2017年11月22日 (水) 12:23時点における版
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コッチョリ(겉절이)は、浅漬けキムチ。コッ(겉)は外側、チョリ(김치)はチョリダ(漬ける、절이다)の名詞形で「~漬け」を意味する。一般的なキムチのように熟成期間を置くことなく、漬けてすぐに食べることから名付けられた。慶尚道方言ではチェレギ(재래기)とも呼ぶ。白菜やサンチュ(상추)などの野菜に薬味ダレを絡めて作ることが多い。白菜のコッチョリは、ペチュコッチョリ(배추겉절이)、サンチュのコッチョリはサンチュコッチョリ(상추겉절이)と呼ぶ。サンチュのコッチョリはキムチというよりも、サラダ風の仕上がりになり、そのさっぱりとした味わいから焼肉店で提供されることが多い。そのほか家庭の常備菜、副菜として作られるほか、飲食店でも副菜のひとつとして提供される。
- 日本の焼肉店、韓国料理店ではチョレギサラダというメニューを見かけることが多い。このチョレギは、コッチョリの慶尚道方言であるチェレギ(재래기)に由来する。また、同様のサラダをムンチサラダと呼ぶこともあるが、ムンチの語源はムチム(和え物、무침)であり、生野菜と薬味ダレを和えたことに由来する。
- 韓食ペディアの執筆者である八田靖史は、2001年にエバラ食品のテレビCMで「焼肉屋さんのチョレギサラダ」という商品を知り、耳慣れないチョレギという単語について調査を下。その結果はメールマガジン「コリアうめーや!!第18号 チョレギに関する緊急論文」にまとめられており[1]、また後年、ブログ「韓食日記」においても「チョレギサラダの考察。」としてチョレギの語源を紹介した[2]。これらの記事はインターネット上において、チョレギの語源として多くのサイトから引用されている。
脚注
外部リンク
関連項目