「タッカルビ(鶏肉の鉄板焼き/닭갈비)」の版間の差分

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=== 1970~80年代 ===
 
=== 1970~80年代 ===
 
;朝鮮日報(1971年)の記事
 
;朝鮮日報(1971年)の記事
:1971年1月14日付の『朝鮮日報(조선일보)』には「カラー風土巡覧 冬の旅人(칼러風土巡覧 겨울 나그네)」という記事が掲載されており、[[江原道の料理|江原道]][[春川市の料理|春川市]]の観光情報がまとめられている。記事内では昭陽湖(ソヤンホ、소양호)の周辺で味わえる料理として、夏のオジュク(魚粥、[[어죽]])が有名だと紹介したうえで、「川風が強い最近は冬の味覚を楽しむほどのものがなく、ただ市内の「タッカルビ店」が盛んに賑わうのみである。朝鮮日報のコラムでだけ大手を振っていると思われた「肋鶏」が、5、6年以来、40~50ヶ所の居酒屋で名前を鳴り響かせるという。 だが、同じ肋鶏でも春川のタッカルビには鶏自体がほぼ丸ごとついてくる。下に練炭の火がついたドラム缶の上に、いくつかにぶつ切りにされたカルビについた鶏(1台60ウォン)のかたまりを炒めても食べ、また炭火で焼いても食べる」(原文4)と述べている<ref>[https://newslibrary.naver.com/viewer/index.naver?articleId=1973101700239105026&editNo=1&printCount=1&publishDate=1973-10-17&officeId=00023&pageNo=5&printNo=16164&publishType=00010 別味珍味 春川「닭갈비」] 、NAVERニュースライブラリー、2023年1月29日閲覧</ref>。この記述から、当時すでにタッカルビが昭陽湖一帯の名物として定着するとともに、炒める調理法のタッカルビが登場していたと推測できる。
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:1971年1月14日付の『朝鮮日報(조선일보)』には「カラー風土巡覧 冬の旅人(칼러風土巡覧 겨울 나그네)」という記事が掲載されており、[[江原道の料理|江原道]][[春川市の料理|春川市]]の観光情報がまとめられている。記事内では昭陽湖(ソヤンホ、소양호)の周辺で味わえる料理として、夏の[[オジュク(魚粥/어죽)]]が有名だと紹介したうえで、「川風が強い最近は冬の味覚を楽しむほどのものがなく、ただ市内の「タッカルビ店」が盛んに賑わうのみである。朝鮮日報のコラムでだけ大手を振っていると思われた「肋鶏」が、5、6年以来、40~50ヶ所の居酒屋で名前を鳴り響かせるという。 だが、同じ肋鶏でも春川のタッカルビには鶏自体がほぼ丸ごとついてくる。下に練炭の火がついたドラム缶の上に、いくつかにぶつ切りにされたカルビについた鶏(1台60ウォン)のかたまりを炒めても食べ、また炭火で焼いても食べる」(原文4)と述べている<ref>[https://newslibrary.naver.com/viewer/index.naver?articleId=1973101700239105026&editNo=1&printCount=1&publishDate=1973-10-17&officeId=00023&pageNo=5&printNo=16164&publishType=00010 別味珍味 春川「닭갈비」] 、NAVERニュースライブラリー、2023年1月29日閲覧</ref>。この記述から、当時すでにタッカルビが昭陽湖一帯の名物として定着するとともに、炒める調理法のタッカルビが登場していたと推測できる。
  
 
:【原文4】「강바람이 세찬 요즘에는 겨울의 味覚을 즐길만한 것이 없고 다만 시내의 「닭갈비집」이 한창 흥청거릴 뿐이다. 朝鮮日報 칼럼에서만 활개를 치는 줄 알았던「鶏肋」이 5, 6년이래 40~50군데의 대폿집에서 마구 이름을 떨친다고 한다. 하지만 같은 鶏肋이라도 春川의 닭갈비에는 닭자체가 거의 통째로 붙어 나온다. 밑으로 연탄불이 피워진 드럼통 바닥에 몇 갠가로 토막쳐져 갈비에 붙은 닭(한대에 60원)덩이를 볶아도 먹고, 또 숯불에 구워도 먹는다.」
 
:【原文4】「강바람이 세찬 요즘에는 겨울의 味覚을 즐길만한 것이 없고 다만 시내의 「닭갈비집」이 한창 흥청거릴 뿐이다. 朝鮮日報 칼럼에서만 활개를 치는 줄 알았던「鶏肋」이 5, 6년이래 40~50군데의 대폿집에서 마구 이름을 떨친다고 한다. 하지만 같은 鶏肋이라도 春川의 닭갈비에는 닭자체가 거의 통째로 붙어 나온다. 밑으로 연탄불이 피워진 드럼통 바닥에 몇 갠가로 토막쳐져 갈비에 붙은 닭(한대에 60원)덩이를 볶아도 먹고, 또 숯불에 구워도 먹는다.」
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