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+ | タンスユク([[탕수육]])は漢字で「糖水肉」と書いて、日本でいう酢豚のこと。中国語の「糖醋肉」を漢字として当てる場合が多く、その場合、韓国語の読み方では「タンチョユク(탕초육)」となるが、それとは関係なしにタンスユクと読ませる場合がほとんどである。「糖醋肉」をタンスユクと呼んだ経緯は明らかでないが、中国語の「糖醋肉(탕추러우、tangcurou)」から「탕추」が「탕수」へと変化し、漢字語の「肉([[육]])」と結びついたのではないかとの説がある<ref>[https://www.pressian.com/pages/articles/137644 탕수육은 왜 탕수육일까?] 、프레시안、2022年3月2日閲覧</ref>。なお、タンスユクとの呼び名は1920~30年代から新聞、雑誌などに多く見られる(「[[タンスユク(酢豚/탕수육)#歴史]]」参照)。日本での表記は「タンスユッ」とすることもある。本辞典においては「タンスユク」を使用する。発音表記は[탕수육]。 | ||
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− | + | 揚げた豚肉と、ニンジン、タマネギ、ピーマン、キュウリなどの炒め野菜を加え、甘酢ソースで和えて作る。豚肉は粉唐辛子を加えた醤油につけて食べることも多い。[[チャジャンミョン(韓国式ジャージャー麺/짜장면)]]や、[[チャンポン(激辛スープの海鮮麺/짬뽕)]]と並んで代表的な中華料理として定着しており、主に中華料理店で提供される。 | |
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2022年3月2日 (水) 00:46時点における版
この記事はウィキペディアではありません。「韓食ペディア」はコリアン・フード・コラムニストの八田靖史が作る、韓国料理をより深く味わうためのWEB百科事典です。以下の内容は八田靖史の独自研究を含んでいます。掲載されている情報によって被った損害、損失に対して一切の責任を負いません。また、内容は随時修正されます。 |
タンスユク(탕수육)は、酢豚。
名称
タンスユク(탕수육)は漢字で「糖水肉」と書いて、日本でいう酢豚のこと。中国語の「糖醋肉」を漢字として当てる場合が多く、その場合、韓国語の読み方では「タンチョユク(탕초육)」となるが、それとは関係なしにタンスユクと読ませる場合がほとんどである。「糖醋肉」をタンスユクと呼んだ経緯は明らかでないが、中国語の「糖醋肉(탕추러우、tangcurou)」から「탕추」が「탕수」へと変化し、漢字語の「肉(육)」と結びついたのではないかとの説がある[1]。なお、タンスユクとの呼び名は1920~30年代から新聞、雑誌などに多く見られる(「タンスユク(酢豚/탕수육)#歴史」参照)。日本での表記は「タンスユッ」とすることもある。本辞典においては「タンスユク」を使用する。発音表記は[탕수육]。
概要
揚げた豚肉と、ニンジン、タマネギ、ピーマン、キュウリなどの炒め野菜を加え、甘酢ソースで和えて作る。豚肉は粉唐辛子を加えた醤油につけて食べることも多い。チャジャンミョン(韓国式ジャージャー麺/짜장면)や、チャンポン(激辛スープの海鮮麺/짬뽕)と並んで代表的な中華料理として定着しており、主に中華料理店で提供される。
歴史
種類
チャプサルタンスユク
クォバロウ
- クォバロウ(꿔바로우)は、豚肉の唐揚げ。中国・東北地域の料理である「鍋包肉(锅包肉)」が韓国で定着したものである。クォバオロウ(궈바오러우)と呼ぶこともある。クォバロウ、クォバオロウともに中国での呼び名をハングルで表記したものだが、「鍋包肉」という漢字を韓国式に読んでクァポユク(과포육)と表記する場合もある。薄切りにした豚肉に片栗粉(ジャガイモのでんぷん)で衣をつけて揚げ、甘酢ソースを絡めて味わう。食感や調理法がチャプサルタンスユクと似るため、野菜を抜いたチャプサルタンスユクという感覚で、両者の呼び名が混用されることもある。韓国ではヤンコチ(羊肉の串焼き/양꼬치)とともに2010年代前半から人気が高まり、延辺料理(中国・延辺朝鮮自治州の料理)の専門店や中華料理店において提供されるようになった。
キムピタン
日本における定着
エピソード
地域
脚注
- ↑ 탕수육은 왜 탕수육일까? 、프레시안、2022年3月2日閲覧
外部リンク
- 制作者関連サイト
- 韓食生活(韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト)
- 八田靖史プロフィール(八田靖史のプロフィール)