「堤川市の料理」の版間の差分

:ヤクチェラク（[[약채락]]）は、薬草料理。堤川市では韓方材のことを薬草（ヤクチョ、약초）と呼び、「薬」になる野「菜」を「楽」しむという意味の造語である。堤川市では薬草料理の振興に力を入れており、市内の専門店では薬草料理をコースに仕立てた[[ハンジョンシク（韓定食／한정식）]]や、薬草を具材に取り入れた[[ピビムパプ（ビビンバ／비빔밥）]]、薬草やキノコを具材とした鍋料理などが提供される。

*;トンシル粉食（덩실분식）★

:1965年創業の3代続くチャプサルトク（大福、[[찹쌀떡]]）専門店。釜炊きの自家製あんこを含め、すべて手作業で作っているのを自慢とする。[[ドノッ（ドーナツ／도넛）|チャプサルドノッ（もち米ドーナツ／찹쌀도넛）]]も有名で、あんこ入りのパンドノッ（パンドーナツ、[[팡도넛]]）と、あんこなしのリンドノッ（リングドーナツ、[[링도넛]]）の2種類がある。

:店舗裏に畑を持つ薬草料理の専門店。韓方材を煎じた汁で炊いた薬草釜飯（[[약초밥]]　※男女別のレシピがあり事前に人数を要連絡）に、たくさんの薬草料理を添えた「堤川薬草パプサン（堤川薬草定食、[[제천약초밥상]]）」を基本のメニューとする。これに牛肉と山菜、キノコを具とした「堤川薬草チェンバン（堤川薬草鍋、[[제천약초쟁반]]）」や、「[[トッカルビ（叩いた牛カルビ焼き／떡갈비）|堤川薬草トッカルビ（堤川薬草ハンバーグ、제천약초떡갈비）]]」を追加するのもよい。[[ソウル市の料理|ソウル市]]の城北区水踰洞（ソンブック スユドン、성북구 수유동）に支店がある。

:マキをくべた大釜で作るソンドゥブ（自家製豆腐、손두부）の専門店。社長の両親がリンゴ農園をしており、看板メニューの[[トゥブジョンゴル（豆腐の鍋／두부전골）|ソンドゥブポソッチョンゴル（自家製豆腐とキノコの鍋、손두부버섯전골）]]はリンゴを煮込んだダシを用いる。[[スンドゥブチゲ（柔らかい豆腐の鍋／순두부찌개）]]や、センソンドゥブ（温豆腐、[[생손두부]]）といった豆腐料理も提供。