「ピンデトク(緑豆のお焼き/빈대떡)」の版間の差分
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2017年1月7日 (土) 09:05時点における版
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ピンデトク(빈대떡)は、緑豆のお焼き。ノクトゥ(緑豆、녹두)を主材料とすることから、ノクトゥジョン(녹두전)、ノクトゥチヂミ(녹두지짐이)とも呼ばれる。かつてはピンジャトク(貧者餅、빈자떡)とも呼ばれた。水に浸した緑豆を石臼、またはミキサーで粗めに挽き、牛肉、長ネギ、白菜キムチなどの具とともにフライパンなどで焼いて作る。居酒屋、民俗酒場などでは定番のメニューである。
名称
ピンデトクのピンデは語源が諸説あり、韓国語でトコジラミ(南京虫)を意味するピンデ(빈대)に形状が似ているとする説や、賓客をもてなす料理との意味からピンデ(賓待、빈대)と名付けたという説などがある。トク(떡)は餅を意味する。同じ意味の単語として、ノクトゥジョン(緑豆のお焼き、녹두전)、ノクトゥチヂミ(緑豆のチヂミ、녹두지짐이)なども用いられる。日本語での表記としては、「ピンデトッ」「ピンデットク」「ピンデットッ」などが使われるが、本辞典ではピンデトクと表記する。
概要
ピンデトクは緑豆の生地を鉄板やフライパンで焼いて作る。生地は石臼やミキサーなどでで粗めに挽いた緑豆をベースとし、緑豆モヤシ、白菜キムチ、豚肉などの具を加える。塩などで軽く味付けもするが、食べる際につけダレとしてヤンニョムジャン(醤油ダレ、양념장)も用意される。マッコリ(막걸리)との相性がよい料理としても有名である。