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2019年9月18日 (水) 12:57時点における版
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太白市(テベクシ、태백시)は江原道の南東部に位置する地域。本ページでは太白市の料理、特産品について解説する。
地域概要
太白市は江原道の南東部に位置する地域。北部から東部にかけては江原道の三陟市、南部は慶尚北道の奉化郡、西部は江原道の寧越郡、旌善郡と接する。人口は4万4146人(2019年8月)[1]。地域全体が太白山脈(テベクサンメク、태백산맥)の一角を成し、標高1567mの太白山(テベクサン、태백산)や、1573mの咸白山(ハムベクサン、함백산)など1000m級の山々が連なる。こうした山間部を蛇行するように洛東江(ナクトンガン、낙동강)の支流である、黄池川(ファンジチョン、황지천)、鉄岩川(チョラムチョン、철암천)が流れ、その周辺の平野部に町がある。またこの地域は洛東江、漢江(ハンガン、한강)の最上流域であり、両河川の源流点があるのも地域の特徴である。主要な観光地としては、太白山を中心とする太白山国立公園(テベクサン クンニプコンウォン、태백산국립공원)や、龍淵洞窟(ヨンヨントングル、용연동굴)、1950~60年代に石炭の生産で栄えた歴史を伝える太白石炭博物館(テベク ソクタン パンムルグァン、태백석탄박물관)などがある。ソウル市から太白市までのアクセスは、東ソウル総合ターミナルから太白バスターミナルまで高速バスで約3時間10分の距離である。
- 太白市の発足
食文化の背景
現在の太白市一帯から、隣接する江原道旌善郡、三陟市にかけては良質の無煙炭を産出する地域で、1930年代より炭鉱の開発が進んだ。1960〜80年代には全国から多くの労働者が集まり、炭鉱の町として賑わいを増していく。1981年に太白市が発足すると、1987年には人口がピークとなる12万0208人まで増えたが[3]、1980年代末になって石炭から石油へとエネルギーの主軸が移ると、石炭産業は合理化政策が進められ、多くの炭鉱が廃鉱となっていく。この時期を境に太白市の人口は減少が進み、2012年には市の昇格条件である5万人を割り、現在の人口は市単位で見ると忠清南道[鶏龍市の料理|鶏龍市]]に次いで少ない。炭鉱の町としての栄華はすっかりかつてのものとなったが、それでも地域の食文化を見ると炭鉱で賑わっていた時代の名残が色濃く見える。
代表的な料理
- タッカルビ(鶏肉と野菜の鍋/닭갈비)
- サンチェピビムパプ(山菜ビビンバ/산채비빔밥)
- ハヌヨンタングイ(韓牛の練炭焼肉/한우연탄구이)黄池洞
代表的な特産品
代表的な酒類・飲料
飲食店情報
エピソード
脚注
- ↑ 주민등록 인구 및 세대현황 、行政安全部ウェブサイト、2019年6月25日閲覧
- ↑ 태백의 연혁 、太白市ウェブサイト、2019年9月18日閲覧
- ↑ 면적·세대·인구(1970~1991) 、統計庁資料、2019年9月18日閲覧
外部リンク
- 関連サイト
- 制作者関連サイト
- 韓食生活(韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト)
- 八田靖史プロフィール(八田靖史のプロフィール)
- 韓国語食の大辞典アプリ版(八田靖史制作の韓国料理専門辞典)