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	<title>韓食ペディア - 利用者の投稿記録 [ja]</title>
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	<updated>2026-06-13T14:33:21Z</updated>
	<subtitle>利用者の投稿記録</subtitle>
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		<title>カンジャンケジャン（ワタリガニの醤油漬け／간장게장）</title>
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		<updated>2026-05-29T08:49:34Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* 概要 */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:22040707.JPG|400px|thumb|カンジャンケジャン]]&lt;br /&gt;
'''カンジャンケジャン'''（[[간장게장]]）は、ワタリガニの醤油漬け。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 名称 ==&lt;br /&gt;
カンジャンケジャンの、カンジャン（[[간장]]）は醤油。ケジャン（[[게장]]）はカニを薬味醤油や辛い薬味ダレに漬けたものを表す。本来はカニ全般の醤油漬けを指す料理名だが、ワタリガニで作られることがもっとも多く、一般的にカンジャンケジャンと言ったらワタリガニの醤油漬けを意味することが多い。ワタリガニは韓国語でコッケ（[[꽃게]]）と呼び、コッケジャン（[[꽃게장]]）、またはカンジャンコッケジャン（[[간장꽃게장]]）の名前でも呼ぶ。発音は「カンジャンゲジャン」がより近い。発音表記は[간장게장]。漢字表記は[간醬게醬]。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*日本語訳&lt;br /&gt;
:主材料と調理法から「ワタリガニの醤油漬け」「ワタリガニの薬味醤油漬け」「醤油漬けワタリガニ」といった訳が多く見られる。「ワタリガニ漬け」とすることもあるが、[[ヤンニョムケジャン（ワタリガニの辛味ダレ漬け／양념게장）]]との区別から、訳には「醤油」を加えたものが多い。また、ワタリガニは本来、ワタリガニ科の総称であり、標準和名はガザミであるため、「ガザミの醤油漬け」「ガザミの薬味醤油漬け」といった訳も見かけるが、ワタリガニがガザミの通称として広く使用されていることから少数派になっている。本辞典では「ワタリガニの醤油漬け」を使用している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ワタリガニの語源 ===&lt;br /&gt;
:ワタリガニを指す「꽃게」は直訳すると「花蟹」となるが、もともとは「곶게」が変化したものとされ、「곶」は漢字で「串」と書いて「岬」を意味する。甲羅の両端が岬のようにとがっていることを指したもので、朝鮮時代後期の学者、李瀷（イ・イク、이익）が1760年頃に書いたとされる百科事典『星湖僿説（성호사설）』では、ワタリガニの語源について、「俗称を串蟹というのは背中に串のようなふたつの角があるからだ」【原文1】&amp;lt;ref&amp;gt;[https://db.itkc.or.kr/dir/item?itemId=BT#dir/node?dataId=ITKC_BT_1368A_0050_010_0400&amp;amp;viewSync=OT 星湖僿説 / 第4巻萬物門（蟹）] 、韓国古典総合DB、2025年3月3日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;と紹介している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1】「俗名串蟹以匡有两角如串也」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 概要 ==&lt;br /&gt;
カンジャンケジャンは、生のワタリガニを丸ごと薬味醤油に漬け込んで作る。3～5月頃にとれるメスのワタリガニは内子を持っていることから珍重され、専門店ではこの時期にとれたものを急速冷凍して通年で用いる。主に専門店や海鮮料理店のメニューに並ぶほか、市場でも販売される。ワタリガニ以外にも、イシガニ（[[민꽃게]]）、ケガニ（[[털게]]）、チュウゴクモクズガニ（[[참게]]）などを用いる。また、近年は同様の薬味醤油にエビを漬け込んだ、[[カンジャンセウ（エビの醤油漬け／간장새우）]]の人気も高い。ワタリガニを用いた料理としては、ほかに[[ヤンニョムケジャン（ワタリガニの辛味ダレ漬け／양념게장）]]、[[コッケタン（ワタリガニ鍋／꽃게탕）]]、[[コッケチム（ワタリガニ蒸し／꽃게찜）]]などがある。主産地である[[仁川市の料理|仁川市]]や、[[忠清南道の料理|忠清南道]]、[[全羅北道の料理|全羅北道]]などの郷土料理としても有名。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*食べ方&lt;br /&gt;
:足の部分を手に取って、つけ根部分にかぶりつき、軽く噛んで身を吸い出すと食べやすい。甲羅の中のカニミソや内子（未成熟卵、[[게알]]）はスプーンですくって食べるほか、ごはんに載せて一緒に食べたり、板海苔状にした海藻のカジメ（[[감태]]）に包んで食べたりする。甲羅にごはんを入れて混ぜて食べるのも定番であり、甲羅の内側をスプーンでこそげるようにすると余さず食べることができる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*ごはん泥棒&lt;br /&gt;
:カンジャンケジャンはごはんとの相性のよさから、俗にパプトドゥク（ごはん泥棒、[[밥도둑]]）と称される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*主産地&lt;br /&gt;
:[[仁川市の料理|仁川市]]の江華島（カンファド、강화도）沖を主産地として、西海岸の各地域に水揚げされる。2025年の全国生産量は2万6409トンであり、1位の[[忠清南道の料理|忠清南道]]が9427トン（35.7%）、2位の[[仁川市の料理|仁川市]]が6985トン（26.4%）、3位の[[全羅北道の料理|全羅北道]]が4612トン（17.5%）を占める&amp;lt;ref&amp;gt;[https://kosis.kr/statHtml/statHtml.do?orgId=101&amp;amp;tblId=DT_1EW0004&amp;amp;conn_path=I2 「어업생산동향조사」어업별 품종별 통계(자료갱신일: 2026-05-29)] 、KOSIS（国家統計ポータル）、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*旬&lt;br /&gt;
:4～6月頃に卵を持ったメスが西海岸の各漁港に水揚げされ、この時期をいちばんの旬と考えることが多い。卵にこだわらなければ秋のほうが身が詰まって美味しいと評価され、9～10月にはオスのワタリガニが、10～12月にはメスのワタリガニが旬を迎える。6月下旬～8月下旬は禁漁期となっている&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.nifs.go.kr/contents/actionContentsCons0148.do 금어기·금지체장 소개] 、国立水産科学院ウェブサイト、2025年3月3日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域 ==&lt;br /&gt;
*仁川市延寿区玉蓮洞&lt;br /&gt;
:[[仁川市の料理|仁川市]]の延寿区玉蓮洞（ヨンスグ オンニョンドン、연수구 옥련동）には「松島ワタリガニ通り」（ソンドコッケゴリ、송도꽃게거리）がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*仁川市江華郡&lt;br /&gt;
:[[仁川市の料理|仁川市]][[江華郡の料理|江華郡]]の内可面外浦里（ネガミョン ウェポリ、내가면 외포리）にはワタリガニ料理の専門店が集まっており、「外浦里ワタリガニ村（ウェポリ コッケマウル、외포리 꽃게마을）」と呼ばれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*忠清南道泰安郡&lt;br /&gt;
:[[忠清南道の料理|忠清南道]][[泰安郡の料理|泰安郡]]の新津島（シンジド、신지도）では、毎年5月に「新津島ワタリガニ祭り（신진도 꽃게 축제）」が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:かんしやんけしやん}}&lt;br /&gt;
*[[カンジャンセウ（エビの醤油漬け／간장새우）]]&lt;br /&gt;
*[[コッケチム（ワタリガニ蒸し／꽃게찜）]]&lt;br /&gt;
*[[コッケタン（ワタリガニ鍋／꽃게탕）]]&lt;br /&gt;
*[[ヤンニョムケジャン（ワタリガニの辛味ダレ漬け／양념게장）]]&lt;br /&gt;
*[[仁川市の料理]]&lt;br /&gt;
*[[忠清南道の料理]]&lt;br /&gt;
*[[泰安郡の料理]]&lt;br /&gt;
*[[全羅北道の料理]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:魚介料理の一覧]]&lt;br /&gt;
[[Category:京畿道・仁川市の料理]]&lt;br /&gt;
[[Category:忠清南道・大田市・世宗市の料理]]&lt;br /&gt;
[[Category:全羅北道の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%83%8B%E3%83%A7%E3%83%A0%E3%82%B1%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%EF%BC%88%E3%83%AF%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%AC%E3%83%8B%E3%81%AE%E8%BE%9B%E5%91%B3%E3%83%80%E3%83%AC%E6%BC%AC%E3%81%91%EF%BC%8F%EC%96%91%EB%85%90%EA%B2%8C%EC%9E%A5%EF%BC%89&amp;diff=42607</id>
		<title>ヤンニョムケジャン（ワタリガニの辛味ダレ漬け／양념게장）</title>
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		<updated>2026-05-29T08:49:25Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* 概要 */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:23010823.JPG|thumb|400px|ヤンニョムケジャン]]&lt;br /&gt;
'''ヤンニョムケジャン'''（[[양념게장]]）は、ワタリガニの辛味ダレ漬け。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 名称 ==&lt;br /&gt;
ヤンニョムケジャンの、ヤンニョム（[[양념]]）はさまざまな調味料、香辛料、香味野菜などを混ぜ合わせた辛味ダレ。ケジャン（[[게장]]）はカニを薬味醤油や辛味ダレに漬けたものを表す。本来はカニ全般の辛味ダレ漬けを指す料理名だが、ワタリガニで作られることがもっとも多く、ヤンニョムケジャンだけでワタリガニの辛味ダレ漬けを意味することが多い。ワタリガニはコッケ（[[꽃게]]）と呼び、コッケジャン（[[꽃게장]]）、またはヤンニョムコッケジャン（[[양념꽃게장]]）とも呼ぶ。発音は「ヤンニョムゲジャン」がより近い。発音表記は[양념게장]。漢字表記は[양념게醬]。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*日本語訳&lt;br /&gt;
:主材料と調理法から「ワタリガニの〇〇漬け」「ワタリガニの〇〇和え」といった訳が多い。〇〇の部分は多岐に渡り、「薬味」「薬味ダレ」「辛味」「辛味ダレ」「甘辛」「甘辛ダレ」「辛味噌」「甘辛味噌」などのほか、そのまま「ヤンニョム漬け」「ヤンニョム和え」とする訳も見られる。「ワタリガニのキムチ」「カニキムチ」といった訳も見られるが、韓国では魚介類を漬けたものをキムチと呼ぶことはなく、本来的には誤用である。また、ワタリガニは本来、ワタリガニ科の総称であり、標準和名はガザミであるため、「ガザミの〇〇漬け」「ガザミの〇〇和え」といった訳も見かけるが、ワタリガニがガザミの通称として広く使用されていることから少数派になっている。本辞典では「ワタリガニの辛味ダレ漬け」を使用している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ワタリガニの語源 ===&lt;br /&gt;
:ワタリガニを指す「꽃게」は直訳すると「花蟹」となるが、もともとは「곶게」が変化したものとされ、「곶」は漢字で「串」と書いて「岬」を意味する。甲羅の両端が岬のようにとがっていることを指したもので、朝鮮時代後期の学者、李瀷（イ・イク、이익）が1760年頃に書いたとされる百科事典『星湖僿説（성호사설）』では、ワタリガニの語源について、「俗称を串蟹というのは背中に串のようなふたつの角があるからだ」【原文1】&amp;lt;ref&amp;gt;[https://db.itkc.or.kr/dir/item?itemId=BT#dir/node?dataId=ITKC_BT_1368A_0050_010_0400&amp;amp;viewSync=OT 星湖僿説 / 第4巻萬物門（蟹）] 、韓国古典総合DB、2025年3月3日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;と紹介している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1】「俗名串蟹以匡有两角如串也」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 概要 ==&lt;br /&gt;
ヤンニョムケジャンは、生のワタリガニを丸ごと辛味ダレに漬け込んで作る。食べる際は殻ごとぶつ切りにして中の身を味わう。主に専門店や海鮮料理店のメニューに並ぶほか、市場でも販売される。ワタリガニを用いた料理としては、ほかに[[カンジャンケジャン（ワタリガニの醤油漬け／간장게장）]]、[[コッケタン（ワタリガニ鍋／꽃게탕）]]、[[コッケチム（ワタリガニ蒸し／꽃게찜）]]などがある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*主産地&lt;br /&gt;
:[[仁川市の料理|仁川市]]の江華島（カンファド、강화도）沖を主産地として、西海岸の各地域に水揚げされる。2025年の全国生産量は2万6409トンであり、1位の[[忠清南道の料理|忠清南道]]が9427トン（35.7%）、2位の[[仁川市の料理|仁川市]]が6985トン（26.4%）、3位の[[全羅北道の料理|全羅北道]]が4612トン（17.5%）を占める&amp;lt;ref&amp;gt;[https://kosis.kr/statHtml/statHtml.do?orgId=101&amp;amp;tblId=DT_1EW0004&amp;amp;conn_path=I2 「어업생산동향조사」어업별 품종별 통계(자료갱신일: 2026-05-29)] 、KOSIS（国家統計ポータル）、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*旬&lt;br /&gt;
:4～6月頃に卵を持ったメスが西海岸の各漁港に水揚げされ、この時期をいちばんの旬と考えることが多い。卵にこだわらなければ秋のほうが身が詰まって美味しいと評価され、9～10月にはオスのワタリガニが、10～12月にはメスのワタリガニが旬を迎える。6月下旬～8月下旬は禁漁期となっている&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.nifs.go.kr/contents/actionContentsCons0148.do 금어기·금지체장 소개] 、国立水産科学院ウェブサイト、2025年3月3日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域 ==&lt;br /&gt;
*仁川市延寿区玉蓮洞&lt;br /&gt;
:[[仁川市の料理|仁川市]]の延寿区玉蓮洞（ヨンスグ オンニョンドン、연수구 옥련동）には「松島ワタリガニ通り」（ソンドコッケゴリ、송도꽃게거리）がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*仁川市江華郡&lt;br /&gt;
:[[仁川市の料理|仁川市]][[江華郡の料理|江華郡]]の内可面外浦里（ネガミョン ウェポリ、내가면 외포리）にはワタリガニ料理の専門店が集まっており、「外浦里ワタリガニ村（ウェポリ コッケマウル、외포리 꽃게마을）」と呼ばれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*忠清南道泰安郡&lt;br /&gt;
:[[忠清南道の料理|忠清南道]][[泰安郡の料理|泰安郡]]の新津島（シンジド、신지도）では、毎年5月に「新津島ワタリガニ祭り（신진도 꽃게 축제）」が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:やんによむけしやん}}&lt;br /&gt;
*[[カンジャンケジャン（ワタリガニの醤油漬け／간장게장）]]&lt;br /&gt;
*[[コッケチム（ワタリガニ蒸し／꽃게찜）]]&lt;br /&gt;
*[[コッケタン（ワタリガニ鍋／꽃게탕）]]&lt;br /&gt;
*[[仁川市の料理]]&lt;br /&gt;
*[[江華郡の料理]]&lt;br /&gt;
*[[忠清南道の料理]]&lt;br /&gt;
*[[泰安郡の料理]]&lt;br /&gt;
*[[全羅北道の料理]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:魚介料理の一覧]]&lt;br /&gt;
[[Category:京畿道・仁川市の料理]]&lt;br /&gt;
[[Category:忠清南道・大田市・世宗市の料理]]&lt;br /&gt;
[[Category:全羅北道の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
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		<title>コッケチム（ワタリガニ蒸し／꽃게찜）</title>
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		<updated>2026-05-29T08:49:16Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* 概要 */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:22122506.JPG|thumb|400px|コッケチム]]&lt;br /&gt;
'''コッケチム'''（[[꽃게찜]]）は、ワタリガニ蒸し。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 名称 ==&lt;br /&gt;
コッケチムの、コッケ（[[꽃게]]）はワタリガニ。チム（[[찜]]）は蒸し料理の意。発音表記は[꼳께찜]。料理名に漢字は含まれない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*日本語訳&lt;br /&gt;
:主材料と調理法から「ワタリガニ蒸し」「ワタリガニの蒸し物」「蒸しワタリガニ」と訳す場合が多い。また、ワタリガニは本来、ワタリガニ科の総称であり、標準和名はガザミであるため、「ガザミ蒸し」「ガザミの蒸し物」「蒸しガザミ」といった訳も見かけるが、ワタリガニがガザミの通称として広く使用されていることから少数派になっている。本辞典では「ワタリガニ蒸し」を使用している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ワタリガニの語源 ===&lt;br /&gt;
:ワタリガニを指す「꽃게」は直訳すると「花蟹」となるが、もともとは「곶게」が変化したものとされ、「곶」は漢字で「串」と書いて「岬」を意味する。甲羅の両端が岬のようにとがっていることを指したもので、朝鮮時代後期の学者、李瀷（イ・イク、이익）が1760年頃に書いたとされる百科事典『星湖僿説（성호사설）』では、ワタリガニの語源について、「俗称を串蟹というのは背中に串のようなふたつの角があるからだ」【原文1】&amp;lt;ref&amp;gt;[https://db.itkc.or.kr/dir/item?itemId=BT#dir/node?dataId=ITKC_BT_1368A_0050_010_0400&amp;amp;viewSync=OT 星湖僿説 / 第4巻萬物門（蟹）] 、韓国古典総合DB、2025年3月3日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;と紹介している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1】「俗名串蟹以匡有两角如串也」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 概要 ==&lt;br /&gt;
コッケチムは、ワタリガニを丸ごと蒸して作る。蒸したワタリガニは包丁でぶつ切りにしてかぶりついて味わう。また、大豆モヤシやセリなどと辛い味付けの蒸し煮にした料理もコッケチムと呼ぶことがある。辛い蒸し煮はコッケボムボク（ワタリガニの蒸し煮、[[꽃게범벅]]）とも呼ぶ。ワタリガニ料理の専門店をはじめ、刺身専門店、魚介料理店などでメニューに並ぶ。ワタリガニを用いた料理としては、ほかに[[カンジャンケジャン（ワタリガニの醤油漬け／간장게장）]]、[[ヤンニョムケジャン（ワタリガニの辛味ダレ漬け／양념게장）]]、[[コッケタン（ワタリガニ鍋／꽃게탕）]]などがある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*主産地&lt;br /&gt;
:[[仁川市の料理|仁川市]]の江華島（カンファド、강화도）沖を主産地として、西海岸の各地域に水揚げされる。2025年の全国生産量は2万6409トンであり、1位の[[忠清南道の料理|忠清南道]]が9427トン（35.7%）、2位の[[仁川市の料理|仁川市]]が6985トン（26.4%）、3位の[[全羅北道の料理|全羅北道]]が4612トン（17.5%）を占める&amp;lt;ref&amp;gt;[https://kosis.kr/statHtml/statHtml.do?orgId=101&amp;amp;tblId=DT_1EW0004&amp;amp;conn_path=I2 「어업생산동향조사」어업별 품종별 통계(자료갱신일: 2026-05-29)] 、KOSIS（国家統計ポータル）、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*旬&lt;br /&gt;
:4～6月頃に卵を持ったメスが西海岸の各漁港に水揚げされ、この時期をいちばんの旬と考えることが多い。卵にこだわらなければ秋のほうが身が詰まって美味しいと評価され、9～10月にはオスのワタリガニが、10～12月にはメスのワタリガニが旬を迎える。6月下旬～8月下旬は禁漁期となっている&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.nifs.go.kr/contents/actionContentsCons0148.do 금어기·금지체장 소개] 、国立水産科学院ウェブサイト、2025年3月3日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域 ==&lt;br /&gt;
*仁川市延寿区玉蓮洞&lt;br /&gt;
:[[仁川市の料理|仁川市]]の延寿区玉蓮洞（ヨンスグ オンニョンドン、연수구 옥련동）には「松島ワタリガニ通り」（ソンドコッケゴリ、송도꽃게거리）がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*仁川市江華郡&lt;br /&gt;
:[[仁川市の料理|仁川市]][[江華郡の料理|江華郡]]の内可面外浦里（ネガミョン ウェポリ、내가면 외포리）にはワタリガニ料理の専門店が集まっており、「外浦里ワタリガニ村（ウェポリ コッケマウル、외포리 꽃게마을）」と呼ばれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*忠清南道泰安郡&lt;br /&gt;
:[[忠清南道の料理|忠清南道]][[泰安郡の料理|泰安郡]]の新津島（シンジド、신지도）では、毎年5月に「新津島ワタリガニ祭り（신진도 꽃게 축제）」が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:こつけたん}}&lt;br /&gt;
*[[カンジャンケジャン（ワタリガニの醤油漬け／간장게장）]]&lt;br /&gt;
*[[ヤンニョムケジャン（ワタリガニの辛味ダレ漬け／양념게장）]]&lt;br /&gt;
*[[コッケタン（ワタリガニ鍋／꽃게탕）]]&lt;br /&gt;
*[[仁川市の料理]]&lt;br /&gt;
*[[江華郡の料理]]&lt;br /&gt;
*[[忠清南道の料理]]&lt;br /&gt;
*[[泰安郡の料理]]&lt;br /&gt;
*[[全羅北道の料理]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:鍋・スープ料理の一覧]]&lt;br /&gt;
[[Category:魚介料理の一覧]]&lt;br /&gt;
[[Category:京畿道・仁川市の料理]]&lt;br /&gt;
[[Category:忠清南道・大田市・世宗市の料理]]&lt;br /&gt;
[[Category:全羅北道の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E3%82%B3%E3%83%83%E3%82%B1%E3%82%BF%E3%83%B3%EF%BC%88%E3%83%AF%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%AC%E3%83%8B%E9%8D%8B%EF%BC%8F%EA%BD%83%EA%B2%8C%ED%83%95%EF%BC%89&amp;diff=42605</id>
		<title>コッケタン（ワタリガニ鍋／꽃게탕）</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E3%82%B3%E3%83%83%E3%82%B1%E3%82%BF%E3%83%B3%EF%BC%88%E3%83%AF%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%AC%E3%83%8B%E9%8D%8B%EF%BC%8F%EA%BD%83%EA%B2%8C%ED%83%95%EF%BC%89&amp;diff=42605"/>
		<updated>2026-05-29T08:48:26Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* 概要 */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:19050319.JPG|400px|thumb|コッケタン]]&lt;br /&gt;
'''コッケタン'''（[[꽃게탕]]）は、ワタリガニ鍋。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 名称 ==&lt;br /&gt;
コッケタンの、コッケ（[[꽃게]]）はワタリガニ、タン（[[탕]]）は鍋料理の意。発音表記は[꼳께탕]。漢字表記は[꽃게湯]。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*日本語訳&lt;br /&gt;
:主材料と調理法から「ワタリガニ鍋」「ワタリガニの鍋」と訳す場合が多い。粉唐辛子が入って辛口に仕立てることから「辛口鍋」「ピリ辛鍋」といった表現を用いる例もある。韓国風の強調として「ワタリガニのチゲ」といった訳も散見される。ワタリガニは本来、ワタリガニ科の総称であり、標準和名はガザミであるため、「ガザミ鍋」「ガザミの鍋」といった訳も見かけるが、ワタリガニがガザミの通称として広く使用されていることから少数派になっている。本辞典では「ワタリガニ鍋」を使用している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ワタリガニの語源 ===&lt;br /&gt;
:ワタリガニを指す「꽃게」は直訳すると「花蟹」となるが、もともとは「곶게」が変化したものとされ、「곶」は漢字で「串」と書いて「岬」を意味する。甲羅の両端が岬のようにとがっていることを指したもので、朝鮮時代後期の学者、李瀷（イ・イク、이익）が1760年頃に書いたとされる百科事典『星湖僿説（성호사설）』では、ワタリガニの語源について、「俗称を串蟹というのは背中に串のようなふたつの角があるからだ」【原文1】&amp;lt;ref&amp;gt;[https://db.itkc.or.kr/dir/item?itemId=BT#dir/node?dataId=ITKC_BT_1368A_0050_010_0400&amp;amp;viewSync=OT 星湖僿説 / 第4巻萬物門（蟹）] 、韓国古典総合DB、2025年3月3日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;と紹介している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1】「俗名串蟹以匡有两角如串也」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 概要 ==&lt;br /&gt;
主材料であるワタリガニのほかに、大根、エホバク（カボチャの未熟果、[[애호박]]）、長ネギなどを具に入れ、味噌、粉唐辛子、塩などで味付けて作る。ワタリガニ料理の専門店をはじめ、刺身専門店、魚介料理店などでメニューに並ぶ。居酒屋、民俗酒場などで酒肴として出されることもある。ワタリガニを用いた料理としては、ほかに[[カンジャンケジャン（ワタリガニの醤油漬け／간장게장）]]、[[ヤンニョムケジャン（ワタリガニの辛味ダレ漬け／양념게장）]]、[[コッケチム（ワタリガニ蒸し／꽃게찜）]]などがある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*主産地&lt;br /&gt;
:[[仁川市の料理|仁川市]]の江華島（カンファド、강화도）沖を主産地として、西海岸の各地域に水揚げされる。2025年の全国生産量は2万6409トンであり、1位の[[忠清南道の料理|忠清南道]]が9427トン（35.7%）、2位の[[仁川市の料理|仁川市]]が6985トン（26.4%）、3位の[[全羅北道の料理|全羅北道]]が4612トン（17.5%）を占める&amp;lt;ref&amp;gt;[https://kosis.kr/statHtml/statHtml.do?orgId=101&amp;amp;tblId=DT_1EW0004&amp;amp;conn_path=I2 「어업생산동향조사」어업별 품종별 통계(자료갱신일: 2026-05-29)] 、KOSIS（国家統計ポータル）、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*旬&lt;br /&gt;
:4～6月頃に卵を持ったメスが西海岸の各漁港に水揚げされ、この時期をいちばんの旬と考えることが多い。卵にこだわらなければ秋のほうが身が詰まって美味しいと評価され、9～10月にはオスのワタリガニが、10～12月にはメスのワタリガニが旬を迎える。6月下旬～8月下旬は禁漁期となっている&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.nifs.go.kr/contents/actionContentsCons0148.do 금어기·금지체장 소개] 、国立水産科学院ウェブサイト、2025年3月3日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 種類 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:25121202.JPG|300px|thumb|副菜として提供されたケグッチ]]&lt;br /&gt;
=== ケグッチ（ワタリガニのキムチ鍋／게국지） ===&lt;br /&gt;
:ケグッチ（[[게국지]]）は、ワタリガニのキムチ鍋。ケックッチ（[[겟국지]]、[[겟국지]]）とも呼ばれる。ケグッチのケ（[[게]]）はカニ、グッ（=クッ、[[국]]）は汁、チ（[[지]]）はキムチを意味する。[[カンジャンケジャン（ワタリガニの醤油漬け／간장게장）|カンジャンケジャン（カニの醤油漬け／간장게장）]]の汁を用いて漬けたキムチを意味するが、そのままでは塩辛く、生ぐささが残るため、チゲ（鍋、[[찌개]]）のように煮込んで食べることが多い。もともとは[[忠清南道の料理|忠清南道]]の[[泰安郡の料理|泰安郡]]や[[瑞山市の料理|瑞山市]]の家庭で作る素朴な郷土料理であったが、近年は飲食店での提供が増えてレシピが多様化し、ワタリガニ（[[꽃게]]）などの魚介をふんだんに入れて豪華に作ることが多い。本辞典での日本語訳は「ワタリガニのキムチ鍋」としたが、伝統的な調理法においては必ずしもワタリガニ（[[꽃게]]）に限らず、多様なカニが用いられる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*伝統的な調理法&lt;br /&gt;
:海岸部の地域では、ワタリガニ、イシガニ（[[민꽃게]]、[[돌게]]、[[박하지]]）、ヤマトオサガニ（[[칠게]]、[[능쟁이]]）、シオマネキ（[[논게]]、[[황발이]]）などを[[カンジャンケジャン（ワタリガニの醤油漬け／간장게장）|カンジャンケジャン]]にして保存食とした。秋にキムジャン（キムチ漬け、[[김장]]）を行った際、余った白菜や大根などの野菜に[[カンジャンケジャン（ワタリガニの醤油漬け／간장게장）|カンジャンケジャン]]の汁と、殻のまま細かく刻んだカニを入れて漬けたものがケグッチである。すなわち本来の用語としてはキムチの一種と言える。ただし、そのまま食べるよりも水を加えて塩分を調節し、白菜、カボチャなどの野菜を足して煮込むことが多いため、鍋料理の名称としても用いられる。カニのダシが効いた[[キムチチゲ（キムチ鍋／김치찌개）]]と考えても間違いではない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*近年の調理法&lt;br /&gt;
:もともとのケグッチは保存食の一種だが、飲食店では熟成期間を置かず、[[コッチョリ（浅漬けキムチ／겉절이）]]のように即席で野菜と[[カンジャンケジャン（ワタリガニの醤油漬け／간장게장）|カンジャンケジャン]]の汁を和えて作ることが多い。具材もより豪華になって、生のワタリガニをぶつ切りにして入れたり、エビや牡蠣などの魚介を加えたりして作るのが主流である。ワタリガニ料理のひとつとして、コッケタンや[[カンジャンケジャン（ワタリガニの醤油漬け／간장게장）|カンジャンケジャン]]と並んでメニューに並ぶため、近年はキムチ入りのコッケタンとして認識されることがほとんどだ。調理法によっては、単にムグンジ（古漬けのキムチ、[[묵은지]]）とワタリガニを一緒に煮込んで作ることもある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域 ==&lt;br /&gt;
*仁川市延寿区玉蓮洞&lt;br /&gt;
:[[仁川市の料理|仁川市]]の延寿区玉蓮洞（ヨンスグ オンニョンドン、연수구 옥련동）には「松島ワタリガニ通り」（ソンドコッケゴリ、송도꽃게거리）がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*仁川市江華郡&lt;br /&gt;
:[[仁川市の料理|仁川市]][[江華郡の料理|江華郡]]の内可面外浦里（ネガミョン ウェポリ、내가면 외포리）にはワタリガニ料理の専門店が集まっており、「外浦里ワタリガニ村（ウェポリ コッケマウル、외포리 꽃게마을）」と呼ばれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*忠清南道泰安郡&lt;br /&gt;
:[[忠清南道の料理|忠清南道]][[泰安郡の料理|泰安郡]]の新津島（シンジド、신지도）では、毎年5月に「新津島ワタリガニ祭り（신진도 꽃게 축제）」が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:こつけたん}}&lt;br /&gt;
*[[カンジャンケジャン（ワタリガニの醤油漬け／간장게장）]]&lt;br /&gt;
*[[キムチチゲ（キムチ鍋／김치찌개）]]&lt;br /&gt;
*[[コッチョリ（浅漬けキムチ／겉절이）]]&lt;br /&gt;
*[[コッケチム（ワタリガニ蒸し／꽃게찜）]]&lt;br /&gt;
*[[ヤンニョムケジャン（ワタリガニの辛味ダレ漬け／양념게장）]]&lt;br /&gt;
*[[仁川市の料理]]&lt;br /&gt;
*[[江華郡の料理]]&lt;br /&gt;
*[[忠清南道の料理]]&lt;br /&gt;
*[[泰安郡の料理]]&lt;br /&gt;
*[[瑞山市の料理]]&lt;br /&gt;
*[[全羅北道の料理]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:鍋・スープ料理の一覧]]&lt;br /&gt;
[[Category:魚介料理の一覧]]&lt;br /&gt;
[[Category:京畿道・仁川市の料理]]&lt;br /&gt;
[[Category:忠清南道・大田市・世宗市の料理]]&lt;br /&gt;
[[Category:全羅北道の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E3%83%8A%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%9C%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%A0%EF%BC%88%E3%83%86%E3%83%8A%E3%82%AC%E3%83%80%E3%82%B3%E7%82%92%E3%82%81%EF%BC%8F%EB%82%99%EC%A7%80%EB%B3%B6%EC%9D%8C%EF%BC%89&amp;diff=42604</id>
		<title>ナクチボックム（テナガダコ炒め／낙지볶음）</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E3%83%8A%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%9C%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%A0%EF%BC%88%E3%83%86%E3%83%8A%E3%82%AC%E3%83%80%E3%82%B3%E7%82%92%E3%82%81%EF%BC%8F%EB%82%99%EC%A7%80%EB%B3%B6%EC%9D%8C%EF%BC%89&amp;diff=42604"/>
		<updated>2026-05-29T08:29:28Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* 地域 */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:23010241.JPG|400px|thumb|ナクチボックム]]&lt;br /&gt;
'''ナクチボックム'''（[[낙지볶음]]）は、テナガダコ炒め。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 名称 ==&lt;br /&gt;
ナクチボックムのナクチ（[[낙지]]）はテナガダコ、ボックム（＝ポックム、[[볶음]]）は炒め物の意。日本ではナクチポックム、ナクチポックン、ナッチボックム、ナッチポックム、ナッチポックン、ナッチボックンといった表記も見られるが、本辞典においては「ナクチボックム」を使用する。発音表記は〔낙찌보끔〕。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*日本語訳&lt;br /&gt;
:日本の韓国料理店では、単に「タコ炒め」とすることも多い。「イイダコ炒め」とするケースも見かけるが、イイダコは「チュクミ（[[주꾸미]]、[[쭈꾸미]]）」と呼ばれる別種であり、イイダコを同様に調理した料理は[[チュクミボックム（イイダコ炒め／주꾸미볶음）]]と呼ぶ。本辞典では「テナガダコ炒め」を用いる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*語源&lt;br /&gt;
:ナクチはかつて漢字語で「絡蹄（ナクチェ、낙제）」とも表記し、これがナクチに変化したとの説がある。「絡」はひも状のものが絡まる様子、「蹄」はひづめを意味し、足が絡まった様子から名付けられたのではと推測される。なお、余談であるが、「絡蹄（낙제）」が「落第（낙제）」と同音異義語であることから、試験前にテナガダコを食べてはいけないとの俗説がある。同様に、[[ミヨックッ（ワカメスープ／미역국）]]もワカメがぬるぬると「滑る」ことから試験前に避けられる料理である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 概要 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:23021801.JPG|300px|thumb|定食形式のナクチボックム。[[ナムル（ナムル／나물）|ナムル]]やサンチュ、海苔などの入った器にナクチボックムとごはんを入れて混ぜて味わう]]&lt;br /&gt;
[[ファイル:23021802.JPG|300px|thumb|ごはんと混ぜたナクチボックム]]&lt;br /&gt;
ぶつ切りにしたテナガダコをタマネギ、長ネギ、青唐辛子などの野菜とともに、粉唐辛子、コチュジャン、醤油などを混ぜ合わせた薬味ダレで炒める。居酒屋などで酒肴として提供されるほか、専門店では焼肉のように鉄板で炒めながら食べることも多い。茹でた素麺を添え、混ぜ合わせて食べることもある。また、ナクチボックムをごはんに載せたものをナクチトッパプ（テナガダコ炒め載せごはん、[[낙지덮밥]]）と呼び、専門店ではナクチボックムとごはんを混ぜて食べるように定食として提供するところもある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
テナガダコを用いた料理としては、ほかに[[サンナクチ（テナガダコの踊り食い／산낙지）]]、[[ヨンポタン（テナガダコのスープ／연포탕）]]、[[カルラクタン（牛カルビとテナガダコのスープ／갈낙탕）]]、[[プルラクジョンゴル（牛肉とテナガダコの鍋／불낙전골）]]、ナクチスッケ（茹でテナガダコ、[[낙지숙회]]）、ナクチチム（テナガダコの蒸し煮、[[낙지찜]]）、ナクチチョムチム（テナガダコの酢和え、[[낙지초무침]]）、ナクチホロン（テナガダコの串巻き焼き、[[낙지호롱]]）などがある。類似の料理としては、スルメイカを同様に炒めた[[オジンオボックム（イカ炒め／오징어볶음）]]、イイダコを用いた[[チュクミボックム（イイダコ炒め／주꾸미볶음）]]がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 歴史 ==&lt;br /&gt;
=== 文献上の記録 ===&lt;br /&gt;
;『園幸乙卯整理儀軌』（1795年）の記述&lt;br /&gt;
:『園幸乙卯整理儀軌（원행을묘정리의궤）』は1795年に、朝鮮王朝の第22代王、正祖（정조）が、母、恵慶宮洪氏（혜경궁홍씨）の還暦を祝うため、ともに父、思悼世子（사도세자）の陵墓がある[[京畿道の料理|京畿道]][[水原市の料理|水原市]]の水原華城（スウォンファソン、수원화성）まで出かけたときの記録である。この中に正祖と恵慶宮洪氏の夕食として、ナクチェチョ（絡蹄炒、[[낙제초]]）が出されたとの記述&amp;lt;ref&amp;gt;[https://jsg.aks.ac.kr/data/serviceFiles/pdf/K2-2897_002.pdf 【PDF】園幸乙卯整理儀軌（巻4饌品/夕水剌十一日、P329、5行目[134/200]）] 、デジタル蔵書閣（韓国中央研究院）、2024年8月16日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;があり、これをナクチボックムのルーツと考える見解がある。ただし、宮中料理において「チョ（炒、초）」とつく料理は、チョンボクチョ（アワビの醤油煮、[[전복초]]）や、ホンハプチョ（ムール貝の醤油煮、[[홍합초]]）のような煮物料理を指すため、現在のような炒め物とは異なる可能性もある。なお、宮中飲食研究院発刊の書籍では、「チョ（炒）はもともと『炒める』という意味だが、我々の調理法ではチョリム（煮物）のように煮付け、のちに水溶き片栗粉を溶き入れて煮汁が固まるようにし、味付けは強めにせず甘く仕上げる」&amp;lt;ref&amp;gt;황혜성, 2004, 『황혜성・한복려 정길자의 대를 이은 조선왕조궁중음식』, 사단법인 궁중음식연구원, P99&amp;lt;/ref&amp;gt;と説明している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
;『茲山魚譜』（1814年）の記述&lt;br /&gt;
:丁若銓の書いた魚類学書『茲山魚譜（자산어보）』には、テナガダコについての記述があり、名称を「石距（석거）」、俗称を「낙제어（絡蹄魚）」と紹介している。その項目内では、テナガダコについて「色は白く甘味があり、刺身やチゲ、干物によく、人に元気を与える」（原文1）とあり、また「疲れた牛にテナガダコを4～5匹食べさせるとすこぶる健康になる」（原文2）とも書かれている&amp;lt;ref&amp;gt;[https://library.korea.ac.kr/detail/?cid=CAT000000733434&amp;amp;ctype=o 玆山魚譜 / 筆寫本（P60-62）] 、高麗大学校図書館、2023年2月20日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1】色白甘美宣鱠及羹腊人元気&lt;br /&gt;
:【原文2】牛之疲憊者飼石距四五首則頗健也&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 1950年代 ===&lt;br /&gt;
;明洞ハルメナクチの創業&lt;br /&gt;
:[[ソウル市の料理|ソウル市]]の中区明洞2街（チュング ミョンドンイガ、중구 명동2가）にあった「明洞ハルメナクチ（명동할매낙지）」は1950年に創業した。創業以前に10年ほど営業をしていた店を引き継いでおり、そこから考えると1940年頃には明洞でナクチボックムが提供されていたと推測できる&amp;lt;ref&amp;gt;(재)한식재단, 2012, 『한국인이 사랑하는 오래된 한식당』, 한국외식정보(주), P114-115&amp;lt;/ref&amp;gt;。現在は閉店。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 1960年代 ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:23021803.jpg|300px|thumb|武橋洞・瑞林洞ナクチコルモクの一角を成した老舗店「ソリンナクチ（서린낙지）」のナクチボックム]]&lt;br /&gt;
;武橋洞・瑞麟洞ナクチ通り&lt;br /&gt;
:[[ソウル市の料理|ソウル市]]の中区武橋洞（チュング ムギョドン、중구 무교동）と隣接する鍾路区瑞麟洞（チョンノグ ソリンドン、종로구 서린동）一帯では、1960年代にナクチボックムの専門店が増え、ナクチコルモク（テナガダコ通り、낙지골목）と呼ばれるようになった。この地域は繁華街として、それ以前からシルビチプ（[[실비집]]）と呼ばれる安価な居酒屋が多かったが、料理の中からナクチボックムが人気を集め、専門店街として発展していった。1968年7月2日付の東亜日報（동아일보）記事には、ある建設会社の社員が「数日前にソウル、武橋洞の裏路地にある居酒屋でナクチボックムを肴に同僚3人とマッコリを飲んだ」&amp;lt;ref&amp;gt;[https://newslibrary.naver.com/viewer/index.naver?articleId=1968070200209206001&amp;amp;editNo=2&amp;amp;printCount=1&amp;amp;publishDate=1968-07-02&amp;amp;officeId=00020&amp;amp;pageNo=6&amp;amp;printNo=14375&amp;amp;publishType=00020 無知(무지)속에 파고든 빛좋은『亡國品(망국품)』] 、NAVERニュースライブラリー、2023年2月16日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;との記述があり、1969年8月31日付の朝鮮日報（조선일보）記事には「4、5年前から起こり始めた瑞麟洞のナクチコルモク」&amp;lt;ref&amp;gt;[https://newslibrary.naver.com/viewer/index.naver?articleId=1969083100239104001&amp;amp;editNo=1&amp;amp;printCount=1&amp;amp;publishDate=1969-08-31&amp;amp;officeId=00023&amp;amp;pageNo=4&amp;amp;printNo=14886&amp;amp;publishType=00010 原料(원료)는 밀가루‥‥날림醸造(양조) 많아] 、NAVERニュースライブラリー、2023年2月16日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;と書かれていることから、1960年代の前半から半ばにかけて地域に根付いたとみられる。だがその後、1970～90年代に地域の再開発が進められたことで、人気店でも移転を余儀なくされ、現在は近隣地域などに老舗が散らばっている。また、ナクチコルモクのイメージから、武橋洞、瑞麟洞の名前を屋号に掲げる店は現在も多い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
;凡一洞チョバンナクチ&lt;br /&gt;
:[[釜山市の料理|釜山市]]の東区凡一洞（トング ポミルトン、동구 범일동）は、ナクチボックムの一種であるチョバンナクチ（[[조방낙지]]）の発祥地として知られる。チョバンとは1917年から1969年まで凡一洞にあった「朝鮮紡績株式会社（チョソンバンチク チュシクフェサ、조선방칙 주식회사）」の略称であり、同社で働く人たちがよく食べていたことから名前がついた。チョバンナクチの元祖店とされる「元祖ハルメナクチ（원조할매낙지）」は1963年の創業で、当初はゆがいたテナガダコをチョゴチュジャン（唐辛子酢味噌、[[초고추장]]）につけて食べるナクチスッケ（茹でテナガダコ、[[낙지숙회]]）を提供していたが、客のリクエストから辛い薬味ダレで炒めるようになった。現在は魚介ダシ（[[해물육수]]）を加え、炒め煮るスタイルが主流である。その後、チョバンナクチは凡一洞を中心として近隣にも店舗が増え、[[釜山市の料理|釜山市]]の郷土料理として知られるようになった。近年は、1972年創業の老舗店「ケミチプ（개미집）」が2018年4月に[[ソウル市の料理|ソウル市]]の弘大（ホンデ、홍대）地区に支店をオープンするなど、全国的な広まりを見せている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:*チョバンナクチのトッピング&lt;br /&gt;
::チョバンナクチには、コプチャン（牛の小腸、[[곱창]]）、セウ（エビ、[[새우]]）などのトッピングメニューがあり、ナクチ（テナガダコ、[[낙지]]）のトッピング材料の頭文字をとって、コプチャンを加えたものはナッコプ（[[낙곱]]）、セウを加えたものはナクセ（[[낙새]]）、コプチャンとセウの両方を加えたものは[[ナッコプセ（テナガダコと牛ホルモンとエビの炒め鍋／낙곱새）]]と呼ばれる（詳細は本項目の「[[ナクチボックム（テナガダコ炒め／낙지볶음）#ナッコプセ|ナッコプセ]]」を参照）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 種類 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:23021804.JPG|300px|thumb|ナクチチョルパンボックム]]&lt;br /&gt;
ナクチボックムには次のような種類がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*ナクチボックムソミョン（テナガダコ炒めと素麺、낙지볶음소면）&lt;br /&gt;
*ナクチトッパプ（テナガダコ炒め載せごはん、[[낙지덮밥]]）&lt;br /&gt;
*ナクチチョルパンボックム（テナガダコの鉄板炒め、[[낙지철판볶음]]）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ナッコプセ ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:23021805.JPG|300px|thumb|調理前のナッコプセ]]&lt;br /&gt;
:ナッコプセ（[[낙곱새]]）は、テナガダコと牛ホルモンとエビの炒め鍋（「[[ナッコプセ（テナガダコと牛ホルモンとエビの炒め鍋／낙곱새）]]」の項目も参照）。ナッ（낙）はナクチ（テナガダコ、[[낙지]]）、コプ（곱）はコプチャン（牛の小腸、[[곱창]]）、セ（새）はセウ（エビ、[[새우]]）のいずれも頭文字で、[[釜山市の料理|釜山市]]の郷土料理として知られる[[釜山市の料理#チョバンナクチ（テナガダコの炒め物／조방낙지）|チョバンナクチ（釜山式テナガダコ炒め／조방낙지）]]のバリエーションメニューである。1990年代頃から本格的に普及したと見られ、ほかにもさまざまな具の選択肢がある中で、[[ナッコプセ（テナガダコと牛ホルモンとエビの炒め鍋／낙곱새）|ナッコプセ]]が飛び抜けて有名になった。近年はチョバンナクチよりも、[[ナッコプセ（テナガダコと牛ホルモンとエビの炒め鍋／낙곱새）|ナッコプセ]]の名称がより優位になっている。チョバンナクチにトッピングをした類似のメニューとしては以下がある。また、[[ナッコプセ（テナガダコと牛ホルモンとエビの炒め鍋／낙곱새）|ナッコプセ]]から派生して、テナガダコ以外の主材料に牛の小腸とエビをトッピングするアレンジも見られる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:*ナッコプ（[[낙곱]]）：テナガダコと牛の小腸の炒め鍋。&lt;br /&gt;
:*ナクセ（[[낙새]]）：テナガダコとエビの炒め鍋。&lt;br /&gt;
:*ナクサム（[[낙삼]]）：テナガダコと豚バラ肉（[[삼겹살]]）の炒め鍋。&lt;br /&gt;
:*ナクサムセ（[[낙삼새]]）：テナガダコと豚バラ肉とエビの炒め鍋。&lt;br /&gt;
:*チュコプセ（[[쭈곱새]]）：イイダコと牛の小腸とエビの炒め鍋。&lt;br /&gt;
:*タッコプセ（[[닭곱새]]）：鶏と牛の小腸とエビの炒め鍋。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 日本における定着 ==&lt;br /&gt;
ナクチボックムは韓国家庭料理店などで、よく見るメニューのひとつとして根付いている。2010年代の後半からは、[[釜山市の料理|釜山]]式ナクチボックム（チョバンナクチ）を専門とする店が[[ソウル市の料理|ソウル市]]など各地域に出店し、主力メニューである[[ナッコプセ（テナガダコと牛ホルモンとエビの炒め鍋／낙곱새）]]の知名度が高まったことから、日本でも注目されるようになった。韓食ペディアの執筆者である八田靖史の個人的な体験によれば、2018年11月に東京で[[ナッコプセ（テナガダコと牛ホルモンとエビの炒め鍋／낙곱새）|ナッコプセ]]を食べられる店はないかとSNSで問われ、そのときは思い当たる店がなかったものの、2019年1月に東京、新大久保で提供店を発見して回答したところ、思いのほか反響が大きく人気の度合いを実感した&amp;lt;ref&amp;gt;[https://twitter.com/kansyoku_nikki/status/1087251636580306944 八田靖史のツイート（午後4:32 · 2019年1月21日）] 、Twitter、2023年2月18日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。その後、2019年12月31日にテレビドラマ『孤独のグルメ2019・大晦日スペシャル』（テレビ東京）で[[ナッコプセ（テナガダコと牛ホルモンとエビの炒め鍋／낙곱새）|ナッコプセ]]が取り上げられると知名度が急速に上昇し、2020年には日本での提供店が増えて、看板料理に掲げる専門店も登場した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*チュクミボックムのブームとの関連性&lt;br /&gt;
:2022年には日本で[[チュクミボックム（イイダコ炒め／주꾸미볶음）]]のブームが起こり、[[ナッコプセ（テナガダコと牛ホルモンとエビの炒め鍋／낙곱새）|ナッコプセ]]をイイダコでアレンジしたチュコプセ（イイダコと牛ホルモンとエビの炒め鍋、[[쭈곱새]]）も人気を集めたことから、[[ナッコプセ（テナガダコと牛ホルモンとエビの炒め鍋／낙곱새）|ナッコプセ]]からチュコプセへと続く流れがブームの一因になったとも考えられる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:23021806.JPG|300px|thumb|激辛で知られる[[ソウル市の料理|ソウル市]]鍾路区貫鉄洞「ウジョンナクチ（우정낙지）」のナクチボックム]]&lt;br /&gt;
韓食ペディアの執筆者である八田靖史は、2005年11月に[[ソウル市の料理|ソウル市]]の武橋洞近くでナクチボックムを食べ、あまりの激辛具合に衝撃を受けた。辛さに対する自身の変化を4段階に分け、「1、身体が固まって動けなくなる」「2、妙なところに汗をかく（アゴからノドにかけて）」「3、耳が聞こえにくくなる」「4、下半身および身体の末端にしびれがくる」とやや過剰なレポートをしている&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.kansyoku-life.com/2000/02/2036.html コリアうめーや！！第１１３号（タコ炒めで究極の激辛トリップ！！）] 、韓食生活、2023年2月18日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域 ==&lt;br /&gt;
*ソウル市中区武橋洞、鍾路区瑞麟洞&lt;br /&gt;
:[[ソウル市の料理|ソウル市]]の中区武橋洞（チュング ムギョドン、중구 무교동）と隣接する鍾路区瑞麟洞（チョンノグ ソリンドン、종로구 서린동）一帯では、1960年代にナクチボックムの専門店が増え、ナクチコルモク（テナガダコ通り、낙지골목）と呼ばれるようになった。現在は再開発のため店舗数は減少したが、近隣地域などに老舗が散らばっている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*釜山市東区凡一洞&lt;br /&gt;
:[[釜山市の料理|釜山市]]の東区凡一洞（トング ポミルトン、동구 범일동）は、ナクチボックムの一種であるチョバンナクチ（[[조방낙지]]）の発祥地として知られる（詳細は「[[ナクチボックム（テナガダコ炒め／낙지볶음）#1960年代|本項目／歴史／1960年代／凡一洞チョバンナクチ]]」の記述を参照）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*全羅南道&lt;br /&gt;
:テナガダコの主産地は[[全羅南道の料理|全羅南道]]であり、2025年の生産量は全体の61.7%を占める&amp;lt;ref&amp;gt;[https://kosis.kr/statHtml/statHtml.do?orgId=101&amp;amp;tblId=DT_1EW0004 어업별 품종별 통계] 、統計庁ウェブサイト、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。[[木浦市の料理|木浦市]]、[[務安郡の料理|務安郡]]、[[霊岩郡の料理|霊岩郡]]、[[長興郡の料理|長興郡]]などが有名であり、テナガダコ料理の専門店や海鮮料理店では各種のテナガダコ料理とともにナクチボックムも提供される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:なくちほつくむ}}&lt;br /&gt;
*[[カルラクタン（牛カルビとテナガダコのスープ／갈낙탕）]]&lt;br /&gt;
*[[ナムル（ナムル／나물）]]&lt;br /&gt;
*[[ナッコプセ（テナガダコと牛ホルモンとエビの炒め鍋／낙곱새）]]&lt;br /&gt;
*[[ミヨックッ（ワカメスープ／미역국）]]&lt;br /&gt;
*[[プルラクジョンゴル（牛肉とテナガダコの鍋／불낙전골）]]&lt;br /&gt;
*[[サンナクチ（テナガダコの踊り食い／산낙지）]]&lt;br /&gt;
*[[ヨンポタン（テナガダコのスープ／연포탕）]]&lt;br /&gt;
*[[オジンオボックム（イカ炒め／오징어볶음）]]&lt;br /&gt;
*[[チュクミボックム（イイダコ炒め／주꾸미볶음）]]&lt;br /&gt;
*[[ソウル市の料理]]&lt;br /&gt;
*[[京畿道の料理]]&lt;br /&gt;
*[[水原市の料理]]&lt;br /&gt;
*[[釜山市の料理]]&lt;br /&gt;
*[[全羅南道の料理]]&lt;br /&gt;
*[[木浦市の料理]]&lt;br /&gt;
*[[務安郡の料理]]&lt;br /&gt;
*[[霊岩郡の料理]]&lt;br /&gt;
*[[長興郡の料理]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:魚介料理の一覧]]&lt;br /&gt;
[[Category:釜山市の料理]]&lt;br /&gt;
[[Category:全羅南道・光州市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%B3%EF%BC%88%E7%89%9B%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%93%E3%81%A8%E3%83%86%E3%83%8A%E3%82%AC%E3%83%80%E3%82%B3%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%97%EF%BC%8F%EA%B0%88%EB%82%99%ED%83%95%EF%BC%89&amp;diff=42603</id>
		<title>カルラクタン（牛カルビとテナガダコのスープ／갈낙탕）</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%B3%EF%BC%88%E7%89%9B%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%93%E3%81%A8%E3%83%86%E3%83%8A%E3%82%AC%E3%83%80%E3%82%B3%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%97%EF%BC%8F%EA%B0%88%EB%82%99%ED%83%95%EF%BC%89&amp;diff=42603"/>
		<updated>2026-05-29T08:29:16Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* 地域 */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:22040705.JPG|400px|thumb|カルラクタン]]&lt;br /&gt;
'''カルラクタン'''（[[갈낙탕]]）は、牛カルビとテナガダコのスープ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 名称 ==&lt;br /&gt;
カルラクタンの、カルはカルビ（牛の肋骨、およびそのまわりの肉、[[갈비]]）、ラクはナクチ（テナガダコ、[[낙지]]）のナクが発音変化したもの、タン（[[탕]]）は漢字で「湯」と書いてスープの意。発音表記は〔갈락탕〕。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*日本語訳&lt;br /&gt;
:本辞典では「牛カルビとテナガダコのスープ」としている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*ナクチの語源&lt;br /&gt;
:ナクチはかつて漢字語で「絡蹄（ナクチェ、낙제）」とも表記し、これがナクチに変化したとの説がある。「絡」はひも状のものが絡まる様子、「蹄」はひづめを意味し、足が絡まった様子から名付けられたのではと推測される。なお、余談であるが、「絡蹄（낙제）」が「落第（낙제）」と同音異義語であることから、試験前にテナガダコを食べてはいけないとの俗説がある。同様に、[[ミヨックッ（ワカメスープ／미역국）]]もワカメがぬるぬると「滑る」ことから試験前に避けられる料理である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 概要 ==&lt;br /&gt;
[[カルビタン（牛カルビのスープ／갈비탕）]]と[[ヨンポタン（テナガダコのスープ／연포탕）]]を掛け合わせた料理であり、牛カルビとテナガダコを煮込んで作る。野菜などの具材を足したうえで、鍋料理として仕立てたものはカルラクジョンゴル（牛肉とテナガダコの鍋、[[갈낙전골]]）と呼ぶ。[[全羅南道の料理|全羅南道]][[霊岩郡の料理|霊岩郡]]の郷土料理として知られるほか、テナガダコ料理の専門店や、[[カルビタン（牛カルビのスープ／갈비탕）]]の専門店で提供されるメニューである。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
テナガダコを用いた料理としては、ほかに[[サンナクチ（テナガダコの踊り食い／산낙지）]]、[[ナクチボックム（テナガダコ炒め／낙지볶음）]]、[[ヨンポタン（テナガダコのスープ／연포탕）]]、[[プルラクジョンゴル（牛肉とテナガダコの鍋／불낙전골）]]、ナクチスッケ（茹でテナガダコ、[[낙지숙회]]）、ナクチチム（テナガダコの蒸し煮、[[낙지찜]]）、ナクチチョムチム（テナガダコの酢和え、[[낙지초무침]]）、ナクチホロン（テナガダコの串巻き焼き、[[낙지호롱]]）などがある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 歴史 ==&lt;br /&gt;
=== 文献上の記録 ===&lt;br /&gt;
;『茲山魚譜』（1814年）の記述&lt;br /&gt;
:丁若銓の書いた魚類学書『茲山魚譜（자산어보）』には、テナガダコについての記述があり、名称を「石距（[[석거]]）」、俗称を「[[낙제어]]（絡蹄魚）」と紹介している。その項目内では、テナガダコについて「色は白く甘味があり、刺身やチゲ、干物によく、人に元気を与える」（原文1）とあり、また「疲れた牛にテナガダコを4～5匹食べさせるとすこぶる健康になる」（原文2）とも書かれている&amp;lt;ref&amp;gt;[https://library.korea.ac.kr/detail/?cid=CAT000000733434&amp;amp;ctype=o 玆山魚譜 / 筆寫本（P60-62）] 、高麗大学校図書館、2023年2月20日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1】色白甘美宣鱠及羹腊人元気&lt;br /&gt;
:【原文2】牛之疲憊者飼石距四五首則頗健也&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 1970년대 ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:23022401.JPG|300px|thumb|犢川テナガダコ料理名所通りに置かれたカルラクタンの由来を示す案内板]]&lt;br /&gt;
:カルラクタンは1970年代後半に、[[全羅南道の料理|全羅南道]][[霊岩郡の料理|霊岩郡]]で生まれたとされる。韓国では1976年より外国産牛肉の輸入を開始したことなどを理由として国内産の牛肉価格が暴落し、多くの畜産関係者が打撃を受けた。[[霊岩郡の料理|霊岩郡]]鶴山面犢川里（ハクサンミョン トクチョンニ、학산리 독천리）の牛市場も例外でなく、活気を失ってしまうことに危機感を覚えたある飲食店が、新メニューとして地元の名産であるテナガダコと牛肉を掛け合わせた料理を思いついた&amp;lt;ref&amp;gt;[http://yeongam.grandculture.net/yeongam/toc/GC04400023 낙지와 한우의 찰떡궁합, 독천 갈낙탕] 、デジタル霊岩文化大典、2023年2月24日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref&amp;gt;[https://ncms.nculture.org/food/story/1759 갈비탕과 연포탕의 환상적인 결합, 영암 갈낙탕] 、知識N文化ポータル、2023年2月24日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。これがカルラクタンであり、好評を博したことから他の飲食店にも波及し、地域の名物料理となった。現在も犢川里には「犢川テナガダコ料理名所通り（독천 낙지음식 명소거리）」があって、多くの専門店でカルラクタンをはじめとしたテナガダコ料理を提供している。なお、犢川里の「犢」は「子牛」を意味し、古くから牛の飼育で有名だったことが窺われる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 種類 ==&lt;br /&gt;
*カルラクジョンゴル（牛カルビとテナガダコの鍋、[[갈낙전골]]）&lt;br /&gt;
*チョンボクカルラクタン（アワビと牛カルビとテナガダコのスープ、[[전복갈낙탕]]）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域 ==&lt;br /&gt;
*全羅南道&lt;br /&gt;
:テナガダコの主産地は[[全羅南道の料理|全羅南道]]であり、2025年の生産量は全体の61.7%を占める&amp;lt;ref&amp;gt;[https://kosis.kr/statHtml/statHtml.do?orgId=101&amp;amp;tblId=DT_1EW0004 어업별 품종별 통계] 、統計庁ウェブサイト、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。また、[[全羅南道の料理|全羅南道]]は韓牛（[[한우]]）の名産地でもあり、飼育頭数は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]に次いで全国2位である（2022年10～12月期）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://kosis.kr/statHtml/statHtml.do?orgId=101&amp;amp;tblId=DT_1EO222&amp;amp;vw_cd=MT_ZTITLE&amp;amp;list_id=F1A_010_1010&amp;amp;seqNo=&amp;amp;lang_mode=ko&amp;amp;language=kor&amp;amp;obj_var_id=&amp;amp;itm_id=&amp;amp;conn_path=MT_ZTITLE# 한우 시도/연령/성별 마리수] 、統計庁、畜産物品質評価院「家畜動向調査」、2023年2月24日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。カルラクタン発祥の地として知られる[[全羅南道の料理|全羅南道]][[霊岩郡の料理|霊岩郡]]を筆頭に、[[木浦市の料理|木浦市]]、[[務安郡の料理|務安郡]]、[[長興郡の料理|長興郡]]などでは、テナガダコ料理の専門店や海鮮料理店で各種テナガダコ料理とともにカルラクタンも提供される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*全羅南道霊岩郡&lt;br /&gt;
:[[全羅南道の料理|全羅南道]][[霊岩郡の料理|霊岩郡]]は、カルラクタン発祥の地域とされる。鶴山面犢川里（ハクサンミョン トクチョンニ、학산리 독천리）に「犢川テナガダコ料理名所通り（독천 낙지음식 명소거리）」があり、多くの専門店でカルラクタンをはじめとしたテナガダコ料理を提供している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
韓食ペディアの執筆者である八田靖史は、2016年1月に初めて[[全羅南道の料理|全羅南道]][[霊岩郡の料理|霊岩郡]]を訪れて本場のカルラクタンを食べた。そのときの感動を「カルビから出る濃厚な脂のコクと、淡くも存在感あるテナガダコのうま味が重なって、なんとも絶妙なスープに仕上がって」いると表現している&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.kansyoku-life.com/2016/01/8018.html 出張報告（6）　～予定外の大移動で霊岩名物のカルラクタンを食す] 、韓食生活、2023年2月18日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:かるらくたん}}&lt;br /&gt;
*[[カルビタン（牛カルビのスープ／갈비탕）]]&lt;br /&gt;
*[[ナクチボックム（テナガダコ炒め／낙지볶음）]]&lt;br /&gt;
*[[ミヨックッ（ワカメスープ／미역국）]]&lt;br /&gt;
*[[プルラクジョンゴル（牛肉とテナガダコの鍋／불낙전골）]]&lt;br /&gt;
*[[サンナクチ（テナガダコの踊り食い／산낙지）]]&lt;br /&gt;
*[[ヨンポタン（テナガダコのスープ／연포탕）]]&lt;br /&gt;
*[[慶尚北道の料理]]&lt;br /&gt;
*[[全羅南道の料理]]&lt;br /&gt;
*[[木浦市の料理]]&lt;br /&gt;
*[[務安郡の料理]]&lt;br /&gt;
*[[霊岩郡の料理]]&lt;br /&gt;
*[[長興郡の料理]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:鍋・スープ料理の一覧]]&lt;br /&gt;
[[Category:肉・卵料理の一覧]]&lt;br /&gt;
[[Category:牛肉料理の一覧]]&lt;br /&gt;
[[Category:魚介料理の一覧]]&lt;br /&gt;
[[Category:全羅南道・光州市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E3%83%A8%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%B3%EF%BC%88%E3%83%86%E3%83%8A%E3%82%AC%E3%83%80%E3%82%B3%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%97%EF%BC%8F%EC%97%B0%ED%8F%AC%ED%83%95%EF%BC%89&amp;diff=42602</id>
		<title>ヨンポタン（テナガダコのスープ／연포탕）</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E3%83%A8%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%B3%EF%BC%88%E3%83%86%E3%83%8A%E3%82%AC%E3%83%80%E3%82%B3%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%97%EF%BC%8F%EC%97%B0%ED%8F%AC%ED%83%95%EF%BC%89&amp;diff=42602"/>
		<updated>2026-05-29T08:29:06Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* 地域 */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:23010831.JPG|thumb|400px|パクソクヨンポタン]]&lt;br /&gt;
'''ヨンポタン'''（[[연포탕]]）は、テナガダコのスープ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 名称 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:23102404.JPG|thumb|300px|1人前のヨンポタン]]&lt;br /&gt;
ヨンポ（[[연포]]）は漢字で「軟泡」と書いて豆腐のこと。タン（[[탕]]）は漢字で「湯」と書いては鍋料理、スープの意。ヨンポタンとは本来豆腐と鶏肉を煮込んだスープを指す料理名であったが、時代の流れとともに鶏肉が牛肉、そしてテナガダコへと変化し、また豆腐も入れなくなって、いつしかテナガダコのスープをヨンポタンと呼ぶようになったと説明される。テナガダコのことをナクチ（[[낙지]]）と呼ぶことから、ナクチヨンポタン（[[낙지연포탕]]）、あるいはナクチタン（[[낙지탕]]）とも呼ぶ。ヨンポタンの発音表記は〔연포탕〕。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*日本語訳&lt;br /&gt;
:1人前のスープ料理として提供される場合と、複数名向けに鍋料理として提供される場合がある。本辞典では「テナガダコのスープ」としているが、鍋料理の場合は「テナガダコの鍋」とするほうがふわさしい。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*ナクチの語源&lt;br /&gt;
:ナクチはかつて漢字語で「絡蹄（ナクチェ、낙제）」とも表記し、これがナクチに変化したとの説がある。「絡」はひも状のものが絡まる様子、「蹄」はひづめを意味し、足が絡まった様子から名付けられたのではと推測される。なお、余談であるが、「絡蹄（낙제）」が「落第（낙제）」と同音異義語であることから、試験前にテナガダコを食べてはいけないとの俗説がある。同様に、[[ミヨックッ（ワカメスープ／미역국）]]もワカメがぬるぬると「滑る」ことから試験前に避けられる料理である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 概要 ==&lt;br /&gt;
丸ごとのテナガダコを、野菜とともに鍋で煮込んで作る。粉唐辛子は入らず、味付けも淡い塩味に仕立て、テナガダコが持つ素材の味を活かして楽しむ。主にテナガダコ料理の専門店や、海鮮料理店などで味わう料理である。テナガダコは西海岸、南海岸で多く水揚げされ、ヨンポタンを含めたテナガダコ料理は[[忠清南道の料理|忠清南道]]や、[[全羅南道の料理|全羅南道]]の郷土料理としても親しまれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ヨンポタンに牛カルビを加えて煮込んだ[[カルラクタン（牛カルビとテナガダコのスープ／갈낙탕）]]や、ユウガオの実（生のカンピョウ）を加えたパクソクヨンポタン（生カンピョウとテナガダコの鍋、[[박속연포탕]]）といったバリエーションもある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
テナガダコを用いた料理としては、ほかに[[サンナクチ（テナガダコの踊り食い／산낙지）]]、[[ナクチボックム（テナガダコ炒め／낙지볶음）]]、[[プルラクジョンゴル（牛肉とテナガダコの鍋／불낙전골）]]、ナクチスッケ（茹でテナガダコ、[[낙지숙회]]）、ナクチチム（テナガダコの蒸し煮、[[낙지찜]]）、ナクチチョムチム（テナガダコの酢和え、[[낙지초무침]]）、ナクチホロン（テナガダコの串巻き焼き、[[낙지호롱]]）などがある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 歴史 ==&lt;br /&gt;
=== 文献上の記録 ===&lt;br /&gt;
;『茲山魚譜』（1814年）の記述&lt;br /&gt;
:丁若銓の書いた魚類学書『茲山魚譜（자산어보）』には、テナガダコについての記述があり、名称を「石距（석거）」、俗称を「낙제어（絡蹄魚）」と紹介している。その項目内では、テナガダコについて「色は白く甘味があり、刺身やチゲ、干物によく、人に元気を与える」（原文1）とあり、また「疲れた牛にテナガダコを4～5匹食べさせるとすこぶる健康になる」（原文2）とも書かれている&amp;lt;ref&amp;gt;[https://library.korea.ac.kr/detail/?cid=CAT000000733434&amp;amp;ctype=o 玆山魚譜 / 筆寫本（P60-62）] 、高麗大学校図書館、2023年2月20日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1】色白甘美宣鱠及羹腊人元気&lt;br /&gt;
:【原文2】牛之疲憊者飼石距四五首則頗健也&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 種類 ==&lt;br /&gt;
=== カルラクタン（牛カルビとテナガダコのスープ／갈낙탕） ===&lt;br /&gt;
:カルラクタン（[[갈낙탕]]）は、牛カルビとテナガダコのスープ（「[[カルラクタン（牛カルビとテナガダコのスープ／갈낙탕）]]」の項目も参照）。[[カルビタン（牛カルビのスープ／갈비탕）]]とヨンポタンを掛け合わせた料理であり、牛カルビとテナガダコを煮込んで作る。野菜などの具材を足したうえで、鍋料理として仕立てたものはカルラクジョンゴル（牛肉とテナガダコの鍋、[[갈낙전골]]）と呼ぶ。[[全羅南道の料理|全羅南道]][[霊岩郡の料理|霊岩郡]]の郷土料理として知られるほか、テナガダコ料理の専門店や、[[カルビタン（牛カルビのスープ／갈비탕）|カルビタン]]の専門店で提供されるメニューである。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== パクソクミルクッナクチタン（ユウガオとテナガダコの鍋／박속밀국낙지탕） ===&lt;br /&gt;
:パクソクミルクッナクチタン（[[박속밀국낙지탕]]）は、ユウガオとテナガダコの鍋。パクソク（[[박속]]）は、ユウガオの果肉（カンピョウ）。ミルクッ（[[밀국]]）は小麦粉のスープを意味し、[[カルグクス（韓国式の手打ちうどん／칼국수）]]や[[スジェビ（韓国式のすいとん／수제비）]]のこと。ナクチタン（[[낙지]]）はテナガダコ、タン（[[탕]]）は鍋料理を意味する。パクソクナクチ（[[박속낙지]]）、パクソクナクチタン（[[박속낙지탕]]）とも呼ぶ。ユウガオとテナガダコを具とした澄まし仕立ての鍋料理を指し、残ったスープに[[カルグクス（韓国式の手打ちうどん／칼국수）|カルグクス]]や[[スジェビ（韓国式のすいとん／수제비）|スジェビ]]を入れてシメとする。[[忠清南道の料理|忠清南道]][[泰安郡の料理|泰安郡]]の郷土料理で、郡北部の梨園面（イウォンミョン、이원면）に位置する1967年創業の「梨園食堂（이원식당）」が元祖店として知られる。ヨンポタンとも似るが、ユウガオや[[カルグクス（韓国式の手打ちうどん／칼국수）|カルグクス]]、[[スジェビ（韓国式のすいとん／수제비）|スジェビ]]が入る点で異なる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 日本における定着 ==&lt;br /&gt;
韓国式刺身店、海鮮料理店ではメニューに載せているところもある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域 ==&lt;br /&gt;
*忠清南道&lt;br /&gt;
:[[忠清南道の料理|忠清南道]]の[[瑞山市の料理|瑞山市]]、[[泰安郡の料理|泰安郡]]、およびその周辺地域はテナガダコの産地であり、ヨンポタンなどのテナガダコ料理を味わえる。[[泰安郡の料理|泰安郡]]には、郷土料理のパクソクミルクッナクチタン（ユウガオとテナガダコの鍋、[[박속밀국낙지탕]]）がある。詳細は上記「[[ヨンポタン（テナガダコのスープ／연포탕）#パクソクミルクッナクチタン（ユウガオとテナガダコの鍋／박속밀국낙지탕）|種類／パクソクミルクッナクチタン]]」の項目を参照。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*全羅南道&lt;br /&gt;
:テナガダコの主産地は[[全羅南道の料理|全羅南道]]であり、2025年の生産量は全体の61.7%を占める&amp;lt;ref&amp;gt;[https://kosis.kr/statHtml/statHtml.do?orgId=101&amp;amp;tblId=DT_1EW0004 어업별 품종별 통계] 、統計庁ウェブサイト、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。[[木浦市の料理|木浦市]]、[[務安郡の料理|務安郡]]、[[霊岩郡の料理|霊岩郡]]、[[長興郡の料理|長興郡]]などが有名であり、テナガダコ料理の専門店や海鮮料理店では各種のテナガダコ料理とともにヨンポタンも提供される。[[霊岩郡の料理|霊岩郡]]の郷土料理には、[[カルラクタン（牛カルビとテナガダコのスープ／갈낙탕）]]がある。詳細は上記「[[ヨンポタン（テナガダコのスープ／연포탕）#カルラクタン（牛カルビとテナガダコのスープ／갈낙탕）|種類／カルラクタン]]」の項目を参照。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:よんほたん}}&lt;br /&gt;
*[[カルラクタン（牛カルビとテナガダコのスープ／갈낙탕）]]&lt;br /&gt;
*[[カルビタン（牛カルビのスープ／갈비탕）]]&lt;br /&gt;
*[[ナクチボックム（テナガダコ炒め／낙지볶음）]]&lt;br /&gt;
*[[ミヨックッ（ワカメスープ／미역국）]]&lt;br /&gt;
*[[プルラクジョンゴル（牛肉とテナガダコの鍋／불낙전골）]]&lt;br /&gt;
*[[サンナクチ（テナガダコの踊り食い／산낙지）]]&lt;br /&gt;
*[[スジェビ（韓国式のすいとん／수제비）]]&lt;br /&gt;
*[[カルグクス（韓国式の手打ちうどん／칼국수）]]&lt;br /&gt;
*[[忠清南道の料理]]&lt;br /&gt;
*[[瑞山市の料理]]&lt;br /&gt;
*[[泰安郡の料理]]&lt;br /&gt;
*[[全羅南道の料理]]&lt;br /&gt;
*[[木浦市の料理]]&lt;br /&gt;
*[[務安郡の料理]]&lt;br /&gt;
*[[霊岩郡の料理]]&lt;br /&gt;
*[[長興郡の料理]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:鍋・スープ料理の一覧]]&lt;br /&gt;
[[Category:魚介料理の一覧]]&lt;br /&gt;
[[Category:忠清南道・大田市・世宗市の料理]]&lt;br /&gt;
[[Category:全羅南道・光州市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%B4%E3%83%AB%EF%BC%88%E7%89%9B%E8%82%89%E3%81%A8%E3%83%86%E3%83%8A%E3%82%AC%E3%83%80%E3%82%B3%E3%81%AE%E9%8D%8B%EF%BC%8F%EB%B6%88%EB%82%99%EC%A0%84%EA%B3%A8%EF%BC%89&amp;diff=42601</id>
		<title>プルラクジョンゴル（牛肉とテナガダコの鍋／불낙전골）</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%B4%E3%83%AB%EF%BC%88%E7%89%9B%E8%82%89%E3%81%A8%E3%83%86%E3%83%8A%E3%82%AC%E3%83%80%E3%82%B3%E3%81%AE%E9%8D%8B%EF%BC%8F%EB%B6%88%EB%82%99%EC%A0%84%EA%B3%A8%EF%BC%89&amp;diff=42601"/>
		<updated>2026-05-29T08:28:50Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* 地域 */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:23010621.JPG|thumb|400px|プルラクジョンゴル]]&lt;br /&gt;
'''プルラクジョンゴル'''（[[불낙전골]]）は、牛肉とテナガダコの鍋。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 名称 ==&lt;br /&gt;
プルラクジョンゴルの、プルは[[プルコギ（牛焼肉／불고기）]]、ラクはナクチ（テナガダコ、[[낙지]]）の「ナク（낙）」が発音変化したもの。プルラク（[[불낙]]）で牛肉とテナガダコの組み合わせを表す。ジョンゴル（[[전골]]）は鍋料理を表す。日本ではプルナクジョンゴル、プルラクチョンゴル、プルナクチョンゴル、プルナッチョンゴル、プルラッチョンゴルなどの表記も見られるが、本辞典では「プルラクジョンゴル」を使用する。発音表記は〔불락쩐골〕。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*日本語訳&lt;br /&gt;
:簡潔に「牛タコ鍋」「牛肉とタコ鍋」とする例も見られる。本辞典では「牛肉とテナガダコの鍋」とした。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*語源&lt;br /&gt;
:ナクチはかつて漢字語で「絡蹄（ナクチェ、낙제）」とも表記し、これがナクチに変化したとの説がある。「絡」はひも状のものが絡まる様子、「蹄」はひづめを意味し、足が絡まった様子から名付けられたのではと推測される。なお、余談であるが、「絡蹄（낙제）」が「落第（낙제）」と同音異義語であることから、試験前にテナガダコを食べてはいけないとの俗説がある。同様に、[[ミヨックッ（ワカメスープ／미역국）]]もワカメがぬるぬると「滑る」ことから試験前に避けられる料理である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 概要 ==&lt;br /&gt;
薄切りにした牛肉と、ぶつ切りのテナガダコ、タマネギ、長ネギ、春菊などを鍋に盛り付け、醤油、粉唐辛子、ゴマ油、砂糖、ニンニク、ショウガなどを混ぜ合わせた薬味ダレを加えて煮る。家庭料理として作られるほか、海鮮料理の専門店などで食べられる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
テナガダコを用いた料理としては、ほかに[[サンナクチ（テナガダコの踊り食い／산낙지）]]、[[ナクチボックム（テナガダコ炒め／낙지볶음）]]、[[ヨンポタン（テナガダコのスープ／연포탕）]]、[[カルラクタン（牛カルビとテナガダコのスープ／갈낙탕）]]、ナクチスッケ（茹でテナガダコ、[[낙지숙회]]）、ナクチチム（テナガダコの蒸し煮、[[낙지찜]]）、ナクチチョムチム（テナガダコの酢和え、[[낙지초무침]]）、ナクチホロン（テナガダコの串巻き焼き、[[낙지호롱]]）などがある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 歴史 ==&lt;br /&gt;
=== 文献上の記録 ===&lt;br /&gt;
;『茲山魚譜』（1814年）の記述&lt;br /&gt;
:丁若銓の書いた魚類学書『茲山魚譜（자산어보）』には、テナガダコについての記述があり、名称を「石距（석거）」、俗称を「낙제어（絡蹄魚）」と紹介している。その項目内では、テナガダコについて「色は白く甘味があり、刺身やチゲ、干物によく、人に元気を与える」（原文1）とあり、また「疲れた牛にテナガダコを4～5匹食べさせるとすこぶる健康になる」（原文2）とも書かれている&amp;lt;ref&amp;gt;[https://library.korea.ac.kr/detail/?cid=CAT000000733434&amp;amp;ctype=o 玆山魚譜 / 筆寫本（P60-62）] 、高麗大学校図書館、2023年2月20日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1】色白甘美宣鱠及羹腊人元気&lt;br /&gt;
:【原文2】牛之疲憊者飼石距四五首則頗健也&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 種類 ==&lt;br /&gt;
牛肉の部位をカルビ（あばら肉、[[갈비]]）にした場合は、カルラクジョンゴル（牛カルビとテナガダコの鍋、[[갈낙전골]]）と呼ばれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 日本における定着 ==&lt;br /&gt;
韓国家庭料理店ではメニューに載せているところもある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域 ==&lt;br /&gt;
*全羅南道&lt;br /&gt;
:テナガダコの主産地は[[全羅南道の料理|全羅南道]]であり、2025年の生産量は全体の61.7%を占める&amp;lt;ref&amp;gt;[https://kosis.kr/statHtml/statHtml.do?orgId=101&amp;amp;tblId=DT_1EW0004 어업별 품종별 통계] 、統計庁ウェブサイト、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。[[木浦市の料理|木浦市]]、[[務安郡の料理|務安郡]]、[[霊岩郡の料理|霊岩郡]]、[[長興郡の料理|長興郡]]などが有名であり、テナガダコ料理の専門店や海鮮料理店では各種のテナガダコ料理とともにプルラクジョンゴルも提供される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:ふるらくしよんこる}}&lt;br /&gt;
*[[カルラクタン（牛カルビとテナガダコのスープ／갈낙탕）]]&lt;br /&gt;
*[[ナクチボックム（テナガダコ炒め／낙지볶음）]]&lt;br /&gt;
*[[ミヨックッ（ワカメスープ／미역국）]]&lt;br /&gt;
*[[サンナクチ（テナガダコの踊り食い／산낙지）]]&lt;br /&gt;
*[[ヨンポタン（テナガダコのスープ／연포탕）]]&lt;br /&gt;
*[[全羅南道の料理]]&lt;br /&gt;
*[[木浦市の料理]]&lt;br /&gt;
*[[務安郡の料理]]&lt;br /&gt;
*[[霊岩郡の料理]]&lt;br /&gt;
*[[長興郡の料理]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:鍋・スープ料理の一覧]]&lt;br /&gt;
[[Category:肉・卵料理の一覧]]&lt;br /&gt;
[[Category:牛肉料理の一覧]]&lt;br /&gt;
[[Category:魚介料理の一覧]]&lt;br /&gt;
[[Category:全羅南道・光州市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%82%AF%E3%83%81%EF%BC%88%E3%83%86%E3%83%8A%E3%82%AC%E3%83%80%E3%82%B3%E3%81%AE%E8%B8%8A%E3%82%8A%E9%A3%9F%E3%81%84%EF%BC%8F%EC%82%B0%EB%82%99%EC%A7%80%EF%BC%89&amp;diff=42600</id>
		<title>サンナクチ（テナガダコの踊り食い／산낙지）</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%82%AF%E3%83%81%EF%BC%88%E3%83%86%E3%83%8A%E3%82%AC%E3%83%80%E3%82%B3%E3%81%AE%E8%B8%8A%E3%82%8A%E9%A3%9F%E3%81%84%EF%BC%8F%EC%82%B0%EB%82%99%EC%A7%80%EF%BC%89&amp;diff=42600"/>
		<updated>2026-05-29T08:28:05Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* 地域 */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:22122533.JPG|thumb|400px|サンナクチ]]&lt;br /&gt;
'''サンナクチ'''（[[산낙지]]）は、テナガダコの踊り食い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 名称 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:23022101.JPG|thumb|300px|テナガダコ。サイズの小さなものはセバルナクチ（[[세발낙지]]）と呼ばれる]]&lt;br /&gt;
サンナクチのサン（[[산]]）は、動詞「サルダ（生きる、살다）」の過去連体形で「生きている、生きた」を意味し、ナクチ（[[낙지]]）はテナガダコを表す。分かち書きはせず、ひと単語と考えて「[[산낙지]]」と表記される。日本ではサンナッチとの表記も見られるが、本辞典では「サンナクチ」を使用する。発音表記は〔산낙찌〕。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*別称&lt;br /&gt;
:サンナクチは、ナクチタンタンイ（[[낙지탕탕이]]）、あるいは単にタンタンイ（[[탕탕이]]）とも呼ぶ。タンタンイとは、包丁で「タンタンと叩いたもの」を意味する。サンナクチは「生きたテナガダコ」を総称するため、包丁でぶつ切りにせず、丸のまま食べたり、割り箸に巻き付けて食べることもある。そういった食べ方と区別をするために、ぶつ切りにしたものをナクチタンタンイ、タンタンイとして呼び分ける場合もある。刺身を意味するフェ（[[회]]）をつけて、サンナクチフェ（[[산낙지회]]）とも呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*日本語訳&lt;br /&gt;
:日本の韓国料理店では、簡潔に「生ダコ」「活ダコ」とする例や、直訳として「生きているテナガダコ（タコ）」とも説明される。サンナクチは生きたままぶつ切りにし、皿上でうねうねと動くことから、本辞典では「テナガダコの踊り食い」とした。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*語源&lt;br /&gt;
:ナクチはかつて漢字語で「絡蹄（ナクチェ、낙제）」とも表記し、これがナクチに変化したとの説がある。「絡」はひも状のものが絡まる様子、「蹄」はひづめを意味し、足が絡まった様子から名付けられたのではと推測される。なお、余談であるが、「絡蹄（낙제）」が「落第（낙제）」と同音異義語であることから、試験前にテナガダコを食べてはいけないとの俗説がある。同様に、[[ミヨックッ（ワカメスープ／미역국）]]もワカメがぬるぬると「滑る」ことから試験前に避けられる料理である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 概要 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:23022102.JPG|thumb|300px|テナガダコを割り箸に巻き付けているところ]]&lt;br /&gt;
生きたテナガダコの足をぶつ切りにし、ゴマ油、ゴマ、粗塩をかけて食べる。ぶつ切りにした後も皿の上でうねうねと動くところに人気があり、精がつくと考えられている。また、生きたテナガダコをそのまま丸ごと食べたり、割り箸にぐるぐると巻き付け、チョゴチュジャン（唐辛子酢味噌、[[초고추장]]）や、キルムジャン（塩ゴマ油、[[기름장]]）につけてかぶりつく食べ方もある。その場合は、あまり大きすぎると食べにくいため、セバルナクチ（[[세발낙지]]）と呼ばれる小さなテナガダコを用いることが多い。主に刺身店や、海鮮料理店で味わう料理であり、主産地である[[全羅南道の料理|全羅南道]]の郷土料理としても知られる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
テナガダコを用いた料理としては、ほかに[[ナクチボックム（テナガダコ炒め／낙지볶음）]]、[[ヨンポタン（テナガダコのスープ／연포탕）]]、[[カルラクタン（牛カルビとテナガダコのスープ／갈낙탕）]]、[[プルラクジョンゴル（牛肉とテナガダコの鍋／불낙전골）]]、ナクチスッケ（茹でテナガダコ、[[낙지숙회]]）、ナクチチム（テナガダコの蒸し煮、[[낙지찜]]）、ナクチチョムチム（テナガダコの酢和え、[[낙지초무침]]）、ナクチホロン（テナガダコの串巻き焼き、[[낙지호롱]]）などがある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 食べ方 ===&lt;br /&gt;
:生きたまま味わうことを醍醐味とするため、吸盤が箸や皿、口元に吸い付いくなど、慣れないうちは食べるのに苦労する。喉に貼りついて窒息する可能性もあるため、食べる際は充分に気を付けなければならない。特に丸ごとのまま食べる場合は、まず頭を噛みつぶして、テナガダコの動きを止めることが推奨される。また、無理に飲み込もうとすると危険なので、よく噛んで味わうのも重要である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 歴史 ==&lt;br /&gt;
=== 文献上の記録 ===&lt;br /&gt;
;『茲山魚譜』（1814年）の記述&lt;br /&gt;
:丁若銓の書いた魚類学書『茲山魚譜（자산어보）』には、テナガダコについての記述があり、名称を「石距（석거）」、俗称を「낙제어（絡蹄魚）」と紹介している。その項目内では、テナガダコについて「色は白く甘味があり、刺身やチゲ、干物によく、人に元気を与える」（原文1）とあり、また「疲れた牛にテナガダコを4～5匹食べさせるとすこぶる健康になる」（原文2）とも書かれている&amp;lt;ref&amp;gt;[https://library.korea.ac.kr/detail/?cid=CAT000000733434&amp;amp;ctype=o 玆山魚譜 / 筆寫本（P60-62）] 、高麗大学校図書館、2023年2月20日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1】色白甘美宣鱠及羹腊人元気&lt;br /&gt;
:【原文2】牛之疲憊者飼石距四五首則頗健也&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 種類 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:23102403.JPG|thumb|300px|セバルナクチ]]&lt;br /&gt;
足をぶつ切りにして食べる場合と、丸ごとのまま食べる場合がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
;セバルナクチ（[[세발낙지]]）&lt;br /&gt;
:丸ごとで食べる場合は、サイズの小さなセバルナクチを用いることが多い。セバルは「細い足」を意味する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
;ユッケタンタンイ（[[육회탕탕이]]）&lt;br /&gt;
:足をぶつ切りにしたテナガダコと[[ユッケ（牛刺身／육회）]]を合わせたもの。[[ユッケ（牛刺身／육회）|ユッケ]]とナクチ（テナガダコ、[[낙지]]）を略して「ユンナク（[[육낙]]）」とも呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 日本における定着 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:23022103.JPG|thumb|300px|サンナクチをより活発に動かすためのレモンエキス]]&lt;br /&gt;
韓国式刺身店や、海鮮料理を専門とする店においては、サンナクチを提供しているところがある。近年は動画映えするとの理由から、YouTuberらが取り上げる事例もある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
韓食動画の執筆者である八田靖史は、2005年11月に初めてテナガダコの主産地である[[全羅南道の料理|全羅南道]][[木浦市の料理|木浦市]]を訪れ、本場のサンナクチを味わった。店の人からは「下手したら死ぬわよ。無理しないで止めといたら？」と心配されながらも注文を強行し、割り箸に巻き付けたものを口の中へと押し込んでもらった。メールマガジン「コリアうめーや！！第１１６号」では、一連の経緯と感想を「まさに生死を賭けた真剣勝負」「根底の味を、純粋に味わうのが丸ごとのガブリ食い」「このうまさがナクチ料理の真髄だと気付いた」と綴っている&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.kansyoku-life.com/2000/02/2042.html コリアうめーや！！第１１６号（本場木浦で取れたてナクチ三昧！！）] 、韓食生活、2023年2月21日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域 ==&lt;br /&gt;
*全羅南道&lt;br /&gt;
:テナガダコの主産地は[[全羅南道の料理|全羅南道]]であり、2025年の生産量は全体の61.7%を占める&amp;lt;ref&amp;gt;[https://kosis.kr/statHtml/statHtml.do?orgId=101&amp;amp;tblId=DT_1EW0004 어업별 품종별 통계] 、統計庁ウェブサイト、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。[[木浦市の料理|木浦市]]、[[務安郡の料理|務安郡]]、[[霊岩郡の料理|霊岩郡]]、[[長興郡の料理|長興郡]]などが有名であり、テナガダコ料理の専門店や海鮮料理店では各種のテナガダコ料理とともにサンナクチも提供される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:さんなくち}}&lt;br /&gt;
*[[カルラクタン（牛カルビとテナガダコのスープ／갈낙탕）]]&lt;br /&gt;
*[[ナクチボックム（テナガダコ炒め／낙지볶음）]]&lt;br /&gt;
*[[ミヨックッ（ワカメスープ／미역국）]]&lt;br /&gt;
*[[プルラクジョンゴル（牛肉とテナガダコの鍋／불낙전골）]]&lt;br /&gt;
*[[ヨンポタン（テナガダコのスープ／연포탕）]]&lt;br /&gt;
*[[ユッケ（牛刺身／육회）]]&lt;br /&gt;
*[[全羅南道の料理]]&lt;br /&gt;
*[[木浦市の料理]]&lt;br /&gt;
*[[務安郡の料理]]&lt;br /&gt;
*[[霊岩郡の料理]]&lt;br /&gt;
*[[長興郡の料理]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:魚介料理の一覧]]&lt;br /&gt;
[[Category:全羅南道・光州市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42599</id>
		<title>英陽郡の料理</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42599"/>
		<updated>2026-05-29T01:01:36Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* 関連項目 */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050801.JPG|400px|thumb|トゥドゥル村にある張桂香の遺績碑]]&lt;br /&gt;
'''英陽郡'''（ヨンヤングン、영양군）は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。本ページでは英陽郡の料理、特産品について解説する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域概要 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052903.jpg|300px|thumb|山海里五層模塼石塔]]&lt;br /&gt;
英陽郡は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。郡の北東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[蔚珍郡の料理|蔚珍郡]]、南東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[盈徳郡の料理|盈徳郡]]、南部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]、西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[安東市の料理|安東市]]、北西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡]]と接する。人口は1万5991人（2026年4月）で、島嶼地区の[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[鬱陵郡の料理|鬱陵郡]]に次いで韓国の全市郡で2番目に少ない。&amp;lt;ref&amp;gt;[https://jumin.mois.go.kr/ 행정동별 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
郡の東部を太白山脈が南北に貫いており、標高1219mの日月山（イルォルサン、일월산）をはじめとした山岳地域である。郡内には朝鮮時代中期から続く同族村（集姓村）が点在し、載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村（トゥドゥルマウル、두들마을）や、漢陽趙氏のチュシル村（チュシルマウル、주실마을）、楽安呉氏の甘川村（カムチョンマウル、감촌마을）には貴重な伝統家屋が残る。ほか観光地としては前述の日月山や水下渓谷（スハゲゴク、수하계곡）、ホタルの生息地として特区に指定されたホタル生態体験村（반딧불이생태체험마을）などがある。文化財としては、レンガ積みのような様式が珍しい山海里五層模塼石塔（国宝第187号）がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
[[ソウル市の料理|ソウル市]]からのアクセスは、東ソウル総合バスターミナルから英陽バス停留所まで高速バスで約4時間の距離である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 食文化の背景 ==&lt;br /&gt;
英陽郡には朝鮮時代から続く同族村が数多く残り、昔ながらの文化を現在も継承している。中でも象徴的なのがトゥドゥル村における『飲食知味方』の発見であり、これは載寧李氏の家系に伝えられた料理書である。英陽市ではこの料理を再現し、実際に味を見ることのできる体験プログラムを観光の目玉にしている。また、この地域の主な産業は農業であり、全国的に名産地として有名な唐辛子をはじめ、高冷地野菜や、リンゴ、ナシ、モモ、ブドウ、スイカといった果物類、シイタケ、ツルニンジンなどを特産品とする。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な料理 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050802.JPG|300px|thumb|飲食知味方の再現料理]]&lt;br /&gt;
トゥドゥル村に伝わる料理書『飲食知味方』の再現料理が有名。また、日月山や萌童山一帯では山菜がとれ、それを利用した[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]や山菜定食が名物として知られる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ウムシクティミバン（飲食知味方／음식디미방） ===&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』は1670年頃に書かれた料理書。載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村に伝わるもので、1640年にこの村を開いた李時明（イ・シミョン、이시명）の妻、張桂香（チャン・ゲヒャン、[[장계향]]）が子孫のために台所仕事の要点を書き残したものである。本書には当時の両班家庭で作られていた料理のレシピが詳細に紹介されているほか、酒類の醸造法や、食品の保管方法についても記されている。その項目は実に146種類にも及び、当時の食文化を知るうえでたいへん貴重な資料である。長らくハングルで書かれた最古の料理書とされてきたが、より古い料理書として、2015年に『崔氏飲食法（チェシウムシクポプ、[[최씨음식법]]）』、2017年に『酒醋沉菹方（チュチョチムジョバン、[[주초침저방]]）』が発見されている。時代的には『酒醋沉菹方』がより古いと見られるが、ハングルで書かれた箇所は一部に留まり、全文ハングルで表記の料理書としては17世紀中頃までに書かれたと推定される『崔氏飲食法』がもっとも古い。漢文で書かれた料理書はそれ以前から数多くある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*体験プログラム&lt;br /&gt;
:英陽郡では『飲食知味方』の料理を復元し、実際に味わえるように体験プログラムを組んでいる。トゥドゥル村内の設けられた「飲食知味方体験館」で提供しており、飲食知味方保存会の会員らが調理を担当する。なお、体験プログラムに参加するには2日前までの事前予約が必要であり、また最低でも8人以上集まるのが条件となる（自分たち以外の予約客も含めて8人以上揃えばよい）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://fooddimi.kr/theme/theme01/page/page04_01.php 예약 &amp;amp; 오시는길] 、飲食知味方韓定食ウェブサイト、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。近隣には宿泊施設を備えた「張桂香文化体験教育院」がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*慶尚北道3大料理書&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]では、旧家に伝わる料理書として、英陽郡の『飲食知味方』、[[安東市の料理|安東市]]の『需雲雑方（スウンジャプパン、[[수운잡방]]）』、[[尚州市の料理|尚州市]]の『是議全書（シウィジョンソ、[[시의전서]]）』が発見された。いずれも韓国料理の歴史をひも解くには欠かせないもので、3冊を総称して慶尚北道3大料理書と呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 飲食知味方の特徴 ====&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052904.jpg|300px|thumb|張桂香文化体験教育院]]&lt;br /&gt;
*飲食知味方の題名&lt;br /&gt;
:トゥドゥル村で保管された文書の表紙には、『閨壼是議方（キュゴンシウィバン、[[규곤시의방]]）』という題名がつけられている。これは「女性の心得」を意味する言葉であるが、当初からのものでなく子孫によって後日付け加えられたものと見られる。一般的には本文の冒頭に書かれた『飲食知味方』が本書の題名として用いられ、これは「料理の味を知る方法」を意味する。なお、現在の表記法では「음식지미방」となるが、本書には「[[음식디미방]]」と記されており、現在の呼び名もそれに則るのが通例である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*唐辛子の伝来と普及&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』の大きな特徴のひとつに唐辛子が一切使われていないことがあげられる。中米を原産とする唐辛子は16世紀後半から17世紀初頭にかけて日本を経由して朝鮮半島に伝わったとされ、もっとも古い記録は1614年に書かれた『芝峰類説（[[지봉유설]]）』に見られる。『飲食知味方』の執筆年代よりも50年以上もさかのぼるが、まったく触れられていないことから考えると、少なくとも英陽郡の周辺ではまだ一般的な食材でなかったとみられる。『飲食知味方』のレシピは唐辛子普及以前の韓国料理を知るうえでたいへん貴重である。なお、唐辛子が料理のレシピに登場するのは、1766年に書かれた『増補山林経済（[[증보산림경제]]）』が初めてであり、この時期には普及が進んでいたと考えられる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*現代韓国料理との差異&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に収録された料理は現代でも共通するものが多い。ただし、料理のレシピを見るとだいぶ異なるものも多く、例えば現代の[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]は緑豆モヤシや白菜キムチ、豚肉などを具として作るが、『飲食知味方』のレシピでは蜂蜜を加えたアズキあんを入れる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*マッチル方文&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載されているいくつかのレシピには「マッチル方文（맛질방문）」との付記がある。この場合のマッチルとは地名であり、その地域の料理法を紹介するという意味である。マッチルは近隣都市の醴泉郡や[[奉化郡の料理|奉化郡]]を指すとの説が有力だが、はっきりとしたことはわかっていない。マッチル方文として紹介された料理には、スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）、[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）|スンオマンドゥ（ボラ餃子、숭어만두）]]、ソンニュタン（ザクロのスープ、[[석류탕]]）など16酒類がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*酒造法&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載される146項目のうち、51項目が酒造法である。当時は酒造りというと家庭の主婦が日常の家事として行うもので、こうして造る酒を家醸酒（カヤンジュ、[[가양주]]）と呼ぶ。両班家庭では祖先の祭祀を行ったり、客を迎えたりすることが多く、酒造りはたいへん重要な家事のひとつであった。『飲食知味方』には今日伝統酒として知られる三亥酒（サメジュ、[[삼해주]]）、梨花酒（イファジュ、[[이화주]]）、甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）といった名前が並ぶ。現在の韓国でトンドンジュ（[[동동주]]）と呼ばれている米粒を浮かせた酒も、浮蟻酒（プウィジュ、[[부의주]]）という名前で掲載されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 代表的な掲載料理 ====&lt;br /&gt;
*スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）|チャプチェ（キジ肉と野菜の和え物、잡채）]]&lt;br /&gt;
*カジェユク（豚肉の衣焼き、[[가제육]]）&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*テグコプチルヌルミ（タラ皮餃子のあんかけ、[[대구껍질 느르미]]）&lt;br /&gt;
*トンアヌルミ（トウガンのあんかけ、[[동아느르미]]）&lt;br /&gt;
*トトリジュク（ドングリ粥、[[도토리죽]]）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;gallery&amp;gt;&lt;br /&gt;
ファイル:16050803.JPG|スジュンゲ&lt;br /&gt;
ファイル:16050804.JPG|チャプチェ&lt;br /&gt;
&amp;lt;/gallery&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥） ===&lt;br /&gt;
:日月山（イルォルサン、일월산）、萌童山（メンドンサン、맹동산）一帯は山菜の名産地であり、ハナウド（[[어수리]]）、オタカラコウ（[[곰취]]）、ミツバ（[[참나물]]）、シラヤマギク（[[취나물]]）などが主にとれる。これらの山菜を具とした[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]や、山菜定食が地域の名物料理として知られる。毎年5月には英陽山菜祭り（영양산나물축제）が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な特産品 ==&lt;br /&gt;
山間地域であり農業が盛んだが、中でも唐辛子は名産品として有名である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 唐辛子（고추） ===&lt;br /&gt;
:英陽で生産される唐辛子をヨンヤンコチュ（英陽唐辛子、영양고추）と呼ぶ。高冷地で栽培される英陽産の唐辛子は全国的にも評価が高く、農林畜産食品部が地域の名産品を認証する地理的表示農産物の第5号として英陽唐辛子粉（영양고춧가루）が登録されている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://kpgi.co.kr/page/?mo_id=specialty&amp;amp;id=181&amp;amp;wr_id=179 영양고춧가루] 、韓国地理的表示特産品連合会ウェブサイト、2023年8月31日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。地域でも主力の農産物として生産されており、英陽郡によれば農家の総所得全体のうち、52%が唐辛子による所得であるとしている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추] 、英陽郡ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。毎年9月には「英陽唐辛子H.O.Tフェスティバル」が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*首比椒（スビチョ）&lt;br /&gt;
:1960年代に郡内の首比（スビ、수비）地区で多く生産されるようになった唐辛子の一品種。1960年頃にその優秀性が見いだされ、1965年以降、同地区を中心として生産が拡大していった&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추의 유래] 、英陽唐辛子広報展示館ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。1980年代以降は他の品種に押されて生産が減少したが、2000年代に入ってその価値が見直され、再び生産が復活している&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?cntn_cd=A0000063965 순수 우리 고추 영양 '수비초'복원 성공] 、Oh My News2002年1月16日記事、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 青陽唐辛子（청양고추） ====&lt;br /&gt;
:韓国で流通する唐辛子のうち猛烈な辛さを特徴とする品種に青陽唐辛子（チョンヤンコチュ、[[청양고추]]）がある。この青陽唐辛子の青陽は命名の由来に論争があり、[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]と英陽郡からひと文字ずつ取ったとの説と、[[忠清南道の料理|忠清南道]]の[[青陽郡の料理|青陽郡]]を指すとの説に分かれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青松郡・英陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽唐辛子の開発者として知られる旧・中央種苗株式会社のユ・イルン氏は経済誌のインタビューで以下のように答えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「青陽唐辛子の産地を忠清南道の青陽と思っている人が多いが、実際は済州産とタイ産を雑種交配した品種を慶尚北道の青松・英陽で臨床栽培し、成功したことから現地の農家の要請で青松の『青』、英陽の『陽』を取って商標権登録したことに由来する」（原文1）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&amp;amp;mid=sec&amp;amp;sid1=102&amp;amp;oid=014&amp;amp;aid=0000214355 〔fn 이사람〕고추품종개발 권위자 유일웅 홍초원 고추연구소 소장] 、파이낸셜 뉴스、2016年5月9日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1】「청양고추의 산지를 충남 청양으로 아는 사람이 많은데 사실은 제주산과 태국산을 잡종교배한 품종을 경북 청송·영양에서 임상재배해 성공하자 현지 농가의 요청으로 청송의 청(靑), 영양의 양(陽)자를 따서 상표권 등록한 데서 유래됐다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽郡の運営するウェブサイト「名品青陽唐辛子（명풍청양고추）」では、青陽唐辛子の由来について以下のように説明している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「1968年、中央種苗会社で『青陽の唐辛子がよい』という噂を聞いて、農村指導所の職員（キム・テグォン前所長）に品種選抜を依頼し、その中から30余種を選抜して受け取った」「種苗会社で品種を選抜していくとき、青陽地域の特性を説明し、この唐辛子がよい種子として選抜されたら青陽唐辛子と命名して欲しいと要求した」（中略）「種苗会社は快く約束をし、その後『青陽唐辛子』という名前の品種が誕生し、見た目も辛さも全国最高であった」（原文2）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://gochu.cheongyang.go.kr/gochu/sub01_02.do 매운청양고추의 유래] 、名品青陽唐辛子ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文2】「1968년 중앙종묘회사에서 “청양고추가 좋다”는 소문을 듣고 농촌지도소 직원(전 김태권소장)에게 품종선발을 의뢰하여 그 중 30여종을 선별하여 주었다.」「종묘회사에서 품종을 선발해 갈 때 청양지역의 특성을 설명하고 이 고추가 좋은 종자로 선발되면 청양고추로 이름 지어줄 것을 요구했다.」(중략)「종묘회사는 쾌히 약속을 했고 그 후 ‘청양고추’ 라는 이름의 품종이 생겨났으며, 겉모양과 매운맛이 전국 최고였다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な酒類・飲料 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052901.JPG|300px|thumb|銀河水マッコリ]]&lt;br /&gt;
=== マッコリ ===&lt;br /&gt;
;醗酵工房1991&lt;br /&gt;
:醗酵工房1991（パリョゴンバン イルググイル、발효공방1991）は、英陽邑東部里（ヨンヤンウプ トンブリ、영양읍 동부리）に位置する酒造。1926年創業の英陽醸造場（영양양조장）が2018年に廃業したのを受け、大手[[チキン（韓国チキン／치킨）]]ブランドのキョチョンF&amp;amp;B（교촌F&amp;amp;B）が英陽郡との業務協約をもとに引き継いだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:英陽郡は「星天地（ピョルチョンジ、별천지）」をキャッチコピーに掲げるほど夜空が美しく、それにちなんで「銀河水（ウナス、은하수）」と命名した[[マッコリ（韓国式の濁酒／막걸리）|マッコリ]]を生産、販売している。原材料の米はすべて英陽郡産で、小麦麹（[[누룩]]）は自家製、甘味料は使用しない。アルコール度数によって、6度、8度、12度の3種があり、8度にのみ国産の金剛小麦（クムガンミル、[[금강밀]]）を加えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:このほか英陽郡に伝わる古料理書『飲食知味方』にも掲載のある、伝統酒の甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）や、名産品の唐辛子を活かしたコチュジャン（[[고추장]]）、テンジャン（味噌、[[된장]]）などの発酵食品も生産する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*英陽醸造場&lt;br /&gt;
:英陽醸造場（영양양조장）は、英陽郡にかつてあった酒造。英陽濁酒合同（영양탁주합동）とも呼ぶ。1926年に英陽酒造株式会社として創業した。その建物は慶尚北道産業遺産に指定されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*カフェソプン&lt;br /&gt;
:酒造に隣接する「カフェソプン（카페 소풍）」では、銀河水マッコリを飲めるほか、マッコリタルト、マッコリプリンなどのスイーツも提供する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 伝統酒 ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052902.JPG|300px|thumb|甘香酒]]&lt;br /&gt;
==== 甘香酒（감향주） ====&lt;br /&gt;
:甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）は、もち米を主な原料とする伝統酒のひとつ。名前の通りに香り高く、桃や梨などの果物に例えられる。水分量が少なく、全体にどろっとした仕上がりになるため、スプーンなどですくって食べる。すくって飲むマッコリ（トモンヌン マッコルリ、[[떠먹는 막걸리]]）とも表現される。『飲食知味方』をはじめとして、朝鮮時代の文献によく登場する伝統酒のひとつである。英陽郡では、『飲食知味方』体験プログラムの貞夫人床に含まれるほか、上記の「醗酵工房1991」でも生産、販売している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*『飲食知味方』の記述&lt;br /&gt;
:甘香酒の製法について以下のように記している&amp;lt;ref&amp;gt;[https://ko.wikisource.org/wiki/%EC%9D%8C%EC%8B%9D%EB%94%94%EB%AF%B8%EB%B0%A9 음식디미방] 、Wiki文献（위키문헌）、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;정부인 안동장씨(지은이), 황혜성(감수), 한복려, 한복선, 한복진(엮음),  2000,『다시 보고 배우는 음식디미방』, 궁중음식연구원, P106-107, 151&amp;lt;/ref&amp;gt;。ハングルでのスペルは「감향쥬」となっている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「うるち米1升をよく洗って粉にする。穴餅（[[구멍떡]]）を作り、茹でて冷ます。茹で汁を鉢に1杯取って、麹の粉1升と穴餅を加えて混ぜ、いちばんよい甕（[[단지]]）に入れて酒母を作る。同日にもち米1斗をよく洗って水に浸し、3日間置いたのちに蒸す。冷めないうちに酒母と混ぜ、大きな甕（[[항아리]]）に入れて暖かい部屋に置く。甕の外側を布などで包んでおいて発酵を促進させる。苦味を出したい場合は、甕を包まずに涼しい場所に置けばよい。量を増やす場合は、この製法から見積もって造る」【原文1】（カッコ内は訳注）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1（現代語訳）】「멥쌀 한 되를 백세 작말하여 구멍떡 만들어 익게 삶아 식히고, 삶던 물 한 사발에 누룩가루 한 되를 구멍떡에 한데 섞어 쳐서 가장 잘 구워진 단지에 넣고, 찹쌀 한 말을 백세하여 밑술하는 날 물에 담갔다가 사흘 만에 익게 쪄, 채 식지 않아서 밑술을 퍼내어 섞어 항아리에 넣고 더운 방에 놓고 항아리 겉을 많이 싸두었다가 익거든 써라. 쓴맛이 있게 하려면 항아리를 싸지 말고 서늘한 데 두면 된자. 많이 빚으려 하면 이 법을 대중하여 빚는다」&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 椒花酒（초화주） ====&lt;br /&gt;
:椒花酒（チョファジュ、초화주）は、青杞面青杞里（チョンギミョン、チョンギリ、청기면 청기리）に位置する酒造「英陽長生酒（영양장생주）」が生産する伝統酒。センキュウ（[[천궁]]）、当帰（[[당귀]]）、黄耆（[[황기]]）など12種類の生薬を加えた漢方焼酎で、胡椒と蜂蜜が入ることから椒花酒と名付けられた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 飲食店情報 ==&lt;br /&gt;
以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*メミルナルマッククス（메밀나루막국수）&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道英陽郡英陽邑八水路2キル15（西部里489-9）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 영양군 영양읍 팔수로2길 15(서부리 489-9)&lt;br /&gt;
:電話：054-683-7082&lt;br /&gt;
:料理：[[マッククス（冷やしそば／막국수）]]&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*醗酵工房1991（발효공방1991）&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道英陽郡英陽邑郡庁キル49（東部里550-6）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 영양군 영양읍 군청길 49(동부리 550-6)&lt;br /&gt;
:電話：070-7361-1991&lt;br /&gt;
:商品：銀河水マッコリ、甘香酒、コチュジャンなど&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*飲食知味方体験館（음식디미방 체험관）&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道英陽郡石保面トゥドゥルマウルキル66（院里303）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 영양군 석보면 두들마을길 66(원리 303)&lt;br /&gt;
:電話：054-682-7764&lt;br /&gt;
:料理：飲食知味方料理&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
*韓食ペディアの執筆者である八田靖史は2015年10月に初めて英陽郡を訪れた。大学時代に卒業論文の重要な資料として『飲食知味方』を読んでいたため、ゆかりの地であるトゥドゥル村を訪ねられたのはたいへん感動的であった。&lt;br /&gt;
*BYC&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡（Bonghwa-gun）]]、英陽郡（Yeongyang-gun）、[[青松郡の料理|青松郡（Cheongsong-gun）]]の頭文字を取って「BYC」と総称することがある。隣接する3地域を韓国の有名な下着メーカーにちなんでまとめた語呂合わせだが、韓国を代表する「奥地」のまとめとして揶揄を含むことが多い。韓食ペディアの執筆者である八田靖史は、その「奥地」度を認めたうえで、それでも「わざわざ目掛けて行くべき美味しい3地域」と勝手な再定義を提唱している&amp;lt;ref&amp;gt;八田靖史, 2022, 『ラジオ まいにちハングル講座 2022年9月号（韓国おいしい町めぐり）』, NHK出版, P96&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://tour.yyg.go.kr/ 英陽文化観光（韓国語）]&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:よんやんくんのりようり}}&lt;br /&gt;
*[[マッコリ（韓国式の濁酒／막걸리）]]&lt;br /&gt;
*[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]&lt;br /&gt;
*[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）]]&lt;br /&gt;
*[[チキン（韓国チキン／치킨）]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:慶尚北道・大邱市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42598</id>
		<title>英陽郡の料理</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42598"/>
		<updated>2026-05-29T01:00:19Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* 代表的な掲載料理 */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050801.JPG|400px|thumb|トゥドゥル村にある張桂香の遺績碑]]&lt;br /&gt;
'''英陽郡'''（ヨンヤングン、영양군）は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。本ページでは英陽郡の料理、特産品について解説する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域概要 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052903.jpg|300px|thumb|山海里五層模塼石塔]]&lt;br /&gt;
英陽郡は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。郡の北東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[蔚珍郡の料理|蔚珍郡]]、南東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[盈徳郡の料理|盈徳郡]]、南部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]、西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[安東市の料理|安東市]]、北西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡]]と接する。人口は1万5991人（2026年4月）で、島嶼地区の[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[鬱陵郡の料理|鬱陵郡]]に次いで韓国の全市郡で2番目に少ない。&amp;lt;ref&amp;gt;[https://jumin.mois.go.kr/ 행정동별 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
郡の東部を太白山脈が南北に貫いており、標高1219mの日月山（イルォルサン、일월산）をはじめとした山岳地域である。郡内には朝鮮時代中期から続く同族村（集姓村）が点在し、載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村（トゥドゥルマウル、두들마을）や、漢陽趙氏のチュシル村（チュシルマウル、주실마을）、楽安呉氏の甘川村（カムチョンマウル、감촌마을）には貴重な伝統家屋が残る。ほか観光地としては前述の日月山や水下渓谷（スハゲゴク、수하계곡）、ホタルの生息地として特区に指定されたホタル生態体験村（반딧불이생태체험마을）などがある。文化財としては、レンガ積みのような様式が珍しい山海里五層模塼石塔（国宝第187号）がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
[[ソウル市の料理|ソウル市]]からのアクセスは、東ソウル総合バスターミナルから英陽バス停留所まで高速バスで約4時間の距離である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 食文化の背景 ==&lt;br /&gt;
英陽郡には朝鮮時代から続く同族村が数多く残り、昔ながらの文化を現在も継承している。中でも象徴的なのがトゥドゥル村における『飲食知味方』の発見であり、これは載寧李氏の家系に伝えられた料理書である。英陽市ではこの料理を再現し、実際に味を見ることのできる体験プログラムを観光の目玉にしている。また、この地域の主な産業は農業であり、全国的に名産地として有名な唐辛子をはじめ、高冷地野菜や、リンゴ、ナシ、モモ、ブドウ、スイカといった果物類、シイタケ、ツルニンジンなどを特産品とする。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な料理 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050802.JPG|300px|thumb|飲食知味方の再現料理]]&lt;br /&gt;
トゥドゥル村に伝わる料理書『飲食知味方』の再現料理が有名。また、日月山や萌童山一帯では山菜がとれ、それを利用した[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]や山菜定食が名物として知られる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ウムシクティミバン（飲食知味方／음식디미방） ===&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』は1670年頃に書かれた料理書。載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村に伝わるもので、1640年にこの村を開いた李時明（イ・シミョン、이시명）の妻、張桂香（チャン・ゲヒャン、[[장계향]]）が子孫のために台所仕事の要点を書き残したものである。本書には当時の両班家庭で作られていた料理のレシピが詳細に紹介されているほか、酒類の醸造法や、食品の保管方法についても記されている。その項目は実に146種類にも及び、当時の食文化を知るうえでたいへん貴重な資料である。長らくハングルで書かれた最古の料理書とされてきたが、より古い料理書として、2015年に『崔氏飲食法（チェシウムシクポプ、[[최씨음식법]]）』、2017年に『酒醋沉菹方（チュチョチムジョバン、[[주초침저방]]）』が発見されている。時代的には『酒醋沉菹方』がより古いと見られるが、ハングルで書かれた箇所は一部に留まり、全文ハングルで表記の料理書としては17世紀中頃までに書かれたと推定される『崔氏飲食法』がもっとも古い。漢文で書かれた料理書はそれ以前から数多くある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*体験プログラム&lt;br /&gt;
:英陽郡では『飲食知味方』の料理を復元し、実際に味わえるように体験プログラムを組んでいる。トゥドゥル村内の設けられた「飲食知味方体験館」で提供しており、飲食知味方保存会の会員らが調理を担当する。なお、体験プログラムに参加するには2日前までの事前予約が必要であり、また最低でも8人以上集まるのが条件となる（自分たち以外の予約客も含めて8人以上揃えばよい）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://fooddimi.kr/theme/theme01/page/page04_01.php 예약 &amp;amp; 오시는길] 、飲食知味方韓定食ウェブサイト、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。近隣には宿泊施設を備えた「張桂香文化体験教育院」がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*慶尚北道3大料理書&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]では、旧家に伝わる料理書として、英陽郡の『飲食知味方』、[[安東市の料理|安東市]]の『需雲雑方（スウンジャプパン、[[수운잡방]]）』、[[尚州市の料理|尚州市]]の『是議全書（シウィジョンソ、[[시의전서]]）』が発見された。いずれも韓国料理の歴史をひも解くには欠かせないもので、3冊を総称して慶尚北道3大料理書と呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 飲食知味方の特徴 ====&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052904.jpg|300px|thumb|張桂香文化体験教育院]]&lt;br /&gt;
*飲食知味方の題名&lt;br /&gt;
:トゥドゥル村で保管された文書の表紙には、『閨壼是議方（キュゴンシウィバン、[[규곤시의방]]）』という題名がつけられている。これは「女性の心得」を意味する言葉であるが、当初からのものでなく子孫によって後日付け加えられたものと見られる。一般的には本文の冒頭に書かれた『飲食知味方』が本書の題名として用いられ、これは「料理の味を知る方法」を意味する。なお、現在の表記法では「음식지미방」となるが、本書には「[[음식디미방]]」と記されており、現在の呼び名もそれに則るのが通例である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*唐辛子の伝来と普及&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』の大きな特徴のひとつに唐辛子が一切使われていないことがあげられる。中米を原産とする唐辛子は16世紀後半から17世紀初頭にかけて日本を経由して朝鮮半島に伝わったとされ、もっとも古い記録は1614年に書かれた『芝峰類説（[[지봉유설]]）』に見られる。『飲食知味方』の執筆年代よりも50年以上もさかのぼるが、まったく触れられていないことから考えると、少なくとも英陽郡の周辺ではまだ一般的な食材でなかったとみられる。『飲食知味方』のレシピは唐辛子普及以前の韓国料理を知るうえでたいへん貴重である。なお、唐辛子が料理のレシピに登場するのは、1766年に書かれた『増補山林経済（[[증보산림경제]]）』が初めてであり、この時期には普及が進んでいたと考えられる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*現代韓国料理との差異&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に収録された料理は現代でも共通するものが多い。ただし、料理のレシピを見るとだいぶ異なるものも多く、例えば現代の[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]は緑豆モヤシや白菜キムチ、豚肉などを具として作るが、『飲食知味方』のレシピでは蜂蜜を加えたアズキあんを入れる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*マッチル方文&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載されているいくつかのレシピには「マッチル方文（맛질방문）」との付記がある。この場合のマッチルとは地名であり、その地域の料理法を紹介するという意味である。マッチルは近隣都市の醴泉郡や[[奉化郡の料理|奉化郡]]を指すとの説が有力だが、はっきりとしたことはわかっていない。マッチル方文として紹介された料理には、スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）、[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）|スンオマンドゥ（ボラ餃子、숭어만두）]]、ソンニュタン（ザクロのスープ、[[석류탕]]）など16酒類がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*酒造法&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載される146項目のうち、51項目が酒造法である。当時は酒造りというと家庭の主婦が日常の家事として行うもので、こうして造る酒を家醸酒（カヤンジュ、[[가양주]]）と呼ぶ。両班家庭では祖先の祭祀を行ったり、客を迎えたりすることが多く、酒造りはたいへん重要な家事のひとつであった。『飲食知味方』には今日伝統酒として知られる三亥酒（サメジュ、[[삼해주]]）、梨花酒（イファジュ、[[이화주]]）、甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）といった名前が並ぶ。現在の韓国でトンドンジュ（[[동동주]]）と呼ばれている米粒を浮かせた酒も、浮蟻酒（プウィジュ、[[부의주]]）という名前で掲載されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 代表的な掲載料理 ====&lt;br /&gt;
*スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）|チャプチェ（キジ肉と野菜の和え物、잡채）]]&lt;br /&gt;
*カジェユク（豚肉の衣焼き、[[가제육]]）&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*テグコプチルヌルミ（タラ皮餃子のあんかけ、[[대구껍질 느르미]]）&lt;br /&gt;
*トンアヌルミ（トウガンのあんかけ、[[동아느르미]]）&lt;br /&gt;
*トトリジュク（ドングリ粥、[[도토리죽]]）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;gallery&amp;gt;&lt;br /&gt;
ファイル:16050803.JPG|スジュンゲ&lt;br /&gt;
ファイル:16050804.JPG|チャプチェ&lt;br /&gt;
&amp;lt;/gallery&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥） ===&lt;br /&gt;
:日月山（イルォルサン、일월산）、萌童山（メンドンサン、맹동산）一帯は山菜の名産地であり、ハナウド（[[어수리]]）、オタカラコウ（[[곰취]]）、ミツバ（[[참나물]]）、シラヤマギク（[[취나물]]）などが主にとれる。これらの山菜を具とした[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]や、山菜定食が地域の名物料理として知られる。毎年5月には英陽山菜祭り（영양산나물축제）が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な特産品 ==&lt;br /&gt;
山間地域であり農業が盛んだが、中でも唐辛子は名産品として有名である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 唐辛子（고추） ===&lt;br /&gt;
:英陽で生産される唐辛子をヨンヤンコチュ（英陽唐辛子、영양고추）と呼ぶ。高冷地で栽培される英陽産の唐辛子は全国的にも評価が高く、農林畜産食品部が地域の名産品を認証する地理的表示農産物の第5号として英陽唐辛子粉（영양고춧가루）が登録されている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://kpgi.co.kr/page/?mo_id=specialty&amp;amp;id=181&amp;amp;wr_id=179 영양고춧가루] 、韓国地理的表示特産品連合会ウェブサイト、2023年8月31日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。地域でも主力の農産物として生産されており、英陽郡によれば農家の総所得全体のうち、52%が唐辛子による所得であるとしている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추] 、英陽郡ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。毎年9月には「英陽唐辛子H.O.Tフェスティバル」が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*首比椒（スビチョ）&lt;br /&gt;
:1960年代に郡内の首比（スビ、수비）地区で多く生産されるようになった唐辛子の一品種。1960年頃にその優秀性が見いだされ、1965年以降、同地区を中心として生産が拡大していった&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추의 유래] 、英陽唐辛子広報展示館ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。1980年代以降は他の品種に押されて生産が減少したが、2000年代に入ってその価値が見直され、再び生産が復活している&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?cntn_cd=A0000063965 순수 우리 고추 영양 '수비초'복원 성공] 、Oh My News2002年1月16日記事、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 青陽唐辛子（청양고추） ====&lt;br /&gt;
:韓国で流通する唐辛子のうち猛烈な辛さを特徴とする品種に青陽唐辛子（チョンヤンコチュ、[[청양고추]]）がある。この青陽唐辛子の青陽は命名の由来に論争があり、[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]と英陽郡からひと文字ずつ取ったとの説と、[[忠清南道の料理|忠清南道]]の[[青陽郡の料理|青陽郡]]を指すとの説に分かれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青松郡・英陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽唐辛子の開発者として知られる旧・中央種苗株式会社のユ・イルン氏は経済誌のインタビューで以下のように答えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「青陽唐辛子の産地を忠清南道の青陽と思っている人が多いが、実際は済州産とタイ産を雑種交配した品種を慶尚北道の青松・英陽で臨床栽培し、成功したことから現地の農家の要請で青松の『青』、英陽の『陽』を取って商標権登録したことに由来する」（原文1）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&amp;amp;mid=sec&amp;amp;sid1=102&amp;amp;oid=014&amp;amp;aid=0000214355 〔fn 이사람〕고추품종개발 권위자 유일웅 홍초원 고추연구소 소장] 、파이낸셜 뉴스、2016年5月9日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1】「청양고추의 산지를 충남 청양으로 아는 사람이 많은데 사실은 제주산과 태국산을 잡종교배한 품종을 경북 청송·영양에서 임상재배해 성공하자 현지 농가의 요청으로 청송의 청(靑), 영양의 양(陽)자를 따서 상표권 등록한 데서 유래됐다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽郡の運営するウェブサイト「名品青陽唐辛子（명풍청양고추）」では、青陽唐辛子の由来について以下のように説明している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「1968年、中央種苗会社で『青陽の唐辛子がよい』という噂を聞いて、農村指導所の職員（キム・テグォン前所長）に品種選抜を依頼し、その中から30余種を選抜して受け取った」「種苗会社で品種を選抜していくとき、青陽地域の特性を説明し、この唐辛子がよい種子として選抜されたら青陽唐辛子と命名して欲しいと要求した」（中略）「種苗会社は快く約束をし、その後『青陽唐辛子』という名前の品種が誕生し、見た目も辛さも全国最高であった」（原文2）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://gochu.cheongyang.go.kr/gochu/sub01_02.do 매운청양고추의 유래] 、名品青陽唐辛子ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文2】「1968년 중앙종묘회사에서 “청양고추가 좋다”는 소문을 듣고 농촌지도소 직원(전 김태권소장)에게 품종선발을 의뢰하여 그 중 30여종을 선별하여 주었다.」「종묘회사에서 품종을 선발해 갈 때 청양지역의 특성을 설명하고 이 고추가 좋은 종자로 선발되면 청양고추로 이름 지어줄 것을 요구했다.」(중략)「종묘회사는 쾌히 약속을 했고 그 후 ‘청양고추’ 라는 이름의 품종이 생겨났으며, 겉모양과 매운맛이 전국 최고였다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な酒類・飲料 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052901.JPG|300px|thumb|銀河水マッコリ]]&lt;br /&gt;
=== マッコリ ===&lt;br /&gt;
;醗酵工房1991&lt;br /&gt;
:醗酵工房1991（パリョゴンバン イルググイル、발효공방1991）は、英陽邑東部里（ヨンヤンウプ トンブリ、영양읍 동부리）に位置する酒造。1926年創業の英陽醸造場（영양양조장）が2018年に廃業したのを受け、大手[[チキン（韓国チキン／치킨）]]ブランドのキョチョンF&amp;amp;B（교촌F&amp;amp;B）が英陽郡との業務協約をもとに引き継いだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:英陽郡は「星天地（ピョルチョンジ、별천지）」をキャッチコピーに掲げるほど夜空が美しく、それにちなんで「銀河水（ウナス、은하수）」と命名した[[マッコリ（韓国式の濁酒／막걸리）|マッコリ]]を生産、販売している。原材料の米はすべて英陽郡産で、小麦麹（[[누룩]]）は自家製、甘味料は使用しない。アルコール度数によって、6度、8度、12度の3種があり、8度にのみ国産の金剛小麦（クムガンミル、[[금강밀]]）を加えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:このほか英陽郡に伝わる古料理書『飲食知味方』にも掲載のある、伝統酒の甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）や、名産品の唐辛子を活かしたコチュジャン（[[고추장]]）、テンジャン（味噌、[[된장]]）などの発酵食品も生産する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*英陽醸造場&lt;br /&gt;
:英陽醸造場（영양양조장）は、英陽郡にかつてあった酒造。英陽濁酒合同（영양탁주합동）とも呼ぶ。1926年に英陽酒造株式会社として創業した。その建物は慶尚北道産業遺産に指定されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*カフェソプン&lt;br /&gt;
:酒造に隣接する「カフェソプン（카페 소풍）」では、銀河水マッコリを飲めるほか、マッコリタルト、マッコリプリンなどのスイーツも提供する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 伝統酒 ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052902.JPG|300px|thumb|甘香酒]]&lt;br /&gt;
==== 甘香酒（감향주） ====&lt;br /&gt;
:甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）は、もち米を主な原料とする伝統酒のひとつ。名前の通りに香り高く、桃や梨などの果物に例えられる。水分量が少なく、全体にどろっとした仕上がりになるため、スプーンなどですくって食べる。すくって飲むマッコリ（トモンヌン マッコルリ、[[떠먹는 막걸리]]）とも表現される。『飲食知味方』をはじめとして、朝鮮時代の文献によく登場する伝統酒のひとつである。英陽郡では、『飲食知味方』体験プログラムの貞夫人床に含まれるほか、上記の「醗酵工房1991」でも生産、販売している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*『飲食知味方』の記述&lt;br /&gt;
:甘香酒の製法について以下のように記している&amp;lt;ref&amp;gt;[https://ko.wikisource.org/wiki/%EC%9D%8C%EC%8B%9D%EB%94%94%EB%AF%B8%EB%B0%A9 음식디미방] 、Wiki文献（위키문헌）、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;정부인 안동장씨(지은이), 황혜성(감수), 한복려, 한복선, 한복진(엮음),  2000,『다시 보고 배우는 음식디미방』, 궁중음식연구원, P106-107, 151&amp;lt;/ref&amp;gt;。ハングルでのスペルは「감향쥬」となっている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「うるち米1升をよく洗って粉にする。穴餅（[[구멍떡]]）を作り、茹でて冷ます。茹で汁を鉢に1杯取って、麹の粉1升と穴餅を加えて混ぜ、いちばんよい甕（[[단지]]）に入れて酒母を作る。同日にもち米1斗をよく洗って水に浸し、3日間置いたのちに蒸す。冷めないうちに酒母と混ぜ、大きな甕（[[항아리]]）に入れて暖かい部屋に置く。甕の外側を布などで包んでおいて発酵を促進させる。苦味を出したい場合は、甕を包まずに涼しい場所に置けばよい。量を増やす場合は、この製法から見積もって造る」【原文1】（カッコ内は訳注）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1（現代語訳）】「멥쌀 한 되를 백세 작말하여 구멍떡 만들어 익게 삶아 식히고, 삶던 물 한 사발에 누룩가루 한 되를 구멍떡에 한데 섞어 쳐서 가장 잘 구워진 단지에 넣고, 찹쌀 한 말을 백세하여 밑술하는 날 물에 담갔다가 사흘 만에 익게 쪄, 채 식지 않아서 밑술을 퍼내어 섞어 항아리에 넣고 더운 방에 놓고 항아리 겉을 많이 싸두었다가 익거든 써라. 쓴맛이 있게 하려면 항아리를 싸지 말고 서늘한 데 두면 된자. 많이 빚으려 하면 이 법을 대중하여 빚는다」&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 椒花酒（초화주） ====&lt;br /&gt;
:椒花酒（チョファジュ、초화주）は、青杞面青杞里（チョンギミョン、チョンギリ、청기면 청기리）に位置する酒造「英陽長生酒（영양장생주）」が生産する伝統酒。センキュウ（[[천궁]]）、当帰（[[당귀]]）、黄耆（[[황기]]）など12種類の生薬を加えた漢方焼酎で、胡椒と蜂蜜が入ることから椒花酒と名付けられた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 飲食店情報 ==&lt;br /&gt;
以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*メミルナルマッククス（메밀나루막국수）&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道英陽郡英陽邑八水路2キル15（西部里489-9）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 영양군 영양읍 팔수로2길 15(서부리 489-9)&lt;br /&gt;
:電話：054-683-7082&lt;br /&gt;
:料理：[[マッククス（冷やしそば／막국수）]]&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*醗酵工房1991（발효공방1991）&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道英陽郡英陽邑郡庁キル49（東部里550-6）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 영양군 영양읍 군청길 49(동부리 550-6)&lt;br /&gt;
:電話：070-7361-1991&lt;br /&gt;
:商品：銀河水マッコリ、甘香酒、コチュジャンなど&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*飲食知味方体験館（음식디미방 체험관）&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道英陽郡石保面トゥドゥルマウルキル66（院里303）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 영양군 석보면 두들마을길 66(원리 303)&lt;br /&gt;
:電話：054-682-7764&lt;br /&gt;
:料理：飲食知味方料理&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
*韓食ペディアの執筆者である八田靖史は2015年10月に初めて英陽郡を訪れた。大学時代に卒業論文の重要な資料として『飲食知味方』を読んでいたため、ゆかりの地であるトゥドゥル村を訪ねられたのはたいへん感動的であった。&lt;br /&gt;
*BYC&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡（Bonghwa-gun）]]、英陽郡（Yeongyang-gun）、[[青松郡の料理|青松郡（Cheongsong-gun）]]の頭文字を取って「BYC」と総称することがある。隣接する3地域を韓国の有名な下着メーカーにちなんでまとめた語呂合わせだが、韓国を代表する「奥地」のまとめとして揶揄を含むことが多い。韓食ペディアの執筆者である八田靖史は、その「奥地」度を認めたうえで、それでも「わざわざ目掛けて行くべき美味しい3地域」と勝手な再定義を提唱している&amp;lt;ref&amp;gt;八田靖史, 2022, 『ラジオ まいにちハングル講座 2022年9月号（韓国おいしい町めぐり）』, NHK出版, P96&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://tour.yyg.go.kr/ 英陽文化観光（韓国語）]&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:よんやんくんのりようり}}&lt;br /&gt;
*[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]&lt;br /&gt;
*[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:慶尚北道・大邱市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42597</id>
		<title>英陽郡の料理</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42597"/>
		<updated>2026-05-29T01:00:10Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* 代表的な掲載料理 */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050801.JPG|400px|thumb|トゥドゥル村にある張桂香の遺績碑]]&lt;br /&gt;
'''英陽郡'''（ヨンヤングン、영양군）は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。本ページでは英陽郡の料理、特産品について解説する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域概要 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052903.jpg|300px|thumb|山海里五層模塼石塔]]&lt;br /&gt;
英陽郡は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。郡の北東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[蔚珍郡の料理|蔚珍郡]]、南東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[盈徳郡の料理|盈徳郡]]、南部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]、西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[安東市の料理|安東市]]、北西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡]]と接する。人口は1万5991人（2026年4月）で、島嶼地区の[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[鬱陵郡の料理|鬱陵郡]]に次いで韓国の全市郡で2番目に少ない。&amp;lt;ref&amp;gt;[https://jumin.mois.go.kr/ 행정동별 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
郡の東部を太白山脈が南北に貫いており、標高1219mの日月山（イルォルサン、일월산）をはじめとした山岳地域である。郡内には朝鮮時代中期から続く同族村（集姓村）が点在し、載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村（トゥドゥルマウル、두들마을）や、漢陽趙氏のチュシル村（チュシルマウル、주실마을）、楽安呉氏の甘川村（カムチョンマウル、감촌마을）には貴重な伝統家屋が残る。ほか観光地としては前述の日月山や水下渓谷（スハゲゴク、수하계곡）、ホタルの生息地として特区に指定されたホタル生態体験村（반딧불이생태체험마을）などがある。文化財としては、レンガ積みのような様式が珍しい山海里五層模塼石塔（国宝第187号）がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
[[ソウル市の料理|ソウル市]]からのアクセスは、東ソウル総合バスターミナルから英陽バス停留所まで高速バスで約4時間の距離である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 食文化の背景 ==&lt;br /&gt;
英陽郡には朝鮮時代から続く同族村が数多く残り、昔ながらの文化を現在も継承している。中でも象徴的なのがトゥドゥル村における『飲食知味方』の発見であり、これは載寧李氏の家系に伝えられた料理書である。英陽市ではこの料理を再現し、実際に味を見ることのできる体験プログラムを観光の目玉にしている。また、この地域の主な産業は農業であり、全国的に名産地として有名な唐辛子をはじめ、高冷地野菜や、リンゴ、ナシ、モモ、ブドウ、スイカといった果物類、シイタケ、ツルニンジンなどを特産品とする。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な料理 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050802.JPG|300px|thumb|飲食知味方の再現料理]]&lt;br /&gt;
トゥドゥル村に伝わる料理書『飲食知味方』の再現料理が有名。また、日月山や萌童山一帯では山菜がとれ、それを利用した[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]や山菜定食が名物として知られる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ウムシクティミバン（飲食知味方／음식디미방） ===&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』は1670年頃に書かれた料理書。載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村に伝わるもので、1640年にこの村を開いた李時明（イ・シミョン、이시명）の妻、張桂香（チャン・ゲヒャン、[[장계향]]）が子孫のために台所仕事の要点を書き残したものである。本書には当時の両班家庭で作られていた料理のレシピが詳細に紹介されているほか、酒類の醸造法や、食品の保管方法についても記されている。その項目は実に146種類にも及び、当時の食文化を知るうえでたいへん貴重な資料である。長らくハングルで書かれた最古の料理書とされてきたが、より古い料理書として、2015年に『崔氏飲食法（チェシウムシクポプ、[[최씨음식법]]）』、2017年に『酒醋沉菹方（チュチョチムジョバン、[[주초침저방]]）』が発見されている。時代的には『酒醋沉菹方』がより古いと見られるが、ハングルで書かれた箇所は一部に留まり、全文ハングルで表記の料理書としては17世紀中頃までに書かれたと推定される『崔氏飲食法』がもっとも古い。漢文で書かれた料理書はそれ以前から数多くある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*体験プログラム&lt;br /&gt;
:英陽郡では『飲食知味方』の料理を復元し、実際に味わえるように体験プログラムを組んでいる。トゥドゥル村内の設けられた「飲食知味方体験館」で提供しており、飲食知味方保存会の会員らが調理を担当する。なお、体験プログラムに参加するには2日前までの事前予約が必要であり、また最低でも8人以上集まるのが条件となる（自分たち以外の予約客も含めて8人以上揃えばよい）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://fooddimi.kr/theme/theme01/page/page04_01.php 예약 &amp;amp; 오시는길] 、飲食知味方韓定食ウェブサイト、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。近隣には宿泊施設を備えた「張桂香文化体験教育院」がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*慶尚北道3大料理書&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]では、旧家に伝わる料理書として、英陽郡の『飲食知味方』、[[安東市の料理|安東市]]の『需雲雑方（スウンジャプパン、[[수운잡방]]）』、[[尚州市の料理|尚州市]]の『是議全書（シウィジョンソ、[[시의전서]]）』が発見された。いずれも韓国料理の歴史をひも解くには欠かせないもので、3冊を総称して慶尚北道3大料理書と呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 飲食知味方の特徴 ====&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052904.jpg|300px|thumb|張桂香文化体験教育院]]&lt;br /&gt;
*飲食知味方の題名&lt;br /&gt;
:トゥドゥル村で保管された文書の表紙には、『閨壼是議方（キュゴンシウィバン、[[규곤시의방]]）』という題名がつけられている。これは「女性の心得」を意味する言葉であるが、当初からのものでなく子孫によって後日付け加えられたものと見られる。一般的には本文の冒頭に書かれた『飲食知味方』が本書の題名として用いられ、これは「料理の味を知る方法」を意味する。なお、現在の表記法では「음식지미방」となるが、本書には「[[음식디미방]]」と記されており、現在の呼び名もそれに則るのが通例である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*唐辛子の伝来と普及&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』の大きな特徴のひとつに唐辛子が一切使われていないことがあげられる。中米を原産とする唐辛子は16世紀後半から17世紀初頭にかけて日本を経由して朝鮮半島に伝わったとされ、もっとも古い記録は1614年に書かれた『芝峰類説（[[지봉유설]]）』に見られる。『飲食知味方』の執筆年代よりも50年以上もさかのぼるが、まったく触れられていないことから考えると、少なくとも英陽郡の周辺ではまだ一般的な食材でなかったとみられる。『飲食知味方』のレシピは唐辛子普及以前の韓国料理を知るうえでたいへん貴重である。なお、唐辛子が料理のレシピに登場するのは、1766年に書かれた『増補山林経済（[[증보산림경제]]）』が初めてであり、この時期には普及が進んでいたと考えられる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*現代韓国料理との差異&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に収録された料理は現代でも共通するものが多い。ただし、料理のレシピを見るとだいぶ異なるものも多く、例えば現代の[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]は緑豆モヤシや白菜キムチ、豚肉などを具として作るが、『飲食知味方』のレシピでは蜂蜜を加えたアズキあんを入れる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*マッチル方文&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載されているいくつかのレシピには「マッチル方文（맛질방문）」との付記がある。この場合のマッチルとは地名であり、その地域の料理法を紹介するという意味である。マッチルは近隣都市の醴泉郡や[[奉化郡の料理|奉化郡]]を指すとの説が有力だが、はっきりとしたことはわかっていない。マッチル方文として紹介された料理には、スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）、[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）|スンオマンドゥ（ボラ餃子、숭어만두）]]、ソンニュタン（ザクロのスープ、[[석류탕]]）など16酒類がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*酒造法&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載される146項目のうち、51項目が酒造法である。当時は酒造りというと家庭の主婦が日常の家事として行うもので、こうして造る酒を家醸酒（カヤンジュ、[[가양주]]）と呼ぶ。両班家庭では祖先の祭祀を行ったり、客を迎えたりすることが多く、酒造りはたいへん重要な家事のひとつであった。『飲食知味方』には今日伝統酒として知られる三亥酒（サメジュ、[[삼해주]]）、梨花酒（イファジュ、[[이화주]]）、甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）といった名前が並ぶ。現在の韓国でトンドンジュ（[[동동주]]）と呼ばれている米粒を浮かせた酒も、浮蟻酒（プウィジュ、[[부의주]]）という名前で掲載されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 代表的な掲載料理 ====&lt;br /&gt;
*スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050803.JPG|300px|thumb|スジュンゲ]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）|チャプチェ（キジ肉と野菜の和え物、잡채）]]&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050804.JPG|300px|thumb|チャプチェ]]&lt;br /&gt;
*カジェユク（豚肉の衣焼き、[[가제육]]）&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*テグコプチルヌルミ（タラ皮餃子のあんかけ、[[대구껍질 느르미]]）&lt;br /&gt;
*トンアヌルミ（トウガンのあんかけ、[[동아느르미]]）&lt;br /&gt;
*トトリジュク（ドングリ粥、[[도토리죽]]）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;lt;gallery&amp;gt;&lt;br /&gt;
ファイル:16050803.JPG|スジュンゲ&lt;br /&gt;
ファイル:16050804.JPG|チャプチェ&lt;br /&gt;
&amp;lt;/gallery&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥） ===&lt;br /&gt;
:日月山（イルォルサン、일월산）、萌童山（メンドンサン、맹동산）一帯は山菜の名産地であり、ハナウド（[[어수리]]）、オタカラコウ（[[곰취]]）、ミツバ（[[참나물]]）、シラヤマギク（[[취나물]]）などが主にとれる。これらの山菜を具とした[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]や、山菜定食が地域の名物料理として知られる。毎年5月には英陽山菜祭り（영양산나물축제）が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な特産品 ==&lt;br /&gt;
山間地域であり農業が盛んだが、中でも唐辛子は名産品として有名である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 唐辛子（고추） ===&lt;br /&gt;
:英陽で生産される唐辛子をヨンヤンコチュ（英陽唐辛子、영양고추）と呼ぶ。高冷地で栽培される英陽産の唐辛子は全国的にも評価が高く、農林畜産食品部が地域の名産品を認証する地理的表示農産物の第5号として英陽唐辛子粉（영양고춧가루）が登録されている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://kpgi.co.kr/page/?mo_id=specialty&amp;amp;id=181&amp;amp;wr_id=179 영양고춧가루] 、韓国地理的表示特産品連合会ウェブサイト、2023年8月31日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。地域でも主力の農産物として生産されており、英陽郡によれば農家の総所得全体のうち、52%が唐辛子による所得であるとしている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추] 、英陽郡ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。毎年9月には「英陽唐辛子H.O.Tフェスティバル」が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*首比椒（スビチョ）&lt;br /&gt;
:1960年代に郡内の首比（スビ、수비）地区で多く生産されるようになった唐辛子の一品種。1960年頃にその優秀性が見いだされ、1965年以降、同地区を中心として生産が拡大していった&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추의 유래] 、英陽唐辛子広報展示館ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。1980年代以降は他の品種に押されて生産が減少したが、2000年代に入ってその価値が見直され、再び生産が復活している&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?cntn_cd=A0000063965 순수 우리 고추 영양 '수비초'복원 성공] 、Oh My News2002年1月16日記事、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 青陽唐辛子（청양고추） ====&lt;br /&gt;
:韓国で流通する唐辛子のうち猛烈な辛さを特徴とする品種に青陽唐辛子（チョンヤンコチュ、[[청양고추]]）がある。この青陽唐辛子の青陽は命名の由来に論争があり、[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]と英陽郡からひと文字ずつ取ったとの説と、[[忠清南道の料理|忠清南道]]の[[青陽郡の料理|青陽郡]]を指すとの説に分かれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青松郡・英陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽唐辛子の開発者として知られる旧・中央種苗株式会社のユ・イルン氏は経済誌のインタビューで以下のように答えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「青陽唐辛子の産地を忠清南道の青陽と思っている人が多いが、実際は済州産とタイ産を雑種交配した品種を慶尚北道の青松・英陽で臨床栽培し、成功したことから現地の農家の要請で青松の『青』、英陽の『陽』を取って商標権登録したことに由来する」（原文1）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&amp;amp;mid=sec&amp;amp;sid1=102&amp;amp;oid=014&amp;amp;aid=0000214355 〔fn 이사람〕고추품종개발 권위자 유일웅 홍초원 고추연구소 소장] 、파이낸셜 뉴스、2016年5月9日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1】「청양고추의 산지를 충남 청양으로 아는 사람이 많은데 사실은 제주산과 태국산을 잡종교배한 품종을 경북 청송·영양에서 임상재배해 성공하자 현지 농가의 요청으로 청송의 청(靑), 영양의 양(陽)자를 따서 상표권 등록한 데서 유래됐다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽郡の運営するウェブサイト「名品青陽唐辛子（명풍청양고추）」では、青陽唐辛子の由来について以下のように説明している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「1968年、中央種苗会社で『青陽の唐辛子がよい』という噂を聞いて、農村指導所の職員（キム・テグォン前所長）に品種選抜を依頼し、その中から30余種を選抜して受け取った」「種苗会社で品種を選抜していくとき、青陽地域の特性を説明し、この唐辛子がよい種子として選抜されたら青陽唐辛子と命名して欲しいと要求した」（中略）「種苗会社は快く約束をし、その後『青陽唐辛子』という名前の品種が誕生し、見た目も辛さも全国最高であった」（原文2）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://gochu.cheongyang.go.kr/gochu/sub01_02.do 매운청양고추의 유래] 、名品青陽唐辛子ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文2】「1968년 중앙종묘회사에서 “청양고추가 좋다”는 소문을 듣고 농촌지도소 직원(전 김태권소장)에게 품종선발을 의뢰하여 그 중 30여종을 선별하여 주었다.」「종묘회사에서 품종을 선발해 갈 때 청양지역의 특성을 설명하고 이 고추가 좋은 종자로 선발되면 청양고추로 이름 지어줄 것을 요구했다.」(중략)「종묘회사는 쾌히 약속을 했고 그 후 ‘청양고추’ 라는 이름의 품종이 생겨났으며, 겉모양과 매운맛이 전국 최고였다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な酒類・飲料 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052901.JPG|300px|thumb|銀河水マッコリ]]&lt;br /&gt;
=== マッコリ ===&lt;br /&gt;
;醗酵工房1991&lt;br /&gt;
:醗酵工房1991（パリョゴンバン イルググイル、발효공방1991）は、英陽邑東部里（ヨンヤンウプ トンブリ、영양읍 동부리）に位置する酒造。1926年創業の英陽醸造場（영양양조장）が2018年に廃業したのを受け、大手[[チキン（韓国チキン／치킨）]]ブランドのキョチョンF&amp;amp;B（교촌F&amp;amp;B）が英陽郡との業務協約をもとに引き継いだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:英陽郡は「星天地（ピョルチョンジ、별천지）」をキャッチコピーに掲げるほど夜空が美しく、それにちなんで「銀河水（ウナス、은하수）」と命名した[[マッコリ（韓国式の濁酒／막걸리）|マッコリ]]を生産、販売している。原材料の米はすべて英陽郡産で、小麦麹（[[누룩]]）は自家製、甘味料は使用しない。アルコール度数によって、6度、8度、12度の3種があり、8度にのみ国産の金剛小麦（クムガンミル、[[금강밀]]）を加えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:このほか英陽郡に伝わる古料理書『飲食知味方』にも掲載のある、伝統酒の甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）や、名産品の唐辛子を活かしたコチュジャン（[[고추장]]）、テンジャン（味噌、[[된장]]）などの発酵食品も生産する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*英陽醸造場&lt;br /&gt;
:英陽醸造場（영양양조장）は、英陽郡にかつてあった酒造。英陽濁酒合同（영양탁주합동）とも呼ぶ。1926年に英陽酒造株式会社として創業した。その建物は慶尚北道産業遺産に指定されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*カフェソプン&lt;br /&gt;
:酒造に隣接する「カフェソプン（카페 소풍）」では、銀河水マッコリを飲めるほか、マッコリタルト、マッコリプリンなどのスイーツも提供する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 伝統酒 ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052902.JPG|300px|thumb|甘香酒]]&lt;br /&gt;
==== 甘香酒（감향주） ====&lt;br /&gt;
:甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）は、もち米を主な原料とする伝統酒のひとつ。名前の通りに香り高く、桃や梨などの果物に例えられる。水分量が少なく、全体にどろっとした仕上がりになるため、スプーンなどですくって食べる。すくって飲むマッコリ（トモンヌン マッコルリ、[[떠먹는 막걸리]]）とも表現される。『飲食知味方』をはじめとして、朝鮮時代の文献によく登場する伝統酒のひとつである。英陽郡では、『飲食知味方』体験プログラムの貞夫人床に含まれるほか、上記の「醗酵工房1991」でも生産、販売している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*『飲食知味方』の記述&lt;br /&gt;
:甘香酒の製法について以下のように記している&amp;lt;ref&amp;gt;[https://ko.wikisource.org/wiki/%EC%9D%8C%EC%8B%9D%EB%94%94%EB%AF%B8%EB%B0%A9 음식디미방] 、Wiki文献（위키문헌）、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;정부인 안동장씨(지은이), 황혜성(감수), 한복려, 한복선, 한복진(엮음),  2000,『다시 보고 배우는 음식디미방』, 궁중음식연구원, P106-107, 151&amp;lt;/ref&amp;gt;。ハングルでのスペルは「감향쥬」となっている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「うるち米1升をよく洗って粉にする。穴餅（[[구멍떡]]）を作り、茹でて冷ます。茹で汁を鉢に1杯取って、麹の粉1升と穴餅を加えて混ぜ、いちばんよい甕（[[단지]]）に入れて酒母を作る。同日にもち米1斗をよく洗って水に浸し、3日間置いたのちに蒸す。冷めないうちに酒母と混ぜ、大きな甕（[[항아리]]）に入れて暖かい部屋に置く。甕の外側を布などで包んでおいて発酵を促進させる。苦味を出したい場合は、甕を包まずに涼しい場所に置けばよい。量を増やす場合は、この製法から見積もって造る」【原文1】（カッコ内は訳注）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1（現代語訳）】「멥쌀 한 되를 백세 작말하여 구멍떡 만들어 익게 삶아 식히고, 삶던 물 한 사발에 누룩가루 한 되를 구멍떡에 한데 섞어 쳐서 가장 잘 구워진 단지에 넣고, 찹쌀 한 말을 백세하여 밑술하는 날 물에 담갔다가 사흘 만에 익게 쪄, 채 식지 않아서 밑술을 퍼내어 섞어 항아리에 넣고 더운 방에 놓고 항아리 겉을 많이 싸두었다가 익거든 써라. 쓴맛이 있게 하려면 항아리를 싸지 말고 서늘한 데 두면 된자. 많이 빚으려 하면 이 법을 대중하여 빚는다」&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 椒花酒（초화주） ====&lt;br /&gt;
:椒花酒（チョファジュ、초화주）は、青杞面青杞里（チョンギミョン、チョンギリ、청기면 청기리）に位置する酒造「英陽長生酒（영양장생주）」が生産する伝統酒。センキュウ（[[천궁]]）、当帰（[[당귀]]）、黄耆（[[황기]]）など12種類の生薬を加えた漢方焼酎で、胡椒と蜂蜜が入ることから椒花酒と名付けられた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 飲食店情報 ==&lt;br /&gt;
以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*メミルナルマッククス（메밀나루막국수）&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道英陽郡英陽邑八水路2キル15（西部里489-9）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 영양군 영양읍 팔수로2길 15(서부리 489-9)&lt;br /&gt;
:電話：054-683-7082&lt;br /&gt;
:料理：[[マッククス（冷やしそば／막국수）]]&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*醗酵工房1991（발효공방1991）&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道英陽郡英陽邑郡庁キル49（東部里550-6）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 영양군 영양읍 군청길 49(동부리 550-6)&lt;br /&gt;
:電話：070-7361-1991&lt;br /&gt;
:商品：銀河水マッコリ、甘香酒、コチュジャンなど&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*飲食知味方体験館（음식디미방 체험관）&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道英陽郡石保面トゥドゥルマウルキル66（院里303）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 영양군 석보면 두들마을길 66(원리 303)&lt;br /&gt;
:電話：054-682-7764&lt;br /&gt;
:料理：飲食知味方料理&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
*韓食ペディアの執筆者である八田靖史は2015年10月に初めて英陽郡を訪れた。大学時代に卒業論文の重要な資料として『飲食知味方』を読んでいたため、ゆかりの地であるトゥドゥル村を訪ねられたのはたいへん感動的であった。&lt;br /&gt;
*BYC&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡（Bonghwa-gun）]]、英陽郡（Yeongyang-gun）、[[青松郡の料理|青松郡（Cheongsong-gun）]]の頭文字を取って「BYC」と総称することがある。隣接する3地域を韓国の有名な下着メーカーにちなんでまとめた語呂合わせだが、韓国を代表する「奥地」のまとめとして揶揄を含むことが多い。韓食ペディアの執筆者である八田靖史は、その「奥地」度を認めたうえで、それでも「わざわざ目掛けて行くべき美味しい3地域」と勝手な再定義を提唱している&amp;lt;ref&amp;gt;八田靖史, 2022, 『ラジオ まいにちハングル講座 2022年9月号（韓国おいしい町めぐり）』, NHK出版, P96&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://tour.yyg.go.kr/ 英陽文化観光（韓国語）]&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:よんやんくんのりようり}}&lt;br /&gt;
*[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]&lt;br /&gt;
*[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:慶尚北道・大邱市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42596</id>
		<title>英陽郡の料理</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42596"/>
		<updated>2026-05-29T00:58:44Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* 飲食店情報 */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050801.JPG|400px|thumb|トゥドゥル村にある張桂香の遺績碑]]&lt;br /&gt;
'''英陽郡'''（ヨンヤングン、영양군）は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。本ページでは英陽郡の料理、特産品について解説する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域概要 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052903.jpg|300px|thumb|山海里五層模塼石塔]]&lt;br /&gt;
英陽郡は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。郡の北東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[蔚珍郡の料理|蔚珍郡]]、南東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[盈徳郡の料理|盈徳郡]]、南部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]、西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[安東市の料理|安東市]]、北西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡]]と接する。人口は1万5991人（2026年4月）で、島嶼地区の[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[鬱陵郡の料理|鬱陵郡]]に次いで韓国の全市郡で2番目に少ない。&amp;lt;ref&amp;gt;[https://jumin.mois.go.kr/ 행정동별 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
郡の東部を太白山脈が南北に貫いており、標高1219mの日月山（イルォルサン、일월산）をはじめとした山岳地域である。郡内には朝鮮時代中期から続く同族村（集姓村）が点在し、載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村（トゥドゥルマウル、두들마을）や、漢陽趙氏のチュシル村（チュシルマウル、주실마을）、楽安呉氏の甘川村（カムチョンマウル、감촌마을）には貴重な伝統家屋が残る。ほか観光地としては前述の日月山や水下渓谷（スハゲゴク、수하계곡）、ホタルの生息地として特区に指定されたホタル生態体験村（반딧불이생태체험마을）などがある。文化財としては、レンガ積みのような様式が珍しい山海里五層模塼石塔（国宝第187号）がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
[[ソウル市の料理|ソウル市]]からのアクセスは、東ソウル総合バスターミナルから英陽バス停留所まで高速バスで約4時間の距離である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 食文化の背景 ==&lt;br /&gt;
英陽郡には朝鮮時代から続く同族村が数多く残り、昔ながらの文化を現在も継承している。中でも象徴的なのがトゥドゥル村における『飲食知味方』の発見であり、これは載寧李氏の家系に伝えられた料理書である。英陽市ではこの料理を再現し、実際に味を見ることのできる体験プログラムを観光の目玉にしている。また、この地域の主な産業は農業であり、全国的に名産地として有名な唐辛子をはじめ、高冷地野菜や、リンゴ、ナシ、モモ、ブドウ、スイカといった果物類、シイタケ、ツルニンジンなどを特産品とする。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な料理 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050802.JPG|300px|thumb|飲食知味方の再現料理]]&lt;br /&gt;
トゥドゥル村に伝わる料理書『飲食知味方』の再現料理が有名。また、日月山や萌童山一帯では山菜がとれ、それを利用した[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]や山菜定食が名物として知られる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ウムシクティミバン（飲食知味方／음식디미방） ===&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』は1670年頃に書かれた料理書。載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村に伝わるもので、1640年にこの村を開いた李時明（イ・シミョン、이시명）の妻、張桂香（チャン・ゲヒャン、[[장계향]]）が子孫のために台所仕事の要点を書き残したものである。本書には当時の両班家庭で作られていた料理のレシピが詳細に紹介されているほか、酒類の醸造法や、食品の保管方法についても記されている。その項目は実に146種類にも及び、当時の食文化を知るうえでたいへん貴重な資料である。長らくハングルで書かれた最古の料理書とされてきたが、より古い料理書として、2015年に『崔氏飲食法（チェシウムシクポプ、[[최씨음식법]]）』、2017年に『酒醋沉菹方（チュチョチムジョバン、[[주초침저방]]）』が発見されている。時代的には『酒醋沉菹方』がより古いと見られるが、ハングルで書かれた箇所は一部に留まり、全文ハングルで表記の料理書としては17世紀中頃までに書かれたと推定される『崔氏飲食法』がもっとも古い。漢文で書かれた料理書はそれ以前から数多くある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*体験プログラム&lt;br /&gt;
:英陽郡では『飲食知味方』の料理を復元し、実際に味わえるように体験プログラムを組んでいる。トゥドゥル村内の設けられた「飲食知味方体験館」で提供しており、飲食知味方保存会の会員らが調理を担当する。なお、体験プログラムに参加するには2日前までの事前予約が必要であり、また最低でも8人以上集まるのが条件となる（自分たち以外の予約客も含めて8人以上揃えばよい）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://fooddimi.kr/theme/theme01/page/page04_01.php 예약 &amp;amp; 오시는길] 、飲食知味方韓定食ウェブサイト、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。近隣には宿泊施設を備えた「張桂香文化体験教育院」がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*慶尚北道3大料理書&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]では、旧家に伝わる料理書として、英陽郡の『飲食知味方』、[[安東市の料理|安東市]]の『需雲雑方（スウンジャプパン、[[수운잡방]]）』、[[尚州市の料理|尚州市]]の『是議全書（シウィジョンソ、[[시의전서]]）』が発見された。いずれも韓国料理の歴史をひも解くには欠かせないもので、3冊を総称して慶尚北道3大料理書と呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 飲食知味方の特徴 ====&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052904.jpg|300px|thumb|張桂香文化体験教育院]]&lt;br /&gt;
*飲食知味方の題名&lt;br /&gt;
:トゥドゥル村で保管された文書の表紙には、『閨壼是議方（キュゴンシウィバン、[[규곤시의방]]）』という題名がつけられている。これは「女性の心得」を意味する言葉であるが、当初からのものでなく子孫によって後日付け加えられたものと見られる。一般的には本文の冒頭に書かれた『飲食知味方』が本書の題名として用いられ、これは「料理の味を知る方法」を意味する。なお、現在の表記法では「음식지미방」となるが、本書には「[[음식디미방]]」と記されており、現在の呼び名もそれに則るのが通例である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*唐辛子の伝来と普及&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』の大きな特徴のひとつに唐辛子が一切使われていないことがあげられる。中米を原産とする唐辛子は16世紀後半から17世紀初頭にかけて日本を経由して朝鮮半島に伝わったとされ、もっとも古い記録は1614年に書かれた『芝峰類説（[[지봉유설]]）』に見られる。『飲食知味方』の執筆年代よりも50年以上もさかのぼるが、まったく触れられていないことから考えると、少なくとも英陽郡の周辺ではまだ一般的な食材でなかったとみられる。『飲食知味方』のレシピは唐辛子普及以前の韓国料理を知るうえでたいへん貴重である。なお、唐辛子が料理のレシピに登場するのは、1766年に書かれた『増補山林経済（[[증보산림경제]]）』が初めてであり、この時期には普及が進んでいたと考えられる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*現代韓国料理との差異&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に収録された料理は現代でも共通するものが多い。ただし、料理のレシピを見るとだいぶ異なるものも多く、例えば現代の[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]は緑豆モヤシや白菜キムチ、豚肉などを具として作るが、『飲食知味方』のレシピでは蜂蜜を加えたアズキあんを入れる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*マッチル方文&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載されているいくつかのレシピには「マッチル方文（맛질방문）」との付記がある。この場合のマッチルとは地名であり、その地域の料理法を紹介するという意味である。マッチルは近隣都市の醴泉郡や[[奉化郡の料理|奉化郡]]を指すとの説が有力だが、はっきりとしたことはわかっていない。マッチル方文として紹介された料理には、スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）、[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）|スンオマンドゥ（ボラ餃子、숭어만두）]]、ソンニュタン（ザクロのスープ、[[석류탕]]）など16酒類がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*酒造法&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載される146項目のうち、51項目が酒造法である。当時は酒造りというと家庭の主婦が日常の家事として行うもので、こうして造る酒を家醸酒（カヤンジュ、[[가양주]]）と呼ぶ。両班家庭では祖先の祭祀を行ったり、客を迎えたりすることが多く、酒造りはたいへん重要な家事のひとつであった。『飲食知味方』には今日伝統酒として知られる三亥酒（サメジュ、[[삼해주]]）、梨花酒（イファジュ、[[이화주]]）、甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）といった名前が並ぶ。現在の韓国でトンドンジュ（[[동동주]]）と呼ばれている米粒を浮かせた酒も、浮蟻酒（プウィジュ、[[부의주]]）という名前で掲載されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 代表的な掲載料理 ====&lt;br /&gt;
*スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050803.JPG|300px|thumb|スジュンゲ]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）|チャプチェ（キジ肉と野菜の和え物、잡채）]]&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050804.JPG|300px|thumb|チャプチェ]]&lt;br /&gt;
*カジェユク（豚肉の衣焼き、[[가제육]]）&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*テグコプチルヌルミ（タラ皮餃子のあんかけ、[[대구껍질 느르미]]）&lt;br /&gt;
*トンアヌルミ（トウガンのあんかけ、[[동아느르미]]）&lt;br /&gt;
*トトリジュク（ドングリ粥、[[도토리죽]]）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥） ===&lt;br /&gt;
:日月山（イルォルサン、일월산）、萌童山（メンドンサン、맹동산）一帯は山菜の名産地であり、ハナウド（[[어수리]]）、オタカラコウ（[[곰취]]）、ミツバ（[[참나물]]）、シラヤマギク（[[취나물]]）などが主にとれる。これらの山菜を具とした[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]や、山菜定食が地域の名物料理として知られる。毎年5月には英陽山菜祭り（영양산나물축제）が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な特産品 ==&lt;br /&gt;
山間地域であり農業が盛んだが、中でも唐辛子は名産品として有名である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 唐辛子（고추） ===&lt;br /&gt;
:英陽で生産される唐辛子をヨンヤンコチュ（英陽唐辛子、영양고추）と呼ぶ。高冷地で栽培される英陽産の唐辛子は全国的にも評価が高く、農林畜産食品部が地域の名産品を認証する地理的表示農産物の第5号として英陽唐辛子粉（영양고춧가루）が登録されている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://kpgi.co.kr/page/?mo_id=specialty&amp;amp;id=181&amp;amp;wr_id=179 영양고춧가루] 、韓国地理的表示特産品連合会ウェブサイト、2023年8月31日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。地域でも主力の農産物として生産されており、英陽郡によれば農家の総所得全体のうち、52%が唐辛子による所得であるとしている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추] 、英陽郡ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。毎年9月には「英陽唐辛子H.O.Tフェスティバル」が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*首比椒（スビチョ）&lt;br /&gt;
:1960年代に郡内の首比（スビ、수비）地区で多く生産されるようになった唐辛子の一品種。1960年頃にその優秀性が見いだされ、1965年以降、同地区を中心として生産が拡大していった&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추의 유래] 、英陽唐辛子広報展示館ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。1980年代以降は他の品種に押されて生産が減少したが、2000年代に入ってその価値が見直され、再び生産が復活している&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?cntn_cd=A0000063965 순수 우리 고추 영양 '수비초'복원 성공] 、Oh My News2002年1月16日記事、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 青陽唐辛子（청양고추） ====&lt;br /&gt;
:韓国で流通する唐辛子のうち猛烈な辛さを特徴とする品種に青陽唐辛子（チョンヤンコチュ、[[청양고추]]）がある。この青陽唐辛子の青陽は命名の由来に論争があり、[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]と英陽郡からひと文字ずつ取ったとの説と、[[忠清南道の料理|忠清南道]]の[[青陽郡の料理|青陽郡]]を指すとの説に分かれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青松郡・英陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽唐辛子の開発者として知られる旧・中央種苗株式会社のユ・イルン氏は経済誌のインタビューで以下のように答えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「青陽唐辛子の産地を忠清南道の青陽と思っている人が多いが、実際は済州産とタイ産を雑種交配した品種を慶尚北道の青松・英陽で臨床栽培し、成功したことから現地の農家の要請で青松の『青』、英陽の『陽』を取って商標権登録したことに由来する」（原文1）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&amp;amp;mid=sec&amp;amp;sid1=102&amp;amp;oid=014&amp;amp;aid=0000214355 〔fn 이사람〕고추품종개발 권위자 유일웅 홍초원 고추연구소 소장] 、파이낸셜 뉴스、2016年5月9日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1】「청양고추의 산지를 충남 청양으로 아는 사람이 많은데 사실은 제주산과 태국산을 잡종교배한 품종을 경북 청송·영양에서 임상재배해 성공하자 현지 농가의 요청으로 청송의 청(靑), 영양의 양(陽)자를 따서 상표권 등록한 데서 유래됐다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽郡の運営するウェブサイト「名品青陽唐辛子（명풍청양고추）」では、青陽唐辛子の由来について以下のように説明している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「1968年、中央種苗会社で『青陽の唐辛子がよい』という噂を聞いて、農村指導所の職員（キム・テグォン前所長）に品種選抜を依頼し、その中から30余種を選抜して受け取った」「種苗会社で品種を選抜していくとき、青陽地域の特性を説明し、この唐辛子がよい種子として選抜されたら青陽唐辛子と命名して欲しいと要求した」（中略）「種苗会社は快く約束をし、その後『青陽唐辛子』という名前の品種が誕生し、見た目も辛さも全国最高であった」（原文2）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://gochu.cheongyang.go.kr/gochu/sub01_02.do 매운청양고추의 유래] 、名品青陽唐辛子ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文2】「1968년 중앙종묘회사에서 “청양고추가 좋다”는 소문을 듣고 농촌지도소 직원(전 김태권소장)에게 품종선발을 의뢰하여 그 중 30여종을 선별하여 주었다.」「종묘회사에서 품종을 선발해 갈 때 청양지역의 특성을 설명하고 이 고추가 좋은 종자로 선발되면 청양고추로 이름 지어줄 것을 요구했다.」(중략)「종묘회사는 쾌히 약속을 했고 그 후 ‘청양고추’ 라는 이름의 품종이 생겨났으며, 겉모양과 매운맛이 전국 최고였다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な酒類・飲料 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052901.JPG|300px|thumb|銀河水マッコリ]]&lt;br /&gt;
=== マッコリ ===&lt;br /&gt;
;醗酵工房1991&lt;br /&gt;
:醗酵工房1991（パリョゴンバン イルググイル、발효공방1991）は、英陽邑東部里（ヨンヤンウプ トンブリ、영양읍 동부리）に位置する酒造。1926年創業の英陽醸造場（영양양조장）が2018年に廃業したのを受け、大手[[チキン（韓国チキン／치킨）]]ブランドのキョチョンF&amp;amp;B（교촌F&amp;amp;B）が英陽郡との業務協約をもとに引き継いだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:英陽郡は「星天地（ピョルチョンジ、별천지）」をキャッチコピーに掲げるほど夜空が美しく、それにちなんで「銀河水（ウナス、은하수）」と命名した[[マッコリ（韓国式の濁酒／막걸리）|マッコリ]]を生産、販売している。原材料の米はすべて英陽郡産で、小麦麹（[[누룩]]）は自家製、甘味料は使用しない。アルコール度数によって、6度、8度、12度の3種があり、8度にのみ国産の金剛小麦（クムガンミル、[[금강밀]]）を加えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:このほか英陽郡に伝わる古料理書『飲食知味方』にも掲載のある、伝統酒の甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）や、名産品の唐辛子を活かしたコチュジャン（[[고추장]]）、テンジャン（味噌、[[된장]]）などの発酵食品も生産する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*英陽醸造場&lt;br /&gt;
:英陽醸造場（영양양조장）は、英陽郡にかつてあった酒造。英陽濁酒合同（영양탁주합동）とも呼ぶ。1926年に英陽酒造株式会社として創業した。その建物は慶尚北道産業遺産に指定されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*カフェソプン&lt;br /&gt;
:酒造に隣接する「カフェソプン（카페 소풍）」では、銀河水マッコリを飲めるほか、マッコリタルト、マッコリプリンなどのスイーツも提供する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 伝統酒 ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052902.JPG|300px|thumb|甘香酒]]&lt;br /&gt;
==== 甘香酒（감향주） ====&lt;br /&gt;
:甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）は、もち米を主な原料とする伝統酒のひとつ。名前の通りに香り高く、桃や梨などの果物に例えられる。水分量が少なく、全体にどろっとした仕上がりになるため、スプーンなどですくって食べる。すくって飲むマッコリ（トモンヌン マッコルリ、[[떠먹는 막걸리]]）とも表現される。『飲食知味方』をはじめとして、朝鮮時代の文献によく登場する伝統酒のひとつである。英陽郡では、『飲食知味方』体験プログラムの貞夫人床に含まれるほか、上記の「醗酵工房1991」でも生産、販売している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*『飲食知味方』の記述&lt;br /&gt;
:甘香酒の製法について以下のように記している&amp;lt;ref&amp;gt;[https://ko.wikisource.org/wiki/%EC%9D%8C%EC%8B%9D%EB%94%94%EB%AF%B8%EB%B0%A9 음식디미방] 、Wiki文献（위키문헌）、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;정부인 안동장씨(지은이), 황혜성(감수), 한복려, 한복선, 한복진(엮음),  2000,『다시 보고 배우는 음식디미방』, 궁중음식연구원, P106-107, 151&amp;lt;/ref&amp;gt;。ハングルでのスペルは「감향쥬」となっている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「うるち米1升をよく洗って粉にする。穴餅（[[구멍떡]]）を作り、茹でて冷ます。茹で汁を鉢に1杯取って、麹の粉1升と穴餅を加えて混ぜ、いちばんよい甕（[[단지]]）に入れて酒母を作る。同日にもち米1斗をよく洗って水に浸し、3日間置いたのちに蒸す。冷めないうちに酒母と混ぜ、大きな甕（[[항아리]]）に入れて暖かい部屋に置く。甕の外側を布などで包んでおいて発酵を促進させる。苦味を出したい場合は、甕を包まずに涼しい場所に置けばよい。量を増やす場合は、この製法から見積もって造る」【原文1】（カッコ内は訳注）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1（現代語訳）】「멥쌀 한 되를 백세 작말하여 구멍떡 만들어 익게 삶아 식히고, 삶던 물 한 사발에 누룩가루 한 되를 구멍떡에 한데 섞어 쳐서 가장 잘 구워진 단지에 넣고, 찹쌀 한 말을 백세하여 밑술하는 날 물에 담갔다가 사흘 만에 익게 쪄, 채 식지 않아서 밑술을 퍼내어 섞어 항아리에 넣고 더운 방에 놓고 항아리 겉을 많이 싸두었다가 익거든 써라. 쓴맛이 있게 하려면 항아리를 싸지 말고 서늘한 데 두면 된자. 많이 빚으려 하면 이 법을 대중하여 빚는다」&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 椒花酒（초화주） ====&lt;br /&gt;
:椒花酒（チョファジュ、초화주）は、青杞面青杞里（チョンギミョン、チョンギリ、청기면 청기리）に位置する酒造「英陽長生酒（영양장생주）」が生産する伝統酒。センキュウ（[[천궁]]）、当帰（[[당귀]]）、黄耆（[[황기]]）など12種類の生薬を加えた漢方焼酎で、胡椒と蜂蜜が入ることから椒花酒と名付けられた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 飲食店情報 ==&lt;br /&gt;
以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*メミルナルマッククス（메밀나루막국수）&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道英陽郡英陽邑八水路2キル15（西部里489-9）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 영양군 영양읍 팔수로2길 15(서부리 489-9)&lt;br /&gt;
:電話：054-683-7082&lt;br /&gt;
:料理：[[マッククス（冷やしそば／막국수）]]&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*醗酵工房1991（발효공방1991）&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道英陽郡英陽邑郡庁キル49（東部里550-6）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 영양군 영양읍 군청길 49(동부리 550-6)&lt;br /&gt;
:電話：070-7361-1991&lt;br /&gt;
:商品：銀河水マッコリ、甘香酒、コチュジャンなど&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*飲食知味方体験館（음식디미방 체험관）&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道英陽郡石保面トゥドゥルマウルキル66（院里303）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 영양군 석보면 두들마을길 66(원리 303)&lt;br /&gt;
:電話：054-682-7764&lt;br /&gt;
:料理：飲食知味方料理&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
*韓食ペディアの執筆者である八田靖史は2015年10月に初めて英陽郡を訪れた。大学時代に卒業論文の重要な資料として『飲食知味方』を読んでいたため、ゆかりの地であるトゥドゥル村を訪ねられたのはたいへん感動的であった。&lt;br /&gt;
*BYC&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡（Bonghwa-gun）]]、英陽郡（Yeongyang-gun）、[[青松郡の料理|青松郡（Cheongsong-gun）]]の頭文字を取って「BYC」と総称することがある。隣接する3地域を韓国の有名な下着メーカーにちなんでまとめた語呂合わせだが、韓国を代表する「奥地」のまとめとして揶揄を含むことが多い。韓食ペディアの執筆者である八田靖史は、その「奥地」度を認めたうえで、それでも「わざわざ目掛けて行くべき美味しい3地域」と勝手な再定義を提唱している&amp;lt;ref&amp;gt;八田靖史, 2022, 『ラジオ まいにちハングル講座 2022年9月号（韓国おいしい町めぐり）』, NHK出版, P96&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://tour.yyg.go.kr/ 英陽文化観光（韓国語）]&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:よんやんくんのりようり}}&lt;br /&gt;
*[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]&lt;br /&gt;
*[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:慶尚北道・大邱市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42595</id>
		<title>英陽郡の料理</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42595"/>
		<updated>2026-05-29T00:58:22Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* 飲食店情報 */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050801.JPG|400px|thumb|トゥドゥル村にある張桂香の遺績碑]]&lt;br /&gt;
'''英陽郡'''（ヨンヤングン、영양군）は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。本ページでは英陽郡の料理、特産品について解説する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域概要 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052903.jpg|300px|thumb|山海里五層模塼石塔]]&lt;br /&gt;
英陽郡は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。郡の北東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[蔚珍郡の料理|蔚珍郡]]、南東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[盈徳郡の料理|盈徳郡]]、南部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]、西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[安東市の料理|安東市]]、北西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡]]と接する。人口は1万5991人（2026年4月）で、島嶼地区の[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[鬱陵郡の料理|鬱陵郡]]に次いで韓国の全市郡で2番目に少ない。&amp;lt;ref&amp;gt;[https://jumin.mois.go.kr/ 행정동별 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
郡の東部を太白山脈が南北に貫いており、標高1219mの日月山（イルォルサン、일월산）をはじめとした山岳地域である。郡内には朝鮮時代中期から続く同族村（集姓村）が点在し、載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村（トゥドゥルマウル、두들마을）や、漢陽趙氏のチュシル村（チュシルマウル、주실마을）、楽安呉氏の甘川村（カムチョンマウル、감촌마을）には貴重な伝統家屋が残る。ほか観光地としては前述の日月山や水下渓谷（スハゲゴク、수하계곡）、ホタルの生息地として特区に指定されたホタル生態体験村（반딧불이생태체험마을）などがある。文化財としては、レンガ積みのような様式が珍しい山海里五層模塼石塔（国宝第187号）がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
[[ソウル市の料理|ソウル市]]からのアクセスは、東ソウル総合バスターミナルから英陽バス停留所まで高速バスで約4時間の距離である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 食文化の背景 ==&lt;br /&gt;
英陽郡には朝鮮時代から続く同族村が数多く残り、昔ながらの文化を現在も継承している。中でも象徴的なのがトゥドゥル村における『飲食知味方』の発見であり、これは載寧李氏の家系に伝えられた料理書である。英陽市ではこの料理を再現し、実際に味を見ることのできる体験プログラムを観光の目玉にしている。また、この地域の主な産業は農業であり、全国的に名産地として有名な唐辛子をはじめ、高冷地野菜や、リンゴ、ナシ、モモ、ブドウ、スイカといった果物類、シイタケ、ツルニンジンなどを特産品とする。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な料理 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050802.JPG|300px|thumb|飲食知味方の再現料理]]&lt;br /&gt;
トゥドゥル村に伝わる料理書『飲食知味方』の再現料理が有名。また、日月山や萌童山一帯では山菜がとれ、それを利用した[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]や山菜定食が名物として知られる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ウムシクティミバン（飲食知味方／음식디미방） ===&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』は1670年頃に書かれた料理書。載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村に伝わるもので、1640年にこの村を開いた李時明（イ・シミョン、이시명）の妻、張桂香（チャン・ゲヒャン、[[장계향]]）が子孫のために台所仕事の要点を書き残したものである。本書には当時の両班家庭で作られていた料理のレシピが詳細に紹介されているほか、酒類の醸造法や、食品の保管方法についても記されている。その項目は実に146種類にも及び、当時の食文化を知るうえでたいへん貴重な資料である。長らくハングルで書かれた最古の料理書とされてきたが、より古い料理書として、2015年に『崔氏飲食法（チェシウムシクポプ、[[최씨음식법]]）』、2017年に『酒醋沉菹方（チュチョチムジョバン、[[주초침저방]]）』が発見されている。時代的には『酒醋沉菹方』がより古いと見られるが、ハングルで書かれた箇所は一部に留まり、全文ハングルで表記の料理書としては17世紀中頃までに書かれたと推定される『崔氏飲食法』がもっとも古い。漢文で書かれた料理書はそれ以前から数多くある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*体験プログラム&lt;br /&gt;
:英陽郡では『飲食知味方』の料理を復元し、実際に味わえるように体験プログラムを組んでいる。トゥドゥル村内の設けられた「飲食知味方体験館」で提供しており、飲食知味方保存会の会員らが調理を担当する。なお、体験プログラムに参加するには2日前までの事前予約が必要であり、また最低でも8人以上集まるのが条件となる（自分たち以外の予約客も含めて8人以上揃えばよい）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://fooddimi.kr/theme/theme01/page/page04_01.php 예약 &amp;amp; 오시는길] 、飲食知味方韓定食ウェブサイト、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。近隣には宿泊施設を備えた「張桂香文化体験教育院」がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*慶尚北道3大料理書&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]では、旧家に伝わる料理書として、英陽郡の『飲食知味方』、[[安東市の料理|安東市]]の『需雲雑方（スウンジャプパン、[[수운잡방]]）』、[[尚州市の料理|尚州市]]の『是議全書（シウィジョンソ、[[시의전서]]）』が発見された。いずれも韓国料理の歴史をひも解くには欠かせないもので、3冊を総称して慶尚北道3大料理書と呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 飲食知味方の特徴 ====&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052904.jpg|300px|thumb|張桂香文化体験教育院]]&lt;br /&gt;
*飲食知味方の題名&lt;br /&gt;
:トゥドゥル村で保管された文書の表紙には、『閨壼是議方（キュゴンシウィバン、[[규곤시의방]]）』という題名がつけられている。これは「女性の心得」を意味する言葉であるが、当初からのものでなく子孫によって後日付け加えられたものと見られる。一般的には本文の冒頭に書かれた『飲食知味方』が本書の題名として用いられ、これは「料理の味を知る方法」を意味する。なお、現在の表記法では「음식지미방」となるが、本書には「[[음식디미방]]」と記されており、現在の呼び名もそれに則るのが通例である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*唐辛子の伝来と普及&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』の大きな特徴のひとつに唐辛子が一切使われていないことがあげられる。中米を原産とする唐辛子は16世紀後半から17世紀初頭にかけて日本を経由して朝鮮半島に伝わったとされ、もっとも古い記録は1614年に書かれた『芝峰類説（[[지봉유설]]）』に見られる。『飲食知味方』の執筆年代よりも50年以上もさかのぼるが、まったく触れられていないことから考えると、少なくとも英陽郡の周辺ではまだ一般的な食材でなかったとみられる。『飲食知味方』のレシピは唐辛子普及以前の韓国料理を知るうえでたいへん貴重である。なお、唐辛子が料理のレシピに登場するのは、1766年に書かれた『増補山林経済（[[증보산림경제]]）』が初めてであり、この時期には普及が進んでいたと考えられる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*現代韓国料理との差異&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に収録された料理は現代でも共通するものが多い。ただし、料理のレシピを見るとだいぶ異なるものも多く、例えば現代の[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]は緑豆モヤシや白菜キムチ、豚肉などを具として作るが、『飲食知味方』のレシピでは蜂蜜を加えたアズキあんを入れる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*マッチル方文&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載されているいくつかのレシピには「マッチル方文（맛질방문）」との付記がある。この場合のマッチルとは地名であり、その地域の料理法を紹介するという意味である。マッチルは近隣都市の醴泉郡や[[奉化郡の料理|奉化郡]]を指すとの説が有力だが、はっきりとしたことはわかっていない。マッチル方文として紹介された料理には、スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）、[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）|スンオマンドゥ（ボラ餃子、숭어만두）]]、ソンニュタン（ザクロのスープ、[[석류탕]]）など16酒類がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*酒造法&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載される146項目のうち、51項目が酒造法である。当時は酒造りというと家庭の主婦が日常の家事として行うもので、こうして造る酒を家醸酒（カヤンジュ、[[가양주]]）と呼ぶ。両班家庭では祖先の祭祀を行ったり、客を迎えたりすることが多く、酒造りはたいへん重要な家事のひとつであった。『飲食知味方』には今日伝統酒として知られる三亥酒（サメジュ、[[삼해주]]）、梨花酒（イファジュ、[[이화주]]）、甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）といった名前が並ぶ。現在の韓国でトンドンジュ（[[동동주]]）と呼ばれている米粒を浮かせた酒も、浮蟻酒（プウィジュ、[[부의주]]）という名前で掲載されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 代表的な掲載料理 ====&lt;br /&gt;
*スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050803.JPG|300px|thumb|スジュンゲ]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）|チャプチェ（キジ肉と野菜の和え物、잡채）]]&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050804.JPG|300px|thumb|チャプチェ]]&lt;br /&gt;
*カジェユク（豚肉の衣焼き、[[가제육]]）&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*テグコプチルヌルミ（タラ皮餃子のあんかけ、[[대구껍질 느르미]]）&lt;br /&gt;
*トンアヌルミ（トウガンのあんかけ、[[동아느르미]]）&lt;br /&gt;
*トトリジュク（ドングリ粥、[[도토리죽]]）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥） ===&lt;br /&gt;
:日月山（イルォルサン、일월산）、萌童山（メンドンサン、맹동산）一帯は山菜の名産地であり、ハナウド（[[어수리]]）、オタカラコウ（[[곰취]]）、ミツバ（[[참나물]]）、シラヤマギク（[[취나물]]）などが主にとれる。これらの山菜を具とした[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]や、山菜定食が地域の名物料理として知られる。毎年5月には英陽山菜祭り（영양산나물축제）が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な特産品 ==&lt;br /&gt;
山間地域であり農業が盛んだが、中でも唐辛子は名産品として有名である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 唐辛子（고추） ===&lt;br /&gt;
:英陽で生産される唐辛子をヨンヤンコチュ（英陽唐辛子、영양고추）と呼ぶ。高冷地で栽培される英陽産の唐辛子は全国的にも評価が高く、農林畜産食品部が地域の名産品を認証する地理的表示農産物の第5号として英陽唐辛子粉（영양고춧가루）が登録されている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://kpgi.co.kr/page/?mo_id=specialty&amp;amp;id=181&amp;amp;wr_id=179 영양고춧가루] 、韓国地理的表示特産品連合会ウェブサイト、2023年8月31日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。地域でも主力の農産物として生産されており、英陽郡によれば農家の総所得全体のうち、52%が唐辛子による所得であるとしている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추] 、英陽郡ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。毎年9月には「英陽唐辛子H.O.Tフェスティバル」が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*首比椒（スビチョ）&lt;br /&gt;
:1960年代に郡内の首比（スビ、수비）地区で多く生産されるようになった唐辛子の一品種。1960年頃にその優秀性が見いだされ、1965年以降、同地区を中心として生産が拡大していった&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추의 유래] 、英陽唐辛子広報展示館ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。1980年代以降は他の品種に押されて生産が減少したが、2000年代に入ってその価値が見直され、再び生産が復活している&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?cntn_cd=A0000063965 순수 우리 고추 영양 '수비초'복원 성공] 、Oh My News2002年1月16日記事、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 青陽唐辛子（청양고추） ====&lt;br /&gt;
:韓国で流通する唐辛子のうち猛烈な辛さを特徴とする品種に青陽唐辛子（チョンヤンコチュ、[[청양고추]]）がある。この青陽唐辛子の青陽は命名の由来に論争があり、[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]と英陽郡からひと文字ずつ取ったとの説と、[[忠清南道の料理|忠清南道]]の[[青陽郡の料理|青陽郡]]を指すとの説に分かれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青松郡・英陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽唐辛子の開発者として知られる旧・中央種苗株式会社のユ・イルン氏は経済誌のインタビューで以下のように答えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「青陽唐辛子の産地を忠清南道の青陽と思っている人が多いが、実際は済州産とタイ産を雑種交配した品種を慶尚北道の青松・英陽で臨床栽培し、成功したことから現地の農家の要請で青松の『青』、英陽の『陽』を取って商標権登録したことに由来する」（原文1）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&amp;amp;mid=sec&amp;amp;sid1=102&amp;amp;oid=014&amp;amp;aid=0000214355 〔fn 이사람〕고추품종개발 권위자 유일웅 홍초원 고추연구소 소장] 、파이낸셜 뉴스、2016年5月9日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1】「청양고추의 산지를 충남 청양으로 아는 사람이 많은데 사실은 제주산과 태국산을 잡종교배한 품종을 경북 청송·영양에서 임상재배해 성공하자 현지 농가의 요청으로 청송의 청(靑), 영양의 양(陽)자를 따서 상표권 등록한 데서 유래됐다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽郡の運営するウェブサイト「名品青陽唐辛子（명풍청양고추）」では、青陽唐辛子の由来について以下のように説明している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「1968年、中央種苗会社で『青陽の唐辛子がよい』という噂を聞いて、農村指導所の職員（キム・テグォン前所長）に品種選抜を依頼し、その中から30余種を選抜して受け取った」「種苗会社で品種を選抜していくとき、青陽地域の特性を説明し、この唐辛子がよい種子として選抜されたら青陽唐辛子と命名して欲しいと要求した」（中略）「種苗会社は快く約束をし、その後『青陽唐辛子』という名前の品種が誕生し、見た目も辛さも全国最高であった」（原文2）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://gochu.cheongyang.go.kr/gochu/sub01_02.do 매운청양고추의 유래] 、名品青陽唐辛子ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文2】「1968년 중앙종묘회사에서 “청양고추가 좋다”는 소문을 듣고 농촌지도소 직원(전 김태권소장)에게 품종선발을 의뢰하여 그 중 30여종을 선별하여 주었다.」「종묘회사에서 품종을 선발해 갈 때 청양지역의 특성을 설명하고 이 고추가 좋은 종자로 선발되면 청양고추로 이름 지어줄 것을 요구했다.」(중략)「종묘회사는 쾌히 약속을 했고 그 후 ‘청양고추’ 라는 이름의 품종이 생겨났으며, 겉모양과 매운맛이 전국 최고였다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な酒類・飲料 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052901.JPG|300px|thumb|銀河水マッコリ]]&lt;br /&gt;
=== マッコリ ===&lt;br /&gt;
;醗酵工房1991&lt;br /&gt;
:醗酵工房1991（パリョゴンバン イルググイル、발효공방1991）は、英陽邑東部里（ヨンヤンウプ トンブリ、영양읍 동부리）に位置する酒造。1926年創業の英陽醸造場（영양양조장）が2018年に廃業したのを受け、大手[[チキン（韓国チキン／치킨）]]ブランドのキョチョンF&amp;amp;B（교촌F&amp;amp;B）が英陽郡との業務協約をもとに引き継いだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:英陽郡は「星天地（ピョルチョンジ、별천지）」をキャッチコピーに掲げるほど夜空が美しく、それにちなんで「銀河水（ウナス、은하수）」と命名した[[マッコリ（韓国式の濁酒／막걸리）|マッコリ]]を生産、販売している。原材料の米はすべて英陽郡産で、小麦麹（[[누룩]]）は自家製、甘味料は使用しない。アルコール度数によって、6度、8度、12度の3種があり、8度にのみ国産の金剛小麦（クムガンミル、[[금강밀]]）を加えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:このほか英陽郡に伝わる古料理書『飲食知味方』にも掲載のある、伝統酒の甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）や、名産品の唐辛子を活かしたコチュジャン（[[고추장]]）、テンジャン（味噌、[[된장]]）などの発酵食品も生産する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*英陽醸造場&lt;br /&gt;
:英陽醸造場（영양양조장）は、英陽郡にかつてあった酒造。英陽濁酒合同（영양탁주합동）とも呼ぶ。1926年に英陽酒造株式会社として創業した。その建物は慶尚北道産業遺産に指定されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*カフェソプン&lt;br /&gt;
:酒造に隣接する「カフェソプン（카페 소풍）」では、銀河水マッコリを飲めるほか、マッコリタルト、マッコリプリンなどのスイーツも提供する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 伝統酒 ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052902.JPG|300px|thumb|甘香酒]]&lt;br /&gt;
==== 甘香酒（감향주） ====&lt;br /&gt;
:甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）は、もち米を主な原料とする伝統酒のひとつ。名前の通りに香り高く、桃や梨などの果物に例えられる。水分量が少なく、全体にどろっとした仕上がりになるため、スプーンなどですくって食べる。すくって飲むマッコリ（トモンヌン マッコルリ、[[떠먹는 막걸리]]）とも表現される。『飲食知味方』をはじめとして、朝鮮時代の文献によく登場する伝統酒のひとつである。英陽郡では、『飲食知味方』体験プログラムの貞夫人床に含まれるほか、上記の「醗酵工房1991」でも生産、販売している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*『飲食知味方』の記述&lt;br /&gt;
:甘香酒の製法について以下のように記している&amp;lt;ref&amp;gt;[https://ko.wikisource.org/wiki/%EC%9D%8C%EC%8B%9D%EB%94%94%EB%AF%B8%EB%B0%A9 음식디미방] 、Wiki文献（위키문헌）、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;정부인 안동장씨(지은이), 황혜성(감수), 한복려, 한복선, 한복진(엮음),  2000,『다시 보고 배우는 음식디미방』, 궁중음식연구원, P106-107, 151&amp;lt;/ref&amp;gt;。ハングルでのスペルは「감향쥬」となっている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「うるち米1升をよく洗って粉にする。穴餅（[[구멍떡]]）を作り、茹でて冷ます。茹で汁を鉢に1杯取って、麹の粉1升と穴餅を加えて混ぜ、いちばんよい甕（[[단지]]）に入れて酒母を作る。同日にもち米1斗をよく洗って水に浸し、3日間置いたのちに蒸す。冷めないうちに酒母と混ぜ、大きな甕（[[항아리]]）に入れて暖かい部屋に置く。甕の外側を布などで包んでおいて発酵を促進させる。苦味を出したい場合は、甕を包まずに涼しい場所に置けばよい。量を増やす場合は、この製法から見積もって造る」【原文1】（カッコ内は訳注）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1（現代語訳）】「멥쌀 한 되를 백세 작말하여 구멍떡 만들어 익게 삶아 식히고, 삶던 물 한 사발에 누룩가루 한 되를 구멍떡에 한데 섞어 쳐서 가장 잘 구워진 단지에 넣고, 찹쌀 한 말을 백세하여 밑술하는 날 물에 담갔다가 사흘 만에 익게 쪄, 채 식지 않아서 밑술을 퍼내어 섞어 항아리에 넣고 더운 방에 놓고 항아리 겉을 많이 싸두었다가 익거든 써라. 쓴맛이 있게 하려면 항아리를 싸지 말고 서늘한 데 두면 된자. 많이 빚으려 하면 이 법을 대중하여 빚는다」&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 椒花酒（초화주） ====&lt;br /&gt;
:椒花酒（チョファジュ、초화주）は、青杞面青杞里（チョンギミョン、チョンギリ、청기면 청기리）に位置する酒造「英陽長生酒（영양장생주）」が生産する伝統酒。センキュウ（[[천궁]]）、当帰（[[당귀]]）、黄耆（[[황기]]）など12種類の生薬を加えた漢方焼酎で、胡椒と蜂蜜が入ることから椒花酒と名付けられた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 飲食店情報 ==&lt;br /&gt;
以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*メミルナルマッククス（메밀나루막국수）&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道英陽郡英陽邑八水路2キル15（西部里489-9）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 영양군 영양읍 팔수로2길 15(서부리 489-9)&lt;br /&gt;
:電話：054-683-7082&lt;br /&gt;
:料理：[[マッククス（冷やしそば／막국수)]]&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*醗酵工房1991（발효공방1991）&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道英陽郡英陽邑郡庁キル49（東部里550-6）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 영양군 영양읍 군청길 49(동부리 550-6)&lt;br /&gt;
:電話：070-7361-1991&lt;br /&gt;
:商品：銀河水マッコリ、甘香酒、コチュジャンなど&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*飲食知味方体験館（음식디미방 체험관）&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道英陽郡石保面トゥドゥルマウルキル66（院里303）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 영양군 석보면 두들마을길 66(원리 303)&lt;br /&gt;
:電話：054-682-7764&lt;br /&gt;
:料理：飲食知味方料理&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
*韓食ペディアの執筆者である八田靖史は2015年10月に初めて英陽郡を訪れた。大学時代に卒業論文の重要な資料として『飲食知味方』を読んでいたため、ゆかりの地であるトゥドゥル村を訪ねられたのはたいへん感動的であった。&lt;br /&gt;
*BYC&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡（Bonghwa-gun）]]、英陽郡（Yeongyang-gun）、[[青松郡の料理|青松郡（Cheongsong-gun）]]の頭文字を取って「BYC」と総称することがある。隣接する3地域を韓国の有名な下着メーカーにちなんでまとめた語呂合わせだが、韓国を代表する「奥地」のまとめとして揶揄を含むことが多い。韓食ペディアの執筆者である八田靖史は、その「奥地」度を認めたうえで、それでも「わざわざ目掛けて行くべき美味しい3地域」と勝手な再定義を提唱している&amp;lt;ref&amp;gt;八田靖史, 2022, 『ラジオ まいにちハングル講座 2022年9月号（韓国おいしい町めぐり）』, NHK出版, P96&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://tour.yyg.go.kr/ 英陽文化観光（韓国語）]&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:よんやんくんのりようり}}&lt;br /&gt;
*[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]&lt;br /&gt;
*[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:慶尚北道・大邱市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42594</id>
		<title>英陽郡の料理</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42594"/>
		<updated>2026-05-29T00:55:38Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* マッコリ */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050801.JPG|400px|thumb|トゥドゥル村にある張桂香の遺績碑]]&lt;br /&gt;
'''英陽郡'''（ヨンヤングン、영양군）は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。本ページでは英陽郡の料理、特産品について解説する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域概要 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052903.jpg|300px|thumb|山海里五層模塼石塔]]&lt;br /&gt;
英陽郡は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。郡の北東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[蔚珍郡の料理|蔚珍郡]]、南東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[盈徳郡の料理|盈徳郡]]、南部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]、西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[安東市の料理|安東市]]、北西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡]]と接する。人口は1万5991人（2026年4月）で、島嶼地区の[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[鬱陵郡の料理|鬱陵郡]]に次いで韓国の全市郡で2番目に少ない。&amp;lt;ref&amp;gt;[https://jumin.mois.go.kr/ 행정동별 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
郡の東部を太白山脈が南北に貫いており、標高1219mの日月山（イルォルサン、일월산）をはじめとした山岳地域である。郡内には朝鮮時代中期から続く同族村（集姓村）が点在し、載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村（トゥドゥルマウル、두들마을）や、漢陽趙氏のチュシル村（チュシルマウル、주실마을）、楽安呉氏の甘川村（カムチョンマウル、감촌마을）には貴重な伝統家屋が残る。ほか観光地としては前述の日月山や水下渓谷（スハゲゴク、수하계곡）、ホタルの生息地として特区に指定されたホタル生態体験村（반딧불이생태체험마을）などがある。文化財としては、レンガ積みのような様式が珍しい山海里五層模塼石塔（国宝第187号）がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
[[ソウル市の料理|ソウル市]]からのアクセスは、東ソウル総合バスターミナルから英陽バス停留所まで高速バスで約4時間の距離である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 食文化の背景 ==&lt;br /&gt;
英陽郡には朝鮮時代から続く同族村が数多く残り、昔ながらの文化を現在も継承している。中でも象徴的なのがトゥドゥル村における『飲食知味方』の発見であり、これは載寧李氏の家系に伝えられた料理書である。英陽市ではこの料理を再現し、実際に味を見ることのできる体験プログラムを観光の目玉にしている。また、この地域の主な産業は農業であり、全国的に名産地として有名な唐辛子をはじめ、高冷地野菜や、リンゴ、ナシ、モモ、ブドウ、スイカといった果物類、シイタケ、ツルニンジンなどを特産品とする。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な料理 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050802.JPG|300px|thumb|飲食知味方の再現料理]]&lt;br /&gt;
トゥドゥル村に伝わる料理書『飲食知味方』の再現料理が有名。また、日月山や萌童山一帯では山菜がとれ、それを利用した[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]や山菜定食が名物として知られる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ウムシクティミバン（飲食知味方／음식디미방） ===&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』は1670年頃に書かれた料理書。載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村に伝わるもので、1640年にこの村を開いた李時明（イ・シミョン、이시명）の妻、張桂香（チャン・ゲヒャン、[[장계향]]）が子孫のために台所仕事の要点を書き残したものである。本書には当時の両班家庭で作られていた料理のレシピが詳細に紹介されているほか、酒類の醸造法や、食品の保管方法についても記されている。その項目は実に146種類にも及び、当時の食文化を知るうえでたいへん貴重な資料である。長らくハングルで書かれた最古の料理書とされてきたが、より古い料理書として、2015年に『崔氏飲食法（チェシウムシクポプ、[[최씨음식법]]）』、2017年に『酒醋沉菹方（チュチョチムジョバン、[[주초침저방]]）』が発見されている。時代的には『酒醋沉菹方』がより古いと見られるが、ハングルで書かれた箇所は一部に留まり、全文ハングルで表記の料理書としては17世紀中頃までに書かれたと推定される『崔氏飲食法』がもっとも古い。漢文で書かれた料理書はそれ以前から数多くある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*体験プログラム&lt;br /&gt;
:英陽郡では『飲食知味方』の料理を復元し、実際に味わえるように体験プログラムを組んでいる。トゥドゥル村内の設けられた「飲食知味方体験館」で提供しており、飲食知味方保存会の会員らが調理を担当する。なお、体験プログラムに参加するには2日前までの事前予約が必要であり、また最低でも8人以上集まるのが条件となる（自分たち以外の予約客も含めて8人以上揃えばよい）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://fooddimi.kr/theme/theme01/page/page04_01.php 예약 &amp;amp; 오시는길] 、飲食知味方韓定食ウェブサイト、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。近隣には宿泊施設を備えた「張桂香文化体験教育院」がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*慶尚北道3大料理書&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]では、旧家に伝わる料理書として、英陽郡の『飲食知味方』、[[安東市の料理|安東市]]の『需雲雑方（スウンジャプパン、[[수운잡방]]）』、[[尚州市の料理|尚州市]]の『是議全書（シウィジョンソ、[[시의전서]]）』が発見された。いずれも韓国料理の歴史をひも解くには欠かせないもので、3冊を総称して慶尚北道3大料理書と呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 飲食知味方の特徴 ====&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052904.jpg|300px|thumb|張桂香文化体験教育院]]&lt;br /&gt;
*飲食知味方の題名&lt;br /&gt;
:トゥドゥル村で保管された文書の表紙には、『閨壼是議方（キュゴンシウィバン、[[규곤시의방]]）』という題名がつけられている。これは「女性の心得」を意味する言葉であるが、当初からのものでなく子孫によって後日付け加えられたものと見られる。一般的には本文の冒頭に書かれた『飲食知味方』が本書の題名として用いられ、これは「料理の味を知る方法」を意味する。なお、現在の表記法では「음식지미방」となるが、本書には「[[음식디미방]]」と記されており、現在の呼び名もそれに則るのが通例である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*唐辛子の伝来と普及&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』の大きな特徴のひとつに唐辛子が一切使われていないことがあげられる。中米を原産とする唐辛子は16世紀後半から17世紀初頭にかけて日本を経由して朝鮮半島に伝わったとされ、もっとも古い記録は1614年に書かれた『芝峰類説（[[지봉유설]]）』に見られる。『飲食知味方』の執筆年代よりも50年以上もさかのぼるが、まったく触れられていないことから考えると、少なくとも英陽郡の周辺ではまだ一般的な食材でなかったとみられる。『飲食知味方』のレシピは唐辛子普及以前の韓国料理を知るうえでたいへん貴重である。なお、唐辛子が料理のレシピに登場するのは、1766年に書かれた『増補山林経済（[[증보산림경제]]）』が初めてであり、この時期には普及が進んでいたと考えられる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*現代韓国料理との差異&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に収録された料理は現代でも共通するものが多い。ただし、料理のレシピを見るとだいぶ異なるものも多く、例えば現代の[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]は緑豆モヤシや白菜キムチ、豚肉などを具として作るが、『飲食知味方』のレシピでは蜂蜜を加えたアズキあんを入れる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*マッチル方文&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載されているいくつかのレシピには「マッチル方文（맛질방문）」との付記がある。この場合のマッチルとは地名であり、その地域の料理法を紹介するという意味である。マッチルは近隣都市の醴泉郡や[[奉化郡の料理|奉化郡]]を指すとの説が有力だが、はっきりとしたことはわかっていない。マッチル方文として紹介された料理には、スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）、[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）|スンオマンドゥ（ボラ餃子、숭어만두）]]、ソンニュタン（ザクロのスープ、[[석류탕]]）など16酒類がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*酒造法&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載される146項目のうち、51項目が酒造法である。当時は酒造りというと家庭の主婦が日常の家事として行うもので、こうして造る酒を家醸酒（カヤンジュ、[[가양주]]）と呼ぶ。両班家庭では祖先の祭祀を行ったり、客を迎えたりすることが多く、酒造りはたいへん重要な家事のひとつであった。『飲食知味方』には今日伝統酒として知られる三亥酒（サメジュ、[[삼해주]]）、梨花酒（イファジュ、[[이화주]]）、甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）といった名前が並ぶ。現在の韓国でトンドンジュ（[[동동주]]）と呼ばれている米粒を浮かせた酒も、浮蟻酒（プウィジュ、[[부의주]]）という名前で掲載されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 代表的な掲載料理 ====&lt;br /&gt;
*スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050803.JPG|300px|thumb|スジュンゲ]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）|チャプチェ（キジ肉と野菜の和え物、잡채）]]&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050804.JPG|300px|thumb|チャプチェ]]&lt;br /&gt;
*カジェユク（豚肉の衣焼き、[[가제육]]）&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*テグコプチルヌルミ（タラ皮餃子のあんかけ、[[대구껍질 느르미]]）&lt;br /&gt;
*トンアヌルミ（トウガンのあんかけ、[[동아느르미]]）&lt;br /&gt;
*トトリジュク（ドングリ粥、[[도토리죽]]）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥） ===&lt;br /&gt;
:日月山（イルォルサン、일월산）、萌童山（メンドンサン、맹동산）一帯は山菜の名産地であり、ハナウド（[[어수리]]）、オタカラコウ（[[곰취]]）、ミツバ（[[참나물]]）、シラヤマギク（[[취나물]]）などが主にとれる。これらの山菜を具とした[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]や、山菜定食が地域の名物料理として知られる。毎年5月には英陽山菜祭り（영양산나물축제）が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な特産品 ==&lt;br /&gt;
山間地域であり農業が盛んだが、中でも唐辛子は名産品として有名である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 唐辛子（고추） ===&lt;br /&gt;
:英陽で生産される唐辛子をヨンヤンコチュ（英陽唐辛子、영양고추）と呼ぶ。高冷地で栽培される英陽産の唐辛子は全国的にも評価が高く、農林畜産食品部が地域の名産品を認証する地理的表示農産物の第5号として英陽唐辛子粉（영양고춧가루）が登録されている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://kpgi.co.kr/page/?mo_id=specialty&amp;amp;id=181&amp;amp;wr_id=179 영양고춧가루] 、韓国地理的表示特産品連合会ウェブサイト、2023年8月31日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。地域でも主力の農産物として生産されており、英陽郡によれば農家の総所得全体のうち、52%が唐辛子による所得であるとしている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추] 、英陽郡ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。毎年9月には「英陽唐辛子H.O.Tフェスティバル」が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*首比椒（スビチョ）&lt;br /&gt;
:1960年代に郡内の首比（スビ、수비）地区で多く生産されるようになった唐辛子の一品種。1960年頃にその優秀性が見いだされ、1965年以降、同地区を中心として生産が拡大していった&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추의 유래] 、英陽唐辛子広報展示館ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。1980年代以降は他の品種に押されて生産が減少したが、2000年代に入ってその価値が見直され、再び生産が復活している&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?cntn_cd=A0000063965 순수 우리 고추 영양 '수비초'복원 성공] 、Oh My News2002年1月16日記事、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 青陽唐辛子（청양고추） ====&lt;br /&gt;
:韓国で流通する唐辛子のうち猛烈な辛さを特徴とする品種に青陽唐辛子（チョンヤンコチュ、[[청양고추]]）がある。この青陽唐辛子の青陽は命名の由来に論争があり、[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]と英陽郡からひと文字ずつ取ったとの説と、[[忠清南道の料理|忠清南道]]の[[青陽郡の料理|青陽郡]]を指すとの説に分かれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青松郡・英陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽唐辛子の開発者として知られる旧・中央種苗株式会社のユ・イルン氏は経済誌のインタビューで以下のように答えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「青陽唐辛子の産地を忠清南道の青陽と思っている人が多いが、実際は済州産とタイ産を雑種交配した品種を慶尚北道の青松・英陽で臨床栽培し、成功したことから現地の農家の要請で青松の『青』、英陽の『陽』を取って商標権登録したことに由来する」（原文1）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&amp;amp;mid=sec&amp;amp;sid1=102&amp;amp;oid=014&amp;amp;aid=0000214355 〔fn 이사람〕고추품종개발 권위자 유일웅 홍초원 고추연구소 소장] 、파이낸셜 뉴스、2016年5月9日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1】「청양고추의 산지를 충남 청양으로 아는 사람이 많은데 사실은 제주산과 태국산을 잡종교배한 품종을 경북 청송·영양에서 임상재배해 성공하자 현지 농가의 요청으로 청송의 청(靑), 영양의 양(陽)자를 따서 상표권 등록한 데서 유래됐다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽郡の運営するウェブサイト「名品青陽唐辛子（명풍청양고추）」では、青陽唐辛子の由来について以下のように説明している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「1968年、中央種苗会社で『青陽の唐辛子がよい』という噂を聞いて、農村指導所の職員（キム・テグォン前所長）に品種選抜を依頼し、その中から30余種を選抜して受け取った」「種苗会社で品種を選抜していくとき、青陽地域の特性を説明し、この唐辛子がよい種子として選抜されたら青陽唐辛子と命名して欲しいと要求した」（中略）「種苗会社は快く約束をし、その後『青陽唐辛子』という名前の品種が誕生し、見た目も辛さも全国最高であった」（原文2）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://gochu.cheongyang.go.kr/gochu/sub01_02.do 매운청양고추의 유래] 、名品青陽唐辛子ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文2】「1968년 중앙종묘회사에서 “청양고추가 좋다”는 소문을 듣고 농촌지도소 직원(전 김태권소장)에게 품종선발을 의뢰하여 그 중 30여종을 선별하여 주었다.」「종묘회사에서 품종을 선발해 갈 때 청양지역의 특성을 설명하고 이 고추가 좋은 종자로 선발되면 청양고추로 이름 지어줄 것을 요구했다.」(중략)「종묘회사는 쾌히 약속을 했고 그 후 ‘청양고추’ 라는 이름의 품종이 생겨났으며, 겉모양과 매운맛이 전국 최고였다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な酒類・飲料 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052901.JPG|300px|thumb|銀河水マッコリ]]&lt;br /&gt;
=== マッコリ ===&lt;br /&gt;
;醗酵工房1991&lt;br /&gt;
:醗酵工房1991（パリョゴンバン イルググイル、발효공방1991）は、英陽邑東部里（ヨンヤンウプ トンブリ、영양읍 동부리）に位置する酒造。1926年創業の英陽醸造場（영양양조장）が2018年に廃業したのを受け、大手[[チキン（韓国チキン／치킨）]]ブランドのキョチョンF&amp;amp;B（교촌F&amp;amp;B）が英陽郡との業務協約をもとに引き継いだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:英陽郡は「星天地（ピョルチョンジ、별천지）」をキャッチコピーに掲げるほど夜空が美しく、それにちなんで「銀河水（ウナス、은하수）」と命名した[[マッコリ（韓国式の濁酒／막걸리）|マッコリ]]を生産、販売している。原材料の米はすべて英陽郡産で、小麦麹（[[누룩]]）は自家製、甘味料は使用しない。アルコール度数によって、6度、8度、12度の3種があり、8度にのみ国産の金剛小麦（クムガンミル、[[금강밀]]）を加えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:このほか英陽郡に伝わる古料理書『飲食知味方』にも掲載のある、伝統酒の甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）や、名産品の唐辛子を活かしたコチュジャン（[[고추장]]）、テンジャン（味噌、[[된장]]）などの発酵食品も生産する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*英陽醸造場&lt;br /&gt;
:英陽醸造場（영양양조장）は、英陽郡にかつてあった酒造。英陽濁酒合同（영양탁주합동）とも呼ぶ。1926年に英陽酒造株式会社として創業した。その建物は慶尚北道産業遺産に指定されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*カフェソプン&lt;br /&gt;
:酒造に隣接する「カフェソプン（카페 소풍）」では、銀河水マッコリを飲めるほか、マッコリタルト、マッコリプリンなどのスイーツも提供する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 伝統酒 ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052902.JPG|300px|thumb|甘香酒]]&lt;br /&gt;
==== 甘香酒（감향주） ====&lt;br /&gt;
:甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）は、もち米を主な原料とする伝統酒のひとつ。名前の通りに香り高く、桃や梨などの果物に例えられる。水分量が少なく、全体にどろっとした仕上がりになるため、スプーンなどですくって食べる。すくって飲むマッコリ（トモンヌン マッコルリ、[[떠먹는 막걸리]]）とも表現される。『飲食知味方』をはじめとして、朝鮮時代の文献によく登場する伝統酒のひとつである。英陽郡では、『飲食知味方』体験プログラムの貞夫人床に含まれるほか、上記の「醗酵工房1991」でも生産、販売している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*『飲食知味方』の記述&lt;br /&gt;
:甘香酒の製法について以下のように記している&amp;lt;ref&amp;gt;[https://ko.wikisource.org/wiki/%EC%9D%8C%EC%8B%9D%EB%94%94%EB%AF%B8%EB%B0%A9 음식디미방] 、Wiki文献（위키문헌）、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;정부인 안동장씨(지은이), 황혜성(감수), 한복려, 한복선, 한복진(엮음),  2000,『다시 보고 배우는 음식디미방』, 궁중음식연구원, P106-107, 151&amp;lt;/ref&amp;gt;。ハングルでのスペルは「감향쥬」となっている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「うるち米1升をよく洗って粉にする。穴餅（[[구멍떡]]）を作り、茹でて冷ます。茹で汁を鉢に1杯取って、麹の粉1升と穴餅を加えて混ぜ、いちばんよい甕（[[단지]]）に入れて酒母を作る。同日にもち米1斗をよく洗って水に浸し、3日間置いたのちに蒸す。冷めないうちに酒母と混ぜ、大きな甕（[[항아리]]）に入れて暖かい部屋に置く。甕の外側を布などで包んでおいて発酵を促進させる。苦味を出したい場合は、甕を包まずに涼しい場所に置けばよい。量を増やす場合は、この製法から見積もって造る」【原文1】（カッコ内は訳注）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1（現代語訳）】「멥쌀 한 되를 백세 작말하여 구멍떡 만들어 익게 삶아 식히고, 삶던 물 한 사발에 누룩가루 한 되를 구멍떡에 한데 섞어 쳐서 가장 잘 구워진 단지에 넣고, 찹쌀 한 말을 백세하여 밑술하는 날 물에 담갔다가 사흘 만에 익게 쪄, 채 식지 않아서 밑술을 퍼내어 섞어 항아리에 넣고 더운 방에 놓고 항아리 겉을 많이 싸두었다가 익거든 써라. 쓴맛이 있게 하려면 항아리를 싸지 말고 서늘한 데 두면 된자. 많이 빚으려 하면 이 법을 대중하여 빚는다」&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 椒花酒（초화주） ====&lt;br /&gt;
:椒花酒（チョファジュ、초화주）は、青杞面青杞里（チョンギミョン、チョンギリ、청기면 청기리）に位置する酒造「英陽長生酒（영양장생주）」が生産する伝統酒。センキュウ（[[천궁]]）、当帰（[[당귀]]）、黄耆（[[황기]]）など12種類の生薬を加えた漢方焼酎で、胡椒と蜂蜜が入ることから椒花酒と名付けられた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 飲食店情報 ==&lt;br /&gt;
以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*飲食知味方体験館（음식디미방 체험관）&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道英陽郡石保面トゥドゥルマウルキル66（院里303）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 영양군 석보면 두들마을길 66(원리 303)&lt;br /&gt;
:電話：054-682-7764&lt;br /&gt;
:料理：飲食知味方料理&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
*韓食ペディアの執筆者である八田靖史は2015年10月に初めて英陽郡を訪れた。大学時代に卒業論文の重要な資料として『飲食知味方』を読んでいたため、ゆかりの地であるトゥドゥル村を訪ねられたのはたいへん感動的であった。&lt;br /&gt;
*BYC&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡（Bonghwa-gun）]]、英陽郡（Yeongyang-gun）、[[青松郡の料理|青松郡（Cheongsong-gun）]]の頭文字を取って「BYC」と総称することがある。隣接する3地域を韓国の有名な下着メーカーにちなんでまとめた語呂合わせだが、韓国を代表する「奥地」のまとめとして揶揄を含むことが多い。韓食ペディアの執筆者である八田靖史は、その「奥地」度を認めたうえで、それでも「わざわざ目掛けて行くべき美味しい3地域」と勝手な再定義を提唱している&amp;lt;ref&amp;gt;八田靖史, 2022, 『ラジオ まいにちハングル講座 2022年9月号（韓国おいしい町めぐり）』, NHK出版, P96&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://tour.yyg.go.kr/ 英陽文化観光（韓国語）]&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:よんやんくんのりようり}}&lt;br /&gt;
*[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]&lt;br /&gt;
*[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:慶尚北道・大邱市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42593</id>
		<title>英陽郡の料理</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42593"/>
		<updated>2026-05-29T00:51:03Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* 地域概要 */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050801.JPG|400px|thumb|トゥドゥル村にある張桂香の遺績碑]]&lt;br /&gt;
'''英陽郡'''（ヨンヤングン、영양군）は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。本ページでは英陽郡の料理、特産品について解説する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域概要 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052903.jpg|300px|thumb|山海里五層模塼石塔]]&lt;br /&gt;
英陽郡は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。郡の北東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[蔚珍郡の料理|蔚珍郡]]、南東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[盈徳郡の料理|盈徳郡]]、南部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]、西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[安東市の料理|安東市]]、北西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡]]と接する。人口は1万5991人（2026年4月）で、島嶼地区の[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[鬱陵郡の料理|鬱陵郡]]に次いで韓国の全市郡で2番目に少ない。&amp;lt;ref&amp;gt;[https://jumin.mois.go.kr/ 행정동별 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
郡の東部を太白山脈が南北に貫いており、標高1219mの日月山（イルォルサン、일월산）をはじめとした山岳地域である。郡内には朝鮮時代中期から続く同族村（集姓村）が点在し、載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村（トゥドゥルマウル、두들마을）や、漢陽趙氏のチュシル村（チュシルマウル、주실마을）、楽安呉氏の甘川村（カムチョンマウル、감촌마을）には貴重な伝統家屋が残る。ほか観光地としては前述の日月山や水下渓谷（スハゲゴク、수하계곡）、ホタルの生息地として特区に指定されたホタル生態体験村（반딧불이생태체험마을）などがある。文化財としては、レンガ積みのような様式が珍しい山海里五層模塼石塔（国宝第187号）がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
[[ソウル市の料理|ソウル市]]からのアクセスは、東ソウル総合バスターミナルから英陽バス停留所まで高速バスで約4時間の距離である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 食文化の背景 ==&lt;br /&gt;
英陽郡には朝鮮時代から続く同族村が数多く残り、昔ながらの文化を現在も継承している。中でも象徴的なのがトゥドゥル村における『飲食知味方』の発見であり、これは載寧李氏の家系に伝えられた料理書である。英陽市ではこの料理を再現し、実際に味を見ることのできる体験プログラムを観光の目玉にしている。また、この地域の主な産業は農業であり、全国的に名産地として有名な唐辛子をはじめ、高冷地野菜や、リンゴ、ナシ、モモ、ブドウ、スイカといった果物類、シイタケ、ツルニンジンなどを特産品とする。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な料理 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050802.JPG|300px|thumb|飲食知味方の再現料理]]&lt;br /&gt;
トゥドゥル村に伝わる料理書『飲食知味方』の再現料理が有名。また、日月山や萌童山一帯では山菜がとれ、それを利用した[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]や山菜定食が名物として知られる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ウムシクティミバン（飲食知味方／음식디미방） ===&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』は1670年頃に書かれた料理書。載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村に伝わるもので、1640年にこの村を開いた李時明（イ・シミョン、이시명）の妻、張桂香（チャン・ゲヒャン、[[장계향]]）が子孫のために台所仕事の要点を書き残したものである。本書には当時の両班家庭で作られていた料理のレシピが詳細に紹介されているほか、酒類の醸造法や、食品の保管方法についても記されている。その項目は実に146種類にも及び、当時の食文化を知るうえでたいへん貴重な資料である。長らくハングルで書かれた最古の料理書とされてきたが、より古い料理書として、2015年に『崔氏飲食法（チェシウムシクポプ、[[최씨음식법]]）』、2017年に『酒醋沉菹方（チュチョチムジョバン、[[주초침저방]]）』が発見されている。時代的には『酒醋沉菹方』がより古いと見られるが、ハングルで書かれた箇所は一部に留まり、全文ハングルで表記の料理書としては17世紀中頃までに書かれたと推定される『崔氏飲食法』がもっとも古い。漢文で書かれた料理書はそれ以前から数多くある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*体験プログラム&lt;br /&gt;
:英陽郡では『飲食知味方』の料理を復元し、実際に味わえるように体験プログラムを組んでいる。トゥドゥル村内の設けられた「飲食知味方体験館」で提供しており、飲食知味方保存会の会員らが調理を担当する。なお、体験プログラムに参加するには2日前までの事前予約が必要であり、また最低でも8人以上集まるのが条件となる（自分たち以外の予約客も含めて8人以上揃えばよい）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://fooddimi.kr/theme/theme01/page/page04_01.php 예약 &amp;amp; 오시는길] 、飲食知味方韓定食ウェブサイト、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。近隣には宿泊施設を備えた「張桂香文化体験教育院」がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*慶尚北道3大料理書&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]では、旧家に伝わる料理書として、英陽郡の『飲食知味方』、[[安東市の料理|安東市]]の『需雲雑方（スウンジャプパン、[[수운잡방]]）』、[[尚州市の料理|尚州市]]の『是議全書（シウィジョンソ、[[시의전서]]）』が発見された。いずれも韓国料理の歴史をひも解くには欠かせないもので、3冊を総称して慶尚北道3大料理書と呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 飲食知味方の特徴 ====&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052904.jpg|300px|thumb|張桂香文化体験教育院]]&lt;br /&gt;
*飲食知味方の題名&lt;br /&gt;
:トゥドゥル村で保管された文書の表紙には、『閨壼是議方（キュゴンシウィバン、[[규곤시의방]]）』という題名がつけられている。これは「女性の心得」を意味する言葉であるが、当初からのものでなく子孫によって後日付け加えられたものと見られる。一般的には本文の冒頭に書かれた『飲食知味方』が本書の題名として用いられ、これは「料理の味を知る方法」を意味する。なお、現在の表記法では「음식지미방」となるが、本書には「[[음식디미방]]」と記されており、現在の呼び名もそれに則るのが通例である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*唐辛子の伝来と普及&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』の大きな特徴のひとつに唐辛子が一切使われていないことがあげられる。中米を原産とする唐辛子は16世紀後半から17世紀初頭にかけて日本を経由して朝鮮半島に伝わったとされ、もっとも古い記録は1614年に書かれた『芝峰類説（[[지봉유설]]）』に見られる。『飲食知味方』の執筆年代よりも50年以上もさかのぼるが、まったく触れられていないことから考えると、少なくとも英陽郡の周辺ではまだ一般的な食材でなかったとみられる。『飲食知味方』のレシピは唐辛子普及以前の韓国料理を知るうえでたいへん貴重である。なお、唐辛子が料理のレシピに登場するのは、1766年に書かれた『増補山林経済（[[증보산림경제]]）』が初めてであり、この時期には普及が進んでいたと考えられる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*現代韓国料理との差異&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に収録された料理は現代でも共通するものが多い。ただし、料理のレシピを見るとだいぶ異なるものも多く、例えば現代の[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]は緑豆モヤシや白菜キムチ、豚肉などを具として作るが、『飲食知味方』のレシピでは蜂蜜を加えたアズキあんを入れる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*マッチル方文&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載されているいくつかのレシピには「マッチル方文（맛질방문）」との付記がある。この場合のマッチルとは地名であり、その地域の料理法を紹介するという意味である。マッチルは近隣都市の醴泉郡や[[奉化郡の料理|奉化郡]]を指すとの説が有力だが、はっきりとしたことはわかっていない。マッチル方文として紹介された料理には、スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）、[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）|スンオマンドゥ（ボラ餃子、숭어만두）]]、ソンニュタン（ザクロのスープ、[[석류탕]]）など16酒類がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*酒造法&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載される146項目のうち、51項目が酒造法である。当時は酒造りというと家庭の主婦が日常の家事として行うもので、こうして造る酒を家醸酒（カヤンジュ、[[가양주]]）と呼ぶ。両班家庭では祖先の祭祀を行ったり、客を迎えたりすることが多く、酒造りはたいへん重要な家事のひとつであった。『飲食知味方』には今日伝統酒として知られる三亥酒（サメジュ、[[삼해주]]）、梨花酒（イファジュ、[[이화주]]）、甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）といった名前が並ぶ。現在の韓国でトンドンジュ（[[동동주]]）と呼ばれている米粒を浮かせた酒も、浮蟻酒（プウィジュ、[[부의주]]）という名前で掲載されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 代表的な掲載料理 ====&lt;br /&gt;
*スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050803.JPG|300px|thumb|スジュンゲ]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）|チャプチェ（キジ肉と野菜の和え物、잡채）]]&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050804.JPG|300px|thumb|チャプチェ]]&lt;br /&gt;
*カジェユク（豚肉の衣焼き、[[가제육]]）&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*テグコプチルヌルミ（タラ皮餃子のあんかけ、[[대구껍질 느르미]]）&lt;br /&gt;
*トンアヌルミ（トウガンのあんかけ、[[동아느르미]]）&lt;br /&gt;
*トトリジュク（ドングリ粥、[[도토리죽]]）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥） ===&lt;br /&gt;
:日月山（イルォルサン、일월산）、萌童山（メンドンサン、맹동산）一帯は山菜の名産地であり、ハナウド（[[어수리]]）、オタカラコウ（[[곰취]]）、ミツバ（[[참나물]]）、シラヤマギク（[[취나물]]）などが主にとれる。これらの山菜を具とした[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]や、山菜定食が地域の名物料理として知られる。毎年5月には英陽山菜祭り（영양산나물축제）が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な特産品 ==&lt;br /&gt;
山間地域であり農業が盛んだが、中でも唐辛子は名産品として有名である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 唐辛子（고추） ===&lt;br /&gt;
:英陽で生産される唐辛子をヨンヤンコチュ（英陽唐辛子、영양고추）と呼ぶ。高冷地で栽培される英陽産の唐辛子は全国的にも評価が高く、農林畜産食品部が地域の名産品を認証する地理的表示農産物の第5号として英陽唐辛子粉（영양고춧가루）が登録されている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://kpgi.co.kr/page/?mo_id=specialty&amp;amp;id=181&amp;amp;wr_id=179 영양고춧가루] 、韓国地理的表示特産品連合会ウェブサイト、2023年8月31日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。地域でも主力の農産物として生産されており、英陽郡によれば農家の総所得全体のうち、52%が唐辛子による所得であるとしている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추] 、英陽郡ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。毎年9月には「英陽唐辛子H.O.Tフェスティバル」が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*首比椒（スビチョ）&lt;br /&gt;
:1960年代に郡内の首比（スビ、수비）地区で多く生産されるようになった唐辛子の一品種。1960年頃にその優秀性が見いだされ、1965年以降、同地区を中心として生産が拡大していった&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추의 유래] 、英陽唐辛子広報展示館ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。1980年代以降は他の品種に押されて生産が減少したが、2000年代に入ってその価値が見直され、再び生産が復活している&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?cntn_cd=A0000063965 순수 우리 고추 영양 '수비초'복원 성공] 、Oh My News2002年1月16日記事、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 青陽唐辛子（청양고추） ====&lt;br /&gt;
:韓国で流通する唐辛子のうち猛烈な辛さを特徴とする品種に青陽唐辛子（チョンヤンコチュ、[[청양고추]]）がある。この青陽唐辛子の青陽は命名の由来に論争があり、[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]と英陽郡からひと文字ずつ取ったとの説と、[[忠清南道の料理|忠清南道]]の[[青陽郡の料理|青陽郡]]を指すとの説に分かれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青松郡・英陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽唐辛子の開発者として知られる旧・中央種苗株式会社のユ・イルン氏は経済誌のインタビューで以下のように答えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「青陽唐辛子の産地を忠清南道の青陽と思っている人が多いが、実際は済州産とタイ産を雑種交配した品種を慶尚北道の青松・英陽で臨床栽培し、成功したことから現地の農家の要請で青松の『青』、英陽の『陽』を取って商標権登録したことに由来する」（原文1）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&amp;amp;mid=sec&amp;amp;sid1=102&amp;amp;oid=014&amp;amp;aid=0000214355 〔fn 이사람〕고추품종개발 권위자 유일웅 홍초원 고추연구소 소장] 、파이낸셜 뉴스、2016年5月9日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1】「청양고추의 산지를 충남 청양으로 아는 사람이 많은데 사실은 제주산과 태국산을 잡종교배한 품종을 경북 청송·영양에서 임상재배해 성공하자 현지 농가의 요청으로 청송의 청(靑), 영양의 양(陽)자를 따서 상표권 등록한 데서 유래됐다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽郡の運営するウェブサイト「名品青陽唐辛子（명풍청양고추）」では、青陽唐辛子の由来について以下のように説明している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「1968年、中央種苗会社で『青陽の唐辛子がよい』という噂を聞いて、農村指導所の職員（キム・テグォン前所長）に品種選抜を依頼し、その中から30余種を選抜して受け取った」「種苗会社で品種を選抜していくとき、青陽地域の特性を説明し、この唐辛子がよい種子として選抜されたら青陽唐辛子と命名して欲しいと要求した」（中略）「種苗会社は快く約束をし、その後『青陽唐辛子』という名前の品種が誕生し、見た目も辛さも全国最高であった」（原文2）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://gochu.cheongyang.go.kr/gochu/sub01_02.do 매운청양고추의 유래] 、名品青陽唐辛子ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文2】「1968년 중앙종묘회사에서 “청양고추가 좋다”는 소문을 듣고 농촌지도소 직원(전 김태권소장)에게 품종선발을 의뢰하여 그 중 30여종을 선별하여 주었다.」「종묘회사에서 품종을 선발해 갈 때 청양지역의 특성을 설명하고 이 고추가 좋은 종자로 선발되면 청양고추로 이름 지어줄 것을 요구했다.」(중략)「종묘회사는 쾌히 약속을 했고 그 후 ‘청양고추’ 라는 이름의 품종이 생겨났으며, 겉모양과 매운맛이 전국 최고였다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な酒類・飲料 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052901.JPG|300px|thumb|銀河水マッコリ]]&lt;br /&gt;
=== マッコリ ===&lt;br /&gt;
;醗酵工房1991&lt;br /&gt;
:醗酵工房1991（パリョゴンバン イルググイル、발효공방1991）は、英陽邑東部里（ヨンヤンウプ トンブリ、영양읍 동부리）に位置する酒造。1926年創業の英陽醸造場（영양양조장）が2018年に廃業したのを受け、大手[[チキン（韓国チキン／치킨）]]ブランドのキョチョンF&amp;amp;B（교촌F&amp;amp;B）が英陽郡との業務協約をもとに引き継いだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:英陽郡は「星天地（ピョルチョンジ、별천지）」をキャッチコピーに掲げるほど夜空が美しく、それにちなんで「銀河水（ウナス、은하수）」と命名した[[マッコリ（韓国式の濁酒／막걸리）|マッコリ]]を生産、販売している。原材料の米はすべて英陽郡産で、小麦麹（[[누룩]]）は自家製、甘味料は使用しない。アルコール度数によって、6度、8度、12度の3種があり、8度にのみ国産の金剛小麦（クムガンミル、[[금강밀]]）を加えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:このほか英陽郡に伝わる古料理書『飲食知味方』にも掲載のある、伝統酒の甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）や、名産品の唐辛子を活かしたコチュジャン（[[고추장]]）、テンジャン（味噌、[[된장]]）などの発酵食品も生産する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*英陽醸造場&lt;br /&gt;
:英陽醸造場（영양양조장）は、英陽郡にかつてあった酒造。英陽濁酒合同（영양탁주합동）とも呼ぶ。1926年に英陽酒造株式会社として創業した。その建物は慶尚北道産業遺産に指定されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 伝統酒 ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052902.JPG|300px|thumb|甘香酒]]&lt;br /&gt;
==== 甘香酒（감향주） ====&lt;br /&gt;
:甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）は、もち米を主な原料とする伝統酒のひとつ。名前の通りに香り高く、桃や梨などの果物に例えられる。水分量が少なく、全体にどろっとした仕上がりになるため、スプーンなどですくって食べる。すくって飲むマッコリ（トモンヌン マッコルリ、[[떠먹는 막걸리]]）とも表現される。『飲食知味方』をはじめとして、朝鮮時代の文献によく登場する伝統酒のひとつである。英陽郡では、『飲食知味方』体験プログラムの貞夫人床に含まれるほか、上記の「醗酵工房1991」でも生産、販売している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*『飲食知味方』の記述&lt;br /&gt;
:甘香酒の製法について以下のように記している&amp;lt;ref&amp;gt;[https://ko.wikisource.org/wiki/%EC%9D%8C%EC%8B%9D%EB%94%94%EB%AF%B8%EB%B0%A9 음식디미방] 、Wiki文献（위키문헌）、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;정부인 안동장씨(지은이), 황혜성(감수), 한복려, 한복선, 한복진(엮음),  2000,『다시 보고 배우는 음식디미방』, 궁중음식연구원, P106-107, 151&amp;lt;/ref&amp;gt;。ハングルでのスペルは「감향쥬」となっている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「うるち米1升をよく洗って粉にする。穴餅（[[구멍떡]]）を作り、茹でて冷ます。茹で汁を鉢に1杯取って、麹の粉1升と穴餅を加えて混ぜ、いちばんよい甕（[[단지]]）に入れて酒母を作る。同日にもち米1斗をよく洗って水に浸し、3日間置いたのちに蒸す。冷めないうちに酒母と混ぜ、大きな甕（[[항아리]]）に入れて暖かい部屋に置く。甕の外側を布などで包んでおいて発酵を促進させる。苦味を出したい場合は、甕を包まずに涼しい場所に置けばよい。量を増やす場合は、この製法から見積もって造る」【原文1】（カッコ内は訳注）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1（現代語訳）】「멥쌀 한 되를 백세 작말하여 구멍떡 만들어 익게 삶아 식히고, 삶던 물 한 사발에 누룩가루 한 되를 구멍떡에 한데 섞어 쳐서 가장 잘 구워진 단지에 넣고, 찹쌀 한 말을 백세하여 밑술하는 날 물에 담갔다가 사흘 만에 익게 쪄, 채 식지 않아서 밑술을 퍼내어 섞어 항아리에 넣고 더운 방에 놓고 항아리 겉을 많이 싸두었다가 익거든 써라. 쓴맛이 있게 하려면 항아리를 싸지 말고 서늘한 데 두면 된자. 많이 빚으려 하면 이 법을 대중하여 빚는다」&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 椒花酒（초화주） ====&lt;br /&gt;
:椒花酒（チョファジュ、초화주）は、青杞面青杞里（チョンギミョン、チョンギリ、청기면 청기리）に位置する酒造「英陽長生酒（영양장생주）」が生産する伝統酒。センキュウ（[[천궁]]）、当帰（[[당귀]]）、黄耆（[[황기]]）など12種類の生薬を加えた漢方焼酎で、胡椒と蜂蜜が入ることから椒花酒と名付けられた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 飲食店情報 ==&lt;br /&gt;
以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*飲食知味方体験館（음식디미방 체험관）&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道英陽郡石保面トゥドゥルマウルキル66（院里303）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 영양군 석보면 두들마을길 66(원리 303)&lt;br /&gt;
:電話：054-682-7764&lt;br /&gt;
:料理：飲食知味方料理&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
*韓食ペディアの執筆者である八田靖史は2015年10月に初めて英陽郡を訪れた。大学時代に卒業論文の重要な資料として『飲食知味方』を読んでいたため、ゆかりの地であるトゥドゥル村を訪ねられたのはたいへん感動的であった。&lt;br /&gt;
*BYC&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡（Bonghwa-gun）]]、英陽郡（Yeongyang-gun）、[[青松郡の料理|青松郡（Cheongsong-gun）]]の頭文字を取って「BYC」と総称することがある。隣接する3地域を韓国の有名な下着メーカーにちなんでまとめた語呂合わせだが、韓国を代表する「奥地」のまとめとして揶揄を含むことが多い。韓食ペディアの執筆者である八田靖史は、その「奥地」度を認めたうえで、それでも「わざわざ目掛けて行くべき美味しい3地域」と勝手な再定義を提唱している&amp;lt;ref&amp;gt;八田靖史, 2022, 『ラジオ まいにちハングル講座 2022年9月号（韓国おいしい町めぐり）』, NHK出版, P96&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://tour.yyg.go.kr/ 英陽文化観光（韓国語）]&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:よんやんくんのりようり}}&lt;br /&gt;
*[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]&lt;br /&gt;
*[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:慶尚北道・大邱市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42592</id>
		<title>英陽郡の料理</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42592"/>
		<updated>2026-05-29T00:49:49Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* ウムシクティミバン（飲食知味方／음식디미방） */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050801.JPG|400px|thumb|トゥドゥル村にある張桂香の遺績碑]]&lt;br /&gt;
'''英陽郡'''（ヨンヤングン、영양군）は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。本ページでは英陽郡の料理、特産品について解説する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域概要 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052903.jpg|300px|thumb|山海里五層模塼石塔]]&lt;br /&gt;
英陽郡は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。郡の北東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[蔚珍郡の料理|蔚珍郡]]、南東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[盈徳郡の料理|盈徳郡]]、南部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]、西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[安東市の料理|安東市]]、北西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡]]と接する。人口は1万5991人（2026年4月）で、島嶼地区の[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[鬱陵郡の料理|鬱陵郡]]に次いで韓国の全市郡で2番目に少ない。&amp;lt;ref&amp;gt;[https://jumin.mois.go.kr/ 행정동별 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
郡の東部を太白山脈が南北に貫いており、標高1219mの日月山（イルォルサン、일월산）をはじめとした山岳地域である。郡内には朝鮮時代中期から続く同族村（集姓村）が点在し、載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村（トゥドゥルマウル、두들마을）や、漢陽趙氏のチュシル村（チュシルマウル、주실마을）、楽安呉氏の甘川村（カムチョンマウル、감촌마을）には貴重な伝統家屋が残る。ほか観光地としては前述の日月山や水下渓谷（スハゲゴク、수하계곡）、ホタルの生息地として特区に指定されたホタル生態体験村（반딧불이생태체험마을）などがある。文化財としては、レンガ積みのような様式が珍しい山海里五層模塼石塔（国宝第187号）がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
[[ソウル市の料理|ソウル市]]からのアクセスは、東ソウル総合バスターミナルから英陽バス停留所まで高速バスで約4時間30分の距離である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 食文化の背景 ==&lt;br /&gt;
英陽郡には朝鮮時代から続く同族村が数多く残り、昔ながらの文化を現在も継承している。中でも象徴的なのがトゥドゥル村における『飲食知味方』の発見であり、これは載寧李氏の家系に伝えられた料理書である。英陽市ではこの料理を再現し、実際に味を見ることのできる体験プログラムを観光の目玉にしている。また、この地域の主な産業は農業であり、全国的に名産地として有名な唐辛子をはじめ、高冷地野菜や、リンゴ、ナシ、モモ、ブドウ、スイカといった果物類、シイタケ、ツルニンジンなどを特産品とする。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な料理 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050802.JPG|300px|thumb|飲食知味方の再現料理]]&lt;br /&gt;
トゥドゥル村に伝わる料理書『飲食知味方』の再現料理が有名。また、日月山や萌童山一帯では山菜がとれ、それを利用した[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]や山菜定食が名物として知られる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ウムシクティミバン（飲食知味方／음식디미방） ===&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』は1670年頃に書かれた料理書。載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村に伝わるもので、1640年にこの村を開いた李時明（イ・シミョン、이시명）の妻、張桂香（チャン・ゲヒャン、[[장계향]]）が子孫のために台所仕事の要点を書き残したものである。本書には当時の両班家庭で作られていた料理のレシピが詳細に紹介されているほか、酒類の醸造法や、食品の保管方法についても記されている。その項目は実に146種類にも及び、当時の食文化を知るうえでたいへん貴重な資料である。長らくハングルで書かれた最古の料理書とされてきたが、より古い料理書として、2015年に『崔氏飲食法（チェシウムシクポプ、[[최씨음식법]]）』、2017年に『酒醋沉菹方（チュチョチムジョバン、[[주초침저방]]）』が発見されている。時代的には『酒醋沉菹方』がより古いと見られるが、ハングルで書かれた箇所は一部に留まり、全文ハングルで表記の料理書としては17世紀中頃までに書かれたと推定される『崔氏飲食法』がもっとも古い。漢文で書かれた料理書はそれ以前から数多くある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*体験プログラム&lt;br /&gt;
:英陽郡では『飲食知味方』の料理を復元し、実際に味わえるように体験プログラムを組んでいる。トゥドゥル村内の設けられた「飲食知味方体験館」で提供しており、飲食知味方保存会の会員らが調理を担当する。なお、体験プログラムに参加するには2日前までの事前予約が必要であり、また最低でも8人以上集まるのが条件となる（自分たち以外の予約客も含めて8人以上揃えばよい）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://fooddimi.kr/theme/theme01/page/page04_01.php 예약 &amp;amp; 오시는길] 、飲食知味方韓定食ウェブサイト、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。近隣には宿泊施設を備えた「張桂香文化体験教育院」がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*慶尚北道3大料理書&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]では、旧家に伝わる料理書として、英陽郡の『飲食知味方』、[[安東市の料理|安東市]]の『需雲雑方（スウンジャプパン、[[수운잡방]]）』、[[尚州市の料理|尚州市]]の『是議全書（シウィジョンソ、[[시의전서]]）』が発見された。いずれも韓国料理の歴史をひも解くには欠かせないもので、3冊を総称して慶尚北道3大料理書と呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 飲食知味方の特徴 ====&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052904.jpg|300px|thumb|張桂香文化体験教育院]]&lt;br /&gt;
*飲食知味方の題名&lt;br /&gt;
:トゥドゥル村で保管された文書の表紙には、『閨壼是議方（キュゴンシウィバン、[[규곤시의방]]）』という題名がつけられている。これは「女性の心得」を意味する言葉であるが、当初からのものでなく子孫によって後日付け加えられたものと見られる。一般的には本文の冒頭に書かれた『飲食知味方』が本書の題名として用いられ、これは「料理の味を知る方法」を意味する。なお、現在の表記法では「음식지미방」となるが、本書には「[[음식디미방]]」と記されており、現在の呼び名もそれに則るのが通例である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*唐辛子の伝来と普及&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』の大きな特徴のひとつに唐辛子が一切使われていないことがあげられる。中米を原産とする唐辛子は16世紀後半から17世紀初頭にかけて日本を経由して朝鮮半島に伝わったとされ、もっとも古い記録は1614年に書かれた『芝峰類説（[[지봉유설]]）』に見られる。『飲食知味方』の執筆年代よりも50年以上もさかのぼるが、まったく触れられていないことから考えると、少なくとも英陽郡の周辺ではまだ一般的な食材でなかったとみられる。『飲食知味方』のレシピは唐辛子普及以前の韓国料理を知るうえでたいへん貴重である。なお、唐辛子が料理のレシピに登場するのは、1766年に書かれた『増補山林経済（[[증보산림경제]]）』が初めてであり、この時期には普及が進んでいたと考えられる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*現代韓国料理との差異&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に収録された料理は現代でも共通するものが多い。ただし、料理のレシピを見るとだいぶ異なるものも多く、例えば現代の[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]は緑豆モヤシや白菜キムチ、豚肉などを具として作るが、『飲食知味方』のレシピでは蜂蜜を加えたアズキあんを入れる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*マッチル方文&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載されているいくつかのレシピには「マッチル方文（맛질방문）」との付記がある。この場合のマッチルとは地名であり、その地域の料理法を紹介するという意味である。マッチルは近隣都市の醴泉郡や[[奉化郡の料理|奉化郡]]を指すとの説が有力だが、はっきりとしたことはわかっていない。マッチル方文として紹介された料理には、スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）、[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）|スンオマンドゥ（ボラ餃子、숭어만두）]]、ソンニュタン（ザクロのスープ、[[석류탕]]）など16酒類がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*酒造法&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載される146項目のうち、51項目が酒造法である。当時は酒造りというと家庭の主婦が日常の家事として行うもので、こうして造る酒を家醸酒（カヤンジュ、[[가양주]]）と呼ぶ。両班家庭では祖先の祭祀を行ったり、客を迎えたりすることが多く、酒造りはたいへん重要な家事のひとつであった。『飲食知味方』には今日伝統酒として知られる三亥酒（サメジュ、[[삼해주]]）、梨花酒（イファジュ、[[이화주]]）、甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）といった名前が並ぶ。現在の韓国でトンドンジュ（[[동동주]]）と呼ばれている米粒を浮かせた酒も、浮蟻酒（プウィジュ、[[부의주]]）という名前で掲載されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 代表的な掲載料理 ====&lt;br /&gt;
*スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050803.JPG|300px|thumb|スジュンゲ]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）|チャプチェ（キジ肉と野菜の和え物、잡채）]]&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050804.JPG|300px|thumb|チャプチェ]]&lt;br /&gt;
*カジェユク（豚肉の衣焼き、[[가제육]]）&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*テグコプチルヌルミ（タラ皮餃子のあんかけ、[[대구껍질 느르미]]）&lt;br /&gt;
*トンアヌルミ（トウガンのあんかけ、[[동아느르미]]）&lt;br /&gt;
*トトリジュク（ドングリ粥、[[도토리죽]]）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥） ===&lt;br /&gt;
:日月山（イルォルサン、일월산）、萌童山（メンドンサン、맹동산）一帯は山菜の名産地であり、ハナウド（[[어수리]]）、オタカラコウ（[[곰취]]）、ミツバ（[[참나물]]）、シラヤマギク（[[취나물]]）などが主にとれる。これらの山菜を具とした[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]や、山菜定食が地域の名物料理として知られる。毎年5月には英陽山菜祭り（영양산나물축제）が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な特産品 ==&lt;br /&gt;
山間地域であり農業が盛んだが、中でも唐辛子は名産品として有名である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 唐辛子（고추） ===&lt;br /&gt;
:英陽で生産される唐辛子をヨンヤンコチュ（英陽唐辛子、영양고추）と呼ぶ。高冷地で栽培される英陽産の唐辛子は全国的にも評価が高く、農林畜産食品部が地域の名産品を認証する地理的表示農産物の第5号として英陽唐辛子粉（영양고춧가루）が登録されている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://kpgi.co.kr/page/?mo_id=specialty&amp;amp;id=181&amp;amp;wr_id=179 영양고춧가루] 、韓国地理的表示特産品連合会ウェブサイト、2023年8月31日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。地域でも主力の農産物として生産されており、英陽郡によれば農家の総所得全体のうち、52%が唐辛子による所得であるとしている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추] 、英陽郡ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。毎年9月には「英陽唐辛子H.O.Tフェスティバル」が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*首比椒（スビチョ）&lt;br /&gt;
:1960年代に郡内の首比（スビ、수비）地区で多く生産されるようになった唐辛子の一品種。1960年頃にその優秀性が見いだされ、1965年以降、同地区を中心として生産が拡大していった&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추의 유래] 、英陽唐辛子広報展示館ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。1980年代以降は他の品種に押されて生産が減少したが、2000年代に入ってその価値が見直され、再び生産が復活している&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?cntn_cd=A0000063965 순수 우리 고추 영양 '수비초'복원 성공] 、Oh My News2002年1月16日記事、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 青陽唐辛子（청양고추） ====&lt;br /&gt;
:韓国で流通する唐辛子のうち猛烈な辛さを特徴とする品種に青陽唐辛子（チョンヤンコチュ、[[청양고추]]）がある。この青陽唐辛子の青陽は命名の由来に論争があり、[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]と英陽郡からひと文字ずつ取ったとの説と、[[忠清南道の料理|忠清南道]]の[[青陽郡の料理|青陽郡]]を指すとの説に分かれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青松郡・英陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽唐辛子の開発者として知られる旧・中央種苗株式会社のユ・イルン氏は経済誌のインタビューで以下のように答えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「青陽唐辛子の産地を忠清南道の青陽と思っている人が多いが、実際は済州産とタイ産を雑種交配した品種を慶尚北道の青松・英陽で臨床栽培し、成功したことから現地の農家の要請で青松の『青』、英陽の『陽』を取って商標権登録したことに由来する」（原文1）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&amp;amp;mid=sec&amp;amp;sid1=102&amp;amp;oid=014&amp;amp;aid=0000214355 〔fn 이사람〕고추품종개발 권위자 유일웅 홍초원 고추연구소 소장] 、파이낸셜 뉴스、2016年5月9日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1】「청양고추의 산지를 충남 청양으로 아는 사람이 많은데 사실은 제주산과 태국산을 잡종교배한 품종을 경북 청송·영양에서 임상재배해 성공하자 현지 농가의 요청으로 청송의 청(靑), 영양의 양(陽)자를 따서 상표권 등록한 데서 유래됐다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽郡の運営するウェブサイト「名品青陽唐辛子（명풍청양고추）」では、青陽唐辛子の由来について以下のように説明している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「1968年、中央種苗会社で『青陽の唐辛子がよい』という噂を聞いて、農村指導所の職員（キム・テグォン前所長）に品種選抜を依頼し、その中から30余種を選抜して受け取った」「種苗会社で品種を選抜していくとき、青陽地域の特性を説明し、この唐辛子がよい種子として選抜されたら青陽唐辛子と命名して欲しいと要求した」（中略）「種苗会社は快く約束をし、その後『青陽唐辛子』という名前の品種が誕生し、見た目も辛さも全国最高であった」（原文2）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://gochu.cheongyang.go.kr/gochu/sub01_02.do 매운청양고추의 유래] 、名品青陽唐辛子ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文2】「1968년 중앙종묘회사에서 “청양고추가 좋다”는 소문을 듣고 농촌지도소 직원(전 김태권소장)에게 품종선발을 의뢰하여 그 중 30여종을 선별하여 주었다.」「종묘회사에서 품종을 선발해 갈 때 청양지역의 특성을 설명하고 이 고추가 좋은 종자로 선발되면 청양고추로 이름 지어줄 것을 요구했다.」(중략)「종묘회사는 쾌히 약속을 했고 그 후 ‘청양고추’ 라는 이름의 품종이 생겨났으며, 겉모양과 매운맛이 전국 최고였다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な酒類・飲料 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052901.JPG|300px|thumb|銀河水マッコリ]]&lt;br /&gt;
=== マッコリ ===&lt;br /&gt;
;醗酵工房1991&lt;br /&gt;
:醗酵工房1991（パリョゴンバン イルググイル、발효공방1991）は、英陽邑東部里（ヨンヤンウプ トンブリ、영양읍 동부리）に位置する酒造。1926年創業の英陽醸造場（영양양조장）が2018年に廃業したのを受け、大手[[チキン（韓国チキン／치킨）]]ブランドのキョチョンF&amp;amp;B（교촌F&amp;amp;B）が英陽郡との業務協約をもとに引き継いだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:英陽郡は「星天地（ピョルチョンジ、별천지）」をキャッチコピーに掲げるほど夜空が美しく、それにちなんで「銀河水（ウナス、은하수）」と命名した[[マッコリ（韓国式の濁酒／막걸리）|マッコリ]]を生産、販売している。原材料の米はすべて英陽郡産で、小麦麹（[[누룩]]）は自家製、甘味料は使用しない。アルコール度数によって、6度、8度、12度の3種があり、8度にのみ国産の金剛小麦（クムガンミル、[[금강밀]]）を加えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:このほか英陽郡に伝わる古料理書『飲食知味方』にも掲載のある、伝統酒の甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）や、名産品の唐辛子を活かしたコチュジャン（[[고추장]]）、テンジャン（味噌、[[된장]]）などの発酵食品も生産する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*英陽醸造場&lt;br /&gt;
:英陽醸造場（영양양조장）は、英陽郡にかつてあった酒造。英陽濁酒合同（영양탁주합동）とも呼ぶ。1926年に英陽酒造株式会社として創業した。その建物は慶尚北道産業遺産に指定されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 伝統酒 ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052902.JPG|300px|thumb|甘香酒]]&lt;br /&gt;
==== 甘香酒（감향주） ====&lt;br /&gt;
:甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）は、もち米を主な原料とする伝統酒のひとつ。名前の通りに香り高く、桃や梨などの果物に例えられる。水分量が少なく、全体にどろっとした仕上がりになるため、スプーンなどですくって食べる。すくって飲むマッコリ（トモンヌン マッコルリ、[[떠먹는 막걸리]]）とも表現される。『飲食知味方』をはじめとして、朝鮮時代の文献によく登場する伝統酒のひとつである。英陽郡では、『飲食知味方』体験プログラムの貞夫人床に含まれるほか、上記の「醗酵工房1991」でも生産、販売している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*『飲食知味方』の記述&lt;br /&gt;
:甘香酒の製法について以下のように記している&amp;lt;ref&amp;gt;[https://ko.wikisource.org/wiki/%EC%9D%8C%EC%8B%9D%EB%94%94%EB%AF%B8%EB%B0%A9 음식디미방] 、Wiki文献（위키문헌）、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;정부인 안동장씨(지은이), 황혜성(감수), 한복려, 한복선, 한복진(엮음),  2000,『다시 보고 배우는 음식디미방』, 궁중음식연구원, P106-107, 151&amp;lt;/ref&amp;gt;。ハングルでのスペルは「감향쥬」となっている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「うるち米1升をよく洗って粉にする。穴餅（[[구멍떡]]）を作り、茹でて冷ます。茹で汁を鉢に1杯取って、麹の粉1升と穴餅を加えて混ぜ、いちばんよい甕（[[단지]]）に入れて酒母を作る。同日にもち米1斗をよく洗って水に浸し、3日間置いたのちに蒸す。冷めないうちに酒母と混ぜ、大きな甕（[[항아리]]）に入れて暖かい部屋に置く。甕の外側を布などで包んでおいて発酵を促進させる。苦味を出したい場合は、甕を包まずに涼しい場所に置けばよい。量を増やす場合は、この製法から見積もって造る」【原文1】（カッコ内は訳注）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1（現代語訳）】「멥쌀 한 되를 백세 작말하여 구멍떡 만들어 익게 삶아 식히고, 삶던 물 한 사발에 누룩가루 한 되를 구멍떡에 한데 섞어 쳐서 가장 잘 구워진 단지에 넣고, 찹쌀 한 말을 백세하여 밑술하는 날 물에 담갔다가 사흘 만에 익게 쪄, 채 식지 않아서 밑술을 퍼내어 섞어 항아리에 넣고 더운 방에 놓고 항아리 겉을 많이 싸두었다가 익거든 써라. 쓴맛이 있게 하려면 항아리를 싸지 말고 서늘한 데 두면 된자. 많이 빚으려 하면 이 법을 대중하여 빚는다」&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 椒花酒（초화주） ====&lt;br /&gt;
:椒花酒（チョファジュ、초화주）は、青杞面青杞里（チョンギミョン、チョンギリ、청기면 청기리）に位置する酒造「英陽長生酒（영양장생주）」が生産する伝統酒。センキュウ（[[천궁]]）、当帰（[[당귀]]）、黄耆（[[황기]]）など12種類の生薬を加えた漢方焼酎で、胡椒と蜂蜜が入ることから椒花酒と名付けられた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 飲食店情報 ==&lt;br /&gt;
以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*飲食知味方体験館（음식디미방 체험관）&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道英陽郡石保面トゥドゥルマウルキル66（院里303）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 영양군 석보면 두들마을길 66(원리 303)&lt;br /&gt;
:電話：054-682-7764&lt;br /&gt;
:料理：飲食知味方料理&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
*韓食ペディアの執筆者である八田靖史は2015年10月に初めて英陽郡を訪れた。大学時代に卒業論文の重要な資料として『飲食知味方』を読んでいたため、ゆかりの地であるトゥドゥル村を訪ねられたのはたいへん感動的であった。&lt;br /&gt;
*BYC&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡（Bonghwa-gun）]]、英陽郡（Yeongyang-gun）、[[青松郡の料理|青松郡（Cheongsong-gun）]]の頭文字を取って「BYC」と総称することがある。隣接する3地域を韓国の有名な下着メーカーにちなんでまとめた語呂合わせだが、韓国を代表する「奥地」のまとめとして揶揄を含むことが多い。韓食ペディアの執筆者である八田靖史は、その「奥地」度を認めたうえで、それでも「わざわざ目掛けて行くべき美味しい3地域」と勝手な再定義を提唱している&amp;lt;ref&amp;gt;八田靖史, 2022, 『ラジオ まいにちハングル講座 2022年9月号（韓国おいしい町めぐり）』, NHK出版, P96&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://tour.yyg.go.kr/ 英陽文化観光（韓国語）]&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:よんやんくんのりようり}}&lt;br /&gt;
*[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]&lt;br /&gt;
*[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:慶尚北道・大邱市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42591</id>
		<title>英陽郡の料理</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42591"/>
		<updated>2026-05-29T00:46:05Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* 代表的な料理 */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050801.JPG|400px|thumb|トゥドゥル村にある張桂香の遺績碑]]&lt;br /&gt;
'''英陽郡'''（ヨンヤングン、영양군）は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。本ページでは英陽郡の料理、特産品について解説する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域概要 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052903.jpg|300px|thumb|山海里五層模塼石塔]]&lt;br /&gt;
英陽郡は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。郡の北東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[蔚珍郡の料理|蔚珍郡]]、南東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[盈徳郡の料理|盈徳郡]]、南部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]、西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[安東市の料理|安東市]]、北西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡]]と接する。人口は1万5991人（2026年4月）で、島嶼地区の[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[鬱陵郡の料理|鬱陵郡]]に次いで韓国の全市郡で2番目に少ない。&amp;lt;ref&amp;gt;[https://jumin.mois.go.kr/ 행정동별 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
郡の東部を太白山脈が南北に貫いており、標高1219mの日月山（イルォルサン、일월산）をはじめとした山岳地域である。郡内には朝鮮時代中期から続く同族村（集姓村）が点在し、載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村（トゥドゥルマウル、두들마을）や、漢陽趙氏のチュシル村（チュシルマウル、주실마을）、楽安呉氏の甘川村（カムチョンマウル、감촌마을）には貴重な伝統家屋が残る。ほか観光地としては前述の日月山や水下渓谷（スハゲゴク、수하계곡）、ホタルの生息地として特区に指定されたホタル生態体験村（반딧불이생태체험마을）などがある。文化財としては、レンガ積みのような様式が珍しい山海里五層模塼石塔（国宝第187号）がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
[[ソウル市の料理|ソウル市]]からのアクセスは、東ソウル総合バスターミナルから英陽バス停留所まで高速バスで約4時間30分の距離である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 食文化の背景 ==&lt;br /&gt;
英陽郡には朝鮮時代から続く同族村が数多く残り、昔ながらの文化を現在も継承している。中でも象徴的なのがトゥドゥル村における『飲食知味方』の発見であり、これは載寧李氏の家系に伝えられた料理書である。英陽市ではこの料理を再現し、実際に味を見ることのできる体験プログラムを観光の目玉にしている。また、この地域の主な産業は農業であり、全国的に名産地として有名な唐辛子をはじめ、高冷地野菜や、リンゴ、ナシ、モモ、ブドウ、スイカといった果物類、シイタケ、ツルニンジンなどを特産品とする。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な料理 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050802.JPG|300px|thumb|飲食知味方の再現料理]]&lt;br /&gt;
トゥドゥル村に伝わる料理書『飲食知味方』の再現料理が有名。また、日月山や萌童山一帯では山菜がとれ、それを利用した[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]や山菜定食が名物として知られる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ウムシクティミバン（飲食知味方／음식디미방） ===&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』は1670年頃に書かれた料理書。載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村に伝わるもので、1640年にこの村を開いた李時明（イ・シミョン、이시명）の妻、張桂香（チャン・ゲヒャン、[[장계향]]）が子孫のために台所仕事の要点を書き残したものである。本書には当時の両班家庭で作られていた料理のレシピが詳細に紹介されているほか、酒類の醸造法や、食品の保管方法についても記されている。その項目は実に146種類にも及び、当時の食文化を知るうえでたいへん貴重な資料である。長らくハングルで書かれた最古の料理書とされてきたが、より古い料理書として、2015年に『崔氏飲食法（チェシウムシクポプ、[[최씨음식법]]）』、2017年に『酒醋沉菹方（チュチョチムジョバン、[[주초침저방]]）』が発見されている。時代的には『酒醋沉菹方』がより古いと見られるが、ハングルで書かれた箇所は一部に留まり、全文ハングルで表記の料理書としては17世紀中頃までに書かれたと推定される『崔氏飲食法』がもっとも古い。漢文で書かれた料理書はそれ以前から数多くある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*体験プログラム&lt;br /&gt;
:英陽郡では『飲食知味方』の料理を復元し、実際に味わえるように体験プログラムを組んでいる。トゥドゥル村内の設けられた「飲食知味方体験館」で提供しており、飲食知味方保存会の会員らが調理を担当する。なお、体験プログラムに参加するには2日前までの事前予約が必要であり、また最低でも8人以上集まるのが条件となる（自分たち以外の予約客も含めて8人以上揃えばよい）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://fooddimi.kr/theme/theme01/page/page04_01.php 예약 &amp;amp; 오시는길] 、飲食知味方韓定食ウェブサイト、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*慶尚北道3大料理書&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]では、旧家に伝わる料理書として、英陽郡の『飲食知味方』、[[安東市の料理|安東市]]の『需雲雑方（スウンジャプパン、[[수운잡방]]）』、[[尚州市の料理|尚州市]]の『是議全書（シウィジョンソ、[[시의전서]]）』が発見された。いずれも韓国料理の歴史をひも解くには欠かせないもので、3冊を総称して慶尚北道3大料理書と呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 飲食知味方の特徴 ====&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052904.jpg|300px|thumb|張桂香文化体験教育院]]&lt;br /&gt;
*飲食知味方の題名&lt;br /&gt;
:トゥドゥル村で保管された文書の表紙には、『閨壼是議方（キュゴンシウィバン、[[규곤시의방]]）』という題名がつけられている。これは「女性の心得」を意味する言葉であるが、当初からのものでなく子孫によって後日付け加えられたものと見られる。一般的には本文の冒頭に書かれた『飲食知味方』が本書の題名として用いられ、これは「料理の味を知る方法」を意味する。なお、現在の表記法では「음식지미방」となるが、本書には「[[음식디미방]]」と記されており、現在の呼び名もそれに則るのが通例である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*唐辛子の伝来と普及&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』の大きな特徴のひとつに唐辛子が一切使われていないことがあげられる。中米を原産とする唐辛子は16世紀後半から17世紀初頭にかけて日本を経由して朝鮮半島に伝わったとされ、もっとも古い記録は1614年に書かれた『芝峰類説（[[지봉유설]]）』に見られる。『飲食知味方』の執筆年代よりも50年以上もさかのぼるが、まったく触れられていないことから考えると、少なくとも英陽郡の周辺ではまだ一般的な食材でなかったとみられる。『飲食知味方』のレシピは唐辛子普及以前の韓国料理を知るうえでたいへん貴重である。なお、唐辛子が料理のレシピに登場するのは、1766年に書かれた『増補山林経済（[[증보산림경제]]）』が初めてであり、この時期には普及が進んでいたと考えられる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*現代韓国料理との差異&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に収録された料理は現代でも共通するものが多い。ただし、料理のレシピを見るとだいぶ異なるものも多く、例えば現代の[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]は緑豆モヤシや白菜キムチ、豚肉などを具として作るが、『飲食知味方』のレシピでは蜂蜜を加えたアズキあんを入れる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*マッチル方文&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載されているいくつかのレシピには「マッチル方文（맛질방문）」との付記がある。この場合のマッチルとは地名であり、その地域の料理法を紹介するという意味である。マッチルは近隣都市の醴泉郡や[[奉化郡の料理|奉化郡]]を指すとの説が有力だが、はっきりとしたことはわかっていない。マッチル方文として紹介された料理には、スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）、[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）|スンオマンドゥ（ボラ餃子、숭어만두）]]、ソンニュタン（ザクロのスープ、[[석류탕]]）など16酒類がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*酒造法&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載される146項目のうち、51項目が酒造法である。当時は酒造りというと家庭の主婦が日常の家事として行うもので、こうして造る酒を家醸酒（カヤンジュ、[[가양주]]）と呼ぶ。両班家庭では祖先の祭祀を行ったり、客を迎えたりすることが多く、酒造りはたいへん重要な家事のひとつであった。『飲食知味方』には今日伝統酒として知られる三亥酒（サメジュ、[[삼해주]]）、梨花酒（イファジュ、[[이화주]]）、甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）といった名前が並ぶ。現在の韓国でトンドンジュ（[[동동주]]）と呼ばれている米粒を浮かせた酒も、浮蟻酒（プウィジュ、[[부의주]]）という名前で掲載されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 代表的な掲載料理 ====&lt;br /&gt;
*スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050803.JPG|300px|thumb|スジュンゲ]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）|チャプチェ（キジ肉と野菜の和え物、잡채）]]&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050804.JPG|300px|thumb|チャプチェ]]&lt;br /&gt;
*カジェユク（豚肉の衣焼き、[[가제육]]）&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*テグコプチルヌルミ（タラ皮餃子のあんかけ、[[대구껍질 느르미]]）&lt;br /&gt;
*トンアヌルミ（トウガンのあんかけ、[[동아느르미]]）&lt;br /&gt;
*トトリジュク（ドングリ粥、[[도토리죽]]）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥） ===&lt;br /&gt;
:日月山（イルォルサン、일월산）、萌童山（メンドンサン、맹동산）一帯は山菜の名産地であり、ハナウド（[[어수리]]）、オタカラコウ（[[곰취]]）、ミツバ（[[참나물]]）、シラヤマギク（[[취나물]]）などが主にとれる。これらの山菜を具とした[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]や、山菜定食が地域の名物料理として知られる。毎年5月には英陽山菜祭り（영양산나물축제）が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な特産品 ==&lt;br /&gt;
山間地域であり農業が盛んだが、中でも唐辛子は名産品として有名である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 唐辛子（고추） ===&lt;br /&gt;
:英陽で生産される唐辛子をヨンヤンコチュ（英陽唐辛子、영양고추）と呼ぶ。高冷地で栽培される英陽産の唐辛子は全国的にも評価が高く、農林畜産食品部が地域の名産品を認証する地理的表示農産物の第5号として英陽唐辛子粉（영양고춧가루）が登録されている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://kpgi.co.kr/page/?mo_id=specialty&amp;amp;id=181&amp;amp;wr_id=179 영양고춧가루] 、韓国地理的表示特産品連合会ウェブサイト、2023年8月31日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。地域でも主力の農産物として生産されており、英陽郡によれば農家の総所得全体のうち、52%が唐辛子による所得であるとしている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추] 、英陽郡ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。毎年9月には「英陽唐辛子H.O.Tフェスティバル」が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*首比椒（スビチョ）&lt;br /&gt;
:1960年代に郡内の首比（スビ、수비）地区で多く生産されるようになった唐辛子の一品種。1960年頃にその優秀性が見いだされ、1965年以降、同地区を中心として生産が拡大していった&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추의 유래] 、英陽唐辛子広報展示館ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。1980年代以降は他の品種に押されて生産が減少したが、2000年代に入ってその価値が見直され、再び生産が復活している&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?cntn_cd=A0000063965 순수 우리 고추 영양 '수비초'복원 성공] 、Oh My News2002年1月16日記事、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 青陽唐辛子（청양고추） ====&lt;br /&gt;
:韓国で流通する唐辛子のうち猛烈な辛さを特徴とする品種に青陽唐辛子（チョンヤンコチュ、[[청양고추]]）がある。この青陽唐辛子の青陽は命名の由来に論争があり、[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]と英陽郡からひと文字ずつ取ったとの説と、[[忠清南道の料理|忠清南道]]の[[青陽郡の料理|青陽郡]]を指すとの説に分かれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青松郡・英陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽唐辛子の開発者として知られる旧・中央種苗株式会社のユ・イルン氏は経済誌のインタビューで以下のように答えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「青陽唐辛子の産地を忠清南道の青陽と思っている人が多いが、実際は済州産とタイ産を雑種交配した品種を慶尚北道の青松・英陽で臨床栽培し、成功したことから現地の農家の要請で青松の『青』、英陽の『陽』を取って商標権登録したことに由来する」（原文1）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&amp;amp;mid=sec&amp;amp;sid1=102&amp;amp;oid=014&amp;amp;aid=0000214355 〔fn 이사람〕고추품종개발 권위자 유일웅 홍초원 고추연구소 소장] 、파이낸셜 뉴스、2016年5月9日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1】「청양고추의 산지를 충남 청양으로 아는 사람이 많은데 사실은 제주산과 태국산을 잡종교배한 품종을 경북 청송·영양에서 임상재배해 성공하자 현지 농가의 요청으로 청송의 청(靑), 영양의 양(陽)자를 따서 상표권 등록한 데서 유래됐다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽郡の運営するウェブサイト「名品青陽唐辛子（명풍청양고추）」では、青陽唐辛子の由来について以下のように説明している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「1968年、中央種苗会社で『青陽の唐辛子がよい』という噂を聞いて、農村指導所の職員（キム・テグォン前所長）に品種選抜を依頼し、その中から30余種を選抜して受け取った」「種苗会社で品種を選抜していくとき、青陽地域の特性を説明し、この唐辛子がよい種子として選抜されたら青陽唐辛子と命名して欲しいと要求した」（中略）「種苗会社は快く約束をし、その後『青陽唐辛子』という名前の品種が誕生し、見た目も辛さも全国最高であった」（原文2）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://gochu.cheongyang.go.kr/gochu/sub01_02.do 매운청양고추의 유래] 、名品青陽唐辛子ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文2】「1968년 중앙종묘회사에서 “청양고추가 좋다”는 소문을 듣고 농촌지도소 직원(전 김태권소장)에게 품종선발을 의뢰하여 그 중 30여종을 선별하여 주었다.」「종묘회사에서 품종을 선발해 갈 때 청양지역의 특성을 설명하고 이 고추가 좋은 종자로 선발되면 청양고추로 이름 지어줄 것을 요구했다.」(중략)「종묘회사는 쾌히 약속을 했고 그 후 ‘청양고추’ 라는 이름의 품종이 생겨났으며, 겉모양과 매운맛이 전국 최고였다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な酒類・飲料 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052901.JPG|300px|thumb|銀河水マッコリ]]&lt;br /&gt;
=== マッコリ ===&lt;br /&gt;
;醗酵工房1991&lt;br /&gt;
:醗酵工房1991（パリョゴンバン イルググイル、발효공방1991）は、英陽邑東部里（ヨンヤンウプ トンブリ、영양읍 동부리）に位置する酒造。1926年創業の英陽醸造場（영양양조장）が2018年に廃業したのを受け、大手[[チキン（韓国チキン／치킨）]]ブランドのキョチョンF&amp;amp;B（교촌F&amp;amp;B）が英陽郡との業務協約をもとに引き継いだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:英陽郡は「星天地（ピョルチョンジ、별천지）」をキャッチコピーに掲げるほど夜空が美しく、それにちなんで「銀河水（ウナス、은하수）」と命名した[[マッコリ（韓国式の濁酒／막걸리）|マッコリ]]を生産、販売している。原材料の米はすべて英陽郡産で、小麦麹（[[누룩]]）は自家製、甘味料は使用しない。アルコール度数によって、6度、8度、12度の3種があり、8度にのみ国産の金剛小麦（クムガンミル、[[금강밀]]）を加えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:このほか英陽郡に伝わる古料理書『飲食知味方』にも掲載のある、伝統酒の甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）や、名産品の唐辛子を活かしたコチュジャン（[[고추장]]）、テンジャン（味噌、[[된장]]）などの発酵食品も生産する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*英陽醸造場&lt;br /&gt;
:英陽醸造場（영양양조장）は、英陽郡にかつてあった酒造。英陽濁酒合同（영양탁주합동）とも呼ぶ。1926年に英陽酒造株式会社として創業した。その建物は慶尚北道産業遺産に指定されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 伝統酒 ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052902.JPG|300px|thumb|甘香酒]]&lt;br /&gt;
==== 甘香酒（감향주） ====&lt;br /&gt;
:甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）は、もち米を主な原料とする伝統酒のひとつ。名前の通りに香り高く、桃や梨などの果物に例えられる。水分量が少なく、全体にどろっとした仕上がりになるため、スプーンなどですくって食べる。すくって飲むマッコリ（トモンヌン マッコルリ、[[떠먹는 막걸리]]）とも表現される。『飲食知味方』をはじめとして、朝鮮時代の文献によく登場する伝統酒のひとつである。英陽郡では、『飲食知味方』体験プログラムの貞夫人床に含まれるほか、上記の「醗酵工房1991」でも生産、販売している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*『飲食知味方』の記述&lt;br /&gt;
:甘香酒の製法について以下のように記している&amp;lt;ref&amp;gt;[https://ko.wikisource.org/wiki/%EC%9D%8C%EC%8B%9D%EB%94%94%EB%AF%B8%EB%B0%A9 음식디미방] 、Wiki文献（위키문헌）、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;정부인 안동장씨(지은이), 황혜성(감수), 한복려, 한복선, 한복진(엮음),  2000,『다시 보고 배우는 음식디미방』, 궁중음식연구원, P106-107, 151&amp;lt;/ref&amp;gt;。ハングルでのスペルは「감향쥬」となっている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「うるち米1升をよく洗って粉にする。穴餅（[[구멍떡]]）を作り、茹でて冷ます。茹で汁を鉢に1杯取って、麹の粉1升と穴餅を加えて混ぜ、いちばんよい甕（[[단지]]）に入れて酒母を作る。同日にもち米1斗をよく洗って水に浸し、3日間置いたのちに蒸す。冷めないうちに酒母と混ぜ、大きな甕（[[항아리]]）に入れて暖かい部屋に置く。甕の外側を布などで包んでおいて発酵を促進させる。苦味を出したい場合は、甕を包まずに涼しい場所に置けばよい。量を増やす場合は、この製法から見積もって造る」【原文1】（カッコ内は訳注）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1（現代語訳）】「멥쌀 한 되를 백세 작말하여 구멍떡 만들어 익게 삶아 식히고, 삶던 물 한 사발에 누룩가루 한 되를 구멍떡에 한데 섞어 쳐서 가장 잘 구워진 단지에 넣고, 찹쌀 한 말을 백세하여 밑술하는 날 물에 담갔다가 사흘 만에 익게 쪄, 채 식지 않아서 밑술을 퍼내어 섞어 항아리에 넣고 더운 방에 놓고 항아리 겉을 많이 싸두었다가 익거든 써라. 쓴맛이 있게 하려면 항아리를 싸지 말고 서늘한 데 두면 된자. 많이 빚으려 하면 이 법을 대중하여 빚는다」&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 椒花酒（초화주） ====&lt;br /&gt;
:椒花酒（チョファジュ、초화주）は、青杞面青杞里（チョンギミョン、チョンギリ、청기면 청기리）に位置する酒造「英陽長生酒（영양장생주）」が生産する伝統酒。センキュウ（[[천궁]]）、当帰（[[당귀]]）、黄耆（[[황기]]）など12種類の生薬を加えた漢方焼酎で、胡椒と蜂蜜が入ることから椒花酒と名付けられた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 飲食店情報 ==&lt;br /&gt;
以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*飲食知味方体験館（음식디미방 체험관）&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道英陽郡石保面トゥドゥルマウルキル66（院里303）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 영양군 석보면 두들마을길 66(원리 303)&lt;br /&gt;
:電話：054-682-7764&lt;br /&gt;
:料理：飲食知味方料理&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
*韓食ペディアの執筆者である八田靖史は2015年10月に初めて英陽郡を訪れた。大学時代に卒業論文の重要な資料として『飲食知味方』を読んでいたため、ゆかりの地であるトゥドゥル村を訪ねられたのはたいへん感動的であった。&lt;br /&gt;
*BYC&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡（Bonghwa-gun）]]、英陽郡（Yeongyang-gun）、[[青松郡の料理|青松郡（Cheongsong-gun）]]の頭文字を取って「BYC」と総称することがある。隣接する3地域を韓国の有名な下着メーカーにちなんでまとめた語呂合わせだが、韓国を代表する「奥地」のまとめとして揶揄を含むことが多い。韓食ペディアの執筆者である八田靖史は、その「奥地」度を認めたうえで、それでも「わざわざ目掛けて行くべき美味しい3地域」と勝手な再定義を提唱している&amp;lt;ref&amp;gt;八田靖史, 2022, 『ラジオ まいにちハングル講座 2022年9月号（韓国おいしい町めぐり）』, NHK出版, P96&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://tour.yyg.go.kr/ 英陽文化観光（韓国語）]&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:よんやんくんのりようり}}&lt;br /&gt;
*[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]&lt;br /&gt;
*[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:慶尚北道・大邱市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42590</id>
		<title>英陽郡の料理</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42590"/>
		<updated>2026-05-29T00:40:15Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* 代表的な料理 */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050801.JPG|400px|thumb|トゥドゥル村にある張桂香の遺績碑]]&lt;br /&gt;
'''英陽郡'''（ヨンヤングン、영양군）は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。本ページでは英陽郡の料理、特産品について解説する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域概要 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052903.jpg|300px|thumb|山海里五層模塼石塔]]&lt;br /&gt;
英陽郡は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。郡の北東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[蔚珍郡の料理|蔚珍郡]]、南東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[盈徳郡の料理|盈徳郡]]、南部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]、西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[安東市の料理|安東市]]、北西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡]]と接する。人口は1万5991人（2026年4月）で、島嶼地区の[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[鬱陵郡の料理|鬱陵郡]]に次いで韓国の全市郡で2番目に少ない。&amp;lt;ref&amp;gt;[https://jumin.mois.go.kr/ 행정동별 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
郡の東部を太白山脈が南北に貫いており、標高1219mの日月山（イルォルサン、일월산）をはじめとした山岳地域である。郡内には朝鮮時代中期から続く同族村（集姓村）が点在し、載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村（トゥドゥルマウル、두들마을）や、漢陽趙氏のチュシル村（チュシルマウル、주실마을）、楽安呉氏の甘川村（カムチョンマウル、감촌마을）には貴重な伝統家屋が残る。ほか観光地としては前述の日月山や水下渓谷（スハゲゴク、수하계곡）、ホタルの生息地として特区に指定されたホタル生態体験村（반딧불이생태체험마을）などがある。文化財としては、レンガ積みのような様式が珍しい山海里五層模塼石塔（国宝第187号）がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
[[ソウル市の料理|ソウル市]]からのアクセスは、東ソウル総合バスターミナルから英陽バス停留所まで高速バスで約4時間30分の距離である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 食文化の背景 ==&lt;br /&gt;
英陽郡には朝鮮時代から続く同族村が数多く残り、昔ながらの文化を現在も継承している。中でも象徴的なのがトゥドゥル村における『飲食知味方』の発見であり、これは載寧李氏の家系に伝えられた料理書である。英陽市ではこの料理を再現し、実際に味を見ることのできる体験プログラムを観光の目玉にしている。また、この地域の主な産業は農業であり、全国的に名産地として有名な唐辛子をはじめ、高冷地野菜や、リンゴ、ナシ、モモ、ブドウ、スイカといった果物類、シイタケ、ツルニンジンなどを特産品とする。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な料理 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050802.JPG|300px|thumb|飲食知味方の再現料理]]&lt;br /&gt;
トゥドゥル村に伝わる料理書『飲食知味方』の再現料理が有名。また、日月山や萌童山一帯では山菜がとれ、それを利用した[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]や山菜定食が名物として知られる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ウムシクティミバン（飲食知味方／음식디미방） ===&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』は1670年頃に書かれた料理書。載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村に伝わるもので、1640年にこの村を開いた李時明（イ・シミョン、이시명）の妻、張桂香（チャン・ゲヒャン、[[장계향]]）が子孫のために台所仕事の要点を書き残したものである。本書には当時の両班家庭で作られていた料理のレシピが詳細に紹介されているほか、酒類の醸造法や、食品の保管方法についても記されている。その項目は実に146種類にも及び、当時の食文化を知るうえでたいへん貴重な資料である。長らくハングルで書かれた最古の料理書とされてきたが、より古い料理書として、2015年に『崔氏飲食法（チェシウムシクポプ、[[최씨음식법]]）』、2017年に『酒醋沉菹方（チュチョチムジョバン、[[주초침저방]]）』が発見されている。時代的には『酒醋沉菹方』がより古いと見られるが、ハングルで書かれた箇所は一部に留まり、全文ハングルで表記の料理書としては17世紀中頃までに書かれたと推定される『崔氏飲食法』がもっとも古い。漢文で書かれた料理書はそれ以前から数多くある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*体験プログラム&lt;br /&gt;
:英陽郡では『飲食知味方』の料理を復元し、実際に味わえるように体験プログラムを組んでいる。トゥドゥル村近くに設けられた「張桂香文化体験教育院」で提供しており、飲食知味方保存会の会員らが調理を担当する。なお、体験プログラムに参加するには2日前までの事前予約が必要であり、また最低でも8人以上集まるのが条件となる（自分たち以外の予約客も含めて8人以上揃えばよい）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://fooddimi.kr/theme/theme01/page/page04_01.php 예약 &amp;amp; 오시는길] 、飲食知味方韓定食ウェブサイト、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*慶尚北道3大料理書&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]では、旧家に伝わる料理書として、英陽郡の『飲食知味方』、[[安東市の料理|安東市]]の『需雲雑方（スウンジャプパン、[[수운잡방]]）』、[[尚州市の料理|尚州市]]の『是議全書（シウィジョンソ、[[시의전서]]）』が発見された。いずれも韓国料理の歴史をひも解くには欠かせないもので、3冊を総称して慶尚北道3大料理書と呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 飲食知味方の特徴 ====&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052904.jpg|300px|thumb|張桂香文化体験教育院]]&lt;br /&gt;
*飲食知味方の題名&lt;br /&gt;
:トゥドゥル村で保管された文書の表紙には、『閨壼是議方（キュゴンシウィバン、[[규곤시의방]]）』という題名がつけられている。これは「女性の心得」を意味する言葉であるが、当初からのものでなく子孫によって後日付け加えられたものと見られる。一般的には本文の冒頭に書かれた『飲食知味方』が本書の題名として用いられ、これは「料理の味を知る方法」を意味する。なお、現在の表記法では「음식지미방」となるが、本書には「[[음식디미방]]」と記されており、現在の呼び名もそれに則るのが通例である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*唐辛子の伝来と普及&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』の大きな特徴のひとつに唐辛子が一切使われていないことがあげられる。中米を原産とする唐辛子は16世紀後半から17世紀初頭にかけて日本を経由して朝鮮半島に伝わったとされ、もっとも古い記録は1614年に書かれた『芝峰類説（[[지봉유설]]）』に見られる。『飲食知味方』の執筆年代よりも50年以上もさかのぼるが、まったく触れられていないことから考えると、少なくとも英陽郡の周辺ではまだ一般的な食材でなかったとみられる。『飲食知味方』のレシピは唐辛子普及以前の韓国料理を知るうえでたいへん貴重である。なお、唐辛子が料理のレシピに登場するのは、1766年に書かれた『増補山林経済（[[증보산림경제]]）』が初めてであり、この時期には普及が進んでいたと考えられる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*現代韓国料理との差異&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に収録された料理は現代でも共通するものが多い。ただし、料理のレシピを見るとだいぶ異なるものも多く、例えば現代の[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]は緑豆モヤシや白菜キムチ、豚肉などを具として作るが、『飲食知味方』のレシピでは蜂蜜を加えたアズキあんを入れる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*マッチル方文&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載されているいくつかのレシピには「マッチル方文（맛질방문）」との付記がある。この場合のマッチルとは地名であり、その地域の料理法を紹介するという意味である。マッチルは近隣都市の醴泉郡や[[奉化郡の料理|奉化郡]]を指すとの説が有力だが、はっきりとしたことはわかっていない。マッチル方文として紹介された料理には、スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）、[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）|スンオマンドゥ（ボラ餃子、숭어만두）]]、ソンニュタン（ザクロのスープ、[[석류탕]]）など16酒類がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*酒造法&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載される146項目のうち、51項目が酒造法である。当時は酒造りというと家庭の主婦が日常の家事として行うもので、こうして造る酒を家醸酒（カヤンジュ、[[가양주]]）と呼ぶ。両班家庭では祖先の祭祀を行ったり、客を迎えたりすることが多く、酒造りはたいへん重要な家事のひとつであった。『飲食知味方』には今日伝統酒として知られる三亥酒（サメジュ、[[삼해주]]）、梨花酒（イファジュ、[[이화주]]）、甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）といった名前が並ぶ。現在の韓国でトンドンジュ（[[동동주]]）と呼ばれている米粒を浮かせた酒も、浮蟻酒（プウィジュ、[[부의주]]）という名前で掲載されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 代表的な掲載料理 ====&lt;br /&gt;
*スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050803.JPG|300px|thumb|スジュンゲ]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）|チャプチェ（キジ肉と野菜の和え物、잡채）]]&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050804.JPG|300px|thumb|チャプチェ]]&lt;br /&gt;
*カジェユク（豚肉の衣焼き、[[가제육]]）&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*テグコプチルヌルミ（タラ皮餃子のあんかけ、[[대구껍질 느르미]]）&lt;br /&gt;
*トンアヌルミ（トウガンのあんかけ、[[동아느르미]]）&lt;br /&gt;
*トトリジュク（ドングリ粥、[[도토리죽]]）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥） ===&lt;br /&gt;
:日月山（イルォルサン、일월산）、萌童山（メンドンサン、맹동산）一帯は山菜の名産地であり、ハナウド（[[어수리]]）、オタカラコウ（[[곰취]]）、ミツバ（[[참나물]]）、シラヤマギク（[[취나물]]）などが主にとれる。これらの山菜を具とした[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]や、山菜定食が地域の名物料理として知られる。毎年5月には英陽山菜祭り（영양산나물축제）が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な特産品 ==&lt;br /&gt;
山間地域であり農業が盛んだが、中でも唐辛子は名産品として有名である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 唐辛子（고추） ===&lt;br /&gt;
:英陽で生産される唐辛子をヨンヤンコチュ（英陽唐辛子、영양고추）と呼ぶ。高冷地で栽培される英陽産の唐辛子は全国的にも評価が高く、農林畜産食品部が地域の名産品を認証する地理的表示農産物の第5号として英陽唐辛子粉（영양고춧가루）が登録されている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://kpgi.co.kr/page/?mo_id=specialty&amp;amp;id=181&amp;amp;wr_id=179 영양고춧가루] 、韓国地理的表示特産品連合会ウェブサイト、2023年8月31日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。地域でも主力の農産物として生産されており、英陽郡によれば農家の総所得全体のうち、52%が唐辛子による所得であるとしている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추] 、英陽郡ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。毎年9月には「英陽唐辛子H.O.Tフェスティバル」が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*首比椒（スビチョ）&lt;br /&gt;
:1960年代に郡内の首比（スビ、수비）地区で多く生産されるようになった唐辛子の一品種。1960年頃にその優秀性が見いだされ、1965年以降、同地区を中心として生産が拡大していった&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추의 유래] 、英陽唐辛子広報展示館ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。1980年代以降は他の品種に押されて生産が減少したが、2000年代に入ってその価値が見直され、再び生産が復活している&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?cntn_cd=A0000063965 순수 우리 고추 영양 '수비초'복원 성공] 、Oh My News2002年1月16日記事、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 青陽唐辛子（청양고추） ====&lt;br /&gt;
:韓国で流通する唐辛子のうち猛烈な辛さを特徴とする品種に青陽唐辛子（チョンヤンコチュ、[[청양고추]]）がある。この青陽唐辛子の青陽は命名の由来に論争があり、[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]と英陽郡からひと文字ずつ取ったとの説と、[[忠清南道の料理|忠清南道]]の[[青陽郡の料理|青陽郡]]を指すとの説に分かれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青松郡・英陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽唐辛子の開発者として知られる旧・中央種苗株式会社のユ・イルン氏は経済誌のインタビューで以下のように答えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「青陽唐辛子の産地を忠清南道の青陽と思っている人が多いが、実際は済州産とタイ産を雑種交配した品種を慶尚北道の青松・英陽で臨床栽培し、成功したことから現地の農家の要請で青松の『青』、英陽の『陽』を取って商標権登録したことに由来する」（原文1）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&amp;amp;mid=sec&amp;amp;sid1=102&amp;amp;oid=014&amp;amp;aid=0000214355 〔fn 이사람〕고추품종개발 권위자 유일웅 홍초원 고추연구소 소장] 、파이낸셜 뉴스、2016年5月9日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1】「청양고추의 산지를 충남 청양으로 아는 사람이 많은데 사실은 제주산과 태국산을 잡종교배한 품종을 경북 청송·영양에서 임상재배해 성공하자 현지 농가의 요청으로 청송의 청(靑), 영양의 양(陽)자를 따서 상표권 등록한 데서 유래됐다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽郡の運営するウェブサイト「名品青陽唐辛子（명풍청양고추）」では、青陽唐辛子の由来について以下のように説明している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「1968年、中央種苗会社で『青陽の唐辛子がよい』という噂を聞いて、農村指導所の職員（キム・テグォン前所長）に品種選抜を依頼し、その中から30余種を選抜して受け取った」「種苗会社で品種を選抜していくとき、青陽地域の特性を説明し、この唐辛子がよい種子として選抜されたら青陽唐辛子と命名して欲しいと要求した」（中略）「種苗会社は快く約束をし、その後『青陽唐辛子』という名前の品種が誕生し、見た目も辛さも全国最高であった」（原文2）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://gochu.cheongyang.go.kr/gochu/sub01_02.do 매운청양고추의 유래] 、名品青陽唐辛子ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文2】「1968년 중앙종묘회사에서 “청양고추가 좋다”는 소문을 듣고 농촌지도소 직원(전 김태권소장)에게 품종선발을 의뢰하여 그 중 30여종을 선별하여 주었다.」「종묘회사에서 품종을 선발해 갈 때 청양지역의 특성을 설명하고 이 고추가 좋은 종자로 선발되면 청양고추로 이름 지어줄 것을 요구했다.」(중략)「종묘회사는 쾌히 약속을 했고 그 후 ‘청양고추’ 라는 이름의 품종이 생겨났으며, 겉모양과 매운맛이 전국 최고였다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な酒類・飲料 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052901.JPG|300px|thumb|銀河水マッコリ]]&lt;br /&gt;
=== マッコリ ===&lt;br /&gt;
;醗酵工房1991&lt;br /&gt;
:醗酵工房1991（パリョゴンバン イルググイル、발효공방1991）は、英陽邑東部里（ヨンヤンウプ トンブリ、영양읍 동부리）に位置する酒造。1926年創業の英陽醸造場（영양양조장）が2018年に廃業したのを受け、大手[[チキン（韓国チキン／치킨）]]ブランドのキョチョンF&amp;amp;B（교촌F&amp;amp;B）が英陽郡との業務協約をもとに引き継いだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:英陽郡は「星天地（ピョルチョンジ、별천지）」をキャッチコピーに掲げるほど夜空が美しく、それにちなんで「銀河水（ウナス、은하수）」と命名した[[マッコリ（韓国式の濁酒／막걸리）|マッコリ]]を生産、販売している。原材料の米はすべて英陽郡産で、小麦麹（[[누룩]]）は自家製、甘味料は使用しない。アルコール度数によって、6度、8度、12度の3種があり、8度にのみ国産の金剛小麦（クムガンミル、[[금강밀]]）を加えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:このほか英陽郡に伝わる古料理書『飲食知味方』にも掲載のある、伝統酒の甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）や、名産品の唐辛子を活かしたコチュジャン（[[고추장]]）、テンジャン（味噌、[[된장]]）などの発酵食品も生産する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*英陽醸造場&lt;br /&gt;
:英陽醸造場（영양양조장）は、英陽郡にかつてあった酒造。英陽濁酒合同（영양탁주합동）とも呼ぶ。1926年に英陽酒造株式会社として創業した。その建物は慶尚北道産業遺産に指定されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 伝統酒 ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052902.JPG|300px|thumb|甘香酒]]&lt;br /&gt;
==== 甘香酒（감향주） ====&lt;br /&gt;
:甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）は、もち米を主な原料とする伝統酒のひとつ。名前の通りに香り高く、桃や梨などの果物に例えられる。水分量が少なく、全体にどろっとした仕上がりになるため、スプーンなどですくって食べる。すくって飲むマッコリ（トモンヌン マッコルリ、[[떠먹는 막걸리]]）とも表現される。『飲食知味方』をはじめとして、朝鮮時代の文献によく登場する伝統酒のひとつである。英陽郡では、『飲食知味方』体験プログラムの貞夫人床に含まれるほか、上記の「醗酵工房1991」でも生産、販売している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*『飲食知味方』の記述&lt;br /&gt;
:甘香酒の製法について以下のように記している&amp;lt;ref&amp;gt;[https://ko.wikisource.org/wiki/%EC%9D%8C%EC%8B%9D%EB%94%94%EB%AF%B8%EB%B0%A9 음식디미방] 、Wiki文献（위키문헌）、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;정부인 안동장씨(지은이), 황혜성(감수), 한복려, 한복선, 한복진(엮음),  2000,『다시 보고 배우는 음식디미방』, 궁중음식연구원, P106-107, 151&amp;lt;/ref&amp;gt;。ハングルでのスペルは「감향쥬」となっている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「うるち米1升をよく洗って粉にする。穴餅（[[구멍떡]]）を作り、茹でて冷ます。茹で汁を鉢に1杯取って、麹の粉1升と穴餅を加えて混ぜ、いちばんよい甕（[[단지]]）に入れて酒母を作る。同日にもち米1斗をよく洗って水に浸し、3日間置いたのちに蒸す。冷めないうちに酒母と混ぜ、大きな甕（[[항아리]]）に入れて暖かい部屋に置く。甕の外側を布などで包んでおいて発酵を促進させる。苦味を出したい場合は、甕を包まずに涼しい場所に置けばよい。量を増やす場合は、この製法から見積もって造る」【原文1】（カッコ内は訳注）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1（現代語訳）】「멥쌀 한 되를 백세 작말하여 구멍떡 만들어 익게 삶아 식히고, 삶던 물 한 사발에 누룩가루 한 되를 구멍떡에 한데 섞어 쳐서 가장 잘 구워진 단지에 넣고, 찹쌀 한 말을 백세하여 밑술하는 날 물에 담갔다가 사흘 만에 익게 쪄, 채 식지 않아서 밑술을 퍼내어 섞어 항아리에 넣고 더운 방에 놓고 항아리 겉을 많이 싸두었다가 익거든 써라. 쓴맛이 있게 하려면 항아리를 싸지 말고 서늘한 데 두면 된자. 많이 빚으려 하면 이 법을 대중하여 빚는다」&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 椒花酒（초화주） ====&lt;br /&gt;
:椒花酒（チョファジュ、초화주）は、青杞面青杞里（チョンギミョン、チョンギリ、청기면 청기리）に位置する酒造「英陽長生酒（영양장생주）」が生産する伝統酒。センキュウ（[[천궁]]）、当帰（[[당귀]]）、黄耆（[[황기]]）など12種類の生薬を加えた漢方焼酎で、胡椒と蜂蜜が入ることから椒花酒と名付けられた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 飲食店情報 ==&lt;br /&gt;
以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*飲食知味方体験館（음식디미방 체험관）&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道英陽郡石保面トゥドゥルマウルキル66（院里303）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 영양군 석보면 두들마을길 66(원리 303)&lt;br /&gt;
:電話：054-682-7764&lt;br /&gt;
:料理：飲食知味方料理&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
*韓食ペディアの執筆者である八田靖史は2015年10月に初めて英陽郡を訪れた。大学時代に卒業論文の重要な資料として『飲食知味方』を読んでいたため、ゆかりの地であるトゥドゥル村を訪ねられたのはたいへん感動的であった。&lt;br /&gt;
*BYC&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡（Bonghwa-gun）]]、英陽郡（Yeongyang-gun）、[[青松郡の料理|青松郡（Cheongsong-gun）]]の頭文字を取って「BYC」と総称することがある。隣接する3地域を韓国の有名な下着メーカーにちなんでまとめた語呂合わせだが、韓国を代表する「奥地」のまとめとして揶揄を含むことが多い。韓食ペディアの執筆者である八田靖史は、その「奥地」度を認めたうえで、それでも「わざわざ目掛けて行くべき美味しい3地域」と勝手な再定義を提唱している&amp;lt;ref&amp;gt;八田靖史, 2022, 『ラジオ まいにちハングル講座 2022年9月号（韓国おいしい町めぐり）』, NHK出版, P96&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://tour.yyg.go.kr/ 英陽文化観光（韓国語）]&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:よんやんくんのりようり}}&lt;br /&gt;
*[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]&lt;br /&gt;
*[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:慶尚北道・大邱市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42589</id>
		<title>英陽郡の料理</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42589"/>
		<updated>2026-05-29T00:39:52Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* ウムシクティミバン（飲食知味方／음식디미방） */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050801.JPG|400px|thumb|トゥドゥル村にある張桂香の遺績碑]]&lt;br /&gt;
'''英陽郡'''（ヨンヤングン、영양군）は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。本ページでは英陽郡の料理、特産品について解説する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域概要 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052903.jpg|300px|thumb|山海里五層模塼石塔]]&lt;br /&gt;
英陽郡は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。郡の北東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[蔚珍郡の料理|蔚珍郡]]、南東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[盈徳郡の料理|盈徳郡]]、南部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]、西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[安東市の料理|安東市]]、北西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡]]と接する。人口は1万5991人（2026年4月）で、島嶼地区の[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[鬱陵郡の料理|鬱陵郡]]に次いで韓国の全市郡で2番目に少ない。&amp;lt;ref&amp;gt;[https://jumin.mois.go.kr/ 행정동별 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
郡の東部を太白山脈が南北に貫いており、標高1219mの日月山（イルォルサン、일월산）をはじめとした山岳地域である。郡内には朝鮮時代中期から続く同族村（集姓村）が点在し、載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村（トゥドゥルマウル、두들마을）や、漢陽趙氏のチュシル村（チュシルマウル、주실마을）、楽安呉氏の甘川村（カムチョンマウル、감촌마을）には貴重な伝統家屋が残る。ほか観光地としては前述の日月山や水下渓谷（スハゲゴク、수하계곡）、ホタルの生息地として特区に指定されたホタル生態体験村（반딧불이생태체험마을）などがある。文化財としては、レンガ積みのような様式が珍しい山海里五層模塼石塔（国宝第187号）がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
[[ソウル市の料理|ソウル市]]からのアクセスは、東ソウル総合バスターミナルから英陽バス停留所まで高速バスで約4時間30分の距離である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 食文化の背景 ==&lt;br /&gt;
英陽郡には朝鮮時代から続く同族村が数多く残り、昔ながらの文化を現在も継承している。中でも象徴的なのがトゥドゥル村における『飲食知味方』の発見であり、これは載寧李氏の家系に伝えられた料理書である。英陽市ではこの料理を再現し、実際に味を見ることのできる体験プログラムを観光の目玉にしている。また、この地域の主な産業は農業であり、全国的に名産地として有名な唐辛子をはじめ、高冷地野菜や、リンゴ、ナシ、モモ、ブドウ、スイカといった果物類、シイタケ、ツルニンジンなどを特産品とする。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な料理 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050802.JPG|300px|thumb|飲食知味方の再現料理]]&lt;br /&gt;
トゥドゥル村に伝わる料理書『飲食知味方』の再現料理が有名。また、日月山やメンドン山一帯では山菜がとれ、それを利用した[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]や山菜定食が名物として知られる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ウムシクティミバン（飲食知味方／음식디미방） ===&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』は1670年頃に書かれた料理書。載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村に伝わるもので、1640年にこの村を開いた李時明（イ・シミョン、이시명）の妻、張桂香（チャン・ゲヒャン、[[장계향]]）が子孫のために台所仕事の要点を書き残したものである。本書には当時の両班家庭で作られていた料理のレシピが詳細に紹介されているほか、酒類の醸造法や、食品の保管方法についても記されている。その項目は実に146種類にも及び、当時の食文化を知るうえでたいへん貴重な資料である。長らくハングルで書かれた最古の料理書とされてきたが、より古い料理書として、2015年に『崔氏飲食法（チェシウムシクポプ、[[최씨음식법]]）』、2017年に『酒醋沉菹方（チュチョチムジョバン、[[주초침저방]]）』が発見されている。時代的には『酒醋沉菹方』がより古いと見られるが、ハングルで書かれた箇所は一部に留まり、全文ハングルで表記の料理書としては17世紀中頃までに書かれたと推定される『崔氏飲食法』がもっとも古い。漢文で書かれた料理書はそれ以前から数多くある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*体験プログラム&lt;br /&gt;
:英陽郡では『飲食知味方』の料理を復元し、実際に味わえるように体験プログラムを組んでいる。トゥドゥル村近くに設けられた「張桂香文化体験教育院」で提供しており、飲食知味方保存会の会員らが調理を担当する。なお、体験プログラムに参加するには2日前までの事前予約が必要であり、また最低でも8人以上集まるのが条件となる（自分たち以外の予約客も含めて8人以上揃えばよい）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://fooddimi.kr/theme/theme01/page/page04_01.php 예약 &amp;amp; 오시는길] 、飲食知味方韓定食ウェブサイト、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*慶尚北道3大料理書&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]では、旧家に伝わる料理書として、英陽郡の『飲食知味方』、[[安東市の料理|安東市]]の『需雲雑方（スウンジャプパン、[[수운잡방]]）』、[[尚州市の料理|尚州市]]の『是議全書（シウィジョンソ、[[시의전서]]）』が発見された。いずれも韓国料理の歴史をひも解くには欠かせないもので、3冊を総称して慶尚北道3大料理書と呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 飲食知味方の特徴 ====&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052904.jpg|300px|thumb|張桂香文化体験教育院]]&lt;br /&gt;
*飲食知味方の題名&lt;br /&gt;
:トゥドゥル村で保管された文書の表紙には、『閨壼是議方（キュゴンシウィバン、[[규곤시의방]]）』という題名がつけられている。これは「女性の心得」を意味する言葉であるが、当初からのものでなく子孫によって後日付け加えられたものと見られる。一般的には本文の冒頭に書かれた『飲食知味方』が本書の題名として用いられ、これは「料理の味を知る方法」を意味する。なお、現在の表記法では「음식지미방」となるが、本書には「[[음식디미방]]」と記されており、現在の呼び名もそれに則るのが通例である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*唐辛子の伝来と普及&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』の大きな特徴のひとつに唐辛子が一切使われていないことがあげられる。中米を原産とする唐辛子は16世紀後半から17世紀初頭にかけて日本を経由して朝鮮半島に伝わったとされ、もっとも古い記録は1614年に書かれた『芝峰類説（[[지봉유설]]）』に見られる。『飲食知味方』の執筆年代よりも50年以上もさかのぼるが、まったく触れられていないことから考えると、少なくとも英陽郡の周辺ではまだ一般的な食材でなかったとみられる。『飲食知味方』のレシピは唐辛子普及以前の韓国料理を知るうえでたいへん貴重である。なお、唐辛子が料理のレシピに登場するのは、1766年に書かれた『増補山林経済（[[증보산림경제]]）』が初めてであり、この時期には普及が進んでいたと考えられる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*現代韓国料理との差異&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に収録された料理は現代でも共通するものが多い。ただし、料理のレシピを見るとだいぶ異なるものも多く、例えば現代の[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]は緑豆モヤシや白菜キムチ、豚肉などを具として作るが、『飲食知味方』のレシピでは蜂蜜を加えたアズキあんを入れる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*マッチル方文&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載されているいくつかのレシピには「マッチル方文（맛질방문）」との付記がある。この場合のマッチルとは地名であり、その地域の料理法を紹介するという意味である。マッチルは近隣都市の醴泉郡や[[奉化郡の料理|奉化郡]]を指すとの説が有力だが、はっきりとしたことはわかっていない。マッチル方文として紹介された料理には、スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）、[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）|スンオマンドゥ（ボラ餃子、숭어만두）]]、ソンニュタン（ザクロのスープ、[[석류탕]]）など16酒類がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*酒造法&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載される146項目のうち、51項目が酒造法である。当時は酒造りというと家庭の主婦が日常の家事として行うもので、こうして造る酒を家醸酒（カヤンジュ、[[가양주]]）と呼ぶ。両班家庭では祖先の祭祀を行ったり、客を迎えたりすることが多く、酒造りはたいへん重要な家事のひとつであった。『飲食知味方』には今日伝統酒として知られる三亥酒（サメジュ、[[삼해주]]）、梨花酒（イファジュ、[[이화주]]）、甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）といった名前が並ぶ。現在の韓国でトンドンジュ（[[동동주]]）と呼ばれている米粒を浮かせた酒も、浮蟻酒（プウィジュ、[[부의주]]）という名前で掲載されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 代表的な掲載料理 ====&lt;br /&gt;
*スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050803.JPG|300px|thumb|スジュンゲ]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）|チャプチェ（キジ肉と野菜の和え物、잡채）]]&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050804.JPG|300px|thumb|チャプチェ]]&lt;br /&gt;
*カジェユク（豚肉の衣焼き、[[가제육]]）&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*テグコプチルヌルミ（タラ皮餃子のあんかけ、[[대구껍질 느르미]]）&lt;br /&gt;
*トンアヌルミ（トウガンのあんかけ、[[동아느르미]]）&lt;br /&gt;
*トトリジュク（ドングリ粥、[[도토리죽]]）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥） ===&lt;br /&gt;
:日月山（イルォルサン、일월산）、萌童山（メンドンサン、맹동산）一帯は山菜の名産地であり、ハナウド（[[어수리]]）、オタカラコウ（[[곰취]]）、ミツバ（[[참나물]]）、シラヤマギク（[[취나물]]）などが主にとれる。これらの山菜を具とした[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]や、山菜定食が地域の名物料理として知られる。毎年5月には英陽山菜祭り（영양산나물축제）が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な特産品 ==&lt;br /&gt;
山間地域であり農業が盛んだが、中でも唐辛子は名産品として有名である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 唐辛子（고추） ===&lt;br /&gt;
:英陽で生産される唐辛子をヨンヤンコチュ（英陽唐辛子、영양고추）と呼ぶ。高冷地で栽培される英陽産の唐辛子は全国的にも評価が高く、農林畜産食品部が地域の名産品を認証する地理的表示農産物の第5号として英陽唐辛子粉（영양고춧가루）が登録されている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://kpgi.co.kr/page/?mo_id=specialty&amp;amp;id=181&amp;amp;wr_id=179 영양고춧가루] 、韓国地理的表示特産品連合会ウェブサイト、2023年8月31日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。地域でも主力の農産物として生産されており、英陽郡によれば農家の総所得全体のうち、52%が唐辛子による所得であるとしている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추] 、英陽郡ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。毎年9月には「英陽唐辛子H.O.Tフェスティバル」が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*首比椒（スビチョ）&lt;br /&gt;
:1960年代に郡内の首比（スビ、수비）地区で多く生産されるようになった唐辛子の一品種。1960年頃にその優秀性が見いだされ、1965年以降、同地区を中心として生産が拡大していった&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추의 유래] 、英陽唐辛子広報展示館ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。1980年代以降は他の品種に押されて生産が減少したが、2000年代に入ってその価値が見直され、再び生産が復活している&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?cntn_cd=A0000063965 순수 우리 고추 영양 '수비초'복원 성공] 、Oh My News2002年1月16日記事、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 青陽唐辛子（청양고추） ====&lt;br /&gt;
:韓国で流通する唐辛子のうち猛烈な辛さを特徴とする品種に青陽唐辛子（チョンヤンコチュ、[[청양고추]]）がある。この青陽唐辛子の青陽は命名の由来に論争があり、[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]と英陽郡からひと文字ずつ取ったとの説と、[[忠清南道の料理|忠清南道]]の[[青陽郡の料理|青陽郡]]を指すとの説に分かれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青松郡・英陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽唐辛子の開発者として知られる旧・中央種苗株式会社のユ・イルン氏は経済誌のインタビューで以下のように答えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「青陽唐辛子の産地を忠清南道の青陽と思っている人が多いが、実際は済州産とタイ産を雑種交配した品種を慶尚北道の青松・英陽で臨床栽培し、成功したことから現地の農家の要請で青松の『青』、英陽の『陽』を取って商標権登録したことに由来する」（原文1）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&amp;amp;mid=sec&amp;amp;sid1=102&amp;amp;oid=014&amp;amp;aid=0000214355 〔fn 이사람〕고추품종개발 권위자 유일웅 홍초원 고추연구소 소장] 、파이낸셜 뉴스、2016年5月9日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1】「청양고추의 산지를 충남 청양으로 아는 사람이 많은데 사실은 제주산과 태국산을 잡종교배한 품종을 경북 청송·영양에서 임상재배해 성공하자 현지 농가의 요청으로 청송의 청(靑), 영양의 양(陽)자를 따서 상표권 등록한 데서 유래됐다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽郡の運営するウェブサイト「名品青陽唐辛子（명풍청양고추）」では、青陽唐辛子の由来について以下のように説明している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「1968年、中央種苗会社で『青陽の唐辛子がよい』という噂を聞いて、農村指導所の職員（キム・テグォン前所長）に品種選抜を依頼し、その中から30余種を選抜して受け取った」「種苗会社で品種を選抜していくとき、青陽地域の特性を説明し、この唐辛子がよい種子として選抜されたら青陽唐辛子と命名して欲しいと要求した」（中略）「種苗会社は快く約束をし、その後『青陽唐辛子』という名前の品種が誕生し、見た目も辛さも全国最高であった」（原文2）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://gochu.cheongyang.go.kr/gochu/sub01_02.do 매운청양고추의 유래] 、名品青陽唐辛子ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文2】「1968년 중앙종묘회사에서 “청양고추가 좋다”는 소문을 듣고 농촌지도소 직원(전 김태권소장)에게 품종선발을 의뢰하여 그 중 30여종을 선별하여 주었다.」「종묘회사에서 품종을 선발해 갈 때 청양지역의 특성을 설명하고 이 고추가 좋은 종자로 선발되면 청양고추로 이름 지어줄 것을 요구했다.」(중략)「종묘회사는 쾌히 약속을 했고 그 후 ‘청양고추’ 라는 이름의 품종이 생겨났으며, 겉모양과 매운맛이 전국 최고였다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な酒類・飲料 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052901.JPG|300px|thumb|銀河水マッコリ]]&lt;br /&gt;
=== マッコリ ===&lt;br /&gt;
;醗酵工房1991&lt;br /&gt;
:醗酵工房1991（パリョゴンバン イルググイル、발효공방1991）は、英陽邑東部里（ヨンヤンウプ トンブリ、영양읍 동부리）に位置する酒造。1926年創業の英陽醸造場（영양양조장）が2018年に廃業したのを受け、大手[[チキン（韓国チキン／치킨）]]ブランドのキョチョンF&amp;amp;B（교촌F&amp;amp;B）が英陽郡との業務協約をもとに引き継いだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:英陽郡は「星天地（ピョルチョンジ、별천지）」をキャッチコピーに掲げるほど夜空が美しく、それにちなんで「銀河水（ウナス、은하수）」と命名した[[マッコリ（韓国式の濁酒／막걸리）|マッコリ]]を生産、販売している。原材料の米はすべて英陽郡産で、小麦麹（[[누룩]]）は自家製、甘味料は使用しない。アルコール度数によって、6度、8度、12度の3種があり、8度にのみ国産の金剛小麦（クムガンミル、[[금강밀]]）を加えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:このほか英陽郡に伝わる古料理書『飲食知味方』にも掲載のある、伝統酒の甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）や、名産品の唐辛子を活かしたコチュジャン（[[고추장]]）、テンジャン（味噌、[[된장]]）などの発酵食品も生産する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*英陽醸造場&lt;br /&gt;
:英陽醸造場（영양양조장）は、英陽郡にかつてあった酒造。英陽濁酒合同（영양탁주합동）とも呼ぶ。1926年に英陽酒造株式会社として創業した。その建物は慶尚北道産業遺産に指定されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 伝統酒 ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052902.JPG|300px|thumb|甘香酒]]&lt;br /&gt;
==== 甘香酒（감향주） ====&lt;br /&gt;
:甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）は、もち米を主な原料とする伝統酒のひとつ。名前の通りに香り高く、桃や梨などの果物に例えられる。水分量が少なく、全体にどろっとした仕上がりになるため、スプーンなどですくって食べる。すくって飲むマッコリ（トモンヌン マッコルリ、[[떠먹는 막걸리]]）とも表現される。『飲食知味方』をはじめとして、朝鮮時代の文献によく登場する伝統酒のひとつである。英陽郡では、『飲食知味方』体験プログラムの貞夫人床に含まれるほか、上記の「醗酵工房1991」でも生産、販売している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*『飲食知味方』の記述&lt;br /&gt;
:甘香酒の製法について以下のように記している&amp;lt;ref&amp;gt;[https://ko.wikisource.org/wiki/%EC%9D%8C%EC%8B%9D%EB%94%94%EB%AF%B8%EB%B0%A9 음식디미방] 、Wiki文献（위키문헌）、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;정부인 안동장씨(지은이), 황혜성(감수), 한복려, 한복선, 한복진(엮음),  2000,『다시 보고 배우는 음식디미방』, 궁중음식연구원, P106-107, 151&amp;lt;/ref&amp;gt;。ハングルでのスペルは「감향쥬」となっている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「うるち米1升をよく洗って粉にする。穴餅（[[구멍떡]]）を作り、茹でて冷ます。茹で汁を鉢に1杯取って、麹の粉1升と穴餅を加えて混ぜ、いちばんよい甕（[[단지]]）に入れて酒母を作る。同日にもち米1斗をよく洗って水に浸し、3日間置いたのちに蒸す。冷めないうちに酒母と混ぜ、大きな甕（[[항아리]]）に入れて暖かい部屋に置く。甕の外側を布などで包んでおいて発酵を促進させる。苦味を出したい場合は、甕を包まずに涼しい場所に置けばよい。量を増やす場合は、この製法から見積もって造る」【原文1】（カッコ内は訳注）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1（現代語訳）】「멥쌀 한 되를 백세 작말하여 구멍떡 만들어 익게 삶아 식히고, 삶던 물 한 사발에 누룩가루 한 되를 구멍떡에 한데 섞어 쳐서 가장 잘 구워진 단지에 넣고, 찹쌀 한 말을 백세하여 밑술하는 날 물에 담갔다가 사흘 만에 익게 쪄, 채 식지 않아서 밑술을 퍼내어 섞어 항아리에 넣고 더운 방에 놓고 항아리 겉을 많이 싸두었다가 익거든 써라. 쓴맛이 있게 하려면 항아리를 싸지 말고 서늘한 데 두면 된자. 많이 빚으려 하면 이 법을 대중하여 빚는다」&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 椒花酒（초화주） ====&lt;br /&gt;
:椒花酒（チョファジュ、초화주）は、青杞面青杞里（チョンギミョン、チョンギリ、청기면 청기리）に位置する酒造「英陽長生酒（영양장생주）」が生産する伝統酒。センキュウ（[[천궁]]）、当帰（[[당귀]]）、黄耆（[[황기]]）など12種類の生薬を加えた漢方焼酎で、胡椒と蜂蜜が入ることから椒花酒と名付けられた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 飲食店情報 ==&lt;br /&gt;
以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*飲食知味方体験館（음식디미방 체험관）&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道英陽郡石保面トゥドゥルマウルキル66（院里303）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 영양군 석보면 두들마을길 66(원리 303)&lt;br /&gt;
:電話：054-682-7764&lt;br /&gt;
:料理：飲食知味方料理&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
*韓食ペディアの執筆者である八田靖史は2015年10月に初めて英陽郡を訪れた。大学時代に卒業論文の重要な資料として『飲食知味方』を読んでいたため、ゆかりの地であるトゥドゥル村を訪ねられたのはたいへん感動的であった。&lt;br /&gt;
*BYC&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡（Bonghwa-gun）]]、英陽郡（Yeongyang-gun）、[[青松郡の料理|青松郡（Cheongsong-gun）]]の頭文字を取って「BYC」と総称することがある。隣接する3地域を韓国の有名な下着メーカーにちなんでまとめた語呂合わせだが、韓国を代表する「奥地」のまとめとして揶揄を含むことが多い。韓食ペディアの執筆者である八田靖史は、その「奥地」度を認めたうえで、それでも「わざわざ目掛けて行くべき美味しい3地域」と勝手な再定義を提唱している&amp;lt;ref&amp;gt;八田靖史, 2022, 『ラジオ まいにちハングル講座 2022年9月号（韓国おいしい町めぐり）』, NHK出版, P96&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://tour.yyg.go.kr/ 英陽文化観光（韓国語）]&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:よんやんくんのりようり}}&lt;br /&gt;
*[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]&lt;br /&gt;
*[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:慶尚北道・大邱市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42588</id>
		<title>英陽郡の料理</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42588"/>
		<updated>2026-05-29T00:38:43Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* ウムシクティミバン（飲食知味方／음식디미방） */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050801.JPG|400px|thumb|トゥドゥル村にある張桂香の遺績碑]]&lt;br /&gt;
'''英陽郡'''（ヨンヤングン、영양군）は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。本ページでは英陽郡の料理、特産品について解説する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域概要 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052903.jpg|300px|thumb|山海里五層模塼石塔]]&lt;br /&gt;
英陽郡は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。郡の北東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[蔚珍郡の料理|蔚珍郡]]、南東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[盈徳郡の料理|盈徳郡]]、南部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]、西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[安東市の料理|安東市]]、北西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡]]と接する。人口は1万5991人（2026年4月）で、島嶼地区の[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[鬱陵郡の料理|鬱陵郡]]に次いで韓国の全市郡で2番目に少ない。&amp;lt;ref&amp;gt;[https://jumin.mois.go.kr/ 행정동별 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
郡の東部を太白山脈が南北に貫いており、標高1219mの日月山（イルォルサン、일월산）をはじめとした山岳地域である。郡内には朝鮮時代中期から続く同族村（集姓村）が点在し、載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村（トゥドゥルマウル、두들마을）や、漢陽趙氏のチュシル村（チュシルマウル、주실마을）、楽安呉氏の甘川村（カムチョンマウル、감촌마을）には貴重な伝統家屋が残る。ほか観光地としては前述の日月山や水下渓谷（スハゲゴク、수하계곡）、ホタルの生息地として特区に指定されたホタル生態体験村（반딧불이생태체험마을）などがある。文化財としては、レンガ積みのような様式が珍しい山海里五層模塼石塔（国宝第187号）がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
[[ソウル市の料理|ソウル市]]からのアクセスは、東ソウル総合バスターミナルから英陽バス停留所まで高速バスで約4時間30分の距離である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 食文化の背景 ==&lt;br /&gt;
英陽郡には朝鮮時代から続く同族村が数多く残り、昔ながらの文化を現在も継承している。中でも象徴的なのがトゥドゥル村における『飲食知味方』の発見であり、これは載寧李氏の家系に伝えられた料理書である。英陽市ではこの料理を再現し、実際に味を見ることのできる体験プログラムを観光の目玉にしている。また、この地域の主な産業は農業であり、全国的に名産地として有名な唐辛子をはじめ、高冷地野菜や、リンゴ、ナシ、モモ、ブドウ、スイカといった果物類、シイタケ、ツルニンジンなどを特産品とする。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な料理 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050802.JPG|300px|thumb|飲食知味方の再現料理]]&lt;br /&gt;
トゥドゥル村に伝わる料理書『飲食知味方』の再現料理が有名。また、日月山やメンドン山一帯では山菜がとれ、それを利用した[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]や山菜定食が名物として知られる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ウムシクティミバン（飲食知味方／음식디미방） ===&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』は1670年頃に書かれた料理書。載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村に伝わるもので、1640年にこの村を開いた李時明（イ・シミョン、이시명）の妻、張桂香（チャン・ゲヒャン、[[장계향]]）が子孫のために台所仕事の要点を書き残したものである。本書には当時の両班家庭で作られていた料理のレシピが詳細に紹介されているほか、酒類の醸造法や、食品の保管方法についても記されている。その項目は実に146種類にも及び、当時の食文化を知るうえでたいへん貴重な資料である。長らくハングルで書かれた最古の料理書とされてきたが、より古い料理書として、2015年に『崔氏飲食法（チェシウムシクポプ、[[최씨음식법]]）』、2017年に『酒醋沉菹方（チュチョチムジョバン、[[주초침저방]]）』が発見されている。時代的には『酒醋沉菹方』がより古いと見られるが、ハングルで書かれた箇所は一部に留まり、全文ハングルで表記の料理書としては17世紀中頃までに書かれたと推定される『崔氏飲食法』がもっとも古い。漢文で書かれた料理書はそれ以前から数多くある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*体験プログラム&lt;br /&gt;
:英陽郡では『飲食知味方』の料理を復元し、実際に味わえるように体験プログラムを組んでいる。トゥドゥル村近くに設けられた「張桂香文化体験教育院」で提供しており、飲食知味方保存会の会員らが調理を担当する。なお、体験プログラムに参加するには2日前までの事前予約が必要であり、また最低でも8人以上集まるのが条件となる（自分たち以外の予約客も含めて8人以上揃えばよい）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*慶尚北道3大料理書&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]では、旧家に伝わる料理書として、英陽郡の『飲食知味方』、[[安東市の料理|安東市]]の『需雲雑方（スウンジャプパン、[[수운잡방]]）』、[[尚州市の料理|尚州市]]の『是議全書（シウィジョンソ、[[시의전서]]）』が発見された。いずれも韓国料理の歴史をひも解くには欠かせないもので、3冊を総称して慶尚北道3大料理書と呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 飲食知味方の特徴 ====&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052904.jpg|300px|thumb|張桂香文化体験教育院]]&lt;br /&gt;
*飲食知味方の題名&lt;br /&gt;
:トゥドゥル村で保管された文書の表紙には、『閨壼是議方（キュゴンシウィバン、[[규곤시의방]]）』という題名がつけられている。これは「女性の心得」を意味する言葉であるが、当初からのものでなく子孫によって後日付け加えられたものと見られる。一般的には本文の冒頭に書かれた『飲食知味方』が本書の題名として用いられ、これは「料理の味を知る方法」を意味する。なお、現在の表記法では「음식지미방」となるが、本書には「[[음식디미방]]」と記されており、現在の呼び名もそれに則るのが通例である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*唐辛子の伝来と普及&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』の大きな特徴のひとつに唐辛子が一切使われていないことがあげられる。中米を原産とする唐辛子は16世紀後半から17世紀初頭にかけて日本を経由して朝鮮半島に伝わったとされ、もっとも古い記録は1614年に書かれた『芝峰類説（[[지봉유설]]）』に見られる。『飲食知味方』の執筆年代よりも50年以上もさかのぼるが、まったく触れられていないことから考えると、少なくとも英陽郡の周辺ではまだ一般的な食材でなかったとみられる。『飲食知味方』のレシピは唐辛子普及以前の韓国料理を知るうえでたいへん貴重である。なお、唐辛子が料理のレシピに登場するのは、1766年に書かれた『増補山林経済（[[증보산림경제]]）』が初めてであり、この時期には普及が進んでいたと考えられる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*現代韓国料理との差異&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に収録された料理は現代でも共通するものが多い。ただし、料理のレシピを見るとだいぶ異なるものも多く、例えば現代の[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]は緑豆モヤシや白菜キムチ、豚肉などを具として作るが、『飲食知味方』のレシピでは蜂蜜を加えたアズキあんを入れる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*マッチル方文&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載されているいくつかのレシピには「マッチル方文（맛질방문）」との付記がある。この場合のマッチルとは地名であり、その地域の料理法を紹介するという意味である。マッチルは近隣都市の醴泉郡や[[奉化郡の料理|奉化郡]]を指すとの説が有力だが、はっきりとしたことはわかっていない。マッチル方文として紹介された料理には、スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）、[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）|スンオマンドゥ（ボラ餃子、숭어만두）]]、ソンニュタン（ザクロのスープ、[[석류탕]]）など16酒類がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*酒造法&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載される146項目のうち、51項目が酒造法である。当時は酒造りというと家庭の主婦が日常の家事として行うもので、こうして造る酒を家醸酒（カヤンジュ、[[가양주]]）と呼ぶ。両班家庭では祖先の祭祀を行ったり、客を迎えたりすることが多く、酒造りはたいへん重要な家事のひとつであった。『飲食知味方』には今日伝統酒として知られる三亥酒（サメジュ、[[삼해주]]）、梨花酒（イファジュ、[[이화주]]）、甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）といった名前が並ぶ。現在の韓国でトンドンジュ（[[동동주]]）と呼ばれている米粒を浮かせた酒も、浮蟻酒（プウィジュ、[[부의주]]）という名前で掲載されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 代表的な掲載料理 ====&lt;br /&gt;
*スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050803.JPG|300px|thumb|スジュンゲ]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）|チャプチェ（キジ肉と野菜の和え物、잡채）]]&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050804.JPG|300px|thumb|チャプチェ]]&lt;br /&gt;
*カジェユク（豚肉の衣焼き、[[가제육]]）&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*テグコプチルヌルミ（タラ皮餃子のあんかけ、[[대구껍질 느르미]]）&lt;br /&gt;
*トンアヌルミ（トウガンのあんかけ、[[동아느르미]]）&lt;br /&gt;
*トトリジュク（ドングリ粥、[[도토리죽]]）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥） ===&lt;br /&gt;
:日月山（イルォルサン、일월산）、萌童山（メンドンサン、맹동산）一帯は山菜の名産地であり、ハナウド（[[어수리]]）、オタカラコウ（[[곰취]]）、ミツバ（[[참나물]]）、シラヤマギク（[[취나물]]）などが主にとれる。これらの山菜を具とした[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]や、山菜定食が地域の名物料理として知られる。毎年5月には英陽山菜祭り（영양산나물축제）が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な特産品 ==&lt;br /&gt;
山間地域であり農業が盛んだが、中でも唐辛子は名産品として有名である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 唐辛子（고추） ===&lt;br /&gt;
:英陽で生産される唐辛子をヨンヤンコチュ（英陽唐辛子、영양고추）と呼ぶ。高冷地で栽培される英陽産の唐辛子は全国的にも評価が高く、農林畜産食品部が地域の名産品を認証する地理的表示農産物の第5号として英陽唐辛子粉（영양고춧가루）が登録されている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://kpgi.co.kr/page/?mo_id=specialty&amp;amp;id=181&amp;amp;wr_id=179 영양고춧가루] 、韓国地理的表示特産品連合会ウェブサイト、2023年8月31日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。地域でも主力の農産物として生産されており、英陽郡によれば農家の総所得全体のうち、52%が唐辛子による所得であるとしている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추] 、英陽郡ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。毎年9月には「英陽唐辛子H.O.Tフェスティバル」が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*首比椒（スビチョ）&lt;br /&gt;
:1960年代に郡内の首比（スビ、수비）地区で多く生産されるようになった唐辛子の一品種。1960年頃にその優秀性が見いだされ、1965年以降、同地区を中心として生産が拡大していった&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추의 유래] 、英陽唐辛子広報展示館ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。1980年代以降は他の品種に押されて生産が減少したが、2000年代に入ってその価値が見直され、再び生産が復活している&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?cntn_cd=A0000063965 순수 우리 고추 영양 '수비초'복원 성공] 、Oh My News2002年1月16日記事、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 青陽唐辛子（청양고추） ====&lt;br /&gt;
:韓国で流通する唐辛子のうち猛烈な辛さを特徴とする品種に青陽唐辛子（チョンヤンコチュ、[[청양고추]]）がある。この青陽唐辛子の青陽は命名の由来に論争があり、[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]と英陽郡からひと文字ずつ取ったとの説と、[[忠清南道の料理|忠清南道]]の[[青陽郡の料理|青陽郡]]を指すとの説に分かれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青松郡・英陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽唐辛子の開発者として知られる旧・中央種苗株式会社のユ・イルン氏は経済誌のインタビューで以下のように答えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「青陽唐辛子の産地を忠清南道の青陽と思っている人が多いが、実際は済州産とタイ産を雑種交配した品種を慶尚北道の青松・英陽で臨床栽培し、成功したことから現地の農家の要請で青松の『青』、英陽の『陽』を取って商標権登録したことに由来する」（原文1）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&amp;amp;mid=sec&amp;amp;sid1=102&amp;amp;oid=014&amp;amp;aid=0000214355 〔fn 이사람〕고추품종개발 권위자 유일웅 홍초원 고추연구소 소장] 、파이낸셜 뉴스、2016年5月9日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1】「청양고추의 산지를 충남 청양으로 아는 사람이 많은데 사실은 제주산과 태국산을 잡종교배한 품종을 경북 청송·영양에서 임상재배해 성공하자 현지 농가의 요청으로 청송의 청(靑), 영양의 양(陽)자를 따서 상표권 등록한 데서 유래됐다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽郡の運営するウェブサイト「名品青陽唐辛子（명풍청양고추）」では、青陽唐辛子の由来について以下のように説明している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「1968年、中央種苗会社で『青陽の唐辛子がよい』という噂を聞いて、農村指導所の職員（キム・テグォン前所長）に品種選抜を依頼し、その中から30余種を選抜して受け取った」「種苗会社で品種を選抜していくとき、青陽地域の特性を説明し、この唐辛子がよい種子として選抜されたら青陽唐辛子と命名して欲しいと要求した」（中略）「種苗会社は快く約束をし、その後『青陽唐辛子』という名前の品種が誕生し、見た目も辛さも全国最高であった」（原文2）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://gochu.cheongyang.go.kr/gochu/sub01_02.do 매운청양고추의 유래] 、名品青陽唐辛子ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文2】「1968년 중앙종묘회사에서 “청양고추가 좋다”는 소문을 듣고 농촌지도소 직원(전 김태권소장)에게 품종선발을 의뢰하여 그 중 30여종을 선별하여 주었다.」「종묘회사에서 품종을 선발해 갈 때 청양지역의 특성을 설명하고 이 고추가 좋은 종자로 선발되면 청양고추로 이름 지어줄 것을 요구했다.」(중략)「종묘회사는 쾌히 약속을 했고 그 후 ‘청양고추’ 라는 이름의 품종이 생겨났으며, 겉모양과 매운맛이 전국 최고였다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な酒類・飲料 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052901.JPG|300px|thumb|銀河水マッコリ]]&lt;br /&gt;
=== マッコリ ===&lt;br /&gt;
;醗酵工房1991&lt;br /&gt;
:醗酵工房1991（パリョゴンバン イルググイル、발효공방1991）は、英陽邑東部里（ヨンヤンウプ トンブリ、영양읍 동부리）に位置する酒造。1926年創業の英陽醸造場（영양양조장）が2018年に廃業したのを受け、大手[[チキン（韓国チキン／치킨）]]ブランドのキョチョンF&amp;amp;B（교촌F&amp;amp;B）が英陽郡との業務協約をもとに引き継いだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:英陽郡は「星天地（ピョルチョンジ、별천지）」をキャッチコピーに掲げるほど夜空が美しく、それにちなんで「銀河水（ウナス、은하수）」と命名した[[マッコリ（韓国式の濁酒／막걸리）|マッコリ]]を生産、販売している。原材料の米はすべて英陽郡産で、小麦麹（[[누룩]]）は自家製、甘味料は使用しない。アルコール度数によって、6度、8度、12度の3種があり、8度にのみ国産の金剛小麦（クムガンミル、[[금강밀]]）を加えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:このほか英陽郡に伝わる古料理書『飲食知味方』にも掲載のある、伝統酒の甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）や、名産品の唐辛子を活かしたコチュジャン（[[고추장]]）、テンジャン（味噌、[[된장]]）などの発酵食品も生産する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*英陽醸造場&lt;br /&gt;
:英陽醸造場（영양양조장）は、英陽郡にかつてあった酒造。英陽濁酒合同（영양탁주합동）とも呼ぶ。1926年に英陽酒造株式会社として創業した。その建物は慶尚北道産業遺産に指定されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 伝統酒 ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052902.JPG|300px|thumb|甘香酒]]&lt;br /&gt;
==== 甘香酒（감향주） ====&lt;br /&gt;
:甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）は、もち米を主な原料とする伝統酒のひとつ。名前の通りに香り高く、桃や梨などの果物に例えられる。水分量が少なく、全体にどろっとした仕上がりになるため、スプーンなどですくって食べる。すくって飲むマッコリ（トモンヌン マッコルリ、[[떠먹는 막걸리]]）とも表現される。『飲食知味方』をはじめとして、朝鮮時代の文献によく登場する伝統酒のひとつである。英陽郡では、『飲食知味方』体験プログラムの貞夫人床に含まれるほか、上記の「醗酵工房1991」でも生産、販売している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*『飲食知味方』の記述&lt;br /&gt;
:甘香酒の製法について以下のように記している&amp;lt;ref&amp;gt;[https://ko.wikisource.org/wiki/%EC%9D%8C%EC%8B%9D%EB%94%94%EB%AF%B8%EB%B0%A9 음식디미방] 、Wiki文献（위키문헌）、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;정부인 안동장씨(지은이), 황혜성(감수), 한복려, 한복선, 한복진(엮음),  2000,『다시 보고 배우는 음식디미방』, 궁중음식연구원, P106-107, 151&amp;lt;/ref&amp;gt;。ハングルでのスペルは「감향쥬」となっている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「うるち米1升をよく洗って粉にする。穴餅（[[구멍떡]]）を作り、茹でて冷ます。茹で汁を鉢に1杯取って、麹の粉1升と穴餅を加えて混ぜ、いちばんよい甕（[[단지]]）に入れて酒母を作る。同日にもち米1斗をよく洗って水に浸し、3日間置いたのちに蒸す。冷めないうちに酒母と混ぜ、大きな甕（[[항아리]]）に入れて暖かい部屋に置く。甕の外側を布などで包んでおいて発酵を促進させる。苦味を出したい場合は、甕を包まずに涼しい場所に置けばよい。量を増やす場合は、この製法から見積もって造る」【原文1】（カッコ内は訳注）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1（現代語訳）】「멥쌀 한 되를 백세 작말하여 구멍떡 만들어 익게 삶아 식히고, 삶던 물 한 사발에 누룩가루 한 되를 구멍떡에 한데 섞어 쳐서 가장 잘 구워진 단지에 넣고, 찹쌀 한 말을 백세하여 밑술하는 날 물에 담갔다가 사흘 만에 익게 쪄, 채 식지 않아서 밑술을 퍼내어 섞어 항아리에 넣고 더운 방에 놓고 항아리 겉을 많이 싸두었다가 익거든 써라. 쓴맛이 있게 하려면 항아리를 싸지 말고 서늘한 데 두면 된자. 많이 빚으려 하면 이 법을 대중하여 빚는다」&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 椒花酒（초화주） ====&lt;br /&gt;
:椒花酒（チョファジュ、초화주）は、青杞面青杞里（チョンギミョン、チョンギリ、청기면 청기리）に位置する酒造「英陽長生酒（영양장생주）」が生産する伝統酒。センキュウ（[[천궁]]）、当帰（[[당귀]]）、黄耆（[[황기]]）など12種類の生薬を加えた漢方焼酎で、胡椒と蜂蜜が入ることから椒花酒と名付けられた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 飲食店情報 ==&lt;br /&gt;
以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*飲食知味方体験館（음식디미방 체험관）&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道英陽郡石保面トゥドゥルマウルキル66（院里303）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 영양군 석보면 두들마을길 66(원리 303)&lt;br /&gt;
:電話：054-682-7764&lt;br /&gt;
:料理：飲食知味方料理&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
*韓食ペディアの執筆者である八田靖史は2015年10月に初めて英陽郡を訪れた。大学時代に卒業論文の重要な資料として『飲食知味方』を読んでいたため、ゆかりの地であるトゥドゥル村を訪ねられたのはたいへん感動的であった。&lt;br /&gt;
*BYC&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡（Bonghwa-gun）]]、英陽郡（Yeongyang-gun）、[[青松郡の料理|青松郡（Cheongsong-gun）]]の頭文字を取って「BYC」と総称することがある。隣接する3地域を韓国の有名な下着メーカーにちなんでまとめた語呂合わせだが、韓国を代表する「奥地」のまとめとして揶揄を含むことが多い。韓食ペディアの執筆者である八田靖史は、その「奥地」度を認めたうえで、それでも「わざわざ目掛けて行くべき美味しい3地域」と勝手な再定義を提唱している&amp;lt;ref&amp;gt;八田靖史, 2022, 『ラジオ まいにちハングル講座 2022年9月号（韓国おいしい町めぐり）』, NHK出版, P96&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://tour.yyg.go.kr/ 英陽文化観光（韓国語）]&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:よんやんくんのりようり}}&lt;br /&gt;
*[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]&lt;br /&gt;
*[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:慶尚北道・大邱市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42587</id>
		<title>英陽郡の料理</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42587"/>
		<updated>2026-05-29T00:34:03Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* 飲食知味方の特徴 */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050801.JPG|400px|thumb|トゥドゥル村にある張桂香の遺績碑]]&lt;br /&gt;
'''英陽郡'''（ヨンヤングン、영양군）は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。本ページでは英陽郡の料理、特産品について解説する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域概要 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052903.jpg|300px|thumb|山海里五層模塼石塔]]&lt;br /&gt;
英陽郡は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。郡の北東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[蔚珍郡の料理|蔚珍郡]]、南東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[盈徳郡の料理|盈徳郡]]、南部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]、西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[安東市の料理|安東市]]、北西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡]]と接する。人口は1万5991人（2026年4月）で、島嶼地区の[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[鬱陵郡の料理|鬱陵郡]]に次いで韓国の全市郡で2番目に少ない。&amp;lt;ref&amp;gt;[https://jumin.mois.go.kr/ 행정동별 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
郡の東部を太白山脈が南北に貫いており、標高1219mの日月山（イルォルサン、일월산）をはじめとした山岳地域である。郡内には朝鮮時代中期から続く同族村（集姓村）が点在し、載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村（トゥドゥルマウル、두들마을）や、漢陽趙氏のチュシル村（チュシルマウル、주실마을）、楽安呉氏の甘川村（カムチョンマウル、감촌마을）には貴重な伝統家屋が残る。ほか観光地としては前述の日月山や水下渓谷（スハゲゴク、수하계곡）、ホタルの生息地として特区に指定されたホタル生態体験村（반딧불이생태체험마을）などがある。文化財としては、レンガ積みのような様式が珍しい山海里五層模塼石塔（国宝第187号）がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
[[ソウル市の料理|ソウル市]]からのアクセスは、東ソウル総合バスターミナルから英陽バス停留所まで高速バスで約4時間30分の距離である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 食文化の背景 ==&lt;br /&gt;
英陽郡には朝鮮時代から続く同族村が数多く残り、昔ながらの文化を現在も継承している。中でも象徴的なのがトゥドゥル村における『飲食知味方』の発見であり、これは載寧李氏の家系に伝えられた料理書である。英陽市ではこの料理を再現し、実際に味を見ることのできる体験プログラムを観光の目玉にしている。また、この地域の主な産業は農業であり、全国的に名産地として有名な唐辛子をはじめ、高冷地野菜や、リンゴ、ナシ、モモ、ブドウ、スイカといった果物類、シイタケ、ツルニンジンなどを特産品とする。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な料理 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050802.JPG|300px|thumb|飲食知味方の再現料理]]&lt;br /&gt;
トゥドゥル村に伝わる料理書『飲食知味方』の再現料理が有名。また、日月山やメンドン山一帯では山菜がとれ、それを利用した[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]や山菜定食が名物として知られる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ウムシクティミバン（飲食知味方／음식디미방） ===&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』は1670年頃に書かれた料理書。載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村に伝わるもので、1640年にこの村を開いた李時明（イ・シミョン、이시명）の妻、張桂香（チャン・ゲヒャン、[[장계향]]）が子孫のために台所仕事の要点を書き残したものである。本書には当時の両班家庭で作られていた料理のレシピが詳細に紹介されているほか、酒類の醸造法や、食品の保管方法についても記されている。その項目は実に146種類にも及び、当時の食文化を知るうえでたいへん貴重な資料である。長らくハングルで書かれた最古の料理書とされてきたが、より古い料理書として、2015年に『崔氏飲食法（チェシウムシクポプ、[[최씨음식법]]）』、2017年に『酒醋沉菹方（チュチョチムジョバン、[[주초침저방]]）』が発見されている。時代的には『酒醋沉菹方』がより古いと見られるが、ハングルで書かれた箇所は一部に留まり、全文ハングルで表記の料理書としては17世紀中頃までに書かれたと推定される『崔氏飲食法』がもっとも古い。漢文で書かれた料理書はそれ以前から数多くある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*体験プログラム&lt;br /&gt;
:英陽郡では『飲食知味方』の料理を復元し、実際に味わえるように体験プログラムを組んでいる。トゥドゥル村内に設けられた「飲食知味方体験館」で提供しており、飲食知味方保存会の会員らが調理を担当する。なお、体験プログラムに参加するには最低3日前までの事前予約が必要であり、また最低でも10人以上集まるのが条件となる（自分たち以外の予約客も含めて10人以上揃えばよい）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*慶尚北道3大料理書&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]では、旧家に伝わる料理書として、英陽郡の『飲食知味方』、[[安東市の料理|安東市]]の『需雲雑方（スウンジャプパン、[[수운잡방]]）』、[[尚州市の料理|尚州市]]の『是議全書（シウィジョンソ、[[시의전서]]）』が発見された。いずれも韓国料理の歴史をひも解くには欠かせないもので、3冊を総称して慶尚北道3大料理書と呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 飲食知味方の特徴 ====&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052904.jpg|300px|thumb|張桂香文化体験教育院]]&lt;br /&gt;
*飲食知味方の題名&lt;br /&gt;
:トゥドゥル村で保管された文書の表紙には、『閨壼是議方（キュゴンシウィバン、[[규곤시의방]]）』という題名がつけられている。これは「女性の心得」を意味する言葉であるが、当初からのものでなく子孫によって後日付け加えられたものと見られる。一般的には本文の冒頭に書かれた『飲食知味方』が本書の題名として用いられ、これは「料理の味を知る方法」を意味する。なお、現在の表記法では「음식지미방」となるが、本書には「[[음식디미방]]」と記されており、現在の呼び名もそれに則るのが通例である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*唐辛子の伝来と普及&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』の大きな特徴のひとつに唐辛子が一切使われていないことがあげられる。中米を原産とする唐辛子は16世紀後半から17世紀初頭にかけて日本を経由して朝鮮半島に伝わったとされ、もっとも古い記録は1614年に書かれた『芝峰類説（[[지봉유설]]）』に見られる。『飲食知味方』の執筆年代よりも50年以上もさかのぼるが、まったく触れられていないことから考えると、少なくとも英陽郡の周辺ではまだ一般的な食材でなかったとみられる。『飲食知味方』のレシピは唐辛子普及以前の韓国料理を知るうえでたいへん貴重である。なお、唐辛子が料理のレシピに登場するのは、1766年に書かれた『増補山林経済（[[증보산림경제]]）』が初めてであり、この時期には普及が進んでいたと考えられる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*現代韓国料理との差異&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に収録された料理は現代でも共通するものが多い。ただし、料理のレシピを見るとだいぶ異なるものも多く、例えば現代の[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]は緑豆モヤシや白菜キムチ、豚肉などを具として作るが、『飲食知味方』のレシピでは蜂蜜を加えたアズキあんを入れる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*マッチル方文&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載されているいくつかのレシピには「マッチル方文（맛질방문）」との付記がある。この場合のマッチルとは地名であり、その地域の料理法を紹介するという意味である。マッチルは近隣都市の醴泉郡や[[奉化郡の料理|奉化郡]]を指すとの説が有力だが、はっきりとしたことはわかっていない。マッチル方文として紹介された料理には、スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）、[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）|スンオマンドゥ（ボラ餃子、숭어만두）]]、ソンニュタン（ザクロのスープ、[[석류탕]]）など16酒類がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*酒造法&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載される146項目のうち、51項目が酒造法である。当時は酒造りというと家庭の主婦が日常の家事として行うもので、こうして造る酒を家醸酒（カヤンジュ、[[가양주]]）と呼ぶ。両班家庭では祖先の祭祀を行ったり、客を迎えたりすることが多く、酒造りはたいへん重要な家事のひとつであった。『飲食知味方』には今日伝統酒として知られる三亥酒（サメジュ、[[삼해주]]）、梨花酒（イファジュ、[[이화주]]）、甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）といった名前が並ぶ。現在の韓国でトンドンジュ（[[동동주]]）と呼ばれている米粒を浮かせた酒も、浮蟻酒（プウィジュ、[[부의주]]）という名前で掲載されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 代表的な掲載料理 ====&lt;br /&gt;
*スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050803.JPG|300px|thumb|スジュンゲ]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）|チャプチェ（キジ肉と野菜の和え物、잡채）]]&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050804.JPG|300px|thumb|チャプチェ]]&lt;br /&gt;
*カジェユク（豚肉の衣焼き、[[가제육]]）&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*テグコプチルヌルミ（タラ皮餃子のあんかけ、[[대구껍질 느르미]]）&lt;br /&gt;
*トンアヌルミ（トウガンのあんかけ、[[동아느르미]]）&lt;br /&gt;
*トトリジュク（ドングリ粥、[[도토리죽]]）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥） ===&lt;br /&gt;
:日月山（イルォルサン、일월산）、萌童山（メンドンサン、맹동산）一帯は山菜の名産地であり、ハナウド（[[어수리]]）、オタカラコウ（[[곰취]]）、ミツバ（[[참나물]]）、シラヤマギク（[[취나물]]）などが主にとれる。これらの山菜を具とした[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]や、山菜定食が地域の名物料理として知られる。毎年5月には英陽山菜祭り（영양산나물축제）が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な特産品 ==&lt;br /&gt;
山間地域であり農業が盛んだが、中でも唐辛子は名産品として有名である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 唐辛子（고추） ===&lt;br /&gt;
:英陽で生産される唐辛子をヨンヤンコチュ（英陽唐辛子、영양고추）と呼ぶ。高冷地で栽培される英陽産の唐辛子は全国的にも評価が高く、農林畜産食品部が地域の名産品を認証する地理的表示農産物の第5号として英陽唐辛子粉（영양고춧가루）が登録されている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://kpgi.co.kr/page/?mo_id=specialty&amp;amp;id=181&amp;amp;wr_id=179 영양고춧가루] 、韓国地理的表示特産品連合会ウェブサイト、2023年8月31日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。地域でも主力の農産物として生産されており、英陽郡によれば農家の総所得全体のうち、52%が唐辛子による所得であるとしている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추] 、英陽郡ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。毎年9月には「英陽唐辛子H.O.Tフェスティバル」が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*首比椒（スビチョ）&lt;br /&gt;
:1960年代に郡内の首比（スビ、수비）地区で多く生産されるようになった唐辛子の一品種。1960年頃にその優秀性が見いだされ、1965年以降、同地区を中心として生産が拡大していった&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추의 유래] 、英陽唐辛子広報展示館ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。1980年代以降は他の品種に押されて生産が減少したが、2000年代に入ってその価値が見直され、再び生産が復活している&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?cntn_cd=A0000063965 순수 우리 고추 영양 '수비초'복원 성공] 、Oh My News2002年1月16日記事、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 青陽唐辛子（청양고추） ====&lt;br /&gt;
:韓国で流通する唐辛子のうち猛烈な辛さを特徴とする品種に青陽唐辛子（チョンヤンコチュ、[[청양고추]]）がある。この青陽唐辛子の青陽は命名の由来に論争があり、[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]と英陽郡からひと文字ずつ取ったとの説と、[[忠清南道の料理|忠清南道]]の[[青陽郡の料理|青陽郡]]を指すとの説に分かれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青松郡・英陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽唐辛子の開発者として知られる旧・中央種苗株式会社のユ・イルン氏は経済誌のインタビューで以下のように答えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「青陽唐辛子の産地を忠清南道の青陽と思っている人が多いが、実際は済州産とタイ産を雑種交配した品種を慶尚北道の青松・英陽で臨床栽培し、成功したことから現地の農家の要請で青松の『青』、英陽の『陽』を取って商標権登録したことに由来する」（原文1）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&amp;amp;mid=sec&amp;amp;sid1=102&amp;amp;oid=014&amp;amp;aid=0000214355 〔fn 이사람〕고추품종개발 권위자 유일웅 홍초원 고추연구소 소장] 、파이낸셜 뉴스、2016年5月9日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1】「청양고추의 산지를 충남 청양으로 아는 사람이 많은데 사실은 제주산과 태국산을 잡종교배한 품종을 경북 청송·영양에서 임상재배해 성공하자 현지 농가의 요청으로 청송의 청(靑), 영양의 양(陽)자를 따서 상표권 등록한 데서 유래됐다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽郡の運営するウェブサイト「名品青陽唐辛子（명풍청양고추）」では、青陽唐辛子の由来について以下のように説明している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「1968年、中央種苗会社で『青陽の唐辛子がよい』という噂を聞いて、農村指導所の職員（キム・テグォン前所長）に品種選抜を依頼し、その中から30余種を選抜して受け取った」「種苗会社で品種を選抜していくとき、青陽地域の特性を説明し、この唐辛子がよい種子として選抜されたら青陽唐辛子と命名して欲しいと要求した」（中略）「種苗会社は快く約束をし、その後『青陽唐辛子』という名前の品種が誕生し、見た目も辛さも全国最高であった」（原文2）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://gochu.cheongyang.go.kr/gochu/sub01_02.do 매운청양고추의 유래] 、名品青陽唐辛子ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文2】「1968년 중앙종묘회사에서 “청양고추가 좋다”는 소문을 듣고 농촌지도소 직원(전 김태권소장)에게 품종선발을 의뢰하여 그 중 30여종을 선별하여 주었다.」「종묘회사에서 품종을 선발해 갈 때 청양지역의 특성을 설명하고 이 고추가 좋은 종자로 선발되면 청양고추로 이름 지어줄 것을 요구했다.」(중략)「종묘회사는 쾌히 약속을 했고 그 후 ‘청양고추’ 라는 이름의 품종이 생겨났으며, 겉모양과 매운맛이 전국 최고였다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な酒類・飲料 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052901.JPG|300px|thumb|銀河水マッコリ]]&lt;br /&gt;
=== マッコリ ===&lt;br /&gt;
;醗酵工房1991&lt;br /&gt;
:醗酵工房1991（パリョゴンバン イルググイル、발효공방1991）は、英陽邑東部里（ヨンヤンウプ トンブリ、영양읍 동부리）に位置する酒造。1926年創業の英陽醸造場（영양양조장）が2018年に廃業したのを受け、大手[[チキン（韓国チキン／치킨）]]ブランドのキョチョンF&amp;amp;B（교촌F&amp;amp;B）が英陽郡との業務協約をもとに引き継いだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:英陽郡は「星天地（ピョルチョンジ、별천지）」をキャッチコピーに掲げるほど夜空が美しく、それにちなんで「銀河水（ウナス、은하수）」と命名した[[マッコリ（韓国式の濁酒／막걸리）|マッコリ]]を生産、販売している。原材料の米はすべて英陽郡産で、小麦麹（[[누룩]]）は自家製、甘味料は使用しない。アルコール度数によって、6度、8度、12度の3種があり、8度にのみ国産の金剛小麦（クムガンミル、[[금강밀]]）を加えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:このほか英陽郡に伝わる古料理書『飲食知味方』にも掲載のある、伝統酒の甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）や、名産品の唐辛子を活かしたコチュジャン（[[고추장]]）、テンジャン（味噌、[[된장]]）などの発酵食品も生産する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*英陽醸造場&lt;br /&gt;
:英陽醸造場（영양양조장）は、英陽郡にかつてあった酒造。英陽濁酒合同（영양탁주합동）とも呼ぶ。1926年に英陽酒造株式会社として創業した。その建物は慶尚北道産業遺産に指定されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 伝統酒 ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052902.JPG|300px|thumb|甘香酒]]&lt;br /&gt;
==== 甘香酒（감향주） ====&lt;br /&gt;
:甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）は、もち米を主な原料とする伝統酒のひとつ。名前の通りに香り高く、桃や梨などの果物に例えられる。水分量が少なく、全体にどろっとした仕上がりになるため、スプーンなどですくって食べる。すくって飲むマッコリ（トモンヌン マッコルリ、[[떠먹는 막걸리]]）とも表現される。『飲食知味方』をはじめとして、朝鮮時代の文献によく登場する伝統酒のひとつである。英陽郡では、『飲食知味方』体験プログラムの貞夫人床に含まれるほか、上記の「醗酵工房1991」でも生産、販売している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*『飲食知味方』の記述&lt;br /&gt;
:甘香酒の製法について以下のように記している&amp;lt;ref&amp;gt;[https://ko.wikisource.org/wiki/%EC%9D%8C%EC%8B%9D%EB%94%94%EB%AF%B8%EB%B0%A9 음식디미방] 、Wiki文献（위키문헌）、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;정부인 안동장씨(지은이), 황혜성(감수), 한복려, 한복선, 한복진(엮음),  2000,『다시 보고 배우는 음식디미방』, 궁중음식연구원, P106-107, 151&amp;lt;/ref&amp;gt;。ハングルでのスペルは「감향쥬」となっている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「うるち米1升をよく洗って粉にする。穴餅（[[구멍떡]]）を作り、茹でて冷ます。茹で汁を鉢に1杯取って、麹の粉1升と穴餅を加えて混ぜ、いちばんよい甕（[[단지]]）に入れて酒母を作る。同日にもち米1斗をよく洗って水に浸し、3日間置いたのちに蒸す。冷めないうちに酒母と混ぜ、大きな甕（[[항아리]]）に入れて暖かい部屋に置く。甕の外側を布などで包んでおいて発酵を促進させる。苦味を出したい場合は、甕を包まずに涼しい場所に置けばよい。量を増やす場合は、この製法から見積もって造る」【原文1】（カッコ内は訳注）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1（現代語訳）】「멥쌀 한 되를 백세 작말하여 구멍떡 만들어 익게 삶아 식히고, 삶던 물 한 사발에 누룩가루 한 되를 구멍떡에 한데 섞어 쳐서 가장 잘 구워진 단지에 넣고, 찹쌀 한 말을 백세하여 밑술하는 날 물에 담갔다가 사흘 만에 익게 쪄, 채 식지 않아서 밑술을 퍼내어 섞어 항아리에 넣고 더운 방에 놓고 항아리 겉을 많이 싸두었다가 익거든 써라. 쓴맛이 있게 하려면 항아리를 싸지 말고 서늘한 데 두면 된자. 많이 빚으려 하면 이 법을 대중하여 빚는다」&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 椒花酒（초화주） ====&lt;br /&gt;
:椒花酒（チョファジュ、초화주）は、青杞面青杞里（チョンギミョン、チョンギリ、청기면 청기리）に位置する酒造「英陽長生酒（영양장생주）」が生産する伝統酒。センキュウ（[[천궁]]）、当帰（[[당귀]]）、黄耆（[[황기]]）など12種類の生薬を加えた漢方焼酎で、胡椒と蜂蜜が入ることから椒花酒と名付けられた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 飲食店情報 ==&lt;br /&gt;
以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*飲食知味方体験館（음식디미방 체험관）&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道英陽郡石保面トゥドゥルマウルキル66（院里303）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 영양군 석보면 두들마을길 66(원리 303)&lt;br /&gt;
:電話：054-682-7764&lt;br /&gt;
:料理：飲食知味方料理&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
*韓食ペディアの執筆者である八田靖史は2015年10月に初めて英陽郡を訪れた。大学時代に卒業論文の重要な資料として『飲食知味方』を読んでいたため、ゆかりの地であるトゥドゥル村を訪ねられたのはたいへん感動的であった。&lt;br /&gt;
*BYC&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡（Bonghwa-gun）]]、英陽郡（Yeongyang-gun）、[[青松郡の料理|青松郡（Cheongsong-gun）]]の頭文字を取って「BYC」と総称することがある。隣接する3地域を韓国の有名な下着メーカーにちなんでまとめた語呂合わせだが、韓国を代表する「奥地」のまとめとして揶揄を含むことが多い。韓食ペディアの執筆者である八田靖史は、その「奥地」度を認めたうえで、それでも「わざわざ目掛けて行くべき美味しい3地域」と勝手な再定義を提唱している&amp;lt;ref&amp;gt;八田靖史, 2022, 『ラジオ まいにちハングル講座 2022年9月号（韓国おいしい町めぐり）』, NHK出版, P96&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://tour.yyg.go.kr/ 英陽文化観光（韓国語）]&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:よんやんくんのりようり}}&lt;br /&gt;
*[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]&lt;br /&gt;
*[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:慶尚北道・大邱市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42586</id>
		<title>英陽郡の料理</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42586"/>
		<updated>2026-05-29T00:33:16Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* 地域概要 */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050801.JPG|400px|thumb|トゥドゥル村にある張桂香の遺績碑]]&lt;br /&gt;
'''英陽郡'''（ヨンヤングン、영양군）は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。本ページでは英陽郡の料理、特産品について解説する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域概要 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052903.jpg|300px|thumb|山海里五層模塼石塔]]&lt;br /&gt;
英陽郡は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。郡の北東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[蔚珍郡の料理|蔚珍郡]]、南東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[盈徳郡の料理|盈徳郡]]、南部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]、西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[安東市の料理|安東市]]、北西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡]]と接する。人口は1万5991人（2026年4月）で、島嶼地区の[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[鬱陵郡の料理|鬱陵郡]]に次いで韓国の全市郡で2番目に少ない。&amp;lt;ref&amp;gt;[https://jumin.mois.go.kr/ 행정동별 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
郡の東部を太白山脈が南北に貫いており、標高1219mの日月山（イルォルサン、일월산）をはじめとした山岳地域である。郡内には朝鮮時代中期から続く同族村（集姓村）が点在し、載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村（トゥドゥルマウル、두들마을）や、漢陽趙氏のチュシル村（チュシルマウル、주실마을）、楽安呉氏の甘川村（カムチョンマウル、감촌마을）には貴重な伝統家屋が残る。ほか観光地としては前述の日月山や水下渓谷（スハゲゴク、수하계곡）、ホタルの生息地として特区に指定されたホタル生態体験村（반딧불이생태체험마을）などがある。文化財としては、レンガ積みのような様式が珍しい山海里五層模塼石塔（国宝第187号）がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
[[ソウル市の料理|ソウル市]]からのアクセスは、東ソウル総合バスターミナルから英陽バス停留所まで高速バスで約4時間30分の距離である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 食文化の背景 ==&lt;br /&gt;
英陽郡には朝鮮時代から続く同族村が数多く残り、昔ながらの文化を現在も継承している。中でも象徴的なのがトゥドゥル村における『飲食知味方』の発見であり、これは載寧李氏の家系に伝えられた料理書である。英陽市ではこの料理を再現し、実際に味を見ることのできる体験プログラムを観光の目玉にしている。また、この地域の主な産業は農業であり、全国的に名産地として有名な唐辛子をはじめ、高冷地野菜や、リンゴ、ナシ、モモ、ブドウ、スイカといった果物類、シイタケ、ツルニンジンなどを特産品とする。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な料理 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050802.JPG|300px|thumb|飲食知味方の再現料理]]&lt;br /&gt;
トゥドゥル村に伝わる料理書『飲食知味方』の再現料理が有名。また、日月山やメンドン山一帯では山菜がとれ、それを利用した[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]や山菜定食が名物として知られる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ウムシクティミバン（飲食知味方／음식디미방） ===&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』は1670年頃に書かれた料理書。載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村に伝わるもので、1640年にこの村を開いた李時明（イ・シミョン、이시명）の妻、張桂香（チャン・ゲヒャン、[[장계향]]）が子孫のために台所仕事の要点を書き残したものである。本書には当時の両班家庭で作られていた料理のレシピが詳細に紹介されているほか、酒類の醸造法や、食品の保管方法についても記されている。その項目は実に146種類にも及び、当時の食文化を知るうえでたいへん貴重な資料である。長らくハングルで書かれた最古の料理書とされてきたが、より古い料理書として、2015年に『崔氏飲食法（チェシウムシクポプ、[[최씨음식법]]）』、2017年に『酒醋沉菹方（チュチョチムジョバン、[[주초침저방]]）』が発見されている。時代的には『酒醋沉菹方』がより古いと見られるが、ハングルで書かれた箇所は一部に留まり、全文ハングルで表記の料理書としては17世紀中頃までに書かれたと推定される『崔氏飲食法』がもっとも古い。漢文で書かれた料理書はそれ以前から数多くある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*体験プログラム&lt;br /&gt;
:英陽郡では『飲食知味方』の料理を復元し、実際に味わえるように体験プログラムを組んでいる。トゥドゥル村内に設けられた「飲食知味方体験館」で提供しており、飲食知味方保存会の会員らが調理を担当する。なお、体験プログラムに参加するには最低3日前までの事前予約が必要であり、また最低でも10人以上集まるのが条件となる（自分たち以外の予約客も含めて10人以上揃えばよい）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*慶尚北道3大料理書&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]では、旧家に伝わる料理書として、英陽郡の『飲食知味方』、[[安東市の料理|安東市]]の『需雲雑方（スウンジャプパン、[[수운잡방]]）』、[[尚州市の料理|尚州市]]の『是議全書（シウィジョンソ、[[시의전서]]）』が発見された。いずれも韓国料理の歴史をひも解くには欠かせないもので、3冊を総称して慶尚北道3大料理書と呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 飲食知味方の特徴 ====&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050805.JPG|300px|thumb|飲食知味方体験館]]&lt;br /&gt;
*飲食知味方の題名&lt;br /&gt;
:トゥドゥル村で保管された文書の表紙には、『閨壼是議方（キュゴンシウィバン、[[규곤시의방]]）』という題名がつけられている。これは「女性の心得」を意味する言葉であるが、当初からのものでなく子孫によって後日付け加えられたものと見られる。一般的には本文の冒頭に書かれた『飲食知味方』が本書の題名として用いられ、これは「料理の味を知る方法」を意味する。なお、現在の表記法では「음식지미방」となるが、本書には「[[음식디미방]]」と記されており、現在の呼び名もそれに則るのが通例である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*唐辛子の伝来と普及&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』の大きな特徴のひとつに唐辛子が一切使われていないことがあげられる。中米を原産とする唐辛子は16世紀後半から17世紀初頭にかけて日本を経由して朝鮮半島に伝わったとされ、もっとも古い記録は1614年に書かれた『芝峰類説（[[지봉유설]]）』に見られる。『飲食知味方』の執筆年代よりも50年以上もさかのぼるが、まったく触れられていないことから考えると、少なくとも英陽郡の周辺ではまだ一般的な食材でなかったとみられる。『飲食知味方』のレシピは唐辛子普及以前の韓国料理を知るうえでたいへん貴重である。なお、唐辛子が料理のレシピに登場するのは、1766年に書かれた『増補山林経済（[[증보산림경제]]）』が初めてであり、この時期には普及が進んでいたと考えられる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*現代韓国料理との差異&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に収録された料理は現代でも共通するものが多い。ただし、料理のレシピを見るとだいぶ異なるものも多く、例えば現代の[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]は緑豆モヤシや白菜キムチ、豚肉などを具として作るが、『飲食知味方』のレシピでは蜂蜜を加えたアズキあんを入れる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*マッチル方文&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載されているいくつかのレシピには「マッチル方文（맛질방문）」との付記がある。この場合のマッチルとは地名であり、その地域の料理法を紹介するという意味である。マッチルは近隣都市の醴泉郡や[[奉化郡の料理|奉化郡]]を指すとの説が有力だが、はっきりとしたことはわかっていない。マッチル方文として紹介された料理には、スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）、[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）|スンオマンドゥ（ボラ餃子、숭어만두）]]、ソンニュタン（ザクロのスープ、[[석류탕]]）など16酒類がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*酒造法&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載される146項目のうち、51項目が酒造法である。当時は酒造りというと家庭の主婦が日常の家事として行うもので、こうして造る酒を家醸酒（カヤンジュ、[[가양주]]）と呼ぶ。両班家庭では祖先の祭祀を行ったり、客を迎えたりすることが多く、酒造りはたいへん重要な家事のひとつであった。『飲食知味方』には今日伝統酒として知られる三亥酒（サメジュ、[[삼해주]]）、梨花酒（イファジュ、[[이화주]]）、甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）といった名前が並ぶ。現在の韓国でトンドンジュ（[[동동주]]）と呼ばれている米粒を浮かせた酒も、浮蟻酒（プウィジュ、[[부의주]]）という名前で掲載されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 代表的な掲載料理 ====&lt;br /&gt;
*スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050803.JPG|300px|thumb|スジュンゲ]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）|チャプチェ（キジ肉と野菜の和え物、잡채）]]&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050804.JPG|300px|thumb|チャプチェ]]&lt;br /&gt;
*カジェユク（豚肉の衣焼き、[[가제육]]）&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*テグコプチルヌルミ（タラ皮餃子のあんかけ、[[대구껍질 느르미]]）&lt;br /&gt;
*トンアヌルミ（トウガンのあんかけ、[[동아느르미]]）&lt;br /&gt;
*トトリジュク（ドングリ粥、[[도토리죽]]）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥） ===&lt;br /&gt;
:日月山（イルォルサン、일월산）、萌童山（メンドンサン、맹동산）一帯は山菜の名産地であり、ハナウド（[[어수리]]）、オタカラコウ（[[곰취]]）、ミツバ（[[참나물]]）、シラヤマギク（[[취나물]]）などが主にとれる。これらの山菜を具とした[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]や、山菜定食が地域の名物料理として知られる。毎年5月には英陽山菜祭り（영양산나물축제）が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な特産品 ==&lt;br /&gt;
山間地域であり農業が盛んだが、中でも唐辛子は名産品として有名である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 唐辛子（고추） ===&lt;br /&gt;
:英陽で生産される唐辛子をヨンヤンコチュ（英陽唐辛子、영양고추）と呼ぶ。高冷地で栽培される英陽産の唐辛子は全国的にも評価が高く、農林畜産食品部が地域の名産品を認証する地理的表示農産物の第5号として英陽唐辛子粉（영양고춧가루）が登録されている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://kpgi.co.kr/page/?mo_id=specialty&amp;amp;id=181&amp;amp;wr_id=179 영양고춧가루] 、韓国地理的表示特産品連合会ウェブサイト、2023年8月31日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。地域でも主力の農産物として生産されており、英陽郡によれば農家の総所得全体のうち、52%が唐辛子による所得であるとしている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추] 、英陽郡ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。毎年9月には「英陽唐辛子H.O.Tフェスティバル」が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*首比椒（スビチョ）&lt;br /&gt;
:1960年代に郡内の首比（スビ、수비）地区で多く生産されるようになった唐辛子の一品種。1960年頃にその優秀性が見いだされ、1965年以降、同地区を中心として生産が拡大していった&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추의 유래] 、英陽唐辛子広報展示館ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。1980年代以降は他の品種に押されて生産が減少したが、2000年代に入ってその価値が見直され、再び生産が復活している&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?cntn_cd=A0000063965 순수 우리 고추 영양 '수비초'복원 성공] 、Oh My News2002年1月16日記事、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 青陽唐辛子（청양고추） ====&lt;br /&gt;
:韓国で流通する唐辛子のうち猛烈な辛さを特徴とする品種に青陽唐辛子（チョンヤンコチュ、[[청양고추]]）がある。この青陽唐辛子の青陽は命名の由来に論争があり、[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]と英陽郡からひと文字ずつ取ったとの説と、[[忠清南道の料理|忠清南道]]の[[青陽郡の料理|青陽郡]]を指すとの説に分かれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青松郡・英陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽唐辛子の開発者として知られる旧・中央種苗株式会社のユ・イルン氏は経済誌のインタビューで以下のように答えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「青陽唐辛子の産地を忠清南道の青陽と思っている人が多いが、実際は済州産とタイ産を雑種交配した品種を慶尚北道の青松・英陽で臨床栽培し、成功したことから現地の農家の要請で青松の『青』、英陽の『陽』を取って商標権登録したことに由来する」（原文1）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&amp;amp;mid=sec&amp;amp;sid1=102&amp;amp;oid=014&amp;amp;aid=0000214355 〔fn 이사람〕고추품종개발 권위자 유일웅 홍초원 고추연구소 소장] 、파이낸셜 뉴스、2016年5月9日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1】「청양고추의 산지를 충남 청양으로 아는 사람이 많은데 사실은 제주산과 태국산을 잡종교배한 품종을 경북 청송·영양에서 임상재배해 성공하자 현지 농가의 요청으로 청송의 청(靑), 영양의 양(陽)자를 따서 상표권 등록한 데서 유래됐다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽郡の運営するウェブサイト「名品青陽唐辛子（명풍청양고추）」では、青陽唐辛子の由来について以下のように説明している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「1968年、中央種苗会社で『青陽の唐辛子がよい』という噂を聞いて、農村指導所の職員（キム・テグォン前所長）に品種選抜を依頼し、その中から30余種を選抜して受け取った」「種苗会社で品種を選抜していくとき、青陽地域の特性を説明し、この唐辛子がよい種子として選抜されたら青陽唐辛子と命名して欲しいと要求した」（中略）「種苗会社は快く約束をし、その後『青陽唐辛子』という名前の品種が誕生し、見た目も辛さも全国最高であった」（原文2）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://gochu.cheongyang.go.kr/gochu/sub01_02.do 매운청양고추의 유래] 、名品青陽唐辛子ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文2】「1968년 중앙종묘회사에서 “청양고추가 좋다”는 소문을 듣고 농촌지도소 직원(전 김태권소장)에게 품종선발을 의뢰하여 그 중 30여종을 선별하여 주었다.」「종묘회사에서 품종을 선발해 갈 때 청양지역의 특성을 설명하고 이 고추가 좋은 종자로 선발되면 청양고추로 이름 지어줄 것을 요구했다.」(중략)「종묘회사는 쾌히 약속을 했고 그 후 ‘청양고추’ 라는 이름의 품종이 생겨났으며, 겉모양과 매운맛이 전국 최고였다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な酒類・飲料 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052901.JPG|300px|thumb|銀河水マッコリ]]&lt;br /&gt;
=== マッコリ ===&lt;br /&gt;
;醗酵工房1991&lt;br /&gt;
:醗酵工房1991（パリョゴンバン イルググイル、발효공방1991）は、英陽邑東部里（ヨンヤンウプ トンブリ、영양읍 동부리）に位置する酒造。1926年創業の英陽醸造場（영양양조장）が2018年に廃業したのを受け、大手[[チキン（韓国チキン／치킨）]]ブランドのキョチョンF&amp;amp;B（교촌F&amp;amp;B）が英陽郡との業務協約をもとに引き継いだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:英陽郡は「星天地（ピョルチョンジ、별천지）」をキャッチコピーに掲げるほど夜空が美しく、それにちなんで「銀河水（ウナス、은하수）」と命名した[[マッコリ（韓国式の濁酒／막걸리）|マッコリ]]を生産、販売している。原材料の米はすべて英陽郡産で、小麦麹（[[누룩]]）は自家製、甘味料は使用しない。アルコール度数によって、6度、8度、12度の3種があり、8度にのみ国産の金剛小麦（クムガンミル、[[금강밀]]）を加えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:このほか英陽郡に伝わる古料理書『飲食知味方』にも掲載のある、伝統酒の甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）や、名産品の唐辛子を活かしたコチュジャン（[[고추장]]）、テンジャン（味噌、[[된장]]）などの発酵食品も生産する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*英陽醸造場&lt;br /&gt;
:英陽醸造場（영양양조장）は、英陽郡にかつてあった酒造。英陽濁酒合同（영양탁주합동）とも呼ぶ。1926年に英陽酒造株式会社として創業した。その建物は慶尚北道産業遺産に指定されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 伝統酒 ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052902.JPG|300px|thumb|甘香酒]]&lt;br /&gt;
==== 甘香酒（감향주） ====&lt;br /&gt;
:甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）は、もち米を主な原料とする伝統酒のひとつ。名前の通りに香り高く、桃や梨などの果物に例えられる。水分量が少なく、全体にどろっとした仕上がりになるため、スプーンなどですくって食べる。すくって飲むマッコリ（トモンヌン マッコルリ、[[떠먹는 막걸리]]）とも表現される。『飲食知味方』をはじめとして、朝鮮時代の文献によく登場する伝統酒のひとつである。英陽郡では、『飲食知味方』体験プログラムの貞夫人床に含まれるほか、上記の「醗酵工房1991」でも生産、販売している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*『飲食知味方』の記述&lt;br /&gt;
:甘香酒の製法について以下のように記している&amp;lt;ref&amp;gt;[https://ko.wikisource.org/wiki/%EC%9D%8C%EC%8B%9D%EB%94%94%EB%AF%B8%EB%B0%A9 음식디미방] 、Wiki文献（위키문헌）、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;정부인 안동장씨(지은이), 황혜성(감수), 한복려, 한복선, 한복진(엮음),  2000,『다시 보고 배우는 음식디미방』, 궁중음식연구원, P106-107, 151&amp;lt;/ref&amp;gt;。ハングルでのスペルは「감향쥬」となっている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「うるち米1升をよく洗って粉にする。穴餅（[[구멍떡]]）を作り、茹でて冷ます。茹で汁を鉢に1杯取って、麹の粉1升と穴餅を加えて混ぜ、いちばんよい甕（[[단지]]）に入れて酒母を作る。同日にもち米1斗をよく洗って水に浸し、3日間置いたのちに蒸す。冷めないうちに酒母と混ぜ、大きな甕（[[항아리]]）に入れて暖かい部屋に置く。甕の外側を布などで包んでおいて発酵を促進させる。苦味を出したい場合は、甕を包まずに涼しい場所に置けばよい。量を増やす場合は、この製法から見積もって造る」【原文1】（カッコ内は訳注）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1（現代語訳）】「멥쌀 한 되를 백세 작말하여 구멍떡 만들어 익게 삶아 식히고, 삶던 물 한 사발에 누룩가루 한 되를 구멍떡에 한데 섞어 쳐서 가장 잘 구워진 단지에 넣고, 찹쌀 한 말을 백세하여 밑술하는 날 물에 담갔다가 사흘 만에 익게 쪄, 채 식지 않아서 밑술을 퍼내어 섞어 항아리에 넣고 더운 방에 놓고 항아리 겉을 많이 싸두었다가 익거든 써라. 쓴맛이 있게 하려면 항아리를 싸지 말고 서늘한 데 두면 된자. 많이 빚으려 하면 이 법을 대중하여 빚는다」&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 椒花酒（초화주） ====&lt;br /&gt;
:椒花酒（チョファジュ、초화주）は、青杞面青杞里（チョンギミョン、チョンギリ、청기면 청기리）に位置する酒造「英陽長生酒（영양장생주）」が生産する伝統酒。センキュウ（[[천궁]]）、当帰（[[당귀]]）、黄耆（[[황기]]）など12種類の生薬を加えた漢方焼酎で、胡椒と蜂蜜が入ることから椒花酒と名付けられた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 飲食店情報 ==&lt;br /&gt;
以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*飲食知味方体験館（음식디미방 체험관）&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道英陽郡石保面トゥドゥルマウルキル66（院里303）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 영양군 석보면 두들마을길 66(원리 303)&lt;br /&gt;
:電話：054-682-7764&lt;br /&gt;
:料理：飲食知味方料理&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
*韓食ペディアの執筆者である八田靖史は2015年10月に初めて英陽郡を訪れた。大学時代に卒業論文の重要な資料として『飲食知味方』を読んでいたため、ゆかりの地であるトゥドゥル村を訪ねられたのはたいへん感動的であった。&lt;br /&gt;
*BYC&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡（Bonghwa-gun）]]、英陽郡（Yeongyang-gun）、[[青松郡の料理|青松郡（Cheongsong-gun）]]の頭文字を取って「BYC」と総称することがある。隣接する3地域を韓国の有名な下着メーカーにちなんでまとめた語呂合わせだが、韓国を代表する「奥地」のまとめとして揶揄を含むことが多い。韓食ペディアの執筆者である八田靖史は、その「奥地」度を認めたうえで、それでも「わざわざ目掛けて行くべき美味しい3地域」と勝手な再定義を提唱している&amp;lt;ref&amp;gt;八田靖史, 2022, 『ラジオ まいにちハングル講座 2022年9月号（韓国おいしい町めぐり）』, NHK出版, P96&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://tour.yyg.go.kr/ 英陽文化観光（韓国語）]&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:よんやんくんのりようり}}&lt;br /&gt;
*[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]&lt;br /&gt;
*[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:慶尚北道・大邱市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42585</id>
		<title>英陽郡の料理</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42585"/>
		<updated>2026-05-29T00:33:04Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* 地域概要 */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050801.JPG|400px|thumb|トゥドゥル村にある張桂香の遺績碑]]&lt;br /&gt;
'''英陽郡'''（ヨンヤングン、영양군）は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。本ページでは英陽郡の料理、特産品について解説する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域概要 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052903.jpg|300px|thumb|山海里五層模塼石塔]]&lt;br /&gt;
英陽郡は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。郡の北東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[蔚珍郡の料理|蔚珍郡]]、南東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[盈徳郡の料理|盈徳郡]]、南部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]、西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[安東市の料理|安東市]]、北西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡]]と接する。人口は1万5991人（2026年4月）で、島嶼地区の[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[鬱陵郡の料理|鬱陵郡]]に次いで韓国の全市郡で2番目に少ない。&amp;lt;ref&amp;gt;[https://jumin.mois.go.kr/ 행정동별 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
郡の東部を太白山脈が南北に貫いており、標高1219mの日月山（イルォルサン、일월산）をはじめとした山岳地域である。郡内には朝鮮時代中期から続く同族村（集姓村）が点在し、載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村（トゥドゥルマウル、두들마을）や、漢陽趙氏のチュシル村（チュシルマウル、주실마을）、楽安呉氏の甘川村（カムチョンマウル、감촌마을）には貴重な伝統家屋が残る。ほか観光地としては前述の日月山や水下渓谷（スハゲゴク、수하계곡）、ホタルの生息地として特区に指定されたホタル生態体験村（반딧불이생태체험마을）などがある。文化財としては、レンガ積みのような様式が珍しい山海里五層模塼石塔（国宝第187号）がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
[[ソウル市の料理|ソウル市]]から英陽郡までは、東ソウル総合バスターミナルから英陽バス停留所まで高速バスで約4時間30分の距離である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 食文化の背景 ==&lt;br /&gt;
英陽郡には朝鮮時代から続く同族村が数多く残り、昔ながらの文化を現在も継承している。中でも象徴的なのがトゥドゥル村における『飲食知味方』の発見であり、これは載寧李氏の家系に伝えられた料理書である。英陽市ではこの料理を再現し、実際に味を見ることのできる体験プログラムを観光の目玉にしている。また、この地域の主な産業は農業であり、全国的に名産地として有名な唐辛子をはじめ、高冷地野菜や、リンゴ、ナシ、モモ、ブドウ、スイカといった果物類、シイタケ、ツルニンジンなどを特産品とする。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な料理 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050802.JPG|300px|thumb|飲食知味方の再現料理]]&lt;br /&gt;
トゥドゥル村に伝わる料理書『飲食知味方』の再現料理が有名。また、日月山やメンドン山一帯では山菜がとれ、それを利用した[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]や山菜定食が名物として知られる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ウムシクティミバン（飲食知味方／음식디미방） ===&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』は1670年頃に書かれた料理書。載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村に伝わるもので、1640年にこの村を開いた李時明（イ・シミョン、이시명）の妻、張桂香（チャン・ゲヒャン、[[장계향]]）が子孫のために台所仕事の要点を書き残したものである。本書には当時の両班家庭で作られていた料理のレシピが詳細に紹介されているほか、酒類の醸造法や、食品の保管方法についても記されている。その項目は実に146種類にも及び、当時の食文化を知るうえでたいへん貴重な資料である。長らくハングルで書かれた最古の料理書とされてきたが、より古い料理書として、2015年に『崔氏飲食法（チェシウムシクポプ、[[최씨음식법]]）』、2017年に『酒醋沉菹方（チュチョチムジョバン、[[주초침저방]]）』が発見されている。時代的には『酒醋沉菹方』がより古いと見られるが、ハングルで書かれた箇所は一部に留まり、全文ハングルで表記の料理書としては17世紀中頃までに書かれたと推定される『崔氏飲食法』がもっとも古い。漢文で書かれた料理書はそれ以前から数多くある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*体験プログラム&lt;br /&gt;
:英陽郡では『飲食知味方』の料理を復元し、実際に味わえるように体験プログラムを組んでいる。トゥドゥル村内に設けられた「飲食知味方体験館」で提供しており、飲食知味方保存会の会員らが調理を担当する。なお、体験プログラムに参加するには最低3日前までの事前予約が必要であり、また最低でも10人以上集まるのが条件となる（自分たち以外の予約客も含めて10人以上揃えばよい）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*慶尚北道3大料理書&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]では、旧家に伝わる料理書として、英陽郡の『飲食知味方』、[[安東市の料理|安東市]]の『需雲雑方（スウンジャプパン、[[수운잡방]]）』、[[尚州市の料理|尚州市]]の『是議全書（シウィジョンソ、[[시의전서]]）』が発見された。いずれも韓国料理の歴史をひも解くには欠かせないもので、3冊を総称して慶尚北道3大料理書と呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 飲食知味方の特徴 ====&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050805.JPG|300px|thumb|飲食知味方体験館]]&lt;br /&gt;
*飲食知味方の題名&lt;br /&gt;
:トゥドゥル村で保管された文書の表紙には、『閨壼是議方（キュゴンシウィバン、[[규곤시의방]]）』という題名がつけられている。これは「女性の心得」を意味する言葉であるが、当初からのものでなく子孫によって後日付け加えられたものと見られる。一般的には本文の冒頭に書かれた『飲食知味方』が本書の題名として用いられ、これは「料理の味を知る方法」を意味する。なお、現在の表記法では「음식지미방」となるが、本書には「[[음식디미방]]」と記されており、現在の呼び名もそれに則るのが通例である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*唐辛子の伝来と普及&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』の大きな特徴のひとつに唐辛子が一切使われていないことがあげられる。中米を原産とする唐辛子は16世紀後半から17世紀初頭にかけて日本を経由して朝鮮半島に伝わったとされ、もっとも古い記録は1614年に書かれた『芝峰類説（[[지봉유설]]）』に見られる。『飲食知味方』の執筆年代よりも50年以上もさかのぼるが、まったく触れられていないことから考えると、少なくとも英陽郡の周辺ではまだ一般的な食材でなかったとみられる。『飲食知味方』のレシピは唐辛子普及以前の韓国料理を知るうえでたいへん貴重である。なお、唐辛子が料理のレシピに登場するのは、1766年に書かれた『増補山林経済（[[증보산림경제]]）』が初めてであり、この時期には普及が進んでいたと考えられる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*現代韓国料理との差異&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に収録された料理は現代でも共通するものが多い。ただし、料理のレシピを見るとだいぶ異なるものも多く、例えば現代の[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]は緑豆モヤシや白菜キムチ、豚肉などを具として作るが、『飲食知味方』のレシピでは蜂蜜を加えたアズキあんを入れる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*マッチル方文&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載されているいくつかのレシピには「マッチル方文（맛질방문）」との付記がある。この場合のマッチルとは地名であり、その地域の料理法を紹介するという意味である。マッチルは近隣都市の醴泉郡や[[奉化郡の料理|奉化郡]]を指すとの説が有力だが、はっきりとしたことはわかっていない。マッチル方文として紹介された料理には、スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）、[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）|スンオマンドゥ（ボラ餃子、숭어만두）]]、ソンニュタン（ザクロのスープ、[[석류탕]]）など16酒類がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*酒造法&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載される146項目のうち、51項目が酒造法である。当時は酒造りというと家庭の主婦が日常の家事として行うもので、こうして造る酒を家醸酒（カヤンジュ、[[가양주]]）と呼ぶ。両班家庭では祖先の祭祀を行ったり、客を迎えたりすることが多く、酒造りはたいへん重要な家事のひとつであった。『飲食知味方』には今日伝統酒として知られる三亥酒（サメジュ、[[삼해주]]）、梨花酒（イファジュ、[[이화주]]）、甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）といった名前が並ぶ。現在の韓国でトンドンジュ（[[동동주]]）と呼ばれている米粒を浮かせた酒も、浮蟻酒（プウィジュ、[[부의주]]）という名前で掲載されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 代表的な掲載料理 ====&lt;br /&gt;
*スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050803.JPG|300px|thumb|スジュンゲ]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）|チャプチェ（キジ肉と野菜の和え物、잡채）]]&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050804.JPG|300px|thumb|チャプチェ]]&lt;br /&gt;
*カジェユク（豚肉の衣焼き、[[가제육]]）&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*テグコプチルヌルミ（タラ皮餃子のあんかけ、[[대구껍질 느르미]]）&lt;br /&gt;
*トンアヌルミ（トウガンのあんかけ、[[동아느르미]]）&lt;br /&gt;
*トトリジュク（ドングリ粥、[[도토리죽]]）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥） ===&lt;br /&gt;
:日月山（イルォルサン、일월산）、萌童山（メンドンサン、맹동산）一帯は山菜の名産地であり、ハナウド（[[어수리]]）、オタカラコウ（[[곰취]]）、ミツバ（[[참나물]]）、シラヤマギク（[[취나물]]）などが主にとれる。これらの山菜を具とした[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]や、山菜定食が地域の名物料理として知られる。毎年5月には英陽山菜祭り（영양산나물축제）が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な特産品 ==&lt;br /&gt;
山間地域であり農業が盛んだが、中でも唐辛子は名産品として有名である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 唐辛子（고추） ===&lt;br /&gt;
:英陽で生産される唐辛子をヨンヤンコチュ（英陽唐辛子、영양고추）と呼ぶ。高冷地で栽培される英陽産の唐辛子は全国的にも評価が高く、農林畜産食品部が地域の名産品を認証する地理的表示農産物の第5号として英陽唐辛子粉（영양고춧가루）が登録されている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://kpgi.co.kr/page/?mo_id=specialty&amp;amp;id=181&amp;amp;wr_id=179 영양고춧가루] 、韓国地理的表示特産品連合会ウェブサイト、2023年8月31日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。地域でも主力の農産物として生産されており、英陽郡によれば農家の総所得全体のうち、52%が唐辛子による所得であるとしている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추] 、英陽郡ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。毎年9月には「英陽唐辛子H.O.Tフェスティバル」が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*首比椒（スビチョ）&lt;br /&gt;
:1960年代に郡内の首比（スビ、수비）地区で多く生産されるようになった唐辛子の一品種。1960年頃にその優秀性が見いだされ、1965年以降、同地区を中心として生産が拡大していった&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추의 유래] 、英陽唐辛子広報展示館ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。1980年代以降は他の品種に押されて生産が減少したが、2000年代に入ってその価値が見直され、再び生産が復活している&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?cntn_cd=A0000063965 순수 우리 고추 영양 '수비초'복원 성공] 、Oh My News2002年1月16日記事、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 青陽唐辛子（청양고추） ====&lt;br /&gt;
:韓国で流通する唐辛子のうち猛烈な辛さを特徴とする品種に青陽唐辛子（チョンヤンコチュ、[[청양고추]]）がある。この青陽唐辛子の青陽は命名の由来に論争があり、[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]と英陽郡からひと文字ずつ取ったとの説と、[[忠清南道の料理|忠清南道]]の[[青陽郡の料理|青陽郡]]を指すとの説に分かれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青松郡・英陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽唐辛子の開発者として知られる旧・中央種苗株式会社のユ・イルン氏は経済誌のインタビューで以下のように答えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「青陽唐辛子の産地を忠清南道の青陽と思っている人が多いが、実際は済州産とタイ産を雑種交配した品種を慶尚北道の青松・英陽で臨床栽培し、成功したことから現地の農家の要請で青松の『青』、英陽の『陽』を取って商標権登録したことに由来する」（原文1）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&amp;amp;mid=sec&amp;amp;sid1=102&amp;amp;oid=014&amp;amp;aid=0000214355 〔fn 이사람〕고추품종개발 권위자 유일웅 홍초원 고추연구소 소장] 、파이낸셜 뉴스、2016年5月9日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1】「청양고추의 산지를 충남 청양으로 아는 사람이 많은데 사실은 제주산과 태국산을 잡종교배한 품종을 경북 청송·영양에서 임상재배해 성공하자 현지 농가의 요청으로 청송의 청(靑), 영양의 양(陽)자를 따서 상표권 등록한 데서 유래됐다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽郡の運営するウェブサイト「名品青陽唐辛子（명풍청양고추）」では、青陽唐辛子の由来について以下のように説明している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「1968年、中央種苗会社で『青陽の唐辛子がよい』という噂を聞いて、農村指導所の職員（キム・テグォン前所長）に品種選抜を依頼し、その中から30余種を選抜して受け取った」「種苗会社で品種を選抜していくとき、青陽地域の特性を説明し、この唐辛子がよい種子として選抜されたら青陽唐辛子と命名して欲しいと要求した」（中略）「種苗会社は快く約束をし、その後『青陽唐辛子』という名前の品種が誕生し、見た目も辛さも全国最高であった」（原文2）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://gochu.cheongyang.go.kr/gochu/sub01_02.do 매운청양고추의 유래] 、名品青陽唐辛子ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文2】「1968년 중앙종묘회사에서 “청양고추가 좋다”는 소문을 듣고 농촌지도소 직원(전 김태권소장)에게 품종선발을 의뢰하여 그 중 30여종을 선별하여 주었다.」「종묘회사에서 품종을 선발해 갈 때 청양지역의 특성을 설명하고 이 고추가 좋은 종자로 선발되면 청양고추로 이름 지어줄 것을 요구했다.」(중략)「종묘회사는 쾌히 약속을 했고 그 후 ‘청양고추’ 라는 이름의 품종이 생겨났으며, 겉모양과 매운맛이 전국 최고였다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な酒類・飲料 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052901.JPG|300px|thumb|銀河水マッコリ]]&lt;br /&gt;
=== マッコリ ===&lt;br /&gt;
;醗酵工房1991&lt;br /&gt;
:醗酵工房1991（パリョゴンバン イルググイル、발효공방1991）は、英陽邑東部里（ヨンヤンウプ トンブリ、영양읍 동부리）に位置する酒造。1926年創業の英陽醸造場（영양양조장）が2018年に廃業したのを受け、大手[[チキン（韓国チキン／치킨）]]ブランドのキョチョンF&amp;amp;B（교촌F&amp;amp;B）が英陽郡との業務協約をもとに引き継いだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:英陽郡は「星天地（ピョルチョンジ、별천지）」をキャッチコピーに掲げるほど夜空が美しく、それにちなんで「銀河水（ウナス、은하수）」と命名した[[マッコリ（韓国式の濁酒／막걸리）|マッコリ]]を生産、販売している。原材料の米はすべて英陽郡産で、小麦麹（[[누룩]]）は自家製、甘味料は使用しない。アルコール度数によって、6度、8度、12度の3種があり、8度にのみ国産の金剛小麦（クムガンミル、[[금강밀]]）を加えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:このほか英陽郡に伝わる古料理書『飲食知味方』にも掲載のある、伝統酒の甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）や、名産品の唐辛子を活かしたコチュジャン（[[고추장]]）、テンジャン（味噌、[[된장]]）などの発酵食品も生産する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*英陽醸造場&lt;br /&gt;
:英陽醸造場（영양양조장）は、英陽郡にかつてあった酒造。英陽濁酒合同（영양탁주합동）とも呼ぶ。1926年に英陽酒造株式会社として創業した。その建物は慶尚北道産業遺産に指定されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 伝統酒 ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052902.JPG|300px|thumb|甘香酒]]&lt;br /&gt;
==== 甘香酒（감향주） ====&lt;br /&gt;
:甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）は、もち米を主な原料とする伝統酒のひとつ。名前の通りに香り高く、桃や梨などの果物に例えられる。水分量が少なく、全体にどろっとした仕上がりになるため、スプーンなどですくって食べる。すくって飲むマッコリ（トモンヌン マッコルリ、[[떠먹는 막걸리]]）とも表現される。『飲食知味方』をはじめとして、朝鮮時代の文献によく登場する伝統酒のひとつである。英陽郡では、『飲食知味方』体験プログラムの貞夫人床に含まれるほか、上記の「醗酵工房1991」でも生産、販売している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*『飲食知味方』の記述&lt;br /&gt;
:甘香酒の製法について以下のように記している&amp;lt;ref&amp;gt;[https://ko.wikisource.org/wiki/%EC%9D%8C%EC%8B%9D%EB%94%94%EB%AF%B8%EB%B0%A9 음식디미방] 、Wiki文献（위키문헌）、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;정부인 안동장씨(지은이), 황혜성(감수), 한복려, 한복선, 한복진(엮음),  2000,『다시 보고 배우는 음식디미방』, 궁중음식연구원, P106-107, 151&amp;lt;/ref&amp;gt;。ハングルでのスペルは「감향쥬」となっている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「うるち米1升をよく洗って粉にする。穴餅（[[구멍떡]]）を作り、茹でて冷ます。茹で汁を鉢に1杯取って、麹の粉1升と穴餅を加えて混ぜ、いちばんよい甕（[[단지]]）に入れて酒母を作る。同日にもち米1斗をよく洗って水に浸し、3日間置いたのちに蒸す。冷めないうちに酒母と混ぜ、大きな甕（[[항아리]]）に入れて暖かい部屋に置く。甕の外側を布などで包んでおいて発酵を促進させる。苦味を出したい場合は、甕を包まずに涼しい場所に置けばよい。量を増やす場合は、この製法から見積もって造る」【原文1】（カッコ内は訳注）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1（現代語訳）】「멥쌀 한 되를 백세 작말하여 구멍떡 만들어 익게 삶아 식히고, 삶던 물 한 사발에 누룩가루 한 되를 구멍떡에 한데 섞어 쳐서 가장 잘 구워진 단지에 넣고, 찹쌀 한 말을 백세하여 밑술하는 날 물에 담갔다가 사흘 만에 익게 쪄, 채 식지 않아서 밑술을 퍼내어 섞어 항아리에 넣고 더운 방에 놓고 항아리 겉을 많이 싸두었다가 익거든 써라. 쓴맛이 있게 하려면 항아리를 싸지 말고 서늘한 데 두면 된자. 많이 빚으려 하면 이 법을 대중하여 빚는다」&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 椒花酒（초화주） ====&lt;br /&gt;
:椒花酒（チョファジュ、초화주）は、青杞面青杞里（チョンギミョン、チョンギリ、청기면 청기리）に位置する酒造「英陽長生酒（영양장생주）」が生産する伝統酒。センキュウ（[[천궁]]）、当帰（[[당귀]]）、黄耆（[[황기]]）など12種類の生薬を加えた漢方焼酎で、胡椒と蜂蜜が入ることから椒花酒と名付けられた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 飲食店情報 ==&lt;br /&gt;
以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*飲食知味方体験館（음식디미방 체험관）&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道英陽郡石保面トゥドゥルマウルキル66（院里303）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 영양군 석보면 두들마을길 66(원리 303)&lt;br /&gt;
:電話：054-682-7764&lt;br /&gt;
:料理：飲食知味方料理&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
*韓食ペディアの執筆者である八田靖史は2015年10月に初めて英陽郡を訪れた。大学時代に卒業論文の重要な資料として『飲食知味方』を読んでいたため、ゆかりの地であるトゥドゥル村を訪ねられたのはたいへん感動的であった。&lt;br /&gt;
*BYC&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡（Bonghwa-gun）]]、英陽郡（Yeongyang-gun）、[[青松郡の料理|青松郡（Cheongsong-gun）]]の頭文字を取って「BYC」と総称することがある。隣接する3地域を韓国の有名な下着メーカーにちなんでまとめた語呂合わせだが、韓国を代表する「奥地」のまとめとして揶揄を含むことが多い。韓食ペディアの執筆者である八田靖史は、その「奥地」度を認めたうえで、それでも「わざわざ目掛けて行くべき美味しい3地域」と勝手な再定義を提唱している&amp;lt;ref&amp;gt;八田靖史, 2022, 『ラジオ まいにちハングル講座 2022年9月号（韓国おいしい町めぐり）』, NHK出版, P96&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://tour.yyg.go.kr/ 英陽文化観光（韓国語）]&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:よんやんくんのりようり}}&lt;br /&gt;
*[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]&lt;br /&gt;
*[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:慶尚北道・大邱市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
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		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:26052904.jpg&amp;diff=42584</id>
		<title>ファイル:26052904.jpg</title>
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		<updated>2026-05-29T00:27:55Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: 張桂香文化体験教育院。2026年5月9日撮影。&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;== 概要 ==&lt;br /&gt;
張桂香文化体験教育院。2026年5月9日撮影。&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
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		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:26052903.jpg&amp;diff=42583</id>
		<title>ファイル:26052903.jpg</title>
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		<updated>2026-05-29T00:26:58Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: 山海里五層模塼石塔。2026年5月9日撮影。&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;== 概要 ==&lt;br /&gt;
山海里五層模塼石塔。2026年5月9日撮影。&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42582</id>
		<title>英陽郡の料理</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42582"/>
		<updated>2026-05-29T00:18:58Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050801.JPG|400px|thumb|トゥドゥル村にある張桂香の遺績碑]]&lt;br /&gt;
'''英陽郡'''（ヨンヤングン、영양군）は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。本ページでは英陽郡の料理、特産品について解説する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域概要 ==&lt;br /&gt;
英陽郡は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。郡の北東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[蔚珍郡の料理|蔚珍郡]]、南東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[盈徳郡の料理|盈徳郡]]、南部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]、西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[安東市の料理|安東市]]、北西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡]]と接する。人口は1万7461人（2018年7月）で、この人口は島嶼地区である[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[鬱陵郡の料理|鬱陵郡]]に次いで韓国の全市郡で2番目に少ない。&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.mois.go.kr/frt/sub/a05/totStat/screen.do 주민등록 인구통계] 、行政安全部ウェブサイト、2018年8月14日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。郡の東部を太白山脈が南北に貫いており、標高1219mの日月山（イルォルサン、일월산）をはじめとした山岳地域である。郡内には朝鮮時代中期から続く同族村（集姓村）が点在し、載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村（トゥドゥルマウル、두들마을）や、漢陽趙氏のチュシル村（チュシルマウル、주실마을）、楽安呉氏の甘川村（カムチョンマウル、감촌마을）には貴重な伝統家屋が残る。ほか観光地としては前述の日月山や水下渓谷（スハゲゴク、수하계곡）、ホタルの生息地として特区に指定されたホタル生態体験村（반딧불이생태체험마을）などがある。[[ソウル市の料理|ソウル市]]から英陽郡までは、東ソウル総合バスターミナルから英陽バス停留所まで高速バスで約4時間30分の距離。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 食文化の背景 ==&lt;br /&gt;
英陽郡には朝鮮時代から続く同族村が数多く残り、昔ながらの文化を現在も継承している。中でも象徴的なのがトゥドゥル村における『飲食知味方』の発見であり、これは載寧李氏の家系に伝えられた料理書である。英陽市ではこの料理を再現し、実際に味を見ることのできる体験プログラムを観光の目玉にしている。また、この地域の主な産業は農業であり、全国的に名産地として有名な唐辛子をはじめ、高冷地野菜や、リンゴ、ナシ、モモ、ブドウ、スイカといった果物類、シイタケ、ツルニンジンなどを特産品とする。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な料理 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050802.JPG|300px|thumb|飲食知味方の再現料理]]&lt;br /&gt;
トゥドゥル村に伝わる料理書『飲食知味方』の再現料理が有名。また、日月山やメンドン山一帯では山菜がとれ、それを利用した[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]や山菜定食が名物として知られる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ウムシクティミバン（飲食知味方／음식디미방） ===&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』は1670年頃に書かれた料理書。載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村に伝わるもので、1640年にこの村を開いた李時明（イ・シミョン、이시명）の妻、張桂香（チャン・ゲヒャン、[[장계향]]）が子孫のために台所仕事の要点を書き残したものである。本書には当時の両班家庭で作られていた料理のレシピが詳細に紹介されているほか、酒類の醸造法や、食品の保管方法についても記されている。その項目は実に146種類にも及び、当時の食文化を知るうえでたいへん貴重な資料である。長らくハングルで書かれた最古の料理書とされてきたが、より古い料理書として、2015年に『崔氏飲食法（チェシウムシクポプ、[[최씨음식법]]）』、2017年に『酒醋沉菹方（チュチョチムジョバン、[[주초침저방]]）』が発見されている。時代的には『酒醋沉菹方』がより古いと見られるが、ハングルで書かれた箇所は一部に留まり、全文ハングルで表記の料理書としては17世紀中頃までに書かれたと推定される『崔氏飲食法』がもっとも古い。漢文で書かれた料理書はそれ以前から数多くある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*体験プログラム&lt;br /&gt;
:英陽郡では『飲食知味方』の料理を復元し、実際に味わえるように体験プログラムを組んでいる。トゥドゥル村内に設けられた「飲食知味方体験館」で提供しており、飲食知味方保存会の会員らが調理を担当する。なお、体験プログラムに参加するには最低3日前までの事前予約が必要であり、また最低でも10人以上集まるのが条件となる（自分たち以外の予約客も含めて10人以上揃えばよい）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*慶尚北道3大料理書&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]では、旧家に伝わる料理書として、英陽郡の『飲食知味方』、[[安東市の料理|安東市]]の『需雲雑方（スウンジャプパン、[[수운잡방]]）』、[[尚州市の料理|尚州市]]の『是議全書（シウィジョンソ、[[시의전서]]）』が発見された。いずれも韓国料理の歴史をひも解くには欠かせないもので、3冊を総称して慶尚北道3大料理書と呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 飲食知味方の特徴 ====&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050805.JPG|300px|thumb|飲食知味方体験館]]&lt;br /&gt;
*飲食知味方の題名&lt;br /&gt;
:トゥドゥル村で保管された文書の表紙には、『閨壼是議方（キュゴンシウィバン、[[규곤시의방]]）』という題名がつけられている。これは「女性の心得」を意味する言葉であるが、当初からのものでなく子孫によって後日付け加えられたものと見られる。一般的には本文の冒頭に書かれた『飲食知味方』が本書の題名として用いられ、これは「料理の味を知る方法」を意味する。なお、現在の表記法では「음식지미방」となるが、本書には「[[음식디미방]]」と記されており、現在の呼び名もそれに則るのが通例である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*唐辛子の伝来と普及&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』の大きな特徴のひとつに唐辛子が一切使われていないことがあげられる。中米を原産とする唐辛子は16世紀後半から17世紀初頭にかけて日本を経由して朝鮮半島に伝わったとされ、もっとも古い記録は1614年に書かれた『芝峰類説（[[지봉유설]]）』に見られる。『飲食知味方』の執筆年代よりも50年以上もさかのぼるが、まったく触れられていないことから考えると、少なくとも英陽郡の周辺ではまだ一般的な食材でなかったとみられる。『飲食知味方』のレシピは唐辛子普及以前の韓国料理を知るうえでたいへん貴重である。なお、唐辛子が料理のレシピに登場するのは、1766年に書かれた『増補山林経済（[[증보산림경제]]）』が初めてであり、この時期には普及が進んでいたと考えられる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*現代韓国料理との差異&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に収録された料理は現代でも共通するものが多い。ただし、料理のレシピを見るとだいぶ異なるものも多く、例えば現代の[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]は緑豆モヤシや白菜キムチ、豚肉などを具として作るが、『飲食知味方』のレシピでは蜂蜜を加えたアズキあんを入れる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*マッチル方文&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載されているいくつかのレシピには「マッチル方文（맛질방문）」との付記がある。この場合のマッチルとは地名であり、その地域の料理法を紹介するという意味である。マッチルは近隣都市の醴泉郡や[[奉化郡の料理|奉化郡]]を指すとの説が有力だが、はっきりとしたことはわかっていない。マッチル方文として紹介された料理には、スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）、[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）|スンオマンドゥ（ボラ餃子、숭어만두）]]、ソンニュタン（ザクロのスープ、[[석류탕]]）など16酒類がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*酒造法&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載される146項目のうち、51項目が酒造法である。当時は酒造りというと家庭の主婦が日常の家事として行うもので、こうして造る酒を家醸酒（カヤンジュ、[[가양주]]）と呼ぶ。両班家庭では祖先の祭祀を行ったり、客を迎えたりすることが多く、酒造りはたいへん重要な家事のひとつであった。『飲食知味方』には今日伝統酒として知られる三亥酒（サメジュ、[[삼해주]]）、梨花酒（イファジュ、[[이화주]]）、甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）といった名前が並ぶ。現在の韓国でトンドンジュ（[[동동주]]）と呼ばれている米粒を浮かせた酒も、浮蟻酒（プウィジュ、[[부의주]]）という名前で掲載されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 代表的な掲載料理 ====&lt;br /&gt;
*スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050803.JPG|300px|thumb|スジュンゲ]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）|チャプチェ（キジ肉と野菜の和え物、잡채）]]&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050804.JPG|300px|thumb|チャプチェ]]&lt;br /&gt;
*カジェユク（豚肉の衣焼き、[[가제육]]）&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*テグコプチルヌルミ（タラ皮餃子のあんかけ、[[대구껍질 느르미]]）&lt;br /&gt;
*トンアヌルミ（トウガンのあんかけ、[[동아느르미]]）&lt;br /&gt;
*トトリジュク（ドングリ粥、[[도토리죽]]）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥） ===&lt;br /&gt;
:日月山（イルォルサン、일월산）、萌童山（メンドンサン、맹동산）一帯は山菜の名産地であり、ハナウド（[[어수리]]）、オタカラコウ（[[곰취]]）、ミツバ（[[참나물]]）、シラヤマギク（[[취나물]]）などが主にとれる。これらの山菜を具とした[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]や、山菜定食が地域の名物料理として知られる。毎年5月には英陽山菜祭り（영양산나물축제）が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な特産品 ==&lt;br /&gt;
山間地域であり農業が盛んだが、中でも唐辛子は名産品として有名である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 唐辛子（고추） ===&lt;br /&gt;
:英陽で生産される唐辛子をヨンヤンコチュ（英陽唐辛子、영양고추）と呼ぶ。高冷地で栽培される英陽産の唐辛子は全国的にも評価が高く、農林畜産食品部が地域の名産品を認証する地理的表示農産物の第5号として英陽唐辛子粉（영양고춧가루）が登録されている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://kpgi.co.kr/page/?mo_id=specialty&amp;amp;id=181&amp;amp;wr_id=179 영양고춧가루] 、韓国地理的表示特産品連合会ウェブサイト、2023年8月31日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。地域でも主力の農産物として生産されており、英陽郡によれば農家の総所得全体のうち、52%が唐辛子による所得であるとしている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추] 、英陽郡ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。毎年9月には「英陽唐辛子H.O.Tフェスティバル」が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*首比椒（スビチョ）&lt;br /&gt;
:1960年代に郡内の首比（スビ、수비）地区で多く生産されるようになった唐辛子の一品種。1960年頃にその優秀性が見いだされ、1965年以降、同地区を中心として生産が拡大していった&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추의 유래] 、英陽唐辛子広報展示館ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。1980年代以降は他の品種に押されて生産が減少したが、2000年代に入ってその価値が見直され、再び生産が復活している&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?cntn_cd=A0000063965 순수 우리 고추 영양 '수비초'복원 성공] 、Oh My News2002年1月16日記事、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 青陽唐辛子（청양고추） ====&lt;br /&gt;
:韓国で流通する唐辛子のうち猛烈な辛さを特徴とする品種に青陽唐辛子（チョンヤンコチュ、[[청양고추]]）がある。この青陽唐辛子の青陽は命名の由来に論争があり、[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]と英陽郡からひと文字ずつ取ったとの説と、[[忠清南道の料理|忠清南道]]の[[青陽郡の料理|青陽郡]]を指すとの説に分かれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青松郡・英陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽唐辛子の開発者として知られる旧・中央種苗株式会社のユ・イルン氏は経済誌のインタビューで以下のように答えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「青陽唐辛子の産地を忠清南道の青陽と思っている人が多いが、実際は済州産とタイ産を雑種交配した品種を慶尚北道の青松・英陽で臨床栽培し、成功したことから現地の農家の要請で青松の『青』、英陽の『陽』を取って商標権登録したことに由来する」（原文1）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&amp;amp;mid=sec&amp;amp;sid1=102&amp;amp;oid=014&amp;amp;aid=0000214355 〔fn 이사람〕고추품종개발 권위자 유일웅 홍초원 고추연구소 소장] 、파이낸셜 뉴스、2016年5月9日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1】「청양고추의 산지를 충남 청양으로 아는 사람이 많은데 사실은 제주산과 태국산을 잡종교배한 품종을 경북 청송·영양에서 임상재배해 성공하자 현지 농가의 요청으로 청송의 청(靑), 영양의 양(陽)자를 따서 상표권 등록한 데서 유래됐다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽郡の運営するウェブサイト「名品青陽唐辛子（명풍청양고추）」では、青陽唐辛子の由来について以下のように説明している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「1968年、中央種苗会社で『青陽の唐辛子がよい』という噂を聞いて、農村指導所の職員（キム・テグォン前所長）に品種選抜を依頼し、その中から30余種を選抜して受け取った」「種苗会社で品種を選抜していくとき、青陽地域の特性を説明し、この唐辛子がよい種子として選抜されたら青陽唐辛子と命名して欲しいと要求した」（中略）「種苗会社は快く約束をし、その後『青陽唐辛子』という名前の品種が誕生し、見た目も辛さも全国最高であった」（原文2）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://gochu.cheongyang.go.kr/gochu/sub01_02.do 매운청양고추의 유래] 、名品青陽唐辛子ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文2】「1968년 중앙종묘회사에서 “청양고추가 좋다”는 소문을 듣고 농촌지도소 직원(전 김태권소장)에게 품종선발을 의뢰하여 그 중 30여종을 선별하여 주었다.」「종묘회사에서 품종을 선발해 갈 때 청양지역의 특성을 설명하고 이 고추가 좋은 종자로 선발되면 청양고추로 이름 지어줄 것을 요구했다.」(중략)「종묘회사는 쾌히 약속을 했고 그 후 ‘청양고추’ 라는 이름의 품종이 생겨났으며, 겉모양과 매운맛이 전국 최고였다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な酒類・飲料 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052901.JPG|300px|thumb|銀河水マッコリ]]&lt;br /&gt;
=== マッコリ ===&lt;br /&gt;
;醗酵工房1991&lt;br /&gt;
:醗酵工房1991（パリョゴンバン イルググイル、발효공방1991）は、英陽邑東部里（ヨンヤンウプ トンブリ、영양읍 동부리）に位置する酒造。1926年創業の英陽醸造場（영양양조장）が2018年に廃業したのを受け、大手[[チキン（韓国チキン／치킨）]]ブランドのキョチョンF&amp;amp;B（교촌F&amp;amp;B）が英陽郡との業務協約をもとに引き継いだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:英陽郡は「星天地（ピョルチョンジ、별천지）」をキャッチコピーに掲げるほど夜空が美しく、それにちなんで「銀河水（ウナス、은하수）」と命名した[[マッコリ（韓国式の濁酒／막걸리）|マッコリ]]を生産、販売している。原材料の米はすべて英陽郡産で、小麦麹（[[누룩]]）は自家製、甘味料は使用しない。アルコール度数によって、6度、8度、12度の3種があり、8度にのみ国産の金剛小麦（クムガンミル、[[금강밀]]）を加えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:このほか英陽郡に伝わる古料理書『飲食知味方』にも掲載のある、伝統酒の甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）や、名産品の唐辛子を活かしたコチュジャン（[[고추장]]）、テンジャン（味噌、[[된장]]）などの発酵食品も生産する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*英陽醸造場&lt;br /&gt;
:英陽醸造場（영양양조장）は、英陽郡にかつてあった酒造。英陽濁酒合同（영양탁주합동）とも呼ぶ。1926年に英陽酒造株式会社として創業した。その建物は慶尚北道産業遺産に指定されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 伝統酒 ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052902.JPG|300px|thumb|甘香酒]]&lt;br /&gt;
==== 甘香酒（감향주） ====&lt;br /&gt;
:甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）は、もち米を主な原料とする伝統酒のひとつ。名前の通りに香り高く、桃や梨などの果物に例えられる。水分量が少なく、全体にどろっとした仕上がりになるため、スプーンなどですくって食べる。すくって飲むマッコリ（トモンヌン マッコルリ、[[떠먹는 막걸리]]）とも表現される。『飲食知味方』をはじめとして、朝鮮時代の文献によく登場する伝統酒のひとつである。英陽郡では、『飲食知味方』体験プログラムの貞夫人床に含まれるほか、上記の「醗酵工房1991」でも生産、販売している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*『飲食知味方』の記述&lt;br /&gt;
:甘香酒の製法について以下のように記している&amp;lt;ref&amp;gt;[https://ko.wikisource.org/wiki/%EC%9D%8C%EC%8B%9D%EB%94%94%EB%AF%B8%EB%B0%A9 음식디미방] 、Wiki文献（위키문헌）、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;정부인 안동장씨(지은이), 황혜성(감수), 한복려, 한복선, 한복진(엮음),  2000,『다시 보고 배우는 음식디미방』, 궁중음식연구원, P106-107, 151&amp;lt;/ref&amp;gt;。ハングルでのスペルは「감향쥬」となっている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「うるち米1升をよく洗って粉にする。穴餅（[[구멍떡]]）を作り、茹でて冷ます。茹で汁を鉢に1杯取って、麹の粉1升と穴餅を加えて混ぜ、いちばんよい甕（[[단지]]）に入れて酒母を作る。同日にもち米1斗をよく洗って水に浸し、3日間置いたのちに蒸す。冷めないうちに酒母と混ぜ、大きな甕（[[항아리]]）に入れて暖かい部屋に置く。甕の外側を布などで包んでおいて発酵を促進させる。苦味を出したい場合は、甕を包まずに涼しい場所に置けばよい。量を増やす場合は、この製法から見積もって造る」【原文1】（カッコ内は訳注）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1（現代語訳）】「멥쌀 한 되를 백세 작말하여 구멍떡 만들어 익게 삶아 식히고, 삶던 물 한 사발에 누룩가루 한 되를 구멍떡에 한데 섞어 쳐서 가장 잘 구워진 단지에 넣고, 찹쌀 한 말을 백세하여 밑술하는 날 물에 담갔다가 사흘 만에 익게 쪄, 채 식지 않아서 밑술을 퍼내어 섞어 항아리에 넣고 더운 방에 놓고 항아리 겉을 많이 싸두었다가 익거든 써라. 쓴맛이 있게 하려면 항아리를 싸지 말고 서늘한 데 두면 된자. 많이 빚으려 하면 이 법을 대중하여 빚는다」&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 椒花酒（초화주） ====&lt;br /&gt;
:椒花酒（チョファジュ、초화주）は、青杞面青杞里（チョンギミョン、チョンギリ、청기면 청기리）に位置する酒造「英陽長生酒（영양장생주）」が生産する伝統酒。センキュウ（[[천궁]]）、当帰（[[당귀]]）、黄耆（[[황기]]）など12種類の生薬を加えた漢方焼酎で、胡椒と蜂蜜が入ることから椒花酒と名付けられた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 飲食店情報 ==&lt;br /&gt;
以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*飲食知味方体験館（음식디미방 체험관）&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道英陽郡石保面トゥドゥルマウルキル66（院里303）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 영양군 석보면 두들마을길 66(원리 303)&lt;br /&gt;
:電話：054-682-7764&lt;br /&gt;
:料理：飲食知味方料理&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
*韓食ペディアの執筆者である八田靖史は2015年10月に初めて英陽郡を訪れた。大学時代に卒業論文の重要な資料として『飲食知味方』を読んでいたため、ゆかりの地であるトゥドゥル村を訪ねられたのはたいへん感動的であった。&lt;br /&gt;
*BYC&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡（Bonghwa-gun）]]、英陽郡（Yeongyang-gun）、[[青松郡の料理|青松郡（Cheongsong-gun）]]の頭文字を取って「BYC」と総称することがある。隣接する3地域を韓国の有名な下着メーカーにちなんでまとめた語呂合わせだが、韓国を代表する「奥地」のまとめとして揶揄を含むことが多い。韓食ペディアの執筆者である八田靖史は、その「奥地」度を認めたうえで、それでも「わざわざ目掛けて行くべき美味しい3地域」と勝手な再定義を提唱している&amp;lt;ref&amp;gt;八田靖史, 2022, 『ラジオ まいにちハングル講座 2022年9月号（韓国おいしい町めぐり）』, NHK出版, P96&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://tour.yyg.go.kr/ 英陽文化観光（韓国語）]&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:よんやんくんのりようり}}&lt;br /&gt;
*[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]&lt;br /&gt;
*[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:慶尚北道・大邱市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42581</id>
		<title>英陽郡の料理</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42581"/>
		<updated>2026-05-29T00:18:34Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050801.JPG|400px|thumb|トゥドゥル村にある張桂香の遺績碑]]&lt;br /&gt;
'''英陽郡'''（ヨンヤングン、영양군）は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。本ページでは英陽郡の料理、特産品について解説する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域概要 ==&lt;br /&gt;
英陽郡は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。郡の北東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[蔚珍郡の料理|蔚珍郡]]、南東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[盈徳郡の料理|盈徳郡]]、南部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]、西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[安東市の料理|安東市]]、北西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡]]と接する。人口は1万7461人（2018年7月）で、この人口は島嶼地区である[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[鬱陵郡の料理|鬱陵郡]]に次いで韓国の全市郡で2番目に少ない。&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.mois.go.kr/frt/sub/a05/totStat/screen.do 주민등록 인구통계] 、行政安全部ウェブサイト、2018年8月14日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。郡の東部を太白山脈が南北に貫いており、標高1219mの日月山（イルォルサン、일월산）をはじめとした山岳地域である。郡内には朝鮮時代中期から続く同族村（集姓村）が点在し、載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村（トゥドゥルマウル、두들마을）や、漢陽趙氏のチュシル村（チュシルマウル、주실마을）、楽安呉氏の甘川村（カムチョンマウル、감촌마을）には貴重な伝統家屋が残る。ほか観光地としては前述の日月山や水下渓谷（スハゲゴク、수하계곡）、ホタルの生息地として特区に指定されたホタル生態体験村（반딧불이생태체험마을）などがある。[[ソウル市の料理|ソウル市]]から英陽郡までは、東ソウル総合バスターミナルから英陽バス停留所まで高速バスで約4時間30分の距離。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 食文化の背景 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050805.JPG|300px|thumb|飲食知味方体験館]]&lt;br /&gt;
英陽郡には朝鮮時代から続く同族村が数多く残り、昔ながらの文化を現在も継承している。中でも象徴的なのがトゥドゥル村における『飲食知味方』の発見であり、これは載寧李氏の家系に伝えられた料理書である。英陽市ではこの料理を再現し、実際に味を見ることのできる体験プログラムを観光の目玉にしている。また、この地域の主な産業は農業であり、全国的に名産地として有名な唐辛子をはじめ、高冷地野菜や、リンゴ、ナシ、モモ、ブドウ、スイカといった果物類、シイタケ、ツルニンジンなどを特産品とする。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な料理 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050802.JPG|300px|thumb|飲食知味方の再現料理]]&lt;br /&gt;
トゥドゥル村に伝わる料理書『飲食知味方』の再現料理が有名。また、日月山やメンドン山一帯では山菜がとれ、それを利用した[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]や山菜定食が名物として知られる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ウムシクティミバン（飲食知味方／음식디미방） ===&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』は1670年頃に書かれた料理書。載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村に伝わるもので、1640年にこの村を開いた李時明（イ・シミョン、이시명）の妻、張桂香（チャン・ゲヒャン、[[장계향]]）が子孫のために台所仕事の要点を書き残したものである。本書には当時の両班家庭で作られていた料理のレシピが詳細に紹介されているほか、酒類の醸造法や、食品の保管方法についても記されている。その項目は実に146種類にも及び、当時の食文化を知るうえでたいへん貴重な資料である。長らくハングルで書かれた最古の料理書とされてきたが、より古い料理書として、2015年に『崔氏飲食法（チェシウムシクポプ、[[최씨음식법]]）』、2017年に『酒醋沉菹方（チュチョチムジョバン、[[주초침저방]]）』が発見されている。時代的には『酒醋沉菹方』がより古いと見られるが、ハングルで書かれた箇所は一部に留まり、全文ハングルで表記の料理書としては17世紀中頃までに書かれたと推定される『崔氏飲食法』がもっとも古い。漢文で書かれた料理書はそれ以前から数多くある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*体験プログラム&lt;br /&gt;
:英陽郡では『飲食知味方』の料理を復元し、実際に味わえるように体験プログラムを組んでいる。トゥドゥル村内に設けられた「飲食知味方体験館」で提供しており、飲食知味方保存会の会員らが調理を担当する。なお、体験プログラムに参加するには最低3日前までの事前予約が必要であり、また最低でも10人以上集まるのが条件となる（自分たち以外の予約客も含めて10人以上揃えばよい）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*慶尚北道3大料理書&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]では、旧家に伝わる料理書として、英陽郡の『飲食知味方』、[[安東市の料理|安東市]]の『需雲雑方（スウンジャプパン、[[수운잡방]]）』、[[尚州市の料理|尚州市]]の『是議全書（シウィジョンソ、[[시의전서]]）』が発見された。いずれも韓国料理の歴史をひも解くには欠かせないもので、3冊を総称して慶尚北道3大料理書と呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 飲食知味方の特徴 ====&lt;br /&gt;
*飲食知味方の題名&lt;br /&gt;
:トゥドゥル村で保管された文書の表紙には、『閨壼是議方（キュゴンシウィバン、[[규곤시의방]]）』という題名がつけられている。これは「女性の心得」を意味する言葉であるが、当初からのものでなく子孫によって後日付け加えられたものと見られる。一般的には本文の冒頭に書かれた『飲食知味方』が本書の題名として用いられ、これは「料理の味を知る方法」を意味する。なお、現在の表記法では「음식지미방」となるが、本書には「[[음식디미방]]」と記されており、現在の呼び名もそれに則るのが通例である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*唐辛子の伝来と普及&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』の大きな特徴のひとつに唐辛子が一切使われていないことがあげられる。中米を原産とする唐辛子は16世紀後半から17世紀初頭にかけて日本を経由して朝鮮半島に伝わったとされ、もっとも古い記録は1614年に書かれた『芝峰類説（[[지봉유설]]）』に見られる。『飲食知味方』の執筆年代よりも50年以上もさかのぼるが、まったく触れられていないことから考えると、少なくとも英陽郡の周辺ではまだ一般的な食材でなかったとみられる。『飲食知味方』のレシピは唐辛子普及以前の韓国料理を知るうえでたいへん貴重である。なお、唐辛子が料理のレシピに登場するのは、1766年に書かれた『増補山林経済（[[증보산림경제]]）』が初めてであり、この時期には普及が進んでいたと考えられる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*現代韓国料理との差異&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に収録された料理は現代でも共通するものが多い。ただし、料理のレシピを見るとだいぶ異なるものも多く、例えば現代の[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]は緑豆モヤシや白菜キムチ、豚肉などを具として作るが、『飲食知味方』のレシピでは蜂蜜を加えたアズキあんを入れる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*マッチル方文&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載されているいくつかのレシピには「マッチル方文（맛질방문）」との付記がある。この場合のマッチルとは地名であり、その地域の料理法を紹介するという意味である。マッチルは近隣都市の醴泉郡や[[奉化郡の料理|奉化郡]]を指すとの説が有力だが、はっきりとしたことはわかっていない。マッチル方文として紹介された料理には、スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）、[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）|スンオマンドゥ（ボラ餃子、숭어만두）]]、ソンニュタン（ザクロのスープ、[[석류탕]]）など16酒類がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*酒造法&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載される146項目のうち、51項目が酒造法である。当時は酒造りというと家庭の主婦が日常の家事として行うもので、こうして造る酒を家醸酒（カヤンジュ、[[가양주]]）と呼ぶ。両班家庭では祖先の祭祀を行ったり、客を迎えたりすることが多く、酒造りはたいへん重要な家事のひとつであった。『飲食知味方』には今日伝統酒として知られる三亥酒（サメジュ、[[삼해주]]）、梨花酒（イファジュ、[[이화주]]）、甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）といった名前が並ぶ。現在の韓国でトンドンジュ（[[동동주]]）と呼ばれている米粒を浮かせた酒も、浮蟻酒（プウィジュ、[[부의주]]）という名前で掲載されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 代表的な掲載料理 ====&lt;br /&gt;
*スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050803.JPG|300px|thumb|スジュンゲ]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）|チャプチェ（キジ肉と野菜の和え物、잡채）]]&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050804.JPG|300px|thumb|チャプチェ]]&lt;br /&gt;
*カジェユク（豚肉の衣焼き、[[가제육]]）&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*テグコプチルヌルミ（タラ皮餃子のあんかけ、[[대구껍질 느르미]]）&lt;br /&gt;
*トンアヌルミ（トウガンのあんかけ、[[동아느르미]]）&lt;br /&gt;
*トトリジュク（ドングリ粥、[[도토리죽]]）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥） ===&lt;br /&gt;
:日月山（イルォルサン、일월산）、萌童山（メンドンサン、맹동산）一帯は山菜の名産地であり、ハナウド（[[어수리]]）、オタカラコウ（[[곰취]]）、ミツバ（[[참나물]]）、シラヤマギク（[[취나물]]）などが主にとれる。これらの山菜を具とした[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]や、山菜定食が地域の名物料理として知られる。毎年5月には英陽山菜祭り（영양산나물축제）が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な特産品 ==&lt;br /&gt;
山間地域であり農業が盛んだが、中でも唐辛子は名産品として有名である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 唐辛子（고추） ===&lt;br /&gt;
:英陽で生産される唐辛子をヨンヤンコチュ（英陽唐辛子、영양고추）と呼ぶ。高冷地で栽培される英陽産の唐辛子は全国的にも評価が高く、農林畜産食品部が地域の名産品を認証する地理的表示農産物の第5号として英陽唐辛子粉（영양고춧가루）が登録されている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://kpgi.co.kr/page/?mo_id=specialty&amp;amp;id=181&amp;amp;wr_id=179 영양고춧가루] 、韓国地理的表示特産品連合会ウェブサイト、2023年8月31日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。地域でも主力の農産物として生産されており、英陽郡によれば農家の総所得全体のうち、52%が唐辛子による所得であるとしている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추] 、英陽郡ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。毎年9月には「英陽唐辛子H.O.Tフェスティバル」が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*首比椒（スビチョ）&lt;br /&gt;
:1960年代に郡内の首比（スビ、수비）地区で多く生産されるようになった唐辛子の一品種。1960年頃にその優秀性が見いだされ、1965年以降、同地区を中心として生産が拡大していった&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추의 유래] 、英陽唐辛子広報展示館ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。1980年代以降は他の品種に押されて生産が減少したが、2000年代に入ってその価値が見直され、再び生産が復活している&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?cntn_cd=A0000063965 순수 우리 고추 영양 '수비초'복원 성공] 、Oh My News2002年1月16日記事、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 青陽唐辛子（청양고추） ====&lt;br /&gt;
:韓国で流通する唐辛子のうち猛烈な辛さを特徴とする品種に青陽唐辛子（チョンヤンコチュ、[[청양고추]]）がある。この青陽唐辛子の青陽は命名の由来に論争があり、[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]と英陽郡からひと文字ずつ取ったとの説と、[[忠清南道の料理|忠清南道]]の[[青陽郡の料理|青陽郡]]を指すとの説に分かれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青松郡・英陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽唐辛子の開発者として知られる旧・中央種苗株式会社のユ・イルン氏は経済誌のインタビューで以下のように答えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「青陽唐辛子の産地を忠清南道の青陽と思っている人が多いが、実際は済州産とタイ産を雑種交配した品種を慶尚北道の青松・英陽で臨床栽培し、成功したことから現地の農家の要請で青松の『青』、英陽の『陽』を取って商標権登録したことに由来する」（原文1）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&amp;amp;mid=sec&amp;amp;sid1=102&amp;amp;oid=014&amp;amp;aid=0000214355 〔fn 이사람〕고추품종개발 권위자 유일웅 홍초원 고추연구소 소장] 、파이낸셜 뉴스、2016年5月9日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1】「청양고추의 산지를 충남 청양으로 아는 사람이 많은데 사실은 제주산과 태국산을 잡종교배한 품종을 경북 청송·영양에서 임상재배해 성공하자 현지 농가의 요청으로 청송의 청(靑), 영양의 양(陽)자를 따서 상표권 등록한 데서 유래됐다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽郡の運営するウェブサイト「名品青陽唐辛子（명풍청양고추）」では、青陽唐辛子の由来について以下のように説明している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「1968年、中央種苗会社で『青陽の唐辛子がよい』という噂を聞いて、農村指導所の職員（キム・テグォン前所長）に品種選抜を依頼し、その中から30余種を選抜して受け取った」「種苗会社で品種を選抜していくとき、青陽地域の特性を説明し、この唐辛子がよい種子として選抜されたら青陽唐辛子と命名して欲しいと要求した」（中略）「種苗会社は快く約束をし、その後『青陽唐辛子』という名前の品種が誕生し、見た目も辛さも全国最高であった」（原文2）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://gochu.cheongyang.go.kr/gochu/sub01_02.do 매운청양고추의 유래] 、名品青陽唐辛子ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文2】「1968년 중앙종묘회사에서 “청양고추가 좋다”는 소문을 듣고 농촌지도소 직원(전 김태권소장)에게 품종선발을 의뢰하여 그 중 30여종을 선별하여 주었다.」「종묘회사에서 품종을 선발해 갈 때 청양지역의 특성을 설명하고 이 고추가 좋은 종자로 선발되면 청양고추로 이름 지어줄 것을 요구했다.」(중략)「종묘회사는 쾌히 약속을 했고 그 후 ‘청양고추’ 라는 이름의 품종이 생겨났으며, 겉모양과 매운맛이 전국 최고였다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な酒類・飲料 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052901.JPG|300px|thumb|銀河水マッコリ]]&lt;br /&gt;
=== マッコリ ===&lt;br /&gt;
;醗酵工房1991&lt;br /&gt;
:醗酵工房1991（パリョゴンバン イルググイル、발효공방1991）は、英陽邑東部里（ヨンヤンウプ トンブリ、영양읍 동부리）に位置する酒造。1926年創業の英陽醸造場（영양양조장）が2018年に廃業したのを受け、大手[[チキン（韓国チキン／치킨）]]ブランドのキョチョンF&amp;amp;B（교촌F&amp;amp;B）が英陽郡との業務協約をもとに引き継いだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:英陽郡は「星天地（ピョルチョンジ、별천지）」をキャッチコピーに掲げるほど夜空が美しく、それにちなんで「銀河水（ウナス、은하수）」と命名した[[マッコリ（韓国式の濁酒／막걸리）|マッコリ]]を生産、販売している。原材料の米はすべて英陽郡産で、小麦麹（[[누룩]]）は自家製、甘味料は使用しない。アルコール度数によって、6度、8度、12度の3種があり、8度にのみ国産の金剛小麦（クムガンミル、[[금강밀]]）を加えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:このほか英陽郡に伝わる古料理書『飲食知味方』にも掲載のある、伝統酒の甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）や、名産品の唐辛子を活かしたコチュジャン（[[고추장]]）、テンジャン（味噌、[[된장]]）などの発酵食品も生産する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*英陽醸造場&lt;br /&gt;
:英陽醸造場（영양양조장）は、英陽郡にかつてあった酒造。英陽濁酒合同（영양탁주합동）とも呼ぶ。1926年に英陽酒造株式会社として創業した。その建物は慶尚北道産業遺産に指定されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 伝統酒 ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052902.JPG|300px|thumb|甘香酒]]&lt;br /&gt;
==== 甘香酒（감향주） ====&lt;br /&gt;
:甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）は、もち米を主な原料とする伝統酒のひとつ。名前の通りに香り高く、桃や梨などの果物に例えられる。水分量が少なく、全体にどろっとした仕上がりになるため、スプーンなどですくって食べる。すくって飲むマッコリ（トモンヌン マッコルリ、[[떠먹는 막걸리]]）とも表現される。『飲食知味方』をはじめとして、朝鮮時代の文献によく登場する伝統酒のひとつである。英陽郡では、『飲食知味方』体験プログラムの貞夫人床に含まれるほか、上記の「醗酵工房1991」でも生産、販売している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*『飲食知味方』の記述&lt;br /&gt;
:甘香酒の製法について以下のように記している&amp;lt;ref&amp;gt;[https://ko.wikisource.org/wiki/%EC%9D%8C%EC%8B%9D%EB%94%94%EB%AF%B8%EB%B0%A9 음식디미방] 、Wiki文献（위키문헌）、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;정부인 안동장씨(지은이), 황혜성(감수), 한복려, 한복선, 한복진(엮음),  2000,『다시 보고 배우는 음식디미방』, 궁중음식연구원, P106-107, 151&amp;lt;/ref&amp;gt;。ハングルでのスペルは「감향쥬」となっている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「うるち米1升をよく洗って粉にする。穴餅（[[구멍떡]]）を作り、茹でて冷ます。茹で汁を鉢に1杯取って、麹の粉1升と穴餅を加えて混ぜ、いちばんよい甕（[[단지]]）に入れて酒母を作る。同日にもち米1斗をよく洗って水に浸し、3日間置いたのちに蒸す。冷めないうちに酒母と混ぜ、大きな甕（[[항아리]]）に入れて暖かい部屋に置く。甕の外側を布などで包んでおいて発酵を促進させる。苦味を出したい場合は、甕を包まずに涼しい場所に置けばよい。量を増やす場合は、この製法から見積もって造る」【原文1】（カッコ内は訳注）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1（現代語訳）】「멥쌀 한 되를 백세 작말하여 구멍떡 만들어 익게 삶아 식히고, 삶던 물 한 사발에 누룩가루 한 되를 구멍떡에 한데 섞어 쳐서 가장 잘 구워진 단지에 넣고, 찹쌀 한 말을 백세하여 밑술하는 날 물에 담갔다가 사흘 만에 익게 쪄, 채 식지 않아서 밑술을 퍼내어 섞어 항아리에 넣고 더운 방에 놓고 항아리 겉을 많이 싸두었다가 익거든 써라. 쓴맛이 있게 하려면 항아리를 싸지 말고 서늘한 데 두면 된자. 많이 빚으려 하면 이 법을 대중하여 빚는다」&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 椒花酒（초화주） ====&lt;br /&gt;
:椒花酒（チョファジュ、초화주）は、青杞面青杞里（チョンギミョン、チョンギリ、청기면 청기리）に位置する酒造「英陽長生酒（영양장생주）」が生産する伝統酒。センキュウ（[[천궁]]）、当帰（[[당귀]]）、黄耆（[[황기]]）など12種類の生薬を加えた漢方焼酎で、胡椒と蜂蜜が入ることから椒花酒と名付けられた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 飲食店情報 ==&lt;br /&gt;
以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*飲食知味方体験館（음식디미방 체험관）&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道英陽郡石保面トゥドゥルマウルキル66（院里303）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 영양군 석보면 두들마을길 66(원리 303)&lt;br /&gt;
:電話：054-682-7764&lt;br /&gt;
:料理：飲食知味方料理&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
*韓食ペディアの執筆者である八田靖史は2015年10月に初めて英陽郡を訪れた。大学時代に卒業論文の重要な資料として『飲食知味方』を読んでいたため、ゆかりの地であるトゥドゥル村を訪ねられたのはたいへん感動的であった。&lt;br /&gt;
*BYC&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡（Bonghwa-gun）]]、英陽郡（Yeongyang-gun）、[[青松郡の料理|青松郡（Cheongsong-gun）]]の頭文字を取って「BYC」と総称することがある。隣接する3地域を韓国の有名な下着メーカーにちなんでまとめた語呂合わせだが、韓国を代表する「奥地」のまとめとして揶揄を含むことが多い。韓食ペディアの執筆者である八田靖史は、その「奥地」度を認めたうえで、それでも「わざわざ目掛けて行くべき美味しい3地域」と勝手な再定義を提唱している&amp;lt;ref&amp;gt;八田靖史, 2022, 『ラジオ まいにちハングル講座 2022年9月号（韓国おいしい町めぐり）』, NHK出版, P96&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://tour.yyg.go.kr/ 英陽文化観光（韓国語）]&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:よんやんくんのりようり}}&lt;br /&gt;
*[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]&lt;br /&gt;
*[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:慶尚北道・大邱市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42580</id>
		<title>英陽郡の料理</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42580"/>
		<updated>2026-05-29T00:16:54Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050801.JPG|400px|thumb|トゥドゥル村にある張桂香の遺績碑]]&lt;br /&gt;
'''英陽郡'''（ヨンヤングン、영양군）は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。本ページでは英陽郡の料理、特産品について解説する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域概要 ==&lt;br /&gt;
英陽郡は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。郡の北東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[蔚珍郡の料理|蔚珍郡]]、南東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[盈徳郡の料理|盈徳郡]]、南部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]、西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[安東市の料理|安東市]]、北西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡]]と接する。人口は1万7461人（2018年7月）で、この人口は島嶼地区である[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[鬱陵郡の料理|鬱陵郡]]に次いで韓国の全市郡で2番目に少ない。&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.mois.go.kr/frt/sub/a05/totStat/screen.do 주민등록 인구통계] 、行政安全部ウェブサイト、2018年8月14日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。郡の東部を太白山脈が南北に貫いており、標高1219mの日月山（イルォルサン、일월산）をはじめとした山岳地域である。郡内には朝鮮時代中期から続く同族村（集姓村）が点在し、載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村（トゥドゥルマウル、두들마을）や、漢陽趙氏のチュシル村（チュシルマウル、주실마을）、楽安呉氏の甘川村（カムチョンマウル、감촌마을）には貴重な伝統家屋が残る。ほか観光地としては前述の日月山や水下渓谷（スハゲゴク、수하계곡）、ホタルの生息地として特区に指定されたホタル生態体験村（반딧불이생태체험마을）などがある。[[ソウル市の料理|ソウル市]]から英陽郡までは、東ソウル総合バスターミナルから英陽バス停留所まで高速バスで約4時間30分の距離。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 食文化の背景 ==&lt;br /&gt;
英陽郡には朝鮮時代から続く同族村が数多く残り、昔ながらの文化を現在も継承している。中でも象徴的なのがトゥドゥル村における『飲食知味方』の発見であり、これは載寧李氏の家系に伝えられた料理書である。英陽市ではこの料理を再現し、実際に味を見ることのできる体験プログラムを観光の目玉にしている。また、この地域の主な産業は農業であり、全国的に名産地として有名な唐辛子をはじめ、高冷地野菜や、リンゴ、ナシ、モモ、ブドウ、スイカといった果物類、シイタケ、ツルニンジンなどを特産品とする。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な料理 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050802.JPG|300px|thumb|飲食知味方の再現料理]]&lt;br /&gt;
トゥドゥル村に伝わる料理書『飲食知味方』の再現料理が有名。また、日月山やメンドン山一帯では山菜がとれ、それを利用した[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]や山菜定食が名物として知られる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ウムシクティミバン（飲食知味方／음식디미방） ===&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』は1670年頃に書かれた料理書。載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村に伝わるもので、1640年にこの村を開いた李時明（イ・シミョン、이시명）の妻、張桂香（チャン・ゲヒャン、[[장계향]]）が子孫のために台所仕事の要点を書き残したものである。本書には当時の両班家庭で作られていた料理のレシピが詳細に紹介されているほか、酒類の醸造法や、食品の保管方法についても記されている。その項目は実に146種類にも及び、当時の食文化を知るうえでたいへん貴重な資料である。長らくハングルで書かれた最古の料理書とされてきたが、より古い料理書として、2015年に『崔氏飲食法（チェシウムシクポプ、[[최씨음식법]]）』、2017年に『酒醋沉菹方（チュチョチムジョバン、[[주초침저방]]）』が発見されている。時代的には『酒醋沉菹方』がより古いと見られるが、ハングルで書かれた箇所は一部に留まり、全文ハングルで表記の料理書としては17世紀中頃までに書かれたと推定される『崔氏飲食法』がもっとも古い。漢文で書かれた料理書はそれ以前から数多くある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*体験プログラム&lt;br /&gt;
:英陽郡では『飲食知味方』の料理を復元し、実際に味わえるように体験プログラムを組んでいる。トゥドゥル村内に設けられた「飲食知味方体験館」で提供しており、飲食知味方保存会の会員らが調理を担当する。なお、体験プログラムに参加するには最低3日前までの事前予約が必要であり、また最低でも10人以上集まるのが条件となる（自分たち以外の予約客も含めて10人以上揃えばよい）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*慶尚北道3大料理書&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]では、旧家に伝わる料理書として、英陽郡の『飲食知味方』、[[安東市の料理|安東市]]の『需雲雑方（スウンジャプパン、[[수운잡방]]）』、[[尚州市の料理|尚州市]]の『是議全書（シウィジョンソ、[[시의전서]]）』が発見された。いずれも韓国料理の歴史をひも解くには欠かせないもので、3冊を総称して慶尚北道3大料理書と呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 飲食知味方の特徴 ====&lt;br /&gt;
*飲食知味方の題名&lt;br /&gt;
:トゥドゥル村で保管された文書の表紙には、『閨壼是議方（キュゴンシウィバン、[[규곤시의방]]）』という題名がつけられている。これは「女性の心得」を意味する言葉であるが、当初からのものでなく子孫によって後日付け加えられたものと見られる。一般的には本文の冒頭に書かれた『飲食知味方』が本書の題名として用いられ、これは「料理の味を知る方法」を意味する。なお、現在の表記法では「음식지미방」となるが、本書には「[[음식디미방]]」と記されており、現在の呼び名もそれに則るのが通例である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*唐辛子の伝来と普及&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』の大きな特徴のひとつに唐辛子が一切使われていないことがあげられる。中米を原産とする唐辛子は16世紀後半から17世紀初頭にかけて日本を経由して朝鮮半島に伝わったとされ、もっとも古い記録は1614年に書かれた『芝峰類説（[[지봉유설]]）』に見られる。『飲食知味方』の執筆年代よりも50年以上もさかのぼるが、まったく触れられていないことから考えると、少なくとも英陽郡の周辺ではまだ一般的な食材でなかったとみられる。『飲食知味方』のレシピは唐辛子普及以前の韓国料理を知るうえでたいへん貴重である。なお、唐辛子が料理のレシピに登場するのは、1766年に書かれた『増補山林経済（[[증보산림경제]]）』が初めてであり、この時期には普及が進んでいたと考えられる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*現代韓国料理との差異&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に収録された料理は現代でも共通するものが多い。ただし、料理のレシピを見るとだいぶ異なるものも多く、例えば現代の[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]は緑豆モヤシや白菜キムチ、豚肉などを具として作るが、『飲食知味方』のレシピでは蜂蜜を加えたアズキあんを入れる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*マッチル方文&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載されているいくつかのレシピには「マッチル方文（맛질방문）」との付記がある。この場合のマッチルとは地名であり、その地域の料理法を紹介するという意味である。マッチルは近隣都市の醴泉郡や[[奉化郡の料理|奉化郡]]を指すとの説が有力だが、はっきりとしたことはわかっていない。マッチル方文として紹介された料理には、スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）、[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）|スンオマンドゥ（ボラ餃子、숭어만두）]]、ソンニュタン（ザクロのスープ、[[석류탕]]）など16酒類がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*酒造法&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載される146項目のうち、51項目が酒造法である。当時は酒造りというと家庭の主婦が日常の家事として行うもので、こうして造る酒を家醸酒（カヤンジュ、[[가양주]]）と呼ぶ。両班家庭では祖先の祭祀を行ったり、客を迎えたりすることが多く、酒造りはたいへん重要な家事のひとつであった。『飲食知味方』には今日伝統酒として知られる三亥酒（サメジュ、[[삼해주]]）、梨花酒（イファジュ、[[이화주]]）、甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）といった名前が並ぶ。現在の韓国でトンドンジュ（[[동동주]]）と呼ばれている米粒を浮かせた酒も、浮蟻酒（プウィジュ、[[부의주]]）という名前で掲載されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 代表的な掲載料理 ====&lt;br /&gt;
*スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050803.JPG|300px|thumb|スジュンゲ]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）|チャプチェ（キジ肉と野菜の和え物、잡채）]]&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050804.JPG|300px|thumb|チャプチェ]]&lt;br /&gt;
*カジェユク（豚肉の衣焼き、[[가제육]]）&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*テグコプチルヌルミ（タラ皮餃子のあんかけ、[[대구껍질 느르미]]）&lt;br /&gt;
*トンアヌルミ（トウガンのあんかけ、[[동아느르미]]）&lt;br /&gt;
*トトリジュク（ドングリ粥、[[도토리죽]]）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥） ===&lt;br /&gt;
:日月山（イルォルサン、일월산）、萌童山（メンドンサン、맹동산）一帯は山菜の名産地であり、ハナウド（[[어수리]]）、オタカラコウ（[[곰취]]）、ミツバ（[[참나물]]）、シラヤマギク（[[취나물]]）などが主にとれる。これらの山菜を具とした[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]や、山菜定食が地域の名物料理として知られる。毎年5月には英陽山菜祭り（영양산나물축제）が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な特産品 ==&lt;br /&gt;
山間地域であり農業が盛んだが、中でも唐辛子は名産品として有名である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 唐辛子（고추） ===&lt;br /&gt;
:英陽で生産される唐辛子をヨンヤンコチュ（英陽唐辛子、영양고추）と呼ぶ。高冷地で栽培される英陽産の唐辛子は全国的にも評価が高く、農林畜産食品部が地域の名産品を認証する地理的表示農産物の第5号として英陽唐辛子粉（영양고춧가루）が登録されている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://kpgi.co.kr/page/?mo_id=specialty&amp;amp;id=181&amp;amp;wr_id=179 영양고춧가루] 、韓国地理的表示特産品連合会ウェブサイト、2023年8月31日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。地域でも主力の農産物として生産されており、英陽郡によれば農家の総所得全体のうち、52%が唐辛子による所得であるとしている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추] 、英陽郡ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。毎年9月には「英陽唐辛子H.O.Tフェスティバル」が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*首比椒（スビチョ）&lt;br /&gt;
:1960年代に郡内の首比（スビ、수비）地区で多く生産されるようになった唐辛子の一品種。1960年頃にその優秀性が見いだされ、1965年以降、同地区を中心として生産が拡大していった&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추의 유래] 、英陽唐辛子広報展示館ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。1980年代以降は他の品種に押されて生産が減少したが、2000年代に入ってその価値が見直され、再び生産が復活している&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?cntn_cd=A0000063965 순수 우리 고추 영양 '수비초'복원 성공] 、Oh My News2002年1月16日記事、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 青陽唐辛子（청양고추） ====&lt;br /&gt;
:韓国で流通する唐辛子のうち猛烈な辛さを特徴とする品種に青陽唐辛子（チョンヤンコチュ、[[청양고추]]）がある。この青陽唐辛子の青陽は命名の由来に論争があり、[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]と英陽郡からひと文字ずつ取ったとの説と、[[忠清南道の料理|忠清南道]]の[[青陽郡の料理|青陽郡]]を指すとの説に分かれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青松郡・英陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽唐辛子の開発者として知られる旧・中央種苗株式会社のユ・イルン氏は経済誌のインタビューで以下のように答えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「青陽唐辛子の産地を忠清南道の青陽と思っている人が多いが、実際は済州産とタイ産を雑種交配した品種を慶尚北道の青松・英陽で臨床栽培し、成功したことから現地の農家の要請で青松の『青』、英陽の『陽』を取って商標権登録したことに由来する」（原文1）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&amp;amp;mid=sec&amp;amp;sid1=102&amp;amp;oid=014&amp;amp;aid=0000214355 〔fn 이사람〕고추품종개발 권위자 유일웅 홍초원 고추연구소 소장] 、파이낸셜 뉴스、2016年5月9日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1】「청양고추의 산지를 충남 청양으로 아는 사람이 많은데 사실은 제주산과 태국산을 잡종교배한 품종을 경북 청송·영양에서 임상재배해 성공하자 현지 농가의 요청으로 청송의 청(靑), 영양의 양(陽)자를 따서 상표권 등록한 데서 유래됐다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽郡の運営するウェブサイト「名品青陽唐辛子（명풍청양고추）」では、青陽唐辛子の由来について以下のように説明している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「1968年、中央種苗会社で『青陽の唐辛子がよい』という噂を聞いて、農村指導所の職員（キム・テグォン前所長）に品種選抜を依頼し、その中から30余種を選抜して受け取った」「種苗会社で品種を選抜していくとき、青陽地域の特性を説明し、この唐辛子がよい種子として選抜されたら青陽唐辛子と命名して欲しいと要求した」（中略）「種苗会社は快く約束をし、その後『青陽唐辛子』という名前の品種が誕生し、見た目も辛さも全国最高であった」（原文2）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://gochu.cheongyang.go.kr/gochu/sub01_02.do 매운청양고추의 유래] 、名品青陽唐辛子ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文2】「1968년 중앙종묘회사에서 “청양고추가 좋다”는 소문을 듣고 농촌지도소 직원(전 김태권소장)에게 품종선발을 의뢰하여 그 중 30여종을 선별하여 주었다.」「종묘회사에서 품종을 선발해 갈 때 청양지역의 특성을 설명하고 이 고추가 좋은 종자로 선발되면 청양고추로 이름 지어줄 것을 요구했다.」(중략)「종묘회사는 쾌히 약속을 했고 그 후 ‘청양고추’ 라는 이름의 품종이 생겨났으며, 겉모양과 매운맛이 전국 최고였다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な酒類・飲料 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052901.JPG|300px|thumb|銀河水マッコリ]]&lt;br /&gt;
=== マッコリ ===&lt;br /&gt;
;醗酵工房1991&lt;br /&gt;
:醗酵工房1991（パリョゴンバン イルググイル、발효공방1991）は、英陽邑東部里（ヨンヤンウプ トンブリ、영양읍 동부리）に位置する酒造。1926年創業の英陽醸造場（영양양조장）が2018年に廃業したのを受け、大手[[チキン（韓国チキン／치킨）]]ブランドのキョチョンF&amp;amp;B（교촌F&amp;amp;B）が英陽郡との業務協約をもとに引き継いだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:英陽郡は「星天地（ピョルチョンジ、별천지）」をキャッチコピーに掲げるほど夜空が美しく、それにちなんで「銀河水（ウナス、은하수）」と命名した[[マッコリ（韓国式の濁酒／막걸리）|マッコリ]]を生産、販売している。原材料の米はすべて英陽郡産で、小麦麹（[[누룩]]）は自家製、甘味料は使用しない。アルコール度数によって、6度、8度、12度の3種があり、8度にのみ国産の金剛小麦（クムガンミル、[[금강밀]]）を加えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:このほか英陽郡に伝わる古料理書『飲食知味方』にも掲載のある、伝統酒の甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）や、名産品の唐辛子を活かしたコチュジャン（[[고추장]]）、テンジャン（味噌、[[된장]]）などの発酵食品も生産する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*英陽醸造場&lt;br /&gt;
:英陽醸造場（영양양조장）は、英陽郡にかつてあった酒造。英陽濁酒合同（영양탁주합동）とも呼ぶ。1926年に英陽酒造株式会社として創業した。その建物は慶尚北道産業遺産に指定されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 伝統酒 ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052902.JPG|300px|thumb|甘香酒]]&lt;br /&gt;
==== 甘香酒（감향주） ====&lt;br /&gt;
:甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）は、もち米を主な原料とする伝統酒のひとつ。名前の通りに香り高く、桃や梨などの果物に例えられる。水分量が少なく、全体にどろっとした仕上がりになるため、スプーンなどですくって食べる。すくって飲むマッコリ（トモンヌン マッコルリ、[[떠먹는 막걸리]]）とも表現される。『飲食知味方』をはじめとして、朝鮮時代の文献によく登場する伝統酒のひとつである。英陽郡では、『飲食知味方』体験プログラムの貞夫人床に含まれるほか、上記の「醗酵工房1991」でも生産、販売している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*『飲食知味方』の記述&lt;br /&gt;
:甘香酒の製法について以下のように記している&amp;lt;ref&amp;gt;[https://ko.wikisource.org/wiki/%EC%9D%8C%EC%8B%9D%EB%94%94%EB%AF%B8%EB%B0%A9 음식디미방] 、Wiki文献（위키문헌）、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;정부인 안동장씨(지은이), 황혜성(감수), 한복려, 한복선, 한복진(엮음),  2000,『다시 보고 배우는 음식디미방』, 궁중음식연구원, P106-107, 151&amp;lt;/ref&amp;gt;。ハングルでのスペルは「감향쥬」となっている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「うるち米1升をよく洗って粉にする。穴餅（[[구멍떡]]）を作り、茹でて冷ます。茹で汁を鉢に1杯取って、麹の粉1升と穴餅を加えて混ぜ、いちばんよい甕（[[단지]]）に入れて酒母を作る。同日にもち米1斗をよく洗って水に浸し、3日間置いたのちに蒸す。冷めないうちに酒母と混ぜ、大きな甕（[[항아리]]）に入れて暖かい部屋に置く。甕の外側を布などで包んでおいて発酵を促進させる。苦味を出したい場合は、甕を包まずに涼しい場所に置けばよい。量を増やす場合は、この製法から見積もって造る」【原文1】（カッコ内は訳注）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1（現代語訳）】「멥쌀 한 되를 백세 작말하여 구멍떡 만들어 익게 삶아 식히고, 삶던 물 한 사발에 누룩가루 한 되를 구멍떡에 한데 섞어 쳐서 가장 잘 구워진 단지에 넣고, 찹쌀 한 말을 백세하여 밑술하는 날 물에 담갔다가 사흘 만에 익게 쪄, 채 식지 않아서 밑술을 퍼내어 섞어 항아리에 넣고 더운 방에 놓고 항아리 겉을 많이 싸두었다가 익거든 써라. 쓴맛이 있게 하려면 항아리를 싸지 말고 서늘한 데 두면 된자. 많이 빚으려 하면 이 법을 대중하여 빚는다」&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 椒花酒（초화주） ====&lt;br /&gt;
:椒花酒（チョファジュ、초화주）は、青杞面青杞里（チョンギミョン、チョンギリ、청기면 청기리）に位置する酒造「英陽長生酒（영양장생주）」が生産する伝統酒。センキュウ（[[천궁]]）、当帰（[[당귀]]）、黄耆（[[황기]]）など12種類の生薬を加えた漢方焼酎で、胡椒と蜂蜜が入ることから椒花酒と名付けられた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 飲食店情報 ==&lt;br /&gt;
以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050805.JPG|300px|thumb|飲食知味方体験館]]&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*飲食知味方体験館（음식디미방 체험관）&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道英陽郡石保面トゥドゥルマウルキル66（院里303）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 영양군 석보면 두들마을길 66(원리 303)&lt;br /&gt;
:電話：054-682-7764&lt;br /&gt;
:料理：飲食知味方料理&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
*韓食ペディアの執筆者である八田靖史は2015年10月に初めて英陽郡を訪れた。大学時代に卒業論文の重要な資料として『飲食知味方』を読んでいたため、ゆかりの地であるトゥドゥル村を訪ねられたのはたいへん感動的であった。&lt;br /&gt;
*BYC&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡（Bonghwa-gun）]]、英陽郡（Yeongyang-gun）、[[青松郡の料理|青松郡（Cheongsong-gun）]]の頭文字を取って「BYC」と総称することがある。隣接する3地域を韓国の有名な下着メーカーにちなんでまとめた語呂合わせだが、韓国を代表する「奥地」のまとめとして揶揄を含むことが多い。韓食ペディアの執筆者である八田靖史は、その「奥地」度を認めたうえで、それでも「わざわざ目掛けて行くべき美味しい3地域」と勝手な再定義を提唱している&amp;lt;ref&amp;gt;八田靖史, 2022, 『ラジオ まいにちハングル講座 2022年9月号（韓国おいしい町めぐり）』, NHK出版, P96&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://tour.yyg.go.kr/ 英陽文化観光（韓国語）]&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:よんやんくんのりようり}}&lt;br /&gt;
*[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]&lt;br /&gt;
*[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:慶尚北道・大邱市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:26052902.JPG&amp;diff=42579</id>
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		<updated>2026-05-29T00:15:34Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: 甘香酒。慶尚北道英陽郡英陽邑東部里「醗酵工房1991（발효공방1991）」にて2026年5月9日撮影。&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;== 概要 ==&lt;br /&gt;
甘香酒。慶尚北道英陽郡英陽邑東部里「醗酵工房1991（발효공방1991）」にて2026年5月9日撮影。&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
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		<updated>2026-05-29T00:15:07Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: 銀河水マッコリ。慶尚北道英陽郡英陽邑東部里「醗酵工房1991（발효공방1991）」にて2026年5月9日撮影。&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;== 概要 ==&lt;br /&gt;
銀河水マッコリ。慶尚北道英陽郡英陽邑東部里「醗酵工房1991（발효공방1991）」にて2026年5月9日撮影。&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
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		<title>英陽郡の料理</title>
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		<updated>2026-05-29T00:12:52Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* 代表的な酒類・飲料 */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050801.JPG|thumb|400px|トゥドゥル村にある張桂香の遺績碑]]&lt;br /&gt;
'''英陽郡'''（ヨンヤングン、영양군）は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。本ページでは英陽郡の料理、特産品について解説する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域概要 ==&lt;br /&gt;
英陽郡は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。郡の北東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[蔚珍郡の料理|蔚珍郡]]、南東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[盈徳郡の料理|盈徳郡]]、南部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]、西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[安東市の料理|安東市]]、北西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡]]と接する。人口は1万7461人（2018年7月）で、この人口は島嶼地区である[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[鬱陵郡の料理|鬱陵郡]]に次いで韓国の全市郡で2番目に少ない。&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.mois.go.kr/frt/sub/a05/totStat/screen.do 주민등록 인구통계] 、行政安全部ウェブサイト、2018年8月14日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。郡の東部を太白山脈が南北に貫いており、標高1219mの日月山（イルォルサン、일월산）をはじめとした山岳地域である。郡内には朝鮮時代中期から続く同族村（集姓村）が点在し、載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村（トゥドゥルマウル、두들마을）や、漢陽趙氏のチュシル村（チュシルマウル、주실마을）、楽安呉氏の甘川村（カムチョンマウル、감촌마을）には貴重な伝統家屋が残る。ほか観光地としては前述の日月山や水下渓谷（スハゲゴク、수하계곡）、ホタルの生息地として特区に指定されたホタル生態体験村（반딧불이생태체험마을）などがある。[[ソウル市の料理|ソウル市]]から英陽郡までは、東ソウル総合バスターミナルから英陽バス停留所まで高速バスで約4時間30分の距離。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 食文化の背景 ==&lt;br /&gt;
英陽郡には朝鮮時代から続く同族村が数多く残り、昔ながらの文化を現在も継承している。中でも象徴的なのがトゥドゥル村における『飲食知味方』の発見であり、これは載寧李氏の家系に伝えられた料理書である。英陽市ではこの料理を再現し、実際に味を見ることのできる体験プログラムを観光の目玉にしている。また、この地域の主な産業は農業であり、全国的に名産地として有名な唐辛子をはじめ、高冷地野菜や、リンゴ、ナシ、モモ、ブドウ、スイカといった果物類、シイタケ、ツルニンジンなどを特産品とする。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な料理 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050802.JPG|thumb|300px|飲食知味方の再現料理]]&lt;br /&gt;
トゥドゥル村に伝わる料理書『飲食知味方』の再現料理が有名。また、日月山やメンドン山一帯では山菜がとれ、それを利用した[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]や山菜定食が名物として知られる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ウムシクティミバン（飲食知味方／음식디미방） ===&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』は1670年頃に書かれた料理書。載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村に伝わるもので、1640年にこの村を開いた李時明（イ・シミョン、이시명）の妻、張桂香（チャン・ゲヒャン、[[장계향]]）が子孫のために台所仕事の要点を書き残したものである。本書には当時の両班家庭で作られていた料理のレシピが詳細に紹介されているほか、酒類の醸造法や、食品の保管方法についても記されている。その項目は実に146種類にも及び、当時の食文化を知るうえでたいへん貴重な資料である。長らくハングルで書かれた最古の料理書とされてきたが、より古い料理書として、2015年に『崔氏飲食法（チェシウムシクポプ、[[최씨음식법]]）』、2017年に『酒醋沉菹方（チュチョチムジョバン、[[주초침저방]]）』が発見されている。時代的には『酒醋沉菹方』がより古いと見られるが、ハングルで書かれた箇所は一部に留まり、全文ハングルで表記の料理書としては17世紀中頃までに書かれたと推定される『崔氏飲食法』がもっとも古い。漢文で書かれた料理書はそれ以前から数多くある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*体験プログラム&lt;br /&gt;
:英陽郡では『飲食知味方』の料理を復元し、実際に味わえるように体験プログラムを組んでいる。トゥドゥル村内に設けられた「飲食知味方体験館」で提供しており、飲食知味方保存会の会員らが調理を担当する。なお、体験プログラムに参加するには最低3日前までの事前予約が必要であり、また最低でも10人以上集まるのが条件となる（自分たち以外の予約客も含めて10人以上揃えばよい）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*慶尚北道3大料理書&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]では、旧家に伝わる料理書として、英陽郡の『飲食知味方』、[[安東市の料理|安東市]]の『需雲雑方（スウンジャプパン、[[수운잡방]]）』、[[尚州市の料理|尚州市]]の『是議全書（シウィジョンソ、[[시의전서]]）』が発見された。いずれも韓国料理の歴史をひも解くには欠かせないもので、3冊を総称して慶尚北道3大料理書と呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 飲食知味方の特徴 ====&lt;br /&gt;
*飲食知味方の題名&lt;br /&gt;
:トゥドゥル村で保管された文書の表紙には、『閨壼是議方（キュゴンシウィバン、[[규곤시의방]]）』という題名がつけられている。これは「女性の心得」を意味する言葉であるが、当初からのものでなく子孫によって後日付け加えられたものと見られる。一般的には本文の冒頭に書かれた『飲食知味方』が本書の題名として用いられ、これは「料理の味を知る方法」を意味する。なお、現在の表記法では「음식지미방」となるが、本書には「[[음식디미방]]」と記されており、現在の呼び名もそれに則るのが通例である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*唐辛子の伝来と普及&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』の大きな特徴のひとつに唐辛子が一切使われていないことがあげられる。中米を原産とする唐辛子は16世紀後半から17世紀初頭にかけて日本を経由して朝鮮半島に伝わったとされ、もっとも古い記録は1614年に書かれた『芝峰類説（[[지봉유설]]）』に見られる。『飲食知味方』の執筆年代よりも50年以上もさかのぼるが、まったく触れられていないことから考えると、少なくとも英陽郡の周辺ではまだ一般的な食材でなかったとみられる。『飲食知味方』のレシピは唐辛子普及以前の韓国料理を知るうえでたいへん貴重である。なお、唐辛子が料理のレシピに登場するのは、1766年に書かれた『増補山林経済（[[증보산림경제]]）』が初めてであり、この時期には普及が進んでいたと考えられる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*現代韓国料理との差異&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に収録された料理は現代でも共通するものが多い。ただし、料理のレシピを見るとだいぶ異なるものも多く、例えば現代の[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]は緑豆モヤシや白菜キムチ、豚肉などを具として作るが、『飲食知味方』のレシピでは蜂蜜を加えたアズキあんを入れる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*マッチル方文&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載されているいくつかのレシピには「マッチル方文（맛질방문）」との付記がある。この場合のマッチルとは地名であり、その地域の料理法を紹介するという意味である。マッチルは近隣都市の醴泉郡や[[奉化郡の料理|奉化郡]]を指すとの説が有力だが、はっきりとしたことはわかっていない。マッチル方文として紹介された料理には、スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）、[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）|スンオマンドゥ（ボラ餃子、숭어만두）]]、ソンニュタン（ザクロのスープ、[[석류탕]]）など16酒類がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*酒造法&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載される146項目のうち、51項目が酒造法である。当時は酒造りというと家庭の主婦が日常の家事として行うもので、こうして造る酒を家醸酒（カヤンジュ、[[가양주]]）と呼ぶ。両班家庭では祖先の祭祀を行ったり、客を迎えたりすることが多く、酒造りはたいへん重要な家事のひとつであった。『飲食知味方』には今日伝統酒として知られる三亥酒（サメジュ、[[삼해주]]）、梨花酒（イファジュ、[[이화주]]）、甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）といった名前が並ぶ。現在の韓国でトンドンジュ（[[동동주]]）と呼ばれている米粒を浮かせた酒も、浮蟻酒（プウィジュ、[[부의주]]）という名前で掲載されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 代表的な掲載料理 ====&lt;br /&gt;
*スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050803.JPG|thumb|300px|スジュンゲ]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）|チャプチェ（キジ肉と野菜の和え物、잡채）]]&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050804.JPG|thumb|300px|チャプチェ]]&lt;br /&gt;
*カジェユク（豚肉の衣焼き、[[가제육]]）&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*テグコプチルヌルミ（タラ皮餃子のあんかけ、[[대구껍질 느르미]]）&lt;br /&gt;
*トンアヌルミ（トウガンのあんかけ、[[동아느르미]]）&lt;br /&gt;
*トトリジュク（ドングリ粥、[[도토리죽]]）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥） ===&lt;br /&gt;
:日月山（イルォルサン、일월산）、萌童山（メンドンサン、맹동산）一帯は山菜の名産地であり、ハナウド（[[어수리]]）、オタカラコウ（[[곰취]]）、ミツバ（[[참나물]]）、シラヤマギク（[[취나물]]）などが主にとれる。これらの山菜を具とした[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]や、山菜定食が地域の名物料理として知られる。毎年5月には英陽山菜祭り（영양산나물축제）が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な特産品 ==&lt;br /&gt;
山間地域であり農業が盛んだが、中でも唐辛子は名産品として有名である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 唐辛子（고추） ===&lt;br /&gt;
:英陽で生産される唐辛子をヨンヤンコチュ（英陽唐辛子、영양고추）と呼ぶ。高冷地で栽培される英陽産の唐辛子は全国的にも評価が高く、農林畜産食品部が地域の名産品を認証する地理的表示農産物の第5号として英陽唐辛子粉（영양고춧가루）が登録されている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://kpgi.co.kr/page/?mo_id=specialty&amp;amp;id=181&amp;amp;wr_id=179 영양고춧가루] 、韓国地理的表示特産品連合会ウェブサイト、2023年8月31日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。地域でも主力の農産物として生産されており、英陽郡によれば農家の総所得全体のうち、52%が唐辛子による所得であるとしている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추] 、英陽郡ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。毎年9月には「英陽唐辛子H.O.Tフェスティバル」が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*首比椒（スビチョ）&lt;br /&gt;
:1960年代に郡内の首比（スビ、수비）地区で多く生産されるようになった唐辛子の一品種。1960年頃にその優秀性が見いだされ、1965年以降、同地区を中心として生産が拡大していった&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추의 유래] 、英陽唐辛子広報展示館ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。1980年代以降は他の品種に押されて生産が減少したが、2000年代に入ってその価値が見直され、再び生産が復活している&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?cntn_cd=A0000063965 순수 우리 고추 영양 '수비초'복원 성공] 、Oh My News2002年1月16日記事、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 青陽唐辛子（청양고추） ====&lt;br /&gt;
:韓国で流通する唐辛子のうち猛烈な辛さを特徴とする品種に青陽唐辛子（チョンヤンコチュ、[[청양고추]]）がある。この青陽唐辛子の青陽は命名の由来に論争があり、[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]と英陽郡からひと文字ずつ取ったとの説と、[[忠清南道の料理|忠清南道]]の[[青陽郡の料理|青陽郡]]を指すとの説に分かれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青松郡・英陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽唐辛子の開発者として知られる旧・中央種苗株式会社のユ・イルン氏は経済誌のインタビューで以下のように答えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「青陽唐辛子の産地を忠清南道の青陽と思っている人が多いが、実際は済州産とタイ産を雑種交配した品種を慶尚北道の青松・英陽で臨床栽培し、成功したことから現地の農家の要請で青松の『青』、英陽の『陽』を取って商標権登録したことに由来する」（原文1）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&amp;amp;mid=sec&amp;amp;sid1=102&amp;amp;oid=014&amp;amp;aid=0000214355 〔fn 이사람〕고추품종개발 권위자 유일웅 홍초원 고추연구소 소장] 、파이낸셜 뉴스、2016年5月9日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1】「청양고추의 산지를 충남 청양으로 아는 사람이 많은데 사실은 제주산과 태국산을 잡종교배한 품종을 경북 청송·영양에서 임상재배해 성공하자 현지 농가의 요청으로 청송의 청(靑), 영양의 양(陽)자를 따서 상표권 등록한 데서 유래됐다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽郡の運営するウェブサイト「名品青陽唐辛子（명풍청양고추）」では、青陽唐辛子の由来について以下のように説明している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「1968年、中央種苗会社で『青陽の唐辛子がよい』という噂を聞いて、農村指導所の職員（キム・テグォン前所長）に品種選抜を依頼し、その中から30余種を選抜して受け取った」「種苗会社で品種を選抜していくとき、青陽地域の特性を説明し、この唐辛子がよい種子として選抜されたら青陽唐辛子と命名して欲しいと要求した」（中略）「種苗会社は快く約束をし、その後『青陽唐辛子』という名前の品種が誕生し、見た目も辛さも全国最高であった」（原文2）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://gochu.cheongyang.go.kr/gochu/sub01_02.do 매운청양고추의 유래] 、名品青陽唐辛子ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文2】「1968년 중앙종묘회사에서 “청양고추가 좋다”는 소문을 듣고 농촌지도소 직원(전 김태권소장)에게 품종선발을 의뢰하여 그 중 30여종을 선별하여 주었다.」「종묘회사에서 품종을 선발해 갈 때 청양지역의 특성을 설명하고 이 고추가 좋은 종자로 선발되면 청양고추로 이름 지어줄 것을 요구했다.」(중략)「종묘회사는 쾌히 약속을 했고 그 후 ‘청양고추’ 라는 이름의 품종이 생겨났으며, 겉모양과 매운맛이 전국 최고였다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な酒類・飲料 ==&lt;br /&gt;
=== マッコリ ===&lt;br /&gt;
;醗酵工房1991&lt;br /&gt;
:醗酵工房1991（パリョゴンバン イルググイル、발효공방1991）は、英陽邑東部里（ヨンヤンウプ トンブリ、영양읍 동부리）に位置する酒造。1926年創業の英陽醸造場（영양양조장）が2018年に廃業したのを受け、大手[[チキン（韓国チキン／치킨）]]ブランドのキョチョンF&amp;amp;B（교촌F&amp;amp;B）が英陽郡との業務協約をもとに引き継いだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:英陽郡は「星天地（ピョルチョンジ、별천지）」をキャッチコピーに掲げるほど夜空が美しく、それにちなんで「銀河水（ウナス、은하수）」と命名した[[マッコリ（韓国式の濁酒／막걸리）|マッコリ]]を生産、販売している。原材料の米はすべて英陽郡産で、小麦麹（[[누룩]]）は自家製、甘味料は使用しない。アルコール度数によって、6度、8度、12度の3種があり、8度にのみ国産の金剛小麦（クムガンミル、[[금강밀]]）を加えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:このほか英陽郡に伝わる古料理書『飲食知味方』にも掲載のある、伝統酒の甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）や、名産品の唐辛子を活かしたコチュジャン（[[고추장]]）、テンジャン（味噌、[[된장]]）などの発酵食品も生産する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*英陽醸造場&lt;br /&gt;
:英陽醸造場（영양양조장）は、英陽郡にかつてあった酒造。英陽濁酒合同（영양탁주합동）とも呼ぶ。1926年に英陽酒造株式会社として創業した。その建物は慶尚北道産業遺産に指定されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 伝統酒 ===&lt;br /&gt;
==== 甘香酒（감향주） ====&lt;br /&gt;
:甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）は、もち米を主な原料とする伝統酒のひとつ。名前の通りに香り高く、桃や梨などの果物に例えられる。水分量が少なく、全体にどろっとした仕上がりになるため、スプーンなどですくって食べる。すくって飲むマッコリ（トモンヌン マッコルリ、[[떠먹는 막걸리]]）とも表現される。『飲食知味方』をはじめとして、朝鮮時代の文献によく登場する伝統酒のひとつである。英陽郡では、『飲食知味方』体験プログラムの貞夫人床に含まれるほか、上記の「醗酵工房1991」でも生産、販売している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*『飲食知味方』の記述&lt;br /&gt;
:甘香酒の製法について以下のように記している&amp;lt;ref&amp;gt;[https://ko.wikisource.org/wiki/%EC%9D%8C%EC%8B%9D%EB%94%94%EB%AF%B8%EB%B0%A9 음식디미방] 、Wiki文献（위키문헌）、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;정부인 안동장씨(지은이), 황혜성(감수), 한복려, 한복선, 한복진(엮음),  2000,『다시 보고 배우는 음식디미방』, 궁중음식연구원, P106-107, 151&amp;lt;/ref&amp;gt;。ハングルでのスペルは「감향쥬」となっている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「うるち米1升をよく洗って粉にする。穴餅（[[구멍떡]]）を作り、茹でて冷ます。茹で汁を鉢に1杯取って、麹の粉1升と穴餅を加えて混ぜ、いちばんよい甕（[[단지]]）に入れて酒母を作る。同日にもち米1斗をよく洗って水に浸し、3日間置いたのちに蒸す。冷めないうちに酒母と混ぜ、大きな甕（[[항아리]]）に入れて暖かい部屋に置く。甕の外側を布などで包んでおいて発酵を促進させる。苦味を出したい場合は、甕を包まずに涼しい場所に置けばよい。量を増やす場合は、この製法から見積もって造る」【原文1】（カッコ内は訳注）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1（現代語訳）】「멥쌀 한 되를 백세 작말하여 구멍떡 만들어 익게 삶아 식히고, 삶던 물 한 사발에 누룩가루 한 되를 구멍떡에 한데 섞어 쳐서 가장 잘 구워진 단지에 넣고, 찹쌀 한 말을 백세하여 밑술하는 날 물에 담갔다가 사흘 만에 익게 쪄, 채 식지 않아서 밑술을 퍼내어 섞어 항아리에 넣고 더운 방에 놓고 항아리 겉을 많이 싸두었다가 익거든 써라. 쓴맛이 있게 하려면 항아리를 싸지 말고 서늘한 데 두면 된자. 많이 빚으려 하면 이 법을 대중하여 빚는다」&amp;lt;ref name=&amp;quot;gamhyangju&amp;quot;&amp;gt;&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 椒花酒（초화주） ====&lt;br /&gt;
:椒花酒（チョファジュ、초화주）は、青杞面青杞里（チョンギミョン、チョンギリ、청기면 청기리）に位置する酒造「英陽長生酒（영양장생주）」が生産する伝統酒。センキュウ（[[천궁]]）、当帰（[[당귀]]）、黄耆（[[황기]]）など12種類の生薬を加えた漢方焼酎で、胡椒と蜂蜜が入ることから椒花酒と名付けられた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 飲食店情報 ==&lt;br /&gt;
以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050805.JPG|thumb|300px|飲食知味方体験館]]&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*飲食知味方体験館（음식디미방 체험관）&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道英陽郡石保面トゥドゥルマウルキル66（院里303）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 영양군 석보면 두들마을길 66(원리 303)&lt;br /&gt;
:電話：054-682-7764&lt;br /&gt;
:料理：飲食知味方料理&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
*韓食ペディアの執筆者である八田靖史は2015年10月に初めて英陽郡を訪れた。大学時代に卒業論文の重要な資料として『飲食知味方』を読んでいたため、ゆかりの地であるトゥドゥル村を訪ねられたのはたいへん感動的であった。&lt;br /&gt;
*BYC&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡（Bonghwa-gun）]]、英陽郡（Yeongyang-gun）、[[青松郡の料理|青松郡（Cheongsong-gun）]]の頭文字を取って「BYC」と総称することがある。隣接する3地域を韓国の有名な下着メーカーにちなんでまとめた語呂合わせだが、韓国を代表する「奥地」のまとめとして揶揄を含むことが多い。韓食ペディアの執筆者である八田靖史は、その「奥地」度を認めたうえで、それでも「わざわざ目掛けて行くべき美味しい3地域」と勝手な再定義を提唱している&amp;lt;ref&amp;gt;八田靖史, 2022, 『ラジオ まいにちハングル講座 2022年9月号（韓国おいしい町めぐり）』, NHK出版, P96&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://tour.yyg.go.kr/ 英陽文化観光（韓国語）]&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:よんやんくんのりようり}}&lt;br /&gt;
*[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]&lt;br /&gt;
*[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:慶尚北道・大邱市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%AB%E3%83%9F%EF%BC%88%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%93%E9%A4%85%EF%BC%8F%EC%9D%B8%EC%A0%88%EB%AF%B8%EF%BC%89&amp;diff=42576</id>
		<title>インジョルミ（きなこ餅／인절미）</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%AB%E3%83%9F%EF%BC%88%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%93%E9%A4%85%EF%BC%8F%EC%9D%B8%EC%A0%88%EB%AF%B8%EF%BC%89&amp;diff=42576"/>
		<updated>2026-05-29T00:01:30Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* 文献上の記録 */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
'''インジョルミ'''（[[인절미]]）は、きなこ餅。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
[[ファイル:19040302.JPG|thumb|400px|インジョルミを作っているところ]]&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 名称 ==&lt;br /&gt;
インジョルミは「引切味」「引切米」などの漢字を当てることが多く、引っ張って長く伸ばし食べやすいように切った餅との意味を表す。かつてはインジョルビョン（引切餅、인절병）とも呼んだ。本辞典ではインジョルミと表記する。発音表記は[인절미]。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 概要 ==&lt;br /&gt;
インジョルミ（[[인절미]]）は、きなこ餅。もち米を蒸してついたものに、きな粉をまぶして作る。少量の砂糖を加えることも多い。韓国ではうるち米を使って作る餅も多いが、もち米を使って作る餅としては代表的な種類のひとつである。伝統餅店、市場などで販売されるほか、伝統茶店でも提供される。近年はインジョルミときな粉をトッピングしたスイーツの人気も高く、中でもデザートカフェ「ソルビン（[[설빙]]）」のインジョルミピンス（きな粉餅カキ氷、[[인절미빙수]]）は2013年から14年にかけて大ブームとなった。こうしたインジョルミ風のスイーツは定番化しており、インジョルミ味のスナック菓子や、アイスクリームなども登場している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 歴史 ==&lt;br /&gt;
インジョルミに関する記録は16世紀頃から見られる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 文献上の記録 ===&lt;br /&gt;
;『四声通解』（1517年）の記述&lt;br /&gt;
:朝鮮時代の文人、崔世珍（チェ・セジン、최세진）によって編纂された韻書『四声通解（[[사성통해]]）』に記載があり、漢字「𥻓（米へんに咨）」の説明として俗にインジョルミと呼ぶと紹介している&amp;lt;ref&amp;gt;[https://dl.ndl.go.jp/pid/2537609/1/33 四聲通解 2卷] 、国立国会図書館デジタルコレクション（コマ番号33/209）、2025年7月13日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
;『園幸乙卯整理儀軌』（1795年）の記述&lt;br /&gt;
:1795年に朝鮮王朝第22代王の正祖（チョンジョ、정조）が[[京畿道の料理|京畿道]][[水原市の料理|水原市]]の水原華城（スウォンファソン、수원화성）まで出かけたときの記録『園幸乙卯整理儀軌（[[원행을묘정리의궤]]）』には、インジョルミが「各色引切味餅」という名称で記録されている&amp;lt;ref&amp;gt;[https://jsg.aks.ac.kr/data/serviceFiles/pdf/K2-2897_002.pdf 【PDF】園幸乙卯整理儀軌（巻4饌品/夜茶小盤果十二日、P332、10行目【137/200】）] 、デジタル蔵書閣（韓国中央研究院）、2024年8月16日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。合わせて使用された食材も「高五寸粘米二斗赤豆大棗石耳各五升実荏子三升実栢子二升乾柿二串清一升」と併記されており、もち米以外に、アズキ、ナツメ、キクラゲ、エゴマ、松の実、干し柿、蜂蜜が使われていたことがわかる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
;『飲食知味方』（1670年頃）の記述&lt;br /&gt;
:1670年頃に張桂香（チャン・ゲヒャン、장계향）が書いた料理書の『飲食知味方』には、「インジョルミの焼き方（인뎔미굽ᄂᆞᆫ법）」という項目があり、「インジョルミの中に1寸ほどの飴を差し入れ、弱火で溶かし焼いて朝食にする」【原文1】と紹介されている&amp;lt;ref&amp;gt;[https://ko.wikisource.org/wiki/%EC%9D%8C%EC%8B%9D%EB%94%94%EB%AF%B8%EB%B0%A9 음식디미방] 、Wiki文献（위키문헌）、2026年5月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1】「인졀미 소옥애 엿슬 ᄒᆞᆫ 치마곰 고자 녀허 두고 불에 만화로 여시 녹게 구워 아젹으로 먹으라.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
;『是議全書』（19世紀末）の記述&lt;br /&gt;
:19世紀末に書かれた『是議全書（[[시의전서]]）』（原著者不詳）には、ナツメ（[[대추]]）を用いたテチュインジョルミ（ナツメ入りのきな粉餅、[[대추인절미]]）の作り方が紹介されており、「よいもち米をしっかり水に浸した後に引き上げ、1升ぶん作るのであれば、ナツメひと升の種を取り、蒸し器に載せてじっくりと蒸し、一緒につけばよい。アズキ粉やきな粉をまぶす」【原文2】とある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文2（現代語訳）】「좋은 찹쌀을 담가 흠씬 불린 후 건져 1말하려면 대추 1말을 씨를 바르고, 지에 시루 위에 얹어 푹 쪄서 함께 찧으면 좋다. 거피팥고물이나 콩가루를 묻힌다.」&amp;lt;ref&amp;gt;이효지 외(엮음), 2004,『시의전서』, 신광출판사, P222&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 逸話 ===&lt;br /&gt;
;忠清南道公州市とインジョルミの逸話&lt;br /&gt;
:[[忠清南道の料理|忠清南道]][[公州市の料理|公州市]]には、インジョルミの由来について以下のような逸話が伝わっている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://tour.gongju.go.kr/_prog/gj_fun/?mode=V&amp;amp;cate=1&amp;amp;mng_no=861&amp;amp;menu_dvs_cd=020101 원조 한류스타의 화려한 컴백, 2017 공주 백제문화제] 、公州市文化観光、2017年12月23日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。1624年に時の王である仁祖（インジョ、인조）は、家臣による反乱事件（李适の乱）が起こった際、[[公州市の料理|公州市]]まで避難をした。そのとき近所に住む、任（イム、임）という人物が仁祖王にきな粉餅を進上したのだが、仁祖王はこれをことのほか喜び、なんという名前の餅かを尋ねた。ところがその名前を知っている者がいなかったため、仁祖王は「イム氏が作る絶味（ジョルミ＝非常に美味しい、절미）の餅）」という意味で、「イムジョルミ（임절미）」と名付けるよう指示をした。これがなまって、後にインジョルミとして定着するに至ったという話である。しかし、実際は1624年以前に書かれた文献にもインジョルミという名前の記述があり、後世に作られたエピソードである可能性も高い。[[公州市の料理|公州市]]ではこれらの逸話にちなんで、インジョルミを公州餅（コンジュトク、[[공주떡]]）と呼ぶとともに、毎年「公州インジョルミ祭り（공주인절미축제）」を開催している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 種類 ==&lt;br /&gt;
インジョルミには次のような種類がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*スッインジョルミ（[[쑥인절미]]）&lt;br /&gt;
:ヨモギを加えたインジョルミ。&lt;br /&gt;
*フギムジャインジョルミ（[[흑임자인절미]]）&lt;br /&gt;
:黒ゴマをまぶしたインジョルミ。&lt;br /&gt;
*パッインジョルミ（[[팥인절미]]）&lt;br /&gt;
:アズキ粉をまぶしたインジョルミ。&lt;br /&gt;
*カステラインジョルミ（[[카스텔라인절미]]、[[카스테라인절미]]）&lt;br /&gt;
:カステラの粉をまぶしたインジョルミ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 日本における定着 ==&lt;br /&gt;
日本の伝統餅店では他の餅と並んで定番のひとつとなっている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2010年代 ===&lt;br /&gt;
;ソルビンの進出&lt;br /&gt;
:インジョルミピンス（きなこ餅カキ氷、인절미빙수）を看板メニューとするデザートカフェ「ソルビン（설빙）」が2016年5月東京、原宿に日本1号店を出店した。その後、一時撤退したものの、2022年2月に東京、新大久保へ再進出を果たした。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2020年代 ===&lt;br /&gt;
;シアッインジョルミ&lt;br /&gt;
:2022年3月に東京、新大久保でオープンした「BAM BI COFFEE」は、インジョルミにナッツをトッピングし、木の実ソースをかけたシアッインジョルミ（ナッツ載せきな粉餅、씨앗인절미）を看板メニューとして話題となった。インジョルミパンケーキ（きな粉餅パンケーキ、인절미 팬케이크）もメニューにある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
:韓食ペディアの執筆者である八田靖史は、留学時代の2000年に初めてインジョルミを食べた。待ち合わせに遅れた友人のひとりが、「これを買っていて遅くなった」と言い訳したのがインジョルミであり、そのエピソードは著書『八田式「イキのいい韓国語あります。」』にも収録されている&amp;lt;ref&amp;gt;八田靖史, 2003, 『八田式 イキのいい韓国語あります。』, 学習研究社, P215-216&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域 ==&lt;br /&gt;
*[[忠清南道の料理|忠清南道]][[公州市の料理|公州市]]&lt;br /&gt;
:インジョルミの名称は[[公州市の料理|公州市]]から生まれたとの説がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 飲食店情報 ==&lt;br /&gt;
以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
＜ソウル＞&lt;br /&gt;
*ハプ清潭本店（합 청담본점）&lt;br /&gt;
:住所：ソウル市江南区狎鴎亭路80キル13地下1階（清潭洞97-11）&lt;br /&gt;
:住所：서울시 강남구 압구정로80길 13 지하1층(청담동 97-11)&lt;br /&gt;
:電話：010-9727-8190&lt;br /&gt;
:備考：インジョルミなどの伝統菓子を専門とするカフェ&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:いんしよるみ}}&lt;br /&gt;
*[[京畿道の料理]]&lt;br /&gt;
*[[水原市の料理]]&lt;br /&gt;
*[[忠清南道の料理]]&lt;br /&gt;
*[[公州市の料理]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:餅・菓子・甘味・軽食の一覧]]&lt;br /&gt;
[[Category:忠清南道・大田市・世宗市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42575</id>
		<title>英陽郡の料理</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8B%B1%E9%99%BD%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42575"/>
		<updated>2026-05-28T23:55:39Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* 青陽唐辛子（청양고추） */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050801.JPG|thumb|400px|トゥドゥル村にある張桂香の遺績碑]]&lt;br /&gt;
'''英陽郡'''（ヨンヤングン、영양군）は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。本ページでは英陽郡の料理、特産品について解説する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域概要 ==&lt;br /&gt;
英陽郡は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の北東部に位置する地域。郡の北東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[蔚珍郡の料理|蔚珍郡]]、南東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[盈徳郡の料理|盈徳郡]]、南部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]、西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[安東市の料理|安東市]]、北西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡]]と接する。人口は1万7461人（2018年7月）で、この人口は島嶼地区である[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[鬱陵郡の料理|鬱陵郡]]に次いで韓国の全市郡で2番目に少ない。&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.mois.go.kr/frt/sub/a05/totStat/screen.do 주민등록 인구통계] 、行政安全部ウェブサイト、2018年8月14日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。郡の東部を太白山脈が南北に貫いており、標高1219mの日月山（イルォルサン、일월산）をはじめとした山岳地域である。郡内には朝鮮時代中期から続く同族村（集姓村）が点在し、載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村（トゥドゥルマウル、두들마을）や、漢陽趙氏のチュシル村（チュシルマウル、주실마을）、楽安呉氏の甘川村（カムチョンマウル、감촌마을）には貴重な伝統家屋が残る。ほか観光地としては前述の日月山や水下渓谷（スハゲゴク、수하계곡）、ホタルの生息地として特区に指定されたホタル生態体験村（반딧불이생태체험마을）などがある。[[ソウル市の料理|ソウル市]]から英陽郡までは、東ソウル総合バスターミナルから英陽バス停留所まで高速バスで約4時間30分の距離。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 食文化の背景 ==&lt;br /&gt;
英陽郡には朝鮮時代から続く同族村が数多く残り、昔ながらの文化を現在も継承している。中でも象徴的なのがトゥドゥル村における『飲食知味方』の発見であり、これは載寧李氏の家系に伝えられた料理書である。英陽市ではこの料理を再現し、実際に味を見ることのできる体験プログラムを観光の目玉にしている。また、この地域の主な産業は農業であり、全国的に名産地として有名な唐辛子をはじめ、高冷地野菜や、リンゴ、ナシ、モモ、ブドウ、スイカといった果物類、シイタケ、ツルニンジンなどを特産品とする。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な料理 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050802.JPG|thumb|300px|飲食知味方の再現料理]]&lt;br /&gt;
トゥドゥル村に伝わる料理書『飲食知味方』の再現料理が有名。また、日月山やメンドン山一帯では山菜がとれ、それを利用した[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]や山菜定食が名物として知られる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ウムシクティミバン（飲食知味方／음식디미방） ===&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』は1670年頃に書かれた料理書。載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村に伝わるもので、1640年にこの村を開いた李時明（イ・シミョン、이시명）の妻、張桂香（チャン・ゲヒャン、[[장계향]]）が子孫のために台所仕事の要点を書き残したものである。本書には当時の両班家庭で作られていた料理のレシピが詳細に紹介されているほか、酒類の醸造法や、食品の保管方法についても記されている。その項目は実に146種類にも及び、当時の食文化を知るうえでたいへん貴重な資料である。長らくハングルで書かれた最古の料理書とされてきたが、より古い料理書として、2015年に『崔氏飲食法（チェシウムシクポプ、[[최씨음식법]]）』、2017年に『酒醋沉菹方（チュチョチムジョバン、[[주초침저방]]）』が発見されている。時代的には『酒醋沉菹方』がより古いと見られるが、ハングルで書かれた箇所は一部に留まり、全文ハングルで表記の料理書としては17世紀中頃までに書かれたと推定される『崔氏飲食法』がもっとも古い。漢文で書かれた料理書はそれ以前から数多くある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*体験プログラム&lt;br /&gt;
:英陽郡では『飲食知味方』の料理を復元し、実際に味わえるように体験プログラムを組んでいる。トゥドゥル村内に設けられた「飲食知味方体験館」で提供しており、飲食知味方保存会の会員らが調理を担当する。なお、体験プログラムに参加するには最低3日前までの事前予約が必要であり、また最低でも10人以上集まるのが条件となる（自分たち以外の予約客も含めて10人以上揃えばよい）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*慶尚北道3大料理書&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]では、旧家に伝わる料理書として、英陽郡の『飲食知味方』、[[安東市の料理|安東市]]の『需雲雑方（スウンジャプパン、[[수운잡방]]）』、[[尚州市の料理|尚州市]]の『是議全書（シウィジョンソ、[[시의전서]]）』が発見された。いずれも韓国料理の歴史をひも解くには欠かせないもので、3冊を総称して慶尚北道3大料理書と呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 飲食知味方の特徴 ====&lt;br /&gt;
*飲食知味方の題名&lt;br /&gt;
:トゥドゥル村で保管された文書の表紙には、『閨壼是議方（キュゴンシウィバン、[[규곤시의방]]）』という題名がつけられている。これは「女性の心得」を意味する言葉であるが、当初からのものでなく子孫によって後日付け加えられたものと見られる。一般的には本文の冒頭に書かれた『飲食知味方』が本書の題名として用いられ、これは「料理の味を知る方法」を意味する。なお、現在の表記法では「음식지미방」となるが、本書には「[[음식디미방]]」と記されており、現在の呼び名もそれに則るのが通例である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*唐辛子の伝来と普及&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』の大きな特徴のひとつに唐辛子が一切使われていないことがあげられる。中米を原産とする唐辛子は16世紀後半から17世紀初頭にかけて日本を経由して朝鮮半島に伝わったとされ、もっとも古い記録は1614年に書かれた『芝峰類説（[[지봉유설]]）』に見られる。『飲食知味方』の執筆年代よりも50年以上もさかのぼるが、まったく触れられていないことから考えると、少なくとも英陽郡の周辺ではまだ一般的な食材でなかったとみられる。『飲食知味方』のレシピは唐辛子普及以前の韓国料理を知るうえでたいへん貴重である。なお、唐辛子が料理のレシピに登場するのは、1766年に書かれた『増補山林経済（[[증보산림경제]]）』が初めてであり、この時期には普及が進んでいたと考えられる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*現代韓国料理との差異&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に収録された料理は現代でも共通するものが多い。ただし、料理のレシピを見るとだいぶ異なるものも多く、例えば現代の[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]は緑豆モヤシや白菜キムチ、豚肉などを具として作るが、『飲食知味方』のレシピでは蜂蜜を加えたアズキあんを入れる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*マッチル方文&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載されているいくつかのレシピには「マッチル方文（맛질방문）」との付記がある。この場合のマッチルとは地名であり、その地域の料理法を紹介するという意味である。マッチルは近隣都市の醴泉郡や[[奉化郡の料理|奉化郡]]を指すとの説が有力だが、はっきりとしたことはわかっていない。マッチル方文として紹介された料理には、スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）、[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）|スンオマンドゥ（ボラ餃子、숭어만두）]]、ソンニュタン（ザクロのスープ、[[석류탕]]）など16酒類がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*酒造法&lt;br /&gt;
:『飲食知味方』に掲載される146項目のうち、51項目が酒造法である。当時は酒造りというと家庭の主婦が日常の家事として行うもので、こうして造る酒を家醸酒（カヤンジュ、[[가양주]]）と呼ぶ。両班家庭では祖先の祭祀を行ったり、客を迎えたりすることが多く、酒造りはたいへん重要な家事のひとつであった。『飲食知味方』には今日伝統酒として知られる三亥酒（サメジュ、[[삼해주]]）、梨花酒（イファジュ、[[이화주]]）、甘香酒（カミャンジュ、[[감향주]]）といった名前が並ぶ。現在の韓国でトンドンジュ（[[동동주]]）と呼ばれている米粒を浮かせた酒も、浮蟻酒（プウィジュ、[[부의주]]）という名前で掲載されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 代表的な掲載料理 ====&lt;br /&gt;
*スジュンゲ（鶏肉のあんかけ、[[수증계]]）&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050803.JPG|thumb|300px|スジュンゲ]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）|チャプチェ（キジ肉と野菜の和え物、잡채）]]&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050804.JPG|thumb|300px|チャプチェ]]&lt;br /&gt;
*カジェユク（豚肉の衣焼き、[[가제육]]）&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*テグコプチルヌルミ（タラ皮餃子のあんかけ、[[대구껍질 느르미]]）&lt;br /&gt;
*トンアヌルミ（トウガンのあんかけ、[[동아느르미]]）&lt;br /&gt;
*トトリジュク（ドングリ粥、[[도토리죽]]）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥） ===&lt;br /&gt;
:日月山（イルォルサン、일월산）、萌童山（メンドンサン、맹동산）一帯は山菜の名産地であり、ハナウド（[[어수리]]）、オタカラコウ（[[곰취]]）、ミツバ（[[참나물]]）、シラヤマギク（[[취나물]]）などが主にとれる。これらの山菜を具とした[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]や、山菜定食が地域の名物料理として知られる。毎年5月には英陽山菜祭り（영양산나물축제）が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な特産品 ==&lt;br /&gt;
山間地域であり農業が盛んだが、中でも唐辛子は名産品として有名である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 唐辛子（고추） ===&lt;br /&gt;
:英陽で生産される唐辛子をヨンヤンコチュ（英陽唐辛子、영양고추）と呼ぶ。高冷地で栽培される英陽産の唐辛子は全国的にも評価が高く、農林畜産食品部が地域の名産品を認証する地理的表示農産物の第5号として英陽唐辛子粉（영양고춧가루）が登録されている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://kpgi.co.kr/page/?mo_id=specialty&amp;amp;id=181&amp;amp;wr_id=179 영양고춧가루] 、韓国地理的表示特産品連合会ウェブサイト、2023年8月31日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。地域でも主力の農産物として生産されており、英陽郡によれば農家の総所得全体のうち、52%が唐辛子による所得であるとしている&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추] 、英陽郡ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。毎年9月には「英陽唐辛子H.O.Tフェスティバル」が開催される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*首比椒（スビチョ）&lt;br /&gt;
:1960年代に郡内の首比（スビ、수비）地区で多く生産されるようになった唐辛子の一品種。1960年頃にその優秀性が見いだされ、1965年以降、同地区を中心として生産が拡大していった&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.yyg.go.kr/redpepper/yy_redpepper/yy_chili 영양고추의 유래] 、英陽唐辛子広報展示館ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。1980年代以降は他の品種に押されて生産が減少したが、2000年代に入ってその価値が見直され、再び生産が復活している&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?cntn_cd=A0000063965 순수 우리 고추 영양 '수비초'복원 성공] 、Oh My News2002年1月16日記事、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 青陽唐辛子（청양고추） ====&lt;br /&gt;
:韓国で流通する唐辛子のうち猛烈な辛さを特徴とする品種に青陽唐辛子（チョンヤンコチュ、[[청양고추]]）がある。この青陽唐辛子の青陽は命名の由来に論争があり、[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]と英陽郡からひと文字ずつ取ったとの説と、[[忠清南道の料理|忠清南道]]の[[青陽郡の料理|青陽郡]]を指すとの説に分かれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青松郡・英陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽唐辛子の開発者として知られる旧・中央種苗株式会社のユ・イルン氏は経済誌のインタビューで以下のように答えている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「青陽唐辛子の産地を忠清南道の青陽と思っている人が多いが、実際は済州産とタイ産を雑種交配した品種を慶尚北道の青松・英陽で臨床栽培し、成功したことから現地の農家の要請で青松の『青』、英陽の『陽』を取って商標権登録したことに由来する」（原文1）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&amp;amp;mid=sec&amp;amp;sid1=102&amp;amp;oid=014&amp;amp;aid=0000214355 〔fn 이사람〕고추품종개발 권위자 유일웅 홍초원 고추연구소 소장] 、파이낸셜 뉴스、2016年5月9日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1】「청양고추의 산지를 충남 청양으로 아는 사람이 많은데 사실은 제주산과 태국산을 잡종교배한 품종을 경북 청송·영양에서 임상재배해 성공하자 현지 농가의 요청으로 청송의 청(靑), 영양의 양(陽)자를 따서 상표권 등록한 데서 유래됐다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*青陽郡発祥説&lt;br /&gt;
:青陽郡の運営するウェブサイト「名品青陽唐辛子（명풍청양고추）」では、青陽唐辛子の由来について以下のように説明している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「1968年、中央種苗会社で『青陽の唐辛子がよい』という噂を聞いて、農村指導所の職員（キム・テグォン前所長）に品種選抜を依頼し、その中から30余種を選抜して受け取った」「種苗会社で品種を選抜していくとき、青陽地域の特性を説明し、この唐辛子がよい種子として選抜されたら青陽唐辛子と命名して欲しいと要求した」（中略）「種苗会社は快く約束をし、その後『青陽唐辛子』という名前の品種が誕生し、見た目も辛さも全国最高であった」（原文2）&amp;lt;ref&amp;gt;[http://gochu.cheongyang.go.kr/gochu/sub01_02.do 매운청양고추의 유래] 、名品青陽唐辛子ウェブサイト、2016年4月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文2】「1968년 중앙종묘회사에서 “청양고추가 좋다”는 소문을 듣고 농촌지도소 직원(전 김태권소장)에게 품종선발을 의뢰하여 그 중 30여종을 선별하여 주었다.」「종묘회사에서 품종을 선발해 갈 때 청양지역의 특성을 설명하고 이 고추가 좋은 종자로 선발되면 청양고추로 이름 지어줄 것을 요구했다.」(중략)「종묘회사는 쾌히 약속을 했고 그 후 ‘청양고추’ 라는 이름의 품종이 생겨났으며, 겉모양과 매운맛이 전국 최고였다.」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な酒類・飲料 ==&lt;br /&gt;
=== 英陽郡のマッコリ ===&lt;br /&gt;
:英陽生マッコリ（영양생막걸리）を製造する「英陽濁酒合同（영양탁주합동）」は、1926年創業と[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]のマッコリ醸造場としてはもっとも古く、その建物は慶尚北道産業遺産にも指定されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 椒花酒（초화주） ===&lt;br /&gt;
:青杞里（チョンギリ、청기리）地区にある醸造場「英陽長生酒（영양장생주）」で生産される伝統酒。センキュウ（[[천궁]]）、当帰（[[당귀]]）、黄耆（[[황기]]）など12種類の生薬を加えた漢方焼酎で、胡椒と蜂蜜が入ることから椒花酒と名付けられた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 飲食店情報 ==&lt;br /&gt;
以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。&lt;br /&gt;
[[ファイル:16050805.JPG|thumb|300px|飲食知味方体験館]]&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*飲食知味方体験館（음식디미방 체험관）&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道英陽郡石保面トゥドゥルマウルキル66（院里303）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 영양군 석보면 두들마을길 66(원리 303)&lt;br /&gt;
:電話：054-682-7764&lt;br /&gt;
:料理：飲食知味方料理&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
*韓食ペディアの執筆者である八田靖史は2015年10月に初めて英陽郡を訪れた。大学時代に卒業論文の重要な資料として『飲食知味方』を読んでいたため、ゆかりの地であるトゥドゥル村を訪ねられたのはたいへん感動的であった。&lt;br /&gt;
*BYC&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[奉化郡の料理|奉化郡（Bonghwa-gun）]]、英陽郡（Yeongyang-gun）、[[青松郡の料理|青松郡（Cheongsong-gun）]]の頭文字を取って「BYC」と総称することがある。隣接する3地域を韓国の有名な下着メーカーにちなんでまとめた語呂合わせだが、韓国を代表する「奥地」のまとめとして揶揄を含むことが多い。韓食ペディアの執筆者である八田靖史は、その「奥地」度を認めたうえで、それでも「わざわざ目掛けて行くべき美味しい3地域」と勝手な再定義を提唱している&amp;lt;ref&amp;gt;八田靖史, 2022, 『ラジオ まいにちハングル講座 2022年9月号（韓国おいしい町めぐり）』, NHK出版, P96&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://tour.yyg.go.kr/ 英陽文化観光（韓国語）]&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:よんやんくんのりようり}}&lt;br /&gt;
*[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[ピンデトク（緑豆のお焼き／빈대떡）]]&lt;br /&gt;
*[[サンチェピビムパプ（山菜ビビンバ／산채비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[オマンドゥ（宮中式の魚餃子／어만두）]]&lt;br /&gt;
*[[チャプチェ（春雨炒め／잡채）]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:慶尚北道・大邱市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E5%AE%89%E6%9D%B1%E5%B8%82%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42574</id>
		<title>安東市の料理</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E5%AE%89%E6%9D%B1%E5%B8%82%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42574"/>
		<updated>2026-05-27T02:23:39Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* チンメクソジュ（小麦焼酎／진맥소주） */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:25021202.JPG|400px|thumb|河回村]]&lt;br /&gt;
'''安東市'''（アンドンシ、안동시）は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の中央部に位置する地域。本ページでは安東市の料理、特産品について解説する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域概要 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:18112904.JPG|thumb|300px|慶尚北道庁]]&lt;br /&gt;
安東市は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の道庁所在地。道の中央部に位置し、市の北部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[栄州市の料理|栄州市]]と[[奉化郡の料理|奉化郡]]、東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[英陽郡の料理|英陽郡]]、南東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]、南部から南西部にかけては[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[義城郡の料理|義城郡]]、西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[醴泉郡の料理|醴泉郡]]と接する。人口は15万2902人（2025年1月）&amp;lt;ref&amp;gt;[https://jumin.mois.go.kr/ 행정동별 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2025年2月11日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。市の面積は1522.3平方キロ（2024年）と[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]ではもっとも大きく、全国の基礎自治団体（市郡）としても[[江原道の料理|江原道]]の[[洪川郡の料理|洪川郡]]、[[麟蹄郡の料理|麟蹄郡]]に次いで3番目に大きい&amp;lt;ref&amp;gt;[https://kosis.kr/statHtml/statHtml.do?orgId=116&amp;amp;tblId=DT_MLTM_2300&amp;amp;conn_path=I2 행정구역별・지목별 국토이용현황_시군구] 、KOSIS（国家統計ポータル）、2026年2月23日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
市の北側、東側は太白山脈の支脈が伸びて比較的高く、南西部に向けて緩やかに下っている地形をしている。北東部から西部にかけては洛東江（ナクトンガン、낙동강）が流れ、これに東部から流れる半辺川（パンビョンチョン、반변천）が市内で合流する。合流地点の周囲は豊山平野（プンサンピョンヤ、풍산평야）と呼ばれる平野部となっている。市の中東部には洛東江、半辺川を利用したダム湖が作られており、それぞれ安東湖（アンドンホ、안동호）、臨河湖（イマホ、임하호）と呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
洛東江の蛇行する豊川面河回里（プンチョンミョン ハフェリ、풍천면 하회리）には豊山柳氏（プンサンリュシ、풍산류씨）の一族が住む河回村（ハフェマウル、하회마을）があり、朝鮮時代の伝統家屋が残るほか、民俗芸能のタルチュム（仮面劇、탈줌）が継承されているなど、昔ながらの文化を伝える民俗村としてユネスコの世界文化遺産にも登録されている。そのほか朝鮮時代の私塾である陶山書院（トサンソウォン、도산서원）や、屏山書院（ピョンサンソウォン、병산서원）、韓国最古の木造建築とされる極楽殿（国宝第15号）を有する鳳停寺（ポンジョンサ、봉정사）など歴史的な見どころを豊富に有する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
[[ソウル市の料理|ソウル市]]から安東市までは、ソウル高速バスターミナル、東ソウル総合ターミナルから安東バスターミナルまで高速バスで約2時間40分の距離。また清涼里駅から安東駅まで高速鉄道で約1時間50分の距離である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*慶尚北道庁の移転&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の道庁はもともと[[大邱市の料理|大邱市]]に置かれていたが、2016年2月に安東市の豊川面葛田里（プンチョンミョン カルジョルリ、풍천면 갈전리）へと移転した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 食文化の背景 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:25021201.JPG|300px|thumb|河回村で行われている「河回別神グッ仮面劇（하회별신굿탈놀이）」の公演]]&lt;br /&gt;
民俗村の河回村（ハフェマウル、하회마을）が昔ながらの暮らしを継承するように、朝鮮時代から続く両班の儒教文化が色濃く残る地域である。食文化においても、祭祀料理を模した[[ホッチェサバプ（祭祀風定食／헛제사밥）]]や、祭祀膳にあげられた[[コドゥンオグイ（サバ焼き／고등어구이）|カンコドゥンオ（塩サバ焼き／간고등어）]]など、両班の暮らしと結びついた郷土料理がある。特産品としては、韓牛（[[한우]]）、リンゴ（[[사과]]）、山芋（[[마]]）があるほか、地酒の[[ソジュ（焼酎／소주）|アンドンソジュ（安東焼酎／안동소주）]]は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の無形文化財第12号に指定されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*慶尚北道3大料理書&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]では、旧家に伝わる料理書として、安東市の『需雲雑方（スウンジャプパン、[[수운잡방]]）』、[[英陽郡の料理|英陽郡]]の『[[英陽郡の料理#ウムシクティミバン（飲食知味方／음식디미방）|飲食知味方（ウムシクティミバン／음식디미방）]]』、[[尚州市の料理|尚州市]]の『是議全書（シウィジョンソ、[[시의전서]]）』が発見された。いずれも韓国料理の歴史をひも解くには欠かせないもので、3冊を総称して慶尚北道3大料理書と呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*『需雲雑方』&lt;br /&gt;
:『需雲雑方（スウンジャプパン、[[수운잡방]]）』は、儒学者の金綏（김유、1491～1555年）が1540年頃に記した料理書。後年、孫の金坽（김령、1577～1641年）が後半部を追記している。ふたりはいずれも安東市の礼安面（イェアンミョン、예안면）の出身であることから同地域の両班料理を記録したものと考えられる。[[安東市の料理#チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）|チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）]]のルーツとの説があるチョンゲア（煎鶏児、전계아）や、地酒の[[安東市の料理#チンメクソジュ（小麦焼酎／진맥소주）|チンメクソジュ（小麦焼酎／진맥소주）]]に関する記述があり、安東市の食文化を知るうえでも重要である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な料理 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:23010637.JPG|300px|thumb|ホッチェサバプ]]&lt;br /&gt;
=== ホッチェサバプ（祭祀風定食／헛제사밥） ===&lt;br /&gt;
:ホッチェサバプ（[[헛제사밥]]）は、祭祀風定食（「[[ホッチェサバプ（祭祀風定食／헛제사밥）]]」の項目も参照）。安東市の旧家で継承されてきた祭祀料理（제사음식）を定食の形式に仕立てたものを指す。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:祭祀料理の定番である[[ナムル（ナムル／나물）]]や、[[チョン（チヂミ／전）]]、タンクッ（祭祀用のスープ、[[탕국]]）に加え、安東市の郷土料理である[[コドゥンオグイ（サバ焼き／고등어구이）|カンコドゥンオ（塩サバ焼き／간고등어）]]や、サンオトムベギ（サメの切り身、[[상어돔배기]]）などを添えるのが特徴である。ごはんは鉢状の大きなものに盛り付け、[[ナムル（ナムル／나물）|ナムル]]を入れて[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]として味わうことから、これをアンドンピビムパプ（安東式のビビンバ、[[안동비빔밥]]）とも呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:月映橋近くの「カチクモンチプ（까치구멍집）」「味50年ホッチェサバプ（맛50년헛제사밥）」が専門店として有名である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:24021907.JPG|300px|thumb|チムタク]]&lt;br /&gt;
:チムタク（[[찜닭]]）は、鶏と野菜の醤油煮（「[[チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）]]」の項目も参照）。韓国語の発音では「チムダク」がより近い。チムタクは1980年代後半に安東市の旧市場（クシジャン、구시장）で発達して広まった料理で、発祥については、旧市場内の[[トンダク（丸鶏揚げ／통닭）]]専門店で生まれたとの説や、それ以前から安東市の旧家で祭祀料理、家庭料理として作られていたとする説がある（詳細は「[[チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）#発祥|チムタク/歴史/発祥]]」の項目を参照）。旧市場にはチムタクの専門店が集まる一画があり、「安東チムタク通り（안동찜닭골목）」と呼ばれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*チョリムダク&lt;br /&gt;
:チョリムダク（[[조림닭]]、[[쪼림닭]]）は、鶏肉の煮物。チョリム（[[조림]]）は煮物、ダク（＝タク、[[닭]]）は鶏を意味する。安東市の[[チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）|チムタク]]専門店でメニューに並ぶことが多い。ぶつ切りにした鶏肉を野菜と醤油味に煮付けた料理なので、[[チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）|チムタク]]と酷似するが、煮汁が少なく、春雨が入らないなどの微差がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== カンコドゥンオ（塩サバ焼き／간고등어） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:22122508.JPG|300px|thumb|カンコドゥンオ]]&lt;br /&gt;
:カンコドゥンオ（[[간고등어]]）は、塩サバ焼き（「[[コドゥンオグイ（サバ焼き／고등어구이）]]」の項目も参照）。韓国語の発音では「カンゴドゥンオ」がより近い。カン（[[간]]）は塩、塩加減。コドゥンオ（[[고등어]]）はサバを意味する。地域名を冠して安東カンコドゥンオ（[[안동간고등어]]）、または方言としてオルガンジェビ（[[얼간잽이]]）とも呼ばれることもある。安東市以外の地域ではチャバンコドゥンオ（[[자반고등어]]）と呼ぶことが多い。市内の郷土料理店や食堂で提供されるほか、カンコドゥンオを看板料理として掲げる店もある。家庭用として持ち帰れる商品の販売も多い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*歴史&lt;br /&gt;
:安東市は内陸地域であり、かつては魚が貴重だった。もっとも近い[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[盈徳郡の料理|盈徳郡]]の江口港（カングハン、강구항）からでも約60kmの距離があり、とれたての魚を担いで歩くと1日ではたどり着かずに2日かかった。現在の臨東面中平里（イムドンミョン チュンピョンニ、임동면 중평리）にチェッコリジャント（챗거리장터）と呼ばれる規模の大きな市場があり、ここを中継地点として安東市の各地へと運んでいくのだが、サバは痛みが早いことから、腐敗を防ぐために内臓を抜いて塩を振る工夫が生まれた。するとチェッコリジャントに着いた頃が、熟成の進むいちばんのタイミングだったため、安東のカンコドゥンオは美味しいと評価が高まり、名物として広まったとされる。チェッコリジャントは1980年代前半まで大勢の人で賑わったが、1984年に着工、1992年に完工した臨河ダム（イマデム、임하댐）の建設予定地と重なったことで閉鎖を余儀なくされた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*オルガンジェビ&lt;br /&gt;
:オルガンジェビ（[[얼간잽이]]）は、カンコドゥンオの別称。オル（얼）は「オルチュ（ひと通り、얼추）」、ガンジェビ（=カンジェビ、[[간잽이]]）は「カンチャビ（塩加減をする）」が変化したものを意味する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== アンドンクッパプ（安東式のスープごはん／안동국밥） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:25021203.JPG|300px|thumb|アンドンクッパプ]]&lt;br /&gt;
:アンドンクッパプ（[[안동국밥]]）は、安東式のスープごはん（クッパ）（「[[クッパプ（クッパ／국밥）]]」の項目も参照）。牛肉に長ネギや芋がらなどを加えて一緒に煮込み、ピリ辛の味付けに仕立てる慶尚道（キョンサンド、경상도）式の[[ソゴギクッパプ（牛肉のスープごはん／소고기국밥）]]を指す。市場での販売が多いことから、安東式のチャントクッパプ（市場式のスープごはん、[[장터국밥]]）とも表現される。大手食品メーカーが、レトルト食品などの「安東式ソゴギクッパプ」を製造、販売している例もある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== アンドングクシ（安東式のうどん／안동국시） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:25021204.JPG|300px|thumb|アンドングクシ]]&lt;br /&gt;
:アンドングクシ（[[안동국시]]）は、安東式のうどん（「[[カルグクス（韓国式の手打ちうどん／칼국수）]]」の項目も参照）。グクシ（=ククシ）はククス（麺、[[국수]]）の方言を指す。標準語を用いてアンドングクス（[[안동국수]]）と表現したり、地域内においては地名をつけず、単にククシ（[[국시]]）とも呼ぶ。下記の[[安東市の料理#コンジングクス（冷やし麺／건진국수）|コンジングクス（冷やし麺／건진국수）]]を含め、安東式の麺料理を総称する言葉としても用いられるが、狭義には冷たいスープで味わうコンジングクスに対し、温かいスープの麺料理を指してアンドングクシと呼ぶことが多い。温かいスープのアンドングクシは、ヌルムグクシ（[[누름국시]]）、ヌルングクス（[[누른국수]]）との呼び名もあり、こちらでコンジングクスと区別をすることも多い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:小麦粉に大豆粉（[[콩가루]]）を混ぜて麺を作るのをひとつの特徴とし、伝統的には干したアユ（[[은어]]）をダシにスープを作ったが、近年は鶏肉や煮干し、昆布などを用いることが多い。スープは醤油をベースとして味付けをし、具には千切りのエホバク（韓国カボチャ、[[애호박]]）や白菜を加える。牛肉やキノコを足すこともある。麺はスープに直接入れて茹でることから、全体にとろみがかった仕上がりになる。家庭料理として作られるほか、市内の専門店で味わうことができる。安東市以外の地域でもアンドングクシを専門とする店がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== コンジングクス（冷やし麺／건진국수） ===&lt;br /&gt;
:コンジングクス（[[건진국수]]）は、冷やし麺。直訳すると「引き上げた麺」という意味で、コンジン（건진）が「コンジダ（引き上げる、[[건지다]]）」の過去連体形、グクス（=ククス、[[국수]]）は麺を意味する。茹でた麺を鍋から引き上げて冷水にさらすことから名前がついたとされる。方言を用いてコンジングクシ（[[건진국시]]）とも呼ぶほか、安東式の麺という意味でアンドングクシ（[[안동국시]]）、アンドングクス（[[안동국수]]）とも総称される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:スープや具は上記の[[安東市の料理#アンドングクシ（安東式のうどん／안동국시）|アンドングクシ（安東式のうどん／안동국시）]]とほぼ共通するが、麺はやや細めに作ることが多い。家庭料理として作られるほか、市内の専門店で主に夏の季節料理として提供される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*横城式のコンジングクス&lt;br /&gt;
:[[江原道の料理|江原道]][[横城郡の料理|横城郡]]にも同名の[[横城郡の料理#コンジングクス（冷やし混ぜ麺／건진국수）|コンジングクス（横城式の冷やし混ぜそば／건진국수）]]という郷土料理がある。安東市のコンジングクスとは異なり、千切りにしたエホバク（韓国カボチャ、[[애호박]]）を茹でるか、炒めたのちに辛味ダレで和え、これを具として薄い平打ちの小麦麺に絡めて味わう料理である。少量のダシ汁を注ぎ入れることもある。同じく[[横城郡の料理|横城郡]]の郷土料理である、[[横城郡の料理#チャンカルグクス（味噌味のウドン／장칼국수）|チャンカルグクス（味噌味のウドン／장칼국수）]]の専門店で、夏の季節メニューとして提供されることが多い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== トゥルチギクッ（牛肉と野菜の鍋／두루치기국） ===&lt;br /&gt;
:トゥルチギクッ（[[두루치기국]]）は、キノコと野菜の鍋。一般的に[[トゥルチギ（豚肉の炒め物（または鍋）／두루치기）|トゥルチギ]]（[[두루치기]]）はピリ辛に味付けをした豚肉の炒め物、または鍋料理を指すことが多いが、安東市のトゥルチギクッは牛肉と野菜、キノコなどを澄んだスープの鍋料理に仕立てて作る。家庭料理であり、限られた情報しか見つけることができないが、一例として2010年に農村振興庁が発行した『伝統郷土飲食用語辞典』には「塩漬けにして水気を切った千切りの大根と、生カンピョウ、豆モヤシ、牛肉、ヒラタケ、シイタケをそれぞれゴマ油で和えておき、熱湯に入れて溶き卵を加え、塩で味を調えてさらに煮込み、イワタケと糸唐辛子をあしらいとして載せる。卵黄と卵白を別にして薄焼き卵を焼いて載せることもある」&amp;lt;ref&amp;gt;농촌진흥청장 김재수, 2010, 『전통향토음식용어사전』, 농촌진흥청 국립농업과학원 농식품자원부 전통한식과, P124&amp;lt;/ref&amp;gt;と紹介されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ポボリチャルトク（アズキ餅／버버리찰떡） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052002.jpg|300px|thumb|ポボリチャルトク（アズキあん）]]&lt;br /&gt;
:ポボリチャルトク（[[버버리찰떡]]）は、アズキ餅。蒸したもち米を搗いて伸ばし、長方形に切ったものにアズキあんをたっぷり載せた餅を指す。ほかに白あん、きな粉、白ゴマ、黒ゴマをまぶしたものもある。沃野洞（オギャドン、옥야동）に位置する料理名と同じ「ポボリチャルトク（버버리찰떡）」が専門店として知られる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:同店のウェブサイトでは、1930年代に安興洞（アヌンドン、안흥동）で餅の販売をしていたキム・ノミ（김노미）氏がポボリチャルトクの元祖であり、もともとは平安北道新義州市の人たちが好んで食べていたパットク（アズキ餅、[[팥떡]]）が伝わったのではないかと推測している&amp;lt;ref&amp;gt;[https://buburi.com/shop/index.php?doc=html/bu01_2.htm 소개 및 유래] 、ポボリチャルトク公式ウェブサイト、2025年2月6日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。その後、ポボリチャルトクはキム・ノミ氏から孫のチェ・ヨンス（천영수）氏や、キム・ドンスン（김동순）氏、ミン・ジュキ（민죽희）氏らに引き継がれてきたが、2001年になって製造する人がいなくなった。これを残念に思った現代表のシン・ヒョンソ（신형서）氏が、キム・ドンスン氏を訪ねて製造法を習い、2004年11月に店舗を復活させて現在に至る&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.imaeil.com/page/view/2004120309411399086 안동 '버버리 찰떡' 다시 등장] 、毎日新聞（2004年12月3日記事）、2025年2月6日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.chosun.com/site/data/html_dir/2004/12/06/2004120670108.html 되돌아온 안동 '버버리 찰떡'] 、朝鮮日報（2004年12月6日記事）、2025年2月6日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*語源&lt;br /&gt;
:ポボリチャルトク（[[버버리찰떡]]）のポボリ（[[버버리]]）は、「벙어리（唖者、音声で言葉を話すことができない人）」の方言を指し、あまりに大きく食べごたえがあることから、口に入れるとしばらく話せなくなることから名前がついたとされる。ただし、どちらの表現も単独では差別語に当たることには留意をしたい（放送などでは「언어장애인（言語障碍者）」が用いられる）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*ファッションブランドとの関係&lt;br /&gt;
:ポボリ（[[버버리]]）は本来の語源とは無関係に、イギリスのファッションブランド「バーバリー（BURBERRY、버버리）」と表記が共通する。そのため「バーバリー」から名前を拝借したのかと誤解する人がいたり、ときに「ポボリ（バーバリー）を買ってきた」などの会話から混乱が生じる場合があったりもする。また、2013年に新商品として[[タンパッパン（あんパン／단팥빵）|ポボリタンパッパン（ポボリあんパン／버버리단팥빵）]]を発売した際、商標登録を申請したところ、「バーバリー」との共通性から当初審査が下りなかったとの事例もある&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.imaeil.com/page/view/2015012705115390767 英 패션 '버버리'도 꼼짝 못한 버버리단팥빵] 、毎日新聞（2015年1月27日記事）、2025年2月6日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。その後、特許審判院への提訴を行い、勝訴したことから商標としての使用が可能になった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ベーカリーとパン ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052001.jpg|300px|thumb|マンモスベーカリーのクリームチーズパン]]&lt;br /&gt;
;マンモスベーカリー&lt;br /&gt;
:マンモスベーカリー（マンモスベイコリ、[[맘모스베이커리]]）は、南部洞（ナムブドン、남부동）に位置する1974年創業のベーカリー。全国的に有名な地方ベーカリーとして、[[全羅北道の料理|全羅北道]][[群山市の料理|群山市]]の「李盛堂（イソンダン、[[이성당]]）」や、[[大田市の料理|大田市]]の「聖心堂（ソンシムダン、[[성심당]]）」などと並んで、韓国3大、あるいは5大ベーカリーの一角に数えられることも多い。クリームチーズをたっぷりと入れたもっちり食感のクリームチーズパン（[[크림치즈빵]]）が看板商品として知られる。店内にはイートインスペースを設けている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な特産品 ==&lt;br /&gt;
安東市の特産品として、安東韓牛（[[안동한우]]）、安東カンコドゥンオ（[[안동간고등어]]）、安東焼酎（[[안동소주]]）のほか、リンゴ（[[사과]]）、ブドウ（[[포도]]）、マクワウリ（[[참외]]）、ショウガ（[[생강]]）といった農産品や、韓国では韓方材としての利用が多い山芋（[[참마]]）などがあげられる。食品とは別に、韓紙や、麻を原料とする安東布（안동포）、仮面劇に用いられる仮面のハフェタル（河回面、하회탈）なども有名である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 安東韓牛 ===&lt;br /&gt;
:安東韓牛（[[안동한우]]）は、安東市で生産される韓牛（[[한우]]）。2026年1～3月時点の飼育頭数は5万4705頭を数え、全市郡の中で9位である&amp;lt;ref&amp;gt;[https://kosis.kr/statHtml/statHtml.do?orgId=101&amp;amp;tblId=DT_1EO251&amp;amp;conn_path=I2 축종별 시군구별 농장수 및 마리수] 、統計庁、畜産物品質評価院「家畜動向調査」、2026年5月20日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:;安東カルビ横丁&lt;br /&gt;
::旧安東駅前の南部洞（ナムブドン、남부동）、雲興洞 （ウヌンドン、운흥동）一帯には[[カルビグイ（牛カルビ焼き／갈비구이）]]の専門店が集まっていて、「安東カルビ横丁（안동갈비골목）」と呼ばれる。牛カルビに刻んだニンニクを加えるのがこの地域の特徴で、店によってはマヌルカルビ（ニンニクカルビ、마늘갈비）の名称でメニューに載せている。ごはんを頼むと、サービスで[[チムカルビ（牛カルビの辛い煮物／찜갈비）|メウンカルビチム（辛口の牛カルビ煮／매운갈비찜）]]と、[[シレギクッ（菜っ葉のスープ／시래기국）|シレギテンジャンチゲ（菜っ葉の味噌鍋／시래기된장찌개）]]がついてくる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:;豊山市場安東韓牛プルコギタウン&lt;br /&gt;
::市西部の豊山邑（プンサヌプ、풍산읍）には、豊山市場（プンサンジャント、풍산장터）があり、一帯には畜産農家が直接運営する焼肉店が集まっている。多くの店で[[プルコギ（牛焼肉／불고기）]]を主力メニューとすることから、「安東韓牛プルコギタウン（안동한우 불고기타운）」と呼ばれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 安東山薬（山芋） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:25021206.JPG|300px|thumb|安東チャムマボリパン]]&lt;br /&gt;
:安東山薬（アンドンサニャク、[[안동산약]]）は、山芋。山薬（サニャク、[[산약]]）は山芋の生薬名であり、韓国では薬用のイメージが強いが、主産地の安東市では食用としての利用も盛んである。一般に山芋のことはマ（[[마]]）と呼ぶため、安東マ（[[안동마]]）、安東チャムマ（[[안동참마]]）の名前で呼ばれることも多い。チャムマ（[[참마]]）は本来ヤマノイモ（自然薯）を指す品種名であるが、ナガイモの俗称としても用いられ、安東市ではナガイモ（[[마]]、[[장마]]）やイチョウイモ（[[산마]]）を指すことが多い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:安東市における山芋（[[마]]）の生産量は、2024年の場合、493.4トン（全国の63.6%）で、全国の市郡で1位である&amp;lt;ref&amp;gt;[https://kfss.forest.go.kr/stat/ptl/article/articleList.do?curMenu=9847&amp;amp;bbsId=ptlPdsMntProdReq 『2024 임산물생산조사』, 산림청, P33] 、山林庁山林統計システム、2026年5月20日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:鶴駕山（ハッカサン、학가산）のふもとにあたる北後面（プクミョン、북후면）が主産地であり、一帯には山芋料理の専門店や、山芋キムチの工場がある。皮をむいてスライスしたものを焼いたり、[[チョン（チヂミ／전）]]や[[ティギム（天ぷら／튀김）]]にしたりする。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:すりおろしたものを飲料として利用することも多いが、日本のようにごはんにかける利用法はほぼ見ない。市内の各地では郷土銘菓のチャムマボリパン（山芋饅頭、[[참마보리빵]]）が販売されており、すりおろした山芋を生地に加えることでもっちりとした食感を演出している。同様に麺の生地に練り込んだ、マグクス（山芋麺のうどん、[[마국수]]）がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な酒類・飲料 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:25021208.JPG|200px|thumb|安東焼酎（民俗酒安東焼酎）]]&lt;br /&gt;
=== アンドンソジュ（安東焼酎／안동소주） ===&lt;br /&gt;
:アンドンソジュ（[[안동소주]]）は、安東焼酎（「[[ソジュ（焼酎／소주）]]」の項目も参照）。安東市で生産される伝統製法の米焼酎を指し、2023年4月に発足した安東焼酎組合には9ヶ所の醸造所が加盟している&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.gb.go.kr/Main/page.do?mnu_uid=6792&amp;amp;LARGE_&amp;amp;B_STEP=404948700&amp;amp;cmd=2 안동소주 세계화 1년, BTS같은 글로벌 명주를 빚는다] 、慶尚北道ウェブサイト（2024年4月23日付報道資料）、2025年2月8日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。このうち、水上洞（スサンドン、수상동）に位置する「民俗酒安東焼酎（[[민속주 안동소주]]）」と、豊山邑槐亭里（プンサヌプ クェジョンニ、풍산읍 괴정리）に位置する「名人安東焼酎（[[명인 안동소주]]）」の2ヶ所が特に有名な蔵元として知られている。安東焼酎は、1987年5月に慶尚北道の無形文化財第12号に指定された。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*歴史&lt;br /&gt;
:韓国では13世紀に元の侵攻を受けた際に、[[ソジュ（焼酎／소주）|焼酎]]の製法が一緒に伝わったとされる。歴史書の『高麗史』には、高麗時代後期の武将で慶尚道元帥を務めた金縝（キム・ジン、김진）が、昼夜を分かたず[[ソジュ（焼酎／소주）|焼酎（焼酒）]]を飲んで放蕩にふけったことから「焼酒徒（ソジュド、[[소주도]]）」と呼ばれたことが記録に残っている。一連の記録に安東市と限定する情報はないが、慶尚道地域の出来事として安東焼酎の歴史に関連付けて語られることもある&amp;lt;ref&amp;gt;[https://gb.go.kr/Main/open_contents/section/culture/page.do?mnu_uid=5111&amp;amp;cmd=2&amp;amp;id=000821 〔무형문화유산 12〕안동 소주] 、慶尚北道ウェブサイト、2025年2月8日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:朝鮮時代は家庭での酒造りが一般的であり、両班の家系で製造法が継承されてきたが、1909年に朝鮮総督府が酒税令を公布したことで難しくなった。代わって醸造を主導したのが、1922年に権台淵（クォン・テヨン、권태연）氏が創業した「安東酒造株式会社」で&amp;lt;ref&amp;gt;[https://dl.ndl.go.jp/pid/1546434/1/35 『朝鮮銀行月報 第13巻 第9号』, 朝鮮銀行, 1922年（P65）] 、国立国会図書館デジタルコレクション（コマ番号35/92）、2025年2月8日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;、家庭用から商業用へと転換したことから知名度の大幅な拡大に至った。1931年に刊行された『慶北沿線発展誌』には、「設立當時の造石數は壹百石に過ぎなかったが、逐年增加して現時は一千石に達し之れが販路は慶北各郡は勿論慶南、忠北、京城方面に及び品質の優良は其の比を見ず名聲嘖々たるもので至る處の品評會に於て常に表彰されてゐる」&amp;lt;ref&amp;gt;[https://dl.ndl.go.jp/pid/1209972/1/168 『慶北沿線発展誌』, 逵捨蔵, 1931年（P293）] 、国立国会図書館デジタルコレクション（コマ番号168/227）、2025年2月8日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;と紹介されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== チンメクソジュ（小麦焼酎／진맥소주） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052701.JPG|300px|thumb|チンメクソジュ]]&lt;br /&gt;
:チンメクソジュ（[[진맥소주]]）は、小麦焼酎（真麦焼酎）。チンメク（[[진맥]]）は漢字で「真麦」と書いて小麦、ソジュ（[[소주]]）は焼酎を意味する。安東市の旧家で発見された古料理書『需雲雑方（スウンジャプパン、[[수운잡방]]）』に製法が記録されており、市北東部の陶山面佳松里（トサンミョン カソンニ、도산면 가송리）に位置する酒造「メンゲ酒都家（メンゲスルドガ、맹개술도가）」が2019年10月に復元して販売している。韓国の伝統酒はヌルク（[[누룩]]）と呼ばれる小麦麹を用いるため、原料としては小麦100%になる。小麦はすべて有機農の自家栽培である。22度、40度（代表銘柄）、53度の3種に加え、オーク樽で寝かせた熟成焼酎も販売する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*メンゲ村とメンゲ酒都家&lt;br /&gt;
:洛東江（ナクトンガン、낙동강）沿いのメンゲ村（メンゲマウル、맹개마을）には、かつて5軒ほどの家があった。川には橋がかかっていないため、村へ行くためには船に乗るか、浅瀬をトラクターで越えるしかない。移動に不便なことから空き家になっていたのを、パク・ソンホ（박성호）代表が村ごと買い取って「メンゲ酒都家」を創業した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*『需雲雑方』の記述&lt;br /&gt;
:『需雲雑方』には酒の醸造法が多数記載されており、チンメクソジュもそのひとつである。金綏（김유）の記した前半部に収録されており、内容は以下の通りである&amp;lt;ref&amp;gt;尹淑澋（編訳）, 1998,『需雲雑方・酒饌』, 신광출판사, P47&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref&amp;gt;[https://koreantk.com/ktkp2014/kfood/kfood-view.view?foodCd=103657 밀소주 眞麥燒酒] 、韓国伝統知識ポータル、2026年5月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「小麦1斗をきれいに洗い、柔らかく蒸した後、よい小麦麹5升と合わせて搗き、甕に入れて冷水1斗を注いでかき混ぜておく。5日後に酒を蒸留すると4升になるが、その味は非常に強い」【原文1】&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1（現代語訳）】「밀 1말을 깨끗이 씻어서 무르게 찐 다음, 좋은 누룩 5되와 함께 찧어서 독에 담고 찬물 1동이를 부어서 저어 둔다. 5일째 되는 날에 술을 고면(燒) 4되(鐥)가 나오는데 그 맛이 매우 독하다」&lt;br /&gt;
:【原文1（原文）】「眞麥一斗净洗煇蒸 好麴五升合搗納瓮 冷水一盆注下攪之 第五日燒取酒 四鐥極猛」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== アンドンシッケ（安東式の甘酒／안동식혜） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:25021207.JPG|300px|thumb|アンドンシッケ]]&lt;br /&gt;
:アンドンシッケ（[[안동식혜]]）は、安東式の甘酒（「[[シッケ（甘酒／식혜）]]」の項目も参照）。ごはんに麦芽粉を溶いた水の上澄みを加え、炊飯器などで発酵させてシッケを作り、細かく刻んだ大根とおろしショウガ、粉唐辛子を加えて仕上げる。一般的なシッケが甘い清涼飲料であるのに対し、アンドンシッケは甘さの中にもピリッと刺激のある味わいになる。市内には専門の販売店があるほか、郷土料理店などでも提供される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 飲食店情報 ==&lt;br /&gt;
以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*;カチクモンチプ（까치구멍집）★&lt;br /&gt;
:安東民俗村近くにある[[ホッチェサバプ（祭祀風定食／헛제사밥）]]を中心とする郷土料理店。[[コドゥンオグイ（サバ焼き／고등어구이）|カンコドゥンオ（塩サバ焼き／간고등어）]]や[[シッケ（甘酒／식혜）|アンドンシッケ（安東式の甘酒／안동식혜）]]なども単品料理として提供する。宮中料理を加えたコースメニューもある。&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道安東市石洲路203（象牙洞513-1）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 안동시 석주로 203(상아동 513-1)&lt;br /&gt;
:電話：054-821-1056&lt;br /&gt;
:最終訪問日：2015年10月4日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*;シゴルジャントクッパプ（시골장터국밥）★&lt;br /&gt;
:韓牛を使用した[[ソゴギクッパプ（牛肉のスープごはん／소고기국밥）|アンドンクッパプ（安東式のスープごはん／안동국밥）]]の専門店。[[ソクセプルコギ（牛肉の網焼き／석쇠불고기）]]などの料理も提供する。&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道安東市ウムシゲキル27（南部洞148-6）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 안동시 음식의길 27(남부동 148-6)&lt;br /&gt;
:電話：054-859-9898&lt;br /&gt;
:最終訪問日：2014年5月5日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*;安端態（안단태）&lt;br /&gt;
:安東民俗村内にある伝統家屋のカフェ。安東市の名産品である山芋のスムージーをはじめ、伝統茶、花茶、軽い食事メニューも揃える。&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道安東市民俗村キル26（城谷洞815-1）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 안동시 민속촌길 26(성곡동 815-1)&lt;br /&gt;
:電話：054-823-7456&lt;br /&gt;
:最終訪問日：2016年9月28日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*;安東チャムマボリパン（안동참마보리빵）&lt;br /&gt;
:特産品の山芋を使ったチャムマボリパン（山芋饅頭、[[참마보리빵]]）の専門売場。サイズの小さなどら焼き風で、甘さ控えめのあんこと、生地のもっちりとした粘り気を特徴とする。&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道安東市慶東路671（南部洞237-3）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 안동시 경동로 671(남부동 237-3)&lt;br /&gt;
:電話：054-857-4466&lt;br /&gt;
:最終訪問日：2014年11月9日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*;安東ヨンガチムタク（안동영가찜닭）&lt;br /&gt;
:安東の旧市場近くに位置する[[チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）]]の専門店。チムタクのみならず、[[チキン（韓国チキン／치킨）]]や、チョリムダク（鶏の醤油煮、[[쪼림닭]]）、マヌルダク（ニンニクチキン、[[마늘닭]]）など幅広い鶏料理を用意する。&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道安東市繁栄キル19（西部洞182-6）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 안동시 번영길 19(서부동 182-6)&lt;br /&gt;
:電話：054-854-3378&lt;br /&gt;
:最終訪問日：2016年10月1日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*;イジョン（이정）&lt;br /&gt;
:ポソップルコギ（キノコと牛肉の鍋、[[버섯불고기]]）、[[ポソッチョンゴル（キノコ鍋／버섯전골）]]、ピョゴポソッチョン（シイタケのチヂミ、[[표고버섯전]]）などキノコ料理を専門とする店。郷土料理の[[コドゥンオグイ（サバ焼き／고등어구이）|カンコドゥンオ（塩サバ焼き／간고등어）]]も提供。&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道安東市石洲路191（象牙洞520）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 안동시 석주로 191(상아동 520)&lt;br /&gt;
:電話：054-852-2478&lt;br /&gt;
:最終訪問日：2016年6月21日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
韓食ペディアの執筆者である八田靖史は2003年1月に初めて安東市を訪れた。河回村や安東民俗博物館を訪ね、郷土料理である[[ホッチェサバプ（祭祀風定食／헛제사밥）]]、[[コドゥンオグイ（サバ焼き／고등어구이）|カンコドゥンオ（塩サバ焼き／간고등어）]]、[[シッケ（甘酒／식혜）|アンドンシッケ（安東式の甘酒／안동식혜）]]を味わうという定番の観光を満喫した。中でも[[ホッチェサバプ（祭祀風定食／헛제사밥）|ホッチェサバプ]]の醤油で味わう[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]にいたく感動し、それを後に自身の執筆するメールマガジン『コリアうめーや！！第４８号』にて、これをモチーフとした拙い昔話風の物語を書いたりもした&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.kansyoku-life.com/2000/02/1903.html コリアうめーや！！第４８号 安東むかしむかし物語その１] 、韓食生活、2018年8月12日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;関連サイト&lt;br /&gt;
安東観光&lt;br /&gt;
*[http://www.tourandong.com/public/ 안동관광]&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:あんとんしのりようり}}&lt;br /&gt;
*[[カルビグイ（牛カルビ焼き／갈비구이）]]&lt;br /&gt;
*[[コドゥンオグイ（サバ焼き／고등어구이）]]&lt;br /&gt;
*[[クッパプ（クッパ／국밥）]]&lt;br /&gt;
*[[ナムル（ナムル／나물）]]&lt;br /&gt;
*[[タンパッパン（あんパン／단팥빵）]]&lt;br /&gt;
*[[トゥルチギ（豚肉の炒め物（または鍋）／두루치기）]]&lt;br /&gt;
*[[ポソッチョンゴル（キノコ鍋／버섯전골）]]&lt;br /&gt;
*[[プルコギ（牛焼肉／불고기）]]&lt;br /&gt;
*[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[ソクセプルコギ（牛肉の網焼き／석쇠불고기）]]&lt;br /&gt;
*[[ソゴギクッパプ（牛肉のスープごはん／소고기국밥）]]&lt;br /&gt;
*[[ソジュ（焼酎／소주）]]&lt;br /&gt;
*[[シレギクッ（菜っ葉のスープ／시래기국）]]&lt;br /&gt;
*[[チョン（チヂミ／전）]]&lt;br /&gt;
*[[チムカルビ（牛カルビの辛い煮物／찜갈비）]]&lt;br /&gt;
*[[チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）]]&lt;br /&gt;
*[[チキン（韓国チキン／치킨）]]&lt;br /&gt;
*[[カルグクス（韓国式の手打ちうどん／칼국수）]]&lt;br /&gt;
*[[トンダク（丸鶏揚げ／통닭）]]&lt;br /&gt;
*[[ホッチェサバプ（祭祀風定食／헛제사밥）]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:慶尚北道・大邱市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E5%AE%89%E6%9D%B1%E5%B8%82%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42573</id>
		<title>安東市の料理</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E5%AE%89%E6%9D%B1%E5%B8%82%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42573"/>
		<updated>2026-05-27T02:22:19Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* 食文化の背景 */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:25021202.JPG|400px|thumb|河回村]]&lt;br /&gt;
'''安東市'''（アンドンシ、안동시）は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の中央部に位置する地域。本ページでは安東市の料理、特産品について解説する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域概要 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:18112904.JPG|thumb|300px|慶尚北道庁]]&lt;br /&gt;
安東市は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の道庁所在地。道の中央部に位置し、市の北部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[栄州市の料理|栄州市]]と[[奉化郡の料理|奉化郡]]、東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[英陽郡の料理|英陽郡]]、南東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]、南部から南西部にかけては[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[義城郡の料理|義城郡]]、西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[醴泉郡の料理|醴泉郡]]と接する。人口は15万2902人（2025年1月）&amp;lt;ref&amp;gt;[https://jumin.mois.go.kr/ 행정동별 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2025年2月11日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。市の面積は1522.3平方キロ（2024年）と[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]ではもっとも大きく、全国の基礎自治団体（市郡）としても[[江原道の料理|江原道]]の[[洪川郡の料理|洪川郡]]、[[麟蹄郡の料理|麟蹄郡]]に次いで3番目に大きい&amp;lt;ref&amp;gt;[https://kosis.kr/statHtml/statHtml.do?orgId=116&amp;amp;tblId=DT_MLTM_2300&amp;amp;conn_path=I2 행정구역별・지목별 국토이용현황_시군구] 、KOSIS（国家統計ポータル）、2026年2月23日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
市の北側、東側は太白山脈の支脈が伸びて比較的高く、南西部に向けて緩やかに下っている地形をしている。北東部から西部にかけては洛東江（ナクトンガン、낙동강）が流れ、これに東部から流れる半辺川（パンビョンチョン、반변천）が市内で合流する。合流地点の周囲は豊山平野（プンサンピョンヤ、풍산평야）と呼ばれる平野部となっている。市の中東部には洛東江、半辺川を利用したダム湖が作られており、それぞれ安東湖（アンドンホ、안동호）、臨河湖（イマホ、임하호）と呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
洛東江の蛇行する豊川面河回里（プンチョンミョン ハフェリ、풍천면 하회리）には豊山柳氏（プンサンリュシ、풍산류씨）の一族が住む河回村（ハフェマウル、하회마을）があり、朝鮮時代の伝統家屋が残るほか、民俗芸能のタルチュム（仮面劇、탈줌）が継承されているなど、昔ながらの文化を伝える民俗村としてユネスコの世界文化遺産にも登録されている。そのほか朝鮮時代の私塾である陶山書院（トサンソウォン、도산서원）や、屏山書院（ピョンサンソウォン、병산서원）、韓国最古の木造建築とされる極楽殿（国宝第15号）を有する鳳停寺（ポンジョンサ、봉정사）など歴史的な見どころを豊富に有する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
[[ソウル市の料理|ソウル市]]から安東市までは、ソウル高速バスターミナル、東ソウル総合ターミナルから安東バスターミナルまで高速バスで約2時間40分の距離。また清涼里駅から安東駅まで高速鉄道で約1時間50分の距離である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*慶尚北道庁の移転&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の道庁はもともと[[大邱市の料理|大邱市]]に置かれていたが、2016年2月に安東市の豊川面葛田里（プンチョンミョン カルジョルリ、풍천면 갈전리）へと移転した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 食文化の背景 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:25021201.JPG|300px|thumb|河回村で行われている「河回別神グッ仮面劇（하회별신굿탈놀이）」の公演]]&lt;br /&gt;
民俗村の河回村（ハフェマウル、하회마을）が昔ながらの暮らしを継承するように、朝鮮時代から続く両班の儒教文化が色濃く残る地域である。食文化においても、祭祀料理を模した[[ホッチェサバプ（祭祀風定食／헛제사밥）]]や、祭祀膳にあげられた[[コドゥンオグイ（サバ焼き／고등어구이）|カンコドゥンオ（塩サバ焼き／간고등어）]]など、両班の暮らしと結びついた郷土料理がある。特産品としては、韓牛（[[한우]]）、リンゴ（[[사과]]）、山芋（[[마]]）があるほか、地酒の[[ソジュ（焼酎／소주）|アンドンソジュ（安東焼酎／안동소주）]]は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の無形文化財第12号に指定されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*慶尚北道3大料理書&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]では、旧家に伝わる料理書として、安東市の『需雲雑方（スウンジャプパン、[[수운잡방]]）』、[[英陽郡の料理|英陽郡]]の『[[英陽郡の料理#ウムシクティミバン（飲食知味方／음식디미방）|飲食知味方（ウムシクティミバン／음식디미방）]]』、[[尚州市の料理|尚州市]]の『是議全書（シウィジョンソ、[[시의전서]]）』が発見された。いずれも韓国料理の歴史をひも解くには欠かせないもので、3冊を総称して慶尚北道3大料理書と呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*『需雲雑方』&lt;br /&gt;
:『需雲雑方（スウンジャプパン、[[수운잡방]]）』は、儒学者の金綏（김유、1491～1555年）が1540年頃に記した料理書。後年、孫の金坽（김령、1577～1641年）が後半部を追記している。ふたりはいずれも安東市の礼安面（イェアンミョン、예안면）の出身であることから同地域の両班料理を記録したものと考えられる。[[安東市の料理#チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）|チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）]]のルーツとの説があるチョンゲア（煎鶏児、전계아）や、地酒の[[安東市の料理#チンメクソジュ（小麦焼酎／진맥소주）|チンメクソジュ（小麦焼酎／진맥소주）]]に関する記述があり、安東市の食文化を知るうえでも重要である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な料理 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:23010637.JPG|300px|thumb|ホッチェサバプ]]&lt;br /&gt;
=== ホッチェサバプ（祭祀風定食／헛제사밥） ===&lt;br /&gt;
:ホッチェサバプ（[[헛제사밥]]）は、祭祀風定食（「[[ホッチェサバプ（祭祀風定食／헛제사밥）]]」の項目も参照）。安東市の旧家で継承されてきた祭祀料理（제사음식）を定食の形式に仕立てたものを指す。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:祭祀料理の定番である[[ナムル（ナムル／나물）]]や、[[チョン（チヂミ／전）]]、タンクッ（祭祀用のスープ、[[탕국]]）に加え、安東市の郷土料理である[[コドゥンオグイ（サバ焼き／고등어구이）|カンコドゥンオ（塩サバ焼き／간고등어）]]や、サンオトムベギ（サメの切り身、[[상어돔배기]]）などを添えるのが特徴である。ごはんは鉢状の大きなものに盛り付け、[[ナムル（ナムル／나물）|ナムル]]を入れて[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]として味わうことから、これをアンドンピビムパプ（安東式のビビンバ、[[안동비빔밥]]）とも呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:月映橋近くの「カチクモンチプ（까치구멍집）」「味50年ホッチェサバプ（맛50년헛제사밥）」が専門店として有名である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:24021907.JPG|300px|thumb|チムタク]]&lt;br /&gt;
:チムタク（[[찜닭]]）は、鶏と野菜の醤油煮（「[[チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）]]」の項目も参照）。韓国語の発音では「チムダク」がより近い。チムタクは1980年代後半に安東市の旧市場（クシジャン、구시장）で発達して広まった料理で、発祥については、旧市場内の[[トンダク（丸鶏揚げ／통닭）]]専門店で生まれたとの説や、それ以前から安東市の旧家で祭祀料理、家庭料理として作られていたとする説がある（詳細は「[[チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）#発祥|チムタク/歴史/発祥]]」の項目を参照）。旧市場にはチムタクの専門店が集まる一画があり、「安東チムタク通り（안동찜닭골목）」と呼ばれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*チョリムダク&lt;br /&gt;
:チョリムダク（[[조림닭]]、[[쪼림닭]]）は、鶏肉の煮物。チョリム（[[조림]]）は煮物、ダク（＝タク、[[닭]]）は鶏を意味する。安東市の[[チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）|チムタク]]専門店でメニューに並ぶことが多い。ぶつ切りにした鶏肉を野菜と醤油味に煮付けた料理なので、[[チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）|チムタク]]と酷似するが、煮汁が少なく、春雨が入らないなどの微差がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== カンコドゥンオ（塩サバ焼き／간고등어） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:22122508.JPG|300px|thumb|カンコドゥンオ]]&lt;br /&gt;
:カンコドゥンオ（[[간고등어]]）は、塩サバ焼き（「[[コドゥンオグイ（サバ焼き／고등어구이）]]」の項目も参照）。韓国語の発音では「カンゴドゥンオ」がより近い。カン（[[간]]）は塩、塩加減。コドゥンオ（[[고등어]]）はサバを意味する。地域名を冠して安東カンコドゥンオ（[[안동간고등어]]）、または方言としてオルガンジェビ（[[얼간잽이]]）とも呼ばれることもある。安東市以外の地域ではチャバンコドゥンオ（[[자반고등어]]）と呼ぶことが多い。市内の郷土料理店や食堂で提供されるほか、カンコドゥンオを看板料理として掲げる店もある。家庭用として持ち帰れる商品の販売も多い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*歴史&lt;br /&gt;
:安東市は内陸地域であり、かつては魚が貴重だった。もっとも近い[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[盈徳郡の料理|盈徳郡]]の江口港（カングハン、강구항）からでも約60kmの距離があり、とれたての魚を担いで歩くと1日ではたどり着かずに2日かかった。現在の臨東面中平里（イムドンミョン チュンピョンニ、임동면 중평리）にチェッコリジャント（챗거리장터）と呼ばれる規模の大きな市場があり、ここを中継地点として安東市の各地へと運んでいくのだが、サバは痛みが早いことから、腐敗を防ぐために内臓を抜いて塩を振る工夫が生まれた。するとチェッコリジャントに着いた頃が、熟成の進むいちばんのタイミングだったため、安東のカンコドゥンオは美味しいと評価が高まり、名物として広まったとされる。チェッコリジャントは1980年代前半まで大勢の人で賑わったが、1984年に着工、1992年に完工した臨河ダム（イマデム、임하댐）の建設予定地と重なったことで閉鎖を余儀なくされた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*オルガンジェビ&lt;br /&gt;
:オルガンジェビ（[[얼간잽이]]）は、カンコドゥンオの別称。オル（얼）は「オルチュ（ひと通り、얼추）」、ガンジェビ（=カンジェビ、[[간잽이]]）は「カンチャビ（塩加減をする）」が変化したものを意味する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== アンドンクッパプ（安東式のスープごはん／안동국밥） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:25021203.JPG|300px|thumb|アンドンクッパプ]]&lt;br /&gt;
:アンドンクッパプ（[[안동국밥]]）は、安東式のスープごはん（クッパ）（「[[クッパプ（クッパ／국밥）]]」の項目も参照）。牛肉に長ネギや芋がらなどを加えて一緒に煮込み、ピリ辛の味付けに仕立てる慶尚道（キョンサンド、경상도）式の[[ソゴギクッパプ（牛肉のスープごはん／소고기국밥）]]を指す。市場での販売が多いことから、安東式のチャントクッパプ（市場式のスープごはん、[[장터국밥]]）とも表現される。大手食品メーカーが、レトルト食品などの「安東式ソゴギクッパプ」を製造、販売している例もある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== アンドングクシ（安東式のうどん／안동국시） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:25021204.JPG|300px|thumb|アンドングクシ]]&lt;br /&gt;
:アンドングクシ（[[안동국시]]）は、安東式のうどん（「[[カルグクス（韓国式の手打ちうどん／칼국수）]]」の項目も参照）。グクシ（=ククシ）はククス（麺、[[국수]]）の方言を指す。標準語を用いてアンドングクス（[[안동국수]]）と表現したり、地域内においては地名をつけず、単にククシ（[[국시]]）とも呼ぶ。下記の[[安東市の料理#コンジングクス（冷やし麺／건진국수）|コンジングクス（冷やし麺／건진국수）]]を含め、安東式の麺料理を総称する言葉としても用いられるが、狭義には冷たいスープで味わうコンジングクスに対し、温かいスープの麺料理を指してアンドングクシと呼ぶことが多い。温かいスープのアンドングクシは、ヌルムグクシ（[[누름국시]]）、ヌルングクス（[[누른국수]]）との呼び名もあり、こちらでコンジングクスと区別をすることも多い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:小麦粉に大豆粉（[[콩가루]]）を混ぜて麺を作るのをひとつの特徴とし、伝統的には干したアユ（[[은어]]）をダシにスープを作ったが、近年は鶏肉や煮干し、昆布などを用いることが多い。スープは醤油をベースとして味付けをし、具には千切りのエホバク（韓国カボチャ、[[애호박]]）や白菜を加える。牛肉やキノコを足すこともある。麺はスープに直接入れて茹でることから、全体にとろみがかった仕上がりになる。家庭料理として作られるほか、市内の専門店で味わうことができる。安東市以外の地域でもアンドングクシを専門とする店がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== コンジングクス（冷やし麺／건진국수） ===&lt;br /&gt;
:コンジングクス（[[건진국수]]）は、冷やし麺。直訳すると「引き上げた麺」という意味で、コンジン（건진）が「コンジダ（引き上げる、[[건지다]]）」の過去連体形、グクス（=ククス、[[국수]]）は麺を意味する。茹でた麺を鍋から引き上げて冷水にさらすことから名前がついたとされる。方言を用いてコンジングクシ（[[건진국시]]）とも呼ぶほか、安東式の麺という意味でアンドングクシ（[[안동국시]]）、アンドングクス（[[안동국수]]）とも総称される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:スープや具は上記の[[安東市の料理#アンドングクシ（安東式のうどん／안동국시）|アンドングクシ（安東式のうどん／안동국시）]]とほぼ共通するが、麺はやや細めに作ることが多い。家庭料理として作られるほか、市内の専門店で主に夏の季節料理として提供される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*横城式のコンジングクス&lt;br /&gt;
:[[江原道の料理|江原道]][[横城郡の料理|横城郡]]にも同名の[[横城郡の料理#コンジングクス（冷やし混ぜ麺／건진국수）|コンジングクス（横城式の冷やし混ぜそば／건진국수）]]という郷土料理がある。安東市のコンジングクスとは異なり、千切りにしたエホバク（韓国カボチャ、[[애호박]]）を茹でるか、炒めたのちに辛味ダレで和え、これを具として薄い平打ちの小麦麺に絡めて味わう料理である。少量のダシ汁を注ぎ入れることもある。同じく[[横城郡の料理|横城郡]]の郷土料理である、[[横城郡の料理#チャンカルグクス（味噌味のウドン／장칼국수）|チャンカルグクス（味噌味のウドン／장칼국수）]]の専門店で、夏の季節メニューとして提供されることが多い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== トゥルチギクッ（牛肉と野菜の鍋／두루치기국） ===&lt;br /&gt;
:トゥルチギクッ（[[두루치기국]]）は、キノコと野菜の鍋。一般的に[[トゥルチギ（豚肉の炒め物（または鍋）／두루치기）|トゥルチギ]]（[[두루치기]]）はピリ辛に味付けをした豚肉の炒め物、または鍋料理を指すことが多いが、安東市のトゥルチギクッは牛肉と野菜、キノコなどを澄んだスープの鍋料理に仕立てて作る。家庭料理であり、限られた情報しか見つけることができないが、一例として2010年に農村振興庁が発行した『伝統郷土飲食用語辞典』には「塩漬けにして水気を切った千切りの大根と、生カンピョウ、豆モヤシ、牛肉、ヒラタケ、シイタケをそれぞれゴマ油で和えておき、熱湯に入れて溶き卵を加え、塩で味を調えてさらに煮込み、イワタケと糸唐辛子をあしらいとして載せる。卵黄と卵白を別にして薄焼き卵を焼いて載せることもある」&amp;lt;ref&amp;gt;농촌진흥청장 김재수, 2010, 『전통향토음식용어사전』, 농촌진흥청 국립농업과학원 농식품자원부 전통한식과, P124&amp;lt;/ref&amp;gt;と紹介されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ポボリチャルトク（アズキ餅／버버리찰떡） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052002.jpg|300px|thumb|ポボリチャルトク（アズキあん）]]&lt;br /&gt;
:ポボリチャルトク（[[버버리찰떡]]）は、アズキ餅。蒸したもち米を搗いて伸ばし、長方形に切ったものにアズキあんをたっぷり載せた餅を指す。ほかに白あん、きな粉、白ゴマ、黒ゴマをまぶしたものもある。沃野洞（オギャドン、옥야동）に位置する料理名と同じ「ポボリチャルトク（버버리찰떡）」が専門店として知られる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:同店のウェブサイトでは、1930年代に安興洞（アヌンドン、안흥동）で餅の販売をしていたキム・ノミ（김노미）氏がポボリチャルトクの元祖であり、もともとは平安北道新義州市の人たちが好んで食べていたパットク（アズキ餅、[[팥떡]]）が伝わったのではないかと推測している&amp;lt;ref&amp;gt;[https://buburi.com/shop/index.php?doc=html/bu01_2.htm 소개 및 유래] 、ポボリチャルトク公式ウェブサイト、2025年2月6日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。その後、ポボリチャルトクはキム・ノミ氏から孫のチェ・ヨンス（천영수）氏や、キム・ドンスン（김동순）氏、ミン・ジュキ（민죽희）氏らに引き継がれてきたが、2001年になって製造する人がいなくなった。これを残念に思った現代表のシン・ヒョンソ（신형서）氏が、キム・ドンスン氏を訪ねて製造法を習い、2004年11月に店舗を復活させて現在に至る&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.imaeil.com/page/view/2004120309411399086 안동 '버버리 찰떡' 다시 등장] 、毎日新聞（2004年12月3日記事）、2025年2月6日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.chosun.com/site/data/html_dir/2004/12/06/2004120670108.html 되돌아온 안동 '버버리 찰떡'] 、朝鮮日報（2004年12月6日記事）、2025年2月6日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*語源&lt;br /&gt;
:ポボリチャルトク（[[버버리찰떡]]）のポボリ（[[버버리]]）は、「벙어리（唖者、音声で言葉を話すことができない人）」の方言を指し、あまりに大きく食べごたえがあることから、口に入れるとしばらく話せなくなることから名前がついたとされる。ただし、どちらの表現も単独では差別語に当たることには留意をしたい（放送などでは「언어장애인（言語障碍者）」が用いられる）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*ファッションブランドとの関係&lt;br /&gt;
:ポボリ（[[버버리]]）は本来の語源とは無関係に、イギリスのファッションブランド「バーバリー（BURBERRY、버버리）」と表記が共通する。そのため「バーバリー」から名前を拝借したのかと誤解する人がいたり、ときに「ポボリ（バーバリー）を買ってきた」などの会話から混乱が生じる場合があったりもする。また、2013年に新商品として[[タンパッパン（あんパン／단팥빵）|ポボリタンパッパン（ポボリあんパン／버버리단팥빵）]]を発売した際、商標登録を申請したところ、「バーバリー」との共通性から当初審査が下りなかったとの事例もある&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.imaeil.com/page/view/2015012705115390767 英 패션 '버버리'도 꼼짝 못한 버버리단팥빵] 、毎日新聞（2015年1月27日記事）、2025年2月6日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。その後、特許審判院への提訴を行い、勝訴したことから商標としての使用が可能になった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ベーカリーとパン ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052001.jpg|300px|thumb|マンモスベーカリーのクリームチーズパン]]&lt;br /&gt;
;マンモスベーカリー&lt;br /&gt;
:マンモスベーカリー（マンモスベイコリ、[[맘모스베이커리]]）は、南部洞（ナムブドン、남부동）に位置する1974年創業のベーカリー。全国的に有名な地方ベーカリーとして、[[全羅北道の料理|全羅北道]][[群山市の料理|群山市]]の「李盛堂（イソンダン、[[이성당]]）」や、[[大田市の料理|大田市]]の「聖心堂（ソンシムダン、[[성심당]]）」などと並んで、韓国3大、あるいは5大ベーカリーの一角に数えられることも多い。クリームチーズをたっぷりと入れたもっちり食感のクリームチーズパン（[[크림치즈빵]]）が看板商品として知られる。店内にはイートインスペースを設けている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な特産品 ==&lt;br /&gt;
安東市の特産品として、安東韓牛（[[안동한우]]）、安東カンコドゥンオ（[[안동간고등어]]）、安東焼酎（[[안동소주]]）のほか、リンゴ（[[사과]]）、ブドウ（[[포도]]）、マクワウリ（[[참외]]）、ショウガ（[[생강]]）といった農産品や、韓国では韓方材としての利用が多い山芋（[[참마]]）などがあげられる。食品とは別に、韓紙や、麻を原料とする安東布（안동포）、仮面劇に用いられる仮面のハフェタル（河回面、하회탈）なども有名である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 安東韓牛 ===&lt;br /&gt;
:安東韓牛（[[안동한우]]）は、安東市で生産される韓牛（[[한우]]）。2026年1～3月時点の飼育頭数は5万4705頭を数え、全市郡の中で9位である&amp;lt;ref&amp;gt;[https://kosis.kr/statHtml/statHtml.do?orgId=101&amp;amp;tblId=DT_1EO251&amp;amp;conn_path=I2 축종별 시군구별 농장수 및 마리수] 、統計庁、畜産物品質評価院「家畜動向調査」、2026年5月20日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:;安東カルビ横丁&lt;br /&gt;
::旧安東駅前の南部洞（ナムブドン、남부동）、雲興洞 （ウヌンドン、운흥동）一帯には[[カルビグイ（牛カルビ焼き／갈비구이）]]の専門店が集まっていて、「安東カルビ横丁（안동갈비골목）」と呼ばれる。牛カルビに刻んだニンニクを加えるのがこの地域の特徴で、店によってはマヌルカルビ（ニンニクカルビ、마늘갈비）の名称でメニューに載せている。ごはんを頼むと、サービスで[[チムカルビ（牛カルビの辛い煮物／찜갈비）|メウンカルビチム（辛口の牛カルビ煮／매운갈비찜）]]と、[[シレギクッ（菜っ葉のスープ／시래기국）|シレギテンジャンチゲ（菜っ葉の味噌鍋／시래기된장찌개）]]がついてくる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:;豊山市場安東韓牛プルコギタウン&lt;br /&gt;
::市西部の豊山邑（プンサヌプ、풍산읍）には、豊山市場（プンサンジャント、풍산장터）があり、一帯には畜産農家が直接運営する焼肉店が集まっている。多くの店で[[プルコギ（牛焼肉／불고기）]]を主力メニューとすることから、「安東韓牛プルコギタウン（안동한우 불고기타운）」と呼ばれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 安東山薬（山芋） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:25021206.JPG|300px|thumb|安東チャムマボリパン]]&lt;br /&gt;
:安東山薬（アンドンサニャク、[[안동산약]]）は、山芋。山薬（サニャク、[[산약]]）は山芋の生薬名であり、韓国では薬用のイメージが強いが、主産地の安東市では食用としての利用も盛んである。一般に山芋のことはマ（[[마]]）と呼ぶため、安東マ（[[안동마]]）、安東チャムマ（[[안동참마]]）の名前で呼ばれることも多い。チャムマ（[[참마]]）は本来ヤマノイモ（自然薯）を指す品種名であるが、ナガイモの俗称としても用いられ、安東市ではナガイモ（[[마]]、[[장마]]）やイチョウイモ（[[산마]]）を指すことが多い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:安東市における山芋（[[마]]）の生産量は、2024年の場合、493.4トン（全国の63.6%）で、全国の市郡で1位である&amp;lt;ref&amp;gt;[https://kfss.forest.go.kr/stat/ptl/article/articleList.do?curMenu=9847&amp;amp;bbsId=ptlPdsMntProdReq 『2024 임산물생산조사』, 산림청, P33] 、山林庁山林統計システム、2026年5月20日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:鶴駕山（ハッカサン、학가산）のふもとにあたる北後面（プクミョン、북후면）が主産地であり、一帯には山芋料理の専門店や、山芋キムチの工場がある。皮をむいてスライスしたものを焼いたり、[[チョン（チヂミ／전）]]や[[ティギム（天ぷら／튀김）]]にしたりする。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:すりおろしたものを飲料として利用することも多いが、日本のようにごはんにかける利用法はほぼ見ない。市内の各地では郷土銘菓のチャムマボリパン（山芋饅頭、[[참마보리빵]]）が販売されており、すりおろした山芋を生地に加えることでもっちりとした食感を演出している。同様に麺の生地に練り込んだ、マグクス（山芋麺のうどん、[[마국수]]）がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な酒類・飲料 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:25021208.JPG|200px|thumb|安東焼酎（民俗酒安東焼酎）]]&lt;br /&gt;
=== アンドンソジュ（安東焼酎／안동소주） ===&lt;br /&gt;
:アンドンソジュ（[[안동소주]]）は、安東焼酎（「[[ソジュ（焼酎／소주）]]」の項目も参照）。安東市で生産される伝統製法の米焼酎を指し、2023年4月に発足した安東焼酎組合には9ヶ所の醸造所が加盟している&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.gb.go.kr/Main/page.do?mnu_uid=6792&amp;amp;LARGE_&amp;amp;B_STEP=404948700&amp;amp;cmd=2 안동소주 세계화 1년, BTS같은 글로벌 명주를 빚는다] 、慶尚北道ウェブサイト（2024年4月23日付報道資料）、2025年2月8日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。このうち、水上洞（スサンドン、수상동）に位置する「民俗酒安東焼酎（[[민속주 안동소주]]）」と、豊山邑槐亭里（プンサヌプ クェジョンニ、풍산읍 괴정리）に位置する「名人安東焼酎（[[명인 안동소주]]）」の2ヶ所が特に有名な蔵元として知られている。安東焼酎は、1987年5月に慶尚北道の無形文化財第12号に指定された。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*歴史&lt;br /&gt;
:韓国では13世紀に元の侵攻を受けた際に、[[ソジュ（焼酎／소주）|焼酎]]の製法が一緒に伝わったとされる。歴史書の『高麗史』には、高麗時代後期の武将で慶尚道元帥を務めた金縝（キム・ジン、김진）が、昼夜を分かたず[[ソジュ（焼酎／소주）|焼酎（焼酒）]]を飲んで放蕩にふけったことから「焼酒徒（ソジュド、[[소주도]]）」と呼ばれたことが記録に残っている。一連の記録に安東市と限定する情報はないが、慶尚道地域の出来事として安東焼酎の歴史に関連付けて語られることもある&amp;lt;ref&amp;gt;[https://gb.go.kr/Main/open_contents/section/culture/page.do?mnu_uid=5111&amp;amp;cmd=2&amp;amp;id=000821 〔무형문화유산 12〕안동 소주] 、慶尚北道ウェブサイト、2025年2月8日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:朝鮮時代は家庭での酒造りが一般的であり、両班の家系で製造法が継承されてきたが、1909年に朝鮮総督府が酒税令を公布したことで難しくなった。代わって醸造を主導したのが、1922年に権台淵（クォン・テヨン、권태연）氏が創業した「安東酒造株式会社」で&amp;lt;ref&amp;gt;[https://dl.ndl.go.jp/pid/1546434/1/35 『朝鮮銀行月報 第13巻 第9号』, 朝鮮銀行, 1922年（P65）] 、国立国会図書館デジタルコレクション（コマ番号35/92）、2025年2月8日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;、家庭用から商業用へと転換したことから知名度の大幅な拡大に至った。1931年に刊行された『慶北沿線発展誌』には、「設立當時の造石數は壹百石に過ぎなかったが、逐年增加して現時は一千石に達し之れが販路は慶北各郡は勿論慶南、忠北、京城方面に及び品質の優良は其の比を見ず名聲嘖々たるもので至る處の品評會に於て常に表彰されてゐる」&amp;lt;ref&amp;gt;[https://dl.ndl.go.jp/pid/1209972/1/168 『慶北沿線発展誌』, 逵捨蔵, 1931年（P293）] 、国立国会図書館デジタルコレクション（コマ番号168/227）、2025年2月8日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;と紹介されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== チンメクソジュ（小麦焼酎／진맥소주） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052701.JPG|300px|thumb|チンメクソジュ]]&lt;br /&gt;
:チンメクソジュ（[[진맥소주]]）は、小麦焼酎（真麦焼酎）。チンメク（[[진맥]]）は漢字で「真麦」と書いて小麦、ソジュ（[[소주]]）は焼酎を意味する。安東市の旧家で発見された古料理書『需雲雑方（スウンジャプパン、[[수운잡방]]）』に製法が記録されており、市北東部の陶山面佳松里（トサンミョン カソンニ、도산면 가송리）に位置する酒造「メンゲ酒都家（メンゲスルドガ、맹개술도가）」が2019年10月に復元して販売している。韓国の伝統酒はヌルク（[[누룩]]）と呼ばれる小麦麹を用いるため、原料としては小麦100%になる。小麦はすべて有機農の自家栽培である。22度、40度（代表銘柄）、53度の3種に加え、オーク樽で寝かせた熟成焼酎も販売する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*メンゲ村とメンゲ酒都家&lt;br /&gt;
:洛東江（ナクトンガン、낙동강）沿いのメンゲ村（メンゲマウル、맹개마을）には、かつて5軒ほどの家があった。川には橋がかかっていないため、村へ行くためには船に乗るか、浅瀬をトラクターで越えるしかない。移動に不便なことから空き家になっていたのを、パク・ソンホ（박성호）代表が村ごと買い取って「メンゲ酒都家」を創業した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*『需雲雑方』の記述&lt;br /&gt;
:『需雲雑方』には酒の醸造法が多数記載されており、チンメクソジュもそのひとつである。製法は以下のように記されている&amp;lt;ref&amp;gt;尹淑澋（編訳）, 1998,『需雲雑方・酒饌』, 신광출판사, P47&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref&amp;gt;[https://koreantk.com/ktkp2014/kfood/kfood-view.view?foodCd=103657 밀소주 眞麥燒酒] 、韓国伝統知識ポータル、2026年5月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「小麦1斗をきれいに洗い、柔らかく蒸した後、よい小麦麹5升と合わせて搗き、甕に入れて冷水1斗を注いでかき混ぜておく。5日後に酒を蒸留すると4升になるが、その味は非常に強い」【原文1】&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1（現代語訳）】「밀 1말을 깨끗이 씻어서 무르게 찐 다음, 좋은 누룩 5되와 함께 찧어서 독에 담고 찬물 1동이를 부어서 저어 둔다. 5일째 되는 날에 술을 고면(燒) 4되(鐥)가 나오는데 그 맛이 매우 독하다」&lt;br /&gt;
:【原文1（原文）】「眞麥一斗净洗煇蒸 好麴五升合搗納瓮 冷水一盆注下攪之 第五日燒取酒 四鐥極猛」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== アンドンシッケ（安東式の甘酒／안동식혜） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:25021207.JPG|300px|thumb|アンドンシッケ]]&lt;br /&gt;
:アンドンシッケ（[[안동식혜]]）は、安東式の甘酒（「[[シッケ（甘酒／식혜）]]」の項目も参照）。ごはんに麦芽粉を溶いた水の上澄みを加え、炊飯器などで発酵させてシッケを作り、細かく刻んだ大根とおろしショウガ、粉唐辛子を加えて仕上げる。一般的なシッケが甘い清涼飲料であるのに対し、アンドンシッケは甘さの中にもピリッと刺激のある味わいになる。市内には専門の販売店があるほか、郷土料理店などでも提供される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 飲食店情報 ==&lt;br /&gt;
以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*;カチクモンチプ（까치구멍집）★&lt;br /&gt;
:安東民俗村近くにある[[ホッチェサバプ（祭祀風定食／헛제사밥）]]を中心とする郷土料理店。[[コドゥンオグイ（サバ焼き／고등어구이）|カンコドゥンオ（塩サバ焼き／간고등어）]]や[[シッケ（甘酒／식혜）|アンドンシッケ（安東式の甘酒／안동식혜）]]なども単品料理として提供する。宮中料理を加えたコースメニューもある。&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道安東市石洲路203（象牙洞513-1）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 안동시 석주로 203(상아동 513-1)&lt;br /&gt;
:電話：054-821-1056&lt;br /&gt;
:最終訪問日：2015年10月4日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*;シゴルジャントクッパプ（시골장터국밥）★&lt;br /&gt;
:韓牛を使用した[[ソゴギクッパプ（牛肉のスープごはん／소고기국밥）|アンドンクッパプ（安東式のスープごはん／안동국밥）]]の専門店。[[ソクセプルコギ（牛肉の網焼き／석쇠불고기）]]などの料理も提供する。&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道安東市ウムシゲキル27（南部洞148-6）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 안동시 음식의길 27(남부동 148-6)&lt;br /&gt;
:電話：054-859-9898&lt;br /&gt;
:最終訪問日：2014年5月5日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*;安端態（안단태）&lt;br /&gt;
:安東民俗村内にある伝統家屋のカフェ。安東市の名産品である山芋のスムージーをはじめ、伝統茶、花茶、軽い食事メニューも揃える。&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道安東市民俗村キル26（城谷洞815-1）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 안동시 민속촌길 26(성곡동 815-1)&lt;br /&gt;
:電話：054-823-7456&lt;br /&gt;
:最終訪問日：2016年9月28日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*;安東チャムマボリパン（안동참마보리빵）&lt;br /&gt;
:特産品の山芋を使ったチャムマボリパン（山芋饅頭、[[참마보리빵]]）の専門売場。サイズの小さなどら焼き風で、甘さ控えめのあんこと、生地のもっちりとした粘り気を特徴とする。&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道安東市慶東路671（南部洞237-3）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 안동시 경동로 671(남부동 237-3)&lt;br /&gt;
:電話：054-857-4466&lt;br /&gt;
:最終訪問日：2014年11月9日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*;安東ヨンガチムタク（안동영가찜닭）&lt;br /&gt;
:安東の旧市場近くに位置する[[チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）]]の専門店。チムタクのみならず、[[チキン（韓国チキン／치킨）]]や、チョリムダク（鶏の醤油煮、[[쪼림닭]]）、マヌルダク（ニンニクチキン、[[마늘닭]]）など幅広い鶏料理を用意する。&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道安東市繁栄キル19（西部洞182-6）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 안동시 번영길 19(서부동 182-6)&lt;br /&gt;
:電話：054-854-3378&lt;br /&gt;
:最終訪問日：2016年10月1日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*;イジョン（이정）&lt;br /&gt;
:ポソップルコギ（キノコと牛肉の鍋、[[버섯불고기]]）、[[ポソッチョンゴル（キノコ鍋／버섯전골）]]、ピョゴポソッチョン（シイタケのチヂミ、[[표고버섯전]]）などキノコ料理を専門とする店。郷土料理の[[コドゥンオグイ（サバ焼き／고등어구이）|カンコドゥンオ（塩サバ焼き／간고등어）]]も提供。&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道安東市石洲路191（象牙洞520）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 안동시 석주로 191(상아동 520)&lt;br /&gt;
:電話：054-852-2478&lt;br /&gt;
:最終訪問日：2016年6月21日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
韓食ペディアの執筆者である八田靖史は2003年1月に初めて安東市を訪れた。河回村や安東民俗博物館を訪ね、郷土料理である[[ホッチェサバプ（祭祀風定食／헛제사밥）]]、[[コドゥンオグイ（サバ焼き／고등어구이）|カンコドゥンオ（塩サバ焼き／간고등어）]]、[[シッケ（甘酒／식혜）|アンドンシッケ（安東式の甘酒／안동식혜）]]を味わうという定番の観光を満喫した。中でも[[ホッチェサバプ（祭祀風定食／헛제사밥）|ホッチェサバプ]]の醤油で味わう[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]にいたく感動し、それを後に自身の執筆するメールマガジン『コリアうめーや！！第４８号』にて、これをモチーフとした拙い昔話風の物語を書いたりもした&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.kansyoku-life.com/2000/02/1903.html コリアうめーや！！第４８号 安東むかしむかし物語その１] 、韓食生活、2018年8月12日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;関連サイト&lt;br /&gt;
安東観光&lt;br /&gt;
*[http://www.tourandong.com/public/ 안동관광]&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:あんとんしのりようり}}&lt;br /&gt;
*[[カルビグイ（牛カルビ焼き／갈비구이）]]&lt;br /&gt;
*[[コドゥンオグイ（サバ焼き／고등어구이）]]&lt;br /&gt;
*[[クッパプ（クッパ／국밥）]]&lt;br /&gt;
*[[ナムル（ナムル／나물）]]&lt;br /&gt;
*[[タンパッパン（あんパン／단팥빵）]]&lt;br /&gt;
*[[トゥルチギ（豚肉の炒め物（または鍋）／두루치기）]]&lt;br /&gt;
*[[ポソッチョンゴル（キノコ鍋／버섯전골）]]&lt;br /&gt;
*[[プルコギ（牛焼肉／불고기）]]&lt;br /&gt;
*[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[ソクセプルコギ（牛肉の網焼き／석쇠불고기）]]&lt;br /&gt;
*[[ソゴギクッパプ（牛肉のスープごはん／소고기국밥）]]&lt;br /&gt;
*[[ソジュ（焼酎／소주）]]&lt;br /&gt;
*[[シレギクッ（菜っ葉のスープ／시래기국）]]&lt;br /&gt;
*[[チョン（チヂミ／전）]]&lt;br /&gt;
*[[チムカルビ（牛カルビの辛い煮物／찜갈비）]]&lt;br /&gt;
*[[チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）]]&lt;br /&gt;
*[[チキン（韓国チキン／치킨）]]&lt;br /&gt;
*[[カルグクス（韓国式の手打ちうどん／칼국수）]]&lt;br /&gt;
*[[トンダク（丸鶏揚げ／통닭）]]&lt;br /&gt;
*[[ホッチェサバプ（祭祀風定食／헛제사밥）]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:慶尚北道・大邱市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E3%83%81%E3%83%A0%E3%82%BF%E3%82%AF%EF%BC%88%E9%B6%8F%E3%81%A8%E9%87%8E%E8%8F%9C%E3%81%AE%E9%86%A4%E6%B2%B9%E7%85%AE%EF%BC%8F%EC%B0%9C%EB%8B%AD%EF%BC%89&amp;diff=42572</id>
		<title>チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E3%83%81%E3%83%A0%E3%82%BF%E3%82%AF%EF%BC%88%E9%B6%8F%E3%81%A8%E9%87%8E%E8%8F%9C%E3%81%AE%E9%86%A4%E6%B2%B9%E7%85%AE%EF%BC%8F%EC%B0%9C%EB%8B%AD%EF%BC%89&amp;diff=42572"/>
		<updated>2026-05-27T02:20:54Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* 祭祀料理、家庭料理説 */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:24021907.JPG|thumb|400px|チムタク]]&lt;br /&gt;
'''チムタク'''（[[찜닭]]）は、鶏と野菜の醤油煮。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 名称 ==&lt;br /&gt;
チムタクのチム（[[찜]]）は蒸し煮、タク（[[닭]]）は鶏を意味する。[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[安東市の料理|安東市]]の郷土料理であることから、安東チムタク（アンドンチムタク、[[안동찜닭]]）と呼ばれることも多い。日本語では「チムタッ」「チムダク」「チムダッ」「チムタック」「チムダック」「チンタッ」「チンダッ」「チンタック」「チンダック」などの表記も見られるが、本辞典では「チムタク」を使用する。実際の発音は「チムダッ」に近い。発音表記は〔찜닥〕。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*日本語訳&lt;br /&gt;
:鶏肉、野菜、春雨を主材料として、醤油ベースの煮汁でピリ辛の蒸し煮に仕立てた料理であることから、それらの要素を組み合わせた日本語訳が多い。主材料として「鶏の～」「鶏肉の～」「鶏と野菜の～」「鶏肉と野菜の～」「鶏と春雨の～」「鶏肉と春雨の～」に、調理法の「醤油煮」「蒸し煮」「甘辛煮」「煮物」などをつける訳がもっともポピュラーである。または日本料理の「肉じゃが」に例えて、「韓国風肉じゃが」「ピリ辛の肉じゃが」とする訳も散見される。本辞典では「鶏と野菜の醤油煮」を使用する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 概要 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:24021901.JPG|thumb|300px|調理中のチムタク]]&lt;br /&gt;
ぶつ切りにした鶏肉を、ニンジン、タマネギ、ジャガイモ、春雨（[[당면]]）などとともに甘辛い醤油煮にして作る。店によってはかなりの辛口に仕上げることもある。主に専門店で食べられる料理だが、[[タッカルビ（鶏肉の鉄板焼き／닭갈비）]]や[[タットリタン（鶏と野菜の鍋料理／닭도리탕）]]、[[チキン（韓国チキン／치킨）]]など他の鶏料理店で提供されることも多い。[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[安東市の料理|安東市]]の郷土料理であり、2001年頃に大きなブームがあったことから、専門店が増えて全国に広まった。2010年代の後半から2020年代前半にかけて専門店が増え、トレンドのテイストや食材を取り込んだ新メニューが生まれるなど、新たな盛り上がりを見せている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*タンミョン（春雨）&lt;br /&gt;
:チムタクの具材として欠かせないもののひとつにタンミョン（春雨、[[당면]]）がある。煮汁を吸ったタンミョンの味わいは、チムタクを食べるうえで大きな魅力のひとつと語られる。サツマイモのでんぷんから作るものが主流であり、専門店によっては食べごたえのある太めのタンミョンを用いることも多い。2020年代の前半には、[[トッポッキ（餅炒め／떡볶이）]]のトッピングとしてブームとなった幅広の春雨（[[납작당면]]）や、粉耗子（プンモジャ、[[분모자]]）と呼ばれる極太の中国春雨をチムタクに応用する例も見られた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*トッピング&lt;br /&gt;
:専門店ではチムタクに追加をしてトッピングを選択できる。チーズ、[[マンドゥ（餃子／만두）]]、タンミョン（春雨、[[당면]]）、ウドン、餅、ジャガイモなどのほか、鶏肉の追加をメニューに載せているところもある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*分量&lt;br /&gt;
:丸鶏をぶつ切りにして調理をすることの多い料理であり、1羽（[[한마리]]）、1羽半（[[한마리반]]）、2羽（[[두마리]]）と羽数で注文することが多い。店によっては半羽（[[반마리]]）での注文が可能なところもある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*ごはん&lt;br /&gt;
:チムタクは酒肴としても、ごはんのおかずとしても食べられる。人によってはチムタクを食べたあとの煮汁に、ごはんを投入し混ぜて食べたりもする。ごはんの上にチムタクを載せた料理を、チムタクトッパプ（鶏の蒸し煮丼、[[찜닭덮밥]]）と呼び、電子レンジ調理できるカップめしとして市販もされている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 歴史 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:24021902.JPG|thumb|300px|安東旧市場]]&lt;br /&gt;
チムタクは、1980年代後半に[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[安東市の料理|安東市]]の旧市場（クシジャン、구시장）で発達して広まった。料理の発祥については、旧市場内の[[トンダク（丸鶏揚げ／통닭）]]専門店で生まれたとの説や、それ以前から[[安東市の料理|安東市]]の旧家で祭祀料理、家庭料理として作られていたとする説が代表的である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 発祥 ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:24021903.JPG|thumb|300px|安東旧市場内の安東チムタク通り]]&lt;br /&gt;
==== 旧市場発祥説 ====&lt;br /&gt;
:チムタクの発祥を、[[安東市の料理|安東市]]西部洞（ソブドン、서부동）に位置する旧市場で開発されたとする説。旧市場は朝鮮時代から続く歴史の古い在来市場であり、1950年代以降に近隣の沃野洞（オギャドン、옥야동）にできた中央新市場（チュンアンシンシジャン、중앙신시장）に対して旧市場と呼ばれる。旧市場にはもともと丸鶏や、[[トンダク（丸鶏揚げ／통닭）]]を販売する店の集まった通りがあり、1970年代後半から[[トンダク（丸鶏揚げ／통닭）#マヌルトンダク（ニンニクチキン／마늘통닭）|マヌルトンダク（ニンニクチキン／마늘통닭）]]などさまざまな鶏料理が開発された中で、1980年代後半にチムタクが登場して人気を集めた&amp;lt;ref&amp;gt;[https://folkency.nfm.go.kr/topic/%EC%95%88%EB%8F%99%EC%B0%9C%EB%8B%AD 안동찜닭] 、韓国民俗大百科事典、2024年2月17日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref&amp;gt;[https://encykorea.aks.ac.kr/Article/E0080003 안동찜닭 (安東찜닭)] 、韓国民俗文化大百科事典、2024年2月17日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。その背景として同時期から増え始めた[[チキン（韓国チキン／치킨）]]専門店の台頭があり、これに対抗すべく新たな料理が必要になったとも語られる。現在はチムタクの専門店が集まる一画となり、「安東チムタク通り（안동찜닭골목）」と呼ばれている&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 祭祀料理、家庭料理説 ====&lt;br /&gt;
:チムタクの発祥を、[[安東市の料理|安東市]]の旧家で受け継がれてきた祭祀料理、家庭料理に由来するとの説。[[安東市の料理|安東市]]の旧家では祭祀膳に捧げた丸鶏を、祭祀後にぶつ切りにして醤油煮で食べており、これをチムタクと呼んで古くから親しんでいる。KBSのドキュメンタリー番組『韓国人の食卓（한국인의 밥상）』「第192回：鶏を食べるのに最適の日（닭 먹기 참 좋은 날）」（2014年11月6日放送）では、実際に[[安東市の料理|安東市]]の旧家を訪ねて祭祀後に作られるチムタクを紹介している&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.youtube.com/watch?v=E7WrR9NPEB4 한국인의밥상★풀버전 밖에서 사먹는 음식 중 가장 많이 선택하는 메뉴 🍗닭 “닭 먹기 참 좋은 날” (KBS 20141106 방송)（23:38～）] 、KBS 다큐YouTubeチャンネル、2024年2月17日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。これを原形として[[安東市の料理|安東市]]の旧市場で改良、発展したものが現在のチムタクであると、ルーツを複合的に考える説もある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:*『需雲雑方』の記録&lt;br /&gt;
::16～17世紀にかけて編纂された料理書の『需雲雑方（[[수운잡방]]）』には、ぶつ切りにした若鶏をゴマ油、醤油、酒、酢などで炒め煮にしたチョンゲア（煎鶏児、[[전계아]]）という料理が記録されている&amp;lt;ref&amp;gt;尹淑澋（編訳）, 1998,『需雲雑方・酒饌』, 신광출판사, P152&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref&amp;gt;[https://koreantk.com/ktkp2014/kfood/kfood-view.view?foodCd=103643 닭조림 煎鷄兒法] 、韓国伝統知識ポータル、2026年5月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。『需雲雑方』は1540年頃に儒学者の金綏（김유）が記したものに、孫の金坽（김령）が後半部を追記したもので、ふたりはいずれも[[安東市の料理|安東市]]の礼安面（イェアンミョン、예안면）の出身であることから同地域の両班料理を記録したものと考えられる。チムタクの発祥を[[安東市の料理|安東市]]の旧家で受け継がれた祭祀料理、家庭料理とする場合、調理法の似た『需雲雑方』のチョンゲアをそのルーツと考える見解がある。チョンゲアは金坽の追記した後半部に収録されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 城内の料理説 ====&lt;br /&gt;
:チムタクの発祥を、朝鮮時代に漢陽（現在の[[ソウル市の料理|ソウル市]]）の城内（四大門の内側）、または[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[安東市の料理|安東市]]にかつてあった安東邑城（안동읍성）内で食べていた料理に由来すると考える説。城内のことをアンドンネ（内側の町、안동네）、場外をパッカットンネ（外側の町、바깥동네）と区分し、アンドンネで身分の高い両班たちが食べていた鶏料理を「アンドンネチムタク（안동네찜닭）」と呼んだことから、これが略されて「アンドンチムタク（안동찜닭）」になったとされる。漢陽の城内と考える場合、[[安東市の料理|安東市]]は発祥地として関係ないことになるが、この説を有力視する見解はほぼ見られない。安東邑城の城内と考えたうえで、他の説と複合的に語られる場合もある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2000年代 ===&lt;br /&gt;
:2000年10月に[[ソウル市の料理|ソウル市]]の大学路（テハンノ、대학로）地区で「鳳雛チムタク（봉추찜닭）」が創業した。翌2001年にはフランチャイズ化をして店舗数を増やすと、後発の専門店も続々と増えたことで大きなブームとなり、チムタクの知名度が全国的なものになった。韓国旅行サイト「ソウルナビ」では2001年12月に、[[ソウル市の料理|ソウル市]]内の繁華街3地域（「新村・梨大編」「鍾路編」「明洞編」）でチムタクの専門店が増えている様子をレポートしている&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.seoulnavi.com/special/5000478 食べ物流行ニュース～チムタク大ブーム 【新村・梨大編】！] 、ソウルナビ（2001年12月19日記事）、2024年2月18日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.seoulnavi.com/special/5024065 食べ物流行ニュース～チムタク大ブーム【鍾路編】！] 、ソウルナビ（2001年12月19日記事）、2024年2月18日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.seoulnavi.com/special/5024066 食べ物流行ニュース～チムタク大ブーム【明洞編】！] 、ソウルナビ（2001年12月19日記事）、2024年2月18日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2010年代 ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:24021904.JPG|thumb|300px|「烈鳳チムタク」のチムタク]]&lt;br /&gt;
:2010年9月に[[ソウル市の料理|ソウル市]]の江南（カンナム、강남）地区で、歌手のSE7ENが「烈鳳チムタク（열봉찜닭）」を開いて話題になった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2020年代 ===&lt;br /&gt;
:2010年代後半から2020年代の前半にかけて、新たな専門店が増えるとともに、トレンドのテイストや食材を取り込んだ新メニューが増加している。代表的なメニューに、麻辣味のマラチムタク（[[마라찜닭]]）、ロゼソース味のロゼチムタク（[[로제찜닭]]）、麻辣味とロゼソース味を掛け合わせたマラロゼチムタク（[[마라로제찜닭]]）があるほか、[[トッポッキ（餅炒め／떡볶이）]]のトッピングとしてブームとなった幅広の春雨（[[납작당면]]）や、粉耗子（プンモジャ、[[분모자]]）と呼ばれる極太の中国春雨を具に加えるアレンジもある。これらは2020年からのコロナ禍において、デリバリーメニューとしても人気を集めた。メディアでは2000年代前半のブームに続く、第2次ブームとも注目されている&amp;lt;ref&amp;gt;[https://month.foodbank.co.kr/section/section_view.php?secIndex=5901&amp;amp;page=3&amp;amp;section=006002&amp;amp;back=S&amp;amp;section_list=B2B.php 외식 메뉴에서 배달 메뉴로 찜닭 제2의 전성기] 、月刊食堂（2020年2月4日付記事）、2024年2月18日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 種類 ==&lt;br /&gt;
チムタクには以下のような種類がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== マラチムタク（마라찜닭） ===&lt;br /&gt;
:マラチムタク（[[마라찜닭]]）は、マラ（麻辣、山椒と唐辛子の辛さ、[[마라]]）味のチムタク。韓国では2010年代の中盤から後半にかけて、中国料理の[[マラタン（麻辣湯／마라탕）]]が人気を集め、2019年頃には麻辣味の料理がブームとなった。これを受けてチムタクの専門店では、マラチムタクを提供するところが登場した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ロゼチムタク（로제찜닭） ===&lt;br /&gt;
:ロゼチムタク（[[로제찜닭]]）は、ロゼソース（コチュジャンクリームソース、[[로제소스]]）味のチムタク。ロゼの発音は「ロジェ」に近い。味付けにコチュジャン、生クリーム、または牛乳などを用いることで、辛さの中にもクリーミーで濃厚な味わいとなる。韓国では2020年頃からロゼトッポッキ（韓国餅のロゼソース炒め、[[로제떡볶이]]）を中心としたロゼソース料理が流行し、ロゼチムタクもその一翼を担った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== マラロゼチムタク（마라로제찜닭） ===&lt;br /&gt;
:マラロゼチムタク（[[마라로제찜닭]]）は、麻辣味とロゼソース味を融合させた味付けのチムタク。2019年頃からの麻辣味ブームと、2020年頃からのロゼソース味ブームが合流し、2023年頃から麻辣ロゼ（[[마라로제]]）味の料理が注目され、チムタクの専門店ではマラロゼチムタクを提供するところが登場した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== その他 ===&lt;br /&gt;
*ピョオムヌンチムタク（[[뼈없는찜닭]]）&lt;br /&gt;
:骨なしの鶏肉を使ったチムタク。ピョオムヌン（[[뼈없는]]）は骨なしの意。スンサルチムタク（[[순살찜닭]]）とも呼ぶ。スンサル（[[순살]]）は「肉のみ」を意味し、こちらも骨なしと同義である。&lt;br /&gt;
*チーズチムタク（[[치즈찜닭]]）&lt;br /&gt;
:チーズをトッピングしたチムタク。&lt;br /&gt;
*コチュジャンチムタク（[[고추장찜닭]]）&lt;br /&gt;
:味付けにコチュジャンを加えた辛口のチムタク。&lt;br /&gt;
*プルチムタク（[[불찜닭]]）&lt;br /&gt;
:激辛のチムタク。プル（[[불]]）は火を意味し、激辛料理の表現として用いられる。&lt;br /&gt;
*ヘムルチムタク（[[해물찜닭]]）&lt;br /&gt;
:具にエビやイカ、ムール貝などの海産物を加えたチムタク。ヘムル（[[해물]]）は漢字で「海物」と書いて海産物の意。&lt;br /&gt;
*ムグンジチムタク（[[묵은지찜닭]]）&lt;br /&gt;
:具にムグンジ（熟成キムチ、[[묵은지]]）を加えたチムタク。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 以北式チムタク ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:24021905.JPG|thumb|300px|以北式チムタク]]&lt;br /&gt;
:[[北朝鮮の料理|平安道]]の郷土料理にもチムタク（[[찜닭]]）と呼ばれるものがある。丸鶏をニラや長ネギと一緒に茹でたもので、丸鶏は食べやすく裂いてカラシ醤油につけて味わう。[[安東市の料理|安東]]式のチムタクとはまったく無関係の料理だが、同名であることから区別をするために、軍事分界線以北の地域を総称する「以北式（イブクシク、[[이북식]]）チムタク」、地域名から「平安道式（ピョンアンドシク、평안도식）チムタク」、または[[北朝鮮の料理|平安道]]の中心都市である「平壌式（ピョンヤンシク、평양식）チムタク」などと呼ばれることが多い。[[ソウル市の料理|ソウル市]]中区新堂洞（チュング シンダンドン、중구 신당동）の地下鉄3号線「薬水（약수）」駅周辺には以北式チムタクをはじめ、[[マンドゥ（餃子／만두）]]や、[[マッククス（冷やしそば／막국수）]]などの[[北朝鮮の料理|平安道]]料理を提供する専門店が集まっている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 日本における定着 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:24021908.JPG|thumb|300px|東京・新大久保「鳳雛チムタク大久保店」の外観]]&lt;br /&gt;
韓国で大きなブームのあった2000年代前半から、代表的な専門店が日本へと進出しているほか、日本の食品会社からも家庭用の商品が発売されるなど一定の定着が見られる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*鳳雛チムタクの進出&lt;br /&gt;
:韓国で展開する大手チェーン「鳳雛チムタク」は、2002年11月に東京・渋谷（現在は閉店）、2005年9月に新大久保へと進出した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*烈鳳チムタクの進出&lt;br /&gt;
:2010年9月に[[ソウル市の料理|ソウル市]]の江南（カンナム、강남）地区で、歌手のSE7ENが開いた「烈鳳チムタク（열봉찜닭）」は、2012年10月に大阪・南船場（心斎橋）、東京・新大久保に進出した（いずれも現在は閉店）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:24021906.JPG|thumb|300px|2001年10月に「鳳雛チムタク弘大店（봉추찜닭 홍대점）」で食べたチムタク]]&lt;br /&gt;
韓食ペディアの執筆者である八田靖史は、2001年10月に[[ソウル市の料理|ソウル市]]の弘大（ホンデ、홍대）地区で初めてチムタクを食べた。2000年12月に韓国留学を終えて帰国した後、韓国でチムタクがブームになっているのを知り、長らく食べたいと思っていた念願の料理だっただけに、その味はひとしおであった。そのエピソードはメールマガジン「コリアうめーや！！第17号」にて報告されている&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.kansyoku-life.com/2000/02/1840.html コリアうめーや！！第17号 韓国で念願のチムタクを食べる！！] 、韓食生活、2024年2月18日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域 ==&lt;br /&gt;
*[[ソウル市の料理|ソウル市]]中区新堂洞&lt;br /&gt;
*[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[安東市の料理|安東市]]&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 飲食店情報 ==&lt;br /&gt;
以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
＜安東チムタク＞&lt;br /&gt;
*鳳雛チムタク大学路店（봉추찜닭 대학로점）&lt;br /&gt;
:住所：ソウル市鍾路区大学路11キル27（明倫4街80-1）&lt;br /&gt;
:住所：서울시 종로구 대학로11길 27(명륜4가 80-1)&lt;br /&gt;
:電話：02-745-6981&lt;br /&gt;
:料理：チムタク（鶏と野菜の醤油煮）&lt;br /&gt;
:備考：大学路店は1号店、実際は弘大店などを訪問&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*安東ヨンガチムタク（안동영가찜닭）&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道安東市繁栄キル19（西部洞182-6）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 안동시 번영길 19(서부동 182-6)&lt;br /&gt;
:電話：054-854-3378&lt;br /&gt;
:料理：チムタク（鶏と野菜の醤油煮）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
＜以北式チムタク＞&lt;br /&gt;
*鎮南浦食堂（진남포식당）&lt;br /&gt;
:住所：ソウル市中区茶山路108、2階（新堂洞368-89）&lt;br /&gt;
:住所：서울시 중구 다산로 108, 2층(신당동 368-89)&lt;br /&gt;
:電話：02-2252-2457&lt;br /&gt;
:料理：以北式チムタク（平安道式の丸茹で鶏）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*チョガチプ（처가집）&lt;br /&gt;
:住所：ソウル市中区東湖路11カキル22（新堂洞432-117）&lt;br /&gt;
:住所：서울시 중구 동호로11가길 22(신당동 432-117)&lt;br /&gt;
:電話：02-2235-4589&lt;br /&gt;
:料理：以北式チムタク（平安道式の丸茹で鶏）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*春川マッククス（춘천막국수）&lt;br /&gt;
:住所：ソウル市中区茶山路10キル6（新堂洞368-86）&lt;br /&gt;
:住所：서울시 중구 다산로10길 6(신당동 368-86)&lt;br /&gt;
:電話：02-2232-2969&lt;br /&gt;
:料理：以北式チムタク（平安道式の丸茹で鶏）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:ちむたく}}&lt;br /&gt;
*[[マラタン（麻辣湯／마라탕）]]&lt;br /&gt;
*[[マッククス（冷やしそば／막국수）]]&lt;br /&gt;
*[[マンドゥ（餃子／만두）]]&lt;br /&gt;
*[[タッカルビ（鶏肉の鉄板焼き／닭갈비）]]&lt;br /&gt;
*[[タットリタン（鶏と野菜の鍋料理／닭도리탕）]]&lt;br /&gt;
*[[トッポッキ（餅炒め／떡볶이）]]&lt;br /&gt;
*[[チキン（韓国チキン／치킨）]]&lt;br /&gt;
*[[トンダク（丸鶏揚げ／통닭）]]&lt;br /&gt;
*[[ソウル市の料理]]&lt;br /&gt;
*[[慶尚北道の料理]]&lt;br /&gt;
*[[安東市の料理]]&lt;br /&gt;
*[[北朝鮮の料理]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:肉・卵料理の一覧]]&lt;br /&gt;
[[Category:鶏肉料理の一覧]]&lt;br /&gt;
[[Category:慶尚北道・大邱市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E3%83%81%E3%83%A0%E3%82%BF%E3%82%AF%EF%BC%88%E9%B6%8F%E3%81%A8%E9%87%8E%E8%8F%9C%E3%81%AE%E9%86%A4%E6%B2%B9%E7%85%AE%EF%BC%8F%EC%B0%9C%EB%8B%AD%EF%BC%89&amp;diff=42571</id>
		<title>チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E3%83%81%E3%83%A0%E3%82%BF%E3%82%AF%EF%BC%88%E9%B6%8F%E3%81%A8%E9%87%8E%E8%8F%9C%E3%81%AE%E9%86%A4%E6%B2%B9%E7%85%AE%EF%BC%8F%EC%B0%9C%EB%8B%AD%EF%BC%89&amp;diff=42571"/>
		<updated>2026-05-27T02:20:40Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* 祭祀料理、家庭料理説 */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:24021907.JPG|thumb|400px|チムタク]]&lt;br /&gt;
'''チムタク'''（[[찜닭]]）は、鶏と野菜の醤油煮。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 名称 ==&lt;br /&gt;
チムタクのチム（[[찜]]）は蒸し煮、タク（[[닭]]）は鶏を意味する。[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[安東市の料理|安東市]]の郷土料理であることから、安東チムタク（アンドンチムタク、[[안동찜닭]]）と呼ばれることも多い。日本語では「チムタッ」「チムダク」「チムダッ」「チムタック」「チムダック」「チンタッ」「チンダッ」「チンタック」「チンダック」などの表記も見られるが、本辞典では「チムタク」を使用する。実際の発音は「チムダッ」に近い。発音表記は〔찜닥〕。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*日本語訳&lt;br /&gt;
:鶏肉、野菜、春雨を主材料として、醤油ベースの煮汁でピリ辛の蒸し煮に仕立てた料理であることから、それらの要素を組み合わせた日本語訳が多い。主材料として「鶏の～」「鶏肉の～」「鶏と野菜の～」「鶏肉と野菜の～」「鶏と春雨の～」「鶏肉と春雨の～」に、調理法の「醤油煮」「蒸し煮」「甘辛煮」「煮物」などをつける訳がもっともポピュラーである。または日本料理の「肉じゃが」に例えて、「韓国風肉じゃが」「ピリ辛の肉じゃが」とする訳も散見される。本辞典では「鶏と野菜の醤油煮」を使用する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 概要 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:24021901.JPG|thumb|300px|調理中のチムタク]]&lt;br /&gt;
ぶつ切りにした鶏肉を、ニンジン、タマネギ、ジャガイモ、春雨（[[당면]]）などとともに甘辛い醤油煮にして作る。店によってはかなりの辛口に仕上げることもある。主に専門店で食べられる料理だが、[[タッカルビ（鶏肉の鉄板焼き／닭갈비）]]や[[タットリタン（鶏と野菜の鍋料理／닭도리탕）]]、[[チキン（韓国チキン／치킨）]]など他の鶏料理店で提供されることも多い。[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[安東市の料理|安東市]]の郷土料理であり、2001年頃に大きなブームがあったことから、専門店が増えて全国に広まった。2010年代の後半から2020年代前半にかけて専門店が増え、トレンドのテイストや食材を取り込んだ新メニューが生まれるなど、新たな盛り上がりを見せている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*タンミョン（春雨）&lt;br /&gt;
:チムタクの具材として欠かせないもののひとつにタンミョン（春雨、[[당면]]）がある。煮汁を吸ったタンミョンの味わいは、チムタクを食べるうえで大きな魅力のひとつと語られる。サツマイモのでんぷんから作るものが主流であり、専門店によっては食べごたえのある太めのタンミョンを用いることも多い。2020年代の前半には、[[トッポッキ（餅炒め／떡볶이）]]のトッピングとしてブームとなった幅広の春雨（[[납작당면]]）や、粉耗子（プンモジャ、[[분모자]]）と呼ばれる極太の中国春雨をチムタクに応用する例も見られた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*トッピング&lt;br /&gt;
:専門店ではチムタクに追加をしてトッピングを選択できる。チーズ、[[マンドゥ（餃子／만두）]]、タンミョン（春雨、[[당면]]）、ウドン、餅、ジャガイモなどのほか、鶏肉の追加をメニューに載せているところもある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*分量&lt;br /&gt;
:丸鶏をぶつ切りにして調理をすることの多い料理であり、1羽（[[한마리]]）、1羽半（[[한마리반]]）、2羽（[[두마리]]）と羽数で注文することが多い。店によっては半羽（[[반마리]]）での注文が可能なところもある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*ごはん&lt;br /&gt;
:チムタクは酒肴としても、ごはんのおかずとしても食べられる。人によってはチムタクを食べたあとの煮汁に、ごはんを投入し混ぜて食べたりもする。ごはんの上にチムタクを載せた料理を、チムタクトッパプ（鶏の蒸し煮丼、[[찜닭덮밥]]）と呼び、電子レンジ調理できるカップめしとして市販もされている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 歴史 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:24021902.JPG|thumb|300px|安東旧市場]]&lt;br /&gt;
チムタクは、1980年代後半に[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[安東市の料理|安東市]]の旧市場（クシジャン、구시장）で発達して広まった。料理の発祥については、旧市場内の[[トンダク（丸鶏揚げ／통닭）]]専門店で生まれたとの説や、それ以前から[[安東市の料理|安東市]]の旧家で祭祀料理、家庭料理として作られていたとする説が代表的である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 発祥 ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:24021903.JPG|thumb|300px|安東旧市場内の安東チムタク通り]]&lt;br /&gt;
==== 旧市場発祥説 ====&lt;br /&gt;
:チムタクの発祥を、[[安東市の料理|安東市]]西部洞（ソブドン、서부동）に位置する旧市場で開発されたとする説。旧市場は朝鮮時代から続く歴史の古い在来市場であり、1950年代以降に近隣の沃野洞（オギャドン、옥야동）にできた中央新市場（チュンアンシンシジャン、중앙신시장）に対して旧市場と呼ばれる。旧市場にはもともと丸鶏や、[[トンダク（丸鶏揚げ／통닭）]]を販売する店の集まった通りがあり、1970年代後半から[[トンダク（丸鶏揚げ／통닭）#マヌルトンダク（ニンニクチキン／마늘통닭）|マヌルトンダク（ニンニクチキン／마늘통닭）]]などさまざまな鶏料理が開発された中で、1980年代後半にチムタクが登場して人気を集めた&amp;lt;ref&amp;gt;[https://folkency.nfm.go.kr/topic/%EC%95%88%EB%8F%99%EC%B0%9C%EB%8B%AD 안동찜닭] 、韓国民俗大百科事典、2024年2月17日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref&amp;gt;[https://encykorea.aks.ac.kr/Article/E0080003 안동찜닭 (安東찜닭)] 、韓国民俗文化大百科事典、2024年2月17日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。その背景として同時期から増え始めた[[チキン（韓国チキン／치킨）]]専門店の台頭があり、これに対抗すべく新たな料理が必要になったとも語られる。現在はチムタクの専門店が集まる一画となり、「安東チムタク通り（안동찜닭골목）」と呼ばれている&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 祭祀料理、家庭料理説 ====&lt;br /&gt;
:チムタクの発祥を、[[安東市の料理|安東市]]の旧家で受け継がれてきた祭祀料理、家庭料理に由来するとの説。[[安東市の料理|安東市]]の旧家では祭祀膳に捧げた丸鶏を、祭祀後にぶつ切りにして醤油煮で食べており、これをチムタクと呼んで古くから親しんでいる。KBSのドキュメンタリー番組『韓国人の食卓（한국인의 밥상）』「第192回：鶏を食べるのに最適の日（닭 먹기 참 좋은 날）」（2014年11月6日放送）では、実際に[[安東市の料理|安東市]]の旧家を訪ねて祭祀後に作られるチムタクを紹介している&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.youtube.com/watch?v=E7WrR9NPEB4 한국인의밥상★풀버전 밖에서 사먹는 음식 중 가장 많이 선택하는 메뉴 🍗닭 “닭 먹기 참 좋은 날” (KBS 20141106 방송)（23:38～）] 、KBS 다큐YouTubeチャンネル、2024年2月17日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。これを原形として[[安東市の料理|安東市]]の旧市場で改良、発展したものが現在のチムタクであると、ルーツを複合的に考える説もある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:*『需雲雑方』の記録&lt;br /&gt;
::16～17世紀にかけて編纂された料理書の『需雲雑方（[[수운잡방]]』には、ぶつ切りにした若鶏をゴマ油、醤油、酒、酢などで炒め煮にしたチョンゲア（煎鶏児、[[전계아]]）という料理が記録されている&amp;lt;ref&amp;gt;尹淑澋（編訳）, 1998,『需雲雑方・酒饌』, 신광출판사, P152&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref&amp;gt;[https://koreantk.com/ktkp2014/kfood/kfood-view.view?foodCd=103643 닭조림 煎鷄兒法] 、韓国伝統知識ポータル、2026年5月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。『需雲雑方』は1540年頃に儒学者の金綏（김유）が記したものに、孫の金坽（김령）が後半部を追記したもので、ふたりはいずれも[[安東市の料理|安東市]]の礼安面（イェアンミョン、예안면）の出身であることから同地域の両班料理を記録したものと考えられる。チムタクの発祥を[[安東市の料理|安東市]]の旧家で受け継がれた祭祀料理、家庭料理とする場合、調理法の似た『需雲雑方』のチョンゲアをそのルーツと考える見解がある。チョンゲアは金坽の追記した後半部に収録されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 城内の料理説 ====&lt;br /&gt;
:チムタクの発祥を、朝鮮時代に漢陽（現在の[[ソウル市の料理|ソウル市]]）の城内（四大門の内側）、または[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[安東市の料理|安東市]]にかつてあった安東邑城（안동읍성）内で食べていた料理に由来すると考える説。城内のことをアンドンネ（内側の町、안동네）、場外をパッカットンネ（外側の町、바깥동네）と区分し、アンドンネで身分の高い両班たちが食べていた鶏料理を「アンドンネチムタク（안동네찜닭）」と呼んだことから、これが略されて「アンドンチムタク（안동찜닭）」になったとされる。漢陽の城内と考える場合、[[安東市の料理|安東市]]は発祥地として関係ないことになるが、この説を有力視する見解はほぼ見られない。安東邑城の城内と考えたうえで、他の説と複合的に語られる場合もある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2000年代 ===&lt;br /&gt;
:2000年10月に[[ソウル市の料理|ソウル市]]の大学路（テハンノ、대학로）地区で「鳳雛チムタク（봉추찜닭）」が創業した。翌2001年にはフランチャイズ化をして店舗数を増やすと、後発の専門店も続々と増えたことで大きなブームとなり、チムタクの知名度が全国的なものになった。韓国旅行サイト「ソウルナビ」では2001年12月に、[[ソウル市の料理|ソウル市]]内の繁華街3地域（「新村・梨大編」「鍾路編」「明洞編」）でチムタクの専門店が増えている様子をレポートしている&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.seoulnavi.com/special/5000478 食べ物流行ニュース～チムタク大ブーム 【新村・梨大編】！] 、ソウルナビ（2001年12月19日記事）、2024年2月18日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.seoulnavi.com/special/5024065 食べ物流行ニュース～チムタク大ブーム【鍾路編】！] 、ソウルナビ（2001年12月19日記事）、2024年2月18日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.seoulnavi.com/special/5024066 食べ物流行ニュース～チムタク大ブーム【明洞編】！] 、ソウルナビ（2001年12月19日記事）、2024年2月18日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2010年代 ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:24021904.JPG|thumb|300px|「烈鳳チムタク」のチムタク]]&lt;br /&gt;
:2010年9月に[[ソウル市の料理|ソウル市]]の江南（カンナム、강남）地区で、歌手のSE7ENが「烈鳳チムタク（열봉찜닭）」を開いて話題になった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2020年代 ===&lt;br /&gt;
:2010年代後半から2020年代の前半にかけて、新たな専門店が増えるとともに、トレンドのテイストや食材を取り込んだ新メニューが増加している。代表的なメニューに、麻辣味のマラチムタク（[[마라찜닭]]）、ロゼソース味のロゼチムタク（[[로제찜닭]]）、麻辣味とロゼソース味を掛け合わせたマラロゼチムタク（[[마라로제찜닭]]）があるほか、[[トッポッキ（餅炒め／떡볶이）]]のトッピングとしてブームとなった幅広の春雨（[[납작당면]]）や、粉耗子（プンモジャ、[[분모자]]）と呼ばれる極太の中国春雨を具に加えるアレンジもある。これらは2020年からのコロナ禍において、デリバリーメニューとしても人気を集めた。メディアでは2000年代前半のブームに続く、第2次ブームとも注目されている&amp;lt;ref&amp;gt;[https://month.foodbank.co.kr/section/section_view.php?secIndex=5901&amp;amp;page=3&amp;amp;section=006002&amp;amp;back=S&amp;amp;section_list=B2B.php 외식 메뉴에서 배달 메뉴로 찜닭 제2의 전성기] 、月刊食堂（2020年2月4日付記事）、2024年2月18日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 種類 ==&lt;br /&gt;
チムタクには以下のような種類がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== マラチムタク（마라찜닭） ===&lt;br /&gt;
:マラチムタク（[[마라찜닭]]）は、マラ（麻辣、山椒と唐辛子の辛さ、[[마라]]）味のチムタク。韓国では2010年代の中盤から後半にかけて、中国料理の[[マラタン（麻辣湯／마라탕）]]が人気を集め、2019年頃には麻辣味の料理がブームとなった。これを受けてチムタクの専門店では、マラチムタクを提供するところが登場した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ロゼチムタク（로제찜닭） ===&lt;br /&gt;
:ロゼチムタク（[[로제찜닭]]）は、ロゼソース（コチュジャンクリームソース、[[로제소스]]）味のチムタク。ロゼの発音は「ロジェ」に近い。味付けにコチュジャン、生クリーム、または牛乳などを用いることで、辛さの中にもクリーミーで濃厚な味わいとなる。韓国では2020年頃からロゼトッポッキ（韓国餅のロゼソース炒め、[[로제떡볶이]]）を中心としたロゼソース料理が流行し、ロゼチムタクもその一翼を担った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== マラロゼチムタク（마라로제찜닭） ===&lt;br /&gt;
:マラロゼチムタク（[[마라로제찜닭]]）は、麻辣味とロゼソース味を融合させた味付けのチムタク。2019年頃からの麻辣味ブームと、2020年頃からのロゼソース味ブームが合流し、2023年頃から麻辣ロゼ（[[마라로제]]）味の料理が注目され、チムタクの専門店ではマラロゼチムタクを提供するところが登場した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== その他 ===&lt;br /&gt;
*ピョオムヌンチムタク（[[뼈없는찜닭]]）&lt;br /&gt;
:骨なしの鶏肉を使ったチムタク。ピョオムヌン（[[뼈없는]]）は骨なしの意。スンサルチムタク（[[순살찜닭]]）とも呼ぶ。スンサル（[[순살]]）は「肉のみ」を意味し、こちらも骨なしと同義である。&lt;br /&gt;
*チーズチムタク（[[치즈찜닭]]）&lt;br /&gt;
:チーズをトッピングしたチムタク。&lt;br /&gt;
*コチュジャンチムタク（[[고추장찜닭]]）&lt;br /&gt;
:味付けにコチュジャンを加えた辛口のチムタク。&lt;br /&gt;
*プルチムタク（[[불찜닭]]）&lt;br /&gt;
:激辛のチムタク。プル（[[불]]）は火を意味し、激辛料理の表現として用いられる。&lt;br /&gt;
*ヘムルチムタク（[[해물찜닭]]）&lt;br /&gt;
:具にエビやイカ、ムール貝などの海産物を加えたチムタク。ヘムル（[[해물]]）は漢字で「海物」と書いて海産物の意。&lt;br /&gt;
*ムグンジチムタク（[[묵은지찜닭]]）&lt;br /&gt;
:具にムグンジ（熟成キムチ、[[묵은지]]）を加えたチムタク。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 以北式チムタク ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:24021905.JPG|thumb|300px|以北式チムタク]]&lt;br /&gt;
:[[北朝鮮の料理|平安道]]の郷土料理にもチムタク（[[찜닭]]）と呼ばれるものがある。丸鶏をニラや長ネギと一緒に茹でたもので、丸鶏は食べやすく裂いてカラシ醤油につけて味わう。[[安東市の料理|安東]]式のチムタクとはまったく無関係の料理だが、同名であることから区別をするために、軍事分界線以北の地域を総称する「以北式（イブクシク、[[이북식]]）チムタク」、地域名から「平安道式（ピョンアンドシク、평안도식）チムタク」、または[[北朝鮮の料理|平安道]]の中心都市である「平壌式（ピョンヤンシク、평양식）チムタク」などと呼ばれることが多い。[[ソウル市の料理|ソウル市]]中区新堂洞（チュング シンダンドン、중구 신당동）の地下鉄3号線「薬水（약수）」駅周辺には以北式チムタクをはじめ、[[マンドゥ（餃子／만두）]]や、[[マッククス（冷やしそば／막국수）]]などの[[北朝鮮の料理|平安道]]料理を提供する専門店が集まっている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 日本における定着 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:24021908.JPG|thumb|300px|東京・新大久保「鳳雛チムタク大久保店」の外観]]&lt;br /&gt;
韓国で大きなブームのあった2000年代前半から、代表的な専門店が日本へと進出しているほか、日本の食品会社からも家庭用の商品が発売されるなど一定の定着が見られる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*鳳雛チムタクの進出&lt;br /&gt;
:韓国で展開する大手チェーン「鳳雛チムタク」は、2002年11月に東京・渋谷（現在は閉店）、2005年9月に新大久保へと進出した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*烈鳳チムタクの進出&lt;br /&gt;
:2010年9月に[[ソウル市の料理|ソウル市]]の江南（カンナム、강남）地区で、歌手のSE7ENが開いた「烈鳳チムタク（열봉찜닭）」は、2012年10月に大阪・南船場（心斎橋）、東京・新大久保に進出した（いずれも現在は閉店）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:24021906.JPG|thumb|300px|2001年10月に「鳳雛チムタク弘大店（봉추찜닭 홍대점）」で食べたチムタク]]&lt;br /&gt;
韓食ペディアの執筆者である八田靖史は、2001年10月に[[ソウル市の料理|ソウル市]]の弘大（ホンデ、홍대）地区で初めてチムタクを食べた。2000年12月に韓国留学を終えて帰国した後、韓国でチムタクがブームになっているのを知り、長らく食べたいと思っていた念願の料理だっただけに、その味はひとしおであった。そのエピソードはメールマガジン「コリアうめーや！！第17号」にて報告されている&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.kansyoku-life.com/2000/02/1840.html コリアうめーや！！第17号 韓国で念願のチムタクを食べる！！] 、韓食生活、2024年2月18日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域 ==&lt;br /&gt;
*[[ソウル市の料理|ソウル市]]中区新堂洞&lt;br /&gt;
*[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[安東市の料理|安東市]]&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 飲食店情報 ==&lt;br /&gt;
以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
＜安東チムタク＞&lt;br /&gt;
*鳳雛チムタク大学路店（봉추찜닭 대학로점）&lt;br /&gt;
:住所：ソウル市鍾路区大学路11キル27（明倫4街80-1）&lt;br /&gt;
:住所：서울시 종로구 대학로11길 27(명륜4가 80-1)&lt;br /&gt;
:電話：02-745-6981&lt;br /&gt;
:料理：チムタク（鶏と野菜の醤油煮）&lt;br /&gt;
:備考：大学路店は1号店、実際は弘大店などを訪問&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*安東ヨンガチムタク（안동영가찜닭）&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道安東市繁栄キル19（西部洞182-6）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 안동시 번영길 19(서부동 182-6)&lt;br /&gt;
:電話：054-854-3378&lt;br /&gt;
:料理：チムタク（鶏と野菜の醤油煮）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
＜以北式チムタク＞&lt;br /&gt;
*鎮南浦食堂（진남포식당）&lt;br /&gt;
:住所：ソウル市中区茶山路108、2階（新堂洞368-89）&lt;br /&gt;
:住所：서울시 중구 다산로 108, 2층(신당동 368-89)&lt;br /&gt;
:電話：02-2252-2457&lt;br /&gt;
:料理：以北式チムタク（平安道式の丸茹で鶏）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*チョガチプ（처가집）&lt;br /&gt;
:住所：ソウル市中区東湖路11カキル22（新堂洞432-117）&lt;br /&gt;
:住所：서울시 중구 동호로11가길 22(신당동 432-117)&lt;br /&gt;
:電話：02-2235-4589&lt;br /&gt;
:料理：以北式チムタク（平安道式の丸茹で鶏）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*春川マッククス（춘천막국수）&lt;br /&gt;
:住所：ソウル市中区茶山路10キル6（新堂洞368-86）&lt;br /&gt;
:住所：서울시 중구 다산로10길 6(신당동 368-86)&lt;br /&gt;
:電話：02-2232-2969&lt;br /&gt;
:料理：以北式チムタク（平安道式の丸茹で鶏）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:ちむたく}}&lt;br /&gt;
*[[マラタン（麻辣湯／마라탕）]]&lt;br /&gt;
*[[マッククス（冷やしそば／막국수）]]&lt;br /&gt;
*[[マンドゥ（餃子／만두）]]&lt;br /&gt;
*[[タッカルビ（鶏肉の鉄板焼き／닭갈비）]]&lt;br /&gt;
*[[タットリタン（鶏と野菜の鍋料理／닭도리탕）]]&lt;br /&gt;
*[[トッポッキ（餅炒め／떡볶이）]]&lt;br /&gt;
*[[チキン（韓国チキン／치킨）]]&lt;br /&gt;
*[[トンダク（丸鶏揚げ／통닭）]]&lt;br /&gt;
*[[ソウル市の料理]]&lt;br /&gt;
*[[慶尚北道の料理]]&lt;br /&gt;
*[[安東市の料理]]&lt;br /&gt;
*[[北朝鮮の料理]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:肉・卵料理の一覧]]&lt;br /&gt;
[[Category:鶏肉料理の一覧]]&lt;br /&gt;
[[Category:慶尚北道・大邱市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E3%83%81%E3%83%A0%E3%82%BF%E3%82%AF%EF%BC%88%E9%B6%8F%E3%81%A8%E9%87%8E%E8%8F%9C%E3%81%AE%E9%86%A4%E6%B2%B9%E7%85%AE%EF%BC%8F%EC%B0%9C%EB%8B%AD%EF%BC%89&amp;diff=42570</id>
		<title>チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E3%83%81%E3%83%A0%E3%82%BF%E3%82%AF%EF%BC%88%E9%B6%8F%E3%81%A8%E9%87%8E%E8%8F%9C%E3%81%AE%E9%86%A4%E6%B2%B9%E7%85%AE%EF%BC%8F%EC%B0%9C%EB%8B%AD%EF%BC%89&amp;diff=42570"/>
		<updated>2026-05-27T02:20:00Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* 祭祀料理、家庭料理説 */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:24021907.JPG|thumb|400px|チムタク]]&lt;br /&gt;
'''チムタク'''（[[찜닭]]）は、鶏と野菜の醤油煮。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 名称 ==&lt;br /&gt;
チムタクのチム（[[찜]]）は蒸し煮、タク（[[닭]]）は鶏を意味する。[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[安東市の料理|安東市]]の郷土料理であることから、安東チムタク（アンドンチムタク、[[안동찜닭]]）と呼ばれることも多い。日本語では「チムタッ」「チムダク」「チムダッ」「チムタック」「チムダック」「チンタッ」「チンダッ」「チンタック」「チンダック」などの表記も見られるが、本辞典では「チムタク」を使用する。実際の発音は「チムダッ」に近い。発音表記は〔찜닥〕。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*日本語訳&lt;br /&gt;
:鶏肉、野菜、春雨を主材料として、醤油ベースの煮汁でピリ辛の蒸し煮に仕立てた料理であることから、それらの要素を組み合わせた日本語訳が多い。主材料として「鶏の～」「鶏肉の～」「鶏と野菜の～」「鶏肉と野菜の～」「鶏と春雨の～」「鶏肉と春雨の～」に、調理法の「醤油煮」「蒸し煮」「甘辛煮」「煮物」などをつける訳がもっともポピュラーである。または日本料理の「肉じゃが」に例えて、「韓国風肉じゃが」「ピリ辛の肉じゃが」とする訳も散見される。本辞典では「鶏と野菜の醤油煮」を使用する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 概要 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:24021901.JPG|thumb|300px|調理中のチムタク]]&lt;br /&gt;
ぶつ切りにした鶏肉を、ニンジン、タマネギ、ジャガイモ、春雨（[[당면]]）などとともに甘辛い醤油煮にして作る。店によってはかなりの辛口に仕上げることもある。主に専門店で食べられる料理だが、[[タッカルビ（鶏肉の鉄板焼き／닭갈비）]]や[[タットリタン（鶏と野菜の鍋料理／닭도리탕）]]、[[チキン（韓国チキン／치킨）]]など他の鶏料理店で提供されることも多い。[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[安東市の料理|安東市]]の郷土料理であり、2001年頃に大きなブームがあったことから、専門店が増えて全国に広まった。2010年代の後半から2020年代前半にかけて専門店が増え、トレンドのテイストや食材を取り込んだ新メニューが生まれるなど、新たな盛り上がりを見せている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*タンミョン（春雨）&lt;br /&gt;
:チムタクの具材として欠かせないもののひとつにタンミョン（春雨、[[당면]]）がある。煮汁を吸ったタンミョンの味わいは、チムタクを食べるうえで大きな魅力のひとつと語られる。サツマイモのでんぷんから作るものが主流であり、専門店によっては食べごたえのある太めのタンミョンを用いることも多い。2020年代の前半には、[[トッポッキ（餅炒め／떡볶이）]]のトッピングとしてブームとなった幅広の春雨（[[납작당면]]）や、粉耗子（プンモジャ、[[분모자]]）と呼ばれる極太の中国春雨をチムタクに応用する例も見られた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*トッピング&lt;br /&gt;
:専門店ではチムタクに追加をしてトッピングを選択できる。チーズ、[[マンドゥ（餃子／만두）]]、タンミョン（春雨、[[당면]]）、ウドン、餅、ジャガイモなどのほか、鶏肉の追加をメニューに載せているところもある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*分量&lt;br /&gt;
:丸鶏をぶつ切りにして調理をすることの多い料理であり、1羽（[[한마리]]）、1羽半（[[한마리반]]）、2羽（[[두마리]]）と羽数で注文することが多い。店によっては半羽（[[반마리]]）での注文が可能なところもある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*ごはん&lt;br /&gt;
:チムタクは酒肴としても、ごはんのおかずとしても食べられる。人によってはチムタクを食べたあとの煮汁に、ごはんを投入し混ぜて食べたりもする。ごはんの上にチムタクを載せた料理を、チムタクトッパプ（鶏の蒸し煮丼、[[찜닭덮밥]]）と呼び、電子レンジ調理できるカップめしとして市販もされている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 歴史 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:24021902.JPG|thumb|300px|安東旧市場]]&lt;br /&gt;
チムタクは、1980年代後半に[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[安東市の料理|安東市]]の旧市場（クシジャン、구시장）で発達して広まった。料理の発祥については、旧市場内の[[トンダク（丸鶏揚げ／통닭）]]専門店で生まれたとの説や、それ以前から[[安東市の料理|安東市]]の旧家で祭祀料理、家庭料理として作られていたとする説が代表的である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 発祥 ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:24021903.JPG|thumb|300px|安東旧市場内の安東チムタク通り]]&lt;br /&gt;
==== 旧市場発祥説 ====&lt;br /&gt;
:チムタクの発祥を、[[安東市の料理|安東市]]西部洞（ソブドン、서부동）に位置する旧市場で開発されたとする説。旧市場は朝鮮時代から続く歴史の古い在来市場であり、1950年代以降に近隣の沃野洞（オギャドン、옥야동）にできた中央新市場（チュンアンシンシジャン、중앙신시장）に対して旧市場と呼ばれる。旧市場にはもともと丸鶏や、[[トンダク（丸鶏揚げ／통닭）]]を販売する店の集まった通りがあり、1970年代後半から[[トンダク（丸鶏揚げ／통닭）#マヌルトンダク（ニンニクチキン／마늘통닭）|マヌルトンダク（ニンニクチキン／마늘통닭）]]などさまざまな鶏料理が開発された中で、1980年代後半にチムタクが登場して人気を集めた&amp;lt;ref&amp;gt;[https://folkency.nfm.go.kr/topic/%EC%95%88%EB%8F%99%EC%B0%9C%EB%8B%AD 안동찜닭] 、韓国民俗大百科事典、2024年2月17日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref&amp;gt;[https://encykorea.aks.ac.kr/Article/E0080003 안동찜닭 (安東찜닭)] 、韓国民俗文化大百科事典、2024年2月17日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。その背景として同時期から増え始めた[[チキン（韓国チキン／치킨）]]専門店の台頭があり、これに対抗すべく新たな料理が必要になったとも語られる。現在はチムタクの専門店が集まる一画となり、「安東チムタク通り（안동찜닭골목）」と呼ばれている&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 祭祀料理、家庭料理説 ====&lt;br /&gt;
:チムタクの発祥を、[[安東市の料理|安東市]]の旧家で受け継がれてきた祭祀料理、家庭料理に由来するとの説。[[安東市の料理|安東市]]の旧家では祭祀膳に捧げた丸鶏を、祭祀後にぶつ切りにして醤油煮で食べており、これをチムタクと呼んで古くから親しんでいる。KBSのドキュメンタリー番組『韓国人の食卓（한국인의 밥상）』「第192回：鶏を食べるのに最適の日（닭 먹기 참 좋은 날）」（2014年11月6日放送）では、実際に[[安東市の料理|安東市]]の旧家を訪ねて祭祀後に作られるチムタクを紹介している&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.youtube.com/watch?v=E7WrR9NPEB4 한국인의밥상★풀버전 밖에서 사먹는 음식 중 가장 많이 선택하는 메뉴 🍗닭 “닭 먹기 참 좋은 날” (KBS 20141106 방송)（23:38～）] 、KBS 다큐YouTubeチャンネル、2024年2月17日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。これを原形として[[安東市の料理|安東市]]の旧市場で改良、発展したものが現在のチムタクであると、ルーツを複合的に考える説もある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:*『需雲雑方』の記録&lt;br /&gt;
::16～17世紀にかけて編纂された料理書の『需雲雑方（[[수운잡방）]]』には、ぶつ切りにした若鶏をゴマ油、醤油、酒、酢などで炒め煮にしたチョンゲア（煎鶏児、[[전계아]]）という料理が記録されている&amp;lt;ref&amp;gt;尹淑澋（編訳）, 1998,『需雲雑方・酒饌』, 신광출판사, P152&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref&amp;gt;[https://koreantk.com/ktkp2014/kfood/kfood-view.view?foodCd=103643 닭조림 煎鷄兒法] 、韓国伝統知識ポータル、2026年5月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。『需雲雑方』は1540年頃に儒学者の金綏（김유）が記したものに、孫の金坽（김령）が後半部を追記したもので、ふたりはいずれも[[安東市の料理|安東市]]の礼安面（イェアンミョン、예안면）の出身であることから同地域の両班料理を記録したものと考えられる。チムタクの発祥を[[安東市の料理|安東市]]の旧家で受け継がれた祭祀料理、家庭料理とする場合、調理法の似た『需雲雑方』のチョンゲアをそのルーツと考える見解がある。チョンゲアは金坽の追記した後半部に収録されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==== 城内の料理説 ====&lt;br /&gt;
:チムタクの発祥を、朝鮮時代に漢陽（現在の[[ソウル市の料理|ソウル市]]）の城内（四大門の内側）、または[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[安東市の料理|安東市]]にかつてあった安東邑城（안동읍성）内で食べていた料理に由来すると考える説。城内のことをアンドンネ（内側の町、안동네）、場外をパッカットンネ（外側の町、바깥동네）と区分し、アンドンネで身分の高い両班たちが食べていた鶏料理を「アンドンネチムタク（안동네찜닭）」と呼んだことから、これが略されて「アンドンチムタク（안동찜닭）」になったとされる。漢陽の城内と考える場合、[[安東市の料理|安東市]]は発祥地として関係ないことになるが、この説を有力視する見解はほぼ見られない。安東邑城の城内と考えたうえで、他の説と複合的に語られる場合もある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2000年代 ===&lt;br /&gt;
:2000年10月に[[ソウル市の料理|ソウル市]]の大学路（テハンノ、대학로）地区で「鳳雛チムタク（봉추찜닭）」が創業した。翌2001年にはフランチャイズ化をして店舗数を増やすと、後発の専門店も続々と増えたことで大きなブームとなり、チムタクの知名度が全国的なものになった。韓国旅行サイト「ソウルナビ」では2001年12月に、[[ソウル市の料理|ソウル市]]内の繁華街3地域（「新村・梨大編」「鍾路編」「明洞編」）でチムタクの専門店が増えている様子をレポートしている&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.seoulnavi.com/special/5000478 食べ物流行ニュース～チムタク大ブーム 【新村・梨大編】！] 、ソウルナビ（2001年12月19日記事）、2024年2月18日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.seoulnavi.com/special/5024065 食べ物流行ニュース～チムタク大ブーム【鍾路編】！] 、ソウルナビ（2001年12月19日記事）、2024年2月18日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.seoulnavi.com/special/5024066 食べ物流行ニュース～チムタク大ブーム【明洞編】！] 、ソウルナビ（2001年12月19日記事）、2024年2月18日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2010年代 ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:24021904.JPG|thumb|300px|「烈鳳チムタク」のチムタク]]&lt;br /&gt;
:2010年9月に[[ソウル市の料理|ソウル市]]の江南（カンナム、강남）地区で、歌手のSE7ENが「烈鳳チムタク（열봉찜닭）」を開いて話題になった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 2020年代 ===&lt;br /&gt;
:2010年代後半から2020年代の前半にかけて、新たな専門店が増えるとともに、トレンドのテイストや食材を取り込んだ新メニューが増加している。代表的なメニューに、麻辣味のマラチムタク（[[마라찜닭]]）、ロゼソース味のロゼチムタク（[[로제찜닭]]）、麻辣味とロゼソース味を掛け合わせたマラロゼチムタク（[[마라로제찜닭]]）があるほか、[[トッポッキ（餅炒め／떡볶이）]]のトッピングとしてブームとなった幅広の春雨（[[납작당면]]）や、粉耗子（プンモジャ、[[분모자]]）と呼ばれる極太の中国春雨を具に加えるアレンジもある。これらは2020年からのコロナ禍において、デリバリーメニューとしても人気を集めた。メディアでは2000年代前半のブームに続く、第2次ブームとも注目されている&amp;lt;ref&amp;gt;[https://month.foodbank.co.kr/section/section_view.php?secIndex=5901&amp;amp;page=3&amp;amp;section=006002&amp;amp;back=S&amp;amp;section_list=B2B.php 외식 메뉴에서 배달 메뉴로 찜닭 제2의 전성기] 、月刊食堂（2020年2月4日付記事）、2024年2月18日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 種類 ==&lt;br /&gt;
チムタクには以下のような種類がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== マラチムタク（마라찜닭） ===&lt;br /&gt;
:マラチムタク（[[마라찜닭]]）は、マラ（麻辣、山椒と唐辛子の辛さ、[[마라]]）味のチムタク。韓国では2010年代の中盤から後半にかけて、中国料理の[[マラタン（麻辣湯／마라탕）]]が人気を集め、2019年頃には麻辣味の料理がブームとなった。これを受けてチムタクの専門店では、マラチムタクを提供するところが登場した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ロゼチムタク（로제찜닭） ===&lt;br /&gt;
:ロゼチムタク（[[로제찜닭]]）は、ロゼソース（コチュジャンクリームソース、[[로제소스]]）味のチムタク。ロゼの発音は「ロジェ」に近い。味付けにコチュジャン、生クリーム、または牛乳などを用いることで、辛さの中にもクリーミーで濃厚な味わいとなる。韓国では2020年頃からロゼトッポッキ（韓国餅のロゼソース炒め、[[로제떡볶이]]）を中心としたロゼソース料理が流行し、ロゼチムタクもその一翼を担った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== マラロゼチムタク（마라로제찜닭） ===&lt;br /&gt;
:マラロゼチムタク（[[마라로제찜닭]]）は、麻辣味とロゼソース味を融合させた味付けのチムタク。2019年頃からの麻辣味ブームと、2020年頃からのロゼソース味ブームが合流し、2023年頃から麻辣ロゼ（[[마라로제]]）味の料理が注目され、チムタクの専門店ではマラロゼチムタクを提供するところが登場した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== その他 ===&lt;br /&gt;
*ピョオムヌンチムタク（[[뼈없는찜닭]]）&lt;br /&gt;
:骨なしの鶏肉を使ったチムタク。ピョオムヌン（[[뼈없는]]）は骨なしの意。スンサルチムタク（[[순살찜닭]]）とも呼ぶ。スンサル（[[순살]]）は「肉のみ」を意味し、こちらも骨なしと同義である。&lt;br /&gt;
*チーズチムタク（[[치즈찜닭]]）&lt;br /&gt;
:チーズをトッピングしたチムタク。&lt;br /&gt;
*コチュジャンチムタク（[[고추장찜닭]]）&lt;br /&gt;
:味付けにコチュジャンを加えた辛口のチムタク。&lt;br /&gt;
*プルチムタク（[[불찜닭]]）&lt;br /&gt;
:激辛のチムタク。プル（[[불]]）は火を意味し、激辛料理の表現として用いられる。&lt;br /&gt;
*ヘムルチムタク（[[해물찜닭]]）&lt;br /&gt;
:具にエビやイカ、ムール貝などの海産物を加えたチムタク。ヘムル（[[해물]]）は漢字で「海物」と書いて海産物の意。&lt;br /&gt;
*ムグンジチムタク（[[묵은지찜닭]]）&lt;br /&gt;
:具にムグンジ（熟成キムチ、[[묵은지]]）を加えたチムタク。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 以北式チムタク ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:24021905.JPG|thumb|300px|以北式チムタク]]&lt;br /&gt;
:[[北朝鮮の料理|平安道]]の郷土料理にもチムタク（[[찜닭]]）と呼ばれるものがある。丸鶏をニラや長ネギと一緒に茹でたもので、丸鶏は食べやすく裂いてカラシ醤油につけて味わう。[[安東市の料理|安東]]式のチムタクとはまったく無関係の料理だが、同名であることから区別をするために、軍事分界線以北の地域を総称する「以北式（イブクシク、[[이북식]]）チムタク」、地域名から「平安道式（ピョンアンドシク、평안도식）チムタク」、または[[北朝鮮の料理|平安道]]の中心都市である「平壌式（ピョンヤンシク、평양식）チムタク」などと呼ばれることが多い。[[ソウル市の料理|ソウル市]]中区新堂洞（チュング シンダンドン、중구 신당동）の地下鉄3号線「薬水（약수）」駅周辺には以北式チムタクをはじめ、[[マンドゥ（餃子／만두）]]や、[[マッククス（冷やしそば／막국수）]]などの[[北朝鮮の料理|平安道]]料理を提供する専門店が集まっている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 日本における定着 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:24021908.JPG|thumb|300px|東京・新大久保「鳳雛チムタク大久保店」の外観]]&lt;br /&gt;
韓国で大きなブームのあった2000年代前半から、代表的な専門店が日本へと進出しているほか、日本の食品会社からも家庭用の商品が発売されるなど一定の定着が見られる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*鳳雛チムタクの進出&lt;br /&gt;
:韓国で展開する大手チェーン「鳳雛チムタク」は、2002年11月に東京・渋谷（現在は閉店）、2005年9月に新大久保へと進出した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*烈鳳チムタクの進出&lt;br /&gt;
:2010年9月に[[ソウル市の料理|ソウル市]]の江南（カンナム、강남）地区で、歌手のSE7ENが開いた「烈鳳チムタク（열봉찜닭）」は、2012年10月に大阪・南船場（心斎橋）、東京・新大久保に進出した（いずれも現在は閉店）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:24021906.JPG|thumb|300px|2001年10月に「鳳雛チムタク弘大店（봉추찜닭 홍대점）」で食べたチムタク]]&lt;br /&gt;
韓食ペディアの執筆者である八田靖史は、2001年10月に[[ソウル市の料理|ソウル市]]の弘大（ホンデ、홍대）地区で初めてチムタクを食べた。2000年12月に韓国留学を終えて帰国した後、韓国でチムタクがブームになっているのを知り、長らく食べたいと思っていた念願の料理だっただけに、その味はひとしおであった。そのエピソードはメールマガジン「コリアうめーや！！第17号」にて報告されている&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.kansyoku-life.com/2000/02/1840.html コリアうめーや！！第17号 韓国で念願のチムタクを食べる！！] 、韓食生活、2024年2月18日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域 ==&lt;br /&gt;
*[[ソウル市の料理|ソウル市]]中区新堂洞&lt;br /&gt;
*[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[安東市の料理|安東市]]&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 飲食店情報 ==&lt;br /&gt;
以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
＜安東チムタク＞&lt;br /&gt;
*鳳雛チムタク大学路店（봉추찜닭 대학로점）&lt;br /&gt;
:住所：ソウル市鍾路区大学路11キル27（明倫4街80-1）&lt;br /&gt;
:住所：서울시 종로구 대학로11길 27(명륜4가 80-1)&lt;br /&gt;
:電話：02-745-6981&lt;br /&gt;
:料理：チムタク（鶏と野菜の醤油煮）&lt;br /&gt;
:備考：大学路店は1号店、実際は弘大店などを訪問&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*安東ヨンガチムタク（안동영가찜닭）&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道安東市繁栄キル19（西部洞182-6）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 안동시 번영길 19(서부동 182-6)&lt;br /&gt;
:電話：054-854-3378&lt;br /&gt;
:料理：チムタク（鶏と野菜の醤油煮）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
＜以北式チムタク＞&lt;br /&gt;
*鎮南浦食堂（진남포식당）&lt;br /&gt;
:住所：ソウル市中区茶山路108、2階（新堂洞368-89）&lt;br /&gt;
:住所：서울시 중구 다산로 108, 2층(신당동 368-89)&lt;br /&gt;
:電話：02-2252-2457&lt;br /&gt;
:料理：以北式チムタク（平安道式の丸茹で鶏）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*チョガチプ（처가집）&lt;br /&gt;
:住所：ソウル市中区東湖路11カキル22（新堂洞432-117）&lt;br /&gt;
:住所：서울시 중구 동호로11가길 22(신당동 432-117)&lt;br /&gt;
:電話：02-2235-4589&lt;br /&gt;
:料理：以北式チムタク（平安道式の丸茹で鶏）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*春川マッククス（춘천막국수）&lt;br /&gt;
:住所：ソウル市中区茶山路10キル6（新堂洞368-86）&lt;br /&gt;
:住所：서울시 중구 다산로10길 6(신당동 368-86)&lt;br /&gt;
:電話：02-2232-2969&lt;br /&gt;
:料理：以北式チムタク（平安道式の丸茹で鶏）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:ちむたく}}&lt;br /&gt;
*[[マラタン（麻辣湯／마라탕）]]&lt;br /&gt;
*[[マッククス（冷やしそば／막국수）]]&lt;br /&gt;
*[[マンドゥ（餃子／만두）]]&lt;br /&gt;
*[[タッカルビ（鶏肉の鉄板焼き／닭갈비）]]&lt;br /&gt;
*[[タットリタン（鶏と野菜の鍋料理／닭도리탕）]]&lt;br /&gt;
*[[トッポッキ（餅炒め／떡볶이）]]&lt;br /&gt;
*[[チキン（韓国チキン／치킨）]]&lt;br /&gt;
*[[トンダク（丸鶏揚げ／통닭）]]&lt;br /&gt;
*[[ソウル市の料理]]&lt;br /&gt;
*[[慶尚北道の料理]]&lt;br /&gt;
*[[安東市の料理]]&lt;br /&gt;
*[[北朝鮮の料理]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:肉・卵料理の一覧]]&lt;br /&gt;
[[Category:鶏肉料理の一覧]]&lt;br /&gt;
[[Category:慶尚北道・大邱市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E5%AE%89%E6%9D%B1%E5%B8%82%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42569</id>
		<title>安東市の料理</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E5%AE%89%E6%9D%B1%E5%B8%82%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42569"/>
		<updated>2026-05-27T01:46:27Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* 食文化の背景 */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:25021202.JPG|400px|thumb|河回村]]&lt;br /&gt;
'''安東市'''（アンドンシ、안동시）は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の中央部に位置する地域。本ページでは安東市の料理、特産品について解説する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域概要 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:18112904.JPG|thumb|300px|慶尚北道庁]]&lt;br /&gt;
安東市は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の道庁所在地。道の中央部に位置し、市の北部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[栄州市の料理|栄州市]]と[[奉化郡の料理|奉化郡]]、東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[英陽郡の料理|英陽郡]]、南東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]、南部から南西部にかけては[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[義城郡の料理|義城郡]]、西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[醴泉郡の料理|醴泉郡]]と接する。人口は15万2902人（2025年1月）&amp;lt;ref&amp;gt;[https://jumin.mois.go.kr/ 행정동별 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2025年2月11日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。市の面積は1522.3平方キロ（2024年）と[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]ではもっとも大きく、全国の基礎自治団体（市郡）としても[[江原道の料理|江原道]]の[[洪川郡の料理|洪川郡]]、[[麟蹄郡の料理|麟蹄郡]]に次いで3番目に大きい&amp;lt;ref&amp;gt;[https://kosis.kr/statHtml/statHtml.do?orgId=116&amp;amp;tblId=DT_MLTM_2300&amp;amp;conn_path=I2 행정구역별・지목별 국토이용현황_시군구] 、KOSIS（国家統計ポータル）、2026年2月23日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
市の北側、東側は太白山脈の支脈が伸びて比較的高く、南西部に向けて緩やかに下っている地形をしている。北東部から西部にかけては洛東江（ナクトンガン、낙동강）が流れ、これに東部から流れる半辺川（パンビョンチョン、반변천）が市内で合流する。合流地点の周囲は豊山平野（プンサンピョンヤ、풍산평야）と呼ばれる平野部となっている。市の中東部には洛東江、半辺川を利用したダム湖が作られており、それぞれ安東湖（アンドンホ、안동호）、臨河湖（イマホ、임하호）と呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
洛東江の蛇行する豊川面河回里（プンチョンミョン ハフェリ、풍천면 하회리）には豊山柳氏（プンサンリュシ、풍산류씨）の一族が住む河回村（ハフェマウル、하회마을）があり、朝鮮時代の伝統家屋が残るほか、民俗芸能のタルチュム（仮面劇、탈줌）が継承されているなど、昔ながらの文化を伝える民俗村としてユネスコの世界文化遺産にも登録されている。そのほか朝鮮時代の私塾である陶山書院（トサンソウォン、도산서원）や、屏山書院（ピョンサンソウォン、병산서원）、韓国最古の木造建築とされる極楽殿（国宝第15号）を有する鳳停寺（ポンジョンサ、봉정사）など歴史的な見どころを豊富に有する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
[[ソウル市の料理|ソウル市]]から安東市までは、ソウル高速バスターミナル、東ソウル総合ターミナルから安東バスターミナルまで高速バスで約2時間40分の距離。また清涼里駅から安東駅まで高速鉄道で約1時間50分の距離である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*慶尚北道庁の移転&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の道庁はもともと[[大邱市の料理|大邱市]]に置かれていたが、2016年2月に安東市の豊川面葛田里（プンチョンミョン カルジョルリ、풍천면 갈전리）へと移転した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 食文化の背景 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:25021201.JPG|300px|thumb|河回村で行われている「河回別神グッ仮面劇（하회별신굿탈놀이）」の公演]]&lt;br /&gt;
民俗村の河回村（ハフェマウル、하회마을）が昔ながらの暮らしを継承するように、朝鮮時代から続く両班の儒教文化が色濃く残る地域である。食文化においても、祭祀料理を模した[[ホッチェサバプ（祭祀風定食／헛제사밥）]]や、祭祀膳にあげられた[[コドゥンオグイ（サバ焼き／고등어구이）|カンコドゥンオ（塩サバ焼き／간고등어）]]など、両班の暮らしと結びついた郷土料理がある。特産品としては、韓牛（[[한우]]）、リンゴ（[[사과]]）、山芋（[[마]]）があるほか、地酒の[[ソジュ（焼酎／소주）|アンドンソジュ（安東焼酎／안동소주）]]は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の無形文化財第12号に指定されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*慶尚北道3大料理書&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]では、旧家に伝わる料理書として、安東市の『需雲雑方（スウンジャプパン、[[수운잡방]]）』、[[英陽郡の料理|英陽郡]]の『[[英陽郡の料理#ウムシクティミバン（飲食知味方／음식디미방）|飲食知味方（ウムシクティミバン／음식디미방）]]』、[[尚州市の料理|尚州市]]の『是議全書（シウィジョンソ、[[시의전서]]）』が発見された。いずれも韓国料理の歴史をひも解くには欠かせないもので、3冊を総称して慶尚北道3大料理書と呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*『需雲雑方』&lt;br /&gt;
:『需雲雑方（スウンジャプパン、[[수운잡방]]）』は、儒学者の金綏（김유）が1540年頃に記した料理書。後年、孫の金坽（김령）が後半部を追記している。ふたりはいずれも安東市の礼安面（イェアンミョン、예안면）の出身であることから同地域の両班料理を記録したものと考えられる。[[安東市の料理#チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）|チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）]]のルーツとの説があるチョンゲア（煎鶏児、전계아）や、地酒の[[安東市の料理#チンメクソジュ（小麦焼酎／진맥소주）|チンメクソジュ（小麦焼酎／진맥소주）]]に関する記述があり、安東市の食文化を知るうえでも重要である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な料理 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:23010637.JPG|300px|thumb|ホッチェサバプ]]&lt;br /&gt;
=== ホッチェサバプ（祭祀風定食／헛제사밥） ===&lt;br /&gt;
:ホッチェサバプ（[[헛제사밥]]）は、祭祀風定食（「[[ホッチェサバプ（祭祀風定食／헛제사밥）]]」の項目も参照）。安東市の旧家で継承されてきた祭祀料理（제사음식）を定食の形式に仕立てたものを指す。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:祭祀料理の定番である[[ナムル（ナムル／나물）]]や、[[チョン（チヂミ／전）]]、タンクッ（祭祀用のスープ、[[탕국]]）に加え、安東市の郷土料理である[[コドゥンオグイ（サバ焼き／고등어구이）|カンコドゥンオ（塩サバ焼き／간고등어）]]や、サンオトムベギ（サメの切り身、[[상어돔배기]]）などを添えるのが特徴である。ごはんは鉢状の大きなものに盛り付け、[[ナムル（ナムル／나물）|ナムル]]を入れて[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]として味わうことから、これをアンドンピビムパプ（安東式のビビンバ、[[안동비빔밥]]）とも呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:月映橋近くの「カチクモンチプ（까치구멍집）」「味50年ホッチェサバプ（맛50년헛제사밥）」が専門店として有名である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:24021907.JPG|300px|thumb|チムタク]]&lt;br /&gt;
:チムタク（[[찜닭]]）は、鶏と野菜の醤油煮（「[[チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）]]」の項目も参照）。韓国語の発音では「チムダク」がより近い。チムタクは1980年代後半に安東市の旧市場（クシジャン、구시장）で発達して広まった料理で、発祥については、旧市場内の[[トンダク（丸鶏揚げ／통닭）]]専門店で生まれたとの説や、それ以前から安東市の旧家で祭祀料理、家庭料理として作られていたとする説がある（詳細は「[[チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）#発祥|チムタク/歴史/発祥]]」の項目を参照）。旧市場にはチムタクの専門店が集まる一画があり、「安東チムタク通り（안동찜닭골목）」と呼ばれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*チョリムダク&lt;br /&gt;
:チョリムダク（[[조림닭]]、[[쪼림닭]]）は、鶏肉の煮物。チョリム（[[조림]]）は煮物、ダク（＝タク、[[닭]]）は鶏を意味する。安東市の[[チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）|チムタク]]専門店でメニューに並ぶことが多い。ぶつ切りにした鶏肉を野菜と醤油味に煮付けた料理なので、[[チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）|チムタク]]と酷似するが、煮汁が少なく、春雨が入らないなどの微差がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== カンコドゥンオ（塩サバ焼き／간고등어） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:22122508.JPG|300px|thumb|カンコドゥンオ]]&lt;br /&gt;
:カンコドゥンオ（[[간고등어]]）は、塩サバ焼き（「[[コドゥンオグイ（サバ焼き／고등어구이）]]」の項目も参照）。韓国語の発音では「カンゴドゥンオ」がより近い。カン（[[간]]）は塩、塩加減。コドゥンオ（[[고등어]]）はサバを意味する。地域名を冠して安東カンコドゥンオ（[[안동간고등어]]）、または方言としてオルガンジェビ（[[얼간잽이]]）とも呼ばれることもある。安東市以外の地域ではチャバンコドゥンオ（[[자반고등어]]）と呼ぶことが多い。市内の郷土料理店や食堂で提供されるほか、カンコドゥンオを看板料理として掲げる店もある。家庭用として持ち帰れる商品の販売も多い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*歴史&lt;br /&gt;
:安東市は内陸地域であり、かつては魚が貴重だった。もっとも近い[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[盈徳郡の料理|盈徳郡]]の江口港（カングハン、강구항）からでも約60kmの距離があり、とれたての魚を担いで歩くと1日ではたどり着かずに2日かかった。現在の臨東面中平里（イムドンミョン チュンピョンニ、임동면 중평리）にチェッコリジャント（챗거리장터）と呼ばれる規模の大きな市場があり、ここを中継地点として安東市の各地へと運んでいくのだが、サバは痛みが早いことから、腐敗を防ぐために内臓を抜いて塩を振る工夫が生まれた。するとチェッコリジャントに着いた頃が、熟成の進むいちばんのタイミングだったため、安東のカンコドゥンオは美味しいと評価が高まり、名物として広まったとされる。チェッコリジャントは1980年代前半まで大勢の人で賑わったが、1984年に着工、1992年に完工した臨河ダム（イマデム、임하댐）の建設予定地と重なったことで閉鎖を余儀なくされた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*オルガンジェビ&lt;br /&gt;
:オルガンジェビ（[[얼간잽이]]）は、カンコドゥンオの別称。オル（얼）は「オルチュ（ひと通り、얼추）」、ガンジェビ（=カンジェビ、[[간잽이]]）は「カンチャビ（塩加減をする）」が変化したものを意味する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== アンドンクッパプ（安東式のスープごはん／안동국밥） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:25021203.JPG|300px|thumb|アンドンクッパプ]]&lt;br /&gt;
:アンドンクッパプ（[[안동국밥]]）は、安東式のスープごはん（クッパ）（「[[クッパプ（クッパ／국밥）]]」の項目も参照）。牛肉に長ネギや芋がらなどを加えて一緒に煮込み、ピリ辛の味付けに仕立てる慶尚道（キョンサンド、경상도）式の[[ソゴギクッパプ（牛肉のスープごはん／소고기국밥）]]を指す。市場での販売が多いことから、安東式のチャントクッパプ（市場式のスープごはん、[[장터국밥]]）とも表現される。大手食品メーカーが、レトルト食品などの「安東式ソゴギクッパプ」を製造、販売している例もある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== アンドングクシ（安東式のうどん／안동국시） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:25021204.JPG|300px|thumb|アンドングクシ]]&lt;br /&gt;
:アンドングクシ（[[안동국시]]）は、安東式のうどん（「[[カルグクス（韓国式の手打ちうどん／칼국수）]]」の項目も参照）。グクシ（=ククシ）はククス（麺、[[국수]]）の方言を指す。標準語を用いてアンドングクス（[[안동국수]]）と表現したり、地域内においては地名をつけず、単にククシ（[[국시]]）とも呼ぶ。下記の[[安東市の料理#コンジングクス（冷やし麺／건진국수）|コンジングクス（冷やし麺／건진국수）]]を含め、安東式の麺料理を総称する言葉としても用いられるが、狭義には冷たいスープで味わうコンジングクスに対し、温かいスープの麺料理を指してアンドングクシと呼ぶことが多い。温かいスープのアンドングクシは、ヌルムグクシ（[[누름국시]]）、ヌルングクス（[[누른국수]]）との呼び名もあり、こちらでコンジングクスと区別をすることも多い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:小麦粉に大豆粉（[[콩가루]]）を混ぜて麺を作るのをひとつの特徴とし、伝統的には干したアユ（[[은어]]）をダシにスープを作ったが、近年は鶏肉や煮干し、昆布などを用いることが多い。スープは醤油をベースとして味付けをし、具には千切りのエホバク（韓国カボチャ、[[애호박]]）や白菜を加える。牛肉やキノコを足すこともある。麺はスープに直接入れて茹でることから、全体にとろみがかった仕上がりになる。家庭料理として作られるほか、市内の専門店で味わうことができる。安東市以外の地域でもアンドングクシを専門とする店がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== コンジングクス（冷やし麺／건진국수） ===&lt;br /&gt;
:コンジングクス（[[건진국수]]）は、冷やし麺。直訳すると「引き上げた麺」という意味で、コンジン（건진）が「コンジダ（引き上げる、[[건지다]]）」の過去連体形、グクス（=ククス、[[국수]]）は麺を意味する。茹でた麺を鍋から引き上げて冷水にさらすことから名前がついたとされる。方言を用いてコンジングクシ（[[건진국시]]）とも呼ぶほか、安東式の麺という意味でアンドングクシ（[[안동국시]]）、アンドングクス（[[안동국수]]）とも総称される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:スープや具は上記の[[安東市の料理#アンドングクシ（安東式のうどん／안동국시）|アンドングクシ（安東式のうどん／안동국시）]]とほぼ共通するが、麺はやや細めに作ることが多い。家庭料理として作られるほか、市内の専門店で主に夏の季節料理として提供される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*横城式のコンジングクス&lt;br /&gt;
:[[江原道の料理|江原道]][[横城郡の料理|横城郡]]にも同名の[[横城郡の料理#コンジングクス（冷やし混ぜ麺／건진국수）|コンジングクス（横城式の冷やし混ぜそば／건진국수）]]という郷土料理がある。安東市のコンジングクスとは異なり、千切りにしたエホバク（韓国カボチャ、[[애호박]]）を茹でるか、炒めたのちに辛味ダレで和え、これを具として薄い平打ちの小麦麺に絡めて味わう料理である。少量のダシ汁を注ぎ入れることもある。同じく[[横城郡の料理|横城郡]]の郷土料理である、[[横城郡の料理#チャンカルグクス（味噌味のウドン／장칼국수）|チャンカルグクス（味噌味のウドン／장칼국수）]]の専門店で、夏の季節メニューとして提供されることが多い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== トゥルチギクッ（牛肉と野菜の鍋／두루치기국） ===&lt;br /&gt;
:トゥルチギクッ（[[두루치기국]]）は、キノコと野菜の鍋。一般的に[[トゥルチギ（豚肉の炒め物（または鍋）／두루치기）|トゥルチギ]]（[[두루치기]]）はピリ辛に味付けをした豚肉の炒め物、または鍋料理を指すことが多いが、安東市のトゥルチギクッは牛肉と野菜、キノコなどを澄んだスープの鍋料理に仕立てて作る。家庭料理であり、限られた情報しか見つけることができないが、一例として2010年に農村振興庁が発行した『伝統郷土飲食用語辞典』には「塩漬けにして水気を切った千切りの大根と、生カンピョウ、豆モヤシ、牛肉、ヒラタケ、シイタケをそれぞれゴマ油で和えておき、熱湯に入れて溶き卵を加え、塩で味を調えてさらに煮込み、イワタケと糸唐辛子をあしらいとして載せる。卵黄と卵白を別にして薄焼き卵を焼いて載せることもある」&amp;lt;ref&amp;gt;농촌진흥청장 김재수, 2010, 『전통향토음식용어사전』, 농촌진흥청 국립농업과학원 농식품자원부 전통한식과, P124&amp;lt;/ref&amp;gt;と紹介されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ポボリチャルトク（アズキ餅／버버리찰떡） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052002.jpg|300px|thumb|ポボリチャルトク（アズキあん）]]&lt;br /&gt;
:ポボリチャルトク（[[버버리찰떡]]）は、アズキ餅。蒸したもち米を搗いて伸ばし、長方形に切ったものにアズキあんをたっぷり載せた餅を指す。ほかに白あん、きな粉、白ゴマ、黒ゴマをまぶしたものもある。沃野洞（オギャドン、옥야동）に位置する料理名と同じ「ポボリチャルトク（버버리찰떡）」が専門店として知られる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:同店のウェブサイトでは、1930年代に安興洞（アヌンドン、안흥동）で餅の販売をしていたキム・ノミ（김노미）氏がポボリチャルトクの元祖であり、もともとは平安北道新義州市の人たちが好んで食べていたパットク（アズキ餅、[[팥떡]]）が伝わったのではないかと推測している&amp;lt;ref&amp;gt;[https://buburi.com/shop/index.php?doc=html/bu01_2.htm 소개 및 유래] 、ポボリチャルトク公式ウェブサイト、2025年2月6日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。その後、ポボリチャルトクはキム・ノミ氏から孫のチェ・ヨンス（천영수）氏や、キム・ドンスン（김동순）氏、ミン・ジュキ（민죽희）氏らに引き継がれてきたが、2001年になって製造する人がいなくなった。これを残念に思った現代表のシン・ヒョンソ（신형서）氏が、キム・ドンスン氏を訪ねて製造法を習い、2004年11月に店舗を復活させて現在に至る&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.imaeil.com/page/view/2004120309411399086 안동 '버버리 찰떡' 다시 등장] 、毎日新聞（2004年12月3日記事）、2025年2月6日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.chosun.com/site/data/html_dir/2004/12/06/2004120670108.html 되돌아온 안동 '버버리 찰떡'] 、朝鮮日報（2004年12月6日記事）、2025年2月6日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*語源&lt;br /&gt;
:ポボリチャルトク（[[버버리찰떡]]）のポボリ（[[버버리]]）は、「벙어리（唖者、音声で言葉を話すことができない人）」の方言を指し、あまりに大きく食べごたえがあることから、口に入れるとしばらく話せなくなることから名前がついたとされる。ただし、どちらの表現も単独では差別語に当たることには留意をしたい（放送などでは「언어장애인（言語障碍者）」が用いられる）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*ファッションブランドとの関係&lt;br /&gt;
:ポボリ（[[버버리]]）は本来の語源とは無関係に、イギリスのファッションブランド「バーバリー（BURBERRY、버버리）」と表記が共通する。そのため「バーバリー」から名前を拝借したのかと誤解する人がいたり、ときに「ポボリ（バーバリー）を買ってきた」などの会話から混乱が生じる場合があったりもする。また、2013年に新商品として[[タンパッパン（あんパン／단팥빵）|ポボリタンパッパン（ポボリあんパン／버버리단팥빵）]]を発売した際、商標登録を申請したところ、「バーバリー」との共通性から当初審査が下りなかったとの事例もある&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.imaeil.com/page/view/2015012705115390767 英 패션 '버버리'도 꼼짝 못한 버버리단팥빵] 、毎日新聞（2015年1月27日記事）、2025年2月6日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。その後、特許審判院への提訴を行い、勝訴したことから商標としての使用が可能になった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ベーカリーとパン ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052001.jpg|300px|thumb|マンモスベーカリーのクリームチーズパン]]&lt;br /&gt;
;マンモスベーカリー&lt;br /&gt;
:マンモスベーカリー（マンモスベイコリ、[[맘모스베이커리]]）は、南部洞（ナムブドン、남부동）に位置する1974年創業のベーカリー。全国的に有名な地方ベーカリーとして、[[全羅北道の料理|全羅北道]][[群山市の料理|群山市]]の「李盛堂（イソンダン、[[이성당]]）」や、[[大田市の料理|大田市]]の「聖心堂（ソンシムダン、[[성심당]]）」などと並んで、韓国3大、あるいは5大ベーカリーの一角に数えられることも多い。クリームチーズをたっぷりと入れたもっちり食感のクリームチーズパン（[[크림치즈빵]]）が看板商品として知られる。店内にはイートインスペースを設けている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な特産品 ==&lt;br /&gt;
安東市の特産品として、安東韓牛（[[안동한우]]）、安東カンコドゥンオ（[[안동간고등어]]）、安東焼酎（[[안동소주]]）のほか、リンゴ（[[사과]]）、ブドウ（[[포도]]）、マクワウリ（[[참외]]）、ショウガ（[[생강]]）といった農産品や、韓国では韓方材としての利用が多い山芋（[[참마]]）などがあげられる。食品とは別に、韓紙や、麻を原料とする安東布（안동포）、仮面劇に用いられる仮面のハフェタル（河回面、하회탈）なども有名である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 安東韓牛 ===&lt;br /&gt;
:安東韓牛（[[안동한우]]）は、安東市で生産される韓牛（[[한우]]）。2026年1～3月時点の飼育頭数は5万4705頭を数え、全市郡の中で9位である&amp;lt;ref&amp;gt;[https://kosis.kr/statHtml/statHtml.do?orgId=101&amp;amp;tblId=DT_1EO251&amp;amp;conn_path=I2 축종별 시군구별 농장수 및 마리수] 、統計庁、畜産物品質評価院「家畜動向調査」、2026年5月20日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:;安東カルビ横丁&lt;br /&gt;
::旧安東駅前の南部洞（ナムブドン、남부동）、雲興洞 （ウヌンドン、운흥동）一帯には[[カルビグイ（牛カルビ焼き／갈비구이）]]の専門店が集まっていて、「安東カルビ横丁（안동갈비골목）」と呼ばれる。牛カルビに刻んだニンニクを加えるのがこの地域の特徴で、店によってはマヌルカルビ（ニンニクカルビ、마늘갈비）の名称でメニューに載せている。ごはんを頼むと、サービスで[[チムカルビ（牛カルビの辛い煮物／찜갈비）|メウンカルビチム（辛口の牛カルビ煮／매운갈비찜）]]と、[[シレギクッ（菜っ葉のスープ／시래기국）|シレギテンジャンチゲ（菜っ葉の味噌鍋／시래기된장찌개）]]がついてくる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:;豊山市場安東韓牛プルコギタウン&lt;br /&gt;
::市西部の豊山邑（プンサヌプ、풍산읍）には、豊山市場（プンサンジャント、풍산장터）があり、一帯には畜産農家が直接運営する焼肉店が集まっている。多くの店で[[プルコギ（牛焼肉／불고기）]]を主力メニューとすることから、「安東韓牛プルコギタウン（안동한우 불고기타운）」と呼ばれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 安東山薬（山芋） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:25021206.JPG|300px|thumb|安東チャムマボリパン]]&lt;br /&gt;
:安東山薬（アンドンサニャク、[[안동산약]]）は、山芋。山薬（サニャク、[[산약]]）は山芋の生薬名であり、韓国では薬用のイメージが強いが、主産地の安東市では食用としての利用も盛んである。一般に山芋のことはマ（[[마]]）と呼ぶため、安東マ（[[안동마]]）、安東チャムマ（[[안동참마]]）の名前で呼ばれることも多い。チャムマ（[[참마]]）は本来ヤマノイモ（自然薯）を指す品種名であるが、ナガイモの俗称としても用いられ、安東市ではナガイモ（[[마]]、[[장마]]）やイチョウイモ（[[산마]]）を指すことが多い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:安東市における山芋（[[마]]）の生産量は、2024年の場合、493.4トン（全国の63.6%）で、全国の市郡で1位である&amp;lt;ref&amp;gt;[https://kfss.forest.go.kr/stat/ptl/article/articleList.do?curMenu=9847&amp;amp;bbsId=ptlPdsMntProdReq 『2024 임산물생산조사』, 산림청, P33] 、山林庁山林統計システム、2026年5月20日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:鶴駕山（ハッカサン、학가산）のふもとにあたる北後面（プクミョン、북후면）が主産地であり、一帯には山芋料理の専門店や、山芋キムチの工場がある。皮をむいてスライスしたものを焼いたり、[[チョン（チヂミ／전）]]や[[ティギム（天ぷら／튀김）]]にしたりする。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:すりおろしたものを飲料として利用することも多いが、日本のようにごはんにかける利用法はほぼ見ない。市内の各地では郷土銘菓のチャムマボリパン（山芋饅頭、[[참마보리빵]]）が販売されており、すりおろした山芋を生地に加えることでもっちりとした食感を演出している。同様に麺の生地に練り込んだ、マグクス（山芋麺のうどん、[[마국수]]）がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な酒類・飲料 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:25021208.JPG|200px|thumb|安東焼酎（民俗酒安東焼酎）]]&lt;br /&gt;
=== アンドンソジュ（安東焼酎／안동소주） ===&lt;br /&gt;
:アンドンソジュ（[[안동소주]]）は、安東焼酎（「[[ソジュ（焼酎／소주）]]」の項目も参照）。安東市で生産される伝統製法の米焼酎を指し、2023年4月に発足した安東焼酎組合には9ヶ所の醸造所が加盟している&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.gb.go.kr/Main/page.do?mnu_uid=6792&amp;amp;LARGE_&amp;amp;B_STEP=404948700&amp;amp;cmd=2 안동소주 세계화 1년, BTS같은 글로벌 명주를 빚는다] 、慶尚北道ウェブサイト（2024年4月23日付報道資料）、2025年2月8日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。このうち、水上洞（スサンドン、수상동）に位置する「民俗酒安東焼酎（[[민속주 안동소주]]）」と、豊山邑槐亭里（プンサヌプ クェジョンニ、풍산읍 괴정리）に位置する「名人安東焼酎（[[명인 안동소주]]）」の2ヶ所が特に有名な蔵元として知られている。安東焼酎は、1987年5月に慶尚北道の無形文化財第12号に指定された。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*歴史&lt;br /&gt;
:韓国では13世紀に元の侵攻を受けた際に、[[ソジュ（焼酎／소주）|焼酎]]の製法が一緒に伝わったとされる。歴史書の『高麗史』には、高麗時代後期の武将で慶尚道元帥を務めた金縝（キム・ジン、김진）が、昼夜を分かたず[[ソジュ（焼酎／소주）|焼酎（焼酒）]]を飲んで放蕩にふけったことから「焼酒徒（ソジュド、[[소주도]]）」と呼ばれたことが記録に残っている。一連の記録に安東市と限定する情報はないが、慶尚道地域の出来事として安東焼酎の歴史に関連付けて語られることもある&amp;lt;ref&amp;gt;[https://gb.go.kr/Main/open_contents/section/culture/page.do?mnu_uid=5111&amp;amp;cmd=2&amp;amp;id=000821 〔무형문화유산 12〕안동 소주] 、慶尚北道ウェブサイト、2025年2月8日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:朝鮮時代は家庭での酒造りが一般的であり、両班の家系で製造法が継承されてきたが、1909年に朝鮮総督府が酒税令を公布したことで難しくなった。代わって醸造を主導したのが、1922年に権台淵（クォン・テヨン、권태연）氏が創業した「安東酒造株式会社」で&amp;lt;ref&amp;gt;[https://dl.ndl.go.jp/pid/1546434/1/35 『朝鮮銀行月報 第13巻 第9号』, 朝鮮銀行, 1922年（P65）] 、国立国会図書館デジタルコレクション（コマ番号35/92）、2025年2月8日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;、家庭用から商業用へと転換したことから知名度の大幅な拡大に至った。1931年に刊行された『慶北沿線発展誌』には、「設立當時の造石數は壹百石に過ぎなかったが、逐年增加して現時は一千石に達し之れが販路は慶北各郡は勿論慶南、忠北、京城方面に及び品質の優良は其の比を見ず名聲嘖々たるもので至る處の品評會に於て常に表彰されてゐる」&amp;lt;ref&amp;gt;[https://dl.ndl.go.jp/pid/1209972/1/168 『慶北沿線発展誌』, 逵捨蔵, 1931年（P293）] 、国立国会図書館デジタルコレクション（コマ番号168/227）、2025年2月8日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;と紹介されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== チンメクソジュ（小麦焼酎／진맥소주） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052701.JPG|300px|thumb|チンメクソジュ]]&lt;br /&gt;
:チンメクソジュ（[[진맥소주]]）は、小麦焼酎（真麦焼酎）。チンメク（[[진맥]]）は漢字で「真麦」と書いて小麦、ソジュ（[[소주]]）は焼酎を意味する。安東市の旧家で発見された古料理書『需雲雑方（スウンジャプパン、[[수운잡방]]）』に製法が記録されており、市北東部の陶山面佳松里（トサンミョン カソンニ、도산면 가송리）に位置する酒造「メンゲ酒都家（メンゲスルドガ、맹개술도가）」が2019年10月に復元して販売している。韓国の伝統酒はヌルク（[[누룩]]）と呼ばれる小麦麹を用いるため、原料としては小麦100%になる。小麦はすべて有機農の自家栽培である。22度、40度（代表銘柄）、53度の3種に加え、オーク樽で寝かせた熟成焼酎も販売する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*メンゲ村とメンゲ酒都家&lt;br /&gt;
:洛東江（ナクトンガン、낙동강）沿いのメンゲ村（メンゲマウル、맹개마을）には、かつて5軒ほどの家があった。川には橋がかかっていないため、村へ行くためには船に乗るか、浅瀬をトラクターで越えるしかない。移動に不便なことから空き家になっていたのを、パク・ソンホ（박성호）代表が村ごと買い取って「メンゲ酒都家」を創業した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*『需雲雑方』の記述&lt;br /&gt;
:『需雲雑方』には酒の醸造法が多数記載されており、チンメクソジュもそのひとつである。製法は以下のように記されている&amp;lt;ref&amp;gt;尹淑澋（編訳）, 1998,『需雲雑方・酒饌』, 신광출판사, P47&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref&amp;gt;[https://koreantk.com/ktkp2014/kfood/kfood-view.view?foodCd=103657 밀소주 眞麥燒酒] 、韓国伝統知識ポータル、2026年5月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「小麦1斗をきれいに洗い、柔らかく蒸した後、よい小麦麹5升と合わせて搗き、甕に入れて冷水1斗を注いでかき混ぜておく。5日後に酒を蒸留すると4升になるが、その味は非常に強い」【原文1】&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1（現代語訳）】「밀 1말을 깨끗이 씻어서 무르게 찐 다음, 좋은 누룩 5되와 함께 찧어서 독에 담고 찬물 1동이를 부어서 저어 둔다. 5일째 되는 날에 술을 고면(燒) 4되(鐥)가 나오는데 그 맛이 매우 독하다」&lt;br /&gt;
:【原文1（原文）】「眞麥一斗净洗煇蒸 好麴五升合搗納瓮 冷水一盆注下攪之 第五日燒取酒 四鐥極猛」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== アンドンシッケ（安東式の甘酒／안동식혜） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:25021207.JPG|300px|thumb|アンドンシッケ]]&lt;br /&gt;
:アンドンシッケ（[[안동식혜]]）は、安東式の甘酒（「[[シッケ（甘酒／식혜）]]」の項目も参照）。ごはんに麦芽粉を溶いた水の上澄みを加え、炊飯器などで発酵させてシッケを作り、細かく刻んだ大根とおろしショウガ、粉唐辛子を加えて仕上げる。一般的なシッケが甘い清涼飲料であるのに対し、アンドンシッケは甘さの中にもピリッと刺激のある味わいになる。市内には専門の販売店があるほか、郷土料理店などでも提供される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 飲食店情報 ==&lt;br /&gt;
以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*;カチクモンチプ（까치구멍집）★&lt;br /&gt;
:安東民俗村近くにある[[ホッチェサバプ（祭祀風定食／헛제사밥）]]を中心とする郷土料理店。[[コドゥンオグイ（サバ焼き／고등어구이）|カンコドゥンオ（塩サバ焼き／간고등어）]]や[[シッケ（甘酒／식혜）|アンドンシッケ（安東式の甘酒／안동식혜）]]なども単品料理として提供する。宮中料理を加えたコースメニューもある。&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道安東市石洲路203（象牙洞513-1）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 안동시 석주로 203(상아동 513-1)&lt;br /&gt;
:電話：054-821-1056&lt;br /&gt;
:最終訪問日：2015年10月4日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*;シゴルジャントクッパプ（시골장터국밥）★&lt;br /&gt;
:韓牛を使用した[[ソゴギクッパプ（牛肉のスープごはん／소고기국밥）|アンドンクッパプ（安東式のスープごはん／안동국밥）]]の専門店。[[ソクセプルコギ（牛肉の網焼き／석쇠불고기）]]などの料理も提供する。&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道安東市ウムシゲキル27（南部洞148-6）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 안동시 음식의길 27(남부동 148-6)&lt;br /&gt;
:電話：054-859-9898&lt;br /&gt;
:最終訪問日：2014年5月5日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*;安端態（안단태）&lt;br /&gt;
:安東民俗村内にある伝統家屋のカフェ。安東市の名産品である山芋のスムージーをはじめ、伝統茶、花茶、軽い食事メニューも揃える。&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道安東市民俗村キル26（城谷洞815-1）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 안동시 민속촌길 26(성곡동 815-1)&lt;br /&gt;
:電話：054-823-7456&lt;br /&gt;
:最終訪問日：2016年9月28日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*;安東チャムマボリパン（안동참마보리빵）&lt;br /&gt;
:特産品の山芋を使ったチャムマボリパン（山芋饅頭、[[참마보리빵]]）の専門売場。サイズの小さなどら焼き風で、甘さ控えめのあんこと、生地のもっちりとした粘り気を特徴とする。&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道安東市慶東路671（南部洞237-3）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 안동시 경동로 671(남부동 237-3)&lt;br /&gt;
:電話：054-857-4466&lt;br /&gt;
:最終訪問日：2014年11月9日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*;安東ヨンガチムタク（안동영가찜닭）&lt;br /&gt;
:安東の旧市場近くに位置する[[チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）]]の専門店。チムタクのみならず、[[チキン（韓国チキン／치킨）]]や、チョリムダク（鶏の醤油煮、[[쪼림닭]]）、マヌルダク（ニンニクチキン、[[마늘닭]]）など幅広い鶏料理を用意する。&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道安東市繁栄キル19（西部洞182-6）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 안동시 번영길 19(서부동 182-6)&lt;br /&gt;
:電話：054-854-3378&lt;br /&gt;
:最終訪問日：2016年10月1日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*;イジョン（이정）&lt;br /&gt;
:ポソップルコギ（キノコと牛肉の鍋、[[버섯불고기]]）、[[ポソッチョンゴル（キノコ鍋／버섯전골）]]、ピョゴポソッチョン（シイタケのチヂミ、[[표고버섯전]]）などキノコ料理を専門とする店。郷土料理の[[コドゥンオグイ（サバ焼き／고등어구이）|カンコドゥンオ（塩サバ焼き／간고등어）]]も提供。&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道安東市石洲路191（象牙洞520）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 안동시 석주로 191(상아동 520)&lt;br /&gt;
:電話：054-852-2478&lt;br /&gt;
:最終訪問日：2016年6月21日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
韓食ペディアの執筆者である八田靖史は2003年1月に初めて安東市を訪れた。河回村や安東民俗博物館を訪ね、郷土料理である[[ホッチェサバプ（祭祀風定食／헛제사밥）]]、[[コドゥンオグイ（サバ焼き／고등어구이）|カンコドゥンオ（塩サバ焼き／간고등어）]]、[[シッケ（甘酒／식혜）|アンドンシッケ（安東式の甘酒／안동식혜）]]を味わうという定番の観光を満喫した。中でも[[ホッチェサバプ（祭祀風定食／헛제사밥）|ホッチェサバプ]]の醤油で味わう[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]にいたく感動し、それを後に自身の執筆するメールマガジン『コリアうめーや！！第４８号』にて、これをモチーフとした拙い昔話風の物語を書いたりもした&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.kansyoku-life.com/2000/02/1903.html コリアうめーや！！第４８号 安東むかしむかし物語その１] 、韓食生活、2018年8月12日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;関連サイト&lt;br /&gt;
安東観光&lt;br /&gt;
*[http://www.tourandong.com/public/ 안동관광]&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:あんとんしのりようり}}&lt;br /&gt;
*[[カルビグイ（牛カルビ焼き／갈비구이）]]&lt;br /&gt;
*[[コドゥンオグイ（サバ焼き／고등어구이）]]&lt;br /&gt;
*[[クッパプ（クッパ／국밥）]]&lt;br /&gt;
*[[ナムル（ナムル／나물）]]&lt;br /&gt;
*[[タンパッパン（あんパン／단팥빵）]]&lt;br /&gt;
*[[トゥルチギ（豚肉の炒め物（または鍋）／두루치기）]]&lt;br /&gt;
*[[ポソッチョンゴル（キノコ鍋／버섯전골）]]&lt;br /&gt;
*[[プルコギ（牛焼肉／불고기）]]&lt;br /&gt;
*[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[ソクセプルコギ（牛肉の網焼き／석쇠불고기）]]&lt;br /&gt;
*[[ソゴギクッパプ（牛肉のスープごはん／소고기국밥）]]&lt;br /&gt;
*[[ソジュ（焼酎／소주）]]&lt;br /&gt;
*[[シレギクッ（菜っ葉のスープ／시래기국）]]&lt;br /&gt;
*[[チョン（チヂミ／전）]]&lt;br /&gt;
*[[チムカルビ（牛カルビの辛い煮物／찜갈비）]]&lt;br /&gt;
*[[チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）]]&lt;br /&gt;
*[[チキン（韓国チキン／치킨）]]&lt;br /&gt;
*[[カルグクス（韓国式の手打ちうどん／칼국수）]]&lt;br /&gt;
*[[トンダク（丸鶏揚げ／통닭）]]&lt;br /&gt;
*[[ホッチェサバプ（祭祀風定食／헛제사밥）]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:慶尚北道・大邱市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E5%AE%89%E6%9D%B1%E5%B8%82%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42568</id>
		<title>安東市の料理</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E5%AE%89%E6%9D%B1%E5%B8%82%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42568"/>
		<updated>2026-05-27T01:21:32Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* チンメクソジュ（小麦焼酎／진맥소주） */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:25021202.JPG|400px|thumb|河回村]]&lt;br /&gt;
'''安東市'''（アンドンシ、안동시）は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の中央部に位置する地域。本ページでは安東市の料理、特産品について解説する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域概要 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:18112904.JPG|thumb|300px|慶尚北道庁]]&lt;br /&gt;
安東市は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の道庁所在地。道の中央部に位置し、市の北部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[栄州市の料理|栄州市]]と[[奉化郡の料理|奉化郡]]、東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[英陽郡の料理|英陽郡]]、南東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]、南部から南西部にかけては[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[義城郡の料理|義城郡]]、西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[醴泉郡の料理|醴泉郡]]と接する。人口は15万2902人（2025年1月）&amp;lt;ref&amp;gt;[https://jumin.mois.go.kr/ 행정동별 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2025年2月11日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。市の面積は1522.3平方キロ（2024年）と[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]ではもっとも大きく、全国の基礎自治団体（市郡）としても[[江原道の料理|江原道]]の[[洪川郡の料理|洪川郡]]、[[麟蹄郡の料理|麟蹄郡]]に次いで3番目に大きい&amp;lt;ref&amp;gt;[https://kosis.kr/statHtml/statHtml.do?orgId=116&amp;amp;tblId=DT_MLTM_2300&amp;amp;conn_path=I2 행정구역별・지목별 국토이용현황_시군구] 、KOSIS（国家統計ポータル）、2026年2月23日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
市の北側、東側は太白山脈の支脈が伸びて比較的高く、南西部に向けて緩やかに下っている地形をしている。北東部から西部にかけては洛東江（ナクトンガン、낙동강）が流れ、これに東部から流れる半辺川（パンビョンチョン、반변천）が市内で合流する。合流地点の周囲は豊山平野（プンサンピョンヤ、풍산평야）と呼ばれる平野部となっている。市の中東部には洛東江、半辺川を利用したダム湖が作られており、それぞれ安東湖（アンドンホ、안동호）、臨河湖（イマホ、임하호）と呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
洛東江の蛇行する豊川面河回里（プンチョンミョン ハフェリ、풍천면 하회리）には豊山柳氏（プンサンリュシ、풍산류씨）の一族が住む河回村（ハフェマウル、하회마을）があり、朝鮮時代の伝統家屋が残るほか、民俗芸能のタルチュム（仮面劇、탈줌）が継承されているなど、昔ながらの文化を伝える民俗村としてユネスコの世界文化遺産にも登録されている。そのほか朝鮮時代の私塾である陶山書院（トサンソウォン、도산서원）や、屏山書院（ピョンサンソウォン、병산서원）、韓国最古の木造建築とされる極楽殿（国宝第15号）を有する鳳停寺（ポンジョンサ、봉정사）など歴史的な見どころを豊富に有する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
[[ソウル市の料理|ソウル市]]から安東市までは、ソウル高速バスターミナル、東ソウル総合ターミナルから安東バスターミナルまで高速バスで約2時間40分の距離。また清涼里駅から安東駅まで高速鉄道で約1時間50分の距離である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*慶尚北道庁の移転&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の道庁はもともと[[大邱市の料理|大邱市]]に置かれていたが、2016年2月に安東市の豊川面葛田里（プンチョンミョン カルジョルリ、풍천면 갈전리）へと移転した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 食文化の背景 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:25021201.JPG|300px|thumb|河回村で行われている「河回別神グッ仮面劇（하회별신굿탈놀이）」の公演]]&lt;br /&gt;
民俗村の河回村（ハフェマウル、하회마을）が昔ながらの暮らしを継承するように、朝鮮時代から続く両班の儒教文化が色濃く残る地域である。食文化においても、祭祀料理を模した[[ホッチェサバプ（祭祀風定食／헛제사밥）]]や、祭祀膳にあげられた[[コドゥンオグイ（サバ焼き／고등어구이）|カンコドゥンオ（塩サバ焼き／간고등어）]]など、両班の暮らしと結びついた郷土料理がある。特産品としては、韓牛（[[한우]]）、リンゴ（[[사과]]）、山芋（[[마]]）があるほか、地酒の[[ソジュ（焼酎／소주）|アンドンソジュ（安東焼酎／안동소주）]]は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の無形文化財第12号に指定されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*慶尚北道3大料理書&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]では、旧家に伝わる料理書として、安東市の『需雲雑方（スウンジャプパン、[[수운잡방]]）』、[[英陽郡の料理|英陽郡]]の『[[英陽郡の料理#ウムシクティミバン（飲食知味方／음식디미방）|飲食知味方（ウムシクティミバン／음식디미방）]]』、[[尚州市の料理|尚州市]]の『是議全書（シウィジョンソ、[[시의전서]]）』が発見された。いずれも韓国料理の歴史をひも解くには欠かせないもので、3冊を総称して慶尚北道3大料理書と呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な料理 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:23010637.JPG|300px|thumb|ホッチェサバプ]]&lt;br /&gt;
=== ホッチェサバプ（祭祀風定食／헛제사밥） ===&lt;br /&gt;
:ホッチェサバプ（[[헛제사밥]]）は、祭祀風定食（「[[ホッチェサバプ（祭祀風定食／헛제사밥）]]」の項目も参照）。安東市の旧家で継承されてきた祭祀料理（제사음식）を定食の形式に仕立てたものを指す。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:祭祀料理の定番である[[ナムル（ナムル／나물）]]や、[[チョン（チヂミ／전）]]、タンクッ（祭祀用のスープ、[[탕국]]）に加え、安東市の郷土料理である[[コドゥンオグイ（サバ焼き／고등어구이）|カンコドゥンオ（塩サバ焼き／간고등어）]]や、サンオトムベギ（サメの切り身、[[상어돔배기]]）などを添えるのが特徴である。ごはんは鉢状の大きなものに盛り付け、[[ナムル（ナムル／나물）|ナムル]]を入れて[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]として味わうことから、これをアンドンピビムパプ（安東式のビビンバ、[[안동비빔밥]]）とも呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:月映橋近くの「カチクモンチプ（까치구멍집）」「味50年ホッチェサバプ（맛50년헛제사밥）」が専門店として有名である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:24021907.JPG|300px|thumb|チムタク]]&lt;br /&gt;
:チムタク（[[찜닭]]）は、鶏と野菜の醤油煮（「[[チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）]]」の項目も参照）。韓国語の発音では「チムダク」がより近い。チムタクは1980年代後半に安東市の旧市場（クシジャン、구시장）で発達して広まった料理で、発祥については、旧市場内の[[トンダク（丸鶏揚げ／통닭）]]専門店で生まれたとの説や、それ以前から安東市の旧家で祭祀料理、家庭料理として作られていたとする説がある（詳細は「[[チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）#発祥|チムタク/歴史/発祥]]」の項目を参照）。旧市場にはチムタクの専門店が集まる一画があり、「安東チムタク通り（안동찜닭골목）」と呼ばれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*チョリムダク&lt;br /&gt;
:チョリムダク（[[조림닭]]、[[쪼림닭]]）は、鶏肉の煮物。チョリム（[[조림]]）は煮物、ダク（＝タク、[[닭]]）は鶏を意味する。安東市の[[チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）|チムタク]]専門店でメニューに並ぶことが多い。ぶつ切りにした鶏肉を野菜と醤油味に煮付けた料理なので、[[チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）|チムタク]]と酷似するが、煮汁が少なく、春雨が入らないなどの微差がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== カンコドゥンオ（塩サバ焼き／간고등어） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:22122508.JPG|300px|thumb|カンコドゥンオ]]&lt;br /&gt;
:カンコドゥンオ（[[간고등어]]）は、塩サバ焼き（「[[コドゥンオグイ（サバ焼き／고등어구이）]]」の項目も参照）。韓国語の発音では「カンゴドゥンオ」がより近い。カン（[[간]]）は塩、塩加減。コドゥンオ（[[고등어]]）はサバを意味する。地域名を冠して安東カンコドゥンオ（[[안동간고등어]]）、または方言としてオルガンジェビ（[[얼간잽이]]）とも呼ばれることもある。安東市以外の地域ではチャバンコドゥンオ（[[자반고등어]]）と呼ぶことが多い。市内の郷土料理店や食堂で提供されるほか、カンコドゥンオを看板料理として掲げる店もある。家庭用として持ち帰れる商品の販売も多い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*歴史&lt;br /&gt;
:安東市は内陸地域であり、かつては魚が貴重だった。もっとも近い[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[盈徳郡の料理|盈徳郡]]の江口港（カングハン、강구항）からでも約60kmの距離があり、とれたての魚を担いで歩くと1日ではたどり着かずに2日かかった。現在の臨東面中平里（イムドンミョン チュンピョンニ、임동면 중평리）にチェッコリジャント（챗거리장터）と呼ばれる規模の大きな市場があり、ここを中継地点として安東市の各地へと運んでいくのだが、サバは痛みが早いことから、腐敗を防ぐために内臓を抜いて塩を振る工夫が生まれた。するとチェッコリジャントに着いた頃が、熟成の進むいちばんのタイミングだったため、安東のカンコドゥンオは美味しいと評価が高まり、名物として広まったとされる。チェッコリジャントは1980年代前半まで大勢の人で賑わったが、1984年に着工、1992年に完工した臨河ダム（イマデム、임하댐）の建設予定地と重なったことで閉鎖を余儀なくされた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*オルガンジェビ&lt;br /&gt;
:オルガンジェビ（[[얼간잽이]]）は、カンコドゥンオの別称。オル（얼）は「オルチュ（ひと通り、얼추）」、ガンジェビ（=カンジェビ、[[간잽이]]）は「カンチャビ（塩加減をする）」が変化したものを意味する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== アンドンクッパプ（安東式のスープごはん／안동국밥） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:25021203.JPG|300px|thumb|アンドンクッパプ]]&lt;br /&gt;
:アンドンクッパプ（[[안동국밥]]）は、安東式のスープごはん（クッパ）（「[[クッパプ（クッパ／국밥）]]」の項目も参照）。牛肉に長ネギや芋がらなどを加えて一緒に煮込み、ピリ辛の味付けに仕立てる慶尚道（キョンサンド、경상도）式の[[ソゴギクッパプ（牛肉のスープごはん／소고기국밥）]]を指す。市場での販売が多いことから、安東式のチャントクッパプ（市場式のスープごはん、[[장터국밥]]）とも表現される。大手食品メーカーが、レトルト食品などの「安東式ソゴギクッパプ」を製造、販売している例もある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== アンドングクシ（安東式のうどん／안동국시） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:25021204.JPG|300px|thumb|アンドングクシ]]&lt;br /&gt;
:アンドングクシ（[[안동국시]]）は、安東式のうどん（「[[カルグクス（韓国式の手打ちうどん／칼국수）]]」の項目も参照）。グクシ（=ククシ）はククス（麺、[[국수]]）の方言を指す。標準語を用いてアンドングクス（[[안동국수]]）と表現したり、地域内においては地名をつけず、単にククシ（[[국시]]）とも呼ぶ。下記の[[安東市の料理#コンジングクス（冷やし麺／건진국수）|コンジングクス（冷やし麺／건진국수）]]を含め、安東式の麺料理を総称する言葉としても用いられるが、狭義には冷たいスープで味わうコンジングクスに対し、温かいスープの麺料理を指してアンドングクシと呼ぶことが多い。温かいスープのアンドングクシは、ヌルムグクシ（[[누름국시]]）、ヌルングクス（[[누른국수]]）との呼び名もあり、こちらでコンジングクスと区別をすることも多い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:小麦粉に大豆粉（[[콩가루]]）を混ぜて麺を作るのをひとつの特徴とし、伝統的には干したアユ（[[은어]]）をダシにスープを作ったが、近年は鶏肉や煮干し、昆布などを用いることが多い。スープは醤油をベースとして味付けをし、具には千切りのエホバク（韓国カボチャ、[[애호박]]）や白菜を加える。牛肉やキノコを足すこともある。麺はスープに直接入れて茹でることから、全体にとろみがかった仕上がりになる。家庭料理として作られるほか、市内の専門店で味わうことができる。安東市以外の地域でもアンドングクシを専門とする店がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== コンジングクス（冷やし麺／건진국수） ===&lt;br /&gt;
:コンジングクス（[[건진국수]]）は、冷やし麺。直訳すると「引き上げた麺」という意味で、コンジン（건진）が「コンジダ（引き上げる、[[건지다]]）」の過去連体形、グクス（=ククス、[[국수]]）は麺を意味する。茹でた麺を鍋から引き上げて冷水にさらすことから名前がついたとされる。方言を用いてコンジングクシ（[[건진국시]]）とも呼ぶほか、安東式の麺という意味でアンドングクシ（[[안동국시]]）、アンドングクス（[[안동국수]]）とも総称される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:スープや具は上記の[[安東市の料理#アンドングクシ（安東式のうどん／안동국시）|アンドングクシ（安東式のうどん／안동국시）]]とほぼ共通するが、麺はやや細めに作ることが多い。家庭料理として作られるほか、市内の専門店で主に夏の季節料理として提供される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*横城式のコンジングクス&lt;br /&gt;
:[[江原道の料理|江原道]][[横城郡の料理|横城郡]]にも同名の[[横城郡の料理#コンジングクス（冷やし混ぜ麺／건진국수）|コンジングクス（横城式の冷やし混ぜそば／건진국수）]]という郷土料理がある。安東市のコンジングクスとは異なり、千切りにしたエホバク（韓国カボチャ、[[애호박]]）を茹でるか、炒めたのちに辛味ダレで和え、これを具として薄い平打ちの小麦麺に絡めて味わう料理である。少量のダシ汁を注ぎ入れることもある。同じく[[横城郡の料理|横城郡]]の郷土料理である、[[横城郡の料理#チャンカルグクス（味噌味のウドン／장칼국수）|チャンカルグクス（味噌味のウドン／장칼국수）]]の専門店で、夏の季節メニューとして提供されることが多い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== トゥルチギクッ（牛肉と野菜の鍋／두루치기국） ===&lt;br /&gt;
:トゥルチギクッ（[[두루치기국]]）は、キノコと野菜の鍋。一般的に[[トゥルチギ（豚肉の炒め物（または鍋）／두루치기）|トゥルチギ]]（[[두루치기]]）はピリ辛に味付けをした豚肉の炒め物、または鍋料理を指すことが多いが、安東市のトゥルチギクッは牛肉と野菜、キノコなどを澄んだスープの鍋料理に仕立てて作る。家庭料理であり、限られた情報しか見つけることができないが、一例として2010年に農村振興庁が発行した『伝統郷土飲食用語辞典』には「塩漬けにして水気を切った千切りの大根と、生カンピョウ、豆モヤシ、牛肉、ヒラタケ、シイタケをそれぞれゴマ油で和えておき、熱湯に入れて溶き卵を加え、塩で味を調えてさらに煮込み、イワタケと糸唐辛子をあしらいとして載せる。卵黄と卵白を別にして薄焼き卵を焼いて載せることもある」&amp;lt;ref&amp;gt;농촌진흥청장 김재수, 2010, 『전통향토음식용어사전』, 농촌진흥청 국립농업과학원 농식품자원부 전통한식과, P124&amp;lt;/ref&amp;gt;と紹介されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ポボリチャルトク（アズキ餅／버버리찰떡） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052002.jpg|300px|thumb|ポボリチャルトク（アズキあん）]]&lt;br /&gt;
:ポボリチャルトク（[[버버리찰떡]]）は、アズキ餅。蒸したもち米を搗いて伸ばし、長方形に切ったものにアズキあんをたっぷり載せた餅を指す。ほかに白あん、きな粉、白ゴマ、黒ゴマをまぶしたものもある。沃野洞（オギャドン、옥야동）に位置する料理名と同じ「ポボリチャルトク（버버리찰떡）」が専門店として知られる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:同店のウェブサイトでは、1930年代に安興洞（アヌンドン、안흥동）で餅の販売をしていたキム・ノミ（김노미）氏がポボリチャルトクの元祖であり、もともとは平安北道新義州市の人たちが好んで食べていたパットク（アズキ餅、[[팥떡]]）が伝わったのではないかと推測している&amp;lt;ref&amp;gt;[https://buburi.com/shop/index.php?doc=html/bu01_2.htm 소개 및 유래] 、ポボリチャルトク公式ウェブサイト、2025年2月6日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。その後、ポボリチャルトクはキム・ノミ氏から孫のチェ・ヨンス（천영수）氏や、キム・ドンスン（김동순）氏、ミン・ジュキ（민죽희）氏らに引き継がれてきたが、2001年になって製造する人がいなくなった。これを残念に思った現代表のシン・ヒョンソ（신형서）氏が、キム・ドンスン氏を訪ねて製造法を習い、2004年11月に店舗を復活させて現在に至る&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.imaeil.com/page/view/2004120309411399086 안동 '버버리 찰떡' 다시 등장] 、毎日新聞（2004年12月3日記事）、2025年2月6日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.chosun.com/site/data/html_dir/2004/12/06/2004120670108.html 되돌아온 안동 '버버리 찰떡'] 、朝鮮日報（2004年12月6日記事）、2025年2月6日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*語源&lt;br /&gt;
:ポボリチャルトク（[[버버리찰떡]]）のポボリ（[[버버리]]）は、「벙어리（唖者、音声で言葉を話すことができない人）」の方言を指し、あまりに大きく食べごたえがあることから、口に入れるとしばらく話せなくなることから名前がついたとされる。ただし、どちらの表現も単独では差別語に当たることには留意をしたい（放送などでは「언어장애인（言語障碍者）」が用いられる）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*ファッションブランドとの関係&lt;br /&gt;
:ポボリ（[[버버리]]）は本来の語源とは無関係に、イギリスのファッションブランド「バーバリー（BURBERRY、버버리）」と表記が共通する。そのため「バーバリー」から名前を拝借したのかと誤解する人がいたり、ときに「ポボリ（バーバリー）を買ってきた」などの会話から混乱が生じる場合があったりもする。また、2013年に新商品として[[タンパッパン（あんパン／단팥빵）|ポボリタンパッパン（ポボリあんパン／버버리단팥빵）]]を発売した際、商標登録を申請したところ、「バーバリー」との共通性から当初審査が下りなかったとの事例もある&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.imaeil.com/page/view/2015012705115390767 英 패션 '버버리'도 꼼짝 못한 버버리단팥빵] 、毎日新聞（2015年1月27日記事）、2025年2月6日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。その後、特許審判院への提訴を行い、勝訴したことから商標としての使用が可能になった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ベーカリーとパン ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052001.jpg|300px|thumb|マンモスベーカリーのクリームチーズパン]]&lt;br /&gt;
;マンモスベーカリー&lt;br /&gt;
:マンモスベーカリー（マンモスベイコリ、[[맘모스베이커리]]）は、南部洞（ナムブドン、남부동）に位置する1974年創業のベーカリー。全国的に有名な地方ベーカリーとして、[[全羅北道の料理|全羅北道]][[群山市の料理|群山市]]の「李盛堂（イソンダン、[[이성당]]）」や、[[大田市の料理|大田市]]の「聖心堂（ソンシムダン、[[성심당]]）」などと並んで、韓国3大、あるいは5大ベーカリーの一角に数えられることも多い。クリームチーズをたっぷりと入れたもっちり食感のクリームチーズパン（[[크림치즈빵]]）が看板商品として知られる。店内にはイートインスペースを設けている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な特産品 ==&lt;br /&gt;
安東市の特産品として、安東韓牛（[[안동한우]]）、安東カンコドゥンオ（[[안동간고등어]]）、安東焼酎（[[안동소주]]）のほか、リンゴ（[[사과]]）、ブドウ（[[포도]]）、マクワウリ（[[참외]]）、ショウガ（[[생강]]）といった農産品や、韓国では韓方材としての利用が多い山芋（[[참마]]）などがあげられる。食品とは別に、韓紙や、麻を原料とする安東布（안동포）、仮面劇に用いられる仮面のハフェタル（河回面、하회탈）なども有名である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 安東韓牛 ===&lt;br /&gt;
:安東韓牛（[[안동한우]]）は、安東市で生産される韓牛（[[한우]]）。2026年1～3月時点の飼育頭数は5万4705頭を数え、全市郡の中で9位である&amp;lt;ref&amp;gt;[https://kosis.kr/statHtml/statHtml.do?orgId=101&amp;amp;tblId=DT_1EO251&amp;amp;conn_path=I2 축종별 시군구별 농장수 및 마리수] 、統計庁、畜産物品質評価院「家畜動向調査」、2026年5月20日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:;安東カルビ横丁&lt;br /&gt;
::旧安東駅前の南部洞（ナムブドン、남부동）、雲興洞 （ウヌンドン、운흥동）一帯には[[カルビグイ（牛カルビ焼き／갈비구이）]]の専門店が集まっていて、「安東カルビ横丁（안동갈비골목）」と呼ばれる。牛カルビに刻んだニンニクを加えるのがこの地域の特徴で、店によってはマヌルカルビ（ニンニクカルビ、마늘갈비）の名称でメニューに載せている。ごはんを頼むと、サービスで[[チムカルビ（牛カルビの辛い煮物／찜갈비）|メウンカルビチム（辛口の牛カルビ煮／매운갈비찜）]]と、[[シレギクッ（菜っ葉のスープ／시래기국）|シレギテンジャンチゲ（菜っ葉の味噌鍋／시래기된장찌개）]]がついてくる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:;豊山市場安東韓牛プルコギタウン&lt;br /&gt;
::市西部の豊山邑（プンサヌプ、풍산읍）には、豊山市場（プンサンジャント、풍산장터）があり、一帯には畜産農家が直接運営する焼肉店が集まっている。多くの店で[[プルコギ（牛焼肉／불고기）]]を主力メニューとすることから、「安東韓牛プルコギタウン（안동한우 불고기타운）」と呼ばれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 安東山薬（山芋） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:25021206.JPG|300px|thumb|安東チャムマボリパン]]&lt;br /&gt;
:安東山薬（アンドンサニャク、[[안동산약]]）は、山芋。山薬（サニャク、[[산약]]）は山芋の生薬名であり、韓国では薬用のイメージが強いが、主産地の安東市では食用としての利用も盛んである。一般に山芋のことはマ（[[마]]）と呼ぶため、安東マ（[[안동마]]）、安東チャムマ（[[안동참마]]）の名前で呼ばれることも多い。チャムマ（[[참마]]）は本来ヤマノイモ（自然薯）を指す品種名であるが、ナガイモの俗称としても用いられ、安東市ではナガイモ（[[마]]、[[장마]]）やイチョウイモ（[[산마]]）を指すことが多い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:安東市における山芋（[[마]]）の生産量は、2024年の場合、493.4トン（全国の63.6%）で、全国の市郡で1位である&amp;lt;ref&amp;gt;[https://kfss.forest.go.kr/stat/ptl/article/articleList.do?curMenu=9847&amp;amp;bbsId=ptlPdsMntProdReq 『2024 임산물생산조사』, 산림청, P33] 、山林庁山林統計システム、2026年5月20日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:鶴駕山（ハッカサン、학가산）のふもとにあたる北後面（プクミョン、북후면）が主産地であり、一帯には山芋料理の専門店や、山芋キムチの工場がある。皮をむいてスライスしたものを焼いたり、[[チョン（チヂミ／전）]]や[[ティギム（天ぷら／튀김）]]にしたりする。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:すりおろしたものを飲料として利用することも多いが、日本のようにごはんにかける利用法はほぼ見ない。市内の各地では郷土銘菓のチャムマボリパン（山芋饅頭、[[참마보리빵]]）が販売されており、すりおろした山芋を生地に加えることでもっちりとした食感を演出している。同様に麺の生地に練り込んだ、マグクス（山芋麺のうどん、[[마국수]]）がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な酒類・飲料 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:25021208.JPG|200px|thumb|安東焼酎（民俗酒安東焼酎）]]&lt;br /&gt;
=== アンドンソジュ（安東焼酎／안동소주） ===&lt;br /&gt;
:アンドンソジュ（[[안동소주]]）は、安東焼酎（「[[ソジュ（焼酎／소주）]]」の項目も参照）。安東市で生産される伝統製法の米焼酎を指し、2023年4月に発足した安東焼酎組合には9ヶ所の醸造所が加盟している&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.gb.go.kr/Main/page.do?mnu_uid=6792&amp;amp;LARGE_&amp;amp;B_STEP=404948700&amp;amp;cmd=2 안동소주 세계화 1년, BTS같은 글로벌 명주를 빚는다] 、慶尚北道ウェブサイト（2024年4月23日付報道資料）、2025年2月8日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。このうち、水上洞（スサンドン、수상동）に位置する「民俗酒安東焼酎（[[민속주 안동소주]]）」と、豊山邑槐亭里（プンサヌプ クェジョンニ、풍산읍 괴정리）に位置する「名人安東焼酎（[[명인 안동소주]]）」の2ヶ所が特に有名な蔵元として知られている。安東焼酎は、1987年5月に慶尚北道の無形文化財第12号に指定された。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*歴史&lt;br /&gt;
:韓国では13世紀に元の侵攻を受けた際に、[[ソジュ（焼酎／소주）|焼酎]]の製法が一緒に伝わったとされる。歴史書の『高麗史』には、高麗時代後期の武将で慶尚道元帥を務めた金縝（キム・ジン、김진）が、昼夜を分かたず[[ソジュ（焼酎／소주）|焼酎（焼酒）]]を飲んで放蕩にふけったことから「焼酒徒（ソジュド、[[소주도]]）」と呼ばれたことが記録に残っている。一連の記録に安東市と限定する情報はないが、慶尚道地域の出来事として安東焼酎の歴史に関連付けて語られることもある&amp;lt;ref&amp;gt;[https://gb.go.kr/Main/open_contents/section/culture/page.do?mnu_uid=5111&amp;amp;cmd=2&amp;amp;id=000821 〔무형문화유산 12〕안동 소주] 、慶尚北道ウェブサイト、2025年2月8日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:朝鮮時代は家庭での酒造りが一般的であり、両班の家系で製造法が継承されてきたが、1909年に朝鮮総督府が酒税令を公布したことで難しくなった。代わって醸造を主導したのが、1922年に権台淵（クォン・テヨン、권태연）氏が創業した「安東酒造株式会社」で&amp;lt;ref&amp;gt;[https://dl.ndl.go.jp/pid/1546434/1/35 『朝鮮銀行月報 第13巻 第9号』, 朝鮮銀行, 1922年（P65）] 、国立国会図書館デジタルコレクション（コマ番号35/92）、2025年2月8日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;、家庭用から商業用へと転換したことから知名度の大幅な拡大に至った。1931年に刊行された『慶北沿線発展誌』には、「設立當時の造石數は壹百石に過ぎなかったが、逐年增加して現時は一千石に達し之れが販路は慶北各郡は勿論慶南、忠北、京城方面に及び品質の優良は其の比を見ず名聲嘖々たるもので至る處の品評會に於て常に表彰されてゐる」&amp;lt;ref&amp;gt;[https://dl.ndl.go.jp/pid/1209972/1/168 『慶北沿線発展誌』, 逵捨蔵, 1931年（P293）] 、国立国会図書館デジタルコレクション（コマ番号168/227）、2025年2月8日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;と紹介されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== チンメクソジュ（小麦焼酎／진맥소주） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052701.JPG|300px|thumb|チンメクソジュ]]&lt;br /&gt;
:チンメクソジュ（[[진맥소주]]）は、小麦焼酎（真麦焼酎）。チンメク（[[진맥]]）は漢字で「真麦」と書いて小麦、ソジュ（[[소주]]）は焼酎を意味する。安東市の旧家で発見された古料理書『需雲雑方（スウンジャプパン、[[수운잡방]]）』に製法が記録されており、市北東部の陶山面佳松里（トサンミョン カソンニ、도산면 가송리）に位置する酒造「メンゲ酒都家（メンゲスルドガ、맹개술도가）」が2019年10月に復元して販売している。韓国の伝統酒はヌルク（[[누룩]]）と呼ばれる小麦麹を用いるため、原料としては小麦100%になる。小麦はすべて有機農の自家栽培である。22度、40度（代表銘柄）、53度の3種に加え、オーク樽で寝かせた熟成焼酎も販売する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*メンゲ村とメンゲ酒都家&lt;br /&gt;
:洛東江（ナクトンガン、낙동강）沿いのメンゲ村（メンゲマウル、맹개마을）には、かつて5軒ほどの家があった。川には橋がかかっていないため、村へ行くためには船に乗るか、浅瀬をトラクターで越えるしかない。移動に不便なことから空き家になっていたのを、パク・ソンホ（박성호）代表が村ごと買い取って「メンゲ酒都家」を創業した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*『需雲雑方』の記述&lt;br /&gt;
:『需雲雑方』には酒の醸造法が多数記載されており、チンメクソジュもそのひとつである。製法は以下のように記されている&amp;lt;ref&amp;gt;尹淑澋（編訳）, 1998,『需雲雑方・酒饌』, 신광출판사, P47&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref&amp;gt;[https://koreantk.com/ktkp2014/kfood/kfood-view.view?foodCd=103657 밀소주 眞麥燒酒] 、韓国伝統知識ポータル、2026年5月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「小麦1斗をきれいに洗い、柔らかく蒸した後、よい小麦麹5升と合わせて搗き、甕に入れて冷水1斗を注いでかき混ぜておく。5日後に酒を蒸留すると4升になるが、その味は非常に強い」【原文1】&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:【原文1（現代語訳）】「밀 1말을 깨끗이 씻어서 무르게 찐 다음, 좋은 누룩 5되와 함께 찧어서 독에 담고 찬물 1동이를 부어서 저어 둔다. 5일째 되는 날에 술을 고면(燒) 4되(鐥)가 나오는데 그 맛이 매우 독하다」&lt;br /&gt;
:【原文1（原文）】「眞麥一斗净洗煇蒸 好麴五升合搗納瓮 冷水一盆注下攪之 第五日燒取酒 四鐥極猛」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== アンドンシッケ（安東式の甘酒／안동식혜） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:25021207.JPG|300px|thumb|アンドンシッケ]]&lt;br /&gt;
:アンドンシッケ（[[안동식혜]]）は、安東式の甘酒（「[[シッケ（甘酒／식혜）]]」の項目も参照）。ごはんに麦芽粉を溶いた水の上澄みを加え、炊飯器などで発酵させてシッケを作り、細かく刻んだ大根とおろしショウガ、粉唐辛子を加えて仕上げる。一般的なシッケが甘い清涼飲料であるのに対し、アンドンシッケは甘さの中にもピリッと刺激のある味わいになる。市内には専門の販売店があるほか、郷土料理店などでも提供される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 飲食店情報 ==&lt;br /&gt;
以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*;カチクモンチプ（까치구멍집）★&lt;br /&gt;
:安東民俗村近くにある[[ホッチェサバプ（祭祀風定食／헛제사밥）]]を中心とする郷土料理店。[[コドゥンオグイ（サバ焼き／고등어구이）|カンコドゥンオ（塩サバ焼き／간고등어）]]や[[シッケ（甘酒／식혜）|アンドンシッケ（安東式の甘酒／안동식혜）]]なども単品料理として提供する。宮中料理を加えたコースメニューもある。&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道安東市石洲路203（象牙洞513-1）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 안동시 석주로 203(상아동 513-1)&lt;br /&gt;
:電話：054-821-1056&lt;br /&gt;
:最終訪問日：2015年10月4日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*;シゴルジャントクッパプ（시골장터국밥）★&lt;br /&gt;
:韓牛を使用した[[ソゴギクッパプ（牛肉のスープごはん／소고기국밥）|アンドンクッパプ（安東式のスープごはん／안동국밥）]]の専門店。[[ソクセプルコギ（牛肉の網焼き／석쇠불고기）]]などの料理も提供する。&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道安東市ウムシゲキル27（南部洞148-6）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 안동시 음식의길 27(남부동 148-6)&lt;br /&gt;
:電話：054-859-9898&lt;br /&gt;
:最終訪問日：2014年5月5日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*;安端態（안단태）&lt;br /&gt;
:安東民俗村内にある伝統家屋のカフェ。安東市の名産品である山芋のスムージーをはじめ、伝統茶、花茶、軽い食事メニューも揃える。&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道安東市民俗村キル26（城谷洞815-1）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 안동시 민속촌길 26(성곡동 815-1)&lt;br /&gt;
:電話：054-823-7456&lt;br /&gt;
:最終訪問日：2016年9月28日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*;安東チャムマボリパン（안동참마보리빵）&lt;br /&gt;
:特産品の山芋を使ったチャムマボリパン（山芋饅頭、[[참마보리빵]]）の専門売場。サイズの小さなどら焼き風で、甘さ控えめのあんこと、生地のもっちりとした粘り気を特徴とする。&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道安東市慶東路671（南部洞237-3）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 안동시 경동로 671(남부동 237-3)&lt;br /&gt;
:電話：054-857-4466&lt;br /&gt;
:最終訪問日：2014年11月9日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*;安東ヨンガチムタク（안동영가찜닭）&lt;br /&gt;
:安東の旧市場近くに位置する[[チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）]]の専門店。チムタクのみならず、[[チキン（韓国チキン／치킨）]]や、チョリムダク（鶏の醤油煮、[[쪼림닭]]）、マヌルダク（ニンニクチキン、[[마늘닭]]）など幅広い鶏料理を用意する。&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道安東市繁栄キル19（西部洞182-6）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 안동시 번영길 19(서부동 182-6)&lt;br /&gt;
:電話：054-854-3378&lt;br /&gt;
:最終訪問日：2016年10月1日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*;イジョン（이정）&lt;br /&gt;
:ポソップルコギ（キノコと牛肉の鍋、[[버섯불고기]]）、[[ポソッチョンゴル（キノコ鍋／버섯전골）]]、ピョゴポソッチョン（シイタケのチヂミ、[[표고버섯전]]）などキノコ料理を専門とする店。郷土料理の[[コドゥンオグイ（サバ焼き／고등어구이）|カンコドゥンオ（塩サバ焼き／간고등어）]]も提供。&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道安東市石洲路191（象牙洞520）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 안동시 석주로 191(상아동 520)&lt;br /&gt;
:電話：054-852-2478&lt;br /&gt;
:最終訪問日：2016年6月21日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
韓食ペディアの執筆者である八田靖史は2003年1月に初めて安東市を訪れた。河回村や安東民俗博物館を訪ね、郷土料理である[[ホッチェサバプ（祭祀風定食／헛제사밥）]]、[[コドゥンオグイ（サバ焼き／고등어구이）|カンコドゥンオ（塩サバ焼き／간고등어）]]、[[シッケ（甘酒／식혜）|アンドンシッケ（安東式の甘酒／안동식혜）]]を味わうという定番の観光を満喫した。中でも[[ホッチェサバプ（祭祀風定食／헛제사밥）|ホッチェサバプ]]の醤油で味わう[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]にいたく感動し、それを後に自身の執筆するメールマガジン『コリアうめーや！！第４８号』にて、これをモチーフとした拙い昔話風の物語を書いたりもした&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.kansyoku-life.com/2000/02/1903.html コリアうめーや！！第４８号 安東むかしむかし物語その１] 、韓食生活、2018年8月12日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;関連サイト&lt;br /&gt;
安東観光&lt;br /&gt;
*[http://www.tourandong.com/public/ 안동관광]&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:あんとんしのりようり}}&lt;br /&gt;
*[[カルビグイ（牛カルビ焼き／갈비구이）]]&lt;br /&gt;
*[[コドゥンオグイ（サバ焼き／고등어구이）]]&lt;br /&gt;
*[[クッパプ（クッパ／국밥）]]&lt;br /&gt;
*[[ナムル（ナムル／나물）]]&lt;br /&gt;
*[[タンパッパン（あんパン／단팥빵）]]&lt;br /&gt;
*[[トゥルチギ（豚肉の炒め物（または鍋）／두루치기）]]&lt;br /&gt;
*[[ポソッチョンゴル（キノコ鍋／버섯전골）]]&lt;br /&gt;
*[[プルコギ（牛焼肉／불고기）]]&lt;br /&gt;
*[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[ソクセプルコギ（牛肉の網焼き／석쇠불고기）]]&lt;br /&gt;
*[[ソゴギクッパプ（牛肉のスープごはん／소고기국밥）]]&lt;br /&gt;
*[[ソジュ（焼酎／소주）]]&lt;br /&gt;
*[[シレギクッ（菜っ葉のスープ／시래기국）]]&lt;br /&gt;
*[[チョン（チヂミ／전）]]&lt;br /&gt;
*[[チムカルビ（牛カルビの辛い煮物／찜갈비）]]&lt;br /&gt;
*[[チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）]]&lt;br /&gt;
*[[チキン（韓国チキン／치킨）]]&lt;br /&gt;
*[[カルグクス（韓国式の手打ちうどん／칼국수）]]&lt;br /&gt;
*[[トンダク（丸鶏揚げ／통닭）]]&lt;br /&gt;
*[[ホッチェサバプ（祭祀風定食／헛제사밥）]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:慶尚北道・大邱市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E5%AE%89%E6%9D%B1%E5%B8%82%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42567</id>
		<title>安東市の料理</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E5%AE%89%E6%9D%B1%E5%B8%82%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42567"/>
		<updated>2026-05-27T01:21:12Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* 代表的な酒類・飲料 */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:25021202.JPG|400px|thumb|河回村]]&lt;br /&gt;
'''安東市'''（アンドンシ、안동시）は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の中央部に位置する地域。本ページでは安東市の料理、特産品について解説する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域概要 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:18112904.JPG|thumb|300px|慶尚北道庁]]&lt;br /&gt;
安東市は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の道庁所在地。道の中央部に位置し、市の北部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[栄州市の料理|栄州市]]と[[奉化郡の料理|奉化郡]]、東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[英陽郡の料理|英陽郡]]、南東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]、南部から南西部にかけては[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[義城郡の料理|義城郡]]、西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[醴泉郡の料理|醴泉郡]]と接する。人口は15万2902人（2025年1月）&amp;lt;ref&amp;gt;[https://jumin.mois.go.kr/ 행정동별 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2025年2月11日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。市の面積は1522.3平方キロ（2024年）と[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]ではもっとも大きく、全国の基礎自治団体（市郡）としても[[江原道の料理|江原道]]の[[洪川郡の料理|洪川郡]]、[[麟蹄郡の料理|麟蹄郡]]に次いで3番目に大きい&amp;lt;ref&amp;gt;[https://kosis.kr/statHtml/statHtml.do?orgId=116&amp;amp;tblId=DT_MLTM_2300&amp;amp;conn_path=I2 행정구역별・지목별 국토이용현황_시군구] 、KOSIS（国家統計ポータル）、2026年2月23日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
市の北側、東側は太白山脈の支脈が伸びて比較的高く、南西部に向けて緩やかに下っている地形をしている。北東部から西部にかけては洛東江（ナクトンガン、낙동강）が流れ、これに東部から流れる半辺川（パンビョンチョン、반변천）が市内で合流する。合流地点の周囲は豊山平野（プンサンピョンヤ、풍산평야）と呼ばれる平野部となっている。市の中東部には洛東江、半辺川を利用したダム湖が作られており、それぞれ安東湖（アンドンホ、안동호）、臨河湖（イマホ、임하호）と呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
洛東江の蛇行する豊川面河回里（プンチョンミョン ハフェリ、풍천면 하회리）には豊山柳氏（プンサンリュシ、풍산류씨）の一族が住む河回村（ハフェマウル、하회마을）があり、朝鮮時代の伝統家屋が残るほか、民俗芸能のタルチュム（仮面劇、탈줌）が継承されているなど、昔ながらの文化を伝える民俗村としてユネスコの世界文化遺産にも登録されている。そのほか朝鮮時代の私塾である陶山書院（トサンソウォン、도산서원）や、屏山書院（ピョンサンソウォン、병산서원）、韓国最古の木造建築とされる極楽殿（国宝第15号）を有する鳳停寺（ポンジョンサ、봉정사）など歴史的な見どころを豊富に有する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
[[ソウル市の料理|ソウル市]]から安東市までは、ソウル高速バスターミナル、東ソウル総合ターミナルから安東バスターミナルまで高速バスで約2時間40分の距離。また清涼里駅から安東駅まで高速鉄道で約1時間50分の距離である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*慶尚北道庁の移転&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の道庁はもともと[[大邱市の料理|大邱市]]に置かれていたが、2016年2月に安東市の豊川面葛田里（プンチョンミョン カルジョルリ、풍천면 갈전리）へと移転した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 食文化の背景 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:25021201.JPG|300px|thumb|河回村で行われている「河回別神グッ仮面劇（하회별신굿탈놀이）」の公演]]&lt;br /&gt;
民俗村の河回村（ハフェマウル、하회마을）が昔ながらの暮らしを継承するように、朝鮮時代から続く両班の儒教文化が色濃く残る地域である。食文化においても、祭祀料理を模した[[ホッチェサバプ（祭祀風定食／헛제사밥）]]や、祭祀膳にあげられた[[コドゥンオグイ（サバ焼き／고등어구이）|カンコドゥンオ（塩サバ焼き／간고등어）]]など、両班の暮らしと結びついた郷土料理がある。特産品としては、韓牛（[[한우]]）、リンゴ（[[사과]]）、山芋（[[마]]）があるほか、地酒の[[ソジュ（焼酎／소주）|アンドンソジュ（安東焼酎／안동소주）]]は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の無形文化財第12号に指定されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*慶尚北道3大料理書&lt;br /&gt;
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]では、旧家に伝わる料理書として、安東市の『需雲雑方（スウンジャプパン、[[수운잡방]]）』、[[英陽郡の料理|英陽郡]]の『[[英陽郡の料理#ウムシクティミバン（飲食知味方／음식디미방）|飲食知味方（ウムシクティミバン／음식디미방）]]』、[[尚州市の料理|尚州市]]の『是議全書（シウィジョンソ、[[시의전서]]）』が発見された。いずれも韓国料理の歴史をひも解くには欠かせないもので、3冊を総称して慶尚北道3大料理書と呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な料理 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:23010637.JPG|300px|thumb|ホッチェサバプ]]&lt;br /&gt;
=== ホッチェサバプ（祭祀風定食／헛제사밥） ===&lt;br /&gt;
:ホッチェサバプ（[[헛제사밥]]）は、祭祀風定食（「[[ホッチェサバプ（祭祀風定食／헛제사밥）]]」の項目も参照）。安東市の旧家で継承されてきた祭祀料理（제사음식）を定食の形式に仕立てたものを指す。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:祭祀料理の定番である[[ナムル（ナムル／나물）]]や、[[チョン（チヂミ／전）]]、タンクッ（祭祀用のスープ、[[탕국]]）に加え、安東市の郷土料理である[[コドゥンオグイ（サバ焼き／고등어구이）|カンコドゥンオ（塩サバ焼き／간고등어）]]や、サンオトムベギ（サメの切り身、[[상어돔배기]]）などを添えるのが特徴である。ごはんは鉢状の大きなものに盛り付け、[[ナムル（ナムル／나물）|ナムル]]を入れて[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]として味わうことから、これをアンドンピビムパプ（安東式のビビンバ、[[안동비빔밥]]）とも呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:月映橋近くの「カチクモンチプ（까치구멍집）」「味50年ホッチェサバプ（맛50년헛제사밥）」が専門店として有名である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:24021907.JPG|300px|thumb|チムタク]]&lt;br /&gt;
:チムタク（[[찜닭]]）は、鶏と野菜の醤油煮（「[[チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）]]」の項目も参照）。韓国語の発音では「チムダク」がより近い。チムタクは1980年代後半に安東市の旧市場（クシジャン、구시장）で発達して広まった料理で、発祥については、旧市場内の[[トンダク（丸鶏揚げ／통닭）]]専門店で生まれたとの説や、それ以前から安東市の旧家で祭祀料理、家庭料理として作られていたとする説がある（詳細は「[[チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）#発祥|チムタク/歴史/発祥]]」の項目を参照）。旧市場にはチムタクの専門店が集まる一画があり、「安東チムタク通り（안동찜닭골목）」と呼ばれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*チョリムダク&lt;br /&gt;
:チョリムダク（[[조림닭]]、[[쪼림닭]]）は、鶏肉の煮物。チョリム（[[조림]]）は煮物、ダク（＝タク、[[닭]]）は鶏を意味する。安東市の[[チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）|チムタク]]専門店でメニューに並ぶことが多い。ぶつ切りにした鶏肉を野菜と醤油味に煮付けた料理なので、[[チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）|チムタク]]と酷似するが、煮汁が少なく、春雨が入らないなどの微差がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== カンコドゥンオ（塩サバ焼き／간고등어） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:22122508.JPG|300px|thumb|カンコドゥンオ]]&lt;br /&gt;
:カンコドゥンオ（[[간고등어]]）は、塩サバ焼き（「[[コドゥンオグイ（サバ焼き／고등어구이）]]」の項目も参照）。韓国語の発音では「カンゴドゥンオ」がより近い。カン（[[간]]）は塩、塩加減。コドゥンオ（[[고등어]]）はサバを意味する。地域名を冠して安東カンコドゥンオ（[[안동간고등어]]）、または方言としてオルガンジェビ（[[얼간잽이]]）とも呼ばれることもある。安東市以外の地域ではチャバンコドゥンオ（[[자반고등어]]）と呼ぶことが多い。市内の郷土料理店や食堂で提供されるほか、カンコドゥンオを看板料理として掲げる店もある。家庭用として持ち帰れる商品の販売も多い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*歴史&lt;br /&gt;
:安東市は内陸地域であり、かつては魚が貴重だった。もっとも近い[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[盈徳郡の料理|盈徳郡]]の江口港（カングハン、강구항）からでも約60kmの距離があり、とれたての魚を担いで歩くと1日ではたどり着かずに2日かかった。現在の臨東面中平里（イムドンミョン チュンピョンニ、임동면 중평리）にチェッコリジャント（챗거리장터）と呼ばれる規模の大きな市場があり、ここを中継地点として安東市の各地へと運んでいくのだが、サバは痛みが早いことから、腐敗を防ぐために内臓を抜いて塩を振る工夫が生まれた。するとチェッコリジャントに着いた頃が、熟成の進むいちばんのタイミングだったため、安東のカンコドゥンオは美味しいと評価が高まり、名物として広まったとされる。チェッコリジャントは1980年代前半まで大勢の人で賑わったが、1984年に着工、1992年に完工した臨河ダム（イマデム、임하댐）の建設予定地と重なったことで閉鎖を余儀なくされた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*オルガンジェビ&lt;br /&gt;
:オルガンジェビ（[[얼간잽이]]）は、カンコドゥンオの別称。オル（얼）は「オルチュ（ひと通り、얼추）」、ガンジェビ（=カンジェビ、[[간잽이]]）は「カンチャビ（塩加減をする）」が変化したものを意味する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== アンドンクッパプ（安東式のスープごはん／안동국밥） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:25021203.JPG|300px|thumb|アンドンクッパプ]]&lt;br /&gt;
:アンドンクッパプ（[[안동국밥]]）は、安東式のスープごはん（クッパ）（「[[クッパプ（クッパ／국밥）]]」の項目も参照）。牛肉に長ネギや芋がらなどを加えて一緒に煮込み、ピリ辛の味付けに仕立てる慶尚道（キョンサンド、경상도）式の[[ソゴギクッパプ（牛肉のスープごはん／소고기국밥）]]を指す。市場での販売が多いことから、安東式のチャントクッパプ（市場式のスープごはん、[[장터국밥]]）とも表現される。大手食品メーカーが、レトルト食品などの「安東式ソゴギクッパプ」を製造、販売している例もある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== アンドングクシ（安東式のうどん／안동국시） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:25021204.JPG|300px|thumb|アンドングクシ]]&lt;br /&gt;
:アンドングクシ（[[안동국시]]）は、安東式のうどん（「[[カルグクス（韓国式の手打ちうどん／칼국수）]]」の項目も参照）。グクシ（=ククシ）はククス（麺、[[국수]]）の方言を指す。標準語を用いてアンドングクス（[[안동국수]]）と表現したり、地域内においては地名をつけず、単にククシ（[[국시]]）とも呼ぶ。下記の[[安東市の料理#コンジングクス（冷やし麺／건진국수）|コンジングクス（冷やし麺／건진국수）]]を含め、安東式の麺料理を総称する言葉としても用いられるが、狭義には冷たいスープで味わうコンジングクスに対し、温かいスープの麺料理を指してアンドングクシと呼ぶことが多い。温かいスープのアンドングクシは、ヌルムグクシ（[[누름국시]]）、ヌルングクス（[[누른국수]]）との呼び名もあり、こちらでコンジングクスと区別をすることも多い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:小麦粉に大豆粉（[[콩가루]]）を混ぜて麺を作るのをひとつの特徴とし、伝統的には干したアユ（[[은어]]）をダシにスープを作ったが、近年は鶏肉や煮干し、昆布などを用いることが多い。スープは醤油をベースとして味付けをし、具には千切りのエホバク（韓国カボチャ、[[애호박]]）や白菜を加える。牛肉やキノコを足すこともある。麺はスープに直接入れて茹でることから、全体にとろみがかった仕上がりになる。家庭料理として作られるほか、市内の専門店で味わうことができる。安東市以外の地域でもアンドングクシを専門とする店がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== コンジングクス（冷やし麺／건진국수） ===&lt;br /&gt;
:コンジングクス（[[건진국수]]）は、冷やし麺。直訳すると「引き上げた麺」という意味で、コンジン（건진）が「コンジダ（引き上げる、[[건지다]]）」の過去連体形、グクス（=ククス、[[국수]]）は麺を意味する。茹でた麺を鍋から引き上げて冷水にさらすことから名前がついたとされる。方言を用いてコンジングクシ（[[건진국시]]）とも呼ぶほか、安東式の麺という意味でアンドングクシ（[[안동국시]]）、アンドングクス（[[안동국수]]）とも総称される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:スープや具は上記の[[安東市の料理#アンドングクシ（安東式のうどん／안동국시）|アンドングクシ（安東式のうどん／안동국시）]]とほぼ共通するが、麺はやや細めに作ることが多い。家庭料理として作られるほか、市内の専門店で主に夏の季節料理として提供される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*横城式のコンジングクス&lt;br /&gt;
:[[江原道の料理|江原道]][[横城郡の料理|横城郡]]にも同名の[[横城郡の料理#コンジングクス（冷やし混ぜ麺／건진국수）|コンジングクス（横城式の冷やし混ぜそば／건진국수）]]という郷土料理がある。安東市のコンジングクスとは異なり、千切りにしたエホバク（韓国カボチャ、[[애호박]]）を茹でるか、炒めたのちに辛味ダレで和え、これを具として薄い平打ちの小麦麺に絡めて味わう料理である。少量のダシ汁を注ぎ入れることもある。同じく[[横城郡の料理|横城郡]]の郷土料理である、[[横城郡の料理#チャンカルグクス（味噌味のウドン／장칼국수）|チャンカルグクス（味噌味のウドン／장칼국수）]]の専門店で、夏の季節メニューとして提供されることが多い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== トゥルチギクッ（牛肉と野菜の鍋／두루치기국） ===&lt;br /&gt;
:トゥルチギクッ（[[두루치기국]]）は、キノコと野菜の鍋。一般的に[[トゥルチギ（豚肉の炒め物（または鍋）／두루치기）|トゥルチギ]]（[[두루치기]]）はピリ辛に味付けをした豚肉の炒め物、または鍋料理を指すことが多いが、安東市のトゥルチギクッは牛肉と野菜、キノコなどを澄んだスープの鍋料理に仕立てて作る。家庭料理であり、限られた情報しか見つけることができないが、一例として2010年に農村振興庁が発行した『伝統郷土飲食用語辞典』には「塩漬けにして水気を切った千切りの大根と、生カンピョウ、豆モヤシ、牛肉、ヒラタケ、シイタケをそれぞれゴマ油で和えておき、熱湯に入れて溶き卵を加え、塩で味を調えてさらに煮込み、イワタケと糸唐辛子をあしらいとして載せる。卵黄と卵白を別にして薄焼き卵を焼いて載せることもある」&amp;lt;ref&amp;gt;농촌진흥청장 김재수, 2010, 『전통향토음식용어사전』, 농촌진흥청 국립농업과학원 농식품자원부 전통한식과, P124&amp;lt;/ref&amp;gt;と紹介されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ポボリチャルトク（アズキ餅／버버리찰떡） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052002.jpg|300px|thumb|ポボリチャルトク（アズキあん）]]&lt;br /&gt;
:ポボリチャルトク（[[버버리찰떡]]）は、アズキ餅。蒸したもち米を搗いて伸ばし、長方形に切ったものにアズキあんをたっぷり載せた餅を指す。ほかに白あん、きな粉、白ゴマ、黒ゴマをまぶしたものもある。沃野洞（オギャドン、옥야동）に位置する料理名と同じ「ポボリチャルトク（버버리찰떡）」が専門店として知られる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:同店のウェブサイトでは、1930年代に安興洞（アヌンドン、안흥동）で餅の販売をしていたキム・ノミ（김노미）氏がポボリチャルトクの元祖であり、もともとは平安北道新義州市の人たちが好んで食べていたパットク（アズキ餅、[[팥떡]]）が伝わったのではないかと推測している&amp;lt;ref&amp;gt;[https://buburi.com/shop/index.php?doc=html/bu01_2.htm 소개 및 유래] 、ポボリチャルトク公式ウェブサイト、2025年2月6日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。その後、ポボリチャルトクはキム・ノミ氏から孫のチェ・ヨンス（천영수）氏や、キム・ドンスン（김동순）氏、ミン・ジュキ（민죽희）氏らに引き継がれてきたが、2001年になって製造する人がいなくなった。これを残念に思った現代表のシン・ヒョンソ（신형서）氏が、キム・ドンスン氏を訪ねて製造法を習い、2004年11月に店舗を復活させて現在に至る&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.imaeil.com/page/view/2004120309411399086 안동 '버버리 찰떡' 다시 등장] 、毎日新聞（2004年12月3日記事）、2025年2月6日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.chosun.com/site/data/html_dir/2004/12/06/2004120670108.html 되돌아온 안동 '버버리 찰떡'] 、朝鮮日報（2004年12月6日記事）、2025年2月6日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*語源&lt;br /&gt;
:ポボリチャルトク（[[버버리찰떡]]）のポボリ（[[버버리]]）は、「벙어리（唖者、音声で言葉を話すことができない人）」の方言を指し、あまりに大きく食べごたえがあることから、口に入れるとしばらく話せなくなることから名前がついたとされる。ただし、どちらの表現も単独では差別語に当たることには留意をしたい（放送などでは「언어장애인（言語障碍者）」が用いられる）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*ファッションブランドとの関係&lt;br /&gt;
:ポボリ（[[버버리]]）は本来の語源とは無関係に、イギリスのファッションブランド「バーバリー（BURBERRY、버버리）」と表記が共通する。そのため「バーバリー」から名前を拝借したのかと誤解する人がいたり、ときに「ポボリ（バーバリー）を買ってきた」などの会話から混乱が生じる場合があったりもする。また、2013年に新商品として[[タンパッパン（あんパン／단팥빵）|ポボリタンパッパン（ポボリあんパン／버버리단팥빵）]]を発売した際、商標登録を申請したところ、「バーバリー」との共通性から当初審査が下りなかったとの事例もある&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.imaeil.com/page/view/2015012705115390767 英 패션 '버버리'도 꼼짝 못한 버버리단팥빵] 、毎日新聞（2015年1月27日記事）、2025年2月6日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。その後、特許審判院への提訴を行い、勝訴したことから商標としての使用が可能になった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ベーカリーとパン ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052001.jpg|300px|thumb|マンモスベーカリーのクリームチーズパン]]&lt;br /&gt;
;マンモスベーカリー&lt;br /&gt;
:マンモスベーカリー（マンモスベイコリ、[[맘모스베이커리]]）は、南部洞（ナムブドン、남부동）に位置する1974年創業のベーカリー。全国的に有名な地方ベーカリーとして、[[全羅北道の料理|全羅北道]][[群山市の料理|群山市]]の「李盛堂（イソンダン、[[이성당]]）」や、[[大田市の料理|大田市]]の「聖心堂（ソンシムダン、[[성심당]]）」などと並んで、韓国3大、あるいは5大ベーカリーの一角に数えられることも多い。クリームチーズをたっぷりと入れたもっちり食感のクリームチーズパン（[[크림치즈빵]]）が看板商品として知られる。店内にはイートインスペースを設けている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な特産品 ==&lt;br /&gt;
安東市の特産品として、安東韓牛（[[안동한우]]）、安東カンコドゥンオ（[[안동간고등어]]）、安東焼酎（[[안동소주]]）のほか、リンゴ（[[사과]]）、ブドウ（[[포도]]）、マクワウリ（[[참외]]）、ショウガ（[[생강]]）といった農産品や、韓国では韓方材としての利用が多い山芋（[[참마]]）などがあげられる。食品とは別に、韓紙や、麻を原料とする安東布（안동포）、仮面劇に用いられる仮面のハフェタル（河回面、하회탈）なども有名である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 安東韓牛 ===&lt;br /&gt;
:安東韓牛（[[안동한우]]）は、安東市で生産される韓牛（[[한우]]）。2026年1～3月時点の飼育頭数は5万4705頭を数え、全市郡の中で9位である&amp;lt;ref&amp;gt;[https://kosis.kr/statHtml/statHtml.do?orgId=101&amp;amp;tblId=DT_1EO251&amp;amp;conn_path=I2 축종별 시군구별 농장수 및 마리수] 、統計庁、畜産物品質評価院「家畜動向調査」、2026年5月20日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:;安東カルビ横丁&lt;br /&gt;
::旧安東駅前の南部洞（ナムブドン、남부동）、雲興洞 （ウヌンドン、운흥동）一帯には[[カルビグイ（牛カルビ焼き／갈비구이）]]の専門店が集まっていて、「安東カルビ横丁（안동갈비골목）」と呼ばれる。牛カルビに刻んだニンニクを加えるのがこの地域の特徴で、店によってはマヌルカルビ（ニンニクカルビ、마늘갈비）の名称でメニューに載せている。ごはんを頼むと、サービスで[[チムカルビ（牛カルビの辛い煮物／찜갈비）|メウンカルビチム（辛口の牛カルビ煮／매운갈비찜）]]と、[[シレギクッ（菜っ葉のスープ／시래기국）|シレギテンジャンチゲ（菜っ葉の味噌鍋／시래기된장찌개）]]がついてくる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:;豊山市場安東韓牛プルコギタウン&lt;br /&gt;
::市西部の豊山邑（プンサヌプ、풍산읍）には、豊山市場（プンサンジャント、풍산장터）があり、一帯には畜産農家が直接運営する焼肉店が集まっている。多くの店で[[プルコギ（牛焼肉／불고기）]]を主力メニューとすることから、「安東韓牛プルコギタウン（안동한우 불고기타운）」と呼ばれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== 安東山薬（山芋） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:25021206.JPG|300px|thumb|安東チャムマボリパン]]&lt;br /&gt;
:安東山薬（アンドンサニャク、[[안동산약]]）は、山芋。山薬（サニャク、[[산약]]）は山芋の生薬名であり、韓国では薬用のイメージが強いが、主産地の安東市では食用としての利用も盛んである。一般に山芋のことはマ（[[마]]）と呼ぶため、安東マ（[[안동마]]）、安東チャムマ（[[안동참마]]）の名前で呼ばれることも多い。チャムマ（[[참마]]）は本来ヤマノイモ（自然薯）を指す品種名であるが、ナガイモの俗称としても用いられ、安東市ではナガイモ（[[마]]、[[장마]]）やイチョウイモ（[[산마]]）を指すことが多い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:安東市における山芋（[[마]]）の生産量は、2024年の場合、493.4トン（全国の63.6%）で、全国の市郡で1位である&amp;lt;ref&amp;gt;[https://kfss.forest.go.kr/stat/ptl/article/articleList.do?curMenu=9847&amp;amp;bbsId=ptlPdsMntProdReq 『2024 임산물생산조사』, 산림청, P33] 、山林庁山林統計システム、2026年5月20日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:鶴駕山（ハッカサン、학가산）のふもとにあたる北後面（プクミョン、북후면）が主産地であり、一帯には山芋料理の専門店や、山芋キムチの工場がある。皮をむいてスライスしたものを焼いたり、[[チョン（チヂミ／전）]]や[[ティギム（天ぷら／튀김）]]にしたりする。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:すりおろしたものを飲料として利用することも多いが、日本のようにごはんにかける利用法はほぼ見ない。市内の各地では郷土銘菓のチャムマボリパン（山芋饅頭、[[참마보리빵]]）が販売されており、すりおろした山芋を生地に加えることでもっちりとした食感を演出している。同様に麺の生地に練り込んだ、マグクス（山芋麺のうどん、[[마국수]]）がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な酒類・飲料 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:25021208.JPG|200px|thumb|安東焼酎（民俗酒安東焼酎）]]&lt;br /&gt;
=== アンドンソジュ（安東焼酎／안동소주） ===&lt;br /&gt;
:アンドンソジュ（[[안동소주]]）は、安東焼酎（「[[ソジュ（焼酎／소주）]]」の項目も参照）。安東市で生産される伝統製法の米焼酎を指し、2023年4月に発足した安東焼酎組合には9ヶ所の醸造所が加盟している&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.gb.go.kr/Main/page.do?mnu_uid=6792&amp;amp;LARGE_&amp;amp;B_STEP=404948700&amp;amp;cmd=2 안동소주 세계화 1년, BTS같은 글로벌 명주를 빚는다] 、慶尚北道ウェブサイト（2024年4月23日付報道資料）、2025年2月8日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。このうち、水上洞（スサンドン、수상동）に位置する「民俗酒安東焼酎（[[민속주 안동소주]]）」と、豊山邑槐亭里（プンサヌプ クェジョンニ、풍산읍 괴정리）に位置する「名人安東焼酎（[[명인 안동소주]]）」の2ヶ所が特に有名な蔵元として知られている。安東焼酎は、1987年5月に慶尚北道の無形文化財第12号に指定された。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*歴史&lt;br /&gt;
:韓国では13世紀に元の侵攻を受けた際に、[[ソジュ（焼酎／소주）|焼酎]]の製法が一緒に伝わったとされる。歴史書の『高麗史』には、高麗時代後期の武将で慶尚道元帥を務めた金縝（キム・ジン、김진）が、昼夜を分かたず[[ソジュ（焼酎／소주）|焼酎（焼酒）]]を飲んで放蕩にふけったことから「焼酒徒（ソジュド、[[소주도]]）」と呼ばれたことが記録に残っている。一連の記録に安東市と限定する情報はないが、慶尚道地域の出来事として安東焼酎の歴史に関連付けて語られることもある&amp;lt;ref&amp;gt;[https://gb.go.kr/Main/open_contents/section/culture/page.do?mnu_uid=5111&amp;amp;cmd=2&amp;amp;id=000821 〔무형문화유산 12〕안동 소주] 、慶尚北道ウェブサイト、2025年2月8日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:朝鮮時代は家庭での酒造りが一般的であり、両班の家系で製造法が継承されてきたが、1909年に朝鮮総督府が酒税令を公布したことで難しくなった。代わって醸造を主導したのが、1922年に権台淵（クォン・テヨン、권태연）氏が創業した「安東酒造株式会社」で&amp;lt;ref&amp;gt;[https://dl.ndl.go.jp/pid/1546434/1/35 『朝鮮銀行月報 第13巻 第9号』, 朝鮮銀行, 1922年（P65）] 、国立国会図書館デジタルコレクション（コマ番号35/92）、2025年2月8日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;、家庭用から商業用へと転換したことから知名度の大幅な拡大に至った。1931年に刊行された『慶北沿線発展誌』には、「設立當時の造石數は壹百石に過ぎなかったが、逐年增加して現時は一千石に達し之れが販路は慶北各郡は勿論慶南、忠北、京城方面に及び品質の優良は其の比を見ず名聲嘖々たるもので至る處の品評會に於て常に表彰されてゐる」&amp;lt;ref&amp;gt;[https://dl.ndl.go.jp/pid/1209972/1/168 『慶北沿線発展誌』, 逵捨蔵, 1931年（P293）] 、国立国会図書館デジタルコレクション（コマ番号168/227）、2025年2月8日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;と紹介されている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== チンメクソジュ（小麦焼酎／진맥소주） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052701.JPG|300px|thumb|チンメクソジュ]]&lt;br /&gt;
:チンメクソジュ（[[진맥소주]]）は、小麦焼酎（真麦焼酎）。チンメク（[[진맥]]）は漢字で「真麦」と書いて小麦、ソジュ（[[소주]]）は焼酎を意味する。安東市の旧家で発見された古料理書『需雲雑方（スウンジャプパン、[[수운잡방]]）』に製法が記録されており、市北東部の陶山面佳松里（トサンミョン カソンニ、도산면 가송리）に位置する酒造「メンゲ酒都家（メンゲスルドガ、맹개술도가）」が2019年10月に復元して販売している。韓国の伝統酒はヌルク（[[누룩]]）と呼ばれる小麦麹を用いるため、原料としては小麦100%になる。小麦はすべて有機農の自家栽培である。22度、40度（代表銘柄）、53度の3種に加え、オーク樽で寝かせた熟成焼酎も販売する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*メンゲ村とメンゲ酒都家&lt;br /&gt;
:洛東江（ナクトンガン、낙동강）沿いのメンゲ村（メンゲマウル、맹개마을）には、かつて5軒ほどの家があった。川には橋がかかっていないため、村へ行くためには船に乗るか、浅瀬をトラクターで越えるしかない。移動に不便なことから空き家になっていたのを、パク・ソンホ（박성호）代表が村ごと買い取って「メンゲ酒都家」を創業した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*『需雲雑方』の記述&lt;br /&gt;
:『需雲雑方』には酒の醸造法が多数記載されており、チンメクソジュもそのひとつである。製法は以下のように記されている&amp;lt;ref&amp;gt;尹淑澋（編訳）, 1998,『需雲雑方・酒饌』, 신광출판사, P47&amp;lt;/ref&amp;gt;&amp;lt;ref&amp;gt;[https://koreantk.com/ktkp2014/kfood/kfood-view.view?foodCd=103657 밀소주 眞麥燒酒] 、韓国伝統知識ポータル、2026年5月27日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:「小麦1斗をきれいに洗い、柔らかく蒸した後、よい小麦麹5升と合わせて搗き、甕に入れて冷水1斗を注いでかき混ぜておく。5日後に酒を蒸留すると4升になるが、その味は非常に強い」【原文1】&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
【原文1（現代語訳）】「밀 1말을 깨끗이 씻어서 무르게 찐 다음, 좋은 누룩 5되와 함께 찧어서 독에 담고 찬물 1동이를 부어서 저어 둔다. 5일째 되는 날에 술을 고면(燒) 4되(鐥)가 나오는데 그 맛이 매우 독하다」&lt;br /&gt;
【原文1（原文）】「眞麥一斗净洗煇蒸 好麴五升合搗納瓮 冷水一盆注下攪之 第五日燒取酒 四鐥極猛」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== アンドンシッケ（安東式の甘酒／안동식혜） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:25021207.JPG|300px|thumb|アンドンシッケ]]&lt;br /&gt;
:アンドンシッケ（[[안동식혜]]）は、安東式の甘酒（「[[シッケ（甘酒／식혜）]]」の項目も参照）。ごはんに麦芽粉を溶いた水の上澄みを加え、炊飯器などで発酵させてシッケを作り、細かく刻んだ大根とおろしショウガ、粉唐辛子を加えて仕上げる。一般的なシッケが甘い清涼飲料であるのに対し、アンドンシッケは甘さの中にもピリッと刺激のある味わいになる。市内には専門の販売店があるほか、郷土料理店などでも提供される。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 飲食店情報 ==&lt;br /&gt;
以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*;カチクモンチプ（까치구멍집）★&lt;br /&gt;
:安東民俗村近くにある[[ホッチェサバプ（祭祀風定食／헛제사밥）]]を中心とする郷土料理店。[[コドゥンオグイ（サバ焼き／고등어구이）|カンコドゥンオ（塩サバ焼き／간고등어）]]や[[シッケ（甘酒／식혜）|アンドンシッケ（安東式の甘酒／안동식혜）]]なども単品料理として提供する。宮中料理を加えたコースメニューもある。&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道安東市石洲路203（象牙洞513-1）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 안동시 석주로 203(상아동 513-1)&lt;br /&gt;
:電話：054-821-1056&lt;br /&gt;
:最終訪問日：2015年10月4日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*;シゴルジャントクッパプ（시골장터국밥）★&lt;br /&gt;
:韓牛を使用した[[ソゴギクッパプ（牛肉のスープごはん／소고기국밥）|アンドンクッパプ（安東式のスープごはん／안동국밥）]]の専門店。[[ソクセプルコギ（牛肉の網焼き／석쇠불고기）]]などの料理も提供する。&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道安東市ウムシゲキル27（南部洞148-6）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 안동시 음식의길 27(남부동 148-6)&lt;br /&gt;
:電話：054-859-9898&lt;br /&gt;
:最終訪問日：2014年5月5日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*;安端態（안단태）&lt;br /&gt;
:安東民俗村内にある伝統家屋のカフェ。安東市の名産品である山芋のスムージーをはじめ、伝統茶、花茶、軽い食事メニューも揃える。&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道安東市民俗村キル26（城谷洞815-1）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 안동시 민속촌길 26(성곡동 815-1)&lt;br /&gt;
:電話：054-823-7456&lt;br /&gt;
:最終訪問日：2016年9月28日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*;安東チャムマボリパン（안동참마보리빵）&lt;br /&gt;
:特産品の山芋を使ったチャムマボリパン（山芋饅頭、[[참마보리빵]]）の専門売場。サイズの小さなどら焼き風で、甘さ控えめのあんこと、生地のもっちりとした粘り気を特徴とする。&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道安東市慶東路671（南部洞237-3）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 안동시 경동로 671(남부동 237-3)&lt;br /&gt;
:電話：054-857-4466&lt;br /&gt;
:最終訪問日：2014年11月9日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*;安東ヨンガチムタク（안동영가찜닭）&lt;br /&gt;
:安東の旧市場近くに位置する[[チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）]]の専門店。チムタクのみならず、[[チキン（韓国チキン／치킨）]]や、チョリムダク（鶏の醤油煮、[[쪼림닭]]）、マヌルダク（ニンニクチキン、[[마늘닭]]）など幅広い鶏料理を用意する。&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道安東市繁栄キル19（西部洞182-6）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 안동시 번영길 19(서부동 182-6)&lt;br /&gt;
:電話：054-854-3378&lt;br /&gt;
:最終訪問日：2016年10月1日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*;イジョン（이정）&lt;br /&gt;
:ポソップルコギ（キノコと牛肉の鍋、[[버섯불고기]]）、[[ポソッチョンゴル（キノコ鍋／버섯전골）]]、ピョゴポソッチョン（シイタケのチヂミ、[[표고버섯전]]）などキノコ料理を専門とする店。郷土料理の[[コドゥンオグイ（サバ焼き／고등어구이）|カンコドゥンオ（塩サバ焼き／간고등어）]]も提供。&lt;br /&gt;
:住所：慶尚北道安東市石洲路191（象牙洞520）&lt;br /&gt;
:住所：경상북도 안동시 석주로 191(상아동 520)&lt;br /&gt;
:電話：054-852-2478&lt;br /&gt;
:最終訪問日：2016年6月21日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
韓食ペディアの執筆者である八田靖史は2003年1月に初めて安東市を訪れた。河回村や安東民俗博物館を訪ね、郷土料理である[[ホッチェサバプ（祭祀風定食／헛제사밥）]]、[[コドゥンオグイ（サバ焼き／고등어구이）|カンコドゥンオ（塩サバ焼き／간고등어）]]、[[シッケ（甘酒／식혜）|アンドンシッケ（安東式の甘酒／안동식혜）]]を味わうという定番の観光を満喫した。中でも[[ホッチェサバプ（祭祀風定食／헛제사밥）|ホッチェサバプ]]の醤油で味わう[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]にいたく感動し、それを後に自身の執筆するメールマガジン『コリアうめーや！！第４８号』にて、これをモチーフとした拙い昔話風の物語を書いたりもした&amp;lt;ref&amp;gt;[http://www.kansyoku-life.com/2000/02/1903.html コリアうめーや！！第４８号 安東むかしむかし物語その１] 、韓食生活、2018年8月12日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;関連サイト&lt;br /&gt;
安東観光&lt;br /&gt;
*[http://www.tourandong.com/public/ 안동관광]&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[http://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:あんとんしのりようり}}&lt;br /&gt;
*[[カルビグイ（牛カルビ焼き／갈비구이）]]&lt;br /&gt;
*[[コドゥンオグイ（サバ焼き／고등어구이）]]&lt;br /&gt;
*[[クッパプ（クッパ／국밥）]]&lt;br /&gt;
*[[ナムル（ナムル／나물）]]&lt;br /&gt;
*[[タンパッパン（あんパン／단팥빵）]]&lt;br /&gt;
*[[トゥルチギ（豚肉の炒め物（または鍋）／두루치기）]]&lt;br /&gt;
*[[ポソッチョンゴル（キノコ鍋／버섯전골）]]&lt;br /&gt;
*[[プルコギ（牛焼肉／불고기）]]&lt;br /&gt;
*[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]&lt;br /&gt;
*[[ソクセプルコギ（牛肉の網焼き／석쇠불고기）]]&lt;br /&gt;
*[[ソゴギクッパプ（牛肉のスープごはん／소고기국밥）]]&lt;br /&gt;
*[[ソジュ（焼酎／소주）]]&lt;br /&gt;
*[[シレギクッ（菜っ葉のスープ／시래기국）]]&lt;br /&gt;
*[[チョン（チヂミ／전）]]&lt;br /&gt;
*[[チムカルビ（牛カルビの辛い煮物／찜갈비）]]&lt;br /&gt;
*[[チムタク（鶏と野菜の醤油煮／찜닭）]]&lt;br /&gt;
*[[チキン（韓国チキン／치킨）]]&lt;br /&gt;
*[[カルグクス（韓国式の手打ちうどん／칼국수）]]&lt;br /&gt;
*[[トンダク（丸鶏揚げ／통닭）]]&lt;br /&gt;
*[[ホッチェサバプ（祭祀風定食／헛제사밥）]]&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:慶尚北道・大邱市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:26052701.JPG&amp;diff=42566</id>
		<title>ファイル:26052701.JPG</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:26052701.JPG&amp;diff=42566"/>
		<updated>2026-05-27T01:19:27Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: チンメクソジュ（真麦焼酎）。慶尚北道安東市陶山面佳松里「メンゲ酒都家（맹개술도가）」にて2026年5月10日撮影。&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;== 概要 ==&lt;br /&gt;
チンメクソジュ（真麦焼酎）。慶尚北道安東市陶山面佳松里「メンゲ酒都家（맹개술도가）」にて2026年5月10日撮影。&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E6%A5%8A%E5%B9%B3%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42565</id>
		<title>楊平郡の料理</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E6%A5%8A%E5%B9%B3%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42565"/>
		<updated>2026-05-21T13:12:29Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* 代表的な酒類・飲料 */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:23060201.JPG|thumb|400px|楊平ムルマルグン市場]]&lt;br /&gt;
'''楊平郡'''（ヤンピョングン、양평군）は[[京畿道の料理|京畿道]]の東部に位置する地域。本ページでは楊平郡の料理、特産品について解説する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域概要 ==&lt;br /&gt;
楊平郡は[[京畿道の料理|京畿道]]の東部に位置する地域。郡の北部は[[京畿道の料理|京畿道]]の[[加平郡の料理|加平郡]]と[[江原道の料理|江原道]]の[[洪川郡の料理|洪川郡]]、東部は[[江原道の料理|江原道]]の[[横城郡の料理|横城郡]]、南東部は[[江原道の料理|江原道]]の[[原州市の料理|原州市]]、南部は[[京畿道の料理|京畿道]]の[[驪州市の料理|驪州市]]、南西部は[[京畿道の料理|京畿道]]の[[広州市の料理|広州市]]、北西部は[[京畿道の料理|京畿道]]の[[南楊州市の料理|南楊州市]]と接する。人口は12万2323人。（2022年12月）&amp;lt;ref&amp;gt;[https://jumin.mois.go.kr/ 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2023年1月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。郡の面積は877.9平方キロ（2024年）で、[[京畿道の料理|京畿道]]の中ではもっとも大きい&amp;lt;ref&amp;gt;[https://kosis.kr/statHtml/statHtml.do?orgId=116&amp;amp;tblId=DT_MLTM_2300&amp;amp;conn_path=I2 행정구역별・지목별 국토이용현황_시군구] 、KOSIS（国家統計ポータル）、2026年2月23日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。郡中心部にそびえる標高1157mの龍門山（ヨンムンサン、용문산）をはじめとして山地が多く、郡全体の69.9%を山林が占めている&amp;lt;ref&amp;gt;[https://kfss.forest.go.kr/stat/ptl/article/articleList.do?curMenu=9795&amp;amp;bbsId=ptlPdsBase 2020 산림기본통계(개정판)/행정구역별 산림면적・임목축적] 、山林庁 山林林業統計プラットホーム、2023年6月3日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。郡の北西部から西部へと北漢江（プカンガン、북한강）が、南部から西部へと南漢江（ナマンガン、남한강）が流れて合流する。代表的な観光地としては、北漢江と南漢江の合流地点であるトゥムルモリ（두물머리）や、自然公園の「洗美苑（세미원）」、古刹の「龍門寺（용문사）」などがある。[[ソウル市の料理|ソウル市]]からのアクセスは、京義・中央線が両水（ヤンス、양수）駅、楊平（ヤンピョン、양평）駅、砥平（チピョン、지평）駅などまで通っているほか、清涼里駅から楊平駅まで高速鉄道を利用すると約25～30分の距離である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 食文化の背景 ==&lt;br /&gt;
楊平郡は[[ソウル市の料理|ソウル市]]の中心部を流れる漢江（ハンガン、한강）の上流域にあたり、北漢江（プカンガン、북한강）と南漢江（ナマンガン、남한강）が出合う水運の要衝地として、[[江原道の料理|江原道]]や[[忠清北道の料理|忠清道]]一帯から文物の集まる場所として古くから栄えた。その象徴的な存在が五日市場の「葛山場（カルサンジャン、갈산장）」で、1770年に編纂された『東国文献備考（동국문헌비고）』に記録が残ることから&amp;lt;ref&amp;gt;[https://jsg.aks.ac.kr/viewer/viewIMok?dataId=K2-2075|030|021 東國文獻備考巻七十二（郷市/京畿/楊根）] 、デジタル蔵書閣（韓国中央研究院）、2023年5月18日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;、その歴史は少なくともそれ以前までさかのぼる。葛山場は現在の「楊平ムルマルグン市場（ヤンピョンムルマルグンシジャン、양평물맑은시장）」にあたり、常設市場ながら、3と8のつく日には五日市も開かれて大勢の人で賑わう。楊平ムルマルグン市場内の名物料理には、トレチャン（豚の腸間膜焼き／도래창）がある。そのほかの郷土料理として、玉泉面（オクチョンミョン、옥천면）地区には朝鮮戦争時に[[北朝鮮の料理|黄海道海州市]]から避難してきた人たちが広めた[[ネンミョン（冷麺／냉면）|オクチョンミョン（玉泉冷麺／옥천냉면）]]があり、郡南部の介軍面貢税里（ケグンミョン コンセリ、개군면 공세리）地区には[[ヘジャンクッ（酔い覚ましのスープ／해장국）]]の専門店が集まっている。楊平郡の[[ヘジャンクッ（酔い覚ましのスープ／해장국）|ヘジャンクッ]]は全国的に有名で、「楊平ヘジャンクッ（양평해장국）」の名前で広く知られている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な料理 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:23060202.JPG|thumb|300px|オクチョンネンミョン]]&lt;br /&gt;
=== オクチョンネンミョン（玉泉冷麺／옥천냉면） ===&lt;br /&gt;
:オクチョンネンミョン（옥천냉면）は、楊平郡の玉泉面（オクチョンミョン、옥천면）で名物となっている冷麺（「[[ネンミョン（冷麺／냉면）]]」の項目も参照）。朝鮮戦争時に[[北朝鮮の料理|黄海道海州市（ファンヘド ヘジュシ、황해도 해주시）]]から避難してきた人たちが広めたもので、その製法は黄海道式をルーツとし、太めのそば麺と、豚肉でとったスープを特徴とする。玉泉面玉泉里（オクチョンミョン オクチョンニ、옥천면 옥천리）に位置する1952年創業の「玉泉冷麺 黄海食堂（옥천냉면 황해식당）」が元祖店として知られる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
:*ワンジャ（ひき肉のチヂミ）&lt;br /&gt;
::ワンジャ（[[완자]]）は、ひき肉のチヂミ。一般にワンジャは肉団子を意味するが、オクチョンネンミョンの専門店では、ハンバーグほどの大きな塊に溶き卵の衣をつけて焼いて提供する。[[トングランテン（ひき肉のチヂミ／동그랑땡）]]にも近い。オクチョンネンミョンとともに注文されることが多いが、大皿に載って7～8個も出てくるため、かなりのボリュームがある。ハーフサイズ（[[반접시]]）での注文も可能。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== トレチャン（豚の腸間膜焼き／도래창） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:23060203.JPG|thumb|300px|トレチャン]]&lt;br /&gt;
:トレチャン（[[도래창]]）は、豚の腸間膜焼き。希少部位のひとつであり、野菜、キノコとともに鉄板で炒めて味わう。脂の多い部位であり、香ばしく焼きあげると表面はカリッとしながらも、内側はクニッとして独特の食感を楽しめる。楊平ムルマルグン市場内に位置する「モンシル食堂（몽실식당）」の看板料理として有名。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
=== ヘジャンクッ（酔い覚ましのスープ／해장국） ===&lt;br /&gt;
[[ファイル:23060204.JPG|thumb|300px|ヘジャンクッ]]&lt;br /&gt;
:ヘジャンクッ（[[해장국]]）は、酔い覚ましのスープ（「[[ヘジャンクッ（酔い覚ましのスープ／해장국）]]」の項目も参照）。郡南部の介軍面貢税里（ケグンミョン コンセリ、개군면 공세리）一帯はシンネ村（シンネマウル、신내마을）と呼ばれ、この地域で作られた牛肉、牛の内臓、牛血（선지）などを煮込んだヘジャンクッが人気を集めて広まったとされる。現在も同地域をはじめ、楊平郡にはヘジャンクッの専門店が多い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な特産品 ==&lt;br /&gt;
「ムルマルグン楊平（水の澄んだ楊平）」をブランドとして、環境に配慮した農畜産物の生産に力を入れている。代表的なものに「ムルマルグン楊平米（물맑은양평쌀）」と、「ムルマルグン楊平韓牛（물맑은양평한우）」がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な酒類・飲料 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:23060205.JPG|200px|thumb|砥平マッコリ]]&lt;br /&gt;
=== 砥平マッコリ ===&lt;br /&gt;
:砥平マッコリ（チピョンマッコルリ、지평막걸리）は、砥平面砥平里（チピョンミョン チピョンニ、지평면 지평리）に位置する「砥平酒造（지평주조）」が生産する[[マッコリ（韓国式の濁酒／막걸리）]]。1925年の創業と古く、創業当時に建てられた醸造場は国家登録文化財第594号に指定されている&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.heritage.go.kr/heri/cul/culSelectDetail.do?ccbaCpno=4413105940000&amp;amp;pageNo=1_1_1_1&amp;amp;sngl=Y 양평 지평양조장 (楊平 砥平醸造場)] 、文化財庁国家文化遺産ポータル、2023年6月2日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。朝鮮戦争時の1950年には国連軍の司令部として使用された歴史もある&amp;lt;ref&amp;gt;[https://jpjujo.com/bbs/content.php?co_id=history HISTORY] 、砥平酒造ウェブサイト、2023年6月2日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。1960年に創業者のイ・ジョンファン氏から、キム・ギョシプ氏が事業を継承し、その息子のキム・ドンギョ氏、孫のキム・ギファン氏へと代を継いでいる&amp;lt;ref&amp;gt;[https://www.hankyung.com/economy/article/2021122399931 10년새 매출 200배…지평 &amp;quot;막걸리는 손맛 아닌 과학&amp;quot;] 、韓国経済（2021年12月23日付記事）、2023年6月2日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 飲食店情報 ==&lt;br /&gt;
以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*モンシル食堂（몽실식당）&lt;br /&gt;
:住所：京畿道楊平郡楊平邑楊平チャントキル9-1（楊根里167-27）&lt;br /&gt;
:住所：경기도 양평군 양평읍 양평장터길 9-1(양근리 167-27)&lt;br /&gt;
:電話：031-771-9296&lt;br /&gt;
:料理：トレチャン（豚の腸間膜焼き）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*玉泉冷麺 黄海食堂（옥천냉면 황해식당）&lt;br /&gt;
:住所：京畿道楊平郡玉泉面古邑路140（玉泉里760）&lt;br /&gt;
:住所：경기도 양평군 옥천면 고읍로 140(옥천리 760)&lt;br /&gt;
:電話：031-772-9693&lt;br /&gt;
:料理：[[ネンミョン（冷麺／냉면）|オクチョンネンミョン（玉泉冷麺）]]&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*玉泉麺屋（옥천면옥）&lt;br /&gt;
:住所：京畿道楊平郡玉泉面玉泉キル13（玉泉里740-8）&lt;br /&gt;
:住所：경기도 양평군 옥천면 옥천길 13(옥천리 740-8)&lt;br /&gt;
:電話：031-772-5187&lt;br /&gt;
:料理：[[ネンミョン（冷麺／냉면）|オクチョンネンミョン（玉泉冷麺）]]&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*チンガブ本家楊平ヘジャンクッ（진가부 본가 양평해장국）&lt;br /&gt;
:住所：京畿道楊平郡江上面江南路841（屏山里135-2）&lt;br /&gt;
:住所：경기도 양평군 강상면 강남로 841(병산리 135-2)&lt;br /&gt;
:電話：031-772-2577&lt;br /&gt;
:料理：ヘジャンクッ（酔い覚ましのスープ）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
*テラロサ西宗店（테라로사 서종점）&lt;br /&gt;
:住所：京畿道楊平郡西宗面北漢江路992（汶湖里623）&lt;br /&gt;
:住所：경기도 양평군 서종면 북한강로 992(문호리 623)&lt;br /&gt;
:電話：031-773-6966&lt;br /&gt;
:料理：コーヒー&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
韓食ペディアの執筆者である八田靖史は2016年5月に初めて楊平郡を訪れた。日帰りでの打ち合わせが目的であったが、そのとき食べたオクチョンネンミョン（玉泉冷麺、[[옥천냉면]]）があまりに美味しく、翌週すぐまたオクチョンネンミョンをもう1度食べに行った。オクチョンネンミョンの見事さもさることながら、サイドメニューであるワンジャ（ひき肉のチヂミ、[[완자]]）の立派なサイズと食べごたえも感動が大きかった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;関連サイト&lt;br /&gt;
*[https://tour.yp21.go.kr/ 양평문화관광]&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[https://www.kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[https://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:やんひよんくんのりようり}}&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:京畿道・仁川市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8F%AF%E5%B7%9D%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42564</id>
		<title>華川郡の料理</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E8%8F%AF%E5%B7%9D%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42564"/>
		<updated>2026-05-21T12:59:32Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052107.jpg|400px|thumb|華川塔]]&lt;br /&gt;
'''華川郡'''（ファチョングン、화천군）は[[江原道の料理|江原道]]の北西部に位置する地域。本ページでは華川郡の料理、特産品について解説する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域概要 ==&lt;br /&gt;
華川郡は[[江原道の料理|江原道]]の北西部に位置する地域。郡の北部は[[江原道の料理|江原道]]の[[鉄原郡の料理|鉄原郡]]、東部は[[楊口郡の料理|楊口郡]]、南部は[[春川市の料理|春川市]]、西部は[[京畿道の料理|京畿道]]の[[加平郡の料理|加平郡]]と[[抱川市の料理|抱川市]]と接する。人口は2万3388人で、[[江原道の料理|江原道]]では[[楊口郡の料理|楊口郡]]に次いで2番目に少ない（2022年12月）&amp;lt;ref&amp;gt;[https://jumin.mois.go.kr/ 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2023年1月10日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 食文化の背景 ==&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な料理 ==&lt;br /&gt;
*ミンムルフェ（淡水魚の刺身／민물회）&lt;br /&gt;
*サンチョノグイ（ヤマメの焼き魚／산천어구이）&lt;br /&gt;
*ウェドリタン（鶏と野菜の辛い鍋／외도리탕）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な特産品 ==&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な酒類・飲料 ==&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 飲食店情報 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052108.jpg|300px|thumb|マッククス]]&lt;br /&gt;
*新チョニルマッククス（신천일막국수）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;関連サイト&lt;br /&gt;
*[https://tour.ihc.go.kr/hb/portal 화천여행 - 화천관광]&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[https://www.kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[https://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:ふあちよんくんのりようり}}&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:江原道の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E6%BC%A3%E5%B7%9D%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42563</id>
		<title>漣川郡の料理</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E6%BC%A3%E5%B7%9D%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42563"/>
		<updated>2026-05-21T12:57:06Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052105.jpg|400px|thumb|漣川駅給水塔]]&lt;br /&gt;
'''漣川郡'''（ヨンチョングン、연천군）は[[京畿道の料理|京畿道]]の北部に位置する地域。本ページでは漣川郡の料理、特産品について解説する。なお、[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]に名前のよく似た[[永川市の料理|永川市]]（ヨンチョンシ、영천시）があって混同しやすいので注意。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域概要 ==&lt;br /&gt;
漣川郡は[[京畿道の料理|京畿道]]の北部に位置する地域。郡の北部は[[北朝鮮の料理|北朝鮮]]との軍事分界線に面し、北東部は[[江原道の料理|江原道]]の[[鉄原郡の料理|鉄原郡]]、南東部は[[京畿道の料理|京畿道]]の[[抱川市の料理|抱川市]]、南部は[[京畿道の料理|京畿道]]の[[東豆川市の料理|東豆川市]]と[[楊州市の料理|楊州市]]、南西部は[[京畿道の料理|京畿道]]の[[坡州市の料理|坡州市]]と接する。人口は4万2062人で、[[京畿道の料理|京畿道]]ではもっとも少ない（2022年12月）&amp;lt;ref&amp;gt;[https://jumin.mois.go.kr/ 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2023年1月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 食文化の背景 ==&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な料理 ==&lt;br /&gt;
*メウンタン（淡水魚の辛い鍋／매운탕）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な特産品 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052106.jpg|300px|thumb|ユルムグクス（ハトムギ麺）とユルムマッコリ]]&lt;br /&gt;
*ユルム（ハトムギ／율무）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な酒類・飲料 ==&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 飲食店情報 ==&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;関連サイト&lt;br /&gt;
*[https://www.yeoncheon.go.kr/tour/ 연천군청 문화관광]&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[https://www.kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[https://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:よんちよんくんのりようり}}&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:京畿道・仁川市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E6%A5%8A%E5%B7%9E%E5%B8%82%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42562</id>
		<title>楊州市の料理</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E6%A5%8A%E5%B7%9E%E5%B8%82%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42562"/>
		<updated>2026-05-21T12:56:10Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052103.jpg|400px|thumb|楊州駅]]&lt;br /&gt;
'''楊州市'''（ヤンジュシ、양주시）は[[京畿道の料理|京畿道]]の北部に位置する地域。本ページでは楊州市の料理、特産品について解説する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域概要 ==&lt;br /&gt;
楊州市は[[京畿道の料理|京畿道]]の北部に位置する地域。市の北部は[[京畿道の料理|京畿道]]の[[漣川郡の料理|漣川郡]]、北東部は[[京畿道の料理|京畿道]]の[[東豆川市の料理|東豆川市]]、東部は[[京畿道の料理|京畿道]]の[[抱川市の料理|抱川市]]、南東部は[[京畿道の料理|京畿道]]の[[議政府市の料理|議政府市]]、南部は特別市の[[ソウル市の料理|ソウル市]]と[[京畿道の料理|京畿道]]の[[高陽市の料理|高陽市]]、西部は[[京畿道の料理|京畿道]]の[[坡州市の料理|坡州市]]と接する。人口は24万3432人。（2022年12月）&amp;lt;ref&amp;gt;[https://jumin.mois.go.kr/ 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2023年1月29日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 食文化の背景 ==&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な料理 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052104.jpg|300px|thumb|カルビタン]]&lt;br /&gt;
*ソンチュカルビ（松湫カルビ／송추갈비）長興面&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な特産品 ==&lt;br /&gt;
*ヤンジュコルハヌ（楊州コル韓牛／양주골한우）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な酒類・飲料 ==&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 飲食店情報 ==&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;関連サイト&lt;br /&gt;
*[https://www.yangju.go.kr/tour/index.do 양주시 문화관광]&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[https://www.kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[https://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:やんしゆしのりようり}}&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:京畿道・仁川市の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
	<entry>
		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E9%89%84%E5%8E%9F%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42561</id>
		<title>鉄原郡の料理</title>
		<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E9%89%84%E5%8E%9F%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42561"/>
		<updated>2026-05-21T12:54:57Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: /* 代表的な特産品 */&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052101.jpg|400px|thumb|鉄原郡庁]]&lt;br /&gt;
'''鉄原郡'''（チョルォングン、철원군）は[[江原道の料理|江原道]]の北西部に位置する地域。本ページでは鉄原郡の料理、特産品について解説する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域概要 ==&lt;br /&gt;
鉄原郡は[[江原道の料理|江原道]]の北西部に位置する地域。郡の北部は[[北朝鮮の料理|北朝鮮]]との軍事分界線に面し、東部は[[江原道の料理|江原道]]の[[麟蹄郡の料理|麟蹄郡]]、南部は[[江原道の料理|江原道]]の[[洪川郡の料理|洪川郡]]と[[京畿道の料理|京畿道]]の[[抱川市の料理|抱川市]]、西部は[[京畿道の料理|京畿道]]の[[漣川郡の料理|漣川郡]]と接する。鉄原郡の一部は分断された状態で[[北朝鮮の料理|北朝鮮]]にも同名の郡として存在する。人口は4万2256人（2022年12月）&amp;lt;ref&amp;gt;[https://jumin.mois.go.kr/ 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2023年1月10日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 食文化の背景 ==&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な料理 ==&lt;br /&gt;
*メギメウンタン（ナマズの辛い鍋／매기매운탕）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な特産品 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052102.jpg|300px|thumb|鉄原五台米ピンス（かき氷）]]&lt;br /&gt;
*オデサル（五台米／오대쌀）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な酒類・飲料 ==&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 飲食店情報 ==&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;関連サイト&lt;br /&gt;
*[https://www.cwg.go.kr/tour/index.do 철원군 문화관광]&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[https://www.kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[https://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:ちよるおんくんのりようり}}&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:江原道の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
	</entry>
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		<id>https://www.kansyoku-life.com/wiki/index.php?title=%E9%89%84%E5%8E%9F%E9%83%A1%E3%81%AE%E6%96%99%E7%90%86&amp;diff=42560</id>
		<title>鉄原郡の料理</title>
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		<updated>2026-05-21T12:54:45Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: &lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;{{Notice}}&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052101.jpg|400px|thumb|鉄原郡庁]]&lt;br /&gt;
'''鉄原郡'''（チョルォングン、철원군）は[[江原道の料理|江原道]]の北西部に位置する地域。本ページでは鉄原郡の料理、特産品について解説する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 地域概要 ==&lt;br /&gt;
鉄原郡は[[江原道の料理|江原道]]の北西部に位置する地域。郡の北部は[[北朝鮮の料理|北朝鮮]]との軍事分界線に面し、東部は[[江原道の料理|江原道]]の[[麟蹄郡の料理|麟蹄郡]]、南部は[[江原道の料理|江原道]]の[[洪川郡の料理|洪川郡]]と[[京畿道の料理|京畿道]]の[[抱川市の料理|抱川市]]、西部は[[京畿道の料理|京畿道]]の[[漣川郡の料理|漣川郡]]と接する。鉄原郡の一部は分断された状態で[[北朝鮮の料理|北朝鮮]]にも同名の郡として存在する。人口は4万2256人（2022年12月）&amp;lt;ref&amp;gt;[https://jumin.mois.go.kr/ 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2023年1月10日閲覧&amp;lt;/ref&amp;gt;。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 食文化の背景 ==&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な料理 ==&lt;br /&gt;
*メギメウンタン（ナマズの辛い鍋／매기매운탕）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な特産品 ==&lt;br /&gt;
[[ファイル:26052102.jpg|400px|thumb|鉄原五台米ピンス（かき氷）]]&lt;br /&gt;
*オデサル（五台米／오대쌀）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 代表的な酒類・飲料 ==&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 飲食店情報 ==&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== エピソード ==&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 脚注 ==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references /&amp;gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 外部リンク ==&lt;br /&gt;
;関連サイト&lt;br /&gt;
*[https://www.cwg.go.kr/tour/index.do 철원군 문화관광]&lt;br /&gt;
;制作者関連サイト&lt;br /&gt;
*[https://www.kansyoku-life.com/ 韓食生活]（韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト）&lt;br /&gt;
*[https://www.kansyoku-life.com/profile 八田靖史プロフィール]（八田靖史のプロフィール）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
== 関連項目 ==&lt;br /&gt;
{{DEFAULTSORT:ちよるおんくんのりようり}}&lt;br /&gt;
[[Category:韓食ペディア]]&lt;br /&gt;
[[Category:江原道の料理]]&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
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		<title>ファイル:26052108.jpg</title>
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		<updated>2026-05-21T12:53:42Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;Hatta: マッククス。江原道華川郡華川邑下里「新チョニルマッククス（신천일막국수）」にて2026年5月14日撮影。&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;
&lt;div&gt;== 概要 ==&lt;br /&gt;
マッククス。江原道華川郡華川邑下里「新チョニルマッククス（신천일막국수）」にて2026年5月14日撮影。&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Hatta</name></author>
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