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− | :1980年5月18日から27日にかけて、光州市の市民らが軍部の弾圧に対して蜂起し民主化を求めた。日本では光州事件とも呼ばれるが、韓国では「5.18民主化運動(5. | + | :1980年5月18日から27日にかけて、光州市の市民らが軍部の弾圧に対して蜂起し民主化を求めた。日本では光州事件とも呼ばれるが、韓国では「5.18民主化運動(5.18민주화운동)」と呼ぶ。1979年10月26日に朴正煕大統領が暗殺された後、同12月12日に全斗煥、盧泰愚らがクーデターで軍部を掌握すると、高まった民主化への期待(ソウルの春)からの反動で学生らのデモが頻発した。これを受けて新軍部は1980年5月17日に戒厳令の拡大措置を実施。翌5月18日には金大中、金泳三といった野党側の政治家を逮捕、軟禁したたことから、民主化を求める勢力からの反発はさらに高まった。同日、光州市の全南大学では登校を禁止した戒厳軍が抗議する学生らに暴行。反発した市民、学生らと激しく衝突するに至り、10日間で200名を超える死者、行方不明者が発生するなど凄惨な事件となった。このとき立ち上がった市民らに、各地で[[チュモッパプ(おにぎり/주먹밥)]]や飲み物が差し入れられたことから、光州市の共同体精神を象徴する料理として地域の代表的な料理として掲げる動きがある。<ref>[https://www.khan.co.kr/local/Gwangju/article/201902212125015 공동체 정신 상징 ‘5·18 주먹밥’ 광주 대표음식으로 만든다] 、京郷新聞(2019年2月21日付記事)、2024年7月8日閲覧</ref> |
== 食文化の背景 == | == 食文化の背景 == |