムネンミョンが存在しない訳ではなく、平壌でも咸興でもピビムネンミョンは食べることができる。また一連の報告は八田靖史著『食の日韓論 ボクらは同じものを食べている』(三五館)にも詳しい<ref>八田靖史, 2016, 『食の日韓論 ボクらは同じものを食べている』, 三五館, P174-216</ref>。
 
:韓国においては麺の原材料だけでなく、平壌冷麺はムルネンミョンを主体とし、咸興冷麺はピビムネンミョンを主体とするとの認識が一般的である。ただし、本場である[[北朝鮮の料理|北朝鮮]]では事情が異なり、韓食ペディアの執筆者である八田靖史の調査によれば、平壌在住のガイド、咸興在住の旅行社スタッフ、咸興でもっとも有名な冷麺店の「新興館」店員にそれぞれ確認したところ、咸興冷麺もスープのあるムルネンミョンが主流であるとの回答を得た<ref>[http://www.kansyoku-life.com/2015/04/6295.html 北朝鮮報告(1)~平壌、開城、元山、咸興の各地域を食べ歩いてきました。] 、韓食生活、2015年5月7日閲覧</ref>。もちろんピビムネンミョンが存在しない訳ではなく、平壌でも咸興でもピビムネンミョンは食べることができる。また一連の報告は八田靖史著『食の日韓論 ボクらは同じものを食べている』(三五館)にも詳しい<ref>八田靖史, 2016, 『食の日韓論 ボクらは同じものを食べている』, 三五館, P174-216</ref>。
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*朝鮮3大料理
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:20世紀初頭の新聞記者で歴史家、独立運動家の文一平(ムン・イルピョン、문일평)は、1936年8月27日の『朝鮮日報(조선일보)』紙面で「朝鮮人と飲食物」<ref>[https://newslibrary.naver.com/viewer/index.naver?articleId=1936082700239105001 朝鮮人과飲食物] 、NAVERニュースライブラリー(朝鮮日報1936年8月27日記事)、2023年10月5日閲覧</ref>というコラムを書き、地方の代表的な名物料理として「ケソンタンバン(開城湯飯=開城式のクッパ、[[개성탕반]])」「ピョンヤンネンミョン(平壌式の冷麺、[[평양냉면]])」「チョンジュコルトンバン(全州骨董飯=全州式のビビンバ、[[전주골동반]])」の3種をあげた。この評価は現代まで継承されており、今日では「朝鮮3大料理(조선3대음식)」と称される。
  
 
=== 食べ方 ===
 
=== 食べ方 ===
30,747

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