「オデン(おでん/오뎅)」の版間の差分

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=== 1960年代 ===
 
=== 1960年代 ===
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1960年代に入ると釜山では居酒屋で大皿に盛り付けた日本式のオデンを提供する店が登場し始めた。練り製品や牛スジ、魚介などを具とした大皿料理のオデンは釜山の郷土料理として地位を確立している。
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;日本式オデンの台頭
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*マラトンチプの新メニュー
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:1959年に釜山市釜山鎮区釜田洞で開店した居酒屋「マラトンチプ(마라톤집)」は、店名でもありマラソンを意味する「マラトン(海鮮チヂミ、마라톤)」と、再建を意味する「チェゴン(海鮮野菜炒め、재건)」というユニークなネーミングの料理を創業からの看板メニューとしている。現在の場所に移転した1963年より大皿料理のオデンを新メニューとして追加し、こちらも現在まで人気料理のひとつとして支持を受けている。
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*白光商会の開店
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:釜山市中区南浦洞に位置する居酒屋「白光商会(백광상회)」は大皿料理のオデンを看板料理としている。看板には「60年伝統」の文字があり、1950~60年代の開店と推定される。
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*ミョンソンフェッチプの開店
 
*ミョンソンフェッチプの開店
 
:1968年に釜山市東区水晶洞にて、刺身店の「ミョンソンフェッチプ(명성횟집)」が開店した。この店ではオデンを自慢料理にしており、オデンタン(おでん鍋/오뎅탕)や、オデンペッパン(おでん定食、오뎅백반)が人気を集めている。
 
:1968年に釜山市東区水晶洞にて、刺身店の「ミョンソンフェッチプ(명성횟집)」が開店した。この店ではオデンを自慢料理にしており、オデンタン(おでん鍋/오뎅탕)や、オデンペッパン(おでん定食、오뎅백반)が人気を集めている。
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