「江陵市の料理」の版間の差分

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*草堂豆腐の由来
 
*草堂豆腐の由来
:草堂豆腐は16世紀中頃、三陟府使として赴任していた許曄(허엽)によって作られたとの説があり、草堂とは許曄の号を指す。許曄は小説『洪吉童伝』を書いた許筠(허균)の父親でもある。
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:草堂豆腐は16世紀中頃、三陟府使として赴任していた許曄(허엽)によって作られたとの説があり、草堂とは許曄の号を指す<ref>[http://www.koreaimg.com/moongori/goods/popuplist_white1.asp?num=53554#2 초당두부] 、江陵市ウェブサイト(솔향강릉)、2017年5月6日閲覧</ref>。許曄は小説『洪吉童伝』を書いた許筠(허균)の父親でもある。
  
 
=== トルムクチゲ(ハタハタの鍋/도루묵찌개) ===
 
=== トルムクチゲ(ハタハタの鍋/도루묵찌개) ===
 
[[ファイル:17050205.JPG|thumb|300px|オルチェンイグクス]]
 
[[ファイル:17050205.JPG|thumb|300px|オルチェンイグクス]]
:オルチェンイグクスは旌善の特産品であるトウモロコシのでんぷんで作った麺料理。オルチェンイは(올챙이)はオタマジャクシを意味し、短く作った麺の見た目に由来する。グクス([[국수]])は麺の意。トウモロコシのでんぷんでゆるめの生地を作って煮た後、小さな穴の開いた容器から冷水に流して麺を作る。できあがった麺は柔らかいため、ぷつぷつと切れておたまじゃくし状になる。これを煮干しダシのスープに入れ、刻んだキムチや、刻みネギ、すりゴマ、刻み海苔などを薬味として加える。韓食ペディアの執筆者である八田靖史の個人的な体験によれば、料理そのものを味わうよりも、料理の詳細を知らない人に対して「おたまじゃくしを食べよう」と誘い、驚かせる、気味悪がらせる、青ざめた表情を見ることに格別の味があると思われる。
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:トルムクチゲはハタハタの鍋。トルムク([[도루묵]])がハタハタ、チゲ([[찌개]])が鍋料理を意味する。内臓を取った丸ごとのハタハタを、鍋で長ネギ、豆腐などの具とともに辛く煮込んで作る。11月から12月上旬頃まではメスが卵を持っており、この時期のトルムクチゲがもっとも人気が高い。焼き魚にしたトルムックイ([[도루묵구이]])もハタハタの代表的な食べ方である。
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*ハタハタの名前に関する逸話
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:ハタハタの呼び名であるトルムクには命名に関する逸話がある。ハタハタはかつてムク([[묵]])という名前で呼ばれており、現在は北朝鮮に位置する咸鏡道の名産品であった。朝鮮時代にある王様が戦乱を避けて咸鏡道へ逃れた際、地元民からハタハタを献上され、これがたいへん美味しいかったことから名前を尋ねた。地元民がムクと答えると、王様はもっとふさわしい名前がよいだろうと、その色合いからウノ(銀魚、은어)と命名した。戦乱が落ち着いて都に戻った王様は、ハタハタの味が忘れられず、もう1度食べたいとわざわざ運ばせた。ところが長距離を移動したハタハタは味が落ちており、それに怒った王様は銀魚という名前を取り上げ、もとのムクに戻せと命じた。韓国語で「もとに」は「トロ(도로)」と発音し、もとのハタハタで「トロムク(도로묵)。これがなまって現在のトロムクになったとされる。ちなみに現在の韓国語でウノ([[은어]])はアユのことを指す。
  
 
=== チャンチチム(タナカゲンゲの蒸し煮/장치찜) ===
 
=== チャンチチム(タナカゲンゲの蒸し煮/장치찜) ===
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