「コドゥルペギキムチ(イヌヤクシソウのキムチ/고들빼기김치)」の版間の差分

 
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*名前に関する逸話
 
*名前に関する逸話
:[[全羅南道の料理|全羅南道]][[順天市の料理|順天市]]のケレンイ村は帝釈山(チェソクサン、제석산)のふもとにあり、この山にはイヌヤクシソウの命名に関する逸話が残っている<ref>[https://www.grandculture.net/suncheon/toc/GC07600737 고들빼기김치] 、デジタル順天文化大典、2024年5月7日閲覧</ref>。ある日、観賞用の自然石を採取するために、高氏兄弟、白氏、李氏の4人が帝釈山まで出かけたところ、山の神の怒りに触れたのか道に迷ってしまった。そのまま数日間、自生する野草を食べながら命をつなぎ、ようやく救助されたので、苦味がありながらも味のよい野草を下山の際に持ち帰って植えた。村人たちも好んで食べるようになったが、名前がなかったため、高(고)氏がふたり(둘)、白(백)氏、李(이)氏とつなげて「고둘백이」と呼び、これが変化して現在の「[[고들빼기]]」になったと語られる。
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:コドゥルペギキムチを名産とする[[全羅南道の料理|全羅南道]][[順天市の料理|順天市]]のケレンイ村は帝釈山(チェソクサン、제석산)のふもとにあり、この山にはイヌヤクシソウの命名に関する逸話が残っている<ref>[https://www.grandculture.net/suncheon/toc/GC07600737 고들빼기김치] 、デジタル順天文化大典、2024年5月7日閲覧</ref>。ある日、観賞用の自然石を採取するために、高氏兄弟、白氏、李氏の4人が帝釈山まで出かけたところ、山の神の怒りに触れたのか道に迷ってしまった。そのまま数日間、自生する野草を食べながら命をつなぎ、ようやく救助されたので、苦味がありながらも味のよい野草を下山の際に持ち帰って植えた。村人たちも好んで食べるようになったが、名前がなかったため、高(고)氏がふたり(둘)、白(백)氏、李(이)氏とつなげて「고둘백이」と呼び、これが変化して現在の「[[고들빼기]]」になったと語られる。
  
 
== 脚注 ==
 
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